>>637
>  週末もあって駅前近くの居酒屋は大勢の人で賑わっていた。若い店員がビアジョッキを持って走る。唐揚げや刺身が飛ぶように売れた。
>  お品書きに「売り切れ」のシールが次々と貼られていく。その賑やかな状態が一瞬で静かになった。人々の目は新しく入ってきた二人の客に向けられた。
>  チュニックを着た女性の腕が異常に太い。浅黒い皮膚の中を筋肉がうねっている。胸は大きいと云う表現が相応しく思えない程の厚みを持っていた。角張った顎に太い眉毛、髪型はツインテールだった。
>  隣には小柄なスーツ姿の男性がいた。目鼻立ちがはっきりとした美形で女性客の目を一身に集めた。

ここの描写が冗長だよな

週末の駅前近くの居酒屋で、奇妙なカップルが言い争っていた。

「おいおい、お前があまりに化け物だから客が引いてるよ」
「ひどいわ。そこまで言わなくてもいいじゃない。まだ、なりたてホヤホヤなんだから」
「あのぉ、お客様。お席はどこがよろしいでしょうか」


これぐらいの入りで良い