順位がほとんど同じ棋士は次の17棋士
渡辺明  1→1
豊島将之 2→2
羽生善治 5→3
藤井聡太 3→4
広瀬章人 6→5
菅井竜也 9→10
糸谷哲郎 12→13
三浦弘行 17→19
佐藤康光 21→21
増田康弘 20→22
橋本祟載 36→36
佐々木勇気39→41
澤田真吾 49→49
西田拓也 51→51
船江恒平 55→56
大石直嗣 57→59
千葉幸生 59→60

特に換算レート上位10棋士のうち6棋士がEloレート順位とほぼ同じ順位になっているのは極めて意義深い
一致率が強さの指標として機能することを十二分に証明している
そして注目は羽生の一致率の78%
これは七冠時の羽生の一致率とまったく遜色がない
つまり1995年は、平均一致率78%あれば七冠を獲れたということだ
1995年はA級棋士で平均一致率が78%の棋士は羽生しかいなかったのだ
1995年に羽生に次いでレート2位だった谷川の一致率が75%
この谷川の一致率は今のA級棋士の中では渡辺、豊島、羽生、糸谷に次いで高いから今のレベルでも谷川は強かった
谷川が羽生の最大のライバルだった1995年との違いは、2019年は羽生の78%を超える一致率を出しているA級棋士が二人もいることだ
今のほうが、羽生(78%)と谷川(75%)の争いだった1995年よりタイトル争いのレベルが高いということになる