私も当然、渡辺棋士は処分されるべきだと思います。
この件について、「処分される法的根拠がない」と何度も何度も、
何とかの一つ覚えのように繰り返している反論がありますが、滑稽でなりません。

確かに、渡辺明の行為を法律的な罪に問えないのは仕方がないかもしれません。
しかし、だからといって連盟が渡辺明の行為を放置しておいてよいのかというと、それは全く別次元の問題です。

もともと三浦九段は法律的な罪に問われるような行為はしていません。
問題になった疑惑そのものの内容さえ、法律に接触するようなものではないのは明らかです。
たとえ仮に、スマホを用いたという事実が判明していたとしても、法律的には罪を問えないと思います。
しかし、もしもスマホを実際に使用したということになれば、連盟が三浦九段を処分したことに関して
文句を言う人はほとんどいなくなるでしょう。
そういう意味では、法律はまったく関係ないのです。

(間違っては困りますが、三浦九段の疑惑自体は誰かの悪質な捏造であり、
疑われるような行為そのものが存在していなかったことが、多くの公開された資料で判明しています。
したがって証拠はなかったが疑惑は残ったというような言い方はしっかりと資料を調べていない人の誤りです。念のため)

ましてや、法律用語を振りかざして法的根拠云々と言っている人がいう、
三浦九段の処分の正当性が「休場届を出さなかったから」とはどういうことでしょう。
休場するとは言っていないと三浦九段は主張していますし、仮に集団の力で一時的にそう言わされたとしても、
休場届を出さないのはその時点における三浦九段の意志表明であり、処分の対象になる事項だとはとても思えません。
ましてや法的根拠など何一つとしてありません。

したがって、渡辺棋士の行為が法律的には罪を問われないから連盟も処分もできないというのは、まったく筋が通らない話です。
上に述べた議論から明らかなように、この件で法律がどうのこうのということ自体が滑稽なのです。
連盟の一員として処分に値する行為があれば処分を受けて当然なのです。

渡辺棋士はそれこそ永久追放にしてもよいくらいの行為をしていると思うのは私だけではないでしょう。