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Q(東京新聞・C) 結論としては「不正の証拠はない」という言い方だが、文章を読むと、限りなく白に近いグレーなのかなという印象を受けたが、あえてこういう書き方をしたのか。
 但木委員長 これは担当者が法律家だったことが原因していると思う。正確に言えば、過去の事実について真っ白であるという証明は「悪魔の証明」と言ってできない。だから過去、何か不正なことがあったと言われている、指摘されている事項を1つ1つ検討していって、結局どれもこれもスマホの使用あるいはソフトの不正使用を疑わせる証拠としての信用力はない、全部つぶして、だけれども、それ以外「真っ白だ」と言うことは正確ではないだろうと思う。
 Q 委員のみなさんも白に近いという意味での文章と考えていいのか。
 但木委員長 うーん、そこはみなさんがお取りになってくださいと言うしかない。我々としては、提示されている疑惑については全部検討してみた、しかしその1つ1つがスマホの不正使用等を認めるに足りるような証拠力は到底ありませんでしたという結論。

Q(毎日新聞・A) 調査委員会が設置されて約2か月、さまざま調べたことを概要で拝見したが、調査手法、調査期間は十分だったと自負されているか。
 但木委員長 私どもとしては指摘された疑惑について、できるだけのことはやれたと、多分これ以上の解析をするのは、やっても同じ結果ではないかと思っている。確かに限られた期間だが、かなりきちっとした調査はやれたように思う。