西村賢太 22
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群像1月号(講談社)短編
文學界1月号(文藝春秋)短編 夢魔去りぬ (講談社文庫)
発売日: 2018年01月17日
著者/編集: 西村 賢太
出版社: 講談社
発行形態: 文庫
ページ数: 192p
ISBNコード: 9784062938150 群像の短編なんて読むの?へいそうやきょく?
伊坂幸太郎や瀬戸内寂聴のタイトルには振りがな振ってあるのに賢太のは無い
内容は青果市場夜勤+家賃滞納+アパート住人との喧嘩で面白かった 単行本「痴者の食卓」(新潮社)が文庫化にあたり改題されたもの。中身は同じ。
タイトル変更、追加は西村作品ではよくある事。
でも新潮社で出版された単行本が講談社で文庫化されるのは恐らく初かと。 西村の1個前に芥川賞受賞した作家が急性肺炎で死去。42歳。
合掌。 文庫新作読んだけど劣化してるな。芥川取る前の作品と比べると面白くないわ >>10
検索したら見覚えのあるような顔でああ、実家がラブホテルだかの人だっけ?くらいな印象だが
それは別人だろうな >>12
フィクションを混ぜてるから
ネタが尽きることは無いって感じのことインタビューで言ってた 私小説作家はいわゆる破滅型で早死にが基本だけど、例外的に意地汚く長生きして生き恥をさらすのもまた私小説。
賢太はどっちもギリ可能な私小説作家のサラブレッド そんな喧嘩するほど出版社とうまくやっていけないような世界か…
バラいろダンディでも怒って辞めたしそういう人だとあきらめる 賢太の作品を一番文庫で出しているのが、新潮だから
この作品に限って文庫化しないのはおかしいよ。
いよいよ来るべき時が来たってことじゃないかな。
「一私小説書きの日乗」を読むと新潮の編集長とは、
すでにお互いに不倶戴天の敵となって久しい。
文庫の担当部署とももめていた。
そこを何とか担当編集が取り持つ状況が続いている。
(もっともその担当編集者ともときどきもめ事を起こすのは、西村賢太のお約束)
「一私小説書き〜」を読むたびにこの担当がいなくなったら、どうなるのかと
ハラハラしていたんだよね。 >>29
「一私小説書きの日乗」を読むと以下の通り。
・編集長 数年前の発言「もう国外から才能を発掘するしかない……」が原因で
文学の分からないやつ視されて、ぼろクソにこき下ろされている。
信濃路では、担当編集を相手に編集長の悪口大会が開催される模様。
(ただししゃべるのは西村氏のみらしい)
・文庫担当者 事務処理上の不手際(?)が原因らしい。
出版社から西村氏に送られた自著の帯だか何がちょっとずれてたとか
些細なことが原因らしい。
保存用の自著にはかなりのこだわりがあって妥協できないらしい。
まあ詳しくは「一私小説書きの〜」を読んでみてくれ。 >>30
それは読んだよ。それを小説で書いてほしいんだ
だいたい私小説書けるんだから日記いるかなとも思う
ネタのあらすじっぽいのもあるし。まあ日記は出たら読んでしまうけど いやしかし、単なる日記のみで読者の興味を引き続けられる作家なんてそんなにいないだろ。
もちろん賢太の日記もニッチだけど、ある程度まで確実に期待できる読者層があるから今でも続いてるんだろうし。
その内容を小説に昇華するにはそこそこ時間が必要じゃね? あんまメディアに出ない作家だったらこうは行かなかったとは思うけど
日記自体あんまり面白くないんだよな・・・。それでもつい読んでしまうw 新刊読了
タイトルになった夜更けの川に落ち葉は流れてはよかったけど、他の二編はあきたりない感じだったな
特に、青痰麺はいまいち
もう少し展開して欲しかったな >>30
文庫担当者の人は初めの頃はいつもセイロ1枚しか食べないって弄ってたのに最終的に名前すら出なくなってビビる >>31>>33
日記は金になるんや
誰でもええ暮らししたいやろ
小説に使いまわしても問題ないしな 何気に人生の成功者だよな
芥川賞取って
それだけで消える多数派にもならず
書き続けてるしな いろんな作家を幅広く読むのと、気に入った作家を
繰り返し繰り返し読み込んでいくのはどっちがいいんやろか? >>40
普通両方やるだろ
気に入った数人を繰り返しながら
さらにそうなるようなのはいないかと
読んでいく 賢太って外国の作家興味あるん?
