【悲の器】高橋和巳2【邪宗門】
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戦後文学を代表する作家、高橋和巳。
『悲の器』『邪宗門』『我が心は石にあらず』『堕落』等々、
数々の傑作を生み出してきた孤高天才について語りましょう。
前スレ
【我が心は】高橋和巳【石にあらず】
http://mimizun.com/log/2ch/book/1099483611/
古文・漢文板にあった過去スレ
高橋和己は漢学者だったか?
http://mimizun.com/log/2ch/kobun/1062691122/ >>41
>吉本隆明には、インテリの大衆小説と言われたり
吉本と高橋和巳は、まったく違った道を歩んだ
高橋和巳は、道半ばにして逝ってしまったがね
吉本に高橋和巳文学の意味は解るはずもない
これから、高橋和巳文学に宿る魂が復活するよ(笑) 『我が心は石にあらず』
大体八割ほど読み進んだけど、
小林多喜二の『蟹工船』よりも「リアル」だと感じる。
でも何年か前に流行したのは『蟹工船』のほうなんだわな。
自分は40歳くらいで、就職時期がギリギリ就職氷河期と重ならなかったからだろうか。
もしかして70年代後半生まれだと、
高橋和巳の小説ってブチ切れるくらい腹立たしいものなのかもしれない。 『我が心は石にあらず』読了。
ストライキ突入後の展開って、果たして良いんだろうか?
『邪宗門』の最終盤でも、
地域を制圧したりダムでダイナマイト抱えて自爆とか冗談かと思ったもんな。 疲れると読む気になれない
無理してでも学生時代に読破しとけばよかった 私が高校生の頃,既に学生運動は沈静化していたが,
高度成長も終わり成長できない鬱屈感が世間に蔓延していたのか,
新潮社が高橋和巳の著書を10冊以上文庫化した。
最初に読んだのが「悲の器」,その後「我が心は石に非ず」「憂鬱なる党派」
「人間にとって」「捨子物語」「日本の悪霊」「散華」を立て続けに読み
政治・思想・宗教・人の内面を言葉で紡ぎ,文学を通して人生を考えるという
良く(悪く?)いえば「文学の毒」に触れた経験だった。
その後朝日文庫で畢生の大作「邪宗門」を読んだが,主人公千葉潔と
その発展・壊滅を共にする宗教法人の,内側からの視点・外側からの視点を
織り交ぜながらの描写は,個人と組織を重層させて正に圧巻であろう。
昔は(純)文学者といえば「人生如何に生くべきか」を追求しつつ
大きなテーマを題材にした真摯な求道者というイメージだったが
三島・高橋を最後に(所謂)純文学は廃れてしまったのかな。
高橋は左翼思想の毒をあおって,それは,無惨な死に方をし破滅していく,
その登場人物のように(思想に)殉死してしまった人。
また三島もその思想に殉じて割腹自殺してしまったが,夏目漱石の「心」の先生も
書いていた様に。その理由は結局今(個人の生命・利益・権利を尊重する民主主義社会)を
生きる我々には心底わからないかもしれない。 < 個人の生命・利益・権利を尊重する民主主義社会
純文学の在り方が問われている時代だと思う 『わが解体』を読んでいる。誰か読んでいる奴いるか? 読売の朝刊だな
「小説は下手だがエネルギーがあった」みたいな捻くれたほめ方だったw 何年ぶりかで書き込むよ。
いま、『わが解体』を読み直した。川西政明の『高橋和巳評伝』を横に置いて、
豊田善次の『高橋和巳の回想』を思い出しつつだったので、反戦学同時代(京大の学生時代)
の雰囲気もよくわかったような気がした。
このところ、吉本隆明の共産党批判の論考をいくつか読んでいたが、高橋の左翼運動(新左翼・全共闘)への
まなざしのほうが、はるかに度量があるというか奥行きがあるね。高橋の懊悩にくらべれば、
吉本なんてその場その場で思想的立場を使い分けてるとしか思えん。
