>>216の続き
不利なときに最善を続けるのは難しい
勝ち筋がないから最善は一つでない
最善が一つでないのに最善を指すというのは禅問答のようだが、それができる棋士こそ最強棋士になれる
形勢不利な側をもって指すことは研究範囲にないから形勢不利な局面ほど地力が出る
地力で一番まさっているのはAIだから地力がある棋士ほどAIに近い棋士と言える

――この人の粘りを参考にしたいな、という棋士はいますか?

「いえ。すごいと思うのはコンピュータの粘りです。コンピュータだから当然なんですが、悪くなっても心が折れずにその局面での最善手をひたすら続けていくので」
(増田康宏)

「好きな棋士というか、大山さん(康晴十五世名人)の棋譜が好きです。受けが強くて崩れないところを見習いたいです」
(山下数毅初段)