詰将棋は高段なるまでは3手5手だけでいいと
指導人数が少ない内は真剣に思っていた
自分がそうだったしね

ので、7手9手までやる前に他にやることあるだろうと以前は思っていたが
それが間違いだったと気付いてきているね

自分が3手5手+感想戦・一人検討で高段キープまで行けたのは
中盤型で思い切りのいい攻め、半分無謀の踏込という長所があって
それで一気に持って行くから終盤、特に詰み関係が甘いという欠点をカバーしてたせいだと気付く

なら、7手9手とどんどん手数増やして行ってめげない詰将棋親和力のある人は
読みの精度・速度が武器になるんだからそういうのに
自分流の気合と感覚で先は見えてないけどこの筋に突っ込んだらいけるはずという踏込を
教えようとしても身に付くはずがないし説明が理解できないんだと思ったんだね
詰将棋得意は短手数手筋をイッパイ覚えて、数手先まで確実に読めるというのを活かすべきであった
同様に序盤の体系化に明るい者、終盤の食い付きのみで逆転に賭ける者
スタイルに合わせた指導が、24高段、奨励会級、までは特に有効なんだと思ったねえ

(その先は全く別の話になるんだそうだが…)