羽生の初タイトル=19歳での竜王
羽生最後のタイトル=47歳での竜王

この期間に開催されたタイトル戦の回数 203回

羽生は19歳から47歳まで
タイトル戦203回中 99期獲得(獲得率48% 名人9)


19歳から47歳までに開催されたタイトル戦の回数

中原 タイトル戦200回 (うち64期獲得 獲得率32% 名人15)
大山 タイトル戦91回 (うち63期獲得 獲得率69% 名人17)

大山時代は戦争や低段のため名人挑戦可能性が消滅したりした時期や(今の順位戦A級以外のようなもの)
名人だと九段戦(現・竜王戦)に出場できないルールがある期間があり
実際に出場可能なタイトル戦の数は91回よりさらに少ないです。
(86回が、正しい。86回中63期で獲得率73%がより正確です。)

19歳から47歳まで、羽生は大山よりも112回(117回)タイトル獲得チャンスが多かった。
そのアドバンテージがあった上で、19期だけ多い。名人は半分。

中原とはほぼ似たような条件で、羽生のタイトルが35期多く、名人は6期少ない。
中原は特に40代では衰え活躍がほぼなく、この時代に年タイトル8回時代となっていますが
このチャンスをあまり生かせていません。
羽生は若い20代前半までに年タイトル8回時代があり、このチャンスをうまく生かせています。

大山が別格で、その下に中原と羽生。
中原羽生の優劣は、質が好みなら中原(名人15 十段11 王座6棋王1など 総数64)、
量が好みなら羽生(名人9 竜王7 王座24 など 総数99)ということになるでしょう。