※慎太郎については、へたくそな小説も書けなくなったお前が言うなよ、だなww
わが解体かぁ。竹内好が作品集の解説で清官教授の件について書いてたな。
批判的とも取れるが、あれはあれでイイ解説だった。吉本の邪宗門の解説はダメだったな。
全然関係ない事ばかり書きやがって。
同じ作品集の捨子物語の秋山駿の解説、これも全然関係ないこと書いてやがる。
しかしこれは素晴らしいものだった。 高橋の全共闘に対する評価も、当時としてはそれなりに切実な問題を含んでいたのだろうが
今読めば単なる買い被りでしかないわ。 もし現在も存命していたら
右急旋回して保守派の論客になっていた気がする。 全共闘世代のおばさんと高橋和己の話題でもりあがったことがある。
おばさんは、「和己、和己」と嬉しそうに話していた。
学生時代のアイドルだったそうだ。 悲の器:超生臭エンタテイメント。長身痩躯、几帳面だけど風呂嫌い、
洗濯、着替え嫌い、ポマードの臭いが枕カバーにベッタリみたいな
正木典膳が嫌な奴1で、安心して読めます。典膳の他人に
対する冷酷な視線、女性への嗅覚がキモい+変態でたまりません。
言ってる事、やってる事の乖離もええ味出してます。米山みきとH、
栗谷清子との清純デート。断罪されたら、逆ギレ+屁理屈攻撃。
生理特有の酸っぱい臭いを振りまきながら…とか
調停委員の、ひらひらブラウス着たおばはんが腋臭、
奥さんの病室のがん患者特有の臭いが…とか
女性の体臭、化粧臭の描写がむうっと押し寄せて思わず窓開けました。
な〜んか素人童貞くさいような。この時もう結婚済だったのかな。
大大好きなのは、息子の茂。東北大(多分)出の農学修士。(・∀・)イイネ!!
落ち着いてて、大人で世の中分かってて。母親の葬式の後、父子の
会話が大好き。怒る典膳。茂がいるからこの小説好きなのです。
☆脳内で映画化、ドラマ化…
正木典膳:石橋蓮司、ダイエットした山形勲。
米山みき:市原悦子!!
栗谷清子:鶴田真由or中谷美紀
栗谷清子の父:中村竹弥
正木 茂:佐藤浩市!!
学長:曾我廼家明蝶
学内自治会副委員長:伊勢谷友介
妹尾助手:中川礼二
後の配役:テキトー。他キャスティングお教え下さい。 小説家として、あれほど鋭い人間観察眼を持っていた人が、
目の前で起こっている新左翼運動について、なんであれほど甘っちょろい視点しか
持ち得なかったのか不思議だ。 >>67 傍観者でなく明確にコミットしている自覚があったからだろ。生きることは賭けることだ。 甘さと言いきってしまってもいい優しさと生真面目さが
この人の小説を支えている土台になっていて、
そこがこの人の小説の魅力になっていると思う。
長生きしていたら、苦しみながらも、
自らの生真面目さに後押しされて、自分の評論活動をも俯瞰した
20世紀左翼運動の歴史小説を書いただろうに残念だ。
どんな出来であろうと読んでみたかった。 『邪宗門』の連載が始まった時点では、全共闘運動も始まってないが、
その行き着く先が「自滅」以外の何物でもないことに、
この時すでに気がついていたのではないか、という気もする。今読むと。
そこまで分かった上で伴走者やってたんだろうか。 高橋和巳の作品で後の全共闘運動を予告するものとしては、むしろ「悲の器」をあげるひともいる。自分も同感だ。 学生時代にやったハンストで、既にもう自滅的傾向が出てる。 しかし他面、酒に酔って他人様の自転車を無断で拝借して逮捕留置されるという茶目っ気もあった。 『邪宗門』で一番えぐいのは、あの天皇陛下万歳三唱のシーンだと思うんだが、
モデルがあるんだろうか。
いかにも実際にあったっぽいシーンだけど。 寒くなってきて自分としては毎年恒例の<和巳シーズン>突入です(苦笑)。 でも全共闘運動というのは、一応「勝とう」と思って戦っていたわけでしょ?
