[二枚落]　銀多伝と二歩突切りの良さを説明して

**名無し名人** · 2018/12/12(水) 03:07:43.59

何故、平手では絶対に出現しない陣形で指さないといけないのでしょうか。

六枚落ちや四枚落ちの定跡は、数の攻めという明確なコンセプトがありますが
２枚落ちにはそれが感じられません。

銀多伝と二歩突切りの良さを論理的に説明してください

**名無し名人** · 2018/12/12(水) 08:34:22.37

相手のやりたいことをやらせず、初形より差を付けるという考え方を身につけるためです。
二枚落ちからさらに金銀二枚落としたような戦いが可能になります。
また、凝り型壁型を相手にせずという平手での大事な考え方も身につきます

これを阻止することが理論上不可能なためどんなにコンピューターが強くなっても二枚では人間に勝てません。
55歩止め以外は金銀二枚釘付けを阻止できません。
そして55歩止めははさみ銀でゴキゲン中飛車対策のような平手の勉強になる下手必勝法があります。
全く平手で出てこないわけではありません

**名無し名人** · 2018/12/12(水) 08:41:35.56

なお余談ですが初手32金76歩22銀から34歩を突きに行き釘付けを防ぐ手法もあります
これには２つの対策があります
１、普通に46歩から矢倉を阻止しに行き袖飛車で潰す（正確に指せば潰れます）
２、66歩または75歩から今度は右辺を釘付けにする
お薦めは２で上手は通常形より中央が薄くなり苦戦を強いられます

**名無し名人** · 2018/12/12(水) 13:06:45.86

**名無し名人** · 2018/12/12(水) 13:36:23.83

2枚落ちの開始数手を考え出した人は天才って、先崎の駒落ちの話に書いてたね
相手に酷い陣形を強要し、自分は良形を構築する、平手でも役に立つ考えなんじゃね？

**名無し名人** · 2018/12/13(木) 08:47:30.52

定跡の意味と考え方が理解できず説明に納得がいかない>>1であった