セリーヌとかヘンリー・ミラーとか >>40
自分にとって楽しい読み方が一番だと思う
賢太は後者のタイプだろうな。>>42のような話も聞かんし
海外作家興味ないんじゃね?作風に影響してるとも思えないし ミステリー好きだから海外のミステリー作家なら詳しかったりするんじゃね それでも古い作家ばかりだろうな
対談かな?ディクスン・カーの短編を何か言ってたような・・・ 賢太は一応日本文学ならあれはだめこれはいいって言えるくらいには広く読んでる ていうか
誰も知らないような探偵小説家
とかよく知ってるな
古本屋だから希少なものに
敏感なのかな 暇人が探究心持てばそういうもんだ
無頼風に振る舞ってるが文人活動派タイプ >>39
その通り
外国文学と英語には関心ないとかどこかで書いてたと思うよ 尽下位集 とか 集の方が出世優先じゃないか?日本では。 歌集とか。もうイケてるからいいけど。自撰もできる。自殺者はイラナイ。 我輩はってネコのにゃごえなの?我輩酷使じゃよくないから、自我意欲の拡大とかも落ち知れてるし、スーパースターエゴウーマンもいりゃあな、
名無しの小町とかにしてくれないかな。文学寄りに。女子高生おころから人気なのに。
日本文学、国文学も。 漱石も私立依存が多いから、カラタニも諦めて責任取ったし、速く事を進めてね。 リリーフランキーも車、電車社会で療養がよくないからなあ。
大学病院だけじゃだめよ。 今日は清造さんの命日だね
賢太は七尾で清造忌やってるのかね? そうか
偶々だけど今日新刊と新しい文庫本買いました。 芥川賞とった後に口座に五千万あったとか言ってたし、今でも新刊・文庫がコンスタントに出てるから、毎月の国内旅行くらい屁でもないんじゃないかな 毎月ってのがスゴイ。
自分の親なら珍しくないのかな。親孝行だった人なら ここ最近忙しくて西村賢太の動向を追えなかった
youtubeも削除されちゃったし 新刊は読んでない 新刊イマイチだったな
カンタが最近全然暴れないからつまらん 「夜更けの川に落ち葉は流れて」のこと?
なかなか暴走してなかったかなw 新刊のタイトルになった夜更けの川に落ち葉は流れでは、群像で一回読んで新刊買った時にもう一回読んだけど、これだけは面白かった
でも他の二編がイマイチだったから、あきたりない感じかな 貫太ものは好きだが、憤りの矛先が、
全く関係の無い人(タクシーの運転手とか)に向かうのが飽き足りない
例えば、職場で自分をあごで使う上司とか
面接で、自分をバカにする面接官とか
理不尽な態度をとる奴に向かって、倍返しするような展開を期待する
家賃滞納の大家とのバトルは、もう少し暴れたらなかなか面白くなったのにと感じる
大家の孫娘を犯ってやる!と言ってやろうかと思った…とか
結句、願望で終わってばかりなのは、少し興醒めしてしまう 昔の○渕剛みたいに、徹底的にキレたら面白いのに
[アパート廊下。
家賃滞納に痺れを切らしたもと校長の居丈高な態度に、貫太マジ切れ]
「大人しくしてりゃ何様のつもりだこのヤロー!」
[一発回し蹴り]
おう、もと校長さんよ
高校生の、部活に打ち込む孫娘がいる、悠々自適の校長さんよく聞いとけ おぅ?
年功序列で、年金もタンマリ貰える逃げ切りの世代が、
偉そうに説教垂れやがってコラ
たかだか一万前後の家賃の数日遅れで、なんでそこまで言われなきゃいけねえんだコラ
そんなに一万欲しいか?
てめえの余生と引き換えにしてでも、一万が欲しいのかコラ!おうコラ!立てコラ!
[二〜三発平手打ち]
滞納はどういう了見なのかって?
てめえみてえな死に損いは、校長時代の退職金で細々とやりゃあいいだろうがコラ」
大家 すっ…すみません
「すみませんだとコラー!
