ついでにこれも
連盟は尻拭いの為に恐ろしい費用使ってるんやね
まさか1億コースとは思ってなかったわ

慰謝料の額

和解会見では、三浦九段への慰謝料の金額は非公表とされました。しかしおおよその額は推測がつきます。

というのも、日本将棋連盟の「平成28年度正味財産増減計算書」(一般企業でいう損益計算書に当たるものですね)には、
経常外費用の中に「電子機器問題に関する諸費用」として、101,870,601円が計上されています。
第三者委員会への報酬等も含めた額であるわけですが、これらの費用の額が切りの悪い187万円を下回らないまでも、それほど大きく超えるとも思えません。

結局、三浦九段への慰謝料の額は1億円程度であろうか、ということになりそうです。そのうちいくらかが弁護士費用として支払われるのでしょう。
https://www.shogi.or.jp/about/doc/28_shoumi.pdf


これは竜王戦の優勝賞金(4320万円)の倍以上になります。得られるはずだった賞金や対局料と精神的苦痛に対する慰謝料とを合算すれば妥当な額と言えそうです。
値切られていないかと心配だったので安心しました。三浦九段の師匠である西村一義九段は「慰謝料は1億円でもおかしくない」と主張したそうですが、
西村九段の主張が全面的に受け入られた形と言えそうです。和解会見で佐藤康光会長がしつこいくらいに言っていた「円満解決」の言葉に偽りはないと感じました。

しかし三浦九段にとっては竜王戦の挑戦権のほうが1億円よりも大切であったであろうということを忘れてはいけないと思います。