それが、あんな敗北して憂鬱になるような小説ばっかり書いてる人を読んで、
しかも「自分たちに重ね合わせて」読んだりしてたら、
勝てるものも勝てなくなるという気がするんだが。 自己陶酔と罵倒されるのを覚悟はしているのだが、知識人および知識人たろうとする者の矜持と諦念半ば。 >>76
健さんの任侠ものも人気だったというからねえ。
安田講堂以後は、もう滅びるしかなかったわけでしょ?
「自分が倒れても、その後に続く人が」風の認知の歪みでごまかして。
そして進軍する時よりも、撤退する時にこそ、その人の人格が問われるわけだが、
高橋はそこを見せることなく死んでしまった。 『邪宗門』は確かに暗いし結末は救いようがないが、
それでも「三代目教主」が、自分は神を信じていないことを自覚し
その上で事を起こしたという責任を、きちんと受け止めているから、
読後感も割とさわやかだし、エンターテイメント小説として成り立っている。
現実の運動のほうは……。 筒井康隆もなんか書いてたな。
国家権力に対する絶望的な反抗の物語はそれだけで面白い。 「憂鬱なる党派」のなかの、西村が日浦の勤務先を訪ねて再会する場面で、なぜか大きなミミズ登場。気持ちワルいことこの上ない。もしかして、まさかの性的暗喩?!女性読者をまったく想定してないといつもおもう。とは言え、自分は男。好きだなあ。 「憂鬱なる党派」はノーパン女とか日浦のパンチラなど微エロ描写が結構ある。 >>82 井上光晴は、高橋文学について「観念の書き割り」である旨の批判を浴びせましたが、たしかに、「性」的な表現は唐突に過ぎて戯画的と言わざるをえません。野間宏と比べれば圧倒的に貧しい。あの世で埴谷さんの超弩級エロ話を聞いて進歩してるかな? 「売上部数」という観点のみから言えば、ライバル高橋和巳の早逝は大江健三郎にとってプラスだったろうな。(下衆だなあと思うが、怒らずに下衆も文学に含んでね) てか高橋が生きてても死んでてもそんなに部数には関係ないだろ
下衆とかじゃなくて単純に頭が悪い >>86 羨ましいなあ。恵まれた住環境を獲得されているのですね。貧乏人にとって新たな書籍の購入は、別の書籍の廃棄ですよ。正直悩みます。 赤軍派との座談会、全集にも収録されているんで読んだんだが、
なんかもう「無惨」の一語だわ。 「我が心は石にあらず」に左派の選挙における無力さ加減についての耳に痛い記述があるね。リアルだ。 だからといって赤軍派の武装闘争なんか支持するかぁ? 「支持する」は言い過ぎ。「理解を示す」といったところか。
それでも痛恨事であることには変わりはないけど。 「共産同関西派」=「赤軍派」よりも「ジャイナ教」がよりラディカルではないか? 日本でも革命が起きると本気で信じていた時期もあるんじゃないの?
友人の追悼によるとどっちだと思うか聞いてきて、
起きないと答えたらかなり食い下がったということだから。
聞いた時期にはもう疑心暗鬼なんだろうけども。 「遥かなる美の国」という発想とか、埴谷さんの影響のジャイナ教とか、日本浪漫派ゆずりのイロニーとしての政治、支配を無くすための政治を信じるしかなかったひとだからね。「革命」といっても、具体性のある破壊→建設の構想があるわけでもなく・・・・・・。 高村薫なんかは近いと思うけどどうかな。まあ単純に俺の好きな作家ワン・ツーというだけの理由だが。 高橋和巳の妻の高橋たか子の葬式の喪主である鈴木喜久男は
たか子の実質的な夫だろ?