謝るんだったら最初からゴロ弾くんじゃねえぞコラー」 秋恵や家族以外には実力行使に及ばないよね
ソープ嬢に騙されたとき、友達に暴力ふるったくらいか? カンタは「よくも僕にそんな口をきいたな!」みたいな甘な脅しが似合う 酒屋?のバイトでは、むかつく先輩ともめたよね
それで‘青いバス’にのるはめになった…
あと古本市で、本棚の前から離れなかった人ともひと悶着あって、
秋恵に「百姓!って言ってやったンゴ!」と自賛して、
「やめてよ!」とか抗議されたエピソードもあったね
基本チキンだから、実際アパートの大家からは、
結構罵られたが、
ほとんど反撃できていない >>67
「青痰麺」面白かったけどな。逆恨みや最後の「違う!」とかw
作家になってからも相変わらずヤバイ奴で安心した
今、賢太は事件になってないからいいもんで
実際ニュ−スで取り上げられたら誰も味方しないだろう >>72
基本強そうな相手とは喧嘩できないんだろうな
だから女に重傷負わせちゃうんだろうし そういうの全部作家になる前の
要は昔話だからな
その使い回しだろ
今は毎日サウナばっかり行ってる
決まりきった毎日 確かに小説を書くようになってからの話は少ない
比率では秋恵モノが圧倒的に多いけど、それ以前のボロアパート・肉体労働モノの方がおれは好きなんだよな まあ新刊で1番つまらなかったのは寿司こじきだけどね 「夜更けの川に〜」の佳穂の父親が厳しいようで人間出来てると思った
普通あれで許せないでしょw にもかかわらず貫多は
ああいう経験を経てもなお秋恵に暴力振るってんだから救いようがない 秋恵など女性への暴力はいただけないが、
やはり貫太のエピソードは面白いな
昨今‘君たちはどう生きるか’とかいう人生訓が流行って教育界でも絶賛されてるみたいだが、
子供には貫太シリーズを読ませる方がよっぽど社会を学ばせる事ができると感じる
こんな事を言ったら世間で総スカンだろうけど、
貫太フリークは、そういう人間なもんでね(笑) 過去の自分への戒めとして暴力やら暴言を面白おかしく小説で昇華させてるんだと思ってたから青タンメンにはがっかりだよ
それはそうと最近の作品はフィクション要素が強くない?
『夜更け〜』の相手の母親のセリフ
「田中英光〜オリンピック〜」云々は創作感が強い気がする カンタが岡惚れした女の彼氏がスジモンで散々ボコられた挙句全裸で土下座🙇♂するような話かかねぇかなー 青痰麺自体がフィクションぽいけどなw
デート時に店主が絡んでくるもんかね
人違いや、とぼけられる可能性もあるのに 個人的には、もと校長の大家とは、もっとドンパチしても良いんじゃないかと思う
家賃収入で細々と?
校長の退職金+年金はどうなの?
あと、警察沙汰にはなったけど、ムカつくバイト先の奴とのバトルはグッジョブだね > >83
なんかのインタビューで「出来事の九割は本当にあったこと、描写の八割はフィクション」みたいなこと言ってた。
だとすると秋恵と行ったときにジロリと睨まれたような気がしてドギマギしてしまっただけの可能性もあると思った。 事実をそのまま書いたら収拾がつかないしつまらない。
面白い結末に向けて演出するんだろうな。 あと、秋恵の描写にはものすごく気を使ってるって言ってた
万が一にも訴えられたりクレームされたりしないようにって理由で >>88
柳美里の例もあるしな。実際のルックスとも違うみたいだな秋恵
>>86
その程度だろうね。自分で進歩の無い五流の物書き言うてるけど
些細な事を小説に落とし込む技術は昔よりあると思う まあ、当たらずしも遠からず。的な意味合いだろう
家賃滞納も、概ね事実みたいだし
飯田橋の厚生年金病院は、
何か微妙な名前になってしまったし、
病院裏はプチ開発され、道路になってしまった
神楽坂は、あまり変わってないけど、
赤城神社は、マンションと一体化したヘンな建物になっちまったなあ 「痴者の食卓」から「夢魔去りぬ」への改題って気負いすぎじゃね?
てか、タイトル変えずに文庫版出してもさほど売れないっていう実利的な意味合いだろうけど いつも行く大型書店でも新刊は1冊しかおいてなくて
それもなくならないし
図書館の新刊コーナーでも誰も借りないし
大丈夫なのか 持ってる本でもせっせと借りる。。
図書館って一定期間貸し出しが無いと破棄されるんじゃなかったけ?
清造さんの短篇集も借りなきゃな 雑誌は2年分だよ 保存されるのは
図書はよほどのことがなければ残すよ >>94
小さい図書館は場所がないから
頻繁に、年1、2回は無料配布をやる
たまにすごい掘り出しもんがある 逆だよ。
よほどのことが無い限り、処分の対象になる
スペースに限りがあるんだから
廃棄されないまでも閉架になったら新たな読者の目に触れるチャンスが限りなくゼロに近くなる 図書館で処分されるのはベストセラー本だよ
大量に図書館が買い占め、
読みたい人が待たずに借りれるようにする
こんなんだから、「図書館は無料貸本屋」と
作家などから批判される
西村本はその流れとは真逆を行ってるから
廃棄にはならない
文庫・小説ならあまり閉架にもならない ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています