T「遊びの基本は何かを得るためにプレイヤーがそれに見合う対価を差し出すことだ。
  対価とは努力でもお金でも運でもいい。この場合の対価とはなんだ?」
佐藤「ボタンを押して人を殺すこと……」

T「ボタンを押す手間は皆無に等しい。人を殺すのはこの男だ。君は何もしちゃいない。対価を渡していない」
佐藤「でも!間接的に殺人をするんだぞ?俺だって悩んださ。悩み抜いて覚悟を決めたんだ」
T「さっきまで死ぬ人のことを忘れていた君がそれを言うのかい?惨殺されることだって私が聞くまで知らなかった」
佐藤「ぐう……」

T「しかし、遊びは成立した。そう、君は既に賭けていたんだよ。自分の命をね」
佐藤「!?!?!?」

続く