ずっと前から、鈴木喜久男と一緒に暮らしてたとしても、この女は
高橋の姓を終生、捨てられなかったんだなw
高橋和巳の生前は食事の時の所作をキモイト思い、彼の死後は悪口を
書き、愛人も出来たのに、終生、高橋姓のままw 作家の高橋たか子さん死去 「誘惑者」で泉鏡花賞
小説「誘惑者」などで知られる作家の高橋たか子(本名和子=たかこ)さんが12日午前9時、
心不全のため神奈川県茅ケ崎市の福祉施設で死去した。81歳。
京都市出身。葬儀・告別式は近親者で済ませた。
京都大の仏文科を卒業直後、作家の高橋和巳と結婚。小説の清書や口述筆記で夫を助けた。
夫が亡くなる前後から、自身の創作活動を本格化させた。
女子学生による自殺ほう助事件を題材に女性の魔性を描いた「誘惑者」は泉鏡花賞を受賞。
執筆中の1975年、洗礼を受けてカトリックの道へ。
読売文学賞や女流文学賞、川端康成文学賞も受賞。アンリ・カファレルらの著作の翻訳も手掛けた。
死去した高橋たか子さん
http://img.47news.jp/PN/201307/PN2013071801001093.-.-.CI0003.jpg
47NEWS(よんななニュース) 2013/07/18 14:07 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201307/CN2013071801001083.html 親父の友人(京大や東大に受かりながら何故か植木職人をしてた変わり者)が亡くなったんだけど、その人から借りてた邪宗門をようやく読破した。
正直、何故この人が今のこの評価なのだろう、と疑問に思う。確かに最後の武力蜂起あたりはバトルロワイヤルの人にでも書かせた方がもっと練り込んだ内容に出来るかもしれないけど笑
文体も、数多い多くの思想、人物、概念をぞんざいにしない丁寧さも、残酷な描写だけに終わらない奥深さも、驚くほど優れてると思った。
あえて批判するならあとがきで本人が言う通り、この小説は思考実験であるっていうのが分かるくらい人物たちが人物離れした駒に感じられることかな?(モデルがいるらしい開祖と二代目はあまりそう感じなかった)
あ、一気に読んだ興奮のあまり長々と失礼しました。 >>101
高橋和巳の悪口なんて殆ど書いてない。
悪口を書いたと思っている人間が多いのが不思議。 >>101
一緒に暮らしていたと言っても、妻や子供も一緒でしょ。
本人はフランスに行って不在なことも多いから管理人みたいなものでは。
まあ高橋に翻訳家助手として師事していた学生の頃はいろいろあったんだろうけど。 たか子の方が小説はうまいと思う。
年齢を考えたら当たり前だけど。
和巳も長生きしていれば... >>106
誰と誰が一緒に暮らしてたの?
誰の妻や子供なの?
それが良く分からないから、意味が通じない。
文学板の殆どのレスに言えることだけど主語がはっきりしない。
だから、俺は日本人と日本語が嫌いなんだ。 鈴木昌だよ。省略したら>>101に出てる人に決まってるでしょ。
とまたわかりにくく書いてしまった。
ちなみにラテン語系も主語は省ける。 >>105
吉本隆明の奥さん評が元かもしれないね。
吉本には男女の機微はわからないから、奥さんの和巳評がただの悪口に思えたんだろう。
本当は、ものすごく強い繋がりを持った夫婦だったと思うよ。 高橋和巳の才能に驚嘆してたから、
自分は家で小説を書く高橋和巳の代わりに稼いでいても苦にならなかったと言ってるね。
高橋たか子にも小説を書くことを薦めて、凄く褒めたことも感謝していたようだし。
高橋たか子が小説を発表したのは高橋和巳の死後だけど、学生の頃から高橋たか子も書いていたらしい。
夫婦で二人とも才能があって素晴らしい。
ちなみに彼らと同世代の知人も高橋たか子は怖い人だと言っていた。
高橋和巳の闘病日記というか高橋たか子の看病日記が冷静過ぎて怖いって。
あと、高橋たか子が給料袋を机の上に置いたら、
何も言わずにむんずとそれを掴んで温泉に行ってしまったこと、
こういうのを書くことが悪口だと感じている人も多いみたい。
けど高橋たか子の高橋和巳の実家の評はかなりおもしろくて、
それを読んでから高橋和巳の小説の読み方が少し変わった。 ぬるま湯みたいに生暖かい家族ってやつね。
高橋和巳ってピリピリした感じの人と最初の頃は思っていたけども。 高橋和己は今宮中学の出身だが、折口信夫は時代も学制も違う?が、
今宮中学の教師をしていた時代がある。
今宮中学や、現代の今宮高校が大阪でどういう位置にいるのかを
見なければ、折口や高橋の人懐こさは分からないかもな。
今宮高校出身ていうと、大阪の中流糞ガキは馬鹿にするんだよ。
中上健次にも同様の?人懐こさがあっただろ? 復刊されるようだね。
気づいたら電子書籍にもなってた。 >>119
厚いから、電子書籍は助かるよね。
買おうか買うまいか、迷うね。 河出文庫で復刊してた。さっそく買った。
佐藤優が解説してる。佐藤が引用している千葉潔の大見サトとのやり取り。
「・・・そこに癌を作り、自分で勝手に大きくなって、ひょいと気づいたら、
癌を身体いっぱいに転移させて命とりになってるというようにすることです。
しれしかない」は佐藤が称賛する池田大作の「総体革命」じゃないか?と
思った。 邪宗門は映画になってもよさそうだけどね。
もうなってるの? レッド・パージ!!!
https://www.youtube.com/watch?v=ckXMvrFlmKY
「自己を無辜の位置におき、他者の矛盾や不義を糾弾することによって、
自己があたかもその悪から免かれているとみなす発想は文学にはない。」
(高橋和巳『わが解体』より) 高橋たか子の『装いせよ、わが魂よ』を読み始めた。
高橋和巳のものは『我が心は石にあらず』と『悲の器』を読んだ。 高橋たか子の文体いいね。しっくりくる。
ノサックを思い出した。 今日、
東京電機大学中学校生の息子が本屋で万引きをして警察のお世話になりました。早くアトラス調布へ帰宅して、
親である私慎太郎が住友商事で学んだ事やアトラス調布に越して来てからの中出しの失敗談でもします。
亮介が万引きしてしまった行動はいけないことですが、
私も娘を日常的に強姦し桐光学園中学校で妊娠したことが分かると中絶を強要。 高橋和巳・たか子の著作権管理者があの東大院卒AV女優のお父上だとは知らなんだ >>129
血縁はないです
学生時代に習作を郵送したのがきっかけで、高橋たか子宅に出入りして共同翻訳などしていたようですよ
いまも鎌倉のその家に在住してます
鈴木晶氏は >>130
ありがとう。
「鎌倉のその家」というのは、高橋たか子の家という意味ですか? >>132
遅レスに即レスおそれ入ります
鎌倉二階堂付近にある黒川紀章設計で瀟洒な高橋たか子宅(高橋和巳没後建設)に、鈴木晶氏はお住まいだと思います
二人の関係の詳細はこちらで
http://shosbar.blog.so-net.ne.jp/2013-08-06 >>133
ありがとう。
とても面白かった。
鈴木晶という人の、高橋たか子は「自分の好きなように生きたといえないこともない」という感想に、妙に納得してしまった。 いろいろと難癖をつけて芥川賞の選考委員を辞めたときの石原慎太郎。 インタビューで「良い作家と思うのは誰か」との質問には「高橋和巳」と即答していた。 あの御仁、たまーにこういうことを言うのである。
というTwitterを見かけたんだが、ソースがない 石原も基本的に戦後派の系列だから
南博ゼミ出身で作品にもマルクーゼあたりの影響が窺える
ただ、そういう社会思想に感化された小説が乱造された結果が
「馬鹿ばっかり」という現状なんだけどね >>140
社会思想に感化された作家は、馬鹿なの? >>52>>55に石原が褒めてたって話が
ソースにはなってないが、
石原が爺になっても忘れられないぐらいには刺さる作家だったんだね 石原なんかに小説が下手とか言われたくないわ
瀬戸内寂聴に真面目に小説書きなさいと言われてしゅんとなってたのは面白かった ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています