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ワイが文章をちょっと詳しく評価する!【237】
レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。
0001ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ bf2f-sFmp)
垢版 |
2022/08/06(土) 07:43:33.33ID:Q/GRptbs0
オリジナルの文章を随時募集中!

点数の意味
10点〜39点 日本語に難がある!
40点〜59点 物語性のある読み物!
60点〜69点 書き慣れた頃に当たる壁!
70点〜79点 小説として読める!
80点〜89点 高い完成度を誇る!
90点〜99点 未知の領域!
満点は創作者が思い描く美しい夢!

評価依頼の文章はスレッドに直接、書き込んでもよい!
抜粋の文章は単体で意味のわかるものが望ましい!
長い文章の場合は読み易さの観点から三レスを上限とする!
それ以上の長文は別サイトのURLで受け付けている!

ここまでの最高得点79点!(`・ω・´)

前スレ
ワイが文章をちょっと詳しく評価する!【236】
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bookall/1652010102/
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:: EXT was configured
0002ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 132f-sFmp)
垢版 |
2022/08/06(土) 07:44:13.77ID:Q/GRptbs0
新スレもよろしく!(`・ω・´)ノ
0003ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 132f-sFmp)
垢版 |
2022/08/06(土) 08:17:15.44ID:Q/GRptbs0
美世君の捧腹絶倒の話で保守をよろしく!

急な客人を迎えることになった!
と云うことで買い出しに出かける!(`・ω・´)ノシ 未成年淫行の話はしなくてよい!
0004美世だが (アウアウウー Sa55-vpJr)
垢版 |
2022/08/06(土) 16:07:54.93ID:cy/ffKmXa
みんなペンギンって知ってる?
あのヨチヨチ歩きの可愛い鳥だよ
鳥なのに空を飛ばずに水の中を自由に泳ぐんだよ
そのスピードは凄くてさ、水面から飛び出したら1m上の氷盤の上にストンと着地できる勢い
なんでだよwwwww一度は空を飛んだのに何故に水中で極めてんだよwwwww
飛んでりゃよかったじゃねーかwwwww
そのペンギンだが何故か南極に多い
皇帝ペンギンなんかは南極でも極寒の地域にいるんだよ集団で
なんで集団なのかと言うと身を寄せあって寒さを凌ぐ
これだけだと美しい話だろ?
際の部分では押し出しあいが激しいwwwww
押しくら饅頭押されて泣くなwwwwwwってやかましわwwwww
ペンギン話はまだ続く
その1団のペンギンだが、狩に出るのは時間帯が同じ
通勤ラッシュがあるんだよ
でも氷山のはしっこでペンギンは足を止めるので朝の大渋滞が起こる
なんで足を止めるかと言うと
水面下に出勤ラッシュに期待したシャチとかヒョウアザラシがいるかもしれないから
じゃあどうするか
2列目のやつが1列目のやつを突き落として確かめるwwwwwちょwwwwwwヒドスwwwwww
ホームの最前列には気ィつけとけやってやかましわwwwwwwww

ちょっと間をおいて続きます
0005この名無しがすごい! (ワッチョイ 337d-BHIy)
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2022/08/06(土) 16:30:24.54ID:T/HRz5be0
5年に一回くらい見返す友人の写真があるんだけどその写真を見てるちょうどそのとき当の本人から10年ぶりに電話かかかってきたるするから宗教がつけ入るスキマが生まれるんだろうな
もちろんただの偶然です
0006この名無しがすごい! (ササクッテロロ Sp5d-TEL0)
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2022/08/06(土) 19:15:37.00ID:0p7SGwx6p
二年ぶりの夏祭り。
行き交う人々の描写メモ。
祭り気分のお裾分け。
韓流スターを気取り切れない様の彼氏と
ブルドッグの様に不機嫌な顔の彼女。
薄茶色のワンピースにハイヒールを履いて急ぐ女性。黒いマスクにしかめ面。彼女の白いおでこに茶髪の前髪か汗で張り付いている。
濃紺に白い百合をあしらえた浴衣姿の女の子。足が痛いのか草履を鳴らす音にズレがある。
黒いジーンズにグレーのティシャツを着た彼氏は、気づいていない様に祭りの先へ先へと急ぎ足。
浴衣姿の三姉妹。一番小さな子の手には水風船。
空の端は赤く、夜を引っ張り出している。
ドン、という音が響き始めた。何処か遠くで打ち上げ花火。
0007この名無しがすごい! (ワッチョイ 0101-KRB5)
垢版 |
2022/08/06(土) 22:08:44.54ID:nd8uIa+K0
うちの地方は一番大きな祭が中止になりました。
他も追随して軒並み中止になりそう。
しゃあないね。
こうなったら伝統と歴史のリモートイベント、ワイスレ杯で日本の夏を盛り上げるしかありませんね。
0008ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 132f-sFmp)
垢版 |
2022/08/07(日) 09:12:51.04ID:dbqV9AMN0
セレフィの事件簿
第2話
>「でもキアラしゃんっ、間違いなく犯人は女の子を助けた男ですよ、お金持ってたんですから決まりですっ」
>「キアラしゃん、何の能力か分かったんですねっ」
(「さん」ではなくて「しゃんっ」になっていた! 興奮すると「しゃんっ」になるのだろうか!
 口述筆記が続いているのであればここまで再現しなくてもいいのでは! 細かすぎて逆に不自然に思える!)

>だからキアラさんに注意されてしました。
(脱字があるように見える!)

>あと皆には、犯人の能力が何なのか、まだ黙っておきます。うしし。
(皆が読者を想定しているのであればメタ発言となる!)

第3話
>「抱ち着く、わかっております、了解です!」
(舌足らずではなくて打ちミスの類いだろう!)

内容は以前に読んだ小説とほぼ同じ!
口述筆記の形態だけが違う!
語り手のセレフィの言葉遣いが安定しない!
幼い子供のような口調は年相応に思えるが、
地の文に当たる語りは冷静で年齢以上!
興奮している時は良いが統一されているようには感じない!
あとトントン拍子で事件が解決する! 相手はレベル10の能力者で任意で時間を止められる!
もう少し手こずっても良かったのでは! または相手の能力を10未満にする等!

ワイの感想!(`・ω・´)
0009ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 132f-sFmp)
垢版 |
2022/08/07(日) 15:41:46.68ID:dbqV9AMN0
コシヒカリビールが意外と美味い!

今日の執筆はここまでにしよう!(`・ω・´)
0010この名無しがすごい! (ワッチョイ 137d-BHIy)
垢版 |
2022/08/07(日) 19:45:44.05ID:XYuANWmQ0
ワイスレ杯でひとつ提案があります
投稿エラーのとき2レス可にしてもらえませんか
自システムで1800字でも改行の具合でエラーになったりするんですよね
で、文章削ったり行を詰めたりするわけですがその作業がなんとも不毛で文章の仕上がりも不本意になりがちです
基本は1レス縛り2000字以内、投稿エラーで2レスにする場合は作品の最後に文字数を入れるということでどうでしょう
もちろん字数オーバーは失格ということで
0011ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 132f-sFmp)
垢版 |
2022/08/07(日) 20:10:07.81ID:dbqV9AMN0
>>10
ワイも他の祭りに参加した時に何度かエラーで弾かれたことがある!
その度に文字を削り、苦労を強いられた! それは他の参加者も同じ!
決められたルールの中で競い合うことに意味がある!
あと二レスにすると投稿ラッシュの時にややこしくなる!
やはり一レスの方が見易く間違いが起き難いのではないだろうか!

そのような考えもあってルールを変えるつもりはない!(`・ω・´)すまない!
0013美世だが (アウアウウー Sa55-vpJr)
垢版 |
2022/08/07(日) 20:52:36.79ID:ierPJ/r/a
イワトビペンギンの話は置いといて
ワイスレ杯のいいところは
言いたい事を削って削って一文に纏めるところ
必要最低限であり、かつ鋭いナイフのように
俺はしぶといワイフみたいだけどな
0016ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 132f-sFmp)
垢版 |
2022/08/08(月) 06:39:10.45ID:lhAaUBVT0
おはよう、諸君!

第六十回ワイスレ杯は何事(ワイの事情)もなければ今月の十七日に開催する!
難しいお題を希望する者がいたので少し手強い内容になるかもしれない!

よろしく!(`・ω・´)ノ
0017この名無しがすごい! (ワッチョイ 1b5f-wg88)
垢版 |
2022/08/08(月) 12:59:59.77ID:CcfYKe960
>>16
17日、承知しました!
0018ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 132f-Htvk)
垢版 |
2022/08/08(月) 15:12:45.16ID:lhAaUBVT0
ノートパソコンの挙動がおかしい!
ちょっと新しいノーパソを買ってくる!

諸々の設定等に時間を要すると思うので、
ワイスレを二日間お休みとする!(`・ω・´)ノシ 二十万で買えればいいが!
0019美世だが (アウアウウー Sa55-vpJr)
垢版 |
2022/08/08(月) 21:00:48.35ID:BVrvjMGwa
死ぬ死ぬ詐欺なのはわかってる
ただ、自分が持てる最大のカードがそれだったんだろう
命をかけて俺への不満を叫ぶ奴に冷たくはできなかった
0021ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 132f-Htvk)
垢版 |
2022/08/10(水) 14:16:02.78ID:Q/xj3tTM0
テスト!
0022ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 132f-Htvk)
垢版 |
2022/08/10(水) 14:18:32.78ID:Q/xj3tTM0
「もう新しいのにしましょ」規制を乗り越えた!

やれやれ! それにしても新しいパソコンは速い!
シャットダウンから起動! メイン画面が表示される時間が五秒も掛からない!
スリープモードが必要ない! さすが今夏モデル!(`・ω・´)ビールを飲むか!
0025美世だが (アウアウウー Sa55-vpJr)
垢版 |
2022/08/11(木) 00:54:28.84ID:jVn9UhXNa
今の砂浜のいいところは漂流勿で燃料は事欠かないこと
恥ずかしげもなくプラスチックを焚き付けに使う
0027ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 132f-Htvk)
垢版 |
2022/08/11(木) 06:30:26.77ID:G5BYn9wd0
おはよう、諸君!

何やら5ちゃんで新しい規制が増えていた!
ワイスレ杯の開催日が近づいている!
ちゃんとスレッドに書き込めるかどうかを
事前に調べた方がいいかもしれない!

さて、気持ちよく仕事をしよう!(`・ω・´)
0028テスト (ワッチョイ 517d-BHIy)
垢版 |
2022/08/11(木) 08:29:15.86ID:wY3UYlgj0
 孫がいなくなった。
 息子夫婦はそれこそ死に物狂いで、警察はもとより近所から親戚まで頼れるところはすべて頼って、心当たりのある場所から、歩いて行けるような池や川原や土手をくまなく探し回ったが、見当たらなかった。
 二日経ち、三日が経っても手掛かりはようとして掴めない。ひょっとしてと思いつつ、待っても不審な電話がかかるでもなく、脅迫状が届くわけでもなかった。誰かに憎まれる心当たりも、誰かを恨んだ心当たりもないと、夫婦は絞り出すように言う。ただ時間だけがじりじりと過ぎていった。
 孫を最後に見たのは、私だった。私は息子たちとまともに顔を合わすことができず、自室に引き込んでじっと息を潜めるように過ごすほかなかった。

 孫は小学二年生。体が小さいので女の子のようにも見えるボーイである。じい、じいと懐いてはいたが、如何せん可愛げというものがなかった。出来過ぎるというのも考えものである。お受験とやらで大学まである一貫校に入ったが、どうやら飛び級で秋には学年が進むらしい。そのせいか、近頃やけに大人びた口を利くようになった。

 先日も私と散歩の途中、吠えついてきた近所の犬を杖で思い切り叩いたところ「かわいそうだから止めて」などと言う始末。何がかわいそうなものか。人に向かって吠えるような駄犬は、思い切り打擲《ちょうちゃく》して躾けてやらねばならぬというのに。
 これは人とて同じことなのだ。叩くということは、相手を思い、相手の為になることなのだが、その厳しさ故に、じつに己の心をも叩くことに繋がる行為なのである。相手を鍛え、そして己も鍛えるという優れて高貴な行いなのだ。このような尊い行為こそが、人類を進歩せしめるのである。

 あの日も変わることのない、いつもの夕刻であった。小学二年生の小僧があまりに生意気な口を利くので、ついに私の堪忍袋の尾が切れた。今どきの、所謂キレたというやつである。なぜそうなったか今ではよく覚えておらん。しかし、このまま放っておいては、ロクデモナイ大人になることは明らかである。申し述べたように私がキレたのにはそれ相応の理由があり、躾けるためには致し方のない出来事であったのだ。仕方がなかったのだ。

 彼の骸を自室の床下に埋めると、私は仏壇の妻にことの次第を報告した。もちろん許してはもらえぬと思ったが、なんと妻は寛大にも私に許しを与え、あまつさえ、その秘密を持ったままこちらにいらしゃいと、温かい言葉まで呉れたのである。私はこのような妻に対し、優しい言葉のひとつも掛けてやれなかったことを今となっては悔やんでも悔やみきれない。

 さて、しばらくして、少し匂うかなと気になり、畳をはぐって床下を見たところ、どういうわけか右腕が少し地面から出ているではないか。しかも、それはまるで握手を求めるかのように、私に向かって真っ直ぐに伸びているのである。私は了解した。彼は、己の増上慢を反省し、和解を申し出てきたに違いない。
 あい分かった。私は伸ばされた手をしっかりと握り返した。暖かな親愛の情が湧いた。例え、いっとき憎らしくても、そこはやはり身内である。家族である。そのような心情が、つい私の手にいらぬ力を入れさせた。彼の右腕が肘からすっぽりと抜け、私の手元に残った。

 かれこれ一年近く経つ。家の中は相変わらず火が消えたように沈んだままである。
 孫の手はいい塩梅に干からびて、背中を掻くのにちょうど良い固さになって居る。
0033ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 132f-Htvk)
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2022/08/11(木) 17:12:15.81ID:G5BYn9wd0
>>28
腐臭であれば「匂う」よりは「臭う」の方がいいだろう!

実に懐かしい!(`・ω・´)
0036ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 132f-Htvk)
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2022/08/12(金) 06:24:32.65ID:58KZpGmq0
おはよう、諸君!

昨日は飲みすぎた! 気づけば縁側に寝ていて蚊の餌食となっていた!
二日酔いにはならなかった! ビールで助かった! 日本酒に切り替えていれば今頃は……!

今日はアイスコーヒーを傍らに置いて執筆に励むとしよう!(`・ω・´)
0037美世だが (アウアウウー Sa55-vpJr)
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2022/08/12(金) 14:33:59.65ID:gZRtjeMba
俺も昨日は飲みすぎた
美人ママの店なんだが
カウンターとボックス一席しかないんだ
俺はピンだけど他の客とぎゅうぎゅう詰めになってカラオケ歌いながら盛り上がってたんだ
でも3時越えたら次々と帰っていってボックスで酔いつぶれてるのが一人
ママが俺の隣に来て二人で飲んでたんだ
こらチャンスだとばかりにそりゃもう必死に口説いてたんだけどな
そこは百戦錬磨の飲み屋経営者
うまくかわすだけで打っても響かねーんだよ
でも酒をどんどこさと奢ってたらなんか俺のちんちん触ってきたwwwww
なんだこの超展開wwwwっうぇうぇ
だから俺も甘い言葉をささやきながらおっぱいさわったよねウヒョー
もうここまで来たらオッケーだよねと思ってたさ
でもスカートに手を入れたらバシッっと足を閉じられたwwwwwww
何でだよwwwww
俺のちんちん触ったんだからお
の前ピーも触らせろよwwww
まあ最終的には触ったんだけどどうしてもパンツは脱がない
まあ酔い潰れてるとはいえ客がいるからな
しかし酒を飲ませながら食い下がる俺
そしたらさ
潰れちゃったwwwww
ちょwwwwwおまwwwww
俺の、俺の、俺の話を聞けーwwwwまだ口説いてる途中なんだけどwwww
しょうがないからスツール3脚並べて寝かしてさ、でも寝返り打ちたがるから腰を抱えて一人で飲んでたの
もうカラオケのタイトル画面がガンガンうるさくてしかもクーラー全開だから朝方は超寒いの
夜の姿のママを俺のパーカーでくるんで凌いでたんだけど油断した隙にママが転げ落ちたんだよ
床はマホガニーのなんちゃって大理石でむちゃくちゃ冷たい
10年前の俺なら余裕でお姫様抱っこなんだが今はひょろひょろで167の女なんか抱けない
しょうがないから床に転がる彼女に覆い被さって抱きついてから
どんでん返しwwwww
柔道技で言えばなんていうんだwwwww
俺の背中めっちゃ冷たいんだけどママの暖かさでチャラwwwww
そしたら寝ぼけたママがめっちゃキスしてくるんだよwwwwww
ちょwwwwww生殺しはやめてwwwww
そしてすっかり明るくなったころに起きたよ
んでなんて言ったと思う?
7000円ですだってwwwwww
やっすwwwwww
どうでもいいけど俺の第一ちんぽ汁返せってやかましわwwwww
0038美世だが (アウアウウー Sa55-vpJr)
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2022/08/12(金) 15:15:40.14ID:B+F07jZYa
前々から欲がない人だとは思ってたが昨日はデフレすぎた
何か特別な意味があると思いたい
実はその店に行く前に20代の女の子と回らない寿司食って一緒に出勤したんだけどな
バブル時代なら10万かかった大将お勧め旬のお決まりセットも今は2万ぐらい
お店の料金と会わせても5万もかからないんだ
デフレ過ぎる
稼ぎもデフレだけどな
0039ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 132f-Htvk)
垢版 |
2022/08/12(金) 15:16:20.11ID:58KZpGmq0
えーマジ引くわー
こわー(`・ω・´)最悪ー
0040ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 132f-Htvk)
垢版 |
2022/08/12(金) 15:20:09.14ID:58KZpGmq0
ママのパンツ越しに鼻うずめてるわーこれー
クンカクンカで物足りなくなってやってるヤツやわー
フィストファ〇クのがんづきのガンギマリー

ちょーこわー(´・ω・)(・ω・`)ネー
0041美世だが (アウアウウー Sa55-vpJr)
垢版 |
2022/08/12(金) 21:03:59.31ID:t9KEQ5eya
してないわwwww
これでも恋愛はフェアな主義なんだぜ
特に今回のママは過去に昏睡強姦で妊娠させられた
そこまでぶっちゃけさせるのに5年かかったよ
でもそんな経験があるのに俺の前で酔いつぶれたってことは気を許されているって感じたから特に大事に扱ったわいな
0043ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 422f-toPh)
垢版 |
2022/08/13(土) 05:37:46.41ID:rKtnMGMa0
おはよう、諸君!

性獣美世君の日常が程よい寒気を与えた!
涼しい間に仕事を進めよう!

さて、やるか!(`・ω・´)
0044美世だが (ワッチョイ 4279-GDS4)
垢版 |
2022/08/13(土) 06:44:13.70ID:b9ffYPn20
一昨日の山の日は社員を休ませる為に1日中電話番をしてたけど、今の俺は3連休じゃーい
今日も弾けるぞー、涼しい時間に野外食してからネオン街に埋没だヤーウェーイ!
0045ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 422f-toPh)
垢版 |
2022/08/13(土) 07:03:14.90ID:rKtnMGMa0
パリピか!

朝ご飯にしよう!(`・ω・´)
0048美世だが (アウアウウー Saa5-GDS4)
垢版 |
2022/08/13(土) 14:05:35.17ID:XjApUabCa
昨日はさ
バックパックを担いで山を超えて岩をへずりながら砂浜に行ったんだよ
今の時季はどこのビーチに行っても人がいっぱいだよな
けど俺が行くところは過酷な上に情報もほぼない
正にプライベートビーチなんだよ
そこで持参した調味料や真水を使って料理すんだよ
この真水ってのが貴重でね
知ってるだろ?1リットルで1kgなの
3リットルも持てばひーひーなんだ
だから洗い物は海水混ざりの砂で擦って落とすんだが鉄器はほっといたら錆びるんだ
そして真水で洗う
それは置いといて海水を汲むのにな
波打ち際だと砂が舞ってるんだ
だからそこで洗っても道具に砂が噛んじゃって結局錆びる
だから30センチぐらいのとこまでビニールバケツ持って立ち込むんだけどな
その海岸さ
干潮の時は波打ち際から3メートルで水深1メートルwwwww
はまる俺様wwwww
立ち上がろうとするも押しては引く波と自分の浮力で足元がままならない
溺れるwwwwww
助けを呼ぼうにもここは真っ暗なプライベートビーチ
酔っ払ってるしこのまま死ぬwwww
みっともなさ過ぎるwwwwww
最寄りの空き地に車停めてるしすぐ特定されちゃうよ
明日のニュースで53歳男性が波打ち際で死亡しましたなんて報道されちゃうし
警察の調書なんかにも実名入りで向こう5年間保存されちゃうんだよ
死ねねぇ!俺は奮起した
おりゃあ!って立ち上がったらさ、何故か安定してるんだよ
ビニールバケツに入った海水の重量が波の反対に作用して奇跡の安定wwwwちょwwwwww
心柱wwwww
法隆寺かよwwww東京スカイツリーかよwwwwwww
古代技術で何とか生き延びました
大丈夫か古代
ああ、大丈夫だ真田、デスラー総統がチラッと見えたけどなってやかましわwwwww
0050この名無しがすごい! (ワッチョイ fd8d-C0SX)
垢版 |
2022/08/13(土) 18:15:37.00ID:vYkSDLpX0
>>28
>心当たりのある場所から、
>誰かに憎まれる心当たりも、誰かを恨んだ心当たりも

心当たりを何度も使い過ぎの感あり
使うのを一つに絞って、他は別の言葉にしたほうがいいな

>なぜそうなったか今ではよく覚えておらん

急に「おらん」という語り口調が変わって違和感はある

ちなみに「孫の手」というの孫が語源ではなく
中国の仙女、麻姑(まこ)の手だそうだ
0051この名無しがすごい! (ワッチョイ fd8d-C0SX)
垢版 |
2022/08/13(土) 18:20:43.01ID:vYkSDLpX0
>>28
くわえて、あえて言えば

>孫がいなくなった。

からの冒頭の数行は、私本人は知っている事象なのに
叙述トリックのつもりなのか
さも知らないかのように書き出すのは
このスレ以外だと(たとえばミステリー板に投下でもすると)アンフェアであろうと指摘する人も出るに違いない
0053美世だが (アウアウウー Saa5-GDS4)
垢版 |
2022/08/13(土) 19:15:34.69ID:qf/wpoR+a
>>49
おう、今は暇だぞ
いっぱい働いたからな
そんで今日は道の駅で買った鯛を海岸でさばいてね
背開きだよ
良い風が吹いてたんで何回か塩水に浸して干してたんだよ
そしたら外人が話しかけてきた
外人てグイグイ来るよな
いきなり俺が干してたタイをツンツンして、これは釣ったのかって聞いてくるんだよ
いや道の駅で買ったんだよって言っても道の駅が伝わらない
まあ、小三十分話してたんだが、コイツそもそも中東っぽい
だからウェーアーユウフロムって聞いたんだよ
そしたらなんて言ったと思う?
アゼルバイジャンwwwwwww
ソ連崩壊で今のウクライナ並みにぐっちゃぐちゃになってたあそこだよ
三大都市ならわかるけど何でここに来たんだよwwwwww
そう聞いたらさ
ビジネスだってwwwwww
何のビジネスだよwwwww
聞いたけどよくわかんなかった
It's not my businessってやかましわwwwww
0054ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ e12f-toPh)
垢版 |
2022/08/13(土) 20:43:13.93ID:1fbmqa6B0
あ、うん!(`・ω・´)
0055ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ e12f-O3lh)
垢版 |
2022/08/14(日) 08:18:21.21ID:ZLyKoxE40
三日後か!
溜まっている仕事を片付けなければ!

茗荷の収穫が終わりを迎えようとしている!(`・ω・´)
0056美世だが (アウアウウー Saa5-GDS4)
垢版 |
2022/08/14(日) 19:33:44.09ID:Rwxh/LaZa
 薄ぼんやりした霧に覆われた監獄のような場所で閉じ込められて、締め切りに追われ、鞭で叩かれて仕事をしていた。
 泣きそうになりながらも歯をくいしばって働いていた。もうダメだと思って足から崩れそうになった時、不意に陽光が差した気がした。額が暖かい。
……けさん
 誰だ。
「洋介さん」
 ぱっと霧が晴れて俺はベッドに寝ている事を思い出した。
「洋介ってば!」
 俺は目を開いた。天井をバックに貴子がいた。ぱっと笑顔が弾ける。
「もう! 救急車案件なのかと思うじゃない」
 そうだった。俺は3日間のデスマーチの後に何とか成功させて、虚ろな頭で帰宅し、ろくに貴子の話も聞かないまま、スーツごとベッドに倒れ込んだんだった。
 今の俺は何故かパジャマを着ている。ぐうと腹が鳴った。貴子が笑って言った。
「そうだと思って準備はしておいたよ」
 そう言って貴子が部屋を出た後、少しぼーっとして壁時計を見た。午後3時だ。士気を高めるという名のボケタイムを享受した後、やおらベッドを降りた。
 ドアを開けると何やら良い香りが漂ってきてまた腹が鳴る。起き抜けに食欲があるのは俺の長所なんだろうか。
 頭をボリボリかきながらリビングに行ってソファーに座り、テーブルに斜めに放り出されていた女性誌を手にとった。
 几帳面な貴子が横のバスケットに入れずに放り出してたのは珍しい。ああそうか、こういう事だ。いつも貴子は俺と一緒に過ごせない事が不満だった。
 だから昨夜、久々に休めそうだと電話した時は歓喜したような声だった。なのに俺が起きてこない。
 貴子なりに気を使って起きてくるまで暇を潰してたんだろうけど、3時が近づくとちょっと不安になって、雑誌を放り出して起こしにきた。寝ぼけている割には名推理だ。
 貴子がオードブルとビールをキッチンスペースのテーブルに置いた。そしてこちらを見やると笑って言った。
「ああ、それソースを煮てるアラームが鳴ったから慌てて放り出したの、しまっといて」
 全然違った。俺は何を作っているのかと貴子の後を追ってキッチンに立った。
 すると、グラグラと沸いた寸胴の蓋を開け400gぐらいのスパゲティを握った。ちょっと多くないか。まあ食えるだろう。
 すると貴子は一旦火を止めてからパスタを投入し、しんなりするまで混ぜてから火を着けた。俺は頭を捻った。けど答えが見つからずに素直に聞いてみた。
「なんで一回火を止めたんだ?」
「ん? えーいやいや、洋介がそうしろって言ったんじゃん」
 は? 何の話だ。俺は考えた末に一つの可能性に行き当たった。俺が学生の頃、ワンルームのショボい単発コンロと雪平鍋でパスタを茹でる時、グルリと麺を広げると中ほどから焦げてしまう。
 だから火を止めてふやかしてから沈めてたんだった。そう思い当たって吹きそうになった。寸胴ならカンケーねーしと思い切り指摘してやろうと思ったが、でもその言葉は飲み込んだ。
 ひとしきり腹筋を痙攣させた後、この話は墓場まで持っていこうと思った。そして貴子がパスタを茹でる後ろ姿を見るたびに、あの青春時代を思い出そう。そう思った。
 
0058この名無しがすごい! (ワッチョイ fd8d-toPh)
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2022/08/14(日) 22:20:39.37ID:DFWjP0Cp0
>貴子が笑って言った。
>「そうだと思って準備はしておいたよ」
>そう言って貴子が部屋を出た後

些細なことだけど「貴子が笑って言った」「そう言って貴子が〜」は同じことの繰り返しを書いているので
清書する際、どちらかを省略して一つにまとめたほうがいいと思う
0059美世だが (アウアウウー Saa5-GDS4)
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2022/08/15(月) 00:41:35.85ID:rr1vI4cYa
>>58
 言葉のクドさには気をつけてたけどやっぱり穴があったか。
まあ7時ぐらいの日暮れにピカッっと閃いて30分で書いたしな。
 単発コンロでパスタ食うには雪平鍋に超アルデンテでアルミ薄被せてから蒸らしといて、フライパンと入れ換えてスパイス炒めてなんて工程もあるんだよ。
 でも文章の中では雑味になると思ってやめといた。
0061ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ e12f-O3lh)
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2022/08/15(月) 06:04:36.15ID:/+WtH8Cx0
>>56
>貴子が笑って言った。
(この一文は削ってもよい!)

>そしてこちらを見やると笑って言った。
(貴子が笑って言うのは二回目! 苦笑の場面なので別の表現に変えてもよい!)

>ひとしきり腹筋を痙攣させた後、この話は墓場まで持っていこうと思った。そして貴子がパスタを茹でる後ろ姿を見るたびに、あの青春時代を思い出そう。そう思った。
(大袈裟な表現に思える! 「思い出そう」と「そう思った」が字面的にやや拙く見える!
 「〜あの青春時代を振り返ろう。そう思った」としてもよい!)

丁寧な作りは説明口調に見える時がある!
仰々しい表現もどこか作り物めいて見えた!

久しぶりに文章を書いたのだろうか67点!(`・ω・´)
0064美世だが (アウアウウー Saa5-GDS4)
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2022/08/15(月) 13:17:33.38ID:HcbeDgX4a
一人で暇だ…… 電話も鳴らない
そりゃそうだ今日は誰も働いてないよ
でも今日は3時ぐらいに引けて仏様を送りに行こうと思う
ある恩人の御霊だが、その一人娘さんと行くんだ
上に兄貴がいるがそいつは東京暮らしで帰ってこない
だから二人で行く
まあ、義理半分、下心半分だ
浴衣を着とけって言ったらあっさりOKしたので俺も着ていこうと思うんだが
問題がある
浴衣と下駄では運転できねえwwwwww
ひねり出した答えが近くのホテルで着替えて徒歩で行くwwwww
スラックスにワイシャツ作業服で入ってきたのに浴衣でカランコロンとお出かけwwwww
バッグの中身は巾着と裾を駆使して分散wwwww
お盆だけに不謹慎な事はできないけど、恩人へのお参りと、心細い彼女の心の支えになる作戦だ
恩人ごめんなさい
0065ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ e12f-O3lh)
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2022/08/16(火) 05:35:06.71ID:aG9kgieE0
おはよう、諸君!

明日、ワイスレ杯を予定していたが思いもしない事態が発生!
購入したばかりのノートパソコンの画面にいきなり縦線が入った!
再起動しても消えない! 何をするにしても邪魔になるので今日、
朝一で購入した電気屋に行ってくる! 修理に出すことになると、
明日のワイスレ杯は残念ながら延期となる!

購入して一週間も経っていない! 新品と交換できればいいのだが!(`・盥・´)怒りマックス!
0067ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ e12f-O3lh)
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2022/08/16(火) 15:14:45.22ID:aG9kgieE0
書き込みテスト!(`・ω・´)
0068ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ e12f-O3lh)
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2022/08/16(火) 15:17:03.00ID:aG9kgieE0
成功した!
新品と取り換えて貰った!
店の中でデータの移動を行い、
家に帰宅後、細々とした設定を入れ直した!

と云うことで第六十回ワイスレ杯は明日の開催が決まった!(`・ω・´)やれやれ!
0072ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ e12f-O3lh)
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2022/08/17(水) 01:44:38.93ID:jln2YXMc0
第六十回ワイスレ杯のルール!
設定を活かした内容で一レスに収める!(目安は二千文字程度、六十行以内!) 一人による複数投稿も可!
前回と同じく「記名投稿、無記名投稿」は任意で選べるものとする!
通常の評価と区別する為に名前欄、もしくは本文に『第六十回ワイスレ杯参加作品』と明記する!
ワイが参加作品と書き込む前に作者が作品を修正する行為は認める!

今回の設定!
ずばり夏野菜! テーマに沿ったものを話の中心に据えて物語を展開して貰いたい!
ハートフル、コメディ、シリアスなど、幅広いジャンルで書けると思う!
故に難しいとも云える! 主題を見つけてぶれることなく駆け抜けて貰いたい!

応募期間!
今から土曜日の日付が変わるまで! 上位の発表は投稿数に合わせて考える! 通常は全体の三割前後!
締め切った当日の夕方に全作の寸評をスレッドにて公開! 同日の午後八時頃に順位の発表を行う!

やや遅れて今からスタート!m9っ(`・ω・´)
0073第六十回ワイスレ杯参加作品 (ササクッテロラ Spf1-Uudr)
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2022/08/17(水) 14:11:14.48ID:iEFwyxBrp
 皿に残された細切りのピーマンを見て、私は溜息をついた。一晩氷水につけて苦味を抜いたにもかかわらず、息子は食べてくれない。
「食べてみて。栄養満点なのよ」
「無理。僕、ピーマン嫌いだから。栄養の問題じゃないから」
「……せっかく買ってきたのに。どうすればピーマンのことを好きになってくれるの?」
「ピーマンがこの世から消えたら、ピーマンのことを好きになるよ」
 ……どうしてこんなに捻くれてしまったのか。思わず睨み付けると、息子は感情のない鉛色の瞳をこちらに向けた。
「じゃ、宿題するから」
 ゲームするから、とでも言ってくれたら良かったのに。私はそれ以上は何も言えなくなり、食卓を後にする息子の背中をただ見送った。
 一人取り残されたダイニングに響くのは自分の咀嚼音だけ。随分と遠くへ単身赴任している夫の不在を恨めしく思った。

 今日こそは! と意気込んで作ったのは、とある本を参考にしたピーマン入りの鶏つくね。微塵切りにしたピーマンを鶏挽肉と混ぜ、コッテリ味のタレをつけて二度焼きしたものだ。見た目からはピーマンが入っていることは分からない。
 食卓には芳ばしい香りが漂い、食欲をそそる。これならば大丈夫。きっと息子は食べてくれる筈。
 音もなく現れた息子がテーブルにつくのを緊張しながら見つめる。息子は四本の指で箸を操り、鶏つくねを皿に取った。そして口には入れず、箸でつくねを半分に割る。その断面には緑色がまばらに見える。当然、ピーマンだ。
「お母さん。これは何?」
「……鶏つくねって料理よ」
「僕、ピーマン嫌いだって言ったよね? やり方が姑息なんだよ。お母さんは」
 そう馬鹿にしたように言い、息子は鶏つくね以外のおかずを無言で口に運ぶ。ガチッガチッと二人の咀嚼音がダイニングに響く。なんてつまらない食事だろう。これなら一人で食べた方がマシだ。

 食器を洗い終え、一人食卓に座ってお茶を啜りながら本のページを捲る。その本は随分と古く表紙はボロボロだ。かろうじて読める日本語のタイトルは『子供がピーマンを好きになる二十のレシピ』。私が先日、古物商で見つけたものだ。
 日本語は地球語の中でも難解で、読み解くには時間がかかる。写真があるので見た目は分かるけど、味付けについてはちゃんと翻訳しないと駄目だ。
「次はどの料理に挑戦しようかしら」
 かつてこの星──地球──を支配していた地球人。この本を書いた地球人は私と同じような主婦だったのではないだろうか。そう思うと急に親しみがわいてきた。子供の偏食に対する悩みは時代や種族を超えたものなのだ。
「よし、次はこれにしよう」
 チーズを使う料理が良さそうだ。子供に大人気と書いてある。ところで、チーズってなに? そこから調べないとね。
 
 チーズの原料となる乳を出す動物──鯨偶蹄目──が絶滅していることを知るのはそれから間もなくのことだった。私の落胆は大きく、わざわざ夫に遠距離通信をしてしまった程だ。
「今いる星にその牛ってのに似た動物がいるから連れて帰るよ」
 果たして、息子はピーマンのチーズ焼きを食べてくれるのか。その結果が出るのはまだ随分と先のことになりそうだ。
0074ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ e12f-O3lh)
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2022/08/17(水) 14:44:11.29ID:jln2YXMc0
第六十回ワイスレ杯参加作品

>73

只今、一作品!(`・ω・´)
0075この名無しがすごい! (ワッチョイ fd8d-C0SX)
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2022/08/17(水) 18:45:53.63ID:3N7Tp/qR0
チーズの原料となる乳を出す動物──鯨偶蹄目──が絶滅していて、チーズが何かを知らない世界なら
そもそも、チーズを使う料理が良さそうだ、とは考えつかないんじゃなかろうか?
0076この名無しがすごい! (ワッチョイ fd8d-C0SX)
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2022/08/17(水) 18:55:07.94ID:3N7Tp/qR0
なので、「今いる星にその牛ってのに似た動物がいるから連れて帰るよ」って流れにするんじゃなく、
連絡が入り、牛ってのに似た動物がいて、それで作ったチーズってのが送られてきて
チーズとピーマンでの調理法も載っていて、じゃあ今度はこのチーズってもので料理を作ってみようとするオチのほうがよくない?

でないと、チーズのない世界だと、さすがに、今度はチーズを使う料理が良さそうだ、という発想にはならないだろう
0079この名無しがすごい! (ワッチョイ fd8d-C0SX)
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2022/08/17(水) 23:35:04.26ID:3N7Tp/qR0
まあ、その絶滅した世界の日本ではチーズが子供に大人気だったのだろうけど
現実だと子供はチーズとかは嫌いな子のほうが多そうではあるのもあって
違和感を感じたのだな
それ以前に、地球人が絶滅したのちもピーマンは絶滅してなくて、
地球人の後の種族の子供もまたピーマンが苦手なのかとか
いろいろことを考え込んでしまう話だな

ところで、「四本の指」は「四つ」につながるんで、あまり、その書き方はお勧めしない
昔、妖怪人間ベムというアニメが作られたとき設定画では4本指だったんだが
やばいとなって本編では三本指に変更されたり
ドラゴンボールのピッコロが原作漫画に登場したときは4本指だったのが
アニメではいつの間にか5本指になってたり
まあ、だから「四本の指」と書くのはお勧めしない
0082第六十回ワイスレ杯参加作品 (ワッチョイ dd5f-toPh)
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2022/08/18(木) 06:32:10.21ID:ZwXa5qJ40
 赤茶けた大地に一本、熱で柔らかくなったアスファルトの道路が続いている。その道路の上をかわいい女の子の姿をしたカッパの姉妹が歩いていた。炎天下の日差しの中をトボトボと歩いている。
「最後に水を飲んだのは何時だったかのぅ妹よ」
「さっきだよさっき。残しておこうって私が言ったのに、お姉ちゃんが飲もう飲もうって」
「計画性がないのぅ妹は」
「反論する元気もない。この道を進もうって言ったのもお姉ちゃんなんだからね?」
 ひたすらに、一本道。見る限り、先にはなにもない。二人は靴の裏をじぅじぅアスファルトに焼かれながら歩いていた。
「本当にたどり着けるのかな? キュウリランドに」
「婆さまの言葉を信じぬのか妹よ、齢三十の大婆さまが言葉を。きっとこのキュウリの種が花開く場所は、この先にある」
 婆さまは一週間前に干からびて死んだ。ヒラヒラと風に揺られるようにして死んでいた。
よくあることだ、カッパは干からびるものだから。
 しかしこのところ天気がおかしい。雨が全然降らないのだった。日差しもずっと炎天下、「きっとミラーの調子が悪いのねぇ」大婆さまは言ったが若いカッパ姉妹にはなんのことかわからなかった。
 ここは宇宙コロニーだ。長らく人間たちが住み、そして先日廃棄された。
 祖先は人間たちにくっついて移住してたカッパの祖先が、この地で一族を繁栄させたのである。だが人が居なくなった今、カッパたちは絶滅の危機に瀕している。
「あっ」と妹カッパがよろめいた。慌てて姉カッパが支える。
「よっこいせ」道横に出来ている日影の中に妹カッパを横たえると、自らもその日影の中に入った。「ここで一休みじゃの」二人はジャリジャリした赤錆が細かくなった砂の大地に座り込む。「こんな地面じゃ、キュウリの花は咲かない……」妹カッパが力なく呟いた。
「そうじゃのう」姉カッパも、力なく頷く。
 二人はじりじり焼けていく。カッパ焼きになっていく。「喉が渇いた」妹カッパが呟く。
「渇いたのぅ」姉カッパも同意した。そのとき、妹カッパが声を上げた。「あ、お姉ちゃん! これ、この置物!」なんじゃ? と聞く姉カッパ、妹カッパは答える「この中には飲み物が入ってるよ! 大婆さまに貰った『コイン』を使えば飲めるはず!」
 二人が日よけに使っている道端の置物は、ジュースの自動販売機であった。姉カッパは背伸びをしてコイン投入口にコインを入れた。が、販売機はウンともスンとも言わない。それはそのはずで、電源が入っていないのだった。消沈した二人は、日影の中に入って目を瞑った。無言で目を瞑った。
 カサカサになった二人の頬に砂がついて、煤けたようになっていく。渇いてヒビが入ってきた唇を動かして、姉カッパが語り出した。「そういえば」と。
「一族に伝わる話があったのぅ、大婆さまが言っておった話じゃ」
 カッパの祖先は友なる仲間たちとこの地へと降り立った。子々孫々の繁栄を夢見て、約束の地として。――姉カッパは、夢見るような語調で懐かしそうに語る。
「友なる仲間……、人間はどこにも居なくなっちゃったね」「じゃのう、我々カッパが最後に生き残ったのやもしれぬ」「皆、死んじゃったのかなぁ」「かもしれぬのぅ」「もう、この星には誰もいないのかなぁ」「かも……しれぬ、のぅ……」
 妹カッパが気づいたとき、姉カッパはすでに朦朧としていた。錆びた粉を顔中につけて、カサカサになっていた。「お姉ちゃん!? お姉ちゃん!?」妹カッパが姉カッパの身体を揺する。思いきり揺する。だが姉カッパは返事をしない。
「イヤだよお姉ちゃん! 一緒にキュウリランドに行くっていったじゃない! キュウリの種を植えて、一面に緑が広がる大地を作るんだっていったじゃない!」
 妹カッパは泣いた。涙が頬を伝おうとするが、零れ落ちる前に干からびた頬に吸い込まれる。泣いても泣いても、涙が零れ落ちることはなかった。
「誰か! 誰でもいい雨を降らして! お姉ちゃんが死んじゃう! イヤだお姉ちゃん!」
 ――おお、それはあぶない。
 妹カッパの耳に声が響いた。途端、一面に雨が降り始める。
「あ、雨……?」実に何ヶ月ぶりの雨であろうか? 埃くさい匂いが懐かしい、妹カッパが空を見上げると、『それ』は居た。
『姉の容態は大丈夫かのカッパの娘御よ? 我は雷神、お主たちの友なるあやかし』
 カッパたちは友と一緒にこのコロニーに移住していたのだった。友たるあやかしたちと一緒に。人間が居なくなったこの地は、あやかしの星となっていく。
 そこは、やがて緑溢れるキュウリランド。しゃりっ! とカッパが胡瓜を齧る星。
0083ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ e12f-O3lh)
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2022/08/18(木) 06:35:07.19ID:eC08g+7U0
おはよう、諸君!

ワイスレ杯への投稿は土曜日まで!
日曜日に全作品の寸評と結果発表がある!
楽しんで挑戦して貰いたい!

さて、ワイは課せられた仕事を片付けるとしよう!(`・ω・´)
0084ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ e12f-O3lh)
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2022/08/18(木) 06:36:00.08ID:eC08g+7U0
第六十回ワイスレ杯参加作品

>73
>82

只今、二作品!(`・ω・´)
0085第六十回ワイスレ杯参加作品 (ササクッテロラ Spf1-Uudr)
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2022/08/18(木) 13:04:34.85ID:6eMjYSlkp
 チェッカーガラスの引き戸を開けると、カタチのよいナスが一本と色の濃いピーマンが一個、地面に置かれてあった。玄関前に転がるそれを見て、蓮二は「はて?」と首を捻って考えるが、何も思い当たる節がない。確かにこの辺りには農家が多い。ただ、最近引っ越してきたばかりの蓮二に知り合いはいない。それに、地面にナスとピーマンだ。余った野菜を配るにしたって、もうちょっとやりようがあるだろう。
 云々と唸ったあと、結局蓮二はナスとピーマンを有り難く頂戴することにした。元来、楽天家なのだ。地面から拾って台所へ行き、軽く水洗いしてザルに入れる。今晩のおかずにするつもりだ。豚肉と一緒に炒めて甘辛いタレをかければそれで一品。買い物に行く手間が省けたと喜び、そのまま引き篭もって仕事を始めた。
 蓮二がこの古民家に引っ越してきたのは、幾つかの偶然が重なった結果だ。その偶然とは、会社の完全テレワーク制度の導入と離婚、そしてこの家の持ち主だった叔父の死去だ。生涯独身だった叔父の遺産は引き取り手がなく、急に身軽になった蓮二にお鉢が回ってきたのだった。
 蓮二の叔父は少し変わった人で、五十歳で早期リタイアした後この古民家を買い、半ば自給自足のような生活をしていた。広い庭はほとんど畑になっており、蓮二にその気さえあれば一人で生活するには充分な野菜が採れる筈だ。その気はないのだけれど。
 豚肉とナスとピーマンの甘辛炒めを食べた翌朝、蓮二は玄関を開けてまた唸っていた。今度は大玉のトマトが一個とくねっと曲ったオクラが二本置かれていたからだ。
「……悪戯か?」
 当然誰もこたえない。ジージリジリとアブラゼミが鳴くばかり。根負けしたように蓮二は溜息をつき、野菜を拾い上げてまた台所へ向かった。ステンレス製のボウルに氷水を作り、洗ったトマトと板ずりしたオクラを浸ける。ちょうど良く冷えたところで乱切りにして塩こんぶと和え、胡麻油を垂らして朝食とした。
 翌日はとうもろこしときゅうり。翌々日はモロヘイヤとゴーヤ。日替わりで夏野菜が置かれるようになって一週間が経った翌朝、蓮二が玄関を開けると野菜がない。その代わりに野良着姿に麦わら帽子をかぶった小さな老婆が立っていた。蓮二はギョッとして身構える。
「……いっしゅううかんのむりょおきかんがしゅゅりょうしました」
「はい?」
 老婆はもごもごと喋り、蓮二は聞き取れない。
「……いっしゅーかんのむりょうきかんがしゅーりょうしました。けーぞくをごきぼうされるばあいは──」
「一週間の無料期間?」
「……はい」
「まさか……野菜のことですか?」
「……はい。けーぞくをごきぼうされるばあいはひとつきさんぜんえんとなります」
 ここまで聞いて蓮二はやっと理解した。これは野菜のサブスクだと。頼んだ記憶はないが、無料お試し期間だったらしい。
「きゅーあーるこーどけっさいにもたいおうしております」
「QRコード決済ですか?」
「……はい」
 老婆は野良着のポケットからクシャクシャになった紙を取り出し、蓮二に見せた。QRコードがプリントされている。老婆は固まったように動かない。一瞬迷った蓮二だったが、一日百円なら安いものだと思い直す。スマホを取り出して老婆の持つQRコードをスキャンした。決済完了を知らせる電子音が鳴ると、再起動したように老婆が動きだし、野良着のポケットを漁る。
「……きょうのぶんです。てをだしてください」
 老婆は蓮二の両手いっぱいに枝豆とミョウガを乗せる。山盛りになってミョウガが手から転げ落ちた。
「あの、袋はないんですか?」
「えすでぃーじーずへのとりくみでれじぶくろははいししました」
「……左様ですか」
 蓮二は老婆の背中を見送りながら、こんな田舎にまで押し寄せるSDGsの波に畏れを抱くのだった。
0086第六十回ワイスレ杯参加作品 (ワッチョイ d2bd-oUG4)
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2022/08/18(木) 13:25:06.89ID:PiBIpjYM0
 夏野菜がどっさり送られてきた。実家の家庭菜園の収穫量とは思えぬ大量の野菜に部屋が埋め尽くされている。トマトにトウモロコシ、ナスからオクラまで。さて、コレをどう処理しようか。そう考えた矢先、頭の中で神様が後光を携えて降りてきた。
 料理教室だ! 夏野菜カレーだ!
 辰馬(タツマ)は調理師の免許を持っており、元料理人でドローン好きの自宅警備員だ。ニートではない、と辰馬は自身に言い聞かせる。いわゆる自称主夫であったが、いつまでもドローンで遊んでいる余裕はなかった。そうして夏野菜をキッカケに主婦たちと情報交換できるという邪な考えと共に行動した。
「いや、主婦違いやねんけど」
 来たる料理教室のその日、集まったのは三人の男性だった。トマトのように膨れ上がったAさんに、ナスビ顔に眼鏡のBさんと、サヤインゲンスタイルの美形Cさん。主婦を期待した結果、主夫が集まった。気を取り直して辰馬はなるべく平常心で夏野菜カレーの作り方を伝授する。だが本格的に面倒になったのは三人の性格だった。
「夏野菜カレーというからスパイスから拘って色々持ってきました」
「野菜の鮮度はどれどれ。ほうほうコレは瑞々しいですが身にあまり締まりがありませんな」
「嫁が行けっていうから来たけど、めんどくせえ」
 カレーはスパイスから作る主張のAに、野菜にケチをつけるB、やる気のないC。辰馬は思わず立ち眩みがしてなんとか現実に意識を繋ぎとめた。人が普段から美味しく食べているものに指を突きつけて「これは偽物だ。私がホンモノを食べさせてあげましょう」などと言うイメージは漫画の影響もあるだろう。だがAのやる気はまさにそれだった。Aはこう語っている。
「二千年初頭の東京を中心に第一次スパイスカレー戦争から始まり、第二次狭義のスパイスカレー戦争が大阪で勃発。「原理主義」的なムーブメントだったのに対し、第二世代は「作り手の自由な発想」に重きが置かれた。今日はどっちなんだ!?」
 これは面倒臭い。ただ夏野菜の消費をしようと目論んだだけなのだが。今度はBが口を開く。
「農家の皆さまには大変手厳しい意見にはなりますけど、夏野菜は見た目も重要な要素であり芸術であります。もちろん辰馬先生の料理教室を――……」
 黙れナスビ、一緒にカレーにしてやろうか――という言葉は寸でで呑み込んだ。Cに至っては料理教室でスマホに夢中になっている。状況が呑み込めず、辰馬は片手に包丁をぶら下げて半目で見つめた。結果、包丁は本来の目的通り野菜を切ってルーを使ったカレーを作ることとなる。だがAとBは勝手にアレンジし始めて、Cに至ってはスマホ操作しか行っていない。この状況をどう対処してよいのかわからず、辰馬はただ時間が過ぎるのを待った。実食するにあたって四人でテーブルを囲んだのだが、ショッピングモールのガラス面から突き刺さる視線が痛い。外から丸見えなこの状況で、男四人が別々のカレーを食べている(Cに限っては作ってすらいない)。
「夏野菜カレーはやっぱりスパイス一つで味が変わりますね」
「私のこだわり抜いた野菜とアレンジ力はさすがですね」
「うめえっすわ、皆さんリスペクトっす」
 結果、夏野菜を使用したカレーの料理教室は地獄絵図として終わった。非常に面倒だった料理教室を二度としないと思った矢先、モールのスタッフから声をかけられた。その社員によると、料理教室のその後のアンケートで満点だったらしい。継続して教室を行ってほしいとのことだった。辰馬は目の前が真っ白になった。
「ナスビ顔とトマト顔、サヤインゲンは入室不可にして頂ければ」
「は……?」
 辰馬の言葉に瞬きする社員に、当然だと思う。
 今回の料理教室は夏野菜のように瑞々しいものではなく、むさ苦しい中執り行われた。だが次回こそは普通の主婦たちが集まった普通の料理教室ができるかもしれない、と希望を持ってしまったのも事実だ。
 自宅には夏野菜がまだまだどっさりと段ボールに入っている。
 さて、次は天ぷらにするか。

 一番面倒な人間は、自分自身かもしれない。
0087ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ e12f-O3lh)
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2022/08/18(木) 14:00:46.08ID:eC08g+7U0
第六十回ワイスレ杯参加作品

>73
>82
>85
>86

只今、四作品!(`・ω・´)
0088この名無しがすごい! (ワッチョイ 4136-4AW/)
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2022/08/18(木) 14:48:19.73ID:6SwyXsk+0
テスト
0089第六十回ワイスレ杯参加作品 (ワッチョイ 6e2c-oUG4)
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2022/08/18(木) 17:23:36.53ID:2eKEJw8j0
 さぁ寄ってらっしゃい見てらっしゃい。
 新鮮な夏野菜だよー。赤いものが揃ってるよー。
 おっ、嬢ちゃん、お使いかい。偉いねぇ。ナスかい、もちろんあるさ。
 よし、こっちの真っ赤なトマトもオマケしよう。甘くて美味しいぞう。
 え、野菜が苦手なのかい。いいからいいから、食べてみてよ。
 ついでにこっちもどうよ、赤いピーマン。
 パプリカじゃないぜ、普通に収穫タイミングを間違えたピーマンだ。話の種に持ってきといた。
 普通のピーマンが苦手でも、こっちは甘くて食べやすいぞ。ホントだって。
 いや……イチゴとまでは言わないが。嘘じゃないって! ほらほら遠慮すんなよ、入れとくぜ。あっ、おーい。
 ……逃げちまいやがった。まぁ、いいさ。健康になっとけ。

 おっ、少年どうした。お使いか。
 赤いやつが甘いのかって? 聞いてたのかい。おお、そうよ。大体そんなもんだ。
 赤に興味があるかい。この西瓜も赤くて甘いぞ。味見してみるか。試食があるんだ。
 あっ、しまった。さっきの子にもあげりゃ良かったな……どうだい。西瓜、甘いだろ。そーかそーか。良かった。
 で、何を買いに来たんだ。
 ナスね。いいね。今日はナスが売れるね。赤くないんだよな。いや、ナスが売れて嬉しいよ。本当だぜ。俺も好きさ。ただ赤くないだけで。おーおー、偉いねぇ。
 少年にもトマトをオマケしよう。一袋サービスだ。トマトはやたら取れてるからな。まだまだあるぞ。
 赤いピーマン? 興味があるかい。悪いね、赤いピーマンはさっきので最後なんだ。
 ん、こっち?これは唐辛子といってね。甘くはないんだ。そうなんだ。赤いからって、必ずしも甘くはないんだよ。
 でも、赤いからね。ちゃんと店には並べておくよ。
 えっ、これも欲しい? ペペロンチーノに使う? 料理するのかい。輪切りしか見た事がなかった?
 そうかいそうかい。よし、オマケだ。
 唐辛子も1本あげちゃうよ。
 いいからいいから。美味しく調理しとくれよ。
 はい、それじゃね。まいどー。

 ああ、どうもどうも。いらっしゃい。大丈夫ですよ。どれにしますか。本日は赤いものが揃ってましてね。
 あ、昼にも補給されたばかりなんですよ。お客さん、午後からの1番乗りだから良いタイミングで。
 ええ、はい。ありますよ。はい、こちらパプリカです。赤いでしょう。
 午前中はなかったんですがね、昼に届きまして。いやあ、タイミングが良い。
 トマトもミニトマトもありますよ。あ、お好きですか? いやあ、気が合うなあ。
 ナス? もちろんありますよ。わぁ、飛び上がって喜んじゃって。え、ナスが一番好き? そう、ですか。
 私もね、うん、ナスは好きですよ。テンションが下がった? 下がってませんよ。いやだなあ。はい、ナス。
 あとどうしますか。
 え、全部? 棚のもの? え? あ、全部を買いますか。はいはい、ダンボール使います?
 宜しければ郵送もしますが。車で来てるから大丈夫? はいはい。では、お車まで運びますよ。
 え、運転手を呼んだから大丈夫? あ、来ましたね。わあ、ナスみたいな色だなあ。いや、良いお車ですね。
 ダンボールに入れて乗せますね。大丈夫ですよ。鍛えてるんで。
 それに、全部が売れましたしね。店番の心配もない。
 よっと。これで全部です。はい、まいどー。今後ともご贔屓に。

 ふぅ、やれやれ。完売するとはな。店を畳んで帰るかー。しかしナス人気だったな。最後の車もナスっぽかったし。何なら、ナスにトマトを詰めている気分にすらなった。ああ、それもいいなあ。

 よし、夕飯はナスにしよう。
 売っても売ってもなくならないトマトをギッシリ詰めて、パンパンに膨らませよう。ついでに唐辛子も使ってピリ辛だ。食欲が実に刺激される。ガッツリ食べて、また明日から頑張ろう。いやあ楽しみだなあ。早く食べたいなあ。

 ナス。
0090この名無しがすごい! (ワッチョイ 42f2-Lyl8)
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2022/08/18(木) 17:59:07.07ID://c9OEmb0
チーズが嫌いな子供がいるのはまずいチーズしか売られていない日本だけで、フランス人もイタリア人もチーズ好きだよ
ワインなんか子供でも飲むし、水の代わりに飲むんだから

日本の常識で考えたら間違える
0091ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ e12f-O3lh)
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2022/08/18(木) 18:02:13.43ID:eC08g+7U0
第六十回ワイスレ杯参加作品

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只今、五作品!(`・ω・´)
0092第六十回ワイスレ杯参加作品 (ワッチョイ 8101-oUG4)
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2022/08/18(木) 20:52:29.66ID:r/9RqilT0
 発端は、僕がまだ高校生だった頃のことだ。
 文芸部に所属していた僕はいわゆるラノベというやつにハマっていて、その手の本を読み漁る一方、自分でも作品を書いていた。
「新作が出来ました、戸影先輩。読んで下さい」
 僕が夏休みの間に書き上げた120万字の大作を画面に出すと、先輩は「ふーん」と気の抜けた返事の後、マウスで画面をめくり始めた。
 先輩は、本当に読んでいるのかと疑いたくなるほどのスピードでロールアップを続け、半分くらいまで進んだところでこちらに振り向いた。
「うん、よく書けてると思うよ。筆致も安定しているし、異世界転生というのはテンプレすぎるけど悪くはない。たださあ」
 そう言って眉をひそめる。
「スイカはないよな」
「えっ、どうしてですか?」
「だってスイカがヨーロッパに伝来したのは19世紀だぞ。中世ヨーロッパにスイカはないし、それに果物って書いてあるけど、スイカは野菜だろ」
「いやでも、舞台は異世界であって、中世ヨーロッパとは関係ないですよ」
「そうじゃない。例え現実の世界ではないとしても、明らかに中世ヨーロッパを模しているだろう。だったらこういう部分も史実を模した設定にしなければならないんだ」
「ならないんだって。これは僕の作品ですよ、設定は僕が決めればいいことじゃないですか」
「いいや、それは読者に向き合っていない独りよがりだ」
「あとスイカが野菜って何ですか。スイカは果物でしょ」
「無知な奴め、農水省の分類で決まっているのを知らないのか。とにかく序盤でこんなの出したら、誰も続きを読んでくれないぞ」
 戸影先輩は読書量も多く知識も豊富で色々なアドバイスをしてくれる、尊敬できる先輩だ。でもこの時ばかりは、納得することができなかった。
 僕は家に帰ると、作品を投稿サイトにUPした。これでも僕はフォロワー百人を超える、大とは言わないが小人気作家だ。投稿すると早速PVが付き始めた。
「長編だし、すぐには感想は来ないかな」
 ところがだ。
『面白い。でも中世ヨーロッパにスイカはありません』『スイカで笑っちゃってその先が読めませんでした』『こういう雑なところが伸びない原因だと思います』
 えっ、ちょっと待って。なんで皆そんなに拘るの? さらに。
『スイカは野菜でしょ』『そうそう野菜野菜』『はあ?誰がそんなこと決めたんだよ』『農水省でーすお馬鹿さん』『農水省の分類は絶対ではないぞ。欧米では果物だ』『それこそ誰が決めたんだよ』『うるさい果物だ』『野菜だ』
 感想欄はあっという間に炎上してしまい、僕に対しては馬鹿だ無知だ無能だと罵倒の嵐、野菜果物論争はそれより酷い決して口に出してはいけない単語の応酬となった。
 僕は屈辱と恐怖で、泣きながらパソコンを消した。ちくしょう、お前ら絶対に許さない。何が史実だ何が野菜だ。絶対に見返してやる!
 僕は部活を辞め、勉強に没頭した。大学に進み世界中のありとあらゆる知識を身に付けた。さらに研究を重ね次々と新しい発見や発明をした。つまり世界のどこにもない僕だけの知識を生み出して行ったのだ。そして遂に。
「やっとここまでたどり着いた。これで目的を果たすことができる」
 パリの研究室。七十歳を迎えた僕の目の前にあるのは、完成したばかりのタイムマシンだった。
 僕は用意した大量の荷物を運びこむと、さっそくマシンを作動させた。
「ようし、目標は紀元前だ!」
 はるか三千年前の世界にたどり着くと、僕はトランクを一つ取り出し中身をぶち撒けた。そう、スイカの種だ。
 それから僕は自動車型のマシンでヨーロッパ中を走り回り種をばら撒いた。この実を口にする古代人はたちまちその味に魅了されることだろう。そして自ら栽培を始めるに違いないのだ。
 現代に戻った僕は、さっそくパソコンを開いた。
 よしよし、成功だ。事典の記述が僕の目論んだ通りになっている。歴史改変なんて知ったことか。これでやっと僕を馬鹿にした連中を見返し……って、あれ?
 ああー、こっちを忘れてた。これは失敗した……なあ……。

スイカ 出典:ワィキペディア
スイカは、果実を食用にするウリ科のつる性一年草。また、その果実のこと。
原産は熱帯アフリカ。紀元前500年頃にヨーロッパへ伝来したとされる。
西暦2220年にスイカが果物か野菜かのネット論争に端を発した戦乱は、瞬く間にヨーロッパ全土から全世界に拡散し、第三次世界大戦の勃発を招いた。
以後百年を経た現代においても戦火は衰えず、世界人口の8割を失ってなおスイカ論争に決着の兆しは見えない。
0093第六十回ワイスレ杯参加作品 一部改稿 (ワッチョイ 8101-oUG4)
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2022/08/18(木) 22:08:54.98ID:r/9RqilT0
 発端は、僕がまだ高校生だった頃のことだ。
 文芸部に所属していた僕はいわゆるラノベというやつにハマっていて、その手の本を読み漁る一方、自分でも作品を書いていた。
「新作が出来ました、戸影先輩。読んで下さい」
 僕が夏休みの間に書き上げた120万字の大作を画面に出すと、先輩は「ふーん」と気の抜けた返事の後、マウスで画面をめくり始めた。
 先輩は、本当に読んでいるのかと疑いたくなるほどのスピードでロールアップを続け、半分くらいまで進んだところでこちらに振り向いた。
「うん、よく書けてると思うよ。筆致も安定しているし、異世界転生というのはテンプレすぎるけど悪くはない。たださあ」
 そう言って眉をひそめる。
「スイカはないよな」
「えっ、どうしてですか?」
「だってスイカがヨーロッパに伝来したのは19世紀だぞ。中世ヨーロッパにスイカはないし、それに果物って書いてあるけど、スイカは野菜だろ」
「いやでも、舞台は異世界であって、中世ヨーロッパとは関係ないですよ」
「そうじゃない。例え現実の世界ではないとしても、明らかに中世ヨーロッパを模しているだろう。だったらこういう部分も史実を模した設定にしなければならないんだ」
「ならないんだって。これは僕の作品ですよ、設定は僕が決めればいいことじゃないですか」
「いいや、それは読者に向き合っていない独りよがりだ」
「あとスイカが野菜って何ですか。スイカは果物でしょ」
「無知な奴め、農水省の分類で決まっているのを知らないのか。とにかく序盤でこんなの出したら、誰も続きを読んでくれないぞ」
 戸影先輩は読書量も多く知識も豊富で色々なアドバイスをしてくれる、尊敬できる先輩だ。でもこの時ばかりは、納得することができなかった。
 僕は家に帰ると、作品を投稿サイトにUPした。これでも僕はフォロワー百人を超える、大とは言わないが小人気作家だ。投稿すると早速PVが付き始めた。
「長編だし、すぐには感想は来ないかな」
 ところがだ。
『面白い。でも中世ヨーロッパにスイカはありません』『スイカで笑っちゃってその先が読めませんでした』『こういう雑なところが伸びない原因だと思います』
 えっ、ちょっと待って。なんで皆そんなに拘るの? さらに。
『スイカは野菜でしょ』『そうそう野菜野菜』『はあ?誰がそんなこと決めたんだよ』『農水省でーすお馬鹿さん』『農水省の分類は絶対ではないぞ。欧米では果物だ』『それこそ誰が決めたんだよ』『うるさい果物だ』『野菜だ』
 感想欄はあっという間に炎上してしまい、僕に対しては馬鹿だ無知だ無能だと罵倒の嵐、野菜果物論争はそれより酷い決して口に出してはいけない単語の応酬となった。
 僕は屈辱と恐怖で、泣きながらパソコンを消した。ちくしょう、お前ら絶対に許さない。何が史実だ何が野菜だ。絶対に見返してやる!
 僕は部活を辞め、勉強に没頭した。大学に進み世界中のありとあらゆる知識を身に付けた。さらに研究を重ね次々と新しい発見や発明をした。つまり世界のどこにもない僕だけの知識を生み出して行ったのだ。そして遂に。
「やっとここまでたどり着いた。これで目的を果たすことができる」
 パリの研究室。七十歳を迎えた僕の目の前にあるのは、完成したばかりのタイムマシンだった。
 僕は用意した大量の荷物を運びこむと、さっそくマシンを作動させた。
「ようし、目標は紀元前だ!」
 はるか三千年前の世界にたどり着くと、僕はトランクを一つ取り出し中身をぶち撒けた。そう、スイカの種だ。
 それから僕は自動車型のマシンでヨーロッパ中を走り回り種をばら撒いた。この実を口にする古代人はたちまちその味に魅了されることだろう。そして自ら栽培を始めるに違いないのだ。
 現代に戻った僕は、さっそくパソコンを開いた。
 よしよし、成功だ。事典の記述が僕の目論んだ通りになっている。歴史改変なんて知ったことか。これでやっと僕を馬鹿にした連中を見返し……って、あれ?
 ああー、こっちを忘れてた。これは失敗した……なあ……。

スイカ 出典:ワィキペディア
スイカは、果実を食用にするウリ科のつる性一年草。また、その果実のこと。
原産は熱帯アフリカ。紀元前500年頃にヨーロッパへ伝来したとされる。
西暦2022年にスイカが果物か野菜かのネット論争に端を発した戦乱は、瞬く間にヨーロッパ全土から全世界に拡散し、第三次世界大戦の勃発を招いた。
以後百年を経た現代においても戦火は衰えず、世界人口の8割を失ってなおスイカ論争に決着の兆しは見えない。
0094ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ e12f-O3lh)
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2022/08/18(木) 22:09:11.68ID:eC08g+7U0
第六十回ワイスレ杯参加作品

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只今、六作品!(`・ω・´)
0095ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ e12f-O3lh)
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2022/08/18(木) 22:09:59.15ID:eC08g+7U0
第六十回ワイスレ杯参加作品

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只今、六作品!(`・ω・´)
0096第六十回ワイスレ杯参加作品 (ワッチョイ 4102-oUG4)
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2022/08/18(木) 23:34:34.15ID:lsF0bruE0
 うちの嫁がどこから知れないが唐なすびを買ってきた。うちの屋敷の鉢植えで育てるって言うのだから冗談じゃねぇと俺は言ってやった。
 あいつは膨れっ面を見せていたが、すぐに苦笑して鉢のほうを見る。少しせき込んで、ゆっくりと立ち上がった。
 唐なすびは芽を出してまだ伸びようとしていて、花もつけてもいない。
「黄色い花を咲かして、赤い果実を実らせるんだってさ。植木屋さんが言ってたよ」
 へぇ、そりゃあ怖いもんだ。真っ赤な実なんてもんは鮮血にも似ているじゃないか。お前、よくそれを育てようと思っているな。
「黄色い空がだんだんと赤くなっていく。夕暮れのようで粋じゃないの」
 上手いことを言いやがる。まあ、俺の嫁が何を育てようと勝手だ。
 俺は下っ端同心。その働きをしなけりゃ生活が成り立たねぇ。子供だってできてねぇんだ。唐なすびがどうとか言える立場じゃねぇ。
 そう思って、ずうっと俺は仕事に追われて、あいつは唐なすびを育てていた。茎がのびてきて、だんだんと花をつけようとしている。
 あいつが風邪を引いた。医者が言うにはひどい風邪じゃないみたいだが、寝っぱなしの嫁の様子を見守る日が多くなってきた。与力様にも、御新造の傍にいてやれと言われて、そうすることにした。それぐらいしかできない自分が情けなかった。
「唐なすびはどうだい?」
 布団の中からそうつぶやくあいつの顔はやつれ切っていた。何がひどい風邪じゃない、だ、あの藪め。素人の俺から見てもあいつは死に向かっているのがわかる。
 だから、唐なすびなんか気にするな、って言ってやったんだ。だけどその時のあいつの顔は厳しかった。水をやってくれ、世話をしてやってくれと、しきりに言うもんだから、あいつの代わりに俺は仕方なく、唐なすびの鉢に水をやった。
 唐なすびは順調に花をつけた。もう夏も迎える。あいつの話では、そろそろ花が枯れて実をつけるころだと言った。
 しばらくして、夏になる。唐なすびは太った実をつけていた。それに反して、あいつの体は細くなっていった。
 もう長くない、藪はそう言いやがった。なにが長くないだ、馬鹿野郎が。
 俺は唐なすびの鉢の前に立った。こいつが、こいつがあいつの生気を奪っているに違いない。血の色のような実をつけやがって。今につぶしてやる。俺が鉢を持って、振り上げた。
「待って」
 あいつの弱々しい声が聞こえてきた。なんでだ。なんでそんなに悲しい顔をするんだ。こいつが、こいつが悪いんだろう? だけれど、あいつは首を横に振った。それを見た瞬間、俺は力なくしゃがんでしまった。鉢を置いて、あいつを布団に戻す。
「ねえ憶えている?」
 何がだ。
「あんたと私が子供のころ。どこかの屋敷の鉢植えに唐なすびがあってねぇ。あたしが言ったんだ。血の色みたい! って……。そしたらあんたがなんて言ったかわかる?」
 わからねぇ。わからねぇからよ、それ以上しゃべるんじゃねぇ。
「何を言ってやがる、ありゃあ夕暮れの色だ。なかなか粋じゃねぇか、って」
 そうだ。ああ、そうだ。言ったさ。病気がちだったおまえを連れ出して、散々叱られたなぁ。
「あの先生にね、こっそり診てもらったんだよ。もうおまえさんの体は長くないって。だから、あんたともう一度唐なすびを見たかったのさ」
 ああ、そうか。そうかい。
「本当は実がぷっくりと膨れきるころまで生きたかったんだけどねぇ」
 見れるさ。だから、生きてくれ。生きてくれ。あの夕暮れのように陽が落ちるんじゃなくて、登ってきてくれ。

 一年が経って、俺は一人で唐なすびの鉢を見る。あいつの言う通り、ぷっくりとした実が生っていた。俺が調べたら、こいつは外の国じゃトマトやらなんやらと呼ばれているらしい。それを教えてやりたかったな。俺は仏壇を見て、そう思う。今年も、夏がやってくる。あいつがいなくなった時のような、暑い夏だ。
0097ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ e12f-O3lh)
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2022/08/18(木) 23:55:49.68ID:eC08g+7U0
第六十回ワイスレ杯参加作品

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只今、七作品!(`・ω・´)
0098第六十回ワイスレ杯参加作品 (ワッチョイ d22d-9bk+)
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2022/08/19(金) 01:07:09.44ID:hDG4Nq4J0
 週末は凝った料理を作る事に決めている。それは収入があろうとなかろうと決めた事だ。なので財布は厳しいがガパオライスを作る事にした。
 あらびきの合挽肉、タマネギ、パプリカ、バジル、卵……いくつかの食材とスパイスを使って、調和のとれた。おいしいものを作るのが楽しみで仕方ない。
 まずはタマネギをみじん切りに、パプリカを二センチ角に切らなくてはならないのだが、すぐに問題が発生した。

 パプリカが腐っていた。

 買った時によく見ておくべきだった。個包装でビニール越しでしか見れなかったが、よく見ればくすんだ色が見れたはずだった。
 わずかな期待を込めて包丁を入れてみるが、内部の種にびっしりと菌糸が生えていて、これは食べられないものだと物語っている。
 腐っていない部分だけ使えばとも思ったが、腐っている箇所以外にも菌糸は張っていると、テレビか何かで見た気がする。
 スーパーに戻って交換してもらうおうか。いや、そういえばレシートを捨てていた。そもそもこの暑い中またスーパーに行くのは面倒くさい。どうするか……
 買いなおすとしても、先日職を辞した俺にとっては、数百円でも惜しい。さんざん悩んだが、パプリカなしで作る事にした。

 料理とは会社と同じで、調和が最も大事だ。食材が一つでも欠けてはいけない。

 もしそれが欠けてしまえば別の物になってしまう。俺は理解しているが、部長はそれを分かっていなかった。なので、せいぜい俺が居ないことで困り果てればいい。
 香辛料をごま油で炒めて香りを出し、みじん切りの玉ねぎを炒め、ひき肉を追加して火を通す。ここでパプリカを入れるところだが、それを飛ばして味を調えていく。
 食欲をそそる匂いが立ち上ってきたところで火を止め、ご飯の上に盛り付けて、空になったフライパンに卵を落とし、目玉焼きを作って上に乗せる。
 やはりパプリカが無いからか、色味が足りないような気がする。その違和感を無視して食卓へ運び、スマホを片手に食事を始める。
 口に運んでみると、香辛料のピリピリとした刺激があり、あらびきの挽肉も相まって歯ごたえがあり、濃い目の味付けと白米がとてもよくマッチしていて、美味しかった。どうやらパプリカは無くてもおいしいらしい。

 というよりもむしろ、俺にしてみればパプリカの甘味は余分だったかもしれない。

 パプリカ抜きのガパオライスに舌鼓を打っていると、スマホが揺れて着信があった。相手は元後輩、どうやら俺が居なくててんてこまいで、にっちもさっちも行かなくて電話を掛けてきたな?
「どうした?」
「あ、先輩、仕事やめる時、僕らの心配してくれてたんで、ひとこと連絡入れていこうと思いまして」
 殊勝な心掛けだ。俺が居なくて厳しいというなら、頭を下げてくれれば戻らない事もないのだから。
「心配しなくていいですよ! 意外と先輩が居なくても何とかなるもんです!」
「は?」
「むしろ先輩居なくなって、みんな頑張るようになってよく回るようになったっていう感じで……あ、部長は相変わらず酷いこと言ってて、昨日の飲み会では先輩がやめたからよくなったとか言って――」
 それ以上の言葉は聞こえなかった。聞きたくなかった。震える手で通話を終了する。

 視線の先では半分に切られたパプリカが、シンクの上でコバエに集られていた。
0099第六十回ワイスレ杯参加作品 (アークセー Sxf1-Gxju)
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2022/08/19(金) 01:32:12.27ID:aEL/AfInx
 皮が破け、腹部からドロッと赤い身が溢れている。
「へ、綺麗な色合いでうまそうだ……。後は――頼んだぜ、レタス」
「諦めんな! プチトマトが生まれたばかりなんだろ。おい、おい……!」
 体を揺さぶるも、トマトはレタスに抱きかかえられたまま息絶えた。

 野菜星、XXXX年。夏野菜は絶滅寸前の危機を迎えようとしていた。
 惑星の気候が寒冷化し、冬野菜が増加したことでパワーバランスが崩れ、戦争が勃発した。
 復讐が復讐を生み、争いと憎しみは止まることがなかった。元々、冬と友好関係にあった秋は軍門に下り、夏野菜と手を取り合っていた春は既に全滅。
 太陽の地、別名『日の当たる場所』を死守する為、夏野菜の精鋭部隊が前線で戦っている。
 ここを突破されると、夏が完全に終わってしまう。
 多く戦争を生き抜いたトマトがやられたことで、レタスは完全に意気消沈していた。
 その隣で、夏の死神と異名を持つモロ・ヘイヤがスコープを覗いている。
「一つ、二つ、三つ。ち、キリがないな」 
「すげえな。百発百中じゃねえか! どうやったらそんな当たるんだ?」
「練習」
 陽気なオクラに対してモロ・ヘイヤは静かに言った。
 夏野菜が勝てる見込みなどなかった。地の利を生かしたとしても冬野菜との圧倒的な戦力差は埋められない。
 更に背後には秋野菜がいる。次第に恐怖は伝染していった。
「も、もうだめだ。終わった。見たかよ? トマトがあんな……俺はもういい。疲れた」
 突然、トウモロコシが立ち上がると呟きながら姿を晒した。まるで吸い込まれるように無防備に前進していく。
「モロコシ! 行くな!」
「へへ……次は…‥冬野菜に生まれ――」
 きゅうりが叫んでも、トウモロコシは耳を傾けなかった。数秒後、黄色の粒が宙に舞う。バラバラになった一粒が茫然と膝をついていたレタスの横に転がってくる。何とも言えない虚しさがこみ上げた。
「モロコシ……」
 過去の記憶が蘇る。味気のないスープにいつも彩を添えてくれたのは、トウモロコシだった。いっぱいあるからよと、体の一粒を千切ってはぶっきらぼうに入れてくれた。あの姿が……。
 思い出していたのは、レタスだけじゃなかった。
 親友だったスイカが何を覚悟しながら一人呟く。
「俺達いつも一緒だったよな。お前だけ、寂しい想いはさせないぜ」
 勢いよく飛び出すと、一直線で冬野菜に向かっていく。レタスが思わず声を漏らした。
「スイカ、もしかして……」
 攻撃を受けたままトマトと同じように赤い身が溢れているにも関わらず、スイカは止まらない。冬野菜も思わず悲鳴を上げている。
 ようやくたどり着くと、スイカは冬野菜の一人にピッタリと抱き着いた。
「俺を叩いてみろよ」
 スイカの挑発に乗ってしまった冬野菜の一人が勢いよく叩くと、スイカは轟音を鳴り響かせて爆発した。
 大勢の冬野菜を巻き添えにスイカは派手に散ったのだ。
 それをみて、いつも臆病なピーマンも身体を震わせながら武器を手に取った。
「ちきしょう! ちきしょう!」
 そして、ようやくレタスはトマトの亡骸をそっと離して立ち上がる。
「トマト、モロコシ、スイカ、そして死んでいった仲間達……。俺は諦めない」
 レタスは次々と夏野菜に指示を出していった。きゅうりはその細い体躯を生かして攻撃を回避しながら前進し、カボチャは弾丸を寄せ付けない鋼の肉体で敵をなぎ倒していった。
 それでも徐々に敗北に近づいていた。しかし、緑の三連星の異名を持つ枝豆が倒れたとき、夏野菜と冬野菜の間に、ある人物が割って入って来た。
 強く、細く、生命力にあふれた、もやしと豆苗だった。
 それにはさすがのレタスも言葉を失う。なぜなら今までどこの軍にも属する事なく傍観を続けて居たからだ。
「どうして……」
「この戦争を終わらせにきた。春、夏、秋、冬、野菜は甲乙つけがたく素晴らしい。気候の変動は一時的な物であると豆苗が気付いた。これ以上無益な殺生を行うというなら、私達が相手になろう」
 一年中、オールシーズン戦い抜けるもやしと豆苗が現れたことで、さすがの冬野菜も手が出なかった。ほどなくして戦争は終結した。
 それから数年後、四季は完全に戻り平和になった。レタスは故郷に戻り、プチトマトの赤いほっぺをつんつんしながら言った。
「野菜は好き嫌いしちゃだめなんだぜ。そうだよな――トマト」
0100第六十回ワイスレ杯参加作品 (ワッチョイ 8101-oUG4)
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2022/08/19(金) 01:50:51.72ID:BZUB9Pra0
一人暮らしの長くなった寂しい男が、有り余った時間で自炊に凝り始めるというのはよくある話だ。
夏野菜とベーコンにニンニクを炒めたものを肴に、キンキンに冷やした日本酒をキュッと飲む。ああうまい。
夜風がベランダの風鈴をちりりんと揺らしてから、汗でべっとりとした男の体を冷やす。暑いはずなのにブルリと体が揺れて、男は妙な寂しさを感じた。
「盆かぁ……」
プライベートで人と会話したのはいつのことになるだろうか。思わず吐いた独り言も、長く雑談をしてこなかった弊害か。
男は部屋の隅に転がしておいた白いビニール袋を、おもむろに手元へ引き寄せる。
取り出した茄子に、割り箸を差してテーブルに立てると、それはコテンとすぐに転んだ。
酒をぐびりと飲んで、暑い息をフー。
「こりゃ案外難しいな」
胡瓜で作っても、やっぱりコテン。酒をぐび。
これもダメ、あれもダメ、ぐびりぐびり。トマトを刺して服を汚したところで、男はついに嫌になって、両手を広げて大の字に寝転がった。
男は袋に残った最後の野菜。妙にうねった不格好な胡瓜を手に取った。
寝転がったまま、床に散らばった爪楊枝を拾ってはぷす、反対にもぷす。
酒で思考力の落ちた頭は、単純作業には向いていた。左右対称に何十本も突き刺された爪楊枝が、ついには胡瓜をしっかりと床に立たせることに成功した。
「これでよぅし」
程よい疲労感と満足感に包まれた男は、尻に敷いていた座布団を引き寄せて枕とし、ほんの数分待たずに、ぐががぐががと大きな寝息を立て始めた。

「この馬鹿者め、お前のせいで恥をかいたわ!」
「はい、すみません!」
聞きなれない少女の怒声に、男は飛び起きて正座した。
頭痛が酷く、高い声がキンキンと頭に響く。ぼんやりとした目を開けると、古風な着物を身に着けた少女が、宙に浮かんでわめいているように見えた。
「久方ぶりに精霊馬が来たと聞いて、喜び勇んで顔をのぞかせれば、何とも酷い有様じゃった。碌に立ち上がれもしない馬や牛が無数に転げまわり、唯一元気に儂を待っておったのは、気色の悪いげじげじと来たものじゃ。あまりに腹が立って、ここまですっ飛んできてやったわ」
成程夢である。
眠る前にあんなものを作ったせいで、夢にご先祖様が出てきてしまったのだろうと、男は大あくびをした後、腹をぼりぼりと掻いて寝転がった。
「なんたる無礼。祖霊をなんと心得ておる。大体お主は直系子孫であるというに、墓参りにすら来たことがない。そんなんだから、守護霊もつかず、碌な運気も巡ってこんのじゃ。この不細工、不潔男、童貞!」
夢の中だというのに、あまりの暴言だ。
男はむくりと立ち上がって、騒ぎ立てる少女に向かってふらっと一歩踏み出した。その据わった目つきと不穏な空気に、祖霊を名乗る少女はびくりと体を震わせた。
「そんなにひどいこと言わなくてもよくない? つまりあんたが俺の守護霊してくれれば、色々解決するってことでしょ。よーし、おじさん、守護霊捕まえちゃうぞぉ」
手をワキワキと動かしながら近寄る男に、彼女は顔をゆがめて体を大きく引きながら、心の底から涌き出た一言を吐き出した。
「気持ち悪い……」
その言葉は男の心を深くえぐり、それからひどく男の気分を害した。気分が悪くなってくると、臓腑の奥から何かがせりあがってくる感覚がある。この感情は強い悲しみ。
……否、ただの吐き気だった。
「気持ち悪い……」
奇しくも少女と同じ言葉と共に、男はトイレに駆け込んだ。足元に転がった茄子や胡瓜やトマトを踏みつぶしたことなど気にしてる暇はない。時は一刻を争うのだ。
「あぁあ! 帰りに乗るげじげじが!」
少女の悲痛な叫びなど知ったことではない。
男は胃の中のものをすべて吐き出すまで、便器を抱きしめて過ごすこととなった。ようやく胃の中が空っぽになった頃、窓の外はほんのり明るくなり始めていた。

トイレで気絶するように眠った男が、目を覚ましたのは昼過ぎだった。
重い体を引きずって台所へ行き、ぬるい水を一気に飲んで、男はぷはっと口元をぬぐう。
首をぐるぐるとまわしながら、左肩を右手でもんで、男はやっぱり独り言を呟いた。
「なんだか左肩が重いなぁ。こりゃ年かもしれないな。でもなんか、昨日の夜は女の子の夢を見た気がするぞ」
祖霊の怒りの声は、恐らく来年の盆まで届かない。
0101ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ e12f-O3lh)
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2022/08/19(金) 05:50:45.25ID:tj4igxs30
第六十回ワイスレ杯参加作品

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只今、十作品!(`・ω・´)
0102第六十回ワイスレ杯参加作品 (ワッチョイ 8101-5Ix7)
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2022/08/19(金) 07:43:33.84ID:8u1+LZkS0
 野菜を入れた味の薄いカレーをスプーンですくって口に運ぶ。
 美味くもないこの味をどこか懐かしく感じるのは何故だろうか。

 私はひとり部屋にいた。
 何か腹に入れておいたほうがいいだろうと冷蔵庫を開けた。ひやりと冷気を顔に感じ、冷蔵庫の臭いに駄菓子屋で食っていた霜の付いたアイスを思い出す。冷蔵庫の中はガランとしていて、簡単に食べられそうなものはもうなくなっていた。缶ビールでも入れれば多少様にはなるだろうと箱で置いてあった缶ビールを詰めてみたが虚しくなって途中でやめた。

 あまり開けたことのない冷蔵庫の中段にある引き出しに手を付ける。中には野菜が入っていた。きゅうり、トマト、レタスにピーマン。嫌いな青臭い野菜ばかりだ。奥を漁ると萎びたナスと数センチほど黄色い芽が出たタマネギ、皮のままのトウモロコシが出てきた。こんなふうに管理が杜撰だから何をやらせてもダメなんだ。苛つきに任せて乱暴に冷蔵庫の引き出しを押し込んだ。

 レトルトにしよう。温めれば食べられるやつがどこかにあるはずだ。そう思って戸棚や箱をひっくり返すがなかなか見つからない。普段から整理しておけとあれだけ言ったのに。簡易棚のかごの中でようやく見つけたのはアニメのかわいらしいキャラクターの絵が付いたカレーだった。娘がカレーが好きだと言っていたのを思い出した。しかし何のキャラクターなのかはよく知らない。娘が好むアニメはどれもよく似ていて区別がつかないのだからしょうがない。
 非常用なのか電子レンジで温めるご飯も一緒に出てきたのは運がよかった。

 ご飯とカレーを皿に盛って食べる。味気ない。スパイスの香りもしないし、入っている細切れの具は柔らかすぎて食べられたもんじゃない。こんなものを娘に食べさせていたのかと腹が立った。
「野菜でも入れてみるか」
 自分の妙案に満足しながら、まな板の上の野菜を前に包丁を握る。包丁を手にするのはいつ以来だろう。鍋に移したカレーに、角切りにしたナスを入れる。キュウリやトマトも入れてみるか。芽の出たタマネギは食えるのか。そうして出来上がった料理は味も薄くて不味かった。

 自作の不味いカレーを食べながら、薄味の野菜のカレー、どこかで食べた気がするとふと思った。ただこんなに不味くはなかったように覚えている。
 ああ、あの日、祖父が作ったカレーの味に似ているのか。ぐにゃりとしたナスの歯ごたえと渋みに不意に幼い日のことが思い出された。

 市役所勤めの父とたまにパートに出ていた母の仲は私が幼いころから悪かった。その日も酷く喧嘩していて、母は幼い私の手を引いて飛び出すように家を出た。喧嘩の理由はよく知らない。思い起こせば、幼い私を寝かしつけた後にいつも言い争いをしていたように思う。
 母とともに訪れた祖父母の家では、奥の台所で祖母が泣き崩れている母の背をさすっていた。その後ろ姿を離れてじっと見ているところへ祖父がきて私の頭を撫でた。
「カレーでもくうか、好きじゃろう。じいちゃん作れるんぞ」
そう言って祖父は裏の畑へ私を連れ出した。カレーなのになんで畑に行くんだろうと思った。
「ハウスじゃのおてお日さんで育てるんで、うもおなるんじゃ」
 畑でもいで手で拭っただけのトマトは確かにおいしかった。
「夏の野菜は夏に食うけん美味いんじゃ。なんにでも旬がある、なんにでも時期がある。時期を逃がしたらいかんのんじゃ」
 汗にまみれながら祖父とナスやトマト、トウモロコシなんかを収穫して母屋に戻った。祖父は、軍隊に行っちょったときは飯を作るにも食うにも時間をかけちゃあならんとよう怒られた、などと言いながら、切った野菜を無造作に鍋に放り込んでいた。祖父の出したカレーは匂いはカレーなのにうどんの味がする野菜がたくさん入った妙ちくりんなカレーだった。だけれど小食だった私には珍しくお代わりまでして食べた。
 私の両親はうまくいっているとは言い難かったが、今でも田舎の実家で一緒に暮らしている。

「出汁が足りなかったんだな。サラダも一緒につくってみるか」
 気を取り直した私は、不味いカレーにダシの粉を適当に入れて、サラダを作ろうと冷蔵庫の引き出しを開ける。キュウリにトマト、トウモロコシ。どれもこれも旬の野菜だ。農家に育ったと言っていた妻には当たり前のことなのだろう。
 野菜のパッケージの端で生産者の夫婦の顔写真が自慢げに笑っている。

 テーブルの端に目をやった。妻が署名した書類と手書きのメモ紙がそこある。遠目に見ただけで、まだきちんとは見れていない。この一週間、手にすることもできなかった。

 もう無理だとわかっている。
 それでも私はスマートフォンへと手を伸ばした。
0103ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ e12f-O3lh)
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2022/08/19(金) 08:29:18.27ID:tj4igxs30
第六十回ワイスレ杯参加作品

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只今、十一作品!(`・ω・´)
0104第六十回ワイスレ杯参加作品 (ワッチョイ c269-oUG4)
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2022/08/19(金) 09:43:36.88ID:Lon3mBww0
 白球が青空に大きなアーチを描いて外野スタンドに飛び込んだ時、球場は刹那の沈黙に包まれた。だがその直後、三塁側から沸き起こった歓声と拍手に球場は溢れ返る。選手達もベンチから飛び出し、逆転サヨナラを放った四番打者を迎えた。
 高校野球県大会決勝、県立宮野原農業高校が初の甲子園出場を決した瞬間であった。

 翌日、宮農の校長室には校長を始め数人の学校関係者が集っていた。
「さて、この度は目出度えこって。まずは顧問の栄先生にお礼を述べさせてもらうべな。栄先生、お疲れ様でしたぁ」
 校長が隣に座る野球部顧問の栄正宗国語教師に頭を下げる。
「いやあ私はなんも。選手達が頑張ってくれたおかげですけ」
「んだなあ、みんな気張ってくれた。生徒にはこの後も大舞台で頑張って貰わねばなんねども、こっからは我々大人も踏ん張らねばなんね。皆、わがってんべな」
 校長の真剣な眼差しにPTA会長が頷く。
「とにかく金だべな」
「ああ、私立の金持ちと違ってオラとこには甲子園は遠すぎる。選手はともかく応援団まで送り込むなんていくら掛かっか見当もつかね」
「だどもよう、そこをケチるわけにはいかねえど」
「あったり前だぁ、ちっけえ応援で選手に恥かかせるなんて出来っか」
「けんどもなあ」
 そこに手を上げたのは同窓会会長だ。
「金のことは心配すんな。ここらの百姓は皆うちの卒業生だ。それに農協の組合長は野球部OBで俺の後輩だ、あいつに声かけりゃ何とかなんべよ」
「そっかい。んじゃあ具体的にどうすっかだが」
「吹奏楽部6人は少なすぎんべ」「バンドやってる生徒がいんべ、そいつら連れてこい」「族の連中にバイクのホーン持って来させんべ」「あとは踊りで」
「派手にいきてえな、なんかこう宮農らしさをアペールして」「野菜持たせっか」「東京農大の大根踊りだな」
「大根は冬だべ、今なら南瓜か?」「あれは持ち辛え、踊るならトウキビだべよ」「かんぴょう束ねてボンボン作んべ」「ワハハ、そりゃあいい」
「トマトは?」「あんなの振り回したら……。待てよ水分補給に良いかぁ」
「食い物なんか持ち込めんだべか。栄先生、ちっとインターネッツで調べてくれっけ」「あ、はい。えーと大丈夫みてえです」
「ベンチにも差入れすんべ」「いいんけ?」「オリンピックだってモグモグやってたべよ」

 夏の全国高校野球選手権一回戦、一塁側応援席はさながら直売所の様相を呈していた。
 スタンドには段ボールが山積みされ、「キュウリ」「トウモロコシ」などののぼりが立ち並ぶ。応援歌も野菜にちなんだ曲ばかりだ。
 全校あげての特訓の成果も披露される。曲に合わせてカラフルな野菜を次々とかかげ絵文字を描き出すパフォーマンスには、放送席からも感嘆の声が上がった。
 選手達も奮闘する。試合中何度もピンチに陥ったが、トマトを齧って気合を入れた。溢れた汁がユニフォームを赤く染めるその姿に、全国のお茶の間からゴクリと唾を飲む音が響いた。
 試合結果は、激戦の末の勝利。応援団長を自ら買って出た校長も感涙に咽んだ。
 続く連戦も僅差ながら勝利を重ね、宮農の進撃は注目の的となる。

 迎えた決勝戦。
 敵側応援席を見た宮農応援団は息を飲んだ。そこには内野席を埋め尽くす無数の大漁旗、対戦相手の土佐一本岬漁業高応援団だった。
 鳴り響く鐘や太鼓、集魚灯による光のパフォーマンス、一糸乱れぬよさこいの演舞。
 これまで姿を見せなかった大応援団、その正体は宮農に負けじと急遽送り込まれてきた地元お祭会の精鋭部隊なのだった。
「いいかおめえら、あんな連中に負けんじゃねえぞ! 百姓のど根性見せてやれ!」「おおーっ!」
 試合は一進一退の激戦となったが、応援合戦はそれ以上に熾烈を極めた。
 両団共に喉も枯れよと大声援、歌に踊りに気力体力を振り絞り、持ち込んだ夏野菜も消費し尽くす。敵も土佐名物の文旦で補給は充分、両者一歩も引かぬまま9回裏を迎えた。
 0対0、一本岬の攻撃。ツーアウトランナー2塁の場面で放たれた痛烈なライナーは二遊間を抜け、センター前に届く。ランナーは三塁を回り渾身の返球と競うように、ホームを目指す。
 タッチとホームインは同時に見えた。日本中が固唾を飲む中、主審が大きく手を広げる。
 三塁側から沸き起こる大歓声と、一塁側を満たす深い溜息。だが続く静かな拍手に、宮農ナインはグランドに並び礼を返した。

「オラ達の夏もこれで終わりかぁ」
「何言ってんだ校長、おめんちも百姓だべ。夏野菜の収穫はこれからが本番だべよ」
「んだな、まだまだ夏は終わんねか」
「終わんねなあ」
0105ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ e12f-O3lh)
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2022/08/19(金) 09:49:42.15ID:tj4igxs30
第六十回ワイスレ杯参加作品

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只今、十二作品!(`・ω・´)
0106第六十回ワイスレ杯参加作品 (スプッッ Sdc2-O3lh)
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2022/08/19(金) 10:24:40.45ID:OivlCpUpd
 お兄ちゃんが風邪を引いちゃった。
 どうしよう、こんな時に限ってパパとママは家にいない。朝、デートに二人で出かけちゃった。そうだ! 電話をかけよう。固定電話でママの携帯に電話をした。ツー、ツー……。つながらない。今ごろ海を眺めながら二人で愛をささやき合っているのかもしれない。部屋のベッドでお兄ちゃんは寝込んでいる。家にいるのは小学生の私とお兄ちゃんだけ。そうだ! 美味しいものを食べて元気になってもらおう。お兄ちゃんが好きな料理と言えばカレーライスだわ!
 キッチンで冷蔵庫の扉を開いた。カレーってどうやって作るんだろう? いつもママが作ってくれるものは、ジャガイモとニンジンとタマネギが入ってる。それにお肉。でも冷蔵庫のどこを探してもそれらの材料はない。これじゃあカレーライスが作れないじゃないの。そうだ! 畑に取りに行こう。冷蔵庫の扉を閉める。家の裏口でつっかけを履いて私は外に出た。庭の小さな畑。そこでは夏野菜が丸々と実っていた。ナスを一つもぐ。うふふ、私ナス好き。トマトも一つ収穫する。トマトは水水しくて美味しいのよね。キュウリも取る。キュウリはお兄ちゃんの大好物なのよ。そしてキッチンに私は戻った。手に入れた三つ野菜を調理台の上に置く。よし、カレーを作りましょう。ママが作るものとはお野菜が違うけど大丈夫。料理は愛なのよ。これはママの口癖なの。
 キッチンの下の扉から大き目のお鍋を取り出す。蛇口をひねって水を半分ぐらい入れた。ガスコンロの上に乗せる。さあ次は野菜を調理するわよ。でも包丁は使えない。ママに禁止されてるの。切らなくてもきっと美味しいわ。ナスを掴む。キッチンの引き出しからつまようじを取り出してナスに刺した。四つ刺して動物の形にする。一応ブタさんのつもり。お肉が無いから代わりにブタの形をしたナスでよしとする。ナスを鍋に放り込む。次にトマト。ちょっと味見しちゃおう。私はかぶりついた。もぐもぐ、美味しいわ。あっという間に手のひらからトマトは消えた。あれ、これじゃあトマトが無いじゃないの。どうしよう、あ、そうだわ。私は冷蔵庫の扉を開けた。ケチャップとマヨネーズと味噌を持ってくる。まずケチャップよ。鍋の中にケチャップをどばーと入れる。ケチャップもトマトも似たような味だわ。違うって? 細かいことは気にしないのよ。次にマヨネーズをもりもり入れる。引き出しからスプーンを取り出して味噌もたっぷり入れた。キュウリを鍋に落とす。キュウリと言えば味噌マヨが合うのよ。さあ野菜を煮るわよ。ガスコンロの点火ボタンを私は押した。
 またしても私は困っていた。キッチンのどこを探してもカレー粉が無い! 困ったわ。カレー粉が無いとカレーを作れないじゃないの! これじゃあ野菜スープだわ。それじゃあダメなの。お兄ちゃんの好物はカレーなんだから。そして私は発見した。カリントウ! これを入れればスープは黒くなるし甘くなるに違いない。私はカリントウの袋を開いて鍋に全部突っ込んだ。オタマでカレーをかき回す。うんうん、良い感じの色になってきたわね。完成よ!
 炊飯器にご飯は炊いてあった。ご飯を皿に盛ってカレーをかける。スプーンを添えて両手で皿を持つ。二階への階段を上がりお兄ちゃんの部屋の扉の前で声をかけた。
「お兄ちゃん、カレーライス出来たよ! 入ってもいい?」
「……カレーライス? あ、ああいいけど」
 床に皿を置いて扉を開く。また皿を持ってお兄ちゃんが寝ているベッドの横に行った。
「はい、お兄ちゃん、召し上がれ」
 お兄ちゃんはカレーライスと私の顔を見比べた。カレーライスの見た目は水っぽくて色が薄い。それにふやけたカリントウやつまようじの刺さったナスとキュウリがそのままゴロリと乗っかっていた。
「つ、つむぎ、こ、これ、お前が作ったのか?」
「そうだよ。夏野菜のカレーライスだよ」
「夏野菜? じゃ、じゃあ、一口、食べてみるか」
 お兄ちゃんは私の頭にぽんと手を置いた。そして顔を険しくしながらスプーンを持ちカレーライスをすくって口に運ぶ。
「あ、あ、あぁぁぁあ!」
 お兄ちゃんは絶叫した。よほど美味しかったみたいだ。お兄ちゃんは気を失うようにベッドに倒れた。カレーライスは大成功ね。私は満足してその横顔をそっと撫でたのだった。
「お兄ちゃん、早く治ると良いね」
0107ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ e12f-O3lh)
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2022/08/19(金) 10:43:51.43ID:tj4igxs30
第六十回ワイスレ杯参加作品

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只今、十三作品!(`・ω・´)
0108第六十回ワイスレ杯参加作品 (ワッチョイ 4963-5Ix7)
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2022/08/19(金) 12:13:00.36ID:3zmhOBVw0
私はトマト名前は未だない、でも私たちはだれでも自分たちの事をトマトという。
名乗っている。何も問題はない。私は温室育ちのお嬢様なの。大事にしてね。

長い夢を見ていた。目がさめると私は緑の樹木の枝の先にぶら下がっていた。
この世に生を授かったのがすぐ分かった。日の光と雨粒をうけて私はすくすくと育った。
小学校で一般常識も学んだ。ここはアポカリプス県。若い夫婦が営む農家出身ってことね。
お二人はたまに私の住処の木の下で逢引きをする。そんなとき黄緑の私の体が少しだけ赤く染まる。
こうして私は少しづつ大人になっていった。学校を卒業した私は仲間とともに農家から旅立った。

小さな工場に運ばれ、きれいな水で洗浄されダンボールに詰め込また。
途中で仲間が一人が、工場の人にまるかじりで食べられた。
すこし、おどろいた。みんなが固唾を飲んで見守った。
その子も少し驚いたよう。でも人かじされるとうれしそうに微笑み目をつぶった。
ああ、もう、食べてもらえるなんて、なんて幸運な子なの。
トラックで街のスーパーに到着し野菜売り場に並べられた。
値札が付いた。でも値段なんて興味ないわ。

売り場に並んだすぐあと中年の女がわたしの目の前で歩みを止めた。
彼女は値札と私を交互に見ていたが、おもむろに私をつかんだ。
次の瞬間私はレジ袋におさまっていた。あまりの速さにおどろいたけど
ああ、私、この人に食べられるんだと、ちょっと嬉しかった。
袋越しに外の様子が見えた。女はそのままスーパーを出て商店街を通り抜け歩いている。
小さな川がさしかかり橋を渡ったが途中で女は私を川に投げ入れた。

「こんなもの、いらない」、

「えっ?私を食べてくれないんですか?」

漂流していた。蛇行して流されていた。岸に向かおうと体を捩じって捻ったり回転させてもがいていた
だれか助けて!このまま死にたくない。誰にも食べられないで死にたくない。いや。
願いがかなった。岸辺に佇んでいたお年寄りの男の人が川に飛び込んだ。

「待ってろ!今助ける」
「おじいさん、ありがとう!」

おじいさんは、私のところに泳ぎ着き、体をつかんでくれた。
なんどかおぼれかけながらも、浅瀬で足をふんばり岸にたどり着いた
おじいさんと私は橋の下の板張りの小屋にもどった。
私を小屋の真ん中の箱の上にのせ、にっこり笑い、大きく息を吐き横になった。

あれから何日たっただろう。おじいさんは相変わらず寝ている。
でも、いいよ、おじいさんが目を覚まして私を食べてくれるまで待ってるから。
そのころには、私も食べごろになってるかな?
0109ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ e12f-O3lh)
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2022/08/19(金) 12:15:21.78ID:tj4igxs30
第六十回ワイスレ杯参加作品

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只今、十四作品!(`・ω・´)
0111第六十回ワイスレ杯参加作品 (ワッチョイ 9901-5Ix7)
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2022/08/19(金) 14:32:04.45ID:f0ZGh47r0
 
 私のクラスにはトマトちゃんという、少し変わった子がいた。
 トマトちゃんは髪がぼさぼさで、背が低くて、眼鏡をかけていて、いつもむすっとしていて、私の前の席に座っていた。私とは似ても似つかない孤高の人だった。
 なぜトマトちゃんと呼ばれているかというと、給食の時間に誰かが面白がって、彼女の皿に自分のトマトを置いたことがあった。彼女は、それを気にせずに食べた。以降、彼女はトマトちゃんになった。
 実は私もトマトが嫌いで、よくトマトちゃんのお世話になっていた。
 ある日、トマトちゃんが登校すると靴箱から上履きが無くなっていた。トマトちゃんは裸足で授業を受けることになった。最初は靴下を履いていたけど、廊下を歩いているときに水の入ったバケツをひっくり返されたから、裸足になるしかなかった。それでもトマトちゃんは顔色一つ変えずに授業を受けた。
 最初はみんな気持ち悪がった。すれ違いざまに悪口を言う子や、私物を隠す子は何人もいた。トマトちゃんは例外なく無視を貫くと、目立ったイジメは無くなった。あとに残ったのは「無視をする」という行為だけど、それはトマトちゃんが最初から皆にやっていたことなので、クラスはずいぶんと平和になった。
 私はそんなトマトちゃんと仲良くなりたいと思っていた。どうしたら、あんなに酸っぱいトマトを食べて平気でいられるのか。何をされても平気でいられるのか。聞いてみたかった。
 でも、トマトちゃんは誰かと話をすることがない。授業であてられれば答えるし、簡単な受け答えならするけど、人と雑談しているところを一度も見たことがなかった。平気な顔でトマトを頬張るトマトちゃんを観察して、いったいどんなことを考えているのだろうと想いをめぐらせる。そんな日々を過ごして、いよいよ行動を起こそうかなという日に、トマトちゃんは転校してしまった。
 寂しかったけど、私はチャンスだとも思った。トマトちゃんが座っていた席に、私はこっそりと座ってみた。周りの人は誰も気にしなかった。
 席に着くと、勇気が湧いた。試しにトマトをかじってみると、まるで酸っぱさを感じない。全然平気になっていた。
 それから、どんなに嫌なことがあっても、トマトをかじると勇気が湧いてきて、何でも乗り越えることができた。トマトちゃんのおかげだ。

 10年経って就職した今でも、私はトマトちゃんの力を借りようとしていた。
『もう少し愛想よくならない?』『そんな顔でお茶くみされたらお客さん逃げちゃうよ』『挨拶もまともにできないのか』
 入社してから今まで言われ続けた言葉が頭の中いっぱいに広がる。
 直そうという努力はした。良いシャンプーを使って髪のお手入れをしたし、背筋を伸ばして歩くようにしたし、メガネからコンタクトレンズに換えたりもした。でも表情ばかりはどうにもならないのだ。
 鏡の前に立って練習しても、私の表情は私とは別の死んでしまった誰かみたいに、ぴくりとも動かない。
『そんなんじゃ、この先やっていけないよ』『私たちは仲間なんだから』『コミュニケーション、とろう?』
 辛らつな言葉たちをはね退ける力がほしい。そう思った。
 だから私は、今までそうしてきたように、用意してきたトマトをポーチから取り出した。右手でつかんで、口元にもっていく。
 今が旬の、真っ赤なトマト。丸くてきれいな、玉の肌。かぷり。
 ひどい味が口の中いっぱいに広がった。酸っぱいなんて生易しいものではない。10年間、感じずにいたトマトの酸味が、ここにきてまとめて押し寄せてきた。
 酸っぱくて、酸っぱくて、何度も吐き出しそうになりながら、私はトマトから溢れ出る果汁を夢中で吸った。

 あまりの味に、鏡の中の私は笑っていた。
 10年分の涙を流しながら笑う私の後ろで、トマトちゃんもまた静かに笑った気がした。
0112ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ e12f-O3lh)
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2022/08/19(金) 15:58:15.30ID:tj4igxs30
第六十回ワイスレ杯参加作品

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只今、十五作品!(`・ω・´)
0113第六十回ワイスレ杯参加作品 (ワッチョイ dd5f-O3lh)
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2022/08/19(金) 17:12:56.10ID:r7KiGRbC0
「なぁ兄ちゃん。そのトウモロコシを、このキュウリの一本漬けと交換してくれねぇか」
 夏祭りの夜、焼きトウモロコシを食べている時だった。キュウリの一本漬け屋台のオッサンから、突然そんなことを言われた。
「ダメか? ダメなのか? けど頼む! 俺の娘のために!」
 なぜ娘のためなのか知らないが、「後生だ!」と頼み込むオッサンに、焼きトウモロコシをよく見るように言った。
「これ食べかけなんですけど」
 美味そうに焼けていた部分には、見事に俺が食べた跡が残っている。しかしオッサンは、それでいいと頭を下げている。
「今夜の客が、みんなして焼きトウモロコシしか買わねぇんだ! だから食いかけの焼きトウモロコシをたくさん集めて、そこら辺にゴミと一緒に全部捨てるんだよ。そうすりゃ、実は美味くねぇって思わせられるだろ! やっとこさ兄ちゃんで十本目だ、頼むよぉ!」
 とてつもなく遠回りな嫌がらせだ。交換したら嫌がらせに加担することになる気がするが、たぶんオッサンの思い通りにはならないだろう。
「じゃあ、はい」
「ありがとよっ!」
 速攻で焼きトウモロコシとキュウリの一本漬けを交換したオッサンは、屋台を出ていってしまった。そもそもオッサンがいなくては、だれも買えないのではないだろうか。
 とはいえ、
「わらしべ長者みたいだな」
 藁ではなくトウモロコシなのでモロコシ長者とでもしておくか。なんて馬鹿なことを考えていると、着物姿の女性が駆け寄ってきた。
「すいません……この暑さで、もう喉がカラカラで……そのキュウリと、この……ケホッ……ケホッ……」
 咳き込むほどに喉が渇いているようだ。しかし、まさか本当にモロコシ長者なのか。だとしたら、この後、女性は反物と交換してくださいとか言うのだろうか。
 咳が落ち着くのを待てば、女性はどうにか言葉を発した。
「今着ている着物と交換してくれないでしょうか」
「えっ⁉ 脱ぐの⁉」
 オッサンの時より五割程増しに驚くと、女性はさぞ当たり前のように頷いている。
「言ったでしょう、喉がカラカラだと」
「ならそこらの屋台でジュースでも買えばいいんじゃ……」
 言うと、女性の顔に雲がかかる。変なことを言ってしまったかと訊こうとして、
「……とっても偏食なんです。水分補給は、浄水器で綺麗にした水か、自然が生み出した野菜からだけなんです……」
「そ、そうなんですか。大変ですね……じゃあ脱がなくてもいいので、差し上げます」
 キュウリの一本漬けを差し出すが、女性は首を振る。
「これも言いましたよね。暑いと」
 止める間もなく、女性は着物を脱いでしまった。いくらなんでもヤバいと思ったが、下にはTシャツとジーパンを身に着けていた。
「ふうぅぅ……祭りだからと意気込み過ぎましたね。こうして脱げば、夜風が涼しいです――あ、では交換しましょう!」
 そう言って着物と交換すれば、女性はキュウリの一本漬けを食べながら行ってしまった。
「反物……なのか?」
 一人取り残され、女性の温かみが残る着物を抱えている。我ながら変態みたいだ。いや、今の今まで女性が着ていた着物を抱えているのは紛れもなく変態だろう。
「待てよ……?」
 もしもわらしべ長者のように物事が進むなら、次は強引な男に反物を奪われるのだろうか。
 身構えていると、人込みの奥から誰かが歩み寄って来る。着物はいいから乱暴はやめてと思っていたら、先ほどのオッサンが、しょぼくれて歩いてきた。
「ああ……ダメだったんですか」
 問いに、オッサンは肩を落とす。続けて、嫁と娘にあわせる顔がないと呟いていた。
「貧乏ながら育てた愛娘に、せめて着物の一つでも買ってやりたかった……」
 こういうことを運命というのか。丁度ここに着物がある。オッサンにあげてしまおう。これで変態脱却だ。
「じゃあこの着物差し上げますんで、娘さんに渡してあげください」
 そもそも、食べかけの焼きトウモロコシがここまで来たのだ。渡そうとするが、オッサンは首を振る。
「そいつはならねぇ! 兄ちゃんに二つも貸しを作っちまう!」
 別に気にしなくていいのだが、どうしたものか。考えた後、ため息交じりに「じゃあ残ってるキュウリください」と、投げやりに言った。
 オッサンはすぐにでも用意すると言って屋台に戻ったが、どうやらわらしべ長者のようにはいかないようだ。なにせ、食べかけの焼きトウモロコシなのだから。藁より酷いスタートだった。
欲張ってはいけない。欲張らず、キュウリの一本漬けを食べることにした。
0114ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ e12f-O3lh)
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2022/08/19(金) 18:42:02.08ID:tj4igxs30
第六十回ワイスレ杯参加作品

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只今、十六作品!(`・ω・´)
0115第六十回ワイスレ杯参加作品 (ワッチョイ 1e7d-DdD1)
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2022/08/19(金) 18:53:25.09ID:mBcMseli0
 じりじりと灼ける午後、ベランダのトマトにヘビが食らいついていた。
 トマトの鉢植えは妻が買ってきてベランダに置いたものだ。小さく青い実が一つだけついていた。
「すごく大きなトマトになるらしいよ」と言いながら乱雑に溜まったビールの空き缶やウイスキーの空き瓶をいそいそと除けて狭いベランダにトマトの場所を作った。前夜、久しぶりに抱いたせいか妻の機嫌はよかった。
 それから三日もしないうちに私の失業と酒について妻はまたぶつぶつ言い始めた。手を上げたことがよほど気に入らなかったのか、パートに行くと言って出たきり帰らなかった。

 ネットで調べると、ヘビはどうやらアオダイショウらしい。長くはないが胴はバナナよりも太い。空き家にタヌキが住み着いているというニュースを見たが、このヘビもそういう類いなのだろう。ひょっとしたらタヌキに食われそうになって逃げ出してきたのかもしれない。都会育ちのヘビだから枝についたトマトなんか見たこともなくて、卵と思って丸いものに食らいついたらトマトだったというわけだ。
 近づいてよく見ると、大きく開いた口の中にガラスを砕いた棘のような歯が奥に向かって並んでいる。それが青くて硬いトマトにがっちり食い込んで口を外すことができなくなったようだ。ヘビはトマトを咥えて枝からだらりとぶら下がっている。私はテレビの高校野球を端に観ながら、日の暮れるまでヘビを眺めてウイスキーを飲んだ。

 今年は暑い。記録的な夏だそうだ。しばらく雨も降っていない。トマトはもともと乾いた土地に育つ植物だから、この夏はトマトに向いているのだろう。トマトはみるみる大きくなった。そしてトマトを咥えたヘビの口もますます大きく開いた。トマトは大きくはなったがしかしなかなか熟さず、青くて硬そうだった。

 ヘビがトマトにぶら下がってそろそろ一週間になる。たいした生命力でヘビはまだ生きている。しかしそれも長くはないだろう。妻の言ったようにトマトは青くて硬いまますごく大きくなった。おかげでトマトを咥えたヘビの頭は妙な具合に引き伸ばされ、まぶたのない目玉が今にも落ちそうに飛び出していた。

 夜中にベランダからパタンパタンと音がする。ひどく汗をかいていた。リモコンに省エネというボタンがあるせいか、妻はエアコンを二八度に設定していた。私が下げようとすると喧嘩になった。
 ベランダのパタンパタンはいつまでも止まない。仕方なくカーテンを開けてベランダを見ると、そこに正座した妻がいた。
「あなたはひどい人です」
 妻はまぶたのない目玉で私を睨んでそう言った。

 目が覚めて夢とわかってもベランダのパタンパタンは続いている。夜はまだ開けていない。おそるおそるカーテンを薄く開けて隙間から覗いてみる。トマトにぶら下がったヘビがのたうって窓をパタンパタンと叩いていた。のたうちながら卵を産んでいた。
 あの太い腹には卵があったのだ。卵はあとからあとから溢れるように出てきた。それを見ているうちに私は恐ろしくなってベッドに横になると目を固く閉じ両手で耳を塞いだ。

 再び目を覚ましたとき、音は止んで明るくなっていた。卵はトマトの鉢から溢れてベランダにも幾つか転がっていた。枝と見紛うばかりに痩せ細ったヘビは赤くなりかけたトマトから落ちて死んでいた。
 カラスに卵を盗られないよう私はベニヤ板でベランダを覆った。卵を部屋の中に移すことも考えたが、触りたくなかったし触れてはいけない気がした。

 やがて秋の初めに、孵化しない二つを残して小さなヘビが方々に散って行った。私はベランダを片づけ、部屋を掃除し、ハローワークに通い始めた。しばらくマンションの入り口に「ヘビに注意」という張り紙がされたが、それも剥がされるころ、妻が帰ってきた。妻の腹は双子で膨らんでいた。
0116ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ e12f-O3lh)
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2022/08/19(金) 20:53:36.86ID:tj4igxs30
第六十回ワイスレ杯参加作品

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只今、十七作品!(`・ω・´)
0117第六十回ワイスレ杯参加作品 (ワッチョイ 8101-5Ix7)
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2022/08/19(金) 21:52:36.63ID:9QL1AYsl0
 むかしむかし。
 桃太郎が持っていたきびだんごとはさぞかし霊験あらたかな食い物であろうと思っていたら、後にトウモロコシの仲間であると知ってガッカリした。
 更に時代を下って、黍と唐黍はまた別の物であると知れたのだが、それを知る頃には俺もいい歳した大人であったので、残念ながら少年時代のガッカリ感を払拭するには至らなかった。
 そんな訳で、トウモロコシという食い物にはどうにも隔意というか、今一つ受け入れがたいものがある。
「で、だ。そう言った話を、かれこれ5回以上はしたと思うのだが」
「はぁ。確かに、毎年毎年、そんなような詰まらない話を聞かされた覚えはあります」
 広くも無いアパートの玄関を信じられない量のトウモロコシで埋めた後輩に対し、俺は精一杯威厳をかざしたつもりであったが。
 当の後輩と言えば、何ら感銘を受けた風も無くトウモロコシを入れていたアルミバッグを折りたたんでいる。
 田舎のジジババは何故だか畑を営む事を自らの存在意義だと勘違いしている節があり、そして田舎特有のコミュニケーションで以て育てやすい作物の情報を共有しており、結果としてどの畑でも大体似たような物を育てている。
 そうした結果、何が起きるかと言えば、当然ながら同じ様な作物は同じ様な時期に実を付け、結果として収穫時期も大体一緒なのである。
 それこそ、10本のトウモロコシをお裾分けすれば15本のトウモロコシが返ってくる仁義なき畑作合戦にあって、畑を持たぬ弱者というのはそれこそ草食獣の群れに放り込まれた肉食獣の如き肩身の狭さであった。
 田舎特有の面倒臭さであるのだが、コミュニティに属すると言うのは、決して貰いっぱなしを享受する事を意味しない。ご恩と奉公、やられたらやり返す鎌倉武士的な緊張感が田舎には存在する。
「では、私はこれで」
「おい、待てい」
 帰ろうとする後輩を呼び止めた。田舎のしきたりには摩訶不思議な力学が存在するが、その一つに「貰ったその場でお返しすれば、多少の不平等は黙認される」と言う物がある。
 急いで冷蔵庫に駆け寄り、中から馬鹿でかいタッパーを取り出して後輩に押し付ける。いやぁ、奴が持っているのがアルミバッグで良かった。
「丁度先日、茄子を貰ったばかりでな。煮浸しにしたので、持っていくと良い」
「なす」
 後輩が嫌そうな顔で言う。
 茄子は育てやすい作物だ。俺は育てた事は無いが、そうでなければあの馬鹿でかい冷蔵庫を半分以上埋める茄子に説明が付かぬ。
 汁気を含んでチャプチャプと音を立てるタッパーを持ちつつ、後輩は精一杯の抵抗を示した。
「茄子と言えば、『嫁に食わすな』なんて言われてませんでしたかね?」
「安心しろ、2日前に収穫された夏茄子だ。それにな……」
 顔を歪める後輩に向けて、とどめの一言を繰り出す。
「俺は独身だ」
「あー、はいはい。先輩がそういう人だと言うのは、よっく存じて降りましたとも。それはもう、この上なく」
 唾を吐きかけたそうな後輩を見送って、俺は一人アパートの玄関で勝利の余韻に浸る。
 後輩に持たせたタッパーよりもトウモロコシの嵩が張るのを認識するのは、この後すぐの事であったが。
0118第六十回ワイスレ杯参加作品 (ワッチョイ e95f-oUG4)
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2022/08/19(金) 22:48:35.18ID:vCo4GFx+0
 8月に入り、暑さが厳しくなって来る頃。人々は暑気を払う様にして、買物カゴに商品を放り込んでいく。飲料とアイスと同じ位に人気がある商品と言えば、野菜に他ならない。

「橋本君、入り口前のトマトが売り切れとる。はよ、補充してや。今日は広告なんやから」
「はい。分かりました!」
「おう。気張れよ。これから、もっと忙しぃなるからな」

 眼鏡をかけた壮年の男性に指示を出されて、カートに補充する商品を載せて引っ張って行く。いらっしゃいませ、と鳴き声の様に挨拶をしながら売り場と作業場を往復する。商品棚に陳列しながら、やはり夏は野菜が主役だと思った。
 頻繁に客とすれ違う為、声を掛けられることも多くなる。顔なじみの客からは挨拶をされるが、一番多いのは商品に関する質問だった。

「すいません。バーベキューがしたいんですけれど、直ぐに使えるトウモロコシってありますか?
「レトルトコーンですね。肉屋の関連商材として置いてあります」

 タンクトップから覗く日焼けした肌が印象的な、快活な青年だった。買物カゴにはカボチャやナスも入っていたので、目的物を手に取った時。ありがとうございます。と感謝をした。
 きっと、彼はナスやカボチャを焼きながら、仲間達と共に楽しくBBQをするんだろうなと夢想していると。一連の遣り取りを見ていた、女性から声を掛けられた。

「すみません。枝豆はありますか?」
「えぇ、こちらに」「まだぁ?」

 彼女に手を引かれた子供は退屈そうにしていた。嫌いな野菜よりも、カラフルで楽しいお菓子売り場に行きたくてしょうがない。といった様子が伝わって来たので、足早に案内をした。

「ありがとうございます。山芋、とかもありますか?」
「長芋ならありますよ。山芋よりも水っぽいんですけれど」
 
 長芋と枝豆を買った彼女達は、お菓子売り場に立ち寄った後。アルコール飲料のコーナーにも向かっていた。きっと、今晩は賑やかな食卓になるのだろう。
 トマト、ナス、キュウリなどの人気者は勿論。トウモロコシやピーマン。少し珍しい所ならば、冬瓜などが手に取られて行く中。なじみの客から声を掛けられた。

「なぁ。兄ちゃん、これ。どう調理するん?」
「えっと。ネットで見た限りですが」

 品揃えとして並べているが、動きは鈍い。声を掛けて来た老婆も買うつもりはなく、話の取っ掛かりとして手に取っただけなのだろう。
 ずんぐりむっくりと細長く。深緑色の野菜。かぼちゃの仲間であるが、見た目はキュウリっぽい。名前はズッキーニと言う。

「炒めたり、煮込んだりして食べるそうです」
「さよか」

 スッと商品を戻した。きっと、今日も値引きシールが貼られるのだろう。
 長年、このスーパーで働いているが、この野菜がどの様にして日常に馴染むかが想像できなかった。

「日本じゃ。やっていけねぇのかな」

 フランスなどでは食べられているそうだが、この国では早すぎたのか。
 ふと、廃棄するのが申し訳なく思い、業務終了間際。値引きされ、売れ残ったズッキーニ達をまとめて買って帰った。ネット上で見た通り、煮込んだり、炒めたりして食してみたが、率直な感想が思い浮かんだとするなら。

「ナスでええな」

 不味くはないが、ならば馴染みのある野菜の方で良いとなった。数日間も同じ食材を食べ続ければ嫌にもなる。だが、捨てるのは躊躇われる。

「やはり、俺ではズッキーニを日本に溶け込ませるのは不可能なのか」

 肩を落としながら、中旬に差し掛かったカレンダーを見た。日常に溶け込ませる、悪魔的手法を思いついた瞬間だった。
 スーパーは多忙を極めていた。家族連れが押し寄せ、化粧箱に入れた高級な果実が売れて行く。午後からの英気を養う為に休憩をしていると、青果売り場で働いている同期に訪ねられた。

「お前。アレだけ買ったズッキーニ、全部食ったんか?」
「今は先祖を迎えに行っているよ」
0119ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ e12f-O3lh)
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2022/08/19(金) 22:59:26.64ID:tj4igxs30
第六十回ワイスレ杯参加作品

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只今、十九作品!(`・ω・´)
0120第六十回ワイスレ杯参加作品 (スプッッ Sd62-O3lh)
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2022/08/19(金) 23:28:22.23ID:iDxpZj9pd
 この物語は某大学、神学部の研究室の一室での話である。
「教授ー、今回のレポートここに置いときますね」
「ああ、お疲れ様」
 自分は現在卒論に追われ、ゼミに籠もっている神学部所属の大学四年生だ。
 今はゼミの教授にレポートを提出したところだ。
「ところで君に質問なんだが。トマトは野菜なのか果物なのか、一体どちらだと思うかね?」
「え? そんなの野菜に決まっていると思いますが?」
「ふふ、間違いだよ。トマトは植物学上だと野菜だ。日本だと農産物の分類の都合で野菜に分類されるようだけどね」
「そうなんですね。初めて知りました。けど、急にトマトだなんて一体どうしたんですか?」
「ああ、今私は禁断の果実に関する研究をしているんだよ」
「禁断の果実ですか? あの旧約聖書の」
「そうだな。あの禁断の果実だ。あれは学術的にはりんごとも、りんご以外とも言われているが私は新たな仮説を立てる事にしたんだ」
「禁断の果実の正体は未だに謎とされていますが教授は何か分かったのですか?」
 禁断の果実の正体など判明できたらそれこそ世紀の大発見である。
「分かったとは言ってもまだ仮説段階だがな。私の仮説によると禁断の果実はトマトである可能性があるんだ」
「は……? トマトですか……?」
「そうなんだよトマトなんだよ」
 教授は自信ありげに語り始めた。
「まずさっきトマトは果物だって話はしただろう。まずそこで果実のカテゴリをクリアしたことになる」
「え……? でもトマトは木には生えないでしょう? 実家が家庭菜園でトマトを育てているから分かるんです。これじゃあ仮説が成り立たないじゃないですか!」
「それは家庭菜園用のトマトだからだよ。これを見てみなさい」
 そう言うと教授はパソコンである画像を自分に見せてきた。
「これってトマトなんですか……? 自分が見てきたトマトより規模が桁違いなんですが……?」
 自分の目には一つの茎から天井を埋め尽くすほどの葉と真っ赤なトマトが映っていた。
「これはね、北海道にある世界一大きいトマトの木だよ。どうだね? これでトマトが木じゃないなんて言えないはずだ」
「そう……ですね……」
「とまあこれが一つ目の根拠だよ。二つ目はトマトはりんごと呼ばれているからなんだ」
 とうとう教授はトマトとりんごの区別もつかなくなったようだ。
「まずトマトは英語で普通の読み方の他にlove appleとも呼ばれているそうだ。他にもフランス語では同じく愛のりんごを表すポム・ダムール、イタリアだとポモドーロ、黄金のりんごと表すそうだ。どちらもトマトを表すものだよ。つまり当時の人間はトマトの事をりんごと似たような物だと認識していたんだ」
「けどこれだけではりんごと区別はつかないのでは?」
「そういうと思ったから最後の根拠だ。トマトにはとある成分が含まれている。その成分は分かるかね?」
「えっと……、ビタミンC……?」
「ビタミンCも勿論豊富なんだが不正解だ。正解はリコピンだ。リコピンには脳を活性化する役割もあるんだな。そして禁断の果実は知恵の樹から実り、食べた相手に知恵を与える。これはトマトのリコピンの効果に似てないかね?」
「確かにそうですねそれなら教授の言っていることも理解できますね」
「そうだろう? 後もう少しでこの研究結果を学会で発表する予定なんだ」
「そうなんですね。頑張って下さい」
「ああ、神学界隈に革命を起こしてくるよ」
 教授は自信ありげであった。
 自分が大学を卒業した後、風のうわさで聞いたことなのだが、この論文はイタリアの学会で無事発表されたが様々な観点で袋叩きにあったそうだ。そして学会での発表後、教授はキリスト信徒の怒りを買ったのか全身トマトをぶつけられ、全身真っ赤になってイタリアを後にしたという。
0121第六十回ワイスレ杯参加作品 (ワッチョイ dd5f-O3lh)
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2022/08/19(金) 23:37:46.24ID:r7KiGRbC0
 私は貧乳だ。プラも必要ない程の貧乳。AAカップだ。
そう思い始めたのは、小学五年生で初潮を迎えてから一年後。卒業を控えた六年生の終わりごろだ。
友達は、初ブラがどうとか話していた。一方私は、「パンプキンパイを作るから」と両親を騙し、パイ繋がりで胸に小さなカボチャをつめてブラをしていた。
それから中学校に入り、友達は女らしい体になっていく。一方私は、「夏になってもブラ透けてないよね」との言葉を友人より受け、丁度夏野菜であるアボカドとカボチャに含まれるビタミンEがバストアップにつながると聞き、ひたすら食べていた。
けれど、高校生になっても胸は大きくならない。それでも生理があって、成長期の内は大きくなるはずだ。ネットの曖昧な情報を、藁にもすがるような思いで抱き続けた。
 そうして数年後、絶賛成長中の大手企業に就職した。私の胸は、一切成長しなかったが。
 とはいえ胸はないが、仕事はできた。おかげで二十七歳でプロジェクトリーダーだ。そして二十七歳は、女性の胸が加齢と共にしぼみ始める年齢だ。
「はぁ……」
 今日も今日とて、ヌードブラを付けている。悪あがきだ。
 そんな私が、寝る前にヌードブラの手入れを怠るというミスをしてしまった。それに気づけず家を出た。外しっぱなしのまま放置されていたヌードブラは、汗ばむ通勤で外れてしまった。
「どうしたら……」
 私はトイレの鏡に映る絶壁を見て、絶望していた。このまま会社に行けるわけがない。しかし時間もない。
 とにかくスーツの胸部分をカバンで隠して、会社に向かう。道中には、コンビニくらいしかない。とてもではないが、この窮地を脱することのできる品物は――!
「あっ」
 あった。成果コーナーに解決策がある。
「これが、世界の示した答えなら!」
 やるしかない。意を決して、商品を手にレジへと向かった。


「あれ、先輩どうしたんです?」
 前かがみな私に、後輩が声をかける。
「ちょ、ちょっとお腹が痛くてね……」
 後輩をあしらい、デスクへ。座っている分には、お守り代わりに持っていたブラで、二つのトマトを固定したのもバレないだろう。
 このまま、何も起こらずに定時に帰る。それまで、人との接触は避けなければ!
 しかし、魔の手はすぐに迫ってきた。
「君、なにやら体調が悪いと聞いたが、大丈夫かね」
 入社してから気にかけてくれている優しい上司が、声をかけてきた。だが相手は男だ。すでに対処策ならある。
「……ちょっと、デリケートな問題でして……」
 女性がこう言えば、余程無神経な男でない限り追及はしない。案の定、上司はほどほどに気を使うと去って行った。
 このままだ。男相手には、こうしておけばいい。体調も心配されたから、時間を見て仮眠室にでも……
 なんて考えも、背中の衝撃によって崩壊する。固定してあるトマトの位置も崩壊した。
「よっす! どうしたのよ、顔色悪くしちゃってさ!」
「い、いや別に……」
「なによー、なんか悩みがあるんなら、隠さず話しなよ!」
 この女! 入社してからずっと仲良くしてきたけど、今の一撃で、トマトがズレた! 食べ物の恨みはなんとやらと言うが、まさかこんな形で実感することになるとは!
 今の一撃で、片方のブラの内側からトマトは落ちた。もはやこれは胸ではない。お腹にできた大きなイボだ。
 このままでは、お腹の一部が大きく腫れあがっていることになる。胸も、片方だけ乳がんのしこり……どころじゃない! もしこれだけ大きく腫れていたら、別の病気だ!
「で? なにかあったの? やけに前かがみだけど、大丈夫?」
「えっと、だから……」
 考えろ、この場を切り抜ける方法を。とにかく、誰にもこの胸と腹を見せず、お手洗いに行くのだ。体調が悪いことは知られている。なら、こいつを利用すれば……!
「う、うん……ちょっと、今日は辛いかも……医務室行くから、肩かしてくれない?」
「ちょっと、本当にヤバいの? ほら、体重預けちゃっていいから」
「ごめんね……」
 片方の手を肩に回し、もう片方の手でお腹のトマトを押さえる。完璧だ。これで、途中にトイレへ寄れば……! 肩をかり、立ち上がる。人の目は集まるが、真実は隠されている!
 私の勝ちだ。フッと笑って立ち去ろうとした時、残酷な現実が、逃がさないと手を伸ばしてきた。
「おろっ、と……」
「えっ?」
 かりていた肩が、バランスを崩した。体重を預けていたので、私はそのままうつ伏せに倒れる。
 ベチャ、と音がした。同時に、赤い液体が私のお腹と胸から流れていく。悲鳴が上がり、人も集まってくる。私は意識を手放せ……ない。残酷な現実からは、逃げられない。
 これまでの貧乳人生のように。
0122ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ e12f-O3lh)
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2022/08/19(金) 23:50:17.09ID:tj4igxs30
第六十回ワイスレ杯参加作品

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只今、二十一作品!(`・ω・´)
0123この名無しがすごい! (アークセー Sx73-oOo3)
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2022/08/20(土) 00:41:28.01ID:/ZKc1P3cx
 俺は仕事を終えてアパートに着いた。コンビニで購入した弁当をレンジでチン。
 ビールをゴクリ。最高だ。
 さて、食うかと座った瞬間、ぴーちくぱーちくと声が聞こえてきた。ん?なんだ?
 視線を落とすと、弁当の端についていた枝豆が動いている。
 恐る恐る指でつまみあげると、にょきっと豆が顔を出す。目を凝らすと……顔か?
「ったくよぉ! レンジ時間がなげえんだよ」
「ゆで豆になるかと思ったね」
「へにゃへにゃになったよぉ……」
 嘘だろ……。そういえば最近は残業が続いていた。まともな栄養も取ってない。幻覚ってこんなにハッキリ見えるのか。
 信じられず、俺は目をゴシゴシと拭いた。が、何も変わらなかった。
「俺が長男だ」「私が次男です」「僕が三男です……」
 なんていうか気持ちわりぃな思った。枝豆三兄弟ってことか?そういえば、そんな歌があったな。
「無視してんじゃねえ」「現実逃避ですね」「そりゃそうだよぉ……」
「なんで喋れるんですか」
 三兄弟はそれぞれの口調で答える。
「なんでだろうな?」「神様の悪戯では?」「わからない……」
 個性豊かだなこいつら。まぁでも――
「食べていい?」
 俺の言葉に驚いたのか、それとも嬉しいのか体を震わせた。
「マジで言ってるか?」「驚きですね」「えぇぇっ……」
 ダメってことね。
「俺から食べてくれ」「私からどうぞ」「ぼ、ぼくから!」
「どっちやねん。別に誰からでもいいけど、いや、どの豆からでもいいけど、恐怖とかないの?」
 よくわからんが、生を受けたならそう感じるのが普通だろう。いやでも、食される為に生まれてきたのか。
 すると、意外な答えが返ってきた。
「俺だけだ。こいつらは許してほしい」「私だけでお腹いっぱいにさせますので、どうか」「僕は怖い……でも、二人が死ぬのはいやだ」
「……兄弟想いなんだな」
 俺は思い返していた。過去の出来事を。俺は――三兄弟だった。
「なぁ俺達を見逃してくれないか?」
 そんなことを考えていると、長男が真剣な表情を浮かべて言った。
「別に……めちゃくちゃ食べたいわけじゃないからいいけど、その場合どうやって生きるの? てゆうか、どのくらい生きれるの?」
「私の調べでは枝豆はせいぜい二日程度です。冷凍すれば一ヵ月は可能ですが、おそらくこの命は潰えてしまうでしょう」
 次男が鋭く言い放った。三男はわんわんと喚いている。見ればみるほど、似ている。
 弟想いな長男に、聡明な次男、そして――臆病な三男、俺だ。しかし、こいつは俺よりも勇気がある。俺は自分の体を差し出すことなんかできなかったからだ。
「――二日か。どこに置いとけばいいの?」
「そうだな、太陽の下がいい」「引っこ抜かれたあの日を思い出します」「嬉しいなぁ……」
 俺は長男の言う通りにしてやった。窓際に、枝豆をぽんと置く。
 その日は疲れてすぐに寝た。翌日、遅刻しそうだったので、枝豆の事はすっかりと忘れて残業中に思い出した。
 あいつらは明日死ぬのか。何の為に生きて何の為に死ぬんだ?人生の意味は?俺は――生きていていいのか?
 そんなことを考えながら帰宅した。枝豆は思いのほか元気だった。ビールを片手に俺は話しかける。
「なぁ、死んだら命はどこへいくと思う?」
「天国だろ。幸せになるはずだ」「無だとは思いたくありません」「考えたくない……」
 考えたくない。そうだよな。俺も考えることをやめてる。
 次の日、帰ってきたら枝豆は瀕死だった。最後の最後でも、こいつらは仲良しだった。
「次男、三男、天国で会おうぜ」「ええ、必ずまた」「大好きだよ……」
 そして枝豆兄弟は死んだ。翌日、俺は土を掘り返していた。ずっと後悔していたからだ。
 ほどなくして二人の骨が出てきた。長男と次男だ。親が事故で死亡したことで、俺達は遺産を受け取ることになった。
 兄貴二人は仲良く分配しようと言ったが、俺はギャンブルのせいでヤクザに殺されそうだった。仕方なく殺した。
 それから俺は指名手配。名を変え姿を変え全国を逃亡をしていた。明日で――時効だった。
 しかし、枝豆兄弟で俺は気付いた。今さら罪が償えるとは思わないが、このままではいけないと。
 その日俺は警察に自首した。
0124この名無しがすごい! (アークセー Sx73-oOo3)
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2022/08/20(土) 00:43:36.44ID:/ZKc1P3cx
俺は仕事を終えてアパートに着いた。コンビニで購入した弁当をレンジでチン。
 ビールをゴクリ。最高だ。
 さて、食うかと座った瞬間、ぴーちくぱーちくと声が聞こえてきた。ん?なんだ?
 視線を落とすと、弁当の端についていた枝豆が動いている。
 恐る恐る指でつまみあげると、にょきっと豆が顔を出す。目を凝らすと……顔か?
「ったくよぉ! レンジ時間がなげえんだよ」
「ゆで豆になるかと思ったね」
「へにゃへにゃになったよぉ……」
 嘘だろ……。そういえば最近は残業が続いていた。まともな栄養も取ってない。幻覚ってこんなにハッキリ見えるのか。
 信じられず、俺は目をゴシゴシと拭いた。が、何も変わらなかった。
「俺が長男だ」「私が次男です」「僕が三男です……」
 なんていうか気持ちわりぃな思った。枝豆三兄弟ってことか?そういえば、そんな歌があったな。
「無視してんじゃねえ」「現実逃避ですね」「そりゃそうだよぉ……」
「なんで喋れるんですか」
 三兄弟はそれぞれの口調で答える。
「なんでだろうな?」「神様の悪戯では?」「わからない……」
 個性豊かだなこいつら。まぁでも――
「食べていい?」
 俺の言葉に驚いたのか、それとも嬉しいのか体を震わせた。
「マジで言ってるか?」「驚きですね」「えぇぇっ……」
 ダメってことね。
「俺から食べてくれ」「私からどうぞ」「ぼ、ぼくから!」
「どっちやねん。別に誰からでもいいけど、いや、どの豆からでもいいけど、恐怖とかないの?」
 よくわからんが、生を受けたならそう感じるのが普通だろう。いやでも、食される為に生まれてきたのか。
 すると、意外な答えが返ってきた。
「俺だけだ。こいつらは許してほしい」「私だけでお腹いっぱいにさせますので、どうか」「僕は怖い……でも、二人が死ぬのはいやだ」
「……兄弟想いなんだな」
 俺は思い返していた。過去の出来事を。俺は――三兄弟だった。
「なぁ俺達を見逃してくれないか?」
 そんなことを考えていると、長男が真剣な表情を浮かべて言った。
「別に……めちゃくちゃ食べたいわけじゃないからいいけど、その場合どうやって生きるの? てゆうか、どのくらい生きれるの?」
「私の調べでは枝豆はせいぜい二日程度です。冷凍すれば一ヵ月は可能ですが、おそらくこの命は潰えてしまうでしょう」
 次男が鋭く言い放った。三男はわんわんと喚いている。見ればみるほど、似ている。
 弟想いな長男に、聡明な次男、そして――臆病な三男、俺だ。しかし、こいつは俺よりも勇気がある。俺は自分の事しか考えてなかったからだ。
「――二日か。どこに置いとけばいいの?」
「そうだな、太陽の下がいい」「引っこ抜かれたあの日を思い出します」「嬉しいなぁ……」
 俺は長男の言う通りにしてやった。窓際に、枝豆をぽんと置く。
 その日は疲れてすぐに寝た。翌日、遅刻しそうだったので、枝豆の事はすっかりと忘れて残業中に思い出した。
 あいつらは明日死ぬのか。何の為に生きて何の為に死ぬんだ?人生の意味は?俺は――生きていていいのか?
 そんなことを考えながら帰宅した。枝豆は思いのほか元気だった。ビールを片手に俺は話しかける。
「なぁ、死んだら命はどこへいくと思う?」
「天国だろ。幸せになるはずだ」「無だとは思いたくありません」「考えたくない……」
 考えたくない。そうだよな。俺も考えることをやめてる。
 次の日、帰ってきたら枝豆は瀕死だった。最後の最後でも、こいつらは仲良しだった。
「次男、三男、天国で会おうぜ」「ええ、必ずまた」「大好きだよ……」
 そして枝豆兄弟は死んだ。翌日、俺は土を掘り返していた。ずっと後悔していたからだ。
 ほどなくして二人の骨が出てきた。長男と次男だ。親が事故で死亡したことで、俺達は遺産を受け取ることになった。
 兄貴二人は仲良く分配しようと言ったが、俺はギャンブルのせいでヤクザに殺されそうだった。仕方なく殺した。
 それから俺は指名手配。名を変え姿を変え全国を逃亡をしていた。明日で――時効だった。
 しかし、枝豆兄弟で俺は気付いた。今さら罪が償えるとは思わないが、このままではいけないと。
 その日俺は警察に自首した。
0125第六十回ワイスレ杯参加作品 (アークセー Sx73-oOo3)
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2022/08/20(土) 00:51:18.48ID:/ZKc1P3cx
 俺は仕事を終えてアパートに着いた。コンビニで購入した弁当をレンジでチン。
 ビールをゴクリ。最高だ。
 さて、食うかと座った瞬間、ぴーちくぱーちくと声が聞こえてきた。ん?なんだ?
 視線を落とすと、弁当の端についていた枝豆が動いている。
 恐る恐る指でつまみあげると、にょきっと豆が顔を出す。目を凝らすと……顔か?
「ったくよぉ! レンジ時間がなげえんだよ」
「ゆで豆になるかと思ったね」
「へにゃへにゃになったよぉ……」
 嘘だろ……。そういえば最近は残業が続いていた。まともな栄養も取ってない。幻覚ってこんなにハッキリ見えるのか。
 信じられず、俺は目をゴシゴシと拭いた。が、何も変わらなかった。
「俺が長男だ」「私が次男です」「僕が三男です……」
 なんていうか気持ちわりぃな思った。枝豆三兄弟ってことか?そういえば、そんな歌があったな。
「無視してんじゃねえ」「現実逃避ですね」「そりゃそうだよぉ……」
「なんで喋れるんですか」
 三兄弟はそれぞれの口調で答える。
「なんでだろうな?」「神様の悪戯では?」「わからない……」
 個性豊かだなこいつら。まぁでも――
「食べていい?」
 俺の言葉に驚いたのか、それとも嬉しいのか体を震わせた。
「マジで言ってるか?」「驚きですね」「えぇぇっ……」
 ダメってことね。
「俺から食べてくれ」「私からどうぞ」「ぼ、ぼくから!」
「どっちやねん。別に誰からでもいいけど、いや、どの豆からでもいいけど、恐怖とかないの?」
 よくわからんが、生を受けたならそう感じるのが普通だろう。いやでも、食される為に生まれてきたのか。
 すると、意外な答えが返ってきた。
「俺だけだ。こいつらは許してほしい」「私だけでお腹いっぱいにさせますので、どうか」「僕は怖い……でも、二人が死ぬのはいやだ」
「……兄弟想いなんだな」
 俺は思い返していた。過去の出来事を。俺は――三兄弟だった。
「なぁ俺達を見逃してくれないか?」
 そんなことを考えていると、長男が真剣な表情を浮かべて言った。
「別に……めちゃくちゃ食べたいわけじゃないからいいけど、その場合どうやって生きるの? てゆうか、どのくらい生きれるの?」
「私の調べでは枝豆はせいぜい二日程度です。冷凍すれば一ヵ月は可能ですが、おそらくこの命は潰えてしまうでしょう」
 次男が鋭く言い放った。三男はわんわんと喚いている。見ればみるほど、似ている。
 弟想いな長男に、聡明な次男、そして――臆病な三男、俺だ。しかし、こいつは俺よりも勇気がある。俺は自分の事しか考えてなかったからだ。
「――二日か。どこに置いとけばいいの?」
「そうだな、太陽の下がいい」「引っこ抜かれたあの日を思い出します」「嬉しいなぁ……」
 俺は長男の言う通りにしてやった。窓際に、枝豆をぽんと置く。
 その日は疲れてすぐに寝た。翌日、遅刻しそうだったので、枝豆の事はすっかりと忘れて残業中に思い出した。
 あいつらは明日死ぬのか。何の為に生きて何の為に死ぬんだ?人生の意味は?俺は――生きていていいのか?
 そんなことを考えながら帰宅した。枝豆は思いのほか元気だった。ビールを片手に俺は話しかける。
「なぁ、死んだら命はどこへいくと思う?」
「天国だろ。幸せになるはずだ」「無だとは思いたくありません」「考えたくない……」
 考えたくない。そうだよな。俺も考えることをやめてる。
 次の日、帰ってきたら枝豆は瀕死だった。最後の最後でも、こいつらは仲良しだった。
「次男、三男、天国で会おうぜ」「ええ、必ずまた」「大好きだよ……」
 そして枝豆兄弟は死んだ。翌日、俺は土を掘り返していた。ずっと後悔していたからだ。
 ほどなくして二人の骨が出てきた。長男と次男だ。親が事故で死亡したことで、俺達は遺産を受け取ることになった。
 兄貴二人は仲良く分配しようと言ったが、俺はギャンブルのせいでヤクザに殺されそうだった。仕方なく殺した。
 それから俺は指名手配。名を変え姿を変え全国を逃亡をしていた。明日で――時効だった。
 しかし、枝豆兄弟で俺は気付いた。今さら罪が償えるとは思わないが、このままではいけないと。
 その日俺は警察に自首した。

「最後の言葉は?」
 刑務官が俺を電気椅子に座らせてから言った。
「枝豆三兄弟に感謝している」
 そして――俺は死んだ。
0127ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-IG1I)
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2022/08/20(土) 01:06:29.77ID:HrLydMhN0
第六十回ワイスレ杯参加作品

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只今、二十二作品!(`・ω・´)急いで寝る!
0128第六十回ワイスレ杯参加作品 (ワッチョイ 1f8f-dbST)
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2022/08/20(土) 03:08:36.24ID:pjIyN1+60
天職というものがこの世にあるなら、藤原にとってはナス農家がそれになる。
ナス好きが高じて仕事を辞め、海外産のものも含めた多品種を少数ずつ生産するナス農家となった。数が揃えられなかったので、スーパーへ向けては卸せなかった代わりに、大量のナス知識を携えて飲食店に直接売り込んだ。
新参農家の藤原には伝手はなかったが、ナスの味は確かだったのもあって、評判はすぐに広まった。こういう料理を作りたいと料理人側が聞けば、どの品種をどうするのが良いかのアドバイスをすぐにできたのが重宝されたのもある。煮込み料理について聞かれたときには、タイ料理によく使われている「マクアポ」という、硬くて煮崩れしにくい緑ナスを提案してすごく喜ばれた。
そういうこともあり、今ではたまにメディアに出演するほどの評価を得ている。

藤原は今日、テレビ番組の撮影に協力していた。
「それでですね……。藤原さんのナスを究極の夏野菜カレーに使わせてください!」
「……いいでしょう! 好きに使ってください!」
「ありがとうございます!」
笑顔で元気に感謝を示しているのは、我慢強さがバラエティでも売りになっている突っ込みの深田と、クズっぷりが受けているマルノだ。二人は最近めきめきと勢いを伸ばしているコンビだった。

なんでも、すべての材料に拘った「究極の夏野菜カレー」を作ろうという企画らしい。ナスを卸している料理人から藤原へと電話がかかってきたかと思えば、深田から「お伺いさせてください」と言われた。「電話を取り次いでくれ」とずいぶん辛抱強く頼み込まれたと料理人が苦々しく笑っているのが電話越しに聞こえた。
その日のうちに圃場に来たいと言われたが、たまたまその日は比較的手が空いている日だったので快く承諾したのだった。
礼には欠いていたが「素晴らしいナスを生産されているので」と言われれば悪い気はしない。

「お二人はナスを生で食べたことはありますか?」
「ナスをですか!? 無いですね」
ナスを生食するのが一般的でないことは藤原自身が誰よりも知っている。
ただ、生食に向いたナスも世の中にはあるもので、藤原の農場では当たり前のようにそれも栽培されている。
藤原はそれが植えられている温室まで二人を案内し、そこに実る紫のナスのヘタを鋏で切って収穫して芸人たちへ手渡した。
「水ナスです。普通のナスと比べて皮が薄くてすっごく柔らかで、灰汁が全然ないのでサラダでも食べられる品種ですよ」
「うわぁホントだ。すっごい瑞々しい感じがします」
まじまじと観察する深田をよそに、マルノは水ナスをろくに見ることもなくかぶりついた。
「甘い! なんかちょっとリンゴに似てますねこれ! 僕、歯が悪いんすけど、余裕でいけるくらい柔らかいすね」
「えぇ。すごいな! 藤原さん、マルノのやつはとんでもなくズボラで、全然歯も磨かないんで虫歯だらけなんですよ」
そういった深田も水ナスを口にして「ほんとに柔らかいですね」などと言っていた。

「カレーに使うなら、マクアポが良いと思います」
「この水ナスじゃダメなんですか?」
「柔らかいですから、煮崩れしちゃいます。それに、ナスニンという紫の色素が流れ出てカレーの色を損なうかもしれません」
この手の説明には慣れたもので、空で答えながら身振りで二人に歩き出すのを促した。そうして植えられている圃場まで向かう。着くまでの間にマルノが水ナスをぺろりと平らげたことは藤原の気分を良くした。
「これがマクアポです」
緑色で、鶏卵ほどの大きさのナスを収穫しながら藤原は言った。
「マクアポは煮崩れしにくくて色が出ないのでカレーにはピッタリだと思います。代わりにすっごく硬いのでよく火を通してくださいね」
気を良くした藤原はついつい口が滑らかになりすぎた。マクアポの特性や、カレーに使う際の注意点等の説明はいささか専門的すぎた。芸人にとっては単調でつまらなかったのかもしれない。
加えて何が悪かったと言えば、マルノがあまり人の話を聞かなかったことと、彼が退屈さの中に撮れ高を意識したことの二つだろう。
一口にマクアポをほおばり、嚙み砕こうとした彼の口腔で、バキッと嫌な音が鳴った。
「痛ってぇ!!」
その声でマルノに目をやった藤原は、マルノが口からナスではない白い破片と血の混じって真っ赤な唾液を吐き出すところを見た。
凍り付いた空気を何とかしようとした藤原はとっさに言ってしまった。
「これは……成す術もないですね」

究極の夏野菜カレーの食材にはオクラも入っていたという。
0129第六十回ワイスレ杯参加作品 (ワッチョイ 7f02-blFD)
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2022/08/20(土) 06:00:30.44ID:1P1MPGj50
とうもろこし畑で口づけを

「ボクたちの秘密だよ。外国の大人たちはこうやって挨拶をしてるんだって」
「うん、誰にも言わない」
 頭上高く鬱蒼と生い茂るトウモロコシ畑の中で、瞳を閉じた僕の唇に柔らかくて暖かなモノが触れる。
 やがて、心地よい感触が離れたタイミングで瞳を開ければ、陽に焼けた彼女のはにかんだ笑みがあった。
「また来年ね!」
「うん。またね」
 大人達には内緒で始まった僕たち二人の別れの挨拶。いつしかそれは、毎夏の終わりに行われる二人だけの大切な儀式になった。
 ※
「えっ! もう田舎には行かないの?」
 中学に上がって暫らく、見知った人間の少ないクラスと学校にようやく慣れてきた頃、母の言った言葉を今も覚えている。
 田舎で農業を行っていた曾祖父が亡くなったのは聞いていたし、お葬式にも出た。でも、まだ子供だった僕には、曾祖父の存在が田舎に戻る理由であった事には気付いていなかったのだ。

「そっか……そうだよね……」
 親戚一同を迎える為の面倒な仕事から解放され、お盆を家でゆっくりと過ごせる事に喜んで鼻歌すら歌っていた母さん。けれど、そんな母さんとは対照的に、僕の心には曇天が広がっていった。
 その年の夏休みの事はあんまり覚えていない。去年までは七月中に終わらせていた宿題もやる気になれず、ただぼんやりとゲームをして過ごして母さんに叱られていた様に思う。
 幼稚園くらいの頃に初めて行った田舎は、都会では見慣れぬ大きくて気持ちの悪い虫がいる怖ろしい場所だった。
 トイレはわざわざ靴を履いて外に出なければいけないし、重い木の板を沈めなければ入れないお風呂にも大きな百足が出てきて、僕はその度に泣き叫んで一緒に入った父さんを呆れさせていた。
 まるでお化け屋敷みたいだと思った曾祖父の家があの時は本当に大嫌いで、マンションの五階にある自分の部屋に早く帰りたくて堪らなかったんだ。
 
 でも、夏野菜の収穫を手伝う大人たちを東屋からぼうっと眺めていた時、僕の前に太陽が現れた。

「ねぇ! キミここんちの子でしょ? 街から来たんだよね? 一緒に遊ぼうよ。そんで街の事をいろいろ聞かせてほしいな」

 乾いた泥が点々と染みついたTシャツと、デニムの短パンからすらりと伸びた脚が印象的な褐色の肌の少年――だと、その時は思った。そのすぐ後に、川遊びをした時に間違いに気づいたわけだけど。
 最初の頃は大変だった。部屋でゲームばかりしていた僕は山に慣れた彼女について行くのが精一杯で、すぐに疲れてしゃがみ込んでしまった。そんな僕に呆れる事も無く彼女は、休憩の度に都会の話を聞いては楽しそうに聞いてくれた。
 そうして毎年、夏休み半ばのお盆の間は彼女と毎日一緒に過ごす事が当たり前になった。
 何年かたった頃、二人だけの秘密の儀式を始めた僕たち。大人たちに見つからぬ様、丈の長いとうもろこし畑の中でこっそりと口づけを交わす。
 なんだかとてもいけない事をしている様で、でもそれがとても心地よくて、この儀式がずっと続く物だと僕は思っていたんだ。そんな事は無かったのだけれど。

 とうもろこしをスーパーで見る度に、僕は憂鬱な気持ちになった。
 それは中学を卒業し、高校に進学してからも変わらなかった。
 夏が来るたびに、思い出す彼女の笑顔。今ならはっきりとわかる。僕は彼女に恋をしていたのだ。

 そうして僕は今、この場所にいる。
 バイトをしてお金を稼ぎ、夏休みを利用して電車とバスを乗り継ぎ、あのとうもろこし畑が見える丘に立っている。
 彼女がまだここで暮らしているかもわからない。例え居たとしても僕の事なんて覚えているかもわからない。覚えていたとしても、ただの雑多な思い出の一つにしか過ぎないのだろう。
 それでも構わない。この気持ちに踏ん切りを付けなければ僕は、もう前へと進む事もできないのだから。
 ジリジリと灼けつく様な夏の日差しに照らされた、緑の迷宮の様なとうもろこし畑に近付くと、手足がすらりと伸びた人影が見えてきた。まさか……そんな、嘘だろう? そんな都合よく居る訳が――。

 あの頃と変わらない、けれど泥汚れのない真っ白なTシャツとデニムの短パン。健康的な小麦色に日焼けした、麦わら帽子をかぶった女の子がそこには居た。
「久しぶりだね」
「うん、久しぶり」
「都会の話、聞かせてくれる?」
「聞かせたい話が沢山……あるんだ」
「背、伸びたね」
「とうもろこしには勝てないけどね」
 彼女はあの頃と変わらない笑顔でクスリと笑い、僕に告げる。
「まだ、隠れていられるね」
 そうして、再び僕たちの夏が始まった。
0130第六十回ワイスレ杯参加作品 (ワッチョイ 9f01-tEjH)
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2022/08/20(土) 06:18:28.74ID:cnKMPREe0
 姫騎士姿のアリシャが朝食を楽しむ俺のところにやってきた。
「今日は良い狩り日和だ。ヒロシ、夏野菜狩りに行くぞ」
 俺は現代日本の高校生だったが、異世界ワイスーレに召喚され勇者をやる羽目になっている。
「野菜狩り? 野菜も魔物から搾取してんの? オーク肉みたいに」
 だとすれば、俺の授かったスキルが無能扱いされるのも納得だ。
「搾取ではない。討伐でのドロップ品だ。魔キューリ、闘モロコシ、ナスBee、夏野菜モンスターを倒して食用野菜を手に入れるのだ」
「ふーん」
「なんだその気のない返事は! 王国内の食糧事情を左右する大役だぞ!」
 アリシャは“無能勇者”と呼ばれる俺にも優しく、成果を得るようにと気遣ってくれている。だが肝心の俺にやる気がない。
「冒険者ギルドに外注すれば? 金も動いて経済回るし。内政無双やっちゃう?」
「夏の野菜狩りは王族の務めだ。お前はわたしの……将来のお、お婿様じゃないか、王族としての自覚を持て!」
「王族って言われてもなあ」
 アリシャは第1王女で召喚勇者の俺とはそうなることに決まっているらしい。アリシャは脳筋だが美人だし、嫌な気は全くしないので俺も乗っかる気満々なのだが、アリシャの尻に敷かれるのが目に見えているので、こうして形だけ抵抗している。
 そこにオールバックの若い男が通りがかった。公爵家のディコンだ。
「姫様と無能勇者、野菜狩りの作戦会議ですか? 無駄ですよ、今季も我々が臣民へ野菜を届けます。国王と他皆様はどうぞごゆるりとお休みください」
 そう言うとニヤニヤと笑って去っていった。
「何言ってんの、あいつ」
「あいつら、国王派の野菜狩りを邪魔して、大量の野菜を臣民にばらまいて人気取りをやっているんだ。父の信用はガタ落ちだ。無能勇者を捨てて、わたしとディコンが婚姻して子を成すべきだと言う輩まで出る始末。違うぞ! わたしはヒロシを無能だとは微塵も思っていない!」
「わかってるって。ったく、それなら早くそう言えよ。ぶっ潰しに行くぞ、アリシャ。ついでに夏野菜も収穫だ!」
「ヒロシ……うん、わかった!」
 俺達は野菜狩りの現場へと向かった。

 狩場に到着したアリシャは目の前の光景に愕然としていた。
「夏野菜がすべて討伐されている……」
「残念だったな姫様よ、俺たち冒険者に依頼があったんで全部狩っちまったぜ」
「夏野菜の討伐は王族の役目だ、不敬だぞ!」
「不敬も何も、野菜も狩れないのに王族気取りですか? ぎゃははは!」
「くっ」
 アリシャは言い返せず唇を強くかみしめる。そこへあのディコンが現れた。
「私とあなたが一緒になればすべては解決です。この夏野菜が現国王から臣民への賜物だと言えるのですから」
 そう言ってディコンは背後の山積みに野菜の入った木箱を示す。
「さあ、アリシャ様、私と婚約を。現国王を安心させてあげようではありませんか」
――嫌だ! わたしはヒロシを婿にする! そう言えればどれだけ気が楽だろう。アリシャは俯いたまま答えた。
「……わかりました。私、アリシャルティア・エル・ファーマーはあなたの――」
「なに勝手言ってんだアリシャ」
「ヒロシ!」
「言ったろ? ここに来たのは、こいつらぶっ潰して夏野菜を得るためだってな! スキル“促成栽培”」
 夏野菜が蠢き出し、本来のモンスター姿を現した。木箱を破って蔓や枝葉を振り回し、生え出てきた根の足をわしゃわしゃと動かしては、次々と冒険者たちを襲っている。とうとう立っているのはディコンだけとなった。ディコンに魔キューリと闘モロコシが迫る。
「痛い、助けてくれ!やめて――ゴフッ」
 魔キューリの蔓で鞭打たれ、闘モロコシに長い髭を口の中にねじ込まれてズッキーニは沈黙した。

 暴れる夏野菜たちは動きを止めない。アリシャは手近に飛んでいたナスBeeを切って捨てる。
「このままでは王都がこいつらに荒らされる!」
「心配すんなって。スキル“大収穫(グランドフィナーレ)”!!」
 スキルが発動するとモンスター達が倒れ、山盛りの食用野菜へと姿を変えた。


 無事に国民みんなに夏野菜のおすそ分けもでき、国王の威信も回復したのだが。

 王宮の食卓、美人のアリシャの顔が少しやつれている。
「今日のお食事でござます」
「ナスのトマト煮カボチャ添え……もう夏野菜ばっかり! お肉食べたい!」
「黙って食え、アリシャ。好き嫌いはいけないぞ」
「好き嫌いじゃないし! ヒロシのやり過ぎがいけないの!」
「無能勇者だぞ俺は。やり過ぎなくらいでちょうどいい」
「ヒロシも野菜も大嫌い!」

 俺は余った夏野菜を隣国へ売って儲けたのだが、それはまた別のお話。
0131第六十回ワイスレ杯参加作品 (ワッチョイ 9f01-tEjH)
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2022/08/20(土) 06:27:41.46ID:cnKMPREe0
 姫騎士姿のアリシャが朝食を楽しむ俺のところにやってきた。
「今日は良い狩り日和だ。ヒロシ、夏野菜狩りに行くぞ」
 俺は現代日本の高校生だったが、異世界ワイスーレに召喚され勇者をやる羽目になっている。
「野菜狩り? 野菜も魔物から搾取してんの? オーク肉みたいに」
 だとすれば、俺の授かったスキルが無能扱いされるのも納得だ。
「搾取ではない。討伐でのドロップ品だ。魔キューリ、闘モロコシ、ナスBee、夏野菜モンスターを倒して食用野菜を手に入れるのだ」
「ふーん」
「なんだその気のない返事は! 王国内の食糧事情を左右する大役だぞ!」
 アリシャは“無能勇者”と呼ばれる俺にも優しく、成果を得るようにと気遣ってくれている。だが肝心の俺にやる気がない。
「冒険者ギルドに外注すれば? 金も動いて経済回るし。内政無双やっちゃう?」
「夏の野菜狩りは王族の務めだ。お前はわたしの……将来のお、お婿様じゃないか、王族としての自覚を持て!」
「王族って言われてもなあ」
 アリシャは第1王女で召喚勇者の俺とはそうなることに決まっているらしい。アリシャは脳筋だが美人だし、嫌な気は全くしないので俺も乗っかる気満々なのだが、アリシャの尻に敷かれるのが目に見えているので、こうして形だけ抵抗している。
 そこにオールバックの若い男が通りがかった。公爵家のディコンだ。
「姫様と無能勇者、野菜狩りの作戦会議ですか? 無駄ですよ、今季も我々が臣民へ野菜を届けます。国王と他皆様はどうぞごゆるりとお休みください」
 そう言うとニヤニヤと笑って去っていった。
「何言ってんの、あいつ」
「あいつら、国王派の野菜狩りを邪魔して、大量の野菜を臣民にばらまいて人気取りをやっているんだ。父の信用はガタ落ちだ。無能勇者を捨てて、わたしとディコンが婚姻して子を成すべきだと言う輩まで出る始末。違うぞ! わたしはヒロシを無能だとは微塵も思っていない!」
「わかってるって。ったく、それなら早くそう言えよ。ぶっ潰しに行くぞ、アリシャ。ついでに夏野菜も収穫だ!」
「ヒロシ……うん、わかった!」
 俺達は野菜狩りの現場へと向かった。

 狩場に到着したアリシャは目の前の光景に愕然としていた。
「夏野菜がすべて討伐されている……」
「残念だったな姫様よ、俺たち冒険者に依頼があったんで全部狩っちまったぜ」
「夏野菜の討伐は王族の役目だ、不敬だぞ!」
「不敬も何も、野菜も狩れないのに王族気取りですか? ぎゃははは!」
「くっ」
 アリシャは言い返せず唇を強くかみしめる。そこへあのディコンが現れた。
「私とあなたが一緒になればすべては解決です。この夏野菜が現国王から臣民への賜物だと言えるのですから」
 そう言ってディコンは背後の山積みに野菜の入った木箱を示す。
「さあ、アリシャ様、私と婚約を。現国王を安心させてあげようではありませんか」
――嫌だ! わたしはヒロシを婿にする! そう言えればどれだけ気が楽だろう。アリシャは俯いたまま答えた。
「……わかりました。私、アリシャルティア・エル・ファーマーはあなたの――」
「なに勝手言ってんだアリシャ」
「ヒロシ!」
「言ったろ? ここに来たのは、こいつらぶっ潰して夏野菜を得るためだってな! スキル“促成栽培”」
 夏野菜が蠢き出し、本来のモンスター姿を現した。木箱を破って蔓や枝葉を振り回し、生え出てきた根の足をわしゃわしゃと動かしては、次々と冒険者たちを襲っている。とうとう立っているのはディコンだけとなった。ディコンに魔キューリと闘モロコシが迫る。
「痛い、助けてくれ!やめて――ゴフッ」
 魔キューリの蔓で鞭打たれ、闘モロコシに長い髭を口の中にねじ込まれてディコンは沈黙した。

 暴れる夏野菜たちは動きを止めない。アリシャは手近に飛んでいたナスBeeを切って捨てる。
「このままでは王都がこいつらに荒らされる!」
「心配すんなって。スキル“大収穫(グランドフィナーレ)”!!」

 スキルが発動するとモンスター達が倒れ、山盛りの食用野菜へと姿を変えた。


 無事に国民みんなに夏野菜のおすそ分けもでき、国王の威信も回復したのだが。
 王宮の食卓、美人のアリシャの顔が少しやつれている。
「今日のお食事でござます」
「ナスのトマト煮カボチャ添え……もう夏野菜ばっかり! お肉食べたい!」
「黙って食え、アリシャ。好き嫌いはいけないぞ」
「好き嫌いじゃないし! ヒロシのやり過ぎがいけないの!」
「無能勇者だぞ俺は。やり過ぎなくらいでちょうどいい」
「ヒロシも野菜も大嫌い!」

 俺は余った夏野菜を隣国へ売って儲けたのだが、それはまた別のお話。
0133ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-IG1I)
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2022/08/20(土) 07:02:46.41ID:HrLydMhN0
第六十回ワイスレ杯参加作品

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只今、二十五作品!(`・ω・´)
0136第六十回ワイスレ杯参加作品 (ワッチョイ 7f2c-rUAp)
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2022/08/20(土) 12:31:25.56ID:WCI91tcV0
 この世界には広大なる海原にたった一つしか大陸しかなく、そこは元々植物しかない土地だった。
やがて『エルフ』が誕生し自然と共に平和に暮らしてきたけれど、近年現れた『ヒト』という無毛の類人猿が考え無しに貪り尽くすので森はどんどん荒れていった。
森が可愛そうだからやめろとエルフは言うけどヒトは欲望にまかせて動くばかり、言葉は一応通ずるも話は全く噛み合わず争いはなかなか収まらない。
困ったエルフはついに呪法に手を出して異界の戦士を呼ぶことにした。
 皆に見守られるなか召喚の儀が行われた。一体どんな者が現れるやら、筋骨隆々、篤実温厚、あわよくば眉目秀麗、そんな期待を一身に背負い魔方陣より現れたのは、残念ながら期待外れの男だった。
白いシャツと膝丈ズボン、麦わら帽子という出で立ち。棒の先に金属のついた武器らしき道具も持ってはいるけど一目で老年と分かるシワだらけの細腕ではいくらも振り回せはしないだろう。
何よりもその風貌はまさに無毛の類人猿、憎きヒトとそっくりだった。

 私は男の監視役に任じられた。一応は異界の存在だからもう少し様子を見てみようとなったのだけど、当の本人は事情を話しても全く気に掛ける素振りはない。
「ワシには関係ない。縄張り争いなんて勝手にやってろ」
 そう言って男はスコップという道具で地面をほじくり返している。話を聞けば男のいた世界では植物の種が売られていて、男は種を買って家に帰る途中だったとのことだ。
仕方ないのでここで育てることにしたそうだが、種はトマトやキュウリにピーマンなどとこちらの世界に無いものばかり、無事に育つものだろうか。
「実はいつできる予定なの?」
「夏に決まってるだろ」
「夏って何?」
「この世界に四季は無いのか? 一年で一番暑い季節を夏って言うんだ」
「ここの気温はいつも大体こんな感じよ。ねえ、実が成った時を夏ってことにしてもいいの?」
「好きにしろ」
 半ばこき使われるような形で私は男を手伝った。水やり、虫除け、肥料づくり、連日やることだらけでへとへとになった。
エルフは自然と友達だからこんな奴隷みたいに甲斐甲斐しくお世話なんかしたことはない、でもモリモリ育つ植物を見るのは悪くない。
 やがて小さな実が出来始めた。ちょうどその頃、男を元の世界に帰すことが決定した。

 男が帰る前夜、作物の収穫するタイミングを教えてもらった。トマトは赤くなったら食べ頃だそうだ。
「悪かったな、散々付き合わせちまって」
「いいよ、私、オジサンのこと嫌いじゃないし」
 男は莞爾として笑った。
「そんなこと言われたのは久しぶりだな。むかし妻にも言われたもんだ、『皆の笑顔のためなんかじゃなく皆に嫌われてでもやりたい様にやるあなたが好き』とな」
「私は好きとまでは言ってないけどね」
「だがそんな言葉に甘えて仕事ばかりにかまけているうち妻も娘も去って行った。定年退職して退屈な時間を送っていると、そんなことばかり考えちまう」
 それは男が初めて見せる表情だった。いや、月明りの具合のせいかもしれない。農作業をしている間は後悔も忘れることができたのだろうか。
「ワシは以前フィリピンという地で仕事をしたことがあってな、従業員はみんな素直でいい人なんだが新人教育だけは真面目にやってくれなかったんだ。
自分の仕事が後輩にとられてしまうと思ったんだな。そこで『お前の教育した新人が成果を上げれば給料も弾むぞ』と言ってやったら、ようやくちゃんとするようになった。
思想を押し付けるだけでなく成果も提示しなきゃダメなんだって、ワシはそのとき学んだよ」
 話の意図が分からなくて男に聞いてみたけれど、ただの戯言だ、としか言わなかった。
 そして次の日からは私一人で作物を世話することになった。

 数日後、丸々と太った実を収穫した。試食すると、どれもこれも張りがあって瑞々しい。
小川でよく冷やし青空の下で齧りつくと、清涼感が体を駆け抜け、無邪気だった子供の頃に戻った気がした。
思いのほか沢山収穫できたので仲間たちにも分けてあげたら、感動して涙を流し、男を帰したことを悔やんでいた。
残りはヒトへ、ついでに種と育て方も教えてやった。興味津々という風だった。
 やがてヒトは農業を覚え、むやみに森を荒らさなくなった。農地を広げたいとき、あるいは他の植物について知りたくなったとき、彼らは収穫物を土産に相談に来る。
もちろん私たちは拒んだりはしない。
 私は最初に農作業をやった者として今でもたまにヒトやエルフから質問を受けることがある。
「実はいつできるんですか?」
「夏に決まってるでしょ」
 私はそう答えるようにしている。
0137ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-IG1I)
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2022/08/20(土) 13:16:20.79ID:HrLydMhN0
第六十回ワイスレ杯参加作品

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只今、二十六作品!(`・ω・´)
0138第六十回ワイスレ杯参加作品 (ワッチョイ 9f01-oOo3)
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2022/08/20(土) 13:26:09.02ID:ISfqE8VF0
 眩しい日差し。
 ジガジガと蝉のうるさい声が聞こえてくる。
 遠くに浮かぶ入道雲をぼうっと眺めながらバス停の古びたベンチに座っていると、遠くからブロロロロロと車体を錆びつかせた白地に赤いラインが可愛らしいバスがエンジン音を鳴らしながらこちらへと近づいてくるのが見えた。
 見たことのない型式のバスだが。
 「……時間通りとは珍しい」
 夏子は、時刻表に合わせて来たバスにほっとしながらもプシュウと音を立ててドアが開けられると冷房の効いた車内に勢いよく飛び込んだ。
 最後部の座席には茶色い紙袋を持った母親とまだ小学校にあがるかあがらないかくらいの男の子が座っていて、車が動き出すと同時に、持っていた紙袋から赤くて丸い何かがコロコロと夏子の座席の足元まで転がってきた。
 流石に無視することも出来ずにそれを拾い上げてみると、冷たさが芯に残る新鮮なトマトで、彼女は視線を母親に向けてそれを差し出した。
 「どうぞ。落としましたよ」
 「あ、ありがとうございます」
 しばらく座席に身を預けていると身体が疲れていたのか程よい涼しさに頭がぼうっとしてきた。
 自然と瞼が落ちていく。
 「トマトが足りない!トマトが足りない!これじゃあカレーが作れない!」
 そんな可愛らしい少年か少女なのかすら定かではない甲高い声に夏子が慌てて目を開けるとそこは厨房で、二本足で歩くコック服に身を包んだ大きな猫達が慌てた様子で料理を作っていたので、ああ、これは夢なんだ、と彼女は自然とそう受け入れていたのだが、忙しく働いていたアメショーが夏子に視線を向けると慌てた様子で身体の距離を詰めてきた。
 「トマト!それはトマトではありませんか!瑞々しく新鮮でとってもジューシーなトマト!是非、それを頂けませんか!お願いします!」
 と言われても、自分はトマトなんて持っていない、と思ったらばっちりトマトを手に持っていた。
 どうやらこれがないと困ったことになるらしく両手を合わせて大きな硝子玉のような青い目をうるうるとさせている猫の頼みを断ることは彼女には難しかった。
 「どうぞ、必要なんでしょう?」
 トマトを渡すと猫は今にも顎が外れるんじゃないかと思うほどに大きくその場で頷いた。
 「勿論です!夏野菜のカレーを作るにはトマトが必要不可欠!これがなければ残念至極!さあさ、美味しいカレーを作りましょう!」
 「皮をむいて!刻んで!炒めて!煮込んで!なす・ピーマン・パプリカ・かぼちゃ・オクラ・トマト・ズッキーニ・じゃがいも・玉ねぎ・人参!どれもみんなカレーに必要!一つでも欠けりゃカレーは出来ない!」
 猫達が歌いながらカレーを踊るように作っていく光景はまるでアミューズメントパークのイベントを見ているように華やかで賑やかで可愛らしいもので見ているだけで自然と彼女の口元には笑みが浮かんでいた。
 スパイシーな香りが漂ってきて、夏子のお腹がぐうと鳴った。
 「さあ、お客様も一緒に食べましょう!美味しいカレーが出来ましたよ!」
 「いや、私はお客様でもないんだけど。まあ良いか」
 夏子は誘われるがままに用意された席について、出来上がった夏野菜のカレーを猫達と美味しく食べることになった。
 猫達は食事中もずっと賑やかに歌っていてとても楽しい食事会で彼女も楽しみながら食事を取ることが出来て、めでたしめでたし、と目が覚めた。
 え?と一瞬現実と夢の区別がつかずに目を瞬かせたが、すぐに先ほどまでの出来事が夢であったことを思い出す。
 「う、え?うわあああっ!降ります!降ります!降りますからあ!!!」
 車内放送で丁度自分の最寄りのバス停に着いたことに気づいた夏子は慌てて学生鞄を手に取ると逃げ出すように定期券を運転手に見せてバスから飛び降りたのだが、降りた後にまだ開いたままのドアから運転席のほうを見るとそこにはバス運転手の恰好をした大きな三毛猫が座っていた。
 「へ?」
 「にゃあ」
 ぺこりと運転手が頭を下げて、プシュウと音を立ててドアが閉まってバスが発車してブロロロロロとその場から去っていく。後部座席にはキジトラの猫の親子が座ってこちらに手を振っていた。まだ自分は夢を見ているのだろうか?頬っぺたをつねってみたが痛いだけで目が覚める様子はなく、これが現実であることを彼女に教えてくれた。
 どこか夢心地のままにぼうっとしながらバス停からしばらく歩いたところで背後から車の走行音が聞こえてきて、それは夏子をあっと言う間に追い越していった。
 いつも決められた時間から二十分は平気で遅れてくる夏子の知っているいつものバスだった。
0139ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-IG1I)
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2022/08/20(土) 13:34:39.73ID:HrLydMhN0
第六十回ワイスレ杯参加作品

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只今、二十七作品!(`・ω・´)ちょっと買い出し!
0140第六十回ワイスレ杯参加作品 (ワッチョイ 1f7d-Puqg)
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2022/08/20(土) 13:52:23.42ID:xtomBKjo0
[とうもろこしの声なき声]

 照りつける夏の太陽の下、防護服を身に着けた俺の前に一面のとうもろこし畑が広がっている。穂先がしっかりと広がり、黄金色の実がたわわに実るこの土地は居住地に適さなくなった特別環境保護区だ。

 人が住めなくなった原因はお定まりの人間による環境破壊である。
 未来的な科学技術による恩恵を得ようとさらなる工業化を推し進めた結果、土壌を鉛、カドミウム、六価クロムなどの有害な物質に汚染されてしまったのだ。地区によっては放射性物質による汚染もあるらしい。

 本来であれば、土地を永続的に活用できるよう廃棄や排水の基準が定められている。
 他にも国、社会、法がそれらの汚染を押しとどめ、先進的な科学技術が食い止めるはずだった。汚染を押さえ込めていると思われていた。このまま豊かな生活を持続していけると思っていた。だが、それらはある日、今までの鬱憤を晴らすかのように有害物質が地表から顔を出したことで夢想に終わったのだ。

「はぁ……」

 分厚い衣服の中で、俺は汗と共にため息を漏らす。
 成分分析のために収穫に来ているものの、俺は農家でも何でもなく、環境庁に勤める木っ端役人だ。土壌を浄化するために、土中の有害物質を作物に吸収させて経過観察を行う仕事である。

 人が生きていく上での業は原罪と言ったか、しかし、より良い生活を目指すのも業であるらしかった。
 我々人間はどこで何を間違えてしまったのか。答えは考えるまでもない。地球ができる代謝の限界を超えてしまったからだ。

「先輩、この地区ってなんでとうもろこしなんですか? 他に効率のいい奴もありますし、現に前居た地区だと違う作物を植えてたんですけど」

 一緒に来ていた後輩から質問が飛んでくる。どうやらこいつはこの地区に配属されたばかりらしい。

「確かにとうもろこしより浄化に向いている作物は他にもある。稲とかな。だが稲に浄化させる方針は上の方でケチがついたんだ」

 稲は吸収効率がとうもろこしより高いのだが会議ではとうもろこしが槍玉に上がったらしい。
 上のお偉いさん曰く、稲作は日本人の原点であり魂でもある、だ。
 俺はそれを聞いた時に馬鹿馬鹿しさが胸に去来した。では、とうもろこしなら汚染させてもいいのか、他の作物とて、どこかの民族の魂なのかもしれないだろうと。

「そんな面子より、どうやってより早く土地を浄化するかの方が大切だと思うんですけどねえ。それにしても、こんないっぱいあるのに一つも食べることができないなんてもったいないっすよね」

「食べたかったら検食扱いで一本ぐらい持ち帰ってもいいぞ。腹を壊しても責任はとれないが」

 後輩の気持ちは良く分かる。白いお米が茶碗いっぱいに頬張れるのは昔の話、今は人工食料を始めとした固形物やカプセルが主な食料の代替品なのだから。

 実情より形ばかりを追い求める見栄や傲慢さが世界を駄目にしてしまったのかもしれない。
 かつては家庭で菜園を作り、子供達がプランターで作物の経過観察を夏休みの宿題として行う時もあったという。今はもう、行われているのはごく僅かな土地が少ししか汚れていない区画の話だ。

 この地区ではもう何年もとうもろこしが植えられ続けている。誰も食べることのないとうもろこしを育てては収穫し焼却するだけの繰り返しだ。
 それでも救いはあるらしく、年々わずかずつながら汚染度の数値に改善が見られる。元の人が住める状態に戻るまで何十年、何百年掛かるかは予想も付かないが。

「気が重くなりますねえ。ちなみにとうもろこしの花言葉には財宝って意味があるらしいっすよ」

 その話は知っているが……重くなりそうな話を変えてくれようとしたのはありがたいな。

「いつか本当の財宝になってくれると良いんだけどな」

 いつかそうなって欲しいという夢、後輩の言葉に俺は一瞬だけ本物の黄金原を妄想する、たわいない夢だ。
 それに気付かない振りをしながら俺と後輩は広大な畑を前に取り留めの無い会話を繰り広げる。

 その時、土草の香り漂うであろう中、風にそよぐとうもろこし達が葉擦れの音を立てた。
 彼らは自分達が大地を汚したわけでもないのに人身御供の役目を押し付けられて、何を思っているのだろうか、呆れ果てているのか。それとも見下げ果てたのだろうか。もしかしたら恨み言の一つも言っているかもしれない。

 俺は思うところあって防護服越しに耳を澄ませる。何も聞こえはしなかった。いや、我々には聞く資格がないように思われた。
0141第六十回ワイスレ杯参加作品 (ワッチョイ ffba-4Erx)
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2022/08/20(土) 14:20:52.17ID:WK0tVRSF0
 久しぶりに庭に出てみた。庭といっても二台分の駐車場を除けば無いに等しい広さだ。
 空はまばゆいばかりの青空が広がり遠くに入道雲が見える。
 夏の空という教科書があるのならその一ページ目に載っていそうな雲だ。
 焼けつく様な日差しは曝け出した両腕に容赦なく照りつけ、痛みすら感じさせた。
 庭は思ったより雑草が伸びていて少し歩いただけで草いきれが足にまとわり付く。
 隣の家との境のブロック塀沿いの角にできた日陰に茗荷が生えていることに気づいた。
 雑草の奥にあるその茗荷の葉をを掻き分けてみると丸々と育った茗荷をたくさん見つけた。
 私は少し不思議に思った。築20年の建売住宅の庭に突如として自生する物なのだろうかと。
 あるいは妻が植えたのだろうか? 妻は元来香味野菜は苦手だったのでそれも考えにくい。
 仮にそうだったとしても一度くらいは食卓に並べられたはずだ。思い出す限りそんな記憶はない。
 隣の家の庭から進入してきたのだろうか? 塀の上から隣の庭を覗いてもそれらしき植物は見つけられない。
 ただいずれにしても私は茗荷は嫌いではないどころかむしろ好物である。ある意味喜ぶべき事象なのだろう。
 私は台所からステンレス製のボウルを持ってきてそれを収穫した。大小十六個ほどあった。
 台所に戻り水道水でボウルを満たし泳がせるようにして茗荷を洗う。そうしてどんな料理にするか考えてみたた。
 昔近所に住んでいた人が教えてくれた料理を作ろうと思った。
 たしか、茗荷を千切りにしてフライパンで油揚げをカリカリに焼き小さな短冊に切る。
 それに鰹節をたっぷり入れてまぜる。その後に濃口醤油で味を付ける。
 そうだ青唐辛子を刻んで合わせるのを忘れてはいけない。
「よし今日は昼間から飲んでしまおう。独り暑気払いだ」と私は思った。
 そうと決まれば話は早い。さっそく近所の商店街へと向かう。
 魚屋の店頭にトロ箱に入った旨そうなかつおを見つける。
 それに合うような薬味様の野菜を八百屋で探す。最後に酒屋でビールと日本酒を選んだ。
 
 静まり返った家に戻りかつおと茗荷を料理をした。料理といっても切って混ぜて皿に盛るだけ。
 かつおも大胆な大きさに切って皿に乗せる。そして上から薬味をたっぷりとかける。
 それをお盆に載せリビングのテーブルに運ぶ。水を張った桶を置き氷とビールに四合瓶を入れて冷やしておく。
 蚊遣香の入った萬古焼の豚を側に置きガラス戸を開放する。
 が、あまりの暑さにすぐ戸を閉めた。風情よりも快適さが重要だ。
「夏の恵みに乾杯」と呟き、冷えたビールを注いだグラスを口の右上に掲げたあと飲み干す。
 特に感動は無かった。料理を作りながら飲んでいたせいだろう。
 そしてそれだけが理由ではない事も分かっていた。
 妻が出て行ったときの言葉を反芻してみる。

「あなたにはなんの不満もないの。むしろ感謝してもしたりないくらい。
子供も一人前になって自分の家庭を持ったし、父親としてのあなたにも何一つ文句もなかった。
そしてなにより世間一般の女の幸せというものを私にくれた事にお礼を言いたいくらい」
 そう言って深く頭を下げた。
 私はそんな妻の言葉を上手く理解することができなかった。そして妻は続けた。
「これは私のわがままですけどひとつお願いがあります。この家庭は解散してそれぞれの人生を歩みましょう。
藉はそのままでもいいし抜いてもいい。困った時には連絡して下さいもちろんその時は協力させてもらいます。
連絡はつくようにしておきますので。ですからお察し下さい」と。

 つまりは別居したいという訳だ。感謝はしてるが愛情はない。嫌っている訳でもないが必要とされてもいないということか。
  そして次の日朝早くに妻は消えていた。おそらく全ての事は用意周到に準備されていたのだろう。
 一晩眠れずに過ごしたが、私は妻が出て行ったことに全く気付かなかった。

 今私はリビングに座り鰹と茗荷をアテに飲んでいる。
 ビールが無くなれば日本酒で茗荷を食べる。
 嫌な記憶ごと全てを忘れてしまえればいいのにと思った。
「茗荷を食べ過ぎれば物忘れするんだったよな」と声に出してみた。リビングはシンとしたままだ。
 正体をなくすほど飲んで気を失う様にして眠りに落ちたかった。
 眼を覚ました時には嫌なこと全てを物忘れしていたらどんなに幸せなんだろうなと私は思った。
 明日もきっと暑いのだろう。
0142第六十回ワイスレ杯参加作品 (ワッチョイ ffba-4Erx)
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2022/08/20(土) 14:26:20.48ID:WK0tVRSF0
 久しぶりに庭に出てみた。庭といっても二台分の駐車場を除けば無いに等しい広さだ。
 空はまばゆいばかりの青空が広がり遠くに入道雲が見える。
 夏の空という教科書があるのならその一ページ目に載っていそうな雲だ。
 焼けつく様な日差しは曝け出した両腕に容赦なく照りつけ、痛みすら感じさせた。
 庭は思ったより雑草が伸びていて少し歩いただけで草いきれが足にまとわり付く。
 隣の家との境のブロック塀沿いの角にできた日陰に茗荷が生えていることに気づいた。
 雑草の奥にあるその茗荷の葉をを掻き分けてみると丸々と育った茗荷をたくさん見つけた。
 私は少し不思議に思った。築20年の建売住宅の庭に突如として自生する物なのだろうかと。
 あるいは妻が植えたのだろうか? 妻は元来香味野菜は苦手だったのでそれも考えにくい。
 仮にそうだったとしても一度くらいは食卓に並べられたはずだ。思い出す限りそんな記憶はない。
 隣の家の庭から進入してきたのだろうか? 塀の上から隣の庭を覗いてもそれらしき植物は見つけられない。
 ただいずれにしても私は茗荷は嫌いではないどころかむしろ好物である。ある意味喜ぶべき事象なのだろう。
 私は台所からステンレス製のボウルを持ってきてそれを収穫した。大小十六個ほどあった。
 台所に戻り水道水でボウルを満たし泳がせるようにして茗荷を洗う。そうしてどんな料理にするか考えてみた。
 昔近所に住んでいた人が教えてくれた料理を作ろうと思った。
 たしか、茗荷を千切りにしてフライパンで油揚げをカリカリに焼き小さな短冊に切る。
 それに鰹節をたっぷり入れてまぜる。その後に濃口醤油で味を付ける。
 そうだ青唐辛子を刻んで合わせるのを忘れてはいけない。
「よし今日は昼間から飲んでしまおう。独り暑気払いだ」と私は思った。
 そうと決まれば話は早い。さっそく近所の商店街へと向かう。
 魚屋の店頭にトロ箱に入った旨そうなかつおを見つける。
 それに合うような薬味様の野菜を八百屋で探す。最後に酒屋でビールと日本酒を選んだ。
 
 静まり返った家に戻りかつおと茗荷を料理をした。料理といっても切って混ぜて皿に盛るだけだ。
 かつおも大胆な大きさに切って皿に乗せる。そして上から薬味をたっぷりとかける。
 それをお盆に載せリビングのテーブルに運ぶ。水を張った桶を置き氷とビールに四合瓶を入れて冷やしておく。
 蚊遣香の入った萬古焼の豚を側に置きガラス戸を開放する。
 が、あまりの暑さにすぐ戸を閉めた。風情よりも快適さが重要だ。
「夏の恵みに乾杯」と呟き、冷えたビールを注いだグラスを口の右上に掲げたあと飲み干す。
 特に感動は無かった。料理を作りながら飲んでいたせいだろう。
 そしてそれだけが理由ではない事も分かっていた。
 妻が出て行ったときの言葉を反芻してみる。

「あなたにはなんの不満もないの。むしろ感謝してもしたりないくらい。
子供も一人前になって自分の家庭を持ったし、父親としてのあなたにも何一つ文句もなかった。
そしてなにより世間一般の女の幸せというものを私にくれた事にお礼を言いたいくらい」
 そう言って深く頭を下げた。
 私はそんな妻の言葉を上手く理解することができなかった。そして妻は続けた。
「これは私のわがままですけどひとつお願いがあります。この家庭は解散してそれぞれの人生を歩みましょう。
藉はそのままでもいいし抜いてもいい。困った時には連絡して下さいもちろんその時は協力させてもらいます。
連絡はつくようにしておきますので。ですからお察し下さい」と。

 つまりは別居したいという訳だ。感謝はしてるが愛情はない。嫌っている訳でもないが必要とされてもいないということか。
  そして次の日朝早くに妻は消えていた。おそらく全ての事は用意周到に準備されていたのだろう。
 一晩眠れずに過ごしたが、私は妻が出て行ったことに全く気付かなかった。

 今私はリビングに座り鰹と茗荷をアテに飲んでいる。
 ビールが無くなれば日本酒で茗荷を食べる。
 嫌な記憶ごと全てを忘れてしまえればいいのにと思った。
「茗荷を食べ過ぎれば物忘れするんだったよな」と声に出してみた。リビングはシンとしたままだった。
 正体をなくすほど飲んで気を失う様にして眠りに落ちたかった。
 眼を覚ました時には嫌なこと全てを物忘れしていたらどんなに幸せなんだろうなと私は思った。
 明日もきっと暑いのだろう。
0144ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-IG1I)
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2022/08/20(土) 15:11:50.32ID:HrLydMhN0
第六十回ワイスレ杯参加作品

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只今、二十九作品!(`・ω・´)
0145美世だが (アウアウウー Sa63-QCcU)
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2022/08/20(土) 15:21:18.43ID:QctXMknVa
小旅行中なんでなんかおちついたら一文書こうと思ったんだがなかなか遊びが忙しい
それはそうとなんかやたらと女性のパンツがゆったりした緑の人が多いんだが
雑誌で特集でもされたのか
この秋はこれ!
みたいな感じで
佇まい的にはVeryの愛読家っぽいが
0147第六十回ワイスレ杯参加作品 (ワッチョイ 1f5f-IG1I)
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2022/08/20(土) 15:29:55.88ID:aOGXgV4w0
「なんてことだ! トマト祭りだというのに、トマトがないだと⁉」
 2020年、スペイン東部のバレンシア州、ブニョール。普段は静かな田舎町だが、年に一度トマトを投げ合う、トマト戦争とも呼べる催し物がある。通称トマト祭りだ。
 しかし世界中から観光客も訪れるトマト祭りだというのに、今年は不作であり、かつ実行委員長が体調不良気味ということもあり、仕入れが間に合わなかったのだ。
「クソッ! 今すぐ会議だ!」
 責任重大なトマト祭りの実行委員長は、冷えピタをデコに貼って、すぐに役員を集めた。狭い会議室に実行委員たちをぶち込んだが、誰もが口にする。「もうあと三日ですよ⁉」と。
「ええい! うるさいうるさい! この際トマトじゃなくていい! なんでもいいから代わりはないか!」
 実行委員長が唾と共に吐いた怒声に、どよめきが始める。やがて一人が手を上げた。
「カボチャでしたら、どうにか集められますが……」
 弱気な発言に、実行委員長は怒鳴り返す。
「あんな硬くてデカい物を投げ合えというのか! 下手したら死人が出るぞ! えーい、他は! できるだけ小さくて、量を集められる野菜はないか!」
 実行委員長は頭に熱が回っており、そもそもトマトをどうにかして手に入れないか、という議題を振らない。実行委員も揃って、足元が見えていなかった。
「トウモロコシは、どうです?」
 やがて一人の実行委員が提案する。実行委員長が反射的に反論を口にしようとして、「大丈夫です!」と先回りした。
「トウモロコシから一つ一つ粒を取り、かき集めたら、一気に赤い着色料でいっぱいのバケツにぶち込みます! どうですか? これなら誤魔化せます」
「誤魔化す、だと?」
 実行委員長が訊き返すと、フッと笑って語りだした。
「そもそもトマトが不作なのは周知の事実です。そこを利用するのですよ!」
 それをもっと先に知っていなければならないというのに、どや顔で語りだす。
「赤く小さな粒は、普通のトマトがあまりにも不作であり、この地域では「用意したけど、もともとこうだった」とするのです! そして小さな粒を食べる人はいないでしょう。これなら、トマト祭りを見に来た観光客にも誤魔化しようが……」
 待ってください! と、声がする。見れば、トウモロコシを押していた実行委員の向かいに座る女性が手を上げていた。
「仮にその案でいった場合、いったいどれだけのトウモロコシを集めるというのですか。トマトは毎年参加者が血塗れに見えるほどの量ですよ? それも、トラックの荷台がトマトでいっぱいになるほどです! それだけの量を、小さな粒でどう誤魔化すというのですか! まずは誤魔化しようから考え直しませんと……」
 女性の発言を皮切りに、いい大人たちが不作のせいで不毛な誤魔化し方を提案し始める。もはやトマトを集めることは誰も考えていないようだった。
「大きさだけなら、ナスやピーマンでも赤く塗れば……」
「いや、そっちも今年は不作だ」
「ゴーヤの表面のブツブツだけを削り落とせば!」
「数が少なすぎる! それに余ったゴーヤはどうするつもりだ!」
 大声と唾の飛び交う馬鹿みたいな会議が続く。もはやトマトがどうだとは誰も言わない会議は、予想外の着地点へたどり着いた。
「あの、新型コロナウイルス完成拡大を防ぐため、今年の開催を中止しろとの要請が政府より……」
 白熱していた実行委員たちは、ノックして入ってきた役員の言葉に凍り付く。役員としては、何度か部屋に入ろうとしていたのだが、あまりに熱烈していたので入れなかったのだ。
「し、失礼します……」
 役員が去っていくと、実行委員長が深いため息を吐き出した。同時に、そういえばPCR検査を受けていないことも思い出す。
「議題を変えるぞ。たった今、我々は狭い部屋で会議していたわけだが……この中に、コロナ陽性者はいないよな」
0148ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-IG1I)
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2022/08/20(土) 15:31:40.74ID:HrLydMhN0
第六十回ワイスレ杯参加作品

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只今、三十作品!(`・ω・´)
0150第六十回ワイスレ杯参加作品 (ワッチョイ ff02-IG1I)
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2022/08/20(土) 15:57:45.45ID:IuinQ3FG0
今年はことのほか残暑が厳しかった。そのうえ、先の野分によって藩の城下は甚大な風水害を被っていた。
 「新一郎さま……。ここずっと夜明け前に出てご帰宅は夜中。どうかお身体をお休めくださいませ」
 出仕しようとする新一郎を女中の咲が案じる。
 「早く復興せねば人々が苦しむ。なに、大丈夫だ」
―――苦しんだお前のような者達を助けたいのだ。
後の言葉は呑み込み、やつれた顔に満面の笑顔を作って藩の普請役である堀新一郎は真っ暗な中を出かけていった。
 だが、咲の不安は的中した。三日後の炎暑の中、若侍達に担がれた朦朧とした新一郎が運び込まれてきた。
 「なんと」母である世津が声をあげる。
 医師が呼ばれたが、とにかく体を冷やし水を摂らせろという。
 一人きりの女中である十七歳の咲は、夜を徹して濡れた布を新一郎にあて続けた。時折、唇に少しづつ水を含ませる。体の弱い世津に夜なべは無理であった。
 介抱のかいあって翌朝には意識も戻り、わずかではあるが上体を起こせるようになった。
 喜ぶ咲は朝餉にと粥を用意した。その粥をのぞきこんだ世津が顔をしかめる。
 「これはなんじゃ。異なものが入っておる」
 粥の中に米ほどに刻んだ半透明のものが多く混じっている。
 「と、冬瓜でございます」
 「おかしなことを。あまり妙なことをするでないぞ」
咲はすまなそうに低頭した。
粥を食べさせようと、咲が二十歳の新一郎のがっしりとした背を必死に起こす。
「さ……きか。すまぬ」新一郎が詫びると咲は泣きそうな顔をして「とんでもございません」とまた頭を下げた。
木匙で粥を少しづつ新一郎の口に運ぶ。
傍らにいる世津は咲の慈しむような眼差しに、その想いを感じた。
―――咲は新一郎を慕っておる。そして新一郎も……日頃の二人を見ていればそれはわかる。口にはしなくとも想いは滲み出るものだ。
 咲がこの家に来て三年近い。幼いといえども家事に長け、とくに料理は優れていた。父親が料理人であったが、三年前にやはり野分による害で両親とも亡くしたという。
 思い巡らしながら、さりとてと世津は眉間に皺をよせた。
 ―――町民の咲を嫁にはできぬ。禄高少ないとはいえ堀家は歴史古い旧家。料理人の娘など……。
世津は険しい顔で二人をあとにした。

 翌日はいっそう容態が軽快した。新一郎は咲の心尽くしの夕餉を箸でうまそうに頬張る。
 ふっくらと煮上げた茄子。白瓜と若布の酢の物。
世津の膳では、同じ茄子の煮物に小口切りにした赤唐辛子が入っている。酢の物には紫蘇が加えられていた。
 以前より、新一郎と世津の膳は同じようでいて違っていた。世津は頭をかしげるが、その美味しさに言葉は出なかった。
 二日後、熱も下がり明日は出仕できるという日の昼餉時であった。医師が様子を見に訪れた。ちょうど親子の前に置かれた膳を見て、うむと頷く。
 「冬瓜の翡翠煮、茄子の白和え……体を冷やす夏野菜を使っておりますな。他の食材もしかり。思いのほか中暑が早く改善したのはこれか」
 目を大きく開いて世津が尋ねた。「先生、わたくしのお膳は」
 「ふむ。翡翠煮には干し海老、白和えには茗荷を加えておる。体を温める物を入れて冷えないように配慮したか。肺の臓が弱い世津殿には至上。善き賄い人をお持ちですな」と感じ入るように笑った。
 世津と新一郎は顔を見合わすと、台所で懸命に片付けをしているであろう咲を思い浮かべた。
 ―――そういえば、咲が来てからというもの風邪をほとんど引かなくなり体が軽くなっていた。
漢方にも通ずる心得を教えたのはきっと父親か。亡くなった父親は立派な料理人であったに違いない。そして、咲も……。 
だがしかし、決して町民の娘を嫁には出来ぬ。
 そう意を決すると、世津はまなじりをきつく上げた。

 十日後、世津は咲を私室に呼ぶと、畏まる咲に言い放った。
「五日後、お前はこの家を出ていきなさい。老中、斎藤様の屋敷に行くのです」
咲は震えはじめた。小さな声で「はい……」とうつむくと、涙をみせまいと世津の止める声にも振り向かず廊下へと走る。
「とうとう暇を出されてしまった」
廊下で新一郎にぶつかりそうになる。
 「咲、何を悲しそうに泣く。母が話したか……。許せ。私はお前を嫁に貰いたいのだ。その意を汲んで、一旦斎藤家に養女として入ってもらい武家の息女として嫁に迎えるとの母の心であったが。しかしそんなに嫌ならば……」
黒目がちなまなこを見開いて、咲はいっそう大粒の涙をこぼした。
「いいえ……いいえ。咲は嬉しゅうございます」
台所のたらいに張られた水の中に、夏の名残の野菜が涼しげに光っていた。
0151ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-IG1I)
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2022/08/20(土) 16:26:15.32ID:HrLydMhN0
第六十回ワイスレ杯参加作品

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只今、三十一作品!(`・ω・´)
0153第六十回ワイスレ杯参加作品 (ワッチョイ 9f01-dZti)
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2022/08/20(土) 16:45:58.89ID:uSkDtcVU0
 俺が所属する農協って組織は年がら年中、飲み会を開く。酒を飲む。酔い潰れる。そして二日酔いで出勤する。勿論ろくに働かない。最低だ。
 しかし、職員だけの飲み会はまだいい。可愛いものだ。本当に酷いのは組合員、つまり農家の野郎どもが参加する飲み会である。奴等は酒を飲むと気性が荒くなり、揉め事ばかり起こす。それを止めるのは農協職員の仕事だ。

「おい小僧!」
 隣りに座る赤ら顔の大男が下品に声を上げた。
「はい」「夏を代表する野菜はなんだ? 言え」
 ……なんだよ。その質問は。非難がましく大男──名前は戸田──を見ると、目が据わっている。危ない顔つきだ。下手な事を言うと殴られかねない。
「夏を代表する野菜ですか?」「そうだ。言え」
 今の時期、戸田農園で出荷量が多いのはトマトだった筈……。ここはトマトと答えるのが正解か?
「と、トマトです」「おお、そうか! やっぱりそうだよな! 夏野菜といえばトマトだ!」
 戸田は破顔して俺の肩に手を回す。どうやら正解だったようだ。ホッと息をつく。
 ──ドンッ! とテーブルに重たい音が響いた。空になったメガジョッキを置いたのは農家には珍しく横分けの青白い男、名波だ。
「聞き捨てならんな」
 対面に座る名波は俺と戸田を睨む。何が気に入らないんだ?
「夏野菜といえば、茄子だ」
「なんだと!?」
 名波の言葉に戸田が反応する。そういえば名波農園では茄子の出荷量が多かった筈……。農協との取引額を考えると、名波の方が上客だ。蔑ろにする訳にもいかない。戸田と名波は睨みあったままだ。どうすればいい?
 助けを求めるようにこの辺りで最も大きな郷家農園の郷家を見るが、顔をそむけられる。クソッ! 厄介事は勘弁ってか? よーし、やってやろうじゃないか。酔いも回ってきたところだ。俺が仕切ってやる。
「わかりました。ベジタブルデュエルで決めましょう」
「ベジタブル?」「デュエル?」
 戸田と名波が仲良く首を捻る。
「農家が自分で育てた野菜を武器にして戦う、いわば決闘です。戸田さんはトマト、名波さんは茄子を武器にしてください。今回は防具についてもトマトと茄子しか認めません」
「そんな──」「いいだろう。受けて立つ」
 何か考えがあるのか、名波はあっさり了承した。戸田はもう一押しだな。
「戸田さんは自分の育てた野菜に自信がないんですか?」
「そんなわけないだろ! 勝つのは俺だ!!」
 そこからはルールや日程の調整となり、二時間程で飲み会は終了した。

 農協の駐車場には円状に人だかりが出来ていた。ベジタブルデュエルの噂を聞きつけた野次馬達が集まってきたのだ。
 一方の俺は陰鬱だ。自らの発案だが、素面でこんな馬鹿なイベントをやるのは辛い。しかし、時間だ。俺は拡声器で戦士の入場を告げる。
「トマトの戦士、戸田! 入場!!」
 農協から全身を赤くした戸田が歩いてくる。人垣が割れ、その中心に堂々と立った。麻紐で身体に何百ものトマトをくくりつけた戸田。動く度にトマトが揺れる。
「茄子の戦士、名波! 入場!!」
 続いて出てきたのは茄子紺に身を包んだ名波だ。茄子の皮を編んで布状にし、服に仕立てている。そして右手には見たこともない程の長茄子。剣に見立てているのだろう。悠然と歩き、戸田と対峙する。
 静寂。
「試合開始!!」
 割れんばかりの歓声の中、戸田が身体からトマトをもいで投げつける。名波が半身になって躱すとトマトは地面で炸裂した。……一体、どんな細工をしやがった? 普通のトマトじゃないだろ! 好機と見たのか戸田は次々にトマトボム投げつける。
 ──斬ッ! 斬ッ! 斬ッ!
 それを斬り飛ばすのは名波。ナスブレードは見た目に反して斬れ味鋭く、トマトボムが弾ける前に真っ二つにしてしまう。
「小癪な!」「覚悟!!」
 一足一刀の間合い。名波がナスブレードを振り上げて飛び掛かる。戸田の目が光った。
 ──斬ッ!! ──バンッ!!
 名波の斬撃はすんでのところで躱され、トマトが幾つか落ちるのみ。すれ違いざまに戸田のトマトボムラリアットが名波の首に決まる。吹き飛ばされた名波は起き上がれない。一方の戸田は腕を押さえているものの、まだやれそうだ。……勝敗は決したな。
「勝者、戸田!!」
 万雷の拍手が勝者をたたえる。
「これにより、夏を代表するの野菜はトマトに決定──」
「ちょっと待った!!」
 声のした方を見ると郷家農園の郷家がいる。
「夏野菜の代表を名乗るのは私を倒してからにしてもらおうか」
 そう言って特大のゴーヤを握る郷家を見て、俺はまだ続くのかと頭を抱えるのだった。
0154ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-IG1I)
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2022/08/20(土) 16:56:57.68ID:HrLydMhN0
第六十回ワイスレ杯参加作品

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只今、三十二作品!(`・ω・´)
0155第六十回ワイスレ杯参加作品 (ワッチョイ 9f5f-IG1I)
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2022/08/20(土) 17:12:52.60ID:ikq6JU3X0
 一仕事終えて汗をぬぐう。すると『植木屋』と声を掛けられた。振り向くと、この屋敷の旦那が縁側で手招いている。
「何でしょう?」
「暑いのにご苦労様だね。一仕事終えたのなら、涼んでいきなさい」
「よろしいんで?」
「勿論だとも。どれ、夏野菜でも振舞おう。瑞々しくて、涼を取るに最適だ。静や、静や」
 旦那は奥方を呼ぶと、夏野菜を出すよう申し付ける。
 座敷に上がり、旦那と世間話をしている内に奥方が戻り『井戸水で冷やしていたものですよ』と、胡瓜を出してくれた。
 旦那に促され、胡瓜を齧る。コリッ、という気持ちの良い歯ごたえ。成る程、よく冷えていて美味い。旦那も齧ると、一度、二度頷く。
「うん美味い。しかしお前、客に出すのが胡瓜だけはないだろう。ほら、西瓜もあった筈だ。それも出しておくれ」
「はい。……西瓜は冷やしていないので、少し時間を頂きますね」
 奥方はまた座敷から下がる。
 私は、夏野菜のお礼にと、この前別の仕事で赴いた屋敷の話を披露する。その屋敷の庭は大層珍しい造りをしていて、皆興味深く聞いてくれるのだ。
 旦那もご多分に漏れず興味を持ったようで、頻りに感心したり、時折質問をしたりした。
 件の庭の話を終え、胡瓜も食べ切った。それでも奥方は戻らない。
 流石に遅くは無かろうか、そう思い始めた矢先に、奥方が戻って来た。
「大変お待たせしました」
 そう口にした奥方の頬は上気し、額に汗が浮いている。髪も少し乱れていた。一体、どうしたのか?
「ご苦労。下がりなさい」
 旦那は何も気付いていないのか、そのまま奥方を下がらせた。
 私が不思議そうな顔をしていたからだろう。旦那は苦笑する。
「きっと静は、儂の知らない内に西瓜を食べていたのだろう。だが『西瓜は無い』と言えば、儂の面目を潰してしまう。だから、急ぎ買いに行ったに違いない」
 ははあ! そういうことだったのか! 
「良い奥方ですな。ウチのカミさんなんか、夫を立てるという事をまるで知りませんよ。どうしたら、そこまで尽くしてもらえるので?」
「何も難しいことはない。儂は、静に無茶も言いますがね。それでも、あれを金銭面で困らせたことだけはない。こうして立派な屋敷を構え、あれを何不自由なく養っています。だから、静も儂に尽くしてくれるのですよ」
 成る程、これが亭主関白というものか。私は深く感じ入った。
 
 帰路で考える。そりゃ、あの旦那ほど財産は有りはしないが。それでも日々汗水流し働いて、カミさんを養っているのだ。もう少し、尽くされてもいい筈ではないか。そうだ、そうなのだ。
 心中深く頷きながら、長屋の中ほどの部屋の戸を引く。
「戻ったぞ」
「ああ、お帰り」
 カミさんは、ちらっとだけ、こちらに視線を向けて答える。
「夕餉は?」
「今用意しますよ」
 座って待っていると、食卓にカミさんが夕餉を並べる。白米に漬物、茄子田楽。貧相な食卓だ。
「これだけかい?」
 カミさんはむっとした顔付になる。
 怯みそうになるが、ここで矛を収めてはならん。強く言い付けねば。
「労いの気持ちが足らん。汗水流して働いてきた夫に、お前は腹いっぱい食べさせようと思わないのか? 今日仕事をした屋敷の奥方は、旦那の為に急ぎ西瓜を買いに走ったり、それは献身的な奥方だったぞ」
 カミさんは益々眦をきつくする。
「立派な屋敷の主人なら贅沢も出来るでしょう。でも、あんたは貧乏長屋の主人ではないですか。これが相応の夕餉です」
 反省するどころか、このような物言いをしてくるとは!
「そんなことはあるまい! もう一品おかずを増やせるくらいには、稼いどる筈だ!」
「本来ならそうでしょうとも! その稼ぎの多くを、博打でスってるのは何処のどなたですか!? 私が何とかやり繰りして、この夕餉を出せているんです! 褒められていいくらいだわ!」
 うっと言葉に詰まりそうになる。
「う、煩い! 男には気晴らしも必要なのだ! 何だいお前は! さっきから口答えばかり! 夫の為に奔走し、日頃の想いを込めてもう一品増やそうとは思わんのか!?」
 カミさんは、すっくと立ち上がる。無言のまま外に出て行った。……ようやく道理を弁えたのであろうか? ふん、殊勝なことではないか。
 ほどなくして顔を真っ赤にしたカミさんが戻って来た。手には一本の大根がある。
 初夏取りの大根、か。通年取れる野菜だ。夏野菜のように粋ではないが、わざわざ買って来たのだ。善しとするか。
 カミさんは包丁を手に取ると『えい』と大根の頭を落とす。そうして何と、葉が付いた頭の方を差し出して来た。
「何だいこいつは?」
「見ての通り、葉根(はこん)です。は・こ・ん! 破婚!」
0156ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-IG1I)
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2022/08/20(土) 18:05:35.73ID:HrLydMhN0
第六十回ワイスレ杯参加作品

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只今、三十三作品!(`・ω・´)
0157この名無しがすごい! (ワッチョイ ffbb-dbST)
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2022/08/20(土) 18:12:28.59ID:L1/bcJgc0
 僕の恋人は夏野菜が好きだ。
 トマトに、ピーマン、ナス、パプリカ。
 彼女はいつも夏になると、自宅の畑で採れた夏野菜を美味しそうに縁側に座って頬張っていた。
 でも夏野菜は水分を多く含むから冷え性になりやすいんだって。
 そのせいか、彼女の手足はいつもひんやりと冷たいんだ。

「きみの手は、僕が温めてあげるよ」

 そう言って傍らにいる彼女の手を握る。
 照れ屋な彼女と距離を縮めるのは大変だった。
 最初の頃は僕と目が合うだけで逃げちゃったり、声を掛けても返事をしてくれなかったり。
 近寄らないでって怒られたこともあったなあ。
 それでも僕は必死に彼女の家に通い、何度も何度も声をかけた。
 いいお天気ですね、って。
 そのうち彼女は僕のことを意識してくれるようになって僕はとても嬉しかったんだ。
 彼女の恋人を名乗る男が現れたり、ご両親が僕のことを変質者だと思って通報しちゃったり、色んな事件があったけど……でも、こうして無事に結ばれることができて良かったよね。
 これだけの障害を乗り越えた僕たちにもう怖いものなんてないよね。

「愛してる」

 やっぱり彼女は照れ屋で僕の言葉に返事はくれないけれど。
 ご両親から愛娘を奪ってしまった償いとして、二度と動くことのないきみの身体を瑞々しく保ち続けると約束するよ。
 畑で朝露を纏っている、あの夏野菜のように。
0158第五十八回ワイスレ杯参加作品 (ワッチョイ 9f01-dbsY)
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2022/08/20(土) 18:26:11.32ID:YQKniWSb0
玄関を開けたとき、私は確信した。妻が二歳になる娘を連れて出て行ったようだ。理由は分からないが、細い目を釣りあげて「あなたが悪いのよ」と私を責め立てるのが目に浮かぶ。三十五年ローンで買った新しいこの家も、妻が勝手に購入したであろう新しい家具も。独りになると、まるで前からあったように思え古臭く見えた。今日は十五時間も働いた。疲れ果てた私にはもう妻と娘を探すこと力はない。傷ついたフローリングを数歩進み、リビングの冷蔵庫を力なく開けた。中には牛乳と離乳食、そして青色のタッパーが入っていた。
「夏野菜カレーか……」タッパーには妻の唯一の得意料理のおかげで、私は少しだけ生気を取り戻せた気がした。しかもただのカレーではない。夏ナス。トマト。ズッキーニ―。カボチャ。オクラ。夏らしい野菜を詰め込んでいる。そうか、今は夏なのか。
カレーだけを持ち、私は二階の自室へと上がる。そしてまるで介護用かと思うほど大きなベッドに一人腰掛け、冷たいままのカレーをぱくりと一口食べた。
「……まず」――とにかくまずい。私はすぐカレーをゴミ箱に捨てた。食欲がわずかだけ満たされた結果、私は睡魔に襲われる。まだ昼なのに眠い。カーテンを閉め切り、電気を消す。真っ暗な部屋の中で、目をつむる――その時だった。――ガチャ。静かな家に、玄関のカギが開く音だけが響く。そしてまるで私が寝ていることを知っているかのように、玄関のドアは静かに開く。妻が帰ってきたのかと思い、私はわざと自室のドアのほうを向きながら寝たふりをした。妻の一言目が知りたかった。薄目にしながらじっと扉を見つめる。キィ。
一センチの隙間から光が漏れる。その時私は初めて気づいた。いまドアの向こうにいるのは――妻ではない。
大きな眼。ぎょろりとした大きな目玉だ。今にも隙間から飛び出しそうな黒い目ん玉がじっとこちら凝視している。
数秒でドアは閉まり足跡が遠ざかる。
チャンスだと思い慌てて二階から飛び降りる。「――!」と後ろから慌てた叫びが聞こえる。私も同じように奇声をあげながら道路を走る。パジャマで裸足で。一本道を走るとT路道が現れる。ドリフトのようにブレーキをかけながら曲がる。
交番が見えた。警官の元へ急ぎ駆け寄る。
警察官は一瞬だけ驚き、どうしたんですか、と尋ねられる。私は息切れの中泥棒が家に入ってきたと叫び訴える。
が、あり得ないことを目にする。目の前の警官がふぁあ、とあくびをしたのだ。ふざけているのか。
わしは真剣に訴えるが、よくみれば目の前のメモしていない。信用ならない奴だ。泥棒の仲間かもしれない。
わたしは怒鳴りつける。が、まぁまぁといって警官はニヤニヤと笑い距離を詰めてくる。
近づくな!と怒鳴る。顔を殴る。殴打だ殴打。必死の抵抗をしていると先ほどの男が現れた。息を切らし白いTシャツに汗がにじんている。やはりこいつらはグルだった。
男はいった。
「はぁ、よかった」遅れるようにそこに女も現れる。
「ごめんなさい」と女は警官に謝った。細い目をした女だ。白のシャツと短めの髪。妻がまるで少し老けたようだ。
「何度も本当に申し訳ありません」と謝り、
「お父さん!」と女はいった。
警官は力を緩め、「まぁ私も慣れましたから平気です」「本当にすみませんすみません」
女も男も謝る。知らない女と知らない男が謝る。私はわけがわからないまま車に乗せられ、家に着く。
「なぜワシの家を知っている!」
「いい加減にしてよ!」女は力強く怒鳴った。「お義父さん、今日は寝て、明日またお義母さんの得意だった野菜カレーを食べましょうね」
なぜそんなことを知ってるのだこの男は。儂は暴れようとするが隣の女が手を押さえる。
「暴れないで!」
無理やり部屋に押し込まれる。よくわからずベッドにはいる。とても疲れた。もう眠たい。「あーもうお父さんたら……オムツ変えなきゃ」オムツを変えてもらった。眠たい。もう夜だろうか。うとうととしていると、扉の向こうから声がこぼれてくる。
「だからさっさと施設にいれればいいだろ!」
「なんでそんなこというのよ!私が世話をするっていってるじゃない!」
「世話できてないからこんなことになってるんだろ!」
「日に日に悪くなっていってるのよ!私が泊まり込みで見るから!」
「うちのことはどうするんだ!まだ赤ん坊がいるんだぞ!俺に全部押し付ける気か!」
怒鳴り声はやまない。
わたしはヨタヨタと廊下を歩き、仏間へいき線香に火をつける。
そこには妻の得意料理だったカレーと知らない老婆の写真が飾ってある。
この汚ならしいババアは誰だろう。私は部屋に戻りカーテンをしめ、真っ暗なへやで目をつむり眠る。ゴミ箱に捨てた夏の野菜カレーの匂いだけが部屋に残る。明日も仕事だ。頑張ろう。
0159第六十回ワイスレ杯参加作品 (ワッチョイ ffbb-dbST)
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2022/08/20(土) 18:27:03.42ID:L1/bcJgc0
157です。
すみません、参加作品と下記忘れてました〜〜!
お願いします。
0160第六十回ワイスレ杯参加作品 (ワッチョイ 9f01-dbsY)
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2022/08/20(土) 18:31:22.51ID:YQKniWSb0
玄関を開けたとき、私は確信した。妻が二歳になる娘を連れて出て行ったようだ。理由は分からないが、細い目を釣りあげて「あなたが悪いのよ」と私を責め立てるのが目に浮かぶ。三十五年ローンで買った新しいこの家も、妻が勝手に購入したであろう新しい家具も。独りになると、まるで前からあったように思え古臭く見えた。今日は十五時間も働いた。疲れ果てた私にはもう妻と娘を探すこと力はない。傷ついたフローリングを数歩進み、リビングの冷蔵庫を力なく開けた。中には牛乳と離乳食、そして青色のタッパーが入っていた。
「夏野菜カレーか……」タッパーには妻の唯一の得意料理のおかげで、私は少しだけ生気を取り戻せた気がした。しかもただのカレーではない。夏ナス。トマト。ズッキーニ―。カボチャ。オクラ。夏らしい野菜を詰め込んでいる。そうか、今は夏なのか。
カレーだけを持ち、私は二階の自室へと上がる。そしてまるで介護用かと思うほど大きなベッドに一人腰掛け、冷たいままのカレーをぱくりと一口食べた。
「……まず」――とにかくまずい。私はすぐカレーをゴミ箱に捨てた。食欲がわずかだけ満たされた結果、私は睡魔に襲われる。まだ昼なのに眠い。カーテンを閉め切り、電気を消す。真っ暗な部屋の中で、目をつむる――その時だった。――ガチャ。静かな家に、玄関のカギが開く音だけが響く。そしてまるで私が寝ていることを知っているかのように、玄関のドアは静かに開く。妻が帰ってきたのかと思い、私はわざと自室のドアのほうを向きながら寝たふりをした。妻の一言目が知りたかった。薄目にしながらじっと扉を見つめる。キィ。
一センチの隙間から光が漏れる。その時私は初めて気づいた。いまドアの向こうにいるのは――妻ではない。
大きな眼。ぎょろりとした大きな目玉だ。今にも隙間から飛び出しそうな黒い目ん玉がじっとこちら凝視している。
数秒でドアは閉まり足跡が遠ざかる。
チャンスだと思い慌てて二階から飛び降りる。「――!」と後ろから慌てた叫びが聞こえる。私も同じように奇声をあげながら道路を走る。パジャマで裸足で。一本道を走るとT路道が現れる。ドリフトのようにブレーキをかけながら曲がる。
交番が見えた。警官の元へ急ぎ駆け寄る。
警察官は一瞬だけ驚き、どうしたんですか、と尋ねられる。私は息切れの中泥棒が家に入ってきたと叫び訴える。
が、あり得ないことを目にする。目の前の警官がふぁあ、とあくびをしたのだ。ふざけているのか。
わしは真剣に訴えるが、よくみれば目の前のメモしていない。信用ならない奴だ。泥棒の仲間かもしれない。
わたしは怒鳴りつける。が、まぁまぁといって警官はニヤニヤと笑い距離を詰めてくる。
近づくな! 顔を殴る。殴打だ殴打。必死の抵抗をしていると先ほどの男が現れた。息を切らし白いTシャツに汗がにじんている。やはりこいつらはグルだった。
男はいった。
「はぁ、よかった」遅れるようにそこに女も現れる。
「ごめんなさい」と女は警官に謝った。細い目をした女だ。白のシャツと短めの髪。妻がまるで少し老けたようだ。
「何度も本当に申し訳ありません」と謝り、
「お父さん!」と女はいった。
警官は力を緩め、「まぁ私も慣れましたから平気です」「本当にすみませんすみません」
女も男も謝る。知らない女と知らない男が謝る。私はわけがわからないまま車に乗せられ、家に着く。
「なぜワシの家を知っている!」
「いい加減にしてよ!」女は力強く怒鳴った。「お義父さん、今日は寝て、明日またお義母さんの得意だった野菜カレーを食べましょうね」
なぜそんなことを知ってるのだこの男は。儂は暴れようとするが隣の女が手を押さえる。
「暴れないで!」
無理やり部屋に押し込まれる。よくわからずベッドにはいる。とても疲れた。もう眠たい。「あーもうお父さんたら……オムツ変えなきゃ」オムツを変えてもらった。眠たい。もう夜だろうか。うとうととしていると、扉の向こうから声がこぼれてくる。
「だからさっさと施設にいれればいいだろ!」
「なんでそんなこというのよ!私が世話をするっていってるじゃない!」
「世話できてないからこんなことになってるんだろ!」
「日に日に悪くなっていってるのよ!私が泊まり込みで見るから!」
「うちのことはどうするんだ!まだ赤ん坊がいるんだぞ!俺に全部押し付ける気か!」
怒鳴り声はやまない。
わたしはヨタヨタと廊下を歩き、仏間へいき線香に火をつける。
そこには妻の得意料理だったカレーと知らない老婆の写真が飾ってある。
この汚ならしいババアは誰だろう。私は部屋に戻りカーテンをしめ、真っ暗なへやで目をつむり眠る。ゴミ箱に捨てた夏の野菜カレーの匂いだけが部屋に残る。明日も仕事だ。頑張ろう。
0161第六十回ワイスレ杯参加作品 (ワッチョイ 9f01-oOo3)
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2022/08/20(土) 18:44:02.26ID:ISfqE8VF0
 今でこそ家庭を持って落ち着いたが、私という人間は若い頃はとんだ悪で家族には言えないようなこともしてきたのだ、と酒に酔った勢いで小料理屋の店主に口を滑らせてしまった。
 言い終えて、すぐに後悔が押し寄せてきたが、店主は然程気にしていない様子であった。考えてみれば仕事柄このような愚痴を聞く機会もたくさんあるだろう。どうにも気にしすぎたようであった。
 「とてもではありませんがお客さんには悪いことなんて出来そうには見えませんが」
 どうぞ、ご注文の旬の素材を使った夏野菜の天麩羅です。
 皿に乗っているのはピーマンや茄子の天麩羅で、上手に華が咲いている辺り、正に職人芸といったところか。
 家で天麩羅を揚げても中々こうはいかないものだ。
 「ああ、今でこそ時効なんだが」
 人を殺してしまったこともあるのさ。
 そう言うと店主は目を見張ったが、それについての詳細を私が語ることはない。
 それこそ墓の下まで持っていく秘密である。
 夏野菜の天麩羅と言っていたが、珍しいヨモギの天麩羅があったので口に運ぶと爽やかな香りとほんの少しの苦みが口に広がった。
 当時、若気の至りからはまった博打で全財産をすったは仕事をする気もおきずにブラブラと街を歩いていた。まるで飢えた野良犬のような有様で当時の私に近づこうと思う人間など誰一人としていなかっただろう。
 そんな私だったが、ふと通行人の中に顔の良い女性を見つけてついつい悪さをしてしまいたくなってしまった。
 後をつけていって、部屋のドアを開けると同時に無理やり押し入った。
 そこから乱暴をしてやろうとしたんだが、どうにもこうにも気が強くって、大人しくやらせてくれないものだから少しばかり暴力を振るって黙らせてやろうとしたのだが、打ちどころが悪かったんだろう。
 気づいたら動かなくなっていた。
 誓って殺すつもりはなかった。
 ただ少しばかり良い思いをさせてもらって、金を恵んでくれればそれで終わりのはずだった。
 奥のほうで何かペットか何かが動くような気配に動揺して、私はその場から取るものも取らずに逃げ出したが、幸いなことにその場から逃げ出した私は捜査の目を逃れることが出来たらしく、無事に事件は時効の日を迎えることが出来た。
 こうして過去に怯える日々も終わりを告げ、家庭を持った私はその時のことをたまに思い出しては後悔を繰り返しているという訳だ。
 「人を殺した、とは物騒な話ですね」
 「ああ、今でも忘れられんよ」
 そう言って日本酒を口に含んだ。
 辛口の酒がやけに旨く感じた。
 「ええ、そうでしょう。私もつい先日思い出したばかりですが、一生忘れることが出来そうにありません」
 「ん?」
 忘れることが出来ない?
 まるでその時の様子を知っているような口ぶりの店主に眉をひそめたが、次の言葉で私は絶句した。
 「母を殺したのは貴方だったのですね」
 「まさか」
 あの時の気配はペットなどではなく、子供だったのだ。
 「事件のショックのせいかその際の記憶を失っていましたが、つい先日、あなたの顔を見て全てを思い出したのですよ」
 「ひ、ひい!?」
 椅子から転げ落ちた私は慌てて立ち上がろうとしたが、あまりの動揺に上手く身体が動かず、その場に倒れ込んでどうにか這うようにして店から逃げ出そうとした。
 だが、それを黙って逃がす店主ではなかった。
 なかったが、ドアの前に立ちはだかった店主は無言でじっと私を見下ろしているだけで何かをしようとする様子はない。
 「私を殺すのカ?頼む、私には家庭あルんだ。頼む、見逃しテくれ。お願いだから許テく!!」
 呂律も回らなくなってきて、呼吸も乱れてきて、クラクラと視界が揺れている。そんな私の様子を眺めながら店主はこう言った。
 「ヨモギの旬は一般的に春とされております」
 「……?」
 何を言っているのか理解出来なかった。
 ヨモギの旬が今何の関係があるというのか。
 「先程食べられた天麩羅ですが、あれはヨモギではありません。私は今の季節が旬の素材を使わせて頂きました」
 あ、と言葉にならない衝撃がはしり、私は自らの運命を悟った。
 呼吸が苦しくなり身体が痙攣しているのは緊張や動揺が原因ではなかった。助けてくれ、と声にならない口の動きだけで店主に乞うたところで恐らく意味はないだろう。
 鼓動を止めた心臓と薄れゆく意識の中で思い出す。
 八月から十月が旬であり、見た目がヨモギに良く似ていることで知られるその植物は日本ではトリカブトの名で呼ばれている。
0162第六十回ワイスレ杯参加作品 (ワッチョイ 1f8f-dbST)
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2022/08/20(土) 19:24:25.28ID:pjIyN1+60
「おにいちゃん、おひるごはんまだーっ?」

どたどたどたと勢いよく階段を下りる音と一緒に、元気な声が聞こえてくる。
「一度呼べば分かるよ」
騒がしいのはいつものことだ。口を尖らせながら、台所にいた僕は呟く。すぐに台所の扉が開いて、ちょっと広めのおでこと大きな目と明るい笑みとが顔を出した。両側で二つにくくった髪の毛がぽんぽんと揺れている。妹は機嫌よさそうに鼻歌を歌いながら席に着いた。
「お前さぁ、ちょっとは落ち着けよ」
僕は流しの下の棚をのぞき込んだ。そこには小学生の僕でも作れるようなインスタントだとか、レトルトの食品がたくさん用意されていた。お米は炊いていないので、今日はインスタントラーメンにしよう。
「インスタントラーメン、みそとしょうゆと、どっちがいい?」
「しょうゆラーメンっ」
即答。
「また?」
「うんっ」
苦笑する僕に、妹はやたらと元気よく答える。
「じゃあ、今から麺をゆでるからちょっと待ってね」
「うんっ」
明るい声で頷くと、結んだリボンも一緒に揺れる。そのまま待っていてくれればいいのだけれど、十秒もしないうちに立ち上がってこちらにきてしまった。
「何か手伝うっ?」
「うーん……。じゃあ、冷蔵庫からラーメンの具を取ってきてもらえる?」

火を使っているから、できれば席で待っていて欲しかった。ぞんざいに扱って駄々をこねられると面倒なので、適当に何か手伝わせておくのが一番いい。麵だけでは寂しく、野菜を入れようと思っていたところだったのでちょうどいい。
妹が冷蔵庫から両手に抱えて持ってきた野菜の山からナス、オクラ、ズッキーニ、パプリカを鍋に入れる。なんとなく合わなそうなトマトやキュウリとかは除いた。
これらは夏野菜と呼ぶのだと、少し前に家庭科で習った。冷蔵庫にぱんぱんに詰まっている夏野菜たちはお母さんが研究所の仕事で作ったシサクヒンというものらしい。
たしか、食べると力が湧いてきて、体が丈夫になる野菜だと言っていた。
野菜が煮えてから麺とスープの素を入れ、しばし煮て夏野菜ラーメンは完成した。
「できたよ」と声をかけると妹はテーブルを拭いていた布巾を放り投げて椅子に座る。
「いただきます!」
二人して手を合わせてから出来上がったラーメンをすする。妹はやたらと美味しそうにラーメンを食べる。これが何よりの好物だというのだから、安上がりだ。
小学校に上がったばかりの小さな体で、どうやってと言いたくなるような勢いでもりもり麺をすすり、野菜をたいらげていく。そうして食べ終わると、はすぐに席を立った。

「約束があるから私、出かけるね!」
「あー……。じゃあ、先にトイレいっとけよ」
「はーい」とトイレへ駆け出して行った隙に僕もラーメンを急いで食べきってしまう。お母さんからは妹が遊びに行くなら送り迎えするように言明されているから僕も出かけなければいけない。
トイレを流す音がして、妹はリュックを携えて玄関へ向かった。
「早く早く」と急かされながら、僕もサンダルをつっかけて家の鍵をポケットに入れ、玄関の扉を開ける。

外はうんざりするような暑さだった。少しでも早く送っていきたいところだけれど、こんなに暑いのにぱっぱと歩く気持ちにはとてもならない。手を繋いで歩くようにも言われているが、暑すぎたし妹があちらこちらにウロチョロしたがるのでやめてしまった。日陰を選びながらだらだら歩く僕を、妹は待ちきれないようだった。
「はーやーく! ねーぇー!」
「あまり離れないでよ」
「もう行っちゃうよ!」と言って妹は急に駆け出した。
そして、そのまま十字路に飛び出した。
次の瞬間に僕の目に映ったのは妹の姿だけじゃなかった。
車だ。
車の前に飛び出したんだとわかって、僕はとっさに目をつむってしまった。

甲高いブレーキの音。続いて何かがぶつかる鈍い音が聞こえた。

事故だ。あぁ。なんてことだ!

走り寄って、十字路を曲がった。
先に目に入ったのは前の方が大きくひしゃげた車のボディだった。最悪を想像しながら妹を探す。
妹の名前を叫んだ。

「はーい」
まるで緊張感のない妹の声が聞こえる。目をやると、妹は道路の真ん中になんともない様子で立っていた。
どうして無傷なのか、わけがわからない。運転手も妹の姿を見て混乱している様子だった。
「大丈夫……?」
「うん。びっくりしたけどだいじょうぶ!」
声色も何ともないようだ。胸を撫でおろしながら、僕は奇跡の原因を考えた。思い当たるのは一つしかない。

食べると力が湧いてきて、体が丈夫になる野菜。お母さんの作ったシサクヒンの夏野菜。
0163ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-IG1I)
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2022/08/20(土) 19:39:07.83ID:HrLydMhN0
第六十回ワイスレ杯参加作品

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只今、三十八作品!(`・ω・´)
0164第六十回ワイスレ杯参加作品「夏野菜小噺」 (ワッチョイ 7fbd-dbST)
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2022/08/20(土) 21:47:16.57ID:GD4giDux0
 夏野菜の小噺をしろと言われたもんで、こうしてやらせていただいております。

 いや、何を隠そう、私の趣味は漬物でございまして。
 これも奥が深い趣味なんですが、それはともかく。
 むかしお世話になったおじいさんが、今も近所にいらっしゃいます。
 私がチョイとやんちゃなことをしたときに、尻をもっていただいたりしてね。
 足を向けて寝られないというお方です。
 そのおじいさんが、一昨年くらいか、病で寝ついちゃいまして、
 見舞いに行くと「ナスビが食べたいナスビが食べたい」と、うわごとみたいに言ってましてね。。
 そのときちょうどナスビを漬けたやつを土産に持ってきてたんですよ。
 薄く切ったそいつを口に入れた、あのときのおじいさんのくしゃくしゃの顔ったらなかった。
 なんてね、いやいやこれは人に話す美談としちゃあいただけない。
 はナスビ談、と、こいつでナスビが片付いた。

 うちの親戚が隣村できゅうりを育ててましてね。
 子供の頃はよく「もらってこい」なんて親に行かされたものなんですが、
 これが夏場にはたまらなかった。
 隣村といっても田舎ですから、ずいぶん遠いわけです。
 お日様が照りゃあクラクラします。
 なにせ、ほらね、家から九里も離れてるんだから。
 はい、きゅうり、とこれできゅうりが片付いた。

 豆鉄砲、といって、今の人にどれくらい伝わるものかわかりませんが。
 新聞なんかを、こう、丸めてですね。
 筒を作って、その中になんでも詰めてフッと吹いて飛ばすというおもちゃです。
 こう見えてむかしからモテるもんで、いやそこは笑いどころじゃございませんよ。
 クラスのマドンナと一緒にですね、学校から帰ったときがあったわけです。
 そんなところに、同じクラスの悪ガキどもに出くわした。
 いや、こっちも悪ガキだったんですがね、こういうときの子供は容赦がない。
 みんなそこの畑のプチトマトをぶちぶち抜いて、豆鉄砲で飛ばしてくるわけです。
 さあ、もう、私もマドンナも走るしかない。
 ここで止まると的になる。
 そりゃあ、必死に逃げたもんで、それはともかく。
 止まるトマトに、と、お気づきになられた方が何人いらっしゃるかはわかりませんが、これでトマトが片付いた。

 これは中国に伝わる古い話でございます。
 自分の牛を、たいそう自慢にしていた牛飼いがございました。
 ずいぶん立派なツノをもった牛だったそうで。
「オラのベゴにかなう獣はどこにもいねえ!」ってな具合で、こうなると周りも気に入らない。
 で、その村を通りがかった見世物小屋のあるじがですね、こいつとやりあってみろとなった。
 出てきたのが、驚くなかれ、獅子でございます。ライオンですな。
 獅子と牛なら獅子が強いのが当たり前。
 牛は丸呑みにされちまったというお話ですが、
 ここでシシトウシ、シシトウが片付いたって寸法でよろしいでしょうか?

 よろしくなくとも、続けさせていただきます。
 尻に根っこが生えちまいましたからね、喋るくらいしかすることがない。

 あとはどんな噺がありましたかな。
 そうだそうだ、これもずいぶんむかしのことですが……さてどう話したものか。
 この噺をするには、まず知ってもらわなきゃいけねえのが、とこうなると面白くない。
 だめだ、この噺はどうしてもまとまりゃしない。
 そもそも夏野菜の駄洒落で小説を書こうなんて腹積もりが、どだい間違いだった。
 こいつは駄目だ、ぜんぶまとめて、オクラ入り。

 と、ご用意したのは五品でございます。
 しかしなんですな、絵に描いた餅ならぬ、喋った夏野菜じゃ腹は膨れません。
 お帰りの際には八百屋にでも寄って、今宵は季節のもので涼をとるのもよろしいかと存じます。

 お後がよろしいようで。
0167第六十回ワイスレ杯参加作品 (ワッチョイ 9f02-dbST)
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2022/08/20(土) 22:11:19.50ID:jItoH9jK0
「枝豆や〜ゆで豆。ゆで豆や〜ゆで豆」
 今年初めての枝豆売りの声が響き渡る。もうそんな季節かと思って嫁に買いに行かせた。
 毎度のことながら枝豆なんてわざわざ買わなくてもいいじゃないとどやされるが俺にとっちゃ、この辺で歩き売りしている枝豆売りのやつを食わなきゃ始まらねぇんだ。
 今日は珍しく文句ひとつを言わずに嫁が買って帰ってきた。俺は籠に入れられた枝豆をプチプチとちぎっては食ってみる。よく茹でられて、味も良い豆だ。たまらなく美味い。
「今年限りみたいですって、今日の枝豆売りさん」
 なんでだよ、と嫁に聞いてみると、どうやら何時もの娘っ子じゃなくて、弟のほうが売りに出てきたらしい。娘っ子のほうはどうした、と訊ねても嫁は答えなかった。まったく、不愛想な女だぜ。
 ふぅん、と俺は構わず枝豆にかぶりつく。この味が食えなくなるのは残念だ。娘っ子は嫁にでも出ちまったのか。それはわからねぇが、ああ、残念な限りだ。
 俺は長屋から出て、表通りに出かける。他の枝豆売りなら、事情を知っているんじゃねぇか、と思って聞いてみることにした。だけど、聞くほどに娘っ子のことはつかめなかった。
 だったらその弟に聞いてみるしかねぇ、と思った矢先だった。枝豆売りの小僧が泣いてやがる。どうした、何があったと俺は聞いてみた。小僧の腕にはひでぇ傷がある。刀で斬られたような傷だ。ひでえ侍もいるもんだ。
 小僧はごしごしと目をこすると、俺から逃げるように行っちまった。まるで俺を怖がっているかのようじゃねぇか。何か悪いことでもしたか?
 俺は訳も分からず家に帰る。扉が開いていたから、閉めようとしたがうまくいかねぇ。建付けが悪いのか。ちくしょうめ。
「まったく馬鹿なことをしたもんだよ」
 何が馬鹿なことをしただ。聞こえてるぞ。俺が帰ってきたことを告げても出迎えもしねぇ。
そればかりか、どこぞの娘っ子を連れて着てやがった。ありゃあ……枝豆売りの女じゃなぇか。
「私が悪いんです。父ちゃんの風邪が治らないからって夜出かけた私が……」
「そんなこと言うもんじゃないよ。うちの馬鹿旦那がやらかしたことは許されないからね」
 許されねぇってなんだ。俺は居間に飛び出してみるが、気づきもしねぇ。
「あの馬鹿旦那が酔っ払って襲おうなんてしなきゃ」
 襲おうなんて? 何の話だ。何の……。俺は横を見る。
 ああ……思い出してきたぞ。何日か前、俺は夜の日本橋の方を歩いていた。この季節とはいえ、さすがに冷えるし、雨も降っていた。酔っ払っていた気分が冷めちまったようで、俺は苛立って歩いていた。それがいけなかったな。ぶつかってきた娘っ子を反射的に掴んじまった。
 その娘っ子の顔は見えなかったけれど、俺は苛立ちのあまりに顔を殴ろうとした。それをかばったのが、あの小僧だ。姉ちゃんに手を出すんじゃねぇって一丁前に叫んでたな。
 カッとなった俺は刀を抜いた。だけれど、その拍子で雨に濡れた橋で足を滑らせて、川に落ちちまったんだ。
 あれ、じゃあ俺は何で生きているんだ? 俺は何であの小僧と話せた?
 いや、話せたわけじゃねぇ、あの小僧にも、他の枝豆売りにも、嫁にも。
 ただ独り喋っていただけだ。そう、横にある仏壇は、俺のためのものだ。
 俺は走って、日本橋に向かう。
 はは、なんだ。なんてことはねぇ、俺は死んでしまっていたんだ。見ろよ、俺の死体が浮かび上がっているじゃねぇか。

 ああ、もう一回だけ枝豆食いたかったなぁ。
0168テストa (ワッチョイ 9f36-CYJz)
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2022/08/20(土) 22:12:51.26ID:S3jU71V30
テストーーーーーーーーーー

テスト

テスト
0169この名無しがすごい! (ワッチョイ 7fbd-dbST)
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2022/08/20(土) 22:18:15.81ID:GD4giDux0
>>164です。
句点が2連続したので修正します
0170この名無しがすごい! (ワッチョイ 7fbd-dbST)
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2022/08/20(土) 22:18:57.65ID:GD4giDux0
 夏野菜の小噺をしろと言われたもんで、こうしてやらせていただいております。

 いや、何を隠そう、私の趣味は漬物でございまして。
 これも奥が深い趣味なんですが、それはともかく。
 むかしお世話になったおじいさんが、今も近所にいらっしゃいます。
 私がチョイとやんちゃなことをしたときに、尻をもっていただいたりしてね。
 足を向けて寝られないというお方です。
 そのおじいさんが、一昨年くらいか、病で寝ついちゃいまして、
 見舞いに行くと「ナスビが食べたいナスビが食べたい」と、うわごとみたいに言ってましてね。
 そのときちょうどナスビを漬けたやつを土産に持ってきてたんですよ。
 薄く切ったそいつを口に入れた、あのときのおじいさんのくしゃくしゃの顔ったらなかった。
 なんてね、いやいやこれは人に話す美談としちゃあいただけない。
 はナスビ談、と、こいつでナスビが片付いた。

 うちの親戚が隣村できゅうりを育ててましてね。
 子供の頃はよく「もらってこい」なんて親に行かされたものなんですが、
 これが夏場にはたまらなかった。
 隣村といっても田舎ですから、ずいぶん遠いわけです。
 お日様が照りゃあクラクラします。
 なにせ、ほらね、家から九里も離れてるんだから。
 はい、きゅうり、とこれできゅうりが片付いた。

 豆鉄砲、といって、今の人にどれくらい伝わるものかわかりませんが。
 新聞なんかを、こう、丸めてですね。
 筒を作って、その中になんでも詰めてフッと吹いて飛ばすというおもちゃです。
 こう見えてむかしからモテるもんで、いやそこは笑いどころじゃございませんよ。
 クラスのマドンナと一緒にですね、学校から帰ったときがあったわけです。
 そんなところに、同じクラスの悪ガキどもに出くわした。
 いや、こっちも悪ガキだったんですがね、こういうときの子供は容赦がない。
 みんなそこの畑のプチトマトをぶちぶち抜いて、豆鉄砲で飛ばしてくるわけです。
 さあ、もう、私もマドンナも走るしかない。
 ここで止まると的になる。
 そりゃあ、必死に逃げたもんで、それはともかく。
 止まるトマトに、と、お気づきになられた方が何人いらっしゃるかはわかりませんが、これでトマトが片付いた。

 これは中国に伝わる古い話でございます。
 自分の牛を、たいそう自慢にしていた牛飼いがございました。
 ずいぶん立派なツノをもった牛だったそうで。
「オラのベゴにかなう獣はどこにもいねえ!」ってな具合で、こうなると周りも気に入らない。
 で、その村を通りがかった見世物小屋のあるじがですね、こいつとやりあってみろとなった。
 出てきたのが、驚くなかれ、獅子でございます。ライオンですな。
 獅子と牛なら獅子が強いのが当たり前。
 牛は丸呑みにされちまったというお話ですが、
 ここでシシトウシ、シシトウが片付いたって寸法でよろしいでしょうか?

 よろしくなくとも、続けさせていただきます。
 尻に根っこが生えちまいましたからね、喋るくらいしかすることがない。

 あとはどんな噺がありましたかな。
 そうだそうだ、これもずいぶんむかしのことですが……さてどう話したものか。
 この噺をするには、まず知ってもらわなきゃいけねえのが、とこうなると面白くない。
 だめだ、この噺はどうしてもまとまりゃしない。
 そもそも夏野菜の駄洒落で小説を書こうなんて腹積もりが、どだい間違いだった。
 こいつは駄目だ、ぜんぶまとめて、オクラ入り。

 と、ご用意したのは五品でございます。
 しかしなんですな、絵に描いた餅ならぬ、喋った夏野菜じゃ腹は膨れません。
 お帰りの際には八百屋にでも寄って、今宵は季節のもので涼をとるのもよろしいかと存じます。

 お後がよろしいようで。
0171この名無しがすごい! (ワッチョイ 7fbd-dbST)
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2022/08/20(土) 22:23:21.98ID:GD4giDux0
>>170は参加作です。60回って入れ忘れてました。すみません!!

第六十回ワイスレ杯参加作品「夏野菜小噺」

よろしくお願いします!!
0172第六十回ワイスレ杯参加作品 (ワッチョイ 9f36-xY20)
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2022/08/20(土) 22:26:59.81ID:S3jU71V30
野菜はクソ不味い。
「ねぇ優希、夏野菜カレー作ったわよ!食べなさい!」
母親は何とかして俺に野菜を食わせたいらしい。
「要らねぇよ。失せろ外道。」
まったく、野菜を食べるとか草食動物かよ。俺は野菜が嫌いだ。理由は、不味いからだ。それ以上言葉は要らないだろう。音を立てずに階段を登り、自分の部屋に引き篭る。
「はぁー。1人で食うカップ麺が1番美味いんだよなぁ。」
俺は今年で十五歳、受験生となる。だが殆ど勉強もせずに、毎日自堕落な生活を過ごしているだけだが。
「ちっ......腹減ったなぁ。」
さっき1人でカップ麺を食ったのだが、腹が全然膨れない。どうしたものか。
「なんか買いに行くか……。」
リビングが静寂なのを確認してから、俺は忍ぶように1階へ降りた。
「ん、これカレーか。」
そっと電気を付けリビングに入ると、ダイニングテーブルに置かれている鍋に目がついた。その中身は、例の夏野菜カレー。
誰が食うんだよこんなの。ババァの奴本当に使えないなぁ。
「まぁいいや。腹減ったしこれ食おう。」
鍋のドロっとした液体には、大粒の野菜がごろごろ入っている。
炊飯器から皿に米をよそい、カレーをかけて適当に盛り付けた。ご飯もカレーも、冷えたままだ。
「……いただきます。」
小声で呟き、スプーンで口に運ぶ。
「ん、案外美味いなこれ。」
まずナスだ。特有の苦みや食感が消えて、カレーの旨みとマッチしている。
「これは、ズッキーニ?」
食感が良く、料理されているはずなのにみずみずしく感じた。
そしてカボチャ。普段食うものは妙な甘さが嫌いなのだが、このカボチャは旨みが絶妙で、カレーともよく合っている。
「美味いな……。」
かき立てるスプーンが止まらない。あれ程毛嫌いしていた野菜達が、こうも美味く感じるのは、何故だろう。
「ご馳走様。」
気付けば完食してした。これが、夏野菜の美味さというものなのだろうか。
食べ終わった食器を食洗機にぶち込んで、またもや俺は2階に上がる。
「ふぅ、飯食ったら眠くなってきた。今日は寝よう。」
部屋の扉を開けるなり、俺はベッドに飛び込んだ。ベッドに転がって目を瞑るが、何だか眠ることが出来ない。
「……眩しい。」
ふと首を振り向けると、窓とカーテンの隙間から、僅かな月光が差し込んでいる。今にも折れそうな、細長く曲がった三日月だ。
「……ったく、眩しいんだよ。」
隙間を埋めるようにカーテンを勢いよく閉め、すぐに瞳を閉じた。
朝が来た。
目覚めるなり俺はカーテンをゆっくり開け、朝の爽やかな日光を浴びた。空は雲4割。青く澄み渡る無限の空に、もくもくと積乱雲が生え伸びている。カーテンを閉めた後、トントンと音を立てて階段を降った。
「優希、カレーどうだった?」
リビングに着くと台所から、母親が笑顔でそう言ってきた。
「はあ?俺食ってねぇし。」
すると「優希も素直じゃ無いわね〜」とからかって来る。いつもの、変わりげの無い日常だ。
「うっせぇ。俺部活だからもう行くわ。」
「ちょっと!朝ごはんに夏野菜サラダ作ったんだから、食べなさい!」
夏野菜サラダ?カレーならまだいけるけど、生は流石に無理だろう。
「食わねぇよ。てか、何でこんなに夏野菜あんの?」
「お隣さんが分けてくれたのよ。ほら、近所の山岸さん?」
すぐ近くのじいちゃんばあちゃんの家か。そういえば、野菜が育ててあるのを見た事がある。
「ふーん。じゃあ俺行くわ。」
部活のショルダーバッグを肩に下げ、玄関に行き、靴を履いた。
「ちょっと優希!待って!」
俺は振り返る。
「昨日のカレー、どうだった?」
「……別に、不味くは無かった。」
口からこぼすと、ドアをこじ開けて外に出た。すると、たちまち視野が日光に覆われる。
「ほんと、夏って嫌だなぁ。」
この夏は暑すぎる。数歩歩くと、お隣さんの菜園が見えた。収穫したばかりなのか、植物に果実は付いていない。
青々と伸びる野菜たちは、この群青まで届きそうな勢いだ。呆けて眺めていた途端、太陽と雲が重なった。夏に輝いていた野菜達は、影に隠れて元気さを失ってしまう。
俺は雲に負けじと走り出した。この夏が、終わってしまう前に。
「夏野菜カレー、美味かったよ!」
快声が彼方まで響き渡る。俺の夏はまだ始まったばかりらしい。かすかに揺れる夏野菜達が、爽やかな風を運んできた。
0173第六十回ワイスレ杯参加作品 (ワッチョイ 1f5f-IG1I)
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2022/08/20(土) 22:27:59.36ID:aOGXgV4w0
 お盆ということもあり、ボクは生まれ故郷へ里帰りしていた。山間の田舎町は、都会と違って涼やかな風が吹いている。縁側でゴロリと寝転がっていれば、風鈴をチリンと鳴らした風が、古風な屋敷の中へと吹き抜けていった。
のんびりとした時間の中、ボクはふと、庭の先に広がる野菜畑を見やった。もう七十にもなる父が、ギラギラ光る太陽の下、夏野菜を収穫している。
「父さん、もう少し日差しが弱まるまで待ったら?」
 呼びかけると汗を拭って、「今が収穫時だぁ」と、間延びした声が返ってきた。
 そういうものなのだろうか。小さなころから野菜と一緒に育ったボクだが、農家を継がずに都会へ出て、レストランで料理人をやっている。だからいまいち、収穫時というのがわからない。
「おめぇも見てみりゃわかる。ほれ、どうだこのミニトマトは。小さいのに実がぎっしり詰まってるだろう。採るなら今しかねぇ。ナスもパプリカもそうだ。今採ってくれって、輝いてらぁ」
「だけど、すごい汗だよ? いい加減歳なんだから、無理は禁物だってば」
「なに言うか。俺ぁまだまだ現役よ! こーんなみずみずしい野菜、毎日食ってんだからなぁ!」
 自慢するように、採ったばかりのナスに噛り付いていた。「うめぇ!」と楽しげだが、調理もせずに食べるということに、料理人としてのプライドが疼いた。
「じゃあ、その収穫時な野菜を少し分けてよ」
「ん? なんだ、俺は都会のレストランだかに出てくる、お行儀のいい料理は食わねぇぞ?」
「知ってるよ。でも父さん、日本酒好きでしょ?」
「そりゃ、日本酒は好きだけどなぁ。野菜と一緒には飲まねぇなぁ。やっぱし夏野菜にゃ、キンキンのビールよ!」
 その固定概念を覆してみせよう。ボクは縁側から立ち上がっていくらか野菜を貰うと、台所へ持っていく。
 材料は、父さんが収穫時だと言って手に取ったミニトマトとナスとパプリカだ。一工夫加えようと、冷蔵庫にあったベーコンとパセリも並べる。あとは、どんな家庭にもあるオリーブオイルとニンニクだ。
「よし、これだけあれば大丈夫かな」
 ナスとパプリカは乱切りに。にんにくはみじん切りに。ベーコンは今回主役ではないので、適当に食べやすい大きさに切る。弱火にかけたフライパンにオリーブオイルとニンニクを入れ、香りが立てばベーコンも入れる。油が回れば、野菜を全部入れた。
「ちょっと味が薄いかな……」
 いつもの仕事場なら、こういう時に使う調味料はたくさんあるが、ここは田舎の実家だ。なにより父の考えを改めるため、味を整えるのはシンプルに塩だけにした。
「お皿は……やっぱりこれかな」
 父が夜、酒のつまみを乗せる平たいお皿に盛りつける。最後にパセリを散らせば完成だ。
「ラップして、日本酒と一緒に冷やしておこう」
 のんびりとしていて、少し退屈だった里帰りだったが、今日は夜が楽しみだ。


「風呂、上がったぞぉ」
 収穫でかいた汗を流した父が、居間へとやってきた。すっかり白髪の父だが、体つきは農作業のおかげか屈強だ。ちゃぶ台の前にドスっと座ってうちわで扇ぐ父は、「ビールはねぇかぁ?」と、台所の母へ投げかけた。
事前に話を通しておいた母は、ボクを見て頷くと、先ほど盛り付けた皿と日本酒を運んできた。
「お? なんだぁ? やけにいい匂いだな。母さんが作ったのか?」
「父さん、プロの料理人が目の前にいるんだから、それはないでしょ」
「え? お前が作ったのか? にしちゃ、余計な物がねぇな……俺の育てた野菜ばっかりだ」
「でしょ? ほら、一献」
「へぇ、野菜を肴に日本酒かぁ。今までやったことねぇなぁ。合うのかぁ?」
 そう言いつつ、父の目はボクの料理に釘付けだ。冷やした日本酒を注いであげると、箸で豪快に摘まんだ。
 口へ運び、いくらか嚙めば、「んっ!」と、声が出た。
「野菜だってのに、ずいぶん塩気がきいてんなぁ! どれ、酒も一口……はっはぁ! これはあれかぁ! キレってやつがきいてんのか?」
「サッパリしてるって言うんだよ。で、どうかな。これでも都会の料理は食べないなんて言える?」
 訊きながらも、父の箸は止まらなかった。すっかり夢中で、ボクは少し呆れながらもう一献注いだ。
「昔っから野菜といやぁ生で食ってばっかだったが、こういうのも悪くねぇ! うめぇぞ!」
「はいはい」
 どうやら、美味しい料理に都会も田舎もないようだ。そこらへんが凝り固まっていた父に「美味い」と言わせた。ボクの里帰りは、ちょっとした料理人としての成長にも繋がったようだ。
「明日は別の野菜で作るからさ。また食べてよ」
 ほろ酔い気味の父が満面の笑みで頷いたのは、どんな誉め言葉よりも嬉しかった。
01745第六十回ワイスレ杯参加作品 (ワッチョイ 9f01-IG1I)
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2022/08/20(土) 22:51:05.39ID:YQKniWSb0
夏の夕暮れ。広くなったアパートで、玄関を開けた。同時に窓へと心地よい風が流れる。
「久しぶりやね」と、女は艶やかな声で言った。
髪は茶色。黒地の和服がとてもよく似合っていた。母と一回り違う――と聞いていたから、三十四、五だろうが、昔見た顔と変わらずにいた気がした。
「……お久しぶりです」
「ありがとう。そやこれ。大したもんやないけど、姉さんが好きやったから」女は青年に紙袋を渡した。
「仏壇、拝ませてもらおうかな」
「えぇどうぞ。上がってください母も喜びます」女は笑って、
「あはは、どうやろ?姉さん喜ぶかなあ」そういうと女は、丁寧に草履をひっくり返し並べ、母の写真がおかれた仏壇の前へと座った。ナスときゅうりに割りばしを刺したものもおいてある。
「乳がんかぁ。早いなぁ……」
仏具のりんをチーンとならし女は静かに手を合わせる。静かな音だけが部屋に響いた。
「昔はな、よう姉さんとケンカしたんよ」叔母は思い出すかのように、写真を愛おしそうに眺める。
「君がこーんなに小さかったころもねようケンカした。十二も離れてるのに、同じ土俵で子供のようにね。きっと察しが良い姉さんは私のためにケンカしてたんやろうなぁ」
と呟く。
「君のお母さん、妙に察しが良くて、妙に変わった人だったやろ?」
「そうですね――おばさんの妹くらいには、変わってる人でした」
くすくすっと叔母は笑った。十数年ぶりに会い、青年は少し緊張していたが少し楽になった。
「……まぁ確かに母は割と変わってて……そこに精霊馬ってあるでしょう?」
「しょうりょう……?」「ショウリョウウマとかいて精霊馬。ほら、そこにあるお盆にきゅうりやなすに割りばしを刺して作るやつです」
「あぁこれね」「そうそれです。きゅうりならご先祖様が早く帰ってこれるように。ナスなら牛のようにのんびりと帰ってこれるようにって。動物に見立てて作るんです。母は意味を最初は知らなくって、教えたとたん『ならいろんな種類があるとええんちゃうの!?』なんて子供みたいに騒ぐんです」
「あはは」「家で取れたトマトや買ってきたズッキーニやゴーヤに無理やり割りばしをさして『これならたくさんこれるね』なんて言うんです」
「相変わらずやね姉さんは」「ええとても。スーパーで一番大きなカボチャとドリルを買おうとしたときはさすがに怒りましたけどね。けどええ、とても変わった――面白い人でした」
去年の夏が、とても最近に思えた。母は亡くなったのではなく、今はいないだけのようにさえ思えた。
ほんと少し待てばいつものように玄関から帰ってくるような気がしてならなかった。
それは――精霊馬のおかげなのかもしれない。
「……僕のことをいつもいつも宝物だって、恥ずかし気なく言うんです。高校生の時は、それがとっても嫌で。けれど今は――」
「君のお母さんは、誰よりも君を愛してたんだよ」
「分かってます。けれど……こんな形で、母の愛が伝わるのが残念でなりません」
静かな時間が流れる。叔母は肯定も否定もせず、ただじっと青年を見つめていた。きっと、この人も母に似ている。
少し変わっていて、少しだけ察しが良い。変に察しがいいから、答えてなくてもいいのはわかっているけれど、答えたあげたい自分もきっといるのだろう。
「葬式、いけなくてごめんね」
だから、彼女は謝る口実を作った。そばに入れなくて悪かったと、そう言いたかったのだろう。
青年のやるせない気持ちを吐き出す口実になればと、彼女は思ったのだろう。
だから青年は笑った。
「叔母さんはやっぱり、母に似てますね」
「せやろか……うん。かもね」
叔母はまた、口を結んだ。
少年も自然と同じように静かになった。きっとこの叔母のことだ。どうしても葬式にいけないなにか理由があったのだろう。
「そろそろ、帰るわ」
叔母はよいしょっ、と立ち上がり、玄関へと向かった。
草履を履き、玄関のドアに手をかけた。
「あんまり……会わんほうがええかもなぁ」
ぽつり、とそういった。
「ほら。私が姉さんに似てるのなら、キミは思い出しちゃうやろ」
母に似て。優しい叔母だから。
だから、答えるように。
「カボチャの種、買ったです」
青年は唐突に言った。
「そか」
互いのことが、少しだけわかる。
もし察しのよい姉に似ている妹ならば。
「……来年、夏に驚くくらい大きなカボチャが取れたら」
女は甥っ子をなでるように優しい声で。
「そうやね。なら私も」
息子もきっと母親に似ている。
「驚くくらい大きなドリルを準備しとく」
小さなベッドで死んだ母が、のんびり大きな馬でこれるように。
0175ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-IG1I)
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第六十回ワイスレ杯参加作品

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只今、四十三作品!(`・ω・´)
0176第六十回ワイスレ杯参加作品 (ワッチョイ 9f01-dbST)
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2022/08/20(土) 23:05:12.10ID:g/xnuDsJ0
『夏野・涼菜麺』
 カラフルな絵文字で描かれたその名と写真を眼にした瞬間、思わずゴクリと喉が鳴ったのを今でも憶えている。
 その日、ラーメンブロガーの僕はネットでネタ探しをしていた。そこで見つけたのがこのページだった。
「野菜の主張がすごいな」
 薄茶の大きな丼に、色とりどりの夏野菜が零れんばかりに盛られている。それも冷やし中華のような細切りではなく、大振りのざく切りだ。
 トマトは不揃い、胡瓜は手でちぎったように見える。コーンは粒々ではなく削ぎ切りした塊、オクラも茗荷も丸のままだ。
 一見雑のような手際は、明らかに意図的。鮮烈で、無骨で、やんちゃで、おしゃれ。
 女性的ではない、言わば男性アイドルのような魅力を投げかけてくる。
 出汁も野菜のみ。肉類を使わないのは物足りないかと一瞬思ったが、玉葱や芋などの根菜に加えセロリ、アスパラなど香り高い野菜をふんだんに使うことで、パンチのあるスープに仕上げてあるとのこと。
 麺は自家製、素材は全て地元産らしい。地元?
 改めて店舗紹介を読んでみる。名は『麺処夏野』、山里の古民家が写っている。
 さて地元とはどこだろうと地図を見て、唸った。予想通り、山奥だ。
 東京からはJRの幹線から支線に乗り継ぎ、更に私鉄ローカル線の終点まで揺られて、最後は徒歩10km。自然保護区のため車は不可となっている。これは……。
 行くしかないな。ラーメンブロガーの血が騒ぐぜ。

 盆休初日、僕は始発に乗って北を目指した。電車に揺られること5時間、腰をさすりながら駅に降りた僕は、そこで信じられない光景を目にした。
「な、なんだこれ……」 そこにあったのはあり得ないほどの人混み、果てしない長蛇の列だった。
「すみません、この行列って」「夏野だよ」 やはり。
 遠くに『最後尾』のプラカードが見えた。「ここが最後尾ですか」「あ、はい」 若い女性からプラカードを受け取り、代わって掲げる。
「初めて来ましたけどいつもこうなんですか?」「そうですね、私は5回目ですけど」「へー、よほど美味しいんですね」
 すると彼女はなぜか視線をそらした。「ええ、たぶん」
「たぶん?」「実は私、まだ食べたことないんです。いつも途中で諦めちゃって」「えーっ」
 会話の間にも次々と人は並び、僕達の後ろにも長い列が出来ていた。
「何時間かかるんでしょうね」「ごめんなさい、私最後までいたことなくて」「ああそうでしたね、すみません。でも今日は一緒に頑張りましょう」「はい、よろしくお願いします」
 彼女の名は美咲ちゃん、僕より二歳下の大学生だ。行列は遅々として進まず炎天下の田舎道は死ぬほど暑かったが、彼女との会話は楽しく辛さも紛れた。それに道沿いには屋台が立ち並び、飲み物やかき氷でいくらでも渇きを癒すことが出来たのだ。
「助かりますね」「というか、商魂逞しいな」
 3時間ほどかかって、やっと山の入口にたどり着いた。
「ふう、日陰は涼しいですね。私、ここまで来たの初めてです」「そうですか、もう半分くらい来たはずだから頑張りましょう」「はいっ」
 だがそこからが問題だった。既に正午を過ぎたが、相変わらず歩みは遅い。そのうえ急に空が曇ったと思ったら土砂降りに見舞われてしまった。
 幸い雨はすぐに止んだが、傘など役にも立たず二人ともずぶ濡れになってしまった。
「美咲ちゃん、大丈夫?」「うん、平気」
 山道は次第に狭く傾斜もきつくなってきた。前も後ろも果てしない人の列、皆無言で歩いている。
 暫くすると、吊橋のかかった谷に出た。橋は頑丈のようだが、並んで歩けるほどの幅はない。
「どうする?」「怖いけど頑張る。隆さん、離さないでね」
 手を繋ぎ、慎重に進んで何とか渡り切った。その直後。
「おい押すな!」「馬鹿、順番を守れ!」「揺らさないで!」突然の騒ぎに振り向くと、橋は大きく揺れ、みな綱や底板にしがみついていた。
「キャーッ!」 次の瞬間、橋は大勢の悲鳴と共に谷底へ崩れ落ちて行った。残された人々は、目の前の惨劇をただ見送ることしか出来なかった。
 脚が重い。やがて陽も沈み、人々は道端に座り込む。
「隆さん」「大丈夫、君は僕が守る」 震える肩を抱き寄せると、美咲ちゃんは夢中でしがみついてきた。すすり泣く彼女の唇は、とても温かかった。
 翌朝、皆は再び歩き始める。だが暫く進むと崖崩れで道が消えていた。
 前の人達は山の中に進んでいる。僕達も続いて山に入った。
 道なき道、虫は多く山蛭も落ちてくる。猪が、熊が、雀蜂が人々を襲う。水は絶え食料も尽きた。
 陽は沈み、また昇る。
 あれから何日経っただろう。
 麺処夏野には、まだ着かない。
0177第六十回ワイスレ杯参加作品 (ワッチョイ 9f5f-dbST)
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2022/08/20(土) 23:12:28.50ID:ha5/8Ze+0
 8月中旬。死者達の霊を現世へと送り届ける組織『オーボンタクシー』はかつてない程の危機を迎えていた。
 彼らの足であるマッハ・キューカンバーとキャンピング・ナスが恐るべき病魔。ネオ・うどんこ病にやられてダウンしてしていた。

「どうする。このままでは、皆を送迎することが出来ないぞ」
「代わりのショウリョウ・ウマを探しましょう」

 この時期、旬を迎える野菜達を次々に当たった。トマトやカボチャが適さないことは誰もが分かっていた。必要なのは風を切って進む流線型のフォルムだ。

「オクラはどうでしょう?」
「体躯は小さいが、スピードを極めたかのようなフォルム。決めた、今年の送迎はオクラ・ロケットだ!」

 期待を一身に背負ったオクラ・ロケットは迎え火目掛けて、猛進した。マッハ・キューカンバーを上回るスピードは制動すら許さず、直撃して香り高く、粘り気の強い煙を上げていた。送迎ではなく、葬芸と言わんばかりの有様だった。

「オクラは駄目だ。アイツらは制動が利かない」
「粘り強く付き合って行けば、何とかなりそうですが時間がありません」
「では、粒選りの存在を紹介します。トウモロコシです」

 ガッシリとした安定感。ナスにも負けぬ重厚さは、どんな加速にも耐えられる。
 期待を一身に背負って出立したモロコシ・バイクの加速力は良かった。しかし、風圧に晒され、全身の粒と一緒に運転手と乗客を弾き飛ばした。

「コーンなことになるとは思っていなかった」
「我々の見通しは、トウモロコシより甘かったのかもしれませんね」
「次だ! 次を用意しろ!」
「はい! トウモロコシは飛びやすいので駄目でした。今度は、しっかりと滑り止めが付いています。ゴーヤです!」

 キュウリとナスを彷彿とさせる流線型のフォルム。もはや、この形に囚われているとしか思えないが、運転手達が執着しているので仕方がない。
 背負う期待がやや薄れながらも、見送られたゴーヤ・ホースは速度も安定性も悪くはなかった。ただし、尻が痛くなるという苦情が相次いだ。

「今度こそは行けると思ったのに」
「苦い結果となりましたね。いよいよ、最後です。そう、最初からこれをすればよかったのです。キュウリとナスの相の子っぽい立ち位置! ズッキーニです!」

 いい加減リアクションの種類も尽きて来たのか、現れたズッキーニに対して期待のまなざしを向ける者は誰も居なかった。

「今度こそは行けるんだろうな?」
「行けなくても、これかゴーヤしかありません」

 苦渋の選択だった。ズッキーニ・カウに乗った運転手は、ナスの様な乗り心地に安心した。マッハ・キューカンバーよりは遅かったが。

「運転手さん、もっと急いでおくれ。向こうに居られる時間が短くなっちまうよ」

 ボスボスと腹を蹴ってみるが、速くなる気配はなかった。
 ナスよりは早い為、くつろぐには適さない程度の速さで現地に辿り着いたが、ゆっくりする暇もありゃしない。イライラする客さんを和ませるために、運転手は小話をした。

「余韻に浸る暇もねぇってのか」
「すいません。代わりに、帰ったらコイツを漬けますんで」
「お前が浸かってどうするんだ! 馬鹿にしてんのか!」

 帰り道。ナスよりは速かった為、客から暴言を投げられる時間は短くて済んだ。這う這うの体で帰って来た運転手達は、口を揃えて言う。

「今年は散々だった」
「でも、一つだけ良い事があった」
「なんだ?」
「アイツはお浸しにすると美味いって事が分かった」
0178第六十回ワイスレ杯参加作品 (ササクッテロレ Sp73-dZti)
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2022/08/20(土) 23:18:20.19ID:Wt8HAICQp
 私のあだ名は「ナス子」だ。顔が長く顎がしゃくれているからだ。全く身も蓋もない。ただ、このあだ名が嫌いかというと、実はそうでもなかったりする。中学生の頃は確かに傷付いたりもしたのだけれど、高校に入ってからは自己紹介で自分のあだ名を言えるぐらいには開き直っている。
 なんというか、キャッチーなのだ。「ナス子」は。初手で自虐ネタを投下することによって、周りから好感を得られるのだ。そして高校三年生の今、私はクラスの女子からの相談を一手に引き受ける役回りにある。

「……ねぇ、ナス子」
 夏休みの補習が終わり、教室から出ようとした時だ。声をかけられて振り返ると、美嘉がいた。自分で声を掛けておきながら、美嘉は少し恥ずかしそう。ははん。これは相談者特有の態度だ。しかも恋愛相談。
「オッケー、美嘉。顔を見てわかった。喫茶店でも寄ろう」
 頷いた美嘉を連れてやって来たのは喫茶店「談話室前澤」。学校から少し距離があるし、ちょっと値段が高いということもあって、他の生徒と鉢合わせる心配がない。
「で、恋愛相談でしょ?」
 美嘉はアイスコーヒーのストローを咥えたまま固まってしまった。コーヒーの量は減らず、目が左右に泳いでいる。
「図星ね。想い人はウチの学校の生徒?」
 コクコクと頷く美嘉は小動物のようで可愛い。
「もしや、同じクラス?」
 ──沈黙。しかしこれは肯定の沈黙だ。違うなら首を振る筈。
「そーかー。同じクラスかぁ。誰だろう。身長は私より高い?」
 私はクラスの女子で一番身長が高い。百七十センチある。男子に混ざってもそれなりだ。
「……同じくらい」
 やっと再起動した美嘉は口を開いた。こうやって少しずつ相談者を解していくのだ。
「私と同じくらい……。パッと思い浮かんだのは三人かな」
 美嘉の恋愛対象になりそうな男子で私と身長が近いのは三人。クラス委員長の槙野、野球部の安田、美術部の嵯峨谷だ。美嘉の大人しい性格を考えると、リーダーシップのある槙野に惹かれそうな気はする。いやしかし、夏の甲子園への出場は叶わなかったものの、地区予選で大活躍した四番安田も捨て難い。顔だけなら一番は嵯峨谷なんだけど、うーん……。
「美嘉はその人のどんなところが好きなの?」
「……カッコイイところ」
「それは見た目の話?」
 見た目なら間違いなく嵯峨谷だ。何を考えているか分からない変人だけど、顔はピカイチ。
「……見た目というより、生き方」
 生き方……。これはまた厄介な事を言い出す。高校生なんて学校に行ってるだけなんだから、生き方なんてまだ大差ないだろう。勿論、美嘉には言えないけど。何せ本人は真剣なのだ。「ナス子」は相談者の想いを馬鹿にしたりはしない。
「分かった。槙野でしょ? 責任感があって頼もしい」
「……違う」
 緊張しているのか、美嘉はいつの間にかアイスコーヒーを飲み干していた。
「え〜違うの? じゃ、安田か嵯峨谷のどちらか?」
「……どちらも違う」
 ジーザス! ふりだしに戻る。私の勘も鈍ったか?
「よし。名前は何の音から始まる人? 五十音で」
「……な」
 えっ。「な」から名前が始まる男子なんて一人だけだ。
「美嘉、アイツはやめときなよ。私、中学から同じだから分かるけど、本当に性格悪いから。見た目は多少良いかもだけど、碌なもんじゃないよ。噂、聞いたことあるでしょ?」
「……違う」
「違わないよ。直哉は本当にヒドイ奴なの。私、普段はこんなこと言わないけど、直哉だけはやめときな」
「……だから違う」
 美嘉は上目遣いで不満気だ。
「どう違うの? まさか直哉がいいやつだなんて言わないよね?」
「……な、直哉じゃないの。ナス子」
「えっ、じゃあ誰なの?」
「さっきから言ってる。ナス子」
 はて。私は美嘉の言葉を聞き漏らしただろうか? 男子の名前は出てこないけど。
「……まさか、私?」
 美嘉は顔を真っ赤にしてコクリと頷いた。
 ワタクシ清家夏子、通称「ナス子」は人生で初めて告白されたのであります。相手は私より頭一つ小さく、クリクリした瞳の非常に可愛い女の子であります。
「……ねぇ。これからは夏子って呼んでいい?」
「ふ、二人だけの時なら」
 私の言葉を聞いて嬉しそうにする美嘉の様子に、急に愛おしさが溢れた。私、いけちゃうかもしれない。女の子。
 カラカラになった喉を潤す為に飲み干したアイスコーヒーからは、ガムシロップとは少し違う甘さを感じるのだった。
0179ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-IG1I)
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2022/08/20(土) 23:25:23.20ID:HrLydMhN0
第六十回ワイスレ杯参加作品

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只今、四十六作品!(`・ω・´)
0180第六十回ワイスレ杯参加作品 (ワッチョイ 1fba-Qxtz)
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2022/08/20(土) 23:25:25.59ID:365Q8+lQ0

 八月も中頃にさしかかろうとする夏真っ盛り。少し暗くなり始めた夕焼けを横目に、私はちょきちょきと切り刻まれるキュウリやナスを眺めていた。
 弟は盆の季節になると、毎年ある工作に精を出す。

「お母さーん。コイツまーたこんなの作ってるよ」
「……あら、健二。何作ってるの?」
「精霊馬。ウサギ好きだっただろ。だからそれにしようと思って」
 母の問いにそう答えた弟の掌には、キュウリで形どられた可愛らしい緑色のウサギが乗っていた。ご丁寧に顔まで作り込まれている。
「あぁ、そういえばもうお盆だものねぇ。それじゃあ、おじいちゃんの分もよろしくね」
「うん」
「よくもまあ、わざわざこんなに細かく作るなあ」
 こんなもの、ただのまやかしに過ぎないのに。そう心の中で呟き、私は首が回らなくなった扇風機の前にどかっと胡座をかいた。

 四年ほど前、ついに祖父までもが他界してからというもの、あの弟は毎年キュウリとナスの精霊馬を二人分作るようになった。それも、見ているこちらが疲れてしまうほど精巧に。
 頼んでもいないのに律儀なことだ。
 最初は何か、友達やらに見せたりするための物かと思ったのだが、弟はそういったことはする素振りも見せず、ただ毎年仏壇に供えては腐らせ土に埋める、ということを繰り返していた。
 どうやら純粋に行事としての『盆』を楽しんでいるらしい。……こんな玩具があったところで、本当に先祖の霊が帰ってくるはずもないのに。

 陽もじきに落ちきろうという時、名前も知らないバラエティ番組を見てぼーっとしていたら、父が盆前最後の仕事を終えて帰ってきた。
 おかえり、などと労いの意も込めて言ってやりたかったのだが、母も弟も父が帰ってきたことに気づいていないのか何も喋らなかったので、渋々やめておいた。
 テーブルの上に散らばったキュウリの欠片をつまみながら、父が弟に明るい声で言う。
「おお、精霊馬か。健二はやっぱり手先が器用だなあ」
「よくできてるだろ?」
「ああ」
 弟の作業を一通り眺めた父は、スーツ姿のまま私の隣へ崩れるように座り込んだ。
 それを見た母は言い聞かすように父へ話しかける。
「ちょっとお父さん! 扇風機の前座んないでって言ってるでしょ!」
「良いだろ別に、今日そこまで暑くないぞ」
「それでも風は欲しいもんなの。もうそれ首回らなくなっちゃったし、買い替え時かしら」
 
 ふとした会話ですぐ捨てられてしまいかける憐れな扇風機のちょんと撫でてから、私は立ち上がって弟のもとへと向かった。
 そこではちょうど、牛型のナスに最後のビーズが乗せられるところだった。
「よし、終わった」
「おっ、どれどれ見せてみな〜?」
 弟の完成宣言に、私は手もみをしながら緑や紫の作品たちを覗き込む。精霊馬に意味があるとは思っていないが、手先が器用な弟が作った物を見るのは好きなのだ。
 ウサギ型のものがキュウリとナスで一つずつ、後は慣例通り馬型と牛型が一つずつ、それらが弟の手によってトレイへ乗せられていく。そして、もう少し見ていたい、という私の気持ちにも気づかずに、すくっと立ち上がって歩いていった。

 ……まあ随分と、背丈も高くなったものだ。と、弟の背中を見てしみじみと思う。
 私の背丈が抜かされてもう五年が経ったか。見上げるほどに大きくなって、もう背伸びしても目線すら合わなくなってしまった。嬉しいやら、悲しいやら。
 
 追って仏壇のある和室へ行くと、そこでは弟が祖母と話していた。
「健二くん、ありがとうねぇ。おじいちゃんの分まで」
「いいよいいよ。好きでやってることだし」
 祖母へ返事をすると、弟は仏壇の右側へ作品を並べていき、目を閉じて二つ拍手をした。
 仏壇の上のほうには祖父と若い女の子の遺影が飾られており、祖父のもとには馬と牛の精霊馬が、そして女の子のもとには、キュウリとナスで出来たウサギの精霊馬がちょこんと置かれていた。
「姉ちゃん、いつでも帰って来ていいからな」

「……心配しなくてもずっといるさ」

 私のその答えは、目の前の人間にすら届くことはなく、暗い夜空へと消えていった。
0181第六十回ワイスレ杯参加作品 (アウアウウー Sa63-FN1S)
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2022/08/20(土) 23:29:24.90ID:QpAgQNAGa
え、本当に聞きたいの?
何が悲しくて、幽霊でもない私が墓場をうろついてた理由を?
おかしいかい? 足はあるのに毛がないおじさんが墓場にいたらさ。はははっ。
ていうかさ、節電だかなんだか知らないけどこの交番暑くない? どこもかしこもエコエコ言ってるけど、ただのケチだっておじさん疑ってるんだよね?
ああ、あっついあっつい。失礼してちょっと背広脱ぎますよ。
麦茶とかでたら嬉しいなあなんて……。はいはい、続きね。えっと。
こんなに暑くて、皆が楽しそうに騒いでる夕方なんてさ、わたしゃまっすぐ帰りたくないんですよ。そりゃ墓地にも行きますよ。
ほら、私、女房子供に逃げられて独り身じゃないですか。え、知らない?
おかしいよね。毎晩カップ麺しか食べてないのにさ。ベルトの穴止めるのも一苦労。穴開けポンチも買っちゃったよ。
誰も心配してくれないの。風邪引いて一人で寝ててもさ。冷蔵庫の音しか部屋でしないのよ。
墓石の方がよっぽど大事にされてるよ。体洗ってもらったりして本当うらやましい。
お茶のペットボトルだの、ワンカップだの、発泡酒だの置いてもらったり……大事な親なら、せめてビールにしてやれりゃいいのにね。ま、どっちもぬるくて飲めたもんじゃないんだけどさ。
え? お供え物の飲み食い? してるよ。だって、昔は飢えたガキが勝手に食っても見てみぬ振りだったんでしょ? 仏さんの慈悲だっつって。
だったらさ、私にもくれてもいいじゃない? 愛情のお裾分けってやつをさ。
子孫からの愛を、私にもちょっと恵んでくれてもいいじゃないの。
だって娘なんか、私がメール送っても一つも返して来やしないんだよ。
離婚する前、最後に皆でドライブしようっていってさ、今日だけでもせめて笑っていようと思ってたんだよ。そしたら女房の奴がぐちぐち言いだしてさ。始めこそ、はいはいって笑ってたけど、あんまりしつこいからつい怒鳴り返しちゃった。そっからはいつもの言い合いよ。ドライブどころじゃなかったね。娘のあの冷たい目。こっちと目を合わせもしないの。スマホずっといじっててさ。あいつ、風呂の時だってスマホ離さないくせに、なんで私のメール返さないんだろうね?
ああ、でも、一週間くらい前かな。オールフリー缶が墓に置いてあったんだよ。アルコール度数0%ってやつ。びっくりだよね。
普通、置かないでしょ。だってあれ、飲兵衛が無理やり酒を我慢するために飲むもんじゃない? 仏さんに健康気をつかうため? んなわけないじゃない。
ピンときたね。こりゃ仏さんへのお供えもんじゃない。私にくれたもんだって。娘がきっと私の肝臓を心配して置いてくれたんだってさ。
墓場で飲み食いしてる私を陰から見ててさ、置いてくれたんだよ絶対。
いやあ、別れてからい随分たつけど、やっと私が大事だって気づいたんかね?
こりゃメール返信待ったなしっしょ。
嬉しくってさあ、早速持って帰って冷やして飲んだね。うまかったなあ。
次の日に行ったらさ、なんとナスとキュウリが置いてあんの。しかも割り箸つきの。
こりゃあ、カップ麺ばっかりの私の栄養心配してのことだよね。
え、精霊馬? いやいや、私には分かるんだよ。だってあのナス、すっごい可愛いかったもん。娘の幼稚園の時の工作にもうそっくり。
持って帰ってさ、塩ぶっかけて食ったよ。うまかったなあ。
そんでこの間の花なんかさ……、え、もう帰っていい?
あれ、お巡りさん、なんか鼻声だよ。働きすぎじゃない? 家族は大事にしてね。
んじゃ。墓地だけに、おじさんボチボチ帰りますか!
0182ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-IG1I)
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2022/08/20(土) 23:32:13.23ID:HrLydMhN0
第六十回ワイスレ杯参加作品

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只今、四十八作品!(`・ω・´)
0183第六十回ワイスレ杯参加作品 (ワッチョイ 9f5f-purt)
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2022/08/20(土) 23:37:00.01ID:UhN9qkLA0
 男は駆ける。
 腕の中で強く作物を抱きしめるその表情は、まるで鬼のようであった。

「ついに私は見つけたのだ!」

 天に向かって叫び、首だけを振り返る。男が下ってきた坂の向こう側には、いくつもの松明があり、人の声とも知れぬ怒声を上げながら近づいてくる。
 追いつかれてはならぬと、男はさらに強く地面を蹴った。

 黄金なる実を見つけてこい。
 男が領主にそう申し付けられたのは、十日ばかり前のことだ。
 贄に捧げられる愛娘を救う為には、黄金の実を何としてでも手に入れるしかなかった。
 なんでも、黄金の実は人の体には馴染まぬらしい。食えど食えど、尻から食うた形のまま出てくるそうな。
 領主はその噂話をただ確かめたかったのではない。もう三年続く不作を止めねばならなかった。
 巫女が言うには、その土地で最も徳の高い者が黄金の実を食い、尻から出た実を畑に植えよ。さすれば、他のどんな食い物よりも、腹を満たせるものとなる。
 そればかりか、死にかけの老人も若返り、村の男手が増えるとか。

 与太話だ。そんなこと、男には分かっていた。
 だが届けねば、娘が不作の贄となって谷に突き落とされるのだ。

「やえ! 父様が必ず助けてやろう!」

 実がある場所は分かっていた。山頂にある、物の怪の住む村だ。
 十日かけて登ったは良いものの、男には降る力は残っていなかった。
 歳は五十を過ぎ、飢えた体では力が出ぬ。

 領主には申し訳ないと、取った黄金の実を一口食べてから坂を駆け下りた次第である。

 自分の住む村が見えてきた時には、既に朝日が登り始めていた。
 その頃には、男を追いかけてきていた松明も消え、物の怪の気配すらもなかった。

「私はやり遂げたのだ!」

 領主に届けた男は、褒め称えられ、その村で最も徳の高い者だと認められた。

 次いで、領主はその黄金の実に名をつけよと男に命じた。
 一晩考え、男は名付けた名前と共に黄金の実を畑に植える。

 ひとたび食えば、耄碌をも超える。
 黄金の実の名は、『もろこし』と名付けられた。
0184この名無しがすごい! (ワッチョイ 7fe6-faP7)
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2022/08/20(土) 23:37:23.39ID:CWxG4eqa0
正悟という次男坊の両親から、嫁の候補を紹介して欲しいと依頼があった。最低でも四人ほど紹介して欲しいとのこと。
俺は正吾を知っているし、こういうことはよく頼まれる。気やすく引き受けてしまったのだが……あいつの好みまで知らないことに気付いた。
仕方ないので、正吾に直接聞くことにする。
「なあ、正吾。お前、どんなんが好き?」
「うちには変な家訓があってな」
「家訓?どんなだ?」
「先祖代々、うちは農業をやってきたんが、キュウリだけは作ってならないという家訓があるんだ」
「キュウリ?夏野菜のキュウリだよな?」
「ああ。今でもその家訓を守っていてなぁ。こっそり作ってるのがバレたら親から大目玉を食らう。だから、いつもはキュウリを買ったり貰ったりして食うしかない。本当はもっとたくさん食べたいのにだ」
「なるほど。って、いやそうじゃなくて、女の子の好みよ。うまくやっていけそうなのは、どんな子だ?」
「キュウリをたくさん食べさせてくれる嫁」
「どんだけキュウリ好きなんだよ」
結局、分かったのはとんでもないキュウリ好きだということだけだった。

正悟の好みを探した結果、四人の候補を紹介することになる。
・最高品質のキュウリをつくる東家の娘
・多くのキュウリをつくる西家の娘
・最大の財力がある南家の娘
・畑はあるが、財力もキュウリをつくる者もいない北家の娘。しかも長男が死亡したため、正悟が婿に来ることが条件となっている。
この四つの家の娘を正悟の親に紹介したところ、とんでもない北家が混じっているとツッコまれた。
俺は「あのキュウリ好きが北家を選択すると思いますか?むしろこの選択があることで、他の三つが輝くのです」と答えると納得してくれた。
もっとも、最低四家紹介して欲しいという依頼だったのでそのノルマを満たすためだけの数あわせだったのだが。
少なくとも、東家、西家、南家は結婚後も関係が残るのでキュウリや、それを買うだけの金が手に入るだろう。
さて俺の役目は終わった。正悟はそれぞれの娘に順次会い親交を深めたようだ。
正悟の両親は南家を選んで欲しいようだったが、どの娘も器量がよいので誰を選んでも問題無かろう。
驚いたことに、正悟もいたく娘たちを気に入ったようで「誰を選んでも文句は言わない」という現地まで取ったという。
俺はゆっくり結果を待つことにした。
しかし……。
「とんでもないことになりました。どうしてくれるんですか!」
俺は大目玉を食らってしまった。なんと、正悟が選んだのは北家だったのだ。
「正悟が……家を出てしまったんだ」
これには俺も驚いた。金もキュウリも手に入らない所に婿養子として行くなど、俺は信じられなかった。
しかし結婚後訪ねたことで、その疑問が払拭される。
「だってさ、家を出てしまえば先祖代々守ってきた家訓など関係ないだろ?しかも、キュウリは成長も早く沢山取れる。自分で作れば食べ放題だろう?」
正悟は日焼けし、真っ黒になっていたが、極めて幸せそうであった。
その夏の終わりにもう一度訪ねてみると、正悟が昼間っから横になり、喘いでいた。
「いやな、キュウリの食べすぎて腹を壊してな。いくら、早くたくさん作れても、キュウリの食べ過ぎは良くないぞ。身体を冷やすし水分の摂り過ぎになる。まあ、これは他の夏野菜にも言えるが、キュウリはその中でも過剰に摂ってしまいやすいのかもしれない」
計らずとも正悟は、彼が嫌っていた家訓の謎を解いてしまったのであった。
0185ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-IG1I)
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2022/08/20(土) 23:44:20.62ID:HrLydMhN0
第六十回ワイスレ杯参加作品

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只今、五十作品!(`・ω・´)
0186第六十回ワイスレ杯参加作品 (ササクッテロラ Sp73-tZ2H)
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2022/08/20(土) 23:44:58.62ID:t48Wk1HKp
 
 アヤは片足で店の戸を開けると、よたよたと危なっかしく入店した。両手で抱えているのは大きな籠。大きな籠には、手の平程の大きなコーンの粒が所狭しと収まっている。……いや、収まっていない。
「やい、アヤちん。そんなんにいっぺんに運んだら危ないだろう」「大丈夫!」
 何が大丈夫なものか。粒が今にも溢れてしまいそうだ。
「だいたい前が見えてないじゃないか」「見えてるんだなぁ。わたしには心のメガッ」
 メガッ、と叫んだ瞬間、時間が少しだけゆっくりになった。何かに蹴っつまずいたのか、アヤは水平になり両手はバンザイの形。大きな籠は宙を舞う。浮かび上がるコーンの星々。今ここが夜の空だったらどんなに良かっただろうか。だが、悲しいかな。私の店である。
 現実に戻ると同時に時間は加速し、アヤは彗星のごとく店の壁に突っ込んだ。
「おい、大丈夫か」「えへへ……またやっちゃった」
 舞い上がった埃が晴れると、半笑いで舌を出したアヤと、第二の出入り口みたいになった大きな穴が現れた。大丈夫じゃなかった。
 それから散らばったものを片付けていると、空いた穴からずいっと顔を出してくる鳥がいた。
「まあ、ずいぶんと玄関が狭くなりましたのね」
 セキセイのオピーチョだ。彼女はここの常連で、いつも決まった時間に来てコーヒーを飲んだり歌ったり昼寝したりする。アヤほど害は無いので自由にさせている。
「悪いけど、見ての通り立て込んでいてね。あとそこは入り口じゃない」
「そうですの? では片付くまで待っておりますわね」
 コーンの粒を全部拾い終えると、ひと息入れようとコーヒーを淹れた。
「はい、二人ともお疲れ様」「いただきまーす!」「まあ。では有り難く」
 安物のひまわりコーヒーだが、文句を言われることはないだろう。二人が時おりコーンの粒を盗み食いしていたのを私は見逃さなかった。
 そして、あれだけ食べたのにも関わらずコーヒーに沈殿したひまわりの種までボリボリと食べてしまった。
「苦い〜」「アヤさんはまだまだ子供舌ですわね」
 私の知る限りでは、コーヒーに使った種を好んで食べるのはオピーチョくらいだ。アヤの種を抜かなかったのはちょっとした報復のつもりだったのだが。
 夏の陽気が流れ込んでくる壁穴を眺めながらまったりしていると「そうですわ」と丸くなっていたオピーチョが背筋を伸ばした。
「面白いものを見つけましたの!」「なになに?」
 すぽん、と音が鳴りそうな勢いで穴から出ていく二人。不本意だが、私もその穴から出ることにした。もしかしたら、しばらくは正規の出入り口が使われることはないかもしれない。
「さあ、乗ってくださいまし」
 オピーチョは飛べない代わりに、足が速い。二人が乗ってもどこ吹く風と行った感じで、ぐんぐんとスピードを上げて目的地に着いてしまった。もう少しふわもっちりの羽根の感触を味わいたかったが、目の前に鎮座する巨大異物に気付くと、そんな気持は吹き飛んだ。
「でっっか」「でしょう? わたくしは恐竜の卵だと思いますわこれ」
 丸いものに目がないオピーチョは興奮気味に踊る。直径はだいたい5〜6オピーチョくらいだろうか。私の店よりもはるかに大きかった。緑色ベースに、黒の稲妻が走ったような線が流れていて、神秘的だ。なるほど巨大な卵に見えなくもない。しかし。
「卵では無さそうだよ」「あら、なぜ分かるのかしら?」「鼓動が無い。それに甘い匂いがするんだ。大きな果実なんじゃないかな」
 中身を確認するには割ってみるしかない。まずアヤが太枝で叩いてみたが、枝が折れてしまうだけだった。次にオピーチョが嘴で思い切り突いてみたが、悲しい声をあげるのみに終わった。
「やってみてもいいかい?」「俺にもやらせろ」「オイラたちも」
 いつの間にか町中の人が集まってきて、その果実を叩き始めた。クロヤマ運輸たちはその顎で、ビーバー組合は自慢の鑿で、はてはクマザワ工業の強面連中が金槌でがんがんと叩いたが、文字通り歯が立たない。
 夜になっても果実の中を見ることは叶わず、皆疲れ始めていた。
 そして、いつの間にか居なくなっていたアヤが戻ってきたのである。両手に抱えているのはコーンの粒が入った籠。昼間同様に過剰積載をやっている。それで皆を元気付けようという魂胆は誉めてやりたいのだが……。
「やいアヤちん、昼間の失態を忘れたか」
「大丈夫! わたしには暗闇の中でも、こう、すいすいと動ける秘ギガッ」

 後になって分かった事だが、この果実はスイカというらしい。なんでも、昔の人達が夏に食べていた野菜なんだそうな。
 それはそうと、助手のアヤはまだ当分置いてやることにした。町で一番上手にスイカを割ることができるからだ。
0187第六十回ワイスレ杯参加作品 (ワッチョイ 9f5f-IG1I)
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2022/08/20(土) 23:54:32.92ID:ikq6JU3X0
「高柳じゃん! またバケカラスの餌を買ったのか!」
 スーパーの出口でいきなり大声を浴びせかけられた。野球部の田口だ。いつも人を小馬鹿にする鼻持ちならない奴。
 田口の両手には、スポーツ飲料ではち切れそうなレジ袋。大方、練習の途中に買い出しに来たのだろう。
 無視して歩く。
「何だ、無視すんのかよ! おーい! バケカラスの餌係!」
 きゅっと、トマトの入ったレジ袋の持ち手を握り締めた。
 バケカラス、バケカラス、この現代日本で馬鹿じゃないの? 野球部の馬鹿だけじゃない。町の大人の中にも、変な目で見てくる人がいるし。この夏休みには、なんと東京からナントカ学の教授が、こんな田舎までやって来た。
 ほんと、馬鹿、みんな馬鹿ばっかり。
 中学校横の坂道を登っていく。この坂を登り切った町外れに、私の家がある。
 入道雲を見上げながら坂を登る。登る。登り切って、額の汗を拭う。
 玄関扉は開いていて、土間の上がり框に二人座っている。お祖母ちゃんと、昨日から近くの民宿に泊まってるオジサン――東京から来た教授だ。
「お帰り、彩ちゃん。トマトは買って来たかい?」
「うん……」
 レジ袋を掲げて見せる。
「トマト?」
 教授が疑問の声を上げる。
「お烏さまへのお供え物なんですよ」
「ほう」
「昔からお烏さまには、丸い食べ物をお供えしなさいって伝えられてましてね。特に、赤いものがいいと」
「それは何故です?」
 教授は手帳を取り出してメモし始める。
「さあ。理由までは伝わってなくてねえ。でも、お烏さまは喜んで下さってるのでしょうね。お供えした後、目を離していたら、いつの間にかお供え物がなくなっているんですよ」
「成る程」
 お祖母ちゃんも馬鹿。大方狸か何かが持ち去ってるだけだろうに。それを真面目にメモしてる教授も馬鹿だ。
「お供えして来る」
 耐えられなくなって家の裏手に回る。
 ウチの家には、カラスの妖怪だか何だかが憑いてるって言われてる。本当に馬鹿らしい。
 家の裏には古びた小さな祠がある。
 私は、本当にむしゃくしゃして堪らなくって、祠の横を通り抜ける。レジ袋の中からトマトを取り出すと、裏山の茂みの中に力いっぱい放り投げた。
 一つ、二つ、三つ。ぐちゃ、ぐちゃ、ぐちゃと音がして、少し気が晴れた。
「何がお烏さまよ。本当にいるなら、いつもバケカラスと馬鹿にしてる田口でも祟ってみなさいよ」
 私はそう言い捨てて、その場を歩き去る。また坂を下って、どこかに遊びに行こうとすると、丁度家から出てきた教授と鉢合わせてしまう。
「やあ、また町へ? 坂の下まで一緒に行こうか」
「……はい」
 二人して坂を下る。教授は何かと話題を振って来るが、私は早く坂を下り切らないかと思いながら生返事をし続けた。
「じゃあ、彩ちゃんは国語が得意――」
 バサリ、と大きな羽音がした。釣られて空を仰げば、一羽の黒い鳥が私たちを追い越していく。――大きな、大きなカラスだった。
 真っ直ぐ、坂の下の中学校へと滑空していく。
「今のは!?」
 教授が坂を駆け降りる。私もつい、その後を追いかけた。校門を抜けて、グラウンドに足を踏み入る。その先には――。
「ひっ…」
 私は余りの恐ろしさに棒立ちになった。
 グラウンドには、土色ではなく赤色にユニフォームを汚した、何人もの野球部員が倒れている。
「や、止めろ! 止め――!」
 田口だ。腕を振り回しながら悲痛な声を上げた田口の頭を――ぐちゃり。大きなカラスの嘴がつつく。
 ぐちゃり、ぐちゃり、ぐちゃり。真っ赤な血が飛び散る丸い頭。その様はまるで――。
「丸みを帯びた食べ物! そうか! 人の頭の代用か!」
 教授が何やら叫んでいるが、私は血塗れになる田口から目を離せない。
 どうして? 何で? 私がお供えをしなかったから? それとも、田口を祟れと言ったから?
 田口が倒れる。カラスは、田口の傍を離れ、私のすぐ前までやって来た。
 黒い、黒い目が私を見上げてくる。『褒めて』と言わんばかりに、頭を傾げた。
0188第六十回ワイスレ杯参加作品 (ワッチョイ ff95-dbST)
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2022/08/20(土) 23:56:32.01ID:8qXqcCoa0
 その日の放課後も、私たちは部活の予算案整理に追われていた。 締め切りは明日正午だったが、このペースなら余裕だろう。 エアコンのきいた図書室の随一の特等席が作業の進捗に寄与してくれた。 書類の整理を進めながら視線を持ち上げると、一応は生徒会長の肩書を持つ夏野君のダレた顔が明後日の方向を向いていた。
「つまらない」
「だったら手早く終わらせましょう」
 渾身の激励も効果なく、そのまま机に突っ伏す夏野君。 子供みたいだ。
「細田さん」
「もうジュース一本じゃ手を打たないわよ」
「じゃなくって。 そのノート、見せてもらっていい?」
 私はピタリと手を止めた。
「……これ、私物なのだけれど」
「だろうね。 細田さんのノートで表紙に科目が書いてないものは初めて見る」
 うわぁと声を漏らしそうになった。
「最近の生徒会長はストーカーも兼任するのね」
「学校に持ち込んで書類作業を始めるまで開いてたんだから、相当急いでるんでしょ? 助けになれるかもしれないよ」
 見事に言い当てられて一瞬息が止まる。
 ――思えばこの時点で、私は彼の術中にはまっていたのかもしれない。
 己の中の羞恥と格闘したのはほんの数秒だっただろうか、私はスッと件のノートを彼の眼前へと押しやった。 とたんに机から跳ね起きる夏野君。 キラキラした瞳は餌付けされた子犬のそれである。
「ほうほう、『ナスの大冒険』……児童向け?」
「創作絵本のコンクールに出すつもり。 ママが出版の仕事してるから、その影響ね。 忌憚のない感想をくれたらうれしいかも」
「嫌われ者のナスが美味しくなるために旅に出る決意をするシーンは悪くないよ」
「相変わらず驚異的な速読ね」
「挿絵も含めて悪くないけど、これだとちょっと足りないかな」
「……やっぱり? ママにも言われたの。 児童向け作品に必要なのは」
「エンタメ性」
「超えてきたわね」
「旅にでるなら準備が必要だ。 モロコシの剣にかぼちゃの盾……パンチが足りないな」
「あのね夏野君、予算案の締め切りが」
「異世界に転生させよう」
「戻ってきなさい生徒会長!」
 どうやら彼の悪癖が発動してしまったらしい。 最近大人しくなったと思っていたのに、まさか自ら燃料を与えてしまうとは……。 自省に沈む私をよそに、鞄の中からノートPCを取り出して電源を入れる夏野君。 その目は既に獲物を前にした肉食獣のそれだ。
「チート能力を得たナスに相対するは冬野菜帝国、春は日和見国家で秋は貪欲な商業国家がいいね!」
 早くも引き返せない所まで来ている様子。 一度スイッチの入った彼はもはや暴走機関車だ。
 私は早々に抑止を諦め、問題の解決に舵を切った。 慣れ始めている自分が嘆かわしい。
「そもそもどうして戦争になってるの……児童向けの絵本なのよ? ほら、時事的にもまずいでしょう」
「……確かに」
 通った。 珍しい!
「なら抗争にしよう」
「争いからは逃れられないのね」
 不憫な野菜たちだった。
「モチーフがあるとキャラが立てやすくていいね。 あ、ここは味方にスパイが欲しいな……存在感のない夏野菜って何がある?」
「そうね……ズッキーニ、とか?」
「採用」ごめんなさいズッキーニ。

 こんな調子で世にも奇妙なファンタジー野菜異世界のストーリーは構築されていった。 いつしか私も創作の熱が入って、夏野君と隣り合いになって画面に見入っている。
 ……正直に言えば、楽しかった。 軽快な打鍵音が耳に心地よく、キーボードの上を踊る夏野君の指先は思いのほかセクシーで、いつまでも見ていたい、なんて――

 ――ハッとして我に返る。
 ノートパソコンの画面から視線を外すと、驚くほど近くに夏野君の顔があって。
「ごめん……また、周りが見えなくなってた」
 夏野君が戸惑う表情を初めて見たかもしれない。 きっと、初めてだった。
 私はなぜか無性に髪を直したくなり、逃げるように席を立った。
 胸のざわつきが収まらない。 困る、本当に、こんなの想定していなかったのだ。 ああ、もういやだ。 私はあの変人に、いっつも振り回されてばっかりで!
 ムカムカしていた。 イライラしていた。
 けれど、それでも……私が『夏野菜の大冒険』の結末を楽しみにしていることだけは間違いなかった。
0189第六十回ワイスレ杯参加作品 (ワッチョイ 9fa5-dbST)
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2022/08/20(土) 23:58:22.21ID:WdxdgPRq0
 普段行くよりちょっとだけ高級なスーパーで、夏野菜をたくさん買って来た。
 大きな帆布のマイバッグを持って、軽自動車に乗って買い物に行って。あ、こんなところだと普段着で行く訳にもいかないから、よそ行きのワンピースとか着てみたりして。

 そんなこんなで買い物をして、マイバッグを台所のテーブルに置いて、そこから1個ずつ野菜を出して並べてみる。

 夏の野菜は冬の野菜に比べると色鮮やかで、白いテーブルにはとても映える。
 キュウリにナスに、トマトにトウモロコシに、ズッキーニに。
 ばらばらに並べて見たあと、思いついて同じような色のものを固めてみたり、虹のようにグラデーションが付くように並べてみたり。虹は真っ青なものがなくて失敗した。
 椅子に座って、足をぶらぶらさせながら、じっと眺めてみる。

 ど・れ・に・し・よ・う・か・な?

 テーブルにあごを近づけて、目線を野菜に合わせて、じっと考える。
 うん、今日はキミだ!
 ズッキーニを手にとって、調理場のまな板に持っていく。
 横にぶら下がった、野菜を切るにはちょっと大きな中華包丁を、ズッキーニの真ん中に振り下ろして、真っ二つ!
 あらら、勢いがつきすぎて半分が飛んで行っちゃった。食器洗い機に当たって落ちたので、流しで軽く洗った。

 真っ二つになったズッキーニを、両手で半分ずつ持って。
 私は振り向いた。
 白いテーブルがあって、その向こうに、私の恋人の顔をした、人型の生き物だった、今は単なる血まみれの物体が転がっている。胸の真ん中に柳刃包丁が刺さっている。ああ、野菜を切るならこっちの方が良かったかな。
 その紅の真ん中にズッキーニを添えてみる。もう少し細かく切った方が良かったかな。でも固まりかけて濃い色の紅には濃い緑のコントラストがとても似合った。

 満足した私は、にこっと笑った。
 今日も夏野菜はきれいだ。
 きゅうりは後でスライスして生で食べよう。あとはどうしようかな。
 明日は何に添えよう。  
0190第六十回ワイスレ杯参加作品 (ワッチョイ 9f36-CYJz)
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2022/08/20(土) 23:59:06.49ID:S3jU71V30
「夏野菜に付いて思う事があるのだが言っていいか?」
真剣な面持ちで俺は尋ねた。
「夏野菜……?いいけど、なに?」
友達は唐突で意味不明な質問にも、真摯に答えようとしてくれている。ありがたい。
「夏野菜も普通の野菜も、変わらなくね?????」
「は?シバくぞ?」
温厚な表情が激変した。しかし、俺は世紀の謎を解決するために、怯えなかった。
「いやだってさ、野菜って不味いじゃん?それで、夏野菜と言われる物を食ってもクソ不味かった訳。これって、変わんないよね?」
「なにいってるんじゃあ!」
彼は激怒した。
「夏野菜はなぁ、旬の野菜なんじゃあ!栄養やミネラルが本当に豊富で、食べれば夏バテも回復する。それを不味いだとか言ったり、剰え普通の野菜と同じだと?ふざけているのか!」
あまりの豹変ぶりにおれは慄いてしまった。
「あ、ごめん。でもさぁ、俺野菜嫌いを克服出来るかなぁと思って夏野菜食ったんだけどさぁ、クソ不味かったんだよ。」
やや口元を強ばらせながら言うと、
「何の夏野菜だよ!」
と超速で返してきた。
「えっと、トマトだよ。丸ごと、ドレッシングを掛けて食ったんだけど、不味くてさぁ。」
すると真剣な顔に変え、
「そりゃそのままトマトを喰えば、野菜嫌いにはキツイだろうな。夏野菜なら生も美味いんだが。」
返答に俺は「そうなのか」と納得したように言う。
「そうだ!俺がトマト料理造ってやるよ!待っとれ!」
といい棄てて俺んちの台所へ走っていった。
「ちょっと??!俺トマト無理なんだけど?」
「いいから待っていて!」
と言って、何だかすごいわちゃわちゃ槍出した。
──数分後、手元に運ばれてきた料理を見て絶句した。
「な……何だこれは?」
「はいお待ち!トマトと卵の中華風炒めだよ!」
黄色と赤色の彩り豊かな料理が運ばれてきた。これ、本当にトマトなのか?1件、ケチャップに見える程だ。
「これ15分で作ったの凄い!この小説を書く時間と同じ暗いじゃん!」
「そうでしょ!はる、食べてみて!」
言われるがままにスプーンを口に運んだ。
「んん!美味い!」
トマトのえぐみや不味さが全く感じられない。卵と中華ソースがいい感じにマッチして、思考の美味さだ。
どんどんと掻き立てていると、いつの間にか皿が真っ白になっていた。
「ご馳走様!完食!」
「お粗末さまでした。ほら、美味かったでしょう?」
「うん、これは美味かった!泊まりが真澄言って言ってごめんね!」
出立まであと3分だ。気軽にできるし、トマトの不味さも消え、夏野菜が本当に上手くなる「俺にも、作り方教えてよ!」
夏野菜嫌いの克服の第1歩が始まった。
この夏は、トマト料理で乗り越えよう。
0191第六十回ワイスレ杯参加作品 (ワッチョイ 1fba-Qxtz)
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2022/08/20(土) 23:59:31.87ID:365Q8+lQ0
 これはトマトだ。誰がなんと言おうとトマトだ。
 俺は自分にそう言い聞かせながらキュウリをぶん投げた。

 俺は海外で行われているトマト祭りという催しに、単身異国の民として乗り込んでいた。
 どこの地方か知らない。何がしたいのかも分からない。ただただ字面が面白そう、そういう好奇心だけで、俺はそこへ乗り込んだ。
 次々と参加者に大量のトマトが手渡され、その異様な光景に胸を躍らせたのだが……

 俺に手渡されたのは大量のキュウリだった。

 祭りが始まった瞬間、巻き起こるトマトの竜巻。その過酷な空間の中、俺はただキュウリを投げる。投げる。投げる。
 これはトマトなんだと、俺の目がおかしいだけなのだと信じて、投げる。
 時には手に持ったまま、時には双剣のように逆手で、時にはブーメランのように投げた。帰ってはこなかった。

 どれほどの時間が経ったか、いつしか俺はトマトの竜巻のまさに中心にいた。
 当然だ。みながみな赤色の武器を持つ中、一人だけ緑色の武器を持っていれば目立つに決まっている。
 一対数十。完全アウェー。もはや身体は赤に染まっていたが、それでも俺はこの両手にある緑の誇りだけは手放さなかった。
 そこまでキュウリが好きなわけでない。しかし、これまでの闘いを乗り越えた俺とキュウリの間には、得も言われぬような絆が芽生えていた。
 トマトをキュウリで叩き潰し、汁をキュウリで払い、向かってくる大男達をキュウリで薙ぎ……。

 俺の回りの竜巻が無くなった頃には、その祭りの中で立っていたのは俺だけだった。



 次の年のある日、俺はキュウリ祭りの広告を見つけた。
 当然、どこの地方かは見当もつかなかったが、これまた好奇心に駆られ俺はその場所へ向かった。
 知らない場所だと思ってきたはずだった。しかし、そこの風景は、俺がどこかで見たことのあるものだった。
 
 手渡されたのはキュウリ。
 開始の合図があって、初めのキュウリを投げた……が、その直後に俺の後頭部へとぶつかったのは明らかにキュウリではない、柔らかい何かだった。

 振り返ると、そこにはただ一人だけ、トマトを大量に持った男が立っていた。
0192第六十回ワイスレ杯参加作品 (ワッチョイ ff95-dbST)
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2022/08/21(日) 00:01:19.26ID:XpNa8WvR0
申し訳ありません。
見直しで漏れました。
『ナスの大冒険』→『夏野菜の大冒険』です。
0193ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-IG1I)
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2022/08/21(日) 00:06:20.42ID:R91YXNj/0
第六十回ワイスレ杯参加作品

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只今、五十六作品!(`・ω・´)ここまで!
0194この名無しがすごい! (ワッチョイ 9f01-dbST)
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2022/08/21(日) 00:06:29.38ID:qMZKLQpR0
おやあ
ワイさんオチたか?
最後の人達チャンスだぞ、改稿し放題タイムだ
0195この名無しがすごい! (ワッチョイ 9f01-dbST)
垢版 |
2022/08/21(日) 00:06:58.13ID:qMZKLQpR0
あっ、クソッ
0196ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-IG1I)
垢版 |
2022/08/21(日) 00:08:33.70ID:R91YXNj/0
>>192
締め切りの十二時を過ぎているので修正は認めないが、
頭の中にはとどめておく!

果たして今日中に読んで全作品の寸評を書き上げることはできるのだろうか!(`・ω・´)まずは寝る!
0197この名無しがすごい! (ワッチョイ ff2c-dbST)
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2022/08/21(日) 00:48:13.58ID:CWZbYBgW0
158と160は同じだから、たぶん参加は55作品
0199ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-IG1I)
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2022/08/21(日) 01:04:42.61ID:R91YXNj/0
第六十回ワイスレ杯参加作品

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只今、五十五作品!(`・ω・´)修正完了! 上位は十六作品とする!
0200この名無しがすごい! (スフッ Sd9f-98KR)
垢版 |
2022/08/21(日) 01:07:46.42ID:pySI+ztnd
>>198
いらんわ、誰だよお前
0204この名無しがすごい! (ワッチョイ ff95-dbST)
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2022/08/21(日) 06:55:40.13ID:XpNa8WvR0
>>196
感謝します。
0205この名無しがすごい! (アウアウウー Sa63-QCcU)
垢版 |
2022/08/21(日) 17:15:34.09ID:HSIVYUMBa
 人生最大の危機的状況だった。坂を転がり落ちると慣用句では言うが、初めて体験した。顧客は背中を向け、金融機関は仏の顔から鬼の形相に変わり、すり寄ってきてた回りの人間は、遠くの山を見るような表情で横顔をさらしている。
 大声で不満を叫ぼうにも、調子の良い時はこれが俺の実力だとばかりに、大胸筋を見せつけるマッチョのように奢り猛って肩で風を切っていたのだから回りは冷たい。
 調子が悪いのは慣れていない。正直困惑しかない。ああ、俺はただそれだけの存在なんだ。調子に乗っていただけで、状況が変わればたちまち困る。
 回りは俺がこんな奴だって知っていたのかなぁ。
 そう思っている時、最後は喧嘩別れしていた年下の彼女からの電話が鳴ったけど、とても出る気にはなれなくて無視した。
 するとSNSで連絡が入った。
「お仕事がうまく行ってないんでしょ、聞いたよ」
 返事する気の無かった俺は画面を切ったが、少しの間を置いて電話がまたふるえた。しばらく無視していたが 、気になって結局閲覧した。
「会えないの?」
 俺は再び画面を切ってベッドにゴロリと寝転んだ。しかしシンとした部屋の中で背中の座りが悪くなった俺は電話を手にとった。
 そして彼女のコメントをじっと見てから返事を打った。
「もう俺と係わってもいいことないから連絡すんな」
 そう言い放って画面を切った。すると間もなく電話が掛かってきた。相手を確認することもなく放置していると、時間切れを繰り返しながら何度も掛かってくる。

  暑くなり始めの7月の夜だった。電源を切らなかったのはなぜだろう。

 俺はついに電話に出た。いきなり彼女がシャウト気味に叫ぶ。
「なんでそういうこと言うの!!」
 超音波で耳がやられそうになりながらも驚きの展開に俺は興味を持って再び電話を耳に着けた。
「そういう弱気なのウゼーんだよ!」
 しょうがないだろう、と思った。こんな男といたらろくなことはないし、何より自分が恥ずかしかった。しかし彼女は言った。
「また一緒にあそぼうよ、一緒に酔い潰れようよ、喧嘩もしようよ」
 俺は言葉が見つからなかった。
「いつもみたいにわがままもきいてよ、寂しいよ」
 かなりグロッキーになったがここまでは俺の精神は耐えた。しかし問題は次の一言だった。
「お婆ちゃんのなすびの漬物第一波が上がるよ」
 俺は陥落した。
0207ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-qb5s)
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2022/08/21(日) 19:18:17.22ID:R91YXNj/0
第六十回ワイスレ杯参加作品の全寸評

>73
子供のピーマン嫌いはよくあること! ただし登場人物は地球人ではなくて宇宙人であった!
四本指等が伏線になっていた! 鉛色の瞳や音もなく現れるシーンも意図して書いているのだろう!
最後まで読むと若干ではあるが疑問が生じる! 宇宙人は地球に住んでいた! 地球人はどうなったのだろうか!
宇宙人は母星にいて地球のピーマンを食べている! 単身赴任の夫に連絡を取り、地球での食材の調達を頼み込む!
実はキャトルミューティレーションも食材集めの一環であった、と思わせてもいいだろう!

>82
カッパの身なりが書かれていないので靴を履いている事実に少し驚いた! 舞台が宇宙コロニーと云う部分が斬新!
書かれている文章は拙い! 最後の雨が降るシーンは少し納得がいかない! 雷神は雨を降らせることができる!
カッパと共に宇宙コロニーに来ていた! と云うことは人間とも良好な関係と思える! 何故、人間が放棄する前に雷神は雨を降らせなかったのか!
できない理由が書かれていないので都合の良い展開に見えた!

>85
毎日、玄関先に少量の夏野菜が置かれていた! 田舎らしさを前面に出していながら違った!
時事ネタを突っ込んできた! ワイもヤク〇トや置〇薬で経験した! 無断で行われることはないが、
そこは老婆! 少しボケたような感じで書かれていて違和感を覚えなかった! 書き慣れた文章にも助けられた!
派手さはないがクスリと笑える展開は悪くない!

>86
主人公は主夫らしい! 既婚者なのだろうか! 実家から大量に送られてきた夏野菜を利用して料理教室をしようと目論む!
目当ては集まってくる主婦! 不倫関係を狙っているのか! 実際に集まってきたのは全て男で主夫であった!
集まった面々は全て既婚者のように思える! 主人公だけがその辺り、はっきりしない! 一悶着ありながらも料理教室をやり遂げた!
三人から高評価を貰い、料理教室の継続が持ち掛けられる! またしても主婦狙いの天ぷらを考える! 主人公は既婚者で無類の女好きなのだろうか!

>89
語りだけで話が進む! 主人公を隠さないといけない理由は最後まで読んでもわからなかった!
売っている場所もよくわからない! 八百屋のような店舗なのか! 車での移動販売なのか!
それらも隠されていて最後に明かしてオチにするのかと思ったが、そのような件はなかった!
内容がぼんやりとして頭に映像が浮かび難い! 主題を意識して書いた方がよい!

>93
ラノベ好きに端を発して自分で文章を書くようになる! スイカを果実と書いたことで躓き、勉強に没頭する!
その後、独自の発明を次々と発表! タイムマシーンまで作って過去にいく! 歴史を改変してスイカを生み出すことに成功!
現代に戻って確かめると果実として認知されていた! しかし、スイカ論争が終わった訳ではなく、第三次世界大戦を引き起こして世界人口の八割を失った!
大きな展開に驚いた! 残念なのはスイカの種である! 草から木に実る過程が書かれていないので、ただのスイカの種では草に実ってやはり野菜扱いになるのでは!

>96
べらんめえ調にふさわしい時代だった! 夏野菜は唐なすび! 紫色のなすびと思わせて展開するが、知識のある者にはすぐにトマトとわかる!
なすびの部分はいいが、それ以外を暈して書いた方が良かったように思う! 唐なすびの成長を他所に嫁は死へと向かう! その間に思い出話があり、
二人の関係を仄めかされる! 最後は鮮やかなトマトの印象が映え、美しくも悲しい話が終わる! 故に唐なすびと最初に明かした部分が惜しいと感じた!

>98
料理と自分の現状を上手く調和させていた! タイ料理のガパオライスで定年退職ではないような気がした!
後輩の電話で仕事の復帰を考える! 年齢的に若いと思えた! その電話の内容は主人公が想像したものとは違っていた!
パプリカと同じで欠けても良い存在であった! 辛辣ではあるが話の展開に無理がなく、すんなりと内容が頭に入った!

>99
ふむ、野菜星の野菜戦争か! 理屈ではない! 野菜の味を嚙み締めろ的な展開に異論を挟む余地がない!
個々の野菜にはそれなりにエピソードが付いてくる! 個性らしいものがあり、特徴を活かした行動をする!
悲劇と喜劇の配分がよく読後も悪くない! 作者の独特な感性が光る一作となった! 文章は安定していて安心して読めた!
0208ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-qb5s)
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2022/08/21(日) 19:20:12.94ID:R91YXNj/0
>100
お盆に作る夏野菜の精霊馬! それに乗ってきた祖霊は何故か少女で下手な作りに文句を云い募る!
夢か現かわからない状態で主人公と遣り合う! 二日酔いの状態は悪化して主人公はトイレに駆け込んで吐いた!
その際に精霊馬の夏野菜を踏み潰し、祖霊は帰ることができなくなったのだろうか! 左肩の重さは守護霊ではなくて悪霊に憑依された印象が強い!
少し気になったのはゲジゲジ! 胡瓜は馬に見立てられて来る時に使われる! 帰る時は牛に見立てた茄子が定番! 帰りを心配するのであれば茄子の方がいいように思った!

>102
主人公は離婚の危機に直面していた! どこか両親の状態と似ていて薄味のレトルトカレーの味を切っ掛けに過去を思い返す!
祖父は畑の野菜を使ってカレーを作った! 入れた具によってうどんの味がする薄味のカレーが出来上がった! 小食の主人公がおかわりをするので、
美味しかったのだろう! その後、両親は離婚の危機を回避した! 主人公は過去の力を借りて妻の説得に乗り出す! 子供用のカレーのように甘い結果になるとは限らないが!

>104
野球部が甲子園出場を決めた! 主役は応援する「校長、顧問、PTA会長」と視点がよい! 年甲斐もなく張り切る!
高校のOBのようだった! 真の主役に思えた! 故にもっと中心に据えて懸命な応援をしても、と思わなくもない!
野球部は惜しくも決勝で負けるが応援する側の夏は終わらない! 真の主役の熱い夏が始まる! 想像させる最後がよい!

>106
小学生と書かれているが何年生なのだろうか! 幼いようでいて心中の声は意外としっかりしている!
茄子の件は少しあざとい! 爪楊枝を刺した状態で鍋に入れるだろうか! 選んだ食材は食べられないものではない!
食べさせられた兄の反応を見れば不味いことはわかる! 幼さとあざとさが半々の為、少々首を捻りながら読むこととなった!

>108
トマト視点で話が進む! 人間の行動原理がよくわからない! スーパーに並んでいたトマトを買いながら川に捨てた!
見つけたおじいさんは泳いでトマトを助けた! ホームレスなのだろうか! 横になったあと、息を引き取ったように見える!
中年女性の不可解な行動に意味を持たせる! 結果、食べられないままに終わるトマトの悲しい末路を仄めかせばよい!
あと温室育ち(ハウス栽培)の設定をもう少し話の中に出してもいいのでは! 明るいお嬢様として最後まで書き切れば! 少し惜しいように思った!

>111
トマトちゃんと云うキャラクターに魅力がある! 作中でかなり気になる存在! 主人公が接触する前に引っ越してしまった!
その後、トマトちゃんの空いた席に主人公が収まった! 嫌いなトマトを食べられるようになり、勇気も貰った!
社会人となってまたトマトの世話になる! 酷く酸っぱくて、苦笑いなのだろう! 表情を作ることに成功した!
物語の中心人物のトマトちゃんはどうなったのか! 背後で笑っている等の書き方は死を思わせる! もう少しトマトちゃんの事情を知りたかった!

>113
わらしべ長者ならぬ、モロコシ長者! 物々交換が良い物になってゆく! と思いきや、女性の着物を脱がした状態の見た目に主人公はうろたえる!
そこで戻ってきた店主とキュウリに交換して貰うことにした! 最後の件は少し引っ掛かった! 食べかけのトウモロコシは藁より酷いスタートなのだろうか!
残りのキュウリは一本とは限らない! 何本なのだろう! その数によっては得したことになるのでは! 中途半端に終わった内容を少し残念に思う!

>115
ありそうな路線を貫く! 夏野菜が主役と云えるかどうか! 設定としては微妙であるが内容には妙な迫力がある!
トマトによって結果的に死に追い込まれた蛇! 夢の中に現れた瞼のない妻! 卵から孵化した蛇達は方々に散った! 生まれなかった二つの卵の意味はあとでわかる!
妻は腹に子供を宿して戻ってきた! 卵と同じで双子! 瞼のない子供が生まれるような想像をさせる! 端役のトマトではあるが物語に一翼を担っていた! ほんのりホラーテイスト!

>117
最初から最後まで丁寧に書かれていた! 田舎特有の件もよくわかる! 秋ナスの部分は先輩後輩の間柄でわからないはずはないので、少し作為的に思えた!
あと秋ナスの話は悪い意味ではないので少し気になった! 蘊蓄はいいのだが読み物としての面白さが薄味に思えた!
もう少し先輩後輩のキャラクターを出した攻防を見たかった! 文章自体は読み易く書き慣れた印象を受ける!
0209ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-qb5s)
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2022/08/21(日) 19:21:51.40ID:R91YXNj/0
>118
スーパーに上手く夏野菜を溶け込ませていた! 訪れる客との遣り取りがリアルで頭に映像が浮かぶ!
そこにズッキーニが加わる! 売れ残った末の廃棄を嫌い、主人公は買い取る! 調理したものの味は茄子に劣るのか!
その後、ある閃きでズッキーニは新たな用途で使われた! お盆の精霊馬! 外国産馬に先祖も驚いたことだろう!

>120
夏野菜のトマトを利用して禁断の果実に話を持っていく! その過程の推論にはそれなりの説得力があった!
教授は自身の仮説に自信を覗かせる! 最後のオチで呆気なく崩れる! 対比の関係で際立つ! キリスト信徒の怒りを買ってトマトをぶつけられた件は、
イタリアの祭りを想像させる! トマトのように鮮やかなオチが無理なく決まった!

>121
胸のない女性が通勤の合間にしでかした! 貧乳が露見しないように途中でコンビニへ立ち寄って打開策を講じる!
トマトを胸に仕込んで出勤を果たした! 前屈みの様子に男性上司に声を掛けられる! 生理を装えば回避は可能!
だが同性には意味がなかった! 挨拶代わりの背中の衝撃でトマトがずれる! 体調の悪化を訴え、肩を借りた状態で立ち上がるが重さに耐えられずに傾き、俯せに倒れた!
潰れたトマトのせいでオフィスは大騒ぎとなる! あまりに不遇が重なるので少し都合がいいように感じた! 厚めのブラを使用する考えはなかったのだろうか!

>125
枝豆三兄弟! 団子ではなかった! ほのぼの路線かと思いきや、残酷な現実が待ち受けていた!
主人公は三男で遺産相続争いで長男と次男を殺害していた! 枝豆三兄弟の兄弟想いの言動に触れて時効前に自首した!
だが減刑とはならず、死刑となった! ワイは内容に引っ掛かった! 電気椅子はアメリカの一部でしか行われていない!
この物語の舞台は日本ではないのか! あと死刑の時効は廃止された! 主人公はいつ兄弟を手に掛けたのか! 年数はどなっているのか! 少し粗が見える!

>128
夏野菜を活かした作りが見事! 流れるように展開して話が進む! テレビ番組に呼ばれた主人公は気分よく茄子の説明をする!
話を聞かないマルノのキャラクターを読者に印象付けて最後のオチに無理なく繋げる! 歯が折れた痛々しいマルノ! 凍り付く場面!
主人公のオチの一言を口にした! 芸人魂と云うのか! カレーの具にはオクラが入っていた! 折れた歯で食べたのだろう! よく考えられた作品であった!

>129
実に初々しい青春物であった! トウモロコシ畑で口づけを交わす! 身を隠すのにちょうどよい! 秘密の儀式が始まった理由は書かれていなかった!
川遊びを切っ掛けにしてもいいように思った! 曾祖父が亡くなることで主人公は彼女と出会う切っ掛けを失う! その後、悶々とした日々を過ごし、
単独で彼女のいる土地に訪れた! あのトウモロコシ畑で偶然の出会いを果たす! まだ背丈が隠れる! 彼女との止まっていた時間が再び動き出す! 両想いを感じさせる良い終わり方であった!

>131
異世界召喚物語! ヒロシは第一王女との結婚が決まっていた! それでいて無能勇者と呼ばれていた!
無能等ではない! 野菜狩りを難なくこなせる有能な能力を備えていた! 野菜狩りが王族の務めであれば無能と呼ばれるはずがない!
大収穫のスキルでいくらでも野菜を手に入れられる! 食糧事情に悩まされていた王国にとってこれ以上の人材はいないのでは! 内容に問題があるように思う!

>136
異世界召喚はいいのだが、出だしの文章が気になった! 三人称で書いてあると思うが所々で口語体に見える! 作者は日頃、一人称で書いているのだろうか!
話としては明快で農作業に勤しむ老人を召喚した! 目的とは合わず、元の世界に送り返すことになる! その間に老人は野菜を育てる! エルフに方法を伝え、
世に広がってゆく! 方法は違うがエルフとヒトの争いはなくなり、望んだ平和が訪れた! 結果的に老人はエルフが望んだ勇者であった! 出だしは拙いが最後の決め台詞は悪くない!
0210ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-qb5s)
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2022/08/21(日) 19:22:45.47ID:R91YXNj/0
>138
猫〇スではないらしい! 時刻通りにきたバスに乗った夏子は親子連れと乗り合わせる! 母親がトマトを転がしてしまい、夏子は快く拾って渡す!
その後、夏子は眠りに落ちる! 意識が戻ると厨房で猫達がカレーを作っていた! 材料のトマトがないと大騒ぎ! 偶然、持ち合わせていたトマトを渡す!
完成したカレーを一緒に食べていると目が覚めた! 降りるバス停なので慌てて下車した! 夢の出来事ではなくバスの運転手も親子も猫であった!
どこかふわふわとした文体で書かれ、その拙さがほのぼのした内容と合っていた! 話としての目新しさはあまりなく少し物足りなさを覚えた!

>140
食べられないトウモロコシを作り続ける! 汚染された土地を浄化する役目をトウモロコシは担う! 近未来の話なのだろうか!
切々と状況を語る! 淡々とした中に悲しさが広がる! 人でありながら同族に対して見切りを付けたような覚めた視点が物語を支配していた!
読み物としての面白さではなく、自然破壊を自分の都合で行う人間への怒りが内包されているように思えた!

>142
子供は家庭を持っている! 妻は夫婦生活に不満がないと云いながら家を出た! 主人公は家庭を顧みず、仕事に明け暮れたのだろう!
家に生えていた茗荷の存在を知らなかった! 家に一人となって初めて寂しさを感じたのだろう! 茗荷を食べすぎて物忘れになりたいと心に思う!
もう少し主人公の事情がわかれば話に深みが出るのだが、これは匙加減の問題にも思える! ワイとしてはあと少し身の回りのことを語ってもいいのではと頭に過った!

>147
トマトが不作でトマト祭りの開催が危ぶまれた! 関係者が集まって協議に入る! 冷え〇タはイタリアで売られているのだろうか!
トマトい代わる案を募るが纏まらない! 白熱する中、コロナの蔓延によって祭り自体が中止となった!
狭い部屋で議論していた面々は急に素に戻り、コロナ陽性者の存在を気に掛けて疑心暗鬼に陥る! ショートショートのような作りであった! 最後はやや蛇足のように思えた!

>150
満面の笑顔は顔の重複になるが些細なミスなので構わない! 話としては悪くない!
慕い合う二人は身分の違いで結婚は無理と思われた! そのように書かれていた! 世津の意志は固く、読者は固唾を呑んで読み進めることになる!
最後は暇を出され、涙する! そこからの逆転劇は見事でよく一レスに纏めたと感心した! 故に少しの瑕疵が気になった!

>153
現実に即した話かと思えば違った! 野菜で戦うと云うよりも野菜を魔改造して争う! 法に触れそうなのだが大丈夫なのだろうか!
そのような現実を逸脱した話であれば気にならないのだが、書き方で少し気になる! いきなりの参入はどのような心の変化なのだろうか!
金持ち喧嘩せず、ではないのか! 中途半端な作りのせいで内容に少し付いていけないところがあった! どちらか一方に振り切った方がよかったかもしれない!

>155
話としては読める! 読み易い文章なので誤読することはないだろう! 西瓜の件が気になる! 他の意味が隠されているのだろうか!
長屋に戻った植木屋の伴侶が同じ行動に出る! 歯大根を買ってきて葉の付いた部分を突き出す! 葉根は破婚を意味した!
そうなると西瓜の件に意味があるような気分になる! 実際はどうなのだろうか! 回りくどい遣り方は別の意味で気になった!

>157
主人公は異常者なのだろうか! 慕っていた彼女はどのような状況にいるのか! 最初の頃は自発的に動いていた!
最後は動けない状態になっていた! 瑞々しく保つ方法もよくわからない! 主人公はどのような技術を持っているのか!
全体が深い霧に包まれていて意味がわかるようでわからない! 全ては推測の域を出ない!

>160
痴呆症の老人の話は存外に多い! 一人称で書き易く、楽々、オチに持っていける!
精神は若々しくとも肉体は老人なので二階から飛び降りてそのまま全力疾走に移る展開は少し引っ掛かった!
ミスリードにしても遣り過ぎた感がある! 警察官への暴行はどうなのだろう! 現行犯逮捕されてもおかしくない!
もう少し事情を隠して上手く展開することもできたように思う!
0211ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-qb5s)
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2022/08/21(日) 19:23:44.82ID:R91YXNj/0
>161
殺人による時効がここにも出てきた! 2010年に殺人による時効は廃止された! その前に時効が成立していれば罪に問われない!
その条件を満たしていなければ時効はないと思った方がよい! いつ時効が成立したのだろうか! 2011年以降を想定して書かれているのであれば、
時効はなくなっているので成立しない! あと話の内容なのだがトリカブトを用意する時間はあったのだろうか! 時の流れがはっきりしないので疑問だけが残る! アイデアは悪くないのだが!

>162
なんと云えばいいのだろうか! 書いてある通り、野菜で体が丈夫になった! 試作品とあるが用途は何なのだろうか!
車が衝突しても無傷! そもそも試作品を子供に与える親とは! 倫理的にどうなのだろうか!
近未来が舞台のように思えない! かなり現実離れしていて読者が置いてけぼりになりそうな作りであった!

>167
主人公の横暴が招いた結末の為、自業自得に思える! あまり共感されない主人公なので読んでいても同情する気持ちになれない!
話の内容としては酔っぱらった主人公が娘とぶつかり、カッとなって手を出そうとした! 庇った小僧に腹を立て腕に刀傷を負わせた!
その拍子に川に転がり落ちて溺死したのだろう! 幽霊となったあとに細々とした状況を知った! ようやく自分の身に起きていることに気づく!
長屋に住んでいるので浪人なのだろうか! かなり文章を削っているようで駆け足の内容に見えた!

>170
軽妙な語り口で話が進む! 噺家特有の節のある声が脳内で再生された! 駄洒落ネタではあるが五つも続けるとそれなりに感心する!
物語性に関してはあまりなく、果たして他の作品と遣り合えるかと云うと些か疑問が生じる! ショートショートのような鋭い切れ味とも云えない!
文章による瑕疵はないのであとはワイの考えによる! 高座ネタは意外とハードルが高い!

>172
野菜嫌いが夏野菜カレーは残さずに食べられた! 空腹は最高の調味料と云う訳ではない! カップ麺を食べていた!
野菜を嫌って食べていない割には味について詳しく心中で語る! 野菜好きならばわかるが、少し違和感を覚えた!
反抗期だとしても最後は爽やかに叫んで終わる! 何かちぐはぐな感じを受ける! 設定をあまり深く考えないで書いているように思えた!

>173
特に目立った変化はない! 穏やかな夏の一日をそのままに書いたと云う風に仕立てた! 作者の力量を感じた!
夏の定番の野菜を作ってシンプルな料理を作った! 動機も自然で控え目な書き方でも家族仲がよくわかる!
涼しげな夕餉の描写も過不足なく描かれ、大仰ではなくても味がじんわりと読者に伝わる! 読みながらワイの喉が上下に動いたと云っておく!

>174
三人称と一人称が混ざり合った独特の文体がちょっとした方言に合っていた! 人称揺れを指摘する者もいると思うがワイには味と感じた!
お盆の時期と重なることもあって精霊馬を使った作品が少なくない! カボチャにドリルは個性の表れ! 悪くない感性である!
人物の容姿があまり書かれていなかった! 語り口調で想像は出来るがもう少し人物にもスポットを当てて貰いたい!
容姿や仕草、喋る内容を含めて一人の人物として捉えた方がよい! 人物の魅力で読ませることができると思う!

>176
秘境か! ラーメン屋でここまで並ぶとファンタジーに思える! もっと大げさにしてもいいだろう!
列に並んだままテント泊! 結束力は強固となって愛情に代わり、子供が生まれた! できちゃった結婚! その場で簡易的な結婚式を挙げる!
子供は次第に大きくなり、路上を走り回る! まだまだ列の先頭は見えて来ない! まさにファンタジー! この発想が浮かぶことに拍手を送る!
0212ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-qb5s)
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2022/08/21(日) 19:24:27.09ID:R91YXNj/0
>177
精霊馬が大人気! 送る側のパターンは珍しい! 何がよくて何が駄目なのか! 形によって決まっているようで先読みができる!
オチの弱さに繋がっていた! そのネックを補強するように会話を被せる! 内容はやや滑りと云った感じか!
先にネタを出されるとあとからの作品は二番煎じに思える! 書く早さも必要だと今回は強く感じた!

>178
この話は中程でオチがわかった! ナス子の生き方はカッコイイのだろうか! 書かれている内容ではよくわからなかった!
あとお題からはかなり離れている! 名前だけがそれっぽいだけなのでお題による加点はほとんどない!
ナス子が同性を相手でも動じない点にも合点がいかない! そのような件はなかった! やや書き急ぎ過ぎた感がある!

>180
読み終わって、なるほど、と思った! 精霊馬の数には意味があった! 弟は丁寧に野菜を加工して作っていた!
完成した物を仏間に持っていく! 飾られた遺影は祖父だけではない! 女の子がいた!
弟の姉であった! 精霊馬を信じていない理由が明かされると同時に幽霊と判明した! 読み返すと姉の言葉はまた違った意味合いを含んで読者の胸に響くことだろう!

>181
生活保護は受けられないのだろうか! あと精神状態はどうなっているのか!
墓場に供えられた物を飲み食いして無罪放免になるのか! 管理している者がいなければ罪に問われないと思うが!
離婚された理由は主人公の偏執的な考えによるのか! 奇を衒って失敗した感がある!

>183
駄洒落ネタではあるが、それなりの設定はあった! 物の怪とは言葉通りの者なのか! 村人には害を及ぼさないのか!
何か下地になる設定はあるのか! わからないまま実を奪って逃げる! しかも実には若返りの効果があると云う!
実際に男は逃げ出す力を得た! ただの耄碌を超える「もろこし」の効果を超えているように思えた! ちょっと設定の粗さが目に付いた!

>184
いつの時代の話なのだろうか! 言質の変換ミスがあったが、大きな疵ではない! 家訓の謎は胡瓜を大量に食べることを戒めた内容とわかる!
単に食べ過ぎで腹を壊したのであればトマトでもそうなるかもしれない! オチとしてはやや弱い!
あと大事な嫁候補を何故、主人公に頼むのだろうか! この辺りの経緯も書かれていないのでしっくり来ない! 内容に考える余地があるのでは!
0213ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-qb5s)
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2022/08/21(日) 19:25:02.69ID:R91YXNj/0
>186
店よりも大きなスイカ! 登場人物は相当に小さいことがわかる! 店主は何者なのか!
アヤもわからない! 店の壁に穴を開ける! 怪我をした様子もない! スイカを割ったのもアヤであった!
それなりに雰囲気はあるのだが適当が過ぎるようにも思える! もう少し描写を増やして欲しいところ!

>187
バケカラスは霊体ではなく肉体を有していた! 大きさはあるらしいがいとも簡単に人を血塗れにする力はあるのだろうか!
トマトが供え物の理由は悪くない! 血に染まった人間の頭部を容易に想像できる! 読み終わったあと、ワイはふと設定が浮かんだ!
元々は霊体でカラスに憑依することで願いを叶えると! そのような内容があれば肉体から肉体に移り変わって何度も相手を襲うことができる!
少女の不満を程々にしてもう少し設定に力を入れていれば読ませるホラーになったかもしれない!

>188
急がないといけない時に限って脱線する! 一度、道を外れるとなかなか戻って来られない! 創作熱も加わって時間が過ぎてゆく!
その過程は十分にわかるし、読者の理解も得易いだろう! 読み物としての面白さはどうだろうか! 特に目に付くところはない!
自然な状態なのはわかるのだが、目に留まるようなインパクトもなかった! 何か一つでも秀でたアイデアがあれば話はまた変わると思う!

>189
主人公は狂人の類いなのだろうか! 何かしらの理由で恋人を殺害したあとに夏野菜を買いに出かける!
再び犯行現場に戻ってきて料理を始めようとする! ここまで詳しい経緯はなく、何もわからない状態で話が進む!
あまりに短く何を伝えたい作品なのかもわからない! 読み物として楽しめるところは少なかった!

>190
変換ミスだらけなんじゃああ! 真面目に書かんか! 作中と友達同様に切れるぞ、ゴラッ!
狙ってもできないくらいに酷い変換ミスに正直驚いた! ゴテゴテしたトマト料理が美味いのか!
問いただしたい気持ちで一杯になった! さすがにこれは酷すぎて内容以前の問題と云えるんじゃああああ!

>191
不意打ちのような笑いがある! 主人公の目の錯覚を疑う! トマト祭りで一人だけキュウリを持っていた! 投げては殴って派手に暴れた!
また祭りを目にする! 今度はキュウリ祭り! 参加すると本当にキュウリで中にトマトを大量に持った者がいた!
原理はわからないが参加者の一人は何か違う物を持たされて祭りに参加するのが決まりなのか! 面白い部分はあるのだが杜撰と思える箇所が気になり、作品の質で云えばちょっと厳しい!
0218ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-qb5s)
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2022/08/21(日) 20:29:32.51ID:R91YXNj/0
そろそろか!

発表の前に納屋からビールを取ってくる!(`・ω・´)
0219ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-qb5s)
垢版 |
2022/08/21(日) 20:39:00.20ID:R91YXNj/0
さて、喉が潤ったところで上位の発表を始める!

トマト祭りを題材にした作品がそこそこ集まった!
その中で物語性があり、裏方と云う違った視線が目に留まった!
コロナのオチは納得! ショートショートのような切れ味を重視すれば陽性者の件は必要ないかもしれない!

第十六位は>>147である! おめでとう!(`・ω・´)
0222この名無しがすごい! (ワッチョイ 1f5f-IG1I)
垢版 |
2022/08/21(日) 20:42:09.15ID:Ma9OyTxD0
まさかあれがいくとは
0223この名無しがすごい! (ワッチョイ 1f5f-IG1I)
垢版 |
2022/08/21(日) 20:42:43.66ID:Ma9OyTxD0
あ、147です
0224ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-qb5s)
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2022/08/21(日) 20:43:21.15ID:R91YXNj/0
数が多いので次々に発表していく!

立てた仮説は悪くない!
一定の説得力を有していた!
自信満々で自説を発表する!
イタリアならではの洗礼を受けた!
前半と後半のギャップで笑える作品であった!

第十五位は>>120である! おめでとう!(`・ω・´)
0228この名無しがすごい! (ワッチョイ 7fbd-73gh)
垢版 |
2022/08/21(日) 20:46:30.62ID:8ghKyUJq0
おめでとうございます。
0229ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-qb5s)
垢版 |
2022/08/21(日) 20:47:05.07ID:R91YXNj/0
次の作品は甘酸っぱい!
こんな青春をしてみたかったと思わせる!
人物の描写は程々でとにかく初々しさに目を細める!
読むだけで穢れた心が浄化されるようだった!

第十四位は>>129である! おめでとう!(`・ω・´)
0231この名無しがすごい! (ワッチョイ 7fbd-73gh)
垢版 |
2022/08/21(日) 20:48:39.87ID:8ghKyUJq0
>>129
おめでとう
これ好きなやつ
0232ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-qb5s)
垢版 |
2022/08/21(日) 20:50:24.59ID:R91YXNj/0
次の作品は面白いと云うよりも考えさせられた!
人間に対する静かな怒りが内包されているように思えた!
突飛な発想ではない内容で夏野菜を巧みに利用した!

第十三位は>>140である! おめでとう!(`・ω・´)
0234U大魔王 ◆ssgKZRwK5oWd (ワッチョイ 1f7d-Puqg)
垢版 |
2022/08/21(日) 20:51:53.66ID:Gwi3U5mb0
ほっ、何とか上位に食い込めた。
でも前回より順位が下がってくやしいいいぃぃぃぃ!!
キィーーーーーーー!!

ありがとうございます!
0238R ◆QpRTguxn5c (ワッチョイ 7fbd-73gh)
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2022/08/21(日) 20:54:28.88ID:8ghKyUJq0
>>234

おめでとうございます。
でもすごいですよ。
0239ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-qb5s)
垢版 |
2022/08/21(日) 20:54:37.85ID:R91YXNj/0
視点の違いで話が変わる!
高校野球と云えば球児が主役と思いきや、裏方が前面に出ていた!
甲子園で応援するに当たって熱い意見を交わす!
田舎の学校らしく夏野菜を絡めてきた! その展開は自然ですんなりと受け止められた!

第十二位は>>104である! 視点がよい、おめでとう!(`・ω・´)
0244この名無しがすごい! (ワッチョイ 7fbd-73gh)
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2022/08/21(日) 20:57:55.31ID:8ghKyUJq0
宮農俺も好きです。
たかもりさんだったんですね!
おめでとうございます。
0245ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-qb5s)
垢版 |
2022/08/21(日) 20:59:27.24ID:R91YXNj/0
夏野菜のカレーは今回、複数の作品で見られた!
本作のカレーはどこか切ない! 過去の記憶の中のカレーと相まって深い人生を感じる!
上手くいかないと思いながらも修復をしようと思う心が胸に響く!

第十一位は>>102である! おめでとう!(`・ω・´)
0248ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-qb5s)
垢版 |
2022/08/21(日) 21:01:24.85ID:R91YXNj/0
飲みながらリアルタイムで書いている!

膀胱がパンパンなのでお花摘みに行ってくる!(`・ω・´)
0250ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-qb5s)
垢版 |
2022/08/21(日) 21:07:07.36ID:R91YXNj/0
ドルドルドルドルドルドドン!(ドラムロール)

いよいよ十位の発表!
文章の精度で云えば少し拙い! 遂行不足が原因と思われる!
人物の描写も少ないが会話文が活きていた!
二人の静かな遣り取りが程よく、悲しさよりも内容の深さを感じさせた!
それでいて最後は笑いに持っていく! 読後が爽やかで悪くない!

微妙なバランスで十位に食い込んだ作品は>>174である! おめでとう!(`・ω・´)
0253ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-qb5s)
垢版 |
2022/08/21(日) 21:13:53.41ID:R91YXNj/0
主人公の心の声が多くを占めたせいで文字数が尽きたように思える!
もう少し怪異について語れば奥行きのある作品になったのではないだろうか!
とは云え、この作品を推していた者もいた! 他者に何かしらの影響を与える力はあった!
多くは語らなくても作者は何かしら感じていると思う! その部分に今後は力を注いで貰いたい!

第九位は>>187である! 堂々の一桁入賞、おめでとう!(`・ω・´)
0254この名無しがすごい! (ワッチョイ 7fbd-73gh)
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2022/08/21(日) 21:15:37.12ID:8ghKyUJq0
>>187
おめでとうございます
0257リーマン ◆KG2B2yEDg6 (ワッチョイ 9f5f-IG1I)
垢版 |
2022/08/21(日) 21:16:18.09ID:O80IIR3f0
>>253
ありがとうございます!

バケカラスは、リーマンでした
9位……微妙な順位を取りました。反省。精進します

今回投稿は2作、もう1作入賞できるかどうか……
0258ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-qb5s)
垢版 |
2022/08/21(日) 21:17:33.22ID:R91YXNj/0
自分が思っていたよりも価値がない!
現実にありそうな話なのでリアリティとしては十分!
話の内容に上手く夏野菜を絡めた手腕を評価した!

第八位は>>98である! おめでとう!(`・ω・´)
0262この名無しがすごい! (ワッチョイ 9f5f-IG1I)
垢版 |
2022/08/21(日) 21:20:31.03ID:O80IIR3f0
>>259
ありがとうございます
0264ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-qb5s)
垢版 |
2022/08/21(日) 21:22:20.14ID:R91YXNj/0
この作品は上手い! 登場人物に過不足がない!
構成としても悪くない! 人の話を聞かない等の伏線もあった!
最後の一言もショートショートのように効いていた!

第七位は>>128である! 実際にテレビ番組の放送事故でありそうに思えた、おめでとう!(`・ω・´)
0267ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-qb5s)
垢版 |
2022/08/21(日) 21:27:59.75ID:R91YXNj/0
無理のない展開に穏やかな夏の風景が色鮮やかに描かれる!
起伏に富んでいる訳ではないが流れるような展開に身を任せたくなる!
読んでいてとても心地よい! 読後はほんわかとした気持ちになれる!
ただ上手いだけではなくて読者の心を優しく掴む! 実によい!

第六位は>>173である! おめでとう!(`・ω・´)
0269この名無しがすごい! (ワッチョイ 7fbd-73gh)
垢版 |
2022/08/21(日) 21:30:46.56ID:8ghKyUJq0
>>173
おめでとうございます
0271この名無しがすごい! (ワッチョイ 1f5f-IG1I)
垢版 |
2022/08/21(日) 21:32:13.26ID:Ma9OyTxD0
六位です 本当に、本当にありがとうございました
0272ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-qb5s)
垢版 |
2022/08/21(日) 21:33:04.96ID:R91YXNj/0
たかもりか! たかもり風なのか! とにかく目にした瞬間、たかもりであった!
店の行列がここまで大げさになるとは! 贅沢を云えばもっと面白い展開を期待しつつ読み進めた!
意外とこじんまりと終わった! もっと過剰に盛り上げて貰いたかった!
実にたかもりらしいが、たかもりではないかもしれない!

第六位は>>173である! おめでとう!(`・ω・´)ちょっと酔ってきた!
0274リーマン ◆KG2B2yEDg6 (ワッチョイ 9f5f-IG1I)
垢版 |
2022/08/21(日) 21:34:52.11ID:O80IIR3f0
>>272
ワイさん、番号ミスってませんか……
0275ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-qb5s)
垢版 |
2022/08/21(日) 21:35:06.17ID:R91YXNj/0
ん、ちょっと待てよ!(・`ω・´)レス番号が違うのだが!
0279ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-qb5s)
垢版 |
2022/08/21(日) 21:38:27.84ID:R91YXNj/0
第五位は>>176であった!(`・ω・´)失敬!
0280ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-qb5s)
垢版 |
2022/08/21(日) 21:39:17.97ID:R91YXNj/0
これが、たかもりの呪いか!(`・ω・´)
0282R ◆QpRTguxn5c (ワッチョイ 7fbd-73gh)
垢版 |
2022/08/21(日) 21:41:43.64ID:8ghKyUJq0
>>281
おめでとうございます!
さすがです!
0283ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-qb5s)
垢版 |
2022/08/21(日) 21:42:44.25ID:R91YXNj/0
では、ほろ酔いながら次の作品の発表に移る!

アイデア一発勝負! 夏野菜のお題で誰がこのような話を思いつくのだろうか!
似たようなものはあったが、ここまで徹底はしていなかった!
ともすれば馬鹿馬鹿しい話なのだが緩まずに引き締めて最後まで遣り通した!
見事であると同時に作者が誰なのか気になった!

第四位は>>99である! おめでとう!(`・ω・´)
0284この名無しがすごい! (ワッチョイ 9f5f-IG1I)
垢版 |
2022/08/21(日) 21:43:07.91ID:O80IIR3f0
>>281
たかもりさん、おめでとうございます!
0285この名無しがすごい! (アークセー Sx73-oOo3)
垢版 |
2022/08/21(日) 21:46:45.95ID:khQVgZFbx
>>99です
ありがとうございます〜! 嬉しくてたまりません!
0287ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-qb5s)
垢版 |
2022/08/21(日) 21:47:25.96ID:R91YXNj/0
ここから先は僅差!
どれが一位でもおかしくない!
悩んだこともあって寸評の時間が遅れた!
人によっては順位が入れ替わることだろう!

さて、冷酒を取ってくる!(`・ω・´)ノシ 焦らす意図はない!
0289ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-qb5s)
垢版 |
2022/08/21(日) 21:52:30.33ID:R91YXNj/0
ワイは三位をプロだと思っている! または準じる力を持っていると!
故に満面の笑顔と云う表現は気になった! 満天の星空に通じるものがある!

内容としては悪くないどころか、全ての流れを計算して作られているように感じた!
しっかりとしたプロットが頭の中、または書き出してあるのだろう!
身分の差を見せつけて最後は驚く手段でハッピーエンドに導く!
強引とは思わない! とても自然で心温まる話であった!

第三位は>>150である! おめでとう!(`・ω・´)
0292ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-qb5s)
垢版 |
2022/08/21(日) 21:57:10.77ID:R91YXNj/0
幽霊ネタはいくつかあった!
その中でとても自然体! それでいてじんわりと胸に沁み込む内容を評価した!
オチの部分のあとに即座に戻って読み直したのはこの作品のみ!
一度目とは違う感じ方をしたことに作品の懐の深さを感じた!
一位に推す者もいるかもしれないが、僅差の二位となった!

第二位は>>180である! おめでとう!(`・ω・´)
0293この名無しがすごい! (ワッチョイ 1fba-Qxtz)
垢版 |
2022/08/21(日) 21:59:13.85ID:FEXbeW8s0
>>180 です!
ありがとうございます!
0295この名無しがすごい! (ワッチョイ 7fbd-73gh)
垢版 |
2022/08/21(日) 21:59:57.31ID:8ghKyUJq0
>>293
おめでとうございます
0296ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-qb5s)
垢版 |
2022/08/21(日) 22:05:10.04ID:R91YXNj/0
それでは一位の発表に移る!

ワイスレ杯過去最多作品数の第一位は見事と云うしかない!
無理のない話の展開! 思いもしない夏野菜の使い方に奇怪な夢!
少ない描写で怖さを語り、身重の妻に震えるような未来を感じる!
満遍なく散らした文章に欠点らしいところはない!
その広さ故に突出したところがなかったのも事実!
ワイは怖さを主眼にして書いた方が作風に合っていたように思った!

堂々の一位は>>115である! 過去最多作品数の頂点は誇ってよい!
苦しい時の後ろ盾になるとワイは信じている! おめでとう!(`・ω・´)
0299この名無しがすごい! (ワッチョイ 7fbd-73gh)
垢版 |
2022/08/21(日) 22:08:45.94ID:8ghKyUJq0
>>115
おめでとうございます。
0300ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-qb5s)
垢版 |
2022/08/21(日) 22:09:13.66ID:R91YXNj/0
これにて第六十回ワイスレ杯を終了する!

多くの参加者に感謝!(`・ω・´)ノシ
0301この名無しがすごい! (ワッチョイ 9f01-dbST)
垢版 |
2022/08/21(日) 22:09:35.76ID:8a3xe3rl0
入賞は逃しましたが、楽しませていただきました。
入賞された方々、おめでとうございます。
次回また挑戦させていただきます。
0304リーマン ◆KG2B2yEDg6 (ワッチョイ 9f5f-IG1I)
垢版 |
2022/08/21(日) 22:10:46.31ID:O80IIR3f0
ワイさん、お疲れ様でした!
0306この名無しがすごい! (ワッチョイ 9f5f-dbST)
垢版 |
2022/08/21(日) 22:11:38.16ID:+O1bIC240
ワイさんお疲れ様です!
0309この名無しがすごい! (ワッチョイ 7fbd-73gh)
垢版 |
2022/08/21(日) 22:14:38.28ID:8ghKyUJq0
ワイさんお疲れ様でした。
0311武士料理人 (ワッチョイ 9f01-oOo3)
垢版 |
2022/08/21(日) 22:14:55.21ID:ZzKV22os0
ワイさん、皆さんお疲れ様です
そして、入選された方々は
おめでとうございます
今回は入選ならず
>>138
>>161
が私の作品でした
0312この名無しがすごい! (ワッチョイ 9f63-tEjH)
垢版 |
2022/08/21(日) 22:16:31.44ID:o310A4V70
入賞皆様おめでとうございます!
参加された皆様、読者の皆様、ありがとうございます!

そして寸評をしていただいたワイさま、ありがとうございます!
また参加させていただきたいと思います
よろしくおねがいいたします!
0313この名無しがすごい! (ワッチョイ 1f5f-IG1I)
垢版 |
2022/08/21(日) 22:17:40.99ID:Ma9OyTxD0
開催お疲れさまでした
0315この名無しがすごい! (ワッチョイ 1fba-Qxtz)
垢版 |
2022/08/21(日) 22:18:00.91ID:FEXbeW8s0
ワイさんお疲れ様でした!
0317この名無しがすごい! (ワッチョイ 1f5f-0Dp9)
垢版 |
2022/08/21(日) 22:18:26.45ID:NZCgOEBj0
おつかれさまです。初参加でしたが楽しめました!
0319この名無しがすごい! (ワッチョイ ff2c-dbST)
垢版 |
2022/08/21(日) 22:30:11.94ID:CWZbYBgW0
ワイさんお疲れ様でした〜。
89は設営型の直売所みたいなイメージでしたが、語っている側の事を書くのをすっかり忘れてました。
0320この名無しがすごい! (アークセー Sx73-oOo3)
垢版 |
2022/08/21(日) 22:38:04.67ID:khQVgZFbx
ワイさんお疲れ様でした。
初参加でしたが、最初から最後まで楽しかったです!
0321この名無しがすごい! (ワッチョイ ff95-dbST)
垢版 |
2022/08/21(日) 22:45:50.83ID:XpNa8WvR0
皆さんお疲れ様でした。
楽しかったです。
また参加させて頂きます。
0325ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-qb5s)
垢版 |
2022/08/22(月) 06:57:32.91ID:KV7Tihc30
>>205
ワイスレ杯のお題で書かれたものなのだろう!
正直、ナスビの一言はなくても話が成立する!
比喩であれば暈し過ぎて意味を成していない!

ワイスレの点数だと70程度!
ワイスレ杯作品だと選外になっていた!
今回は総じてレベルの高い回となった!(`・ω・´)おはよう、諸君!
0326ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-qb5s)
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2022/08/22(月) 07:03:45.71ID:KV7Tihc30
>>323
望む声が大きくなった頃に開催する!
多くの作者が時間ができる年末年始など!
あと実力の底上げを短期間で行うのは難しい!
開催を連発したとしても上位陣の顔触れは
あまり変わらないように思う!

半年あれば変動する!
今回、悔しい思いをした作者も上位を狙える!
地力をつけてワイスレ杯に挑んで貰いたい!
ワイの考え!(`・ω・´)
0327美世だが (アウアウウー Sa63-QCcU)
垢版 |
2022/08/22(月) 08:30:37.20ID:fEAehJoSa
>>325
まあ、わかってるだろうけど僕でした
ほぼ体験の組み合わせなので20分ぐらいで書いた
スルーされると思ったが評価ありがとう
0328この名無しがすごい! (ワッチョイ 9f01-tEjH)
垢版 |
2022/08/22(月) 08:32:37.18ID:Ovu3kyYY0
ワイ杯お疲れさまでした。
全55作に寸評つけるワイさんには、尊敬の一言しかありません。
ワイさんにとっては手慣れたものかもしないとはいえ、
かなりの時間と気力を要されたのではないでしょうか。

てなわけで、こんにょろ♪
わっちは、>>102>>131 を書きました、にょろ♪でした
第六十回ワイ杯てどんだけ続いてるんw
うへー拙作十一位とか、相も変わらずわっちは中途半端にょろ~

ワイさんもお元気そうでうれしいにょろ♪
毎日毎朝毎夕のレス、もう何年になるのかわかんけども
ルーティーン化して一日をうまく回してるにょろ? 羨ましいなー
美世さんがスレに居ついているのは意外にょろw
日本刀振り回すお姉ちゃん書いてた人だよね?

久しぶりに参加して楽しかったにょろ♪
2000文字だと下手に展開できるがために欲が出てムズイですな
たいへん勉強になったにょろ

ではでは機会があればまたいずれ、ばいにょろ~♪
0329この名無しがすごい! (ワッチョイ ff7d-Zbfz)
垢版 |
2022/08/22(月) 08:50:55.70ID:0Y76Ut9G0
>苦しい時の後ろ盾になるとワイは信じている!

ちょっと前のレスに書いたのですが6月頃に入院してて今が苦しいときでした
脳梗塞で障害が残るかと思ったのですがリハビリがうまく行ってます
言語機能についても色々心配していましたが今回の優勝が自信になります
まさに盾を得た気分です
あらためてありがとうございました
あるじゃーのん
0330ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-qb5s)
垢版 |
2022/08/22(月) 09:08:01.62ID:KV7Tihc30
>>328
ワイスレ杯は細々と始まった!
一桁の投稿数の時があった!
板を代表する祭りの隅っこで小さな屋台を出している気分になった!
いつしか参加者が増え、質も向上! プロの姿がちらほらと見られるようになると
人口爆発ではないが加速度的に全てが上昇した!
気付けば六十回! 作者と共に全力でワイも走ってきた!
未だ気力は衰えていない! ワイがいる限り、ワイスレ杯は続く! 祭りは終わらない!

>>329
苦しい経験が今回の作品を生み出したのかもしれない!
不気味だけではない! 凄みも宿っていた! 最後の終わり方が秀逸で暗い未来を想像させる!
今回の結果で作者には明るい未来になって欲しい! その可能性を見出せる作品であった!
おそらく長い間、ワイの心に留まる作品になるだろう!

最後に「頑張れ」とは云わない! 頑張っている者に対して失礼!
そのまま歩んで貰いたい! 君は後ろ盾を得た! 力強い一歩を踏み出すくらいの役には立つだろう!

さて、ワイも今日を力強く生きるとしよう!(`・ω・´)
0331美世だが (アウアウウー Sa63-QCcU)
垢版 |
2022/08/22(月) 11:57:10.44ID:RJA/RNpBa
今、サーフにいるんだが
男二人連れで足こぎポンプで大きな浮き輪を膨らまして何やってんだこいつら
あ、腐女子的な展開だろうか
0332ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-qb5s)
垢版 |
2022/08/22(月) 12:02:18.78ID:KV7Tihc30
同性のカップルかもしれない!

少し早いが蕎麦を茹でるとしよう!(`・ω・´)
0333美世だが (アウアウウー Sa63-QCcU)
垢版 |
2022/08/22(月) 12:02:59.00ID:RJA/RNpBa
ガタイの大きい方は念入りに全身に日焼け止め塗っとるわ
チビはめっちゃ荷物担いどる
ファミリーは見たことないアウトドアグッズ持ってるし
いやあ、夏の海はネタに困らんなぁ
0334ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-qb5s)
垢版 |
2022/08/22(月) 12:05:03.74ID:KV7Tihc30
カコとミライは封印されたのだろうか!

黒歴史であったか!(`・ω・´)ノシ 庭で茗荷を探す!
0335美世だが (アウアウウー Sa63-QCcU)
垢版 |
2022/08/22(月) 12:31:42.22ID:RJA/RNpBa
カコとミライは直接板に書いたから履歴を探さないといけないんだよね
そもそも(出会い)でなんか書けって無茶振りしてきたのあんたじゃん
0336美世だが (アウアウウー Sa63-QCcU)
垢版 |
2022/08/22(月) 12:34:27.74ID:RJA/RNpBa
結末は決まってるんだよ
切なくて苦いけど明るいやつだよ
よくあるだろ?
そこまで持っていく過程がめんどくさい
0337この名無しがすごい! (ワッチョイ 9f63-tEjH)
垢版 |
2022/08/22(月) 14:27:52.46ID:i7qVwAdE0
ワイさま、皆様、昨日はありがとうございました!

>>108を投稿したものです。お題を知った時なにもアイデアが浮かばず、
作品を投稿する一時間前まで今回は作品の鑑賞のつもりでしたが、
冷蔵庫のトマトをみて、また唐突にやる気がおき出来上がったのが上の作品です
分量は半分に圧縮しました。不注意や推敲の不足で誤字脱字等があり失礼いたしました。
自分の書いたものは未完成のものが多くPCの片隅で居心地がわるそうです。
集中力、やる気の維持も必要ですが、文章力と完成させる技術も課題でしょう。

ちなみに中年の女性は万引きです。昨今のスーパーではありえない成功例ですが、
表現が足りませんでした。防犯カメラやレジを素通りといった言葉を書いておいた方が
よかったかもです。それ以外にも全般的に表現が足りていなかったと思います。

またよろしいくお願いいたします!
0338この名無しがすごい! (ワッチョイ ffb0-tZ2H)
垢版 |
2022/08/22(月) 15:41:06.44ID:QwjhUS2z0
ワイ様、みな様、楽しいコンペをありがとうございました
>>111を投稿した者です
以下長文になりますが、これは負け惜しみではありません

トマトちゃんについて、いくつか感想を頂けたので嬉しく思っております
そもそも私がトマトちゃんのような奇妙な話を書くにあたって参考にしたといいますか、影響を受けたといいますか、パク…オマージュになっているかは分かりませんが
コンペの前日に「むらさきのスカートの女」という芥川賞を受賞した今村夏子著の作品を読んだことに端を発しまして
未読の方に配慮をして多くは語りませんが、この「むらさきのスカートの女」は一人称のようで、そうではないような不思議な書き方をしているのです
その作品を読んだあとだいぶモヤモヤ(良い意味)しまして、私なりに消化させたくて書いたのが「トマトちゃん」でした
結果、執筆中に私なりに考えをうまくまとめる事ができたので、とても充実した執筆体験となりました

さてトマトちゃんは幽霊だったのか、という意見いただきましたが、半分正解とだけ言っておきます
一応、答えにあたる導線はいくつか用意しているのですが、それを覆い隠すノイズがたくさん散りばめられているので、50余作品も読んでいれば気付くのは簡単ではないと思います
おっと、重ねて言いますが、これは全然負け惜しみではないのです

一度読み手に投げた作品は読み手の中で完成されていくものだと私は思っておりますので、もし書き手が思い描いた読書体験が歪んで伝わってしまったのだとしたら、修正すべきは著書内容です
今回は反省すべき点もしっかりと見出しましたので、私にとってはプラスになるばかりです
なので、仮に選外になったとしても、私はちっとも悔しくないのです

以上、長文になりましたが、それだけ楽しい時間を過ごせたと理解していただければ幸いです
本当にありがとうございました
0339ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-qb5s)
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2022/08/22(月) 17:20:52.54ID:KV7Tihc30
今日の執筆はここまでとしよう!

トマトちゃんの話を読み直してみた!
評価が変わる訳ではないが少し気になるところがあった!
最初のトマトちゃんの無反応や無視の態度が社会人となった主人公と重なる!
鏡の前でトマトを食べることで酸味が戻り、表情が変わった! その時、トマトちゃんは後ろにいた!
主人公はトマトちゃんに憑依されていたのだろうか! 嫌いなトマトの酸味の強さで元の自分を取り戻し、
抜け出たトマトちゃんが背後で笑っていたと考えることもできるのでは!

主人公を介して入れ替わった状態が何を指すのか!
どのような理屈でそのような現象が起きたのか!
そこまではわからない! やはり読み直しても内容を明確にすることはできなかった!
一レスの弊害なのだろうか! さて、精米を始めるとしよう!(`・ω・´)
0340ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-qb5s)
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2022/08/22(月) 18:25:24.98ID:KV7Tihc30
ふむ、入れ替わったのではなくて主人公の肉体に同居している感じか!
トマトちゃんは無口なので主人公に気づかれず、憑依していた!
主人公は主人格として意識を持っていたが表情はトマトちゃんが担当していた!
トマトの酸味で表情が戻り、同時に憑依していたトマトちゃんが肉体から抜け出した!

学校の頃のトマトちゃんは生きていた!
転向したあとで亡くなったのか! または生霊なのか!
憑依した状態となった! そのような感じか!

この読みも推測の域を出ない! やはり言葉が足りないように思う!(`・ω・´)ビールを飲む!
0341この名無しがすごい! (ワッチョイ ffb0-tZ2H)
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2022/08/22(月) 18:53:55.53ID:QwjhUS2z0
丁寧にありがとうございます
私の中では例の「むらさきのスカートの女」は実は推理モノなんだ!という見解に至りまして
稚拙なベールで包み込んだトマトちゃんもそのような気分で書いておりました
ただし、所謂ミステリのカテゴリに肩を並べられる内容でもないので、私が私の中の答えを口にしてしまえば、一気に陳腐化するということも自覚しているのです
なので、ワイ様があーでもないこーでもないと、そうした素振りを見せてくれるだけで私は浮かばれる思いです
読者への挑戦状みたいなことをやりたかったわけでもないので、私から明確な答えが出ることはありません(本当は答という言葉を使うことすら恐れ多いのです)
月並みな言葉でまとめさせていただくと、「読んだ方が納得できる考えが発見できればそれが答え」です
0342たかもり (ワッチョイ 7f69-dbST)
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2022/08/22(月) 19:29:41.95ID:LWMgOLN40
ワイさん皆さんお疲れ様でした。
私は3本出して2本入賞、しかも一目で見抜かれた一本が5位という、良作揃いのなか自分らしい作品で好成績を残せて大満足の結果でした。
それはさておき、選外になった作品について一言。
>>92のタイムマシンのやつです。
この作品はいわゆる「じゃがいも警察」をスイカに置き換えてネタにしたのですが、実はたぶん誰も気付かないであろう隠しオチを仕込んでありました。
もちろんじっくり読めば、特にじゃがいも警察な性分の方々ならそこが気になって仕方がないはず、というネタです。
55作品の中の1個ではまず無理だなと思ってましたが、もしワイさんがこれに気付いたらマジ尊敬するとも考えてました。
なのでワイさん、気が向いたら>>92をもいっかい読んでみてくだしゃんせ。

あと、この作品は某所でりーさんと交わした「スイカは野菜?」「うん」という会話で思いついたネタパクリです。
パクっておいて入賞しなかったのは申し訳ないけど、入賞しちゃったらそれはそれで問題なので、結果オーライということで。
0344ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-qb5s)
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2022/08/22(月) 19:49:36.48ID:KV7Tihc30
5522年?(`・ω・´)
0345ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-qb5s)
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2022/08/22(月) 19:51:45.67ID:KV7Tihc30
>西暦2220年にスイカが果物か野菜

現代の話ではなくて未来?(`・ω・´)
0347ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-qb5s)
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2022/08/22(月) 19:56:20.45ID:KV7Tihc30
気にならないのでもう少し飲む!(`・ω・´)ノシ
0348この名無しがすごい! (ワッチョイ 9f01-ymFH)
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2022/08/22(月) 21:05:35.25ID:dkmYoQ5f0
スイカは野菜っしょ。因みにメロンも野菜っしょ。
アフリカのどっかの國だったかなぁ、スイカは元々種を食す認識の食べ物だったとか、そうでないとか。
木になるものが果物、地を這う蔦から成るものが野菜、イメージ的にはそんな感じ。
0350ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-qb5s)
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2022/08/22(月) 21:37:19.04ID:KV7Tihc30
一言で云えばおもろないねん!(`・ω・´) 洋酒にするか!
0351美世だが (アウアウウー Sa63-QCcU)
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2022/08/22(月) 22:25:08.81ID:FuQCKuR+a
今日さ、友人の家にいって三歳児てごうてたんだ
そしたら仮面ライダーの真似をするんだよ
俺らの頃は「変身!」ていいながら両両腕を円月殺法みたいに回した後にとぉって飛ぶじゃんじゃん
今は全然違うwwww
なんか複雑な振りの後にベルトになんかさすwwwww
おもちゃの設計があってそれに合わせてストーリーを作ってるんだよとは言えない純粋さだったwwwww
それで思い出したんだが俺の息子
プロゲーマーのあいつだよ
今でこそ憮然としているが幼稚園児の頃は俺に相手してほしくて仕方なかった
んである日クタクタで帰ったら案の定まとわりてきた
まあ無下にするわけにも行かないので適当に相手してたら子供ってすぐそういう空気は読めるんだよな
んで、一計を案じたらしいんだよ
当時5LDK+バルコニーの一軒家にいたんだが和室のフスマを開けて隠れてから大声でで言うんだよ
「誰だ!って聞いて」って要求してきたの
だからいい加減な調子で誰だって言ったよね
そしたらあいつどうしたと思う?
ぱしーん
0352美世だが (アウアウウー Sa63-QCcU)
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2022/08/22(月) 22:28:50.74ID:FuQCKuR+a
とフスマを開けて
「隠密同心、左門寺右京!」だってwwwww
渋過ぎんだろwwwwww
まあ戦隊物のヒーローには違いないけどさwwwwww
せ戦隊物でセンターやってますってやかましわwwww
0353ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-qb5s)
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2022/08/22(月) 22:44:09.91ID:KV7Tihc30
美世君の話に登場するヒーローを全く知らない!

で、たかもり君の話なのだが、
そこまで過去にスイカの種を持ち込んで果実認定されると、
他の野菜や果実に分類されているものはどうなっているのだろうか、
と云う疑問を抱く! 何が最初に野菜や果実に認定されて、
どのような理由で峻別されたのか!

程々に酔っているのでこのまま寝る!(`・ω・´)おやすみ!
0354この名無しがすごい! (ワッチョイ ff02-qb5s)
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2022/08/22(月) 23:15:50.90ID:0WWpfWNB0
>>334
きっと慰労のためにも言ってくださったのだと思いますが、昨夜は自分には大変分に過ぎたお言葉をいただき、ほんとうにありがとうございました
実際の自分はダメダメですが、けれど、温かいお言葉を糧にがんばろうと思います

もう茗荷はないと思っていたのですが、今日6個見つけました^^
0356ワイ杯に間に合わなかった作品です。削ってません。 (ワッチョイ 9f01-dbST)
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2022/08/23(火) 02:34:07.53ID:oZx9UsgH0
難航すると思っていたワインの買い付けの交渉があっさり終わったので、日程がぽっかりとあいた。
帰国便を取り直すこともできたが、僕は少しゆっくりしたいと思った。
笑顔で握手を求めてき担当者のA氏にそのことを話すと、高速鉄道で2駅先の位置にある保養地を、教えてくれた。
旅行ガイドに載ったことがないほどにマイナーで、しかし風光は明媚を極める土地らしい。
焼き加減が絶品の鴨を出すが、外国人は絶対に泊めない宿があり、そこはA氏の名前を出せば問題がなく、秘蔵のワインまでつけてくれるそうだ。
それは素敵ですね、と笑顔を作りながら、僕は少しうんざりした。饗応という物事そのものに飽きていたからだ。
もし良ければ駅まで車を出しますよというA氏の申し出を謝絶しかけて、思い直す。今後の買い付けも考えると、人間関係は深めておいた方が良い。

車内では他愛のない会話をした。不況とか外国産の安価品の悪口とか、工業化に対する嫌悪とか。伝統的な手順にもとづいて仕事を丁寧にする高齢者は、大体似たようなことを話す。
だから僕はA氏を信頼のできる人だと思った。けど農場はもって25年だろう。

降車の直前に、A氏は思い出したように、鉄道は途中で下車しない方が良いですよ、と助言してくれた。今の時期は降りると酷いことになる、とも。僕は興味を惹かれた。

駅で新聞を買い、乗り込んだ車内で広げる。なるほど。トマト祭りか。今年で5回目。祭りとしての歴史は浅いが、毎年中々の盛況らしい。
スペイン発祥のトマト祭りは、世界各国で開催されている。が、時期や方式はまちまちで、ここも独自色を強く出している。
よじ登り用の柱に塗るのは石鹸ではなく生クリームだし、前夜祭では中央広場の噴水の水はワインに変わる。サーカスも来るし、開催は8月の最終週。
日曜日を除いた全ての曜日に、トマトが飛び交い、潰れる。A氏が今の時期と言った理由が分かった。今日、街に着いて改札を出たらトマトが飛んでくるかもしれない。
僕は行先を変更することにした。

「三沢か」「甲斐か」
列車に備え付けのトイレの前で、僕は甲斐と鉢合わせをした。高校を卒業してから実に30年ぶり。再会の場所が地球の裏を走る高速列車の車内とは。
一生会いたくなかった。トイレになど来なければよかった。これはこの国が悪い。車窓からの景色が壮大過ぎる。ビールだって飲み過ぎる羽目になるのだ。
0357この名無しがすごい! (ワッチョイ 9f01-dbST)
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2022/08/23(火) 02:35:42.79ID:oZx9UsgH0
甲斐とは中学からの同級生だった。僕らは四方を山に囲まれた、というよりゴルフ場の芝生にあいた穴みたいな小さな街で育ち、
街の中央を流れる川沿いをバスで進んだ先の中規模都市の高校に、どちらも進学した。もう1人、同じ通学バスで揺られた生徒がいる。美妻さんだった。
美妻さんの両親は農業を志して、穴みたいな街に越してきて、美妻さんも労働に駆り出されて、夏はこれでもかってくらい黒く日焼けしていたんだけど、
だからキャベツの畑から上体を起こして笑った時の歯の白さが、並びの良さが、今でも目に焼き付いている。
おやつ代わりのキュウリの浅漬けを、通学の行きかえりによくくれて、僕は浅漬けをバレンタインのチョコレートに脳内変換して、どきどきしながら受け取っていた。
甲斐は、だせえよ、と言って毎回拒否するが、結局食べていた。こいつはそういう男だ。素直じゃない。僕たちは高校でも同じ部活で美術部だったのだが、
僕は美妻さんの横顔をよく描いていたし、甲斐は浅漬けの野菜ばかりをデッサンしていた。
そして美妻さんは水泳部で、夏はいつも以上に日焼けしていた。

だからかな。美妻さんには夏を連想することが多い。きゅうりの浅漬けを咀嚼する時に、口腔で響いていた音。食感。蝉。

3年の夏の夕方に、甲斐と美妻さんが付き合っていることをしった。キュウリのハウスで美妻さんは甲斐に抱き着いていたし、甲斐は美妻さんにしゃぶりついていた。
水泳で鍛えられた肉体。肉体の凹凸。揉みしだく手の主は、甲斐。

……思い出したくないなあ。あの時の衝撃より、後で知った事実の気まずさを。甲斐と美妻さんは2年の冬から付き合っていたそうだ。きっかけはバレンタイン。
美妻さんは甲斐に、本命だよと言ってチョコレートを渡した。キュウリの浅漬けではなかった。

僕は傷ついて、油絵に熱中することでそれをやり過ごした。絵の中には、僕だけの美妻さんがいた。そして推薦を受けて芸大に進学。
紆余曲折を経て、つまり芸大から音大に鞍替えしてバンドデビューをして、海外ツアーで知り合った音楽関係者から、神話みたいな味のワインをたくさん教えてもらって、
活動を引退した今は、結局買い付け業者に落ち着いている。

無言で甲斐を押しのけて入ったトイレで放尿を済ませて一息ついた時、便器のたもとに黒革の財布を見つけた。
嫌な予感を感じつつも、つまみ上げ、開くと甲斐の免許証。これは何の呪いだ。

車内を探し、財布を届ける。甲斐は不機嫌な顔で受け取り、その顔のまま、席に戻る僕についてきて、あろうことか隣を占領した。
「お前の席、違うだろ」「確かめたいんだ。ここで会ったのも何かの縁だからな」
縁なんてごめんだ。えんがちょだ。でもそれなら……。
「こっちも、甲斐、お前にききたかったことがある。30年ずっとききたかった」

僕たちは顔を見合わせた。列車がカーブに差し掛かり、床が傾き、僕たちは慣性に抵抗しつつ、にらみ合う。
0358この名無しがすごい! (ワッチョイ 9f01-dbST)
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2022/08/23(火) 02:37:34.63ID:oZx9UsgH0
「どうして美妻さんと別れた?」「何で芸大やめたんだ?」僕たちは同時に切り出し、同じタイミングできょとんとした。
「別れるなら初めから付き合わなければ良かったじゃないか」「芸大中退するなら推薦枠つかうなよ」
言い足しも双子みたいにぴったり。これは何の冗談だろう?

……この後の会話で判明したこと。甲斐は推薦枠を希望していた。美術の先生からは内々の許可を得ていたが、結局僕が取ってしまい、
しかし画才をかんがみるとあきらめるしかなく、けれど諦めきれず、浪人して絵の道に進もうとする中で、美妻さんは先に進学し、大学に恋人を作り甲斐をふった。
この時には水泳もやめていて、楚々としたお嬢さんになっていたそうだ。甲斐は結局芸大には受からず、専門学校に進み、現在は画商の仕事をしている。

絵についての情熱は、こいつは30年経っても消えなかったらしい。僕は嫉妬を覚えた。でも、怒りが列車の冷房に気化していくのも、分ってしまった。

「で、今は仕事何してんだよ? 有名人」
「ワインの買い付けやってる。三ツ星にも卸してて結構顔が利くから、僕の名前を言えば安くしてくれるよ」
ああ。僕はA氏みたいなことを言ってる。気まずさを覚えて何となく肩をすくめる僕に、甲斐は目をすがめる。
「絵もギターも才能あって、ちゃんと有名なって、結局ワインか」「落ち着いたのはそこだけど、活動がなかったらうまくできなかったよ。この仕事は」
応える僕を、10秒ほどにらんで、はあ、と甲斐が溜息をついた時、列車が減速を開始。トマト祭りの街に到着のアナウンスが流れた。

僕たちは同じドアを通って列車を降りた。改札を通る直前に、甲斐は僕の肩をつかんで振り向かせ、
「なあ。三沢」と凄んできた。
こいつは画商というよりも、ヤクザだ。それくらいの迫力がある。
「何だよ」「トマト祭りだろ。ちょうど今やってる時間だ。中央広場で、やり合おうぜ」
一瞬、意味が分からなかったが、すぐに得心して、僕は鼻から息を吸った。駅構内だけど、もうトマトの匂いがする。生臭く、青臭く、どろりとした臭いだ。
「僕たちはお互いに恨んでいる」「そうだ。30年も恨んできたんだ。しかも、似てるんだぜこの街は」
「何が?」「山に囲まれてる。俺たちの街にそっくりだ」
甲斐は笑い、僕もつられた。これも何かの縁なのだろう。地球の裏で30年ぶりに再会。しかも故郷に似た街で。

……ふと、錯覚を覚えた。本当は、日本には高校三年生の僕がいるんじゃないか。絵に打ち込んで、というより逃避する僕。
そんな僕を遠目に眺めながら、推薦枠が埋まったことを担任に宣告されて絶望する甲斐。プールでしぶきをあげながらクロールする美妻さん。
時間も場所も遠すぎるからこそ抱いた錯覚に、くすぐったさを覚えながら、僕は同意する。
「そうだな。中央広場まで歩いたらお互いトマトまみれだけど、でもそれがいい」
「だろ? さすが……」
 言いかけて、甲斐は口をつぐんだ。さすが親友と言いかけたんだろうな。 僕は甲斐から旧友から顔を背けて、そのまま改札に向かった。
 中央広場でお互いにトマトをぶつけ合う。怨念を、鬱憤を、嫉妬を、晴らす。
その後、この男の関係はどうなるのだろうか。まあ、終わったら考えよう。
0359この名無しがすごい! (ワッチョイ 9f01-Qq7H)
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2022/08/23(火) 02:59:38.36ID:oZx9UsgH0
投稿してから誤字に気付いて愕然とするこの感覚。懐かしい。
遅ればせながら皆様お疲れ様でした。
入選、選外に関わらず心を動かされた作品がいくつもありました。
0360ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 7f2f-qb5s)
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2022/08/23(火) 06:08:09.67ID:NvpMmD480
>>356-358
句読点の打ち方が独特で少し目に付いた!
長い話になる程に気にならなくなるのだろう!
淡々とした書き方なので三人称のような感覚で読んだ!
時に冗長気味の一文が挟まることで一人称に引き戻される!
作者は単調な文章や定型句を嫌っているように見える!
風光明媚を分けたところで何となく感じるものがあった!
読ませる内容で偶然の出会いから過去が紐解かれる!
三者三様の小さな物語があり、どれも熟れていないトマトのように青臭く、
それでいて爽やかな場面が頭に浮かぶ! 容姿については十分と云えず、
辛うじて美妻が及第点といったところか!
三人称で書いてもいいように思った! が、ラノベの主流は一人称!
作者が目指しているものかはわからないが、一人称の書き方に慣れることは悪くない!

一レスに収まっていないのでワイスレ杯の例えは控える!
ワイスレへ送られた評価文章では72点相当!
推敲を重ねた結果なのか! 引っ掛かる箇所はなかった!(`・ω・´)佳作と云える!
0362ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 7f2f-qb5s)
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2022/08/23(火) 07:21:54.24ID:NvpMmD480
なるほど、wikiiを滅多に見ないワイにはわからないオチになっていた!
作家は作品の中でどのような嘘を吐いてもいい、と云う点に関しては素直に頷けない!
嘘を吐く意味が求められる! 効果のない嘘は知識不足と取られ兼ねない!

作中の嘘は条件による!(`・ω・´)トマトちゃんは考える楽しさがあった! その点の違いは大きい!
0363ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 7f2f-qb5s)
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2022/08/23(火) 07:22:38.77ID:NvpMmD480
wikiであった!(`・ω・´)朝ごはんにしよう!
0364この名無しがすごい! (ワッチョイ 9f01-Qq7H)
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2022/08/23(火) 08:42:16.51ID:oZx9UsgH0
>>360ありがとうございます。いわゆるブレインフォグってやつで
文章作成能力が落ちてまして、はい。
一人称はひたすら書いてきたのですが、
ワイ坏のために筆を取ろうとした時に、
先を読みたくない文章と、健康でまともだった頃の作品に、
なろうで酷評を受けまして。
そんな感想よこしてきた酷い人のブクマ先の文章を見てみると、
総じて句読点というものがほとんどないではありませんか。
そこらへんを意識しちゃってるんだなあ。
あと、調子が悪いと文章長くなる癖がありますね俺。
ワクチン4回目でずたぼろの勅使河原作者でした。

流行り病にはワイさんもお気をつけ下さいね。ではでは。
0365ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 7f2f-qb5s)
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2022/08/23(火) 08:59:54.35ID:NvpMmD480
三レスに要した時間は相当なものなのだろう!
文章は精緻でいて強固! 揺るぎない自分の文章が表現できていたように思う!
遅々とした歩みであっても着実に進んでいる! 文章が雄弁に物語る!

これからも充実した人生を歩んで貰いたい!(`・ω・´)さて、続きをやるとしよう!
0372美世だが (アウアウウー Sa63-QCcU)
垢版 |
2022/08/23(火) 13:26:28.45ID:ecc/Jhsca
ハードは色々だが回線は基本的にau電話
ワイマックスに変えた法がお得なのはわかってるけどめんどくさくてなぁなぁだな
通信の関係で変えたくない理由もあるし
0373美世だが (アウアウウー Sa63-QCcU)
垢版 |
2022/08/23(火) 14:05:57.53ID:ecc/Jhsca
最近見つけた海辺の商店街
老舗の醤油蔵があった
嘉永三年、つまり1850年創業らしい
信長も生まれてねえwwwww
そう言ったらお姉さんわかんなくてすごい困ってた
でもさ、お姉さん小上がりの座敷に正座して指物を前にレジしてんだよ
すごい黒い木製の引き出しあけておつりをじゃらじゃらすんの
おいwwwwww
あんたのスキルと立場貴重すぎんぞwwwww
でも話した雰囲気では全然わかってねえwwwww
家を出たいんだって
多分東京とかに憧れてんじゃねーのwwwwwしらんけどやめとけや家業継げwwww
凄い立派な通り庭もあるし使い古した巨大桶の乱立
そして見事な坪庭
何の不満があるwwwww
まあ、若い子にはわからないか
ワカチコワカチコってやかましわwwwwっうぇうぇ
0374ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 7f2f-qb5s)
垢版 |
2022/08/23(火) 15:16:35.25ID:NvpMmD480
ふむ、酔っ払いの戯言か!
カコとミライの続きが投稿されたのかと思ったがそんなことはなかった!

仕事に戻る!(`・ω・´)
0375この名無しがすごい! (ワッチョイ ff02-8PVK)
垢版 |
2022/08/23(火) 22:03:00.40ID:nKTmvydM0
>>364
てっしーさん、よかった…
お身体の具合が悪いのではとすごく心配してました
作品、すごいですね!
ワイさんがおっしゃるように精緻で大人の文章
自分はこんなのは絶対書けないです
やはりてっしーさんは天才…
実は今、熱があって(これはもしや汗)ちゃんと文章になりませんので、もう少ししましたらゆっこちゃんのもお書きしますね
もう少しお待ちくださいね(涙)
でも、ほんとうによかったです!
0376勅使河原作者 ◆4k5NNpfr4Q (ワッチョイ 9f01-dbST)
垢版 |
2022/08/23(火) 22:53:33.70ID:pJ3I8cLw0
>>375
えええええ……!!!!
遥さん、お大事になさってください。救急車をいつでも呼べるようにして、できれば検査キットで。
ちなみに俺はザ・ブレインフォグで、へろへろです。事象の認識能力を解像度としたら、
以前は720ピクセルで脳に届いていたものが、180ピクセルくらいの
ほぼモザイク。何も考えれないし、考えつかないし、頭がめっちゃ悪くなってしまったと
知人に愚痴ったら、
「前の勅使河原さんは頭が良すぎて何言ってるのか全然わかんなかった。今は丁度いいか
分からないけど、何言ってるのか分かんないのは変わんないから、
別にいいんじゃない」と言われました。絶望!!!!!!
という感じです。ワイさんは別方面で目を通してくださってると思いますが、なろうの方に、
『青臭い果肉・抽象』というタイトルで、
ここに投下したのを三人称に改稿・流れが乱暴だった部分を加筆したのを発表したので、
熱が下がられましたら、ぜひ。
あと、ここに投下したのは60時間かかってます。お題の発表の日から、テーマが何となく頭にあって、
夏野菜に、そりゃあ小道具に野菜だせば何でも書けるじゃん、と思いつつ、
でもそういうのだったら入賞もせんし、そもそも執筆の気力が沸かんしなあ、と思い、つまり夏野菜というのは夏に関わる必然性があるべきで、
必然性というものは人間のかかわり方、または状況から生まれる。
とても大切なものが生まれるか、または失われるか。その両方だと物語的な起伏になるし、
心も動きやすい。
野菜は冷蔵庫にあるものより、感情というどうしようもない代物に共鳴する状態がいい。
つまり冷えてない。ぼてっとしていて、噛むと生暖かく、ぐちゃりと潰れて、そして青臭い。
エピソードとしてあてはまるのは、挫折。
リベンジものは最近の流行りだけど、別にリベンジする必要はなくて、立ち上がる強さの方が
個人的にテンション上がるし、流行り病で大変だから、
やっぱりそっちの方がいい。と、思いながらためしがきをしました。300字に6時間。
うげえ。ここまで脳の処理能力落ちてるとは。絶望!!!!!
で、挫折からのリベンジはともかく、夏野菜が映えるのはイベントで、やっぱりトマト祭りかなと。
はじめはスペインを舞台にバーではちあわせて、去る三沢の手を甲斐がつかむという、
酒と哀愁的な感じにしたく、めちゃくちゃ時間をかけたのですが、
どうもこれでは勢いがない。一晩休んで水着に着替えてサングラス姿でトマトでびちゃびちゃに
なりながら、広場でお互いに歯をむき出して笑い、
トマトを振りかぶる。シュールで好きだけどこれはギャグだ。青臭い感がどたばたギャグに
なってしまう。
書き直し。ワードで文字数を確かめながら打ちに打ち、結局別の土地の方がやりやすいと
結論。(モデルって概念大事ですよね)
で、なろうのフォントの方でも打とうかなと、開いたら酷評が届いていて、撃沈しました。
徹夜の執筆が続いていたので、順位発表の日はよく眠りました。
で、遥さん。俺は遥さんの入賞に感動し、また奮起して、断片をつなげ、整え、そして今日
投下したのですよ。
聞こえませんか? 『釈迦に説法だよ空気読めねえなあ』という冷めた罵声が。俺は聞こえます
実際そうですが、こういうのを書くにはこういう思考をしてると、把握していただければ、
遥さんなら、ちゃちゃっと書けると信じてますよ。
能ある鷹は爪隠す的な、実力不可視マジックの使い手が、遥さんだと思っています。実際そうです。
あと、こんな廃人状態でも、めちゃくちゃ時間かけた作品が、72点評価は本当に嬉しかったです。
自己肯定感アップ! でもこの肯定感は、再チャレンジは結局遥さんの作品がきっかけ!!!そこんとこ忘れないでくださいね。ではでは。重ね重ね、お大事になさって下さいね。
0377美世だが (アウアウウー Sa63-QCcU)
垢版 |
2022/08/24(水) 02:28:49.33ID:YfjzKyNZa
俺が自分のバイクで走り出した話は何回かしたよな
諸事情で売っちゃったけどさ
そんときは涙が出たよ
俺が涙ぐんでたら
「必ずいいオーナー見つけますよ」
って店員が言ってくれてすげー救われた
まあホンダのGBクラブマンて言うんだけどさ
俺の傷だから情報も見たくなくて知らん顔してたけどさ
なんか傷も浅くなってきたし最近検索してみたんだよ
そしたらさ
新車で35万ぐらいだったのに中古が70万越えwwwwwwちょwwwwww
俺、彼を泣く泣く手放した時は5万ぐらいだったのにwwwwww
波田陽区にズバッと斬られた感じww
ww
あの時耐えて手放してなければ辛くもなかったのにー、残念!
あんたにはクラブには縁がありませんでしたねってやかましわwwwwww
0378美世だが (アウアウウー Sa63-QCcU)
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2022/08/24(水) 02:50:11.62ID:YfjzKyNZa
今俺が欲しいのはやはりホンダのホーネットって言うんだけどさ
最近はエンジンの性能が上がってニーハン程度なら単騎とか二本でも十分回るしトルクもある
けどホーネットの並列4気筒の上に集合マフラーであのコンパクトさにして19000rpsは現在では絶滅している
いや現在のバイクはいいんだよ
技術も昔とは違って格段に上がってる
だから並列4気筒とか90度Vツインとか必要がないと判断されたんだろうな
でもさ
今のエンジンはトゲがないんだよ
要するにおもんない
クラッチ切らなくてもギヤが入る
バイクの機嫌が悪くなって炎天下でキックを踏み続ける事もない
工具を積んでおかないと不安
そういうのが一切無いんだ
だから逆に不満なんだ
0380ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 7f2f-qb5s)
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2022/08/24(水) 06:09:02.54ID:NIYDS8Qu0
人生、悲喜こもごも!
誰にでも辛い時はある! 他人に理解できない苦しみもある!
自分一人で立ち向かうしかない! わかっていても立ち止まってしまうことがある!
そのような時は立ち止まって見えるものを心に刻み付ければよい!
歩き始めたあとで財産になるかもしれない! ワイならば自作のネタとして使う!

人は歩き、時に走り、立ち止まる! 禍福は糾える縄の如し、と達観はしたくない!
全てを背負い、何かに使う! 全てを前身の為の糧にする!
全ての人がそうとは云わないが、苦しい時を乗り越えたことで何かしらの自信を得ることはあるだろう!

全てを受け入れた時、また違う感情が芽生える!
新しい自分に出会いたくてワイは今日も己の畑に多種多様の種を撒く!

さて、今日も張り切って書くとしよう!(`・ω・´)
0381ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 7f2f-qb5s)
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2022/08/24(水) 06:12:12.38ID:NIYDS8Qu0
前身は前進で!(`・ω・´)これもまたワイである! 冷やしたハブ茶を飲むか!
0383ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 7f2f-qb5s)
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2022/08/24(水) 11:38:29.86ID:NIYDS8Qu0
ふむ、石子と羽男の視聴率に対して異議あり、と云うことなのだろう!
ワイは観ていないので特に感想はないが、有村架純のノーブラ疑惑にはピクリとなった!

ちょっと出かける! 外食になるかもしれない!(`・ω・´)
0385ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 7f2f-qb5s)
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2022/08/24(水) 14:43:03.08ID:NIYDS8Qu0
只今、帰宅!

朝昼晩の三回に分けて投稿したとして何日、続けられるのだろうか!
ストックが少なく、一週間程度で途切れるのであれば一日の回数を抑えて日数重視の方がいいかもしれない!
あと朝昼晩の三回にしてもいつの時間にするのか! 多くの作者が考える時間帯は過密状態となり、
目立たない可能性が大! あとネットの検索によれば深夜帯に読む者がそこそこいるらしい! 午前零時から五時の間!

実際のところ、投稿してみないとわからない!
タイトルや粗筋で詰まらないと思われれば時間帯に関係なく、
期待した数は得られないだろう! その点も考慮してまずは挑戦して貰いたい!

ワイの考え!(`・ω・´)
0386美世だが (アウアウウー Sa63-QCcU)
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2022/08/24(水) 21:07:58.34ID:PofI76t3a
俺さ、歳相応の彼女が欲しいんだよ
30後半から40前半ぐらいの
でもその層には持てないwwww
今日も飲み屋で知り合った25の女に誕生日一緒にいてくれって言われたwwwwちょwwww何でだよwwwww俺の見た目わかってんだろwwwww
まあ、そういうならちょっと豪華なホテル用意するけどさ
何で俺なんだよって聞いたらなんて言ったと思う?
優しくて体を触ってこないからwwwwww
理想低いwwwwww触られるのが標準なのかよwwwwうぇっうぇ
確かにスタイル良くて触りたくはなるわな
じゃあ誕生日会の後は触っていいの?って聞いたらさ
絶対ダメですだってwwwwww
ちょwwwwww判断が難しいwwwww
9月9日(金)が誕生日なので部屋を予約するwwww
女の子タクシーで帰らせて一人で泊まる結果になるかも知れないけどなwwwww
タクシーに手をあーげーてージョージの店までってやかましわwwwwww
0387美世だが (アウアウウー Sa63-QCcU)
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2022/08/24(水) 21:16:54.57ID:PofI76t3a
ラインの音が鳴ったからワクワクしながら見てみたらキッコーマンの時短レシピだったwwwwwww
落ち着けおっさんwwwwwww
気持ちは拮抗マンだってやかましわwwwww
0388ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 7f2f-qb5s)
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2022/08/24(水) 22:04:23.38ID:NIYDS8Qu0
金持ちネタか!
では、ここでワイの幼少時の話をしよう!
ワイが小学生の頃、スイミングクラブに通っていた!
級が上がってかなりのところまで行ったが引っ越してやめることとなった!
その関係でワイが泳げるようになったのは習い事のおかげと思っていた!
しかし違った! 母親の話によるとワイは三才の頃から泳げるようになっていたらしい!
練習場所はスイミングクラブではない! プリンスホテルの屋上に設置されているプールだった!
二十五メートルで水深は浅い! そこでワイは母親によって泳ぎを教えられたらしい!
限られた人間しか利用できない場所なので貸し切り状態でクロールと平泳ぎを仕込まれたと云う!

ワイ自身、全く覚えていない! 今でもプリンスホテルはある!
宿泊目的で行くことはないが! 今でも屋上のプールはあるのだろうか!(`・ω・´)嘱託医の祖父の関係で自由に出入りができたらしい!
0389ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 7f2f-qb5s)
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2022/08/24(水) 23:07:38.09ID:NIYDS8Qu0
さすがに酔った!
森繫久彌の話はしなくてもいいか!

寝る!(`・ω・´)ノシ おやすみ!
0390美世だが (アウアウウー Sa63-QCcU)
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2022/08/24(水) 23:14:17.29ID:z7x3onaUa
品プリだろうか
今、あそこはアミューズメントみたいになってて軽い遊園地みたいなのもあるし
水族館でカクテルも飲めるからな
0391美世だが (アウアウウー Sa63-QCcU)
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2022/08/24(水) 23:17:31.93ID:z7x3onaUa
けどあんな東京のド中心にある高名なホテルなのにメインタワーの部屋が12000円ぐらいで泊まれるから驚きだ
0393美世だが (アウアウウー Sa63-QCcU)
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2022/08/24(水) 23:32:51.66ID:z7x3onaUa
バニラさんの話はしたっけ
東京在住のビジネスパートナーなんだけど
俺に電話をかけてきたときに、ちょうどバニラの街宣車が通ったんだよ
結構重要な話してたけどのにさ
バーニラバニラバーニラバニラでアルバイト!
バーニラバニラバーニラバニラで高収入!
って大音響で聞こえたの
本人も困っててさ、会話の中に
「バニラうるせえな」
とか挟んで来てて明らかに困ってんのよwww
悪いけど笑っちゃったwwwww
俺に対して失礼だと思ったんだろうけどさ、俺は面白かったwwww
言わないけど彼はバニラさんだ
0395ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 7f2f-qb5s)
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2022/08/25(木) 06:10:25.81ID:bWA4fN1X0
おはよう、諸君!

今日は寒さで目が覚めた! 昨晩は十一時半に寝たのだが眠気はない!
部屋の明かりを点けると寝床近くにヤモリがいた! 捕まえる気はない!
そのまま無視して洗顔を済ませた! もちろん外にもいる!
夜の九時を過ぎた頃、網戸や窓に白い腹を見せたヤモリが張り付いている!
光に引き寄せられる虫を待っていて落ち着きなく動き回る!
漢字で書くと家守! 縁起が良いとされていて金運や幸運を授けてくれると云われている!
ワイの家では主に害虫駆除係に徹している! 「宝くじ、競輪、競艇、競馬」をしないので金運を確かめる機会がない!

今日も運を当てにしないで執筆に励むと、うむ、部屋の壁にヤモリが張り付いている! 白い珪藻土なので見つけ難い!
ひょっとして今日のワイは運が良いのかも! 突然、大きな仕事が舞い込む、なんてことがあるのだろうか!
夢見がちな気分で執筆を始めよう!(`・ω・´)
0396美世だが (アウアウウー Sa63-QCcU)
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2022/08/25(木) 06:53:53.25ID:RzvBA9Iua
昔住んでた家では鬼蜘蛛を放置してたな
夕方にヘキサゴンかオクタゴンぐらいの巣を作り始めて朝になったら露が積もってキラキラと美しいんだ
家の中に入ってきて巣を作る事もあったんだが、嫁に言うと駆除しろって言われちゃうんでバレるまではハラハラしながら見守ってたな
0397ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 7f2f-qb5s)
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2022/08/25(木) 07:03:49.68ID:bWA4fN1X0
上の書き込みを目にした途端、頭の中に津軽三味線と張り上げる声が聞こえてくる!

帰って来いよ〜帰って来いよ〜帰ってこ〜いよ〜♪

美世君の話によれば潮干狩りの時には帰ってくるらしい!(`・ω・´)その後、なんの潮を吹かせるのやら! コーヒーを淹れる!
0398美世だが (アウアウウー Sa63-QCcU)
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2022/08/25(木) 07:14:05.02ID:RzvBA9Iua
離婚してからはなぜか毎年連休あたりで一緒に潮干狩りに行ってたな
出不精のアウトドア嫌いの割には潮干狩りは嫌がらなかった
編み物が好きだったし、黙々と細かい作業をするのが好きだったようだったわ
0400美世だが (アウアウウー Sa63-QCcU)
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2022/08/25(木) 07:35:55.50ID:RzvBA9Iua
昨日の22時ぐらいにカンナから連絡が来た
最後に会ったのが去年の10月だから11ヶ月ぶりだ
コロナにかかったって話を最後に連絡が途切れたんでむちゃくちゃ心配してた
○○区で22歳の女性は亡くなってないかって問い合わせて変態扱いもされた
けど連絡が来て安心したと同時に怒りがこみ上げてきて「何で連絡しなかったんだよ」って怒号をあげたんだよ
そしたらなんて言ったと思う?
電話を2回無くして2回コロナにかかっただってwwwwちょwwwwwwドジっ子にもほどがあるだろwwwwww
俺が携帯無くした時は迅速かつあらゆる場所に電話かけてタクシー会社から探し出してくれたのにwwwww
何で自分はダメなんだよwwww
2進法の数えかたを教えたら3分でマスターしたのにwwwww
まあ、なんにしても嬉しかった
幸せってこういうのを言うんだ
0401ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 7f2f-qb5s)
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2022/08/25(木) 07:48:50.44ID:bWA4fN1X0
ワイも先日、小さな幸せを嚙み締めた!
料理を多く作り過ぎる傾向がある!
サランラップやクレラップの出番となる!
その時はサランラップを選んだ! 取り出そうとして目を落とすと、切れ端が見えない!
嫌な予感がした! 細長い箱状の蓋に当たる部分をそろそろと開ける!
芯のようなところに僅かな切れ目を発見! 剥がすのに失敗すると無駄な量を消費することになる!
深爪気味の指でカリカリと掻く! 一本の縦線としてはっきりするまで根気よく掻く!
あとは摘まんで切れないように剥がしてゆく! ワイは遣り遂げた! 一切、無駄にすることなく、
剥がしたラップを使って小鉢に収めた煮物を覆う! じんわりと幸せを噛み締めた!

彼女のおっぱいを適当に揉んでも幸せなのだが!(`・ω・´)人前でするとあとが怖い! 何事も程々に!
0404ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (JP 0H8f-qb5s)
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2022/08/25(木) 15:53:59.06ID:bWA4fN1XH
オッケー!(`・ω・´)b
0405ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (JP 0H8f-qb5s)
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2022/08/25(木) 18:22:58.89ID:bWA4fN1XH
今日は低温処理した鶏肉を食べる!
見た目は生だがいけるはず!

いけるはず!(`・ω・´)
0406美世だが (JP 0H63-QCcU)
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2022/08/25(木) 18:36:26.43ID:D+QMEFwiH
危なくね?
生でもいいんだけどバーナーで表面だけ焦がしたほうがいいよ
常温の鶏肉だと中まで煮えちゃうんで俺は冷凍してからあぶって融けるまで待つか、半冷凍のままジャリジャリ押し切る
0407ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 7f2f-qb5s)
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2022/08/25(木) 19:56:27.12ID:bWA4fN1X0
いけた!(`・ω・´)生姜醤油がよく合う!
0408ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 7f2f-qb5s)
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2022/08/26(金) 05:39:20.13ID:2XQmokvB0
おはよう、諸君!

なろうデビューを果たし、その成果は!
気になるがワイの仕事に専念しよう!

さて、やるか! その前にコーヒーを淹れる!(`・ω・´)
0409美世だが (アウアウウー Sa63-QCcU)
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2022/08/26(金) 12:34:39.79ID:PtOLskWKa
はい、聖獣のおっちゃん来ましたー
昨夜ね、前に俺があげたチェーンつきの時計を後生大事に持ってる女の子がいたんだ
「これ大事につかってますー、時間はずれないし友達にも自慢してますー」
だって、あんまり覚えてないんだけど
まあ、普通には売ってないから珍しいんだろな
そう説明すれば金の懐中時計か?なんて思うだろ
ピンクのナースウォッチ3000円wwwwww
ネタでちょいちょい持ち歩いてるやつだ
だいたいあげちゃうんだけどな
何処の誰にあげたかはあんまり覚えていない
占いしてあげるから手を出してみ? とか言いながらぐっと身を寄せて手首を握ってから時計を添えながら脈拍測るんだよ
そしたらどうなると思う?
だいたいは脈拍が下がるwwwwwwwちょwwww時計がおかしいwwww
いいえ時計は正確です
脈無しですねってやかましわwwwwww
0410美世だが (アウアウウー Sa63-QCcU)
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2022/08/26(金) 12:54:41.93ID:PtOLskWKa
まあ、何処の誰だかわからないとは言うが
その店側では女の子が俺のお気に入りって認定されてて俺が行けば出動要請がかかるわけだ
他の客の相手してても10分ぐらいでエントリーしてくる
俺は女の子にも好きな酒を飲ませるから店側もしみったれた客からは女の子をひっぺがすんだよ
もちろん俺以上に景気のいい客に着いてたらなかなか来ない
そういう場合は新人の子をガンガン飲ませて口説いて競争心を煽る
まあそれでも俺程度の財力で釣れん事はあるけどな
0412ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 7f2f-qb5s)
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2022/08/26(金) 15:14:00.09ID:2XQmokvB0
半裸待機!(`・ω・´)
0413ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 7f2f-qb5s)
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2022/08/26(金) 17:32:33.34ID:2XQmokvB0
いつまでも下半身を剥き出しにしている訳にはいかない!
今日の執筆はここまでにしてムカゴご飯を作るか!
豚の生姜焼きと茗荷を使った酢の物を作ろう!
お吸い物にはどんこが欠かせない! 庭に自生している三つ葉を入れよう!

さて、やるか! まずは冷えたビールを飲む!(`・ω・´)
0414美世だが (アウアウウー Sa63-QCcU)
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2022/08/26(金) 17:52:29.32ID:z6IxdZ/ra
ムカゴ採るなら長芋を庭の端にでも植えておくといいぞ
食べ残しの端切れでいい
2年目か3年目には1kgぐらいは取れる
0415ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 7f2f-qb5s)
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2022/08/26(金) 21:47:25.00ID:2XQmokvB0
我が家の庭のムカゴなのだが!
以前に書き込んだ内容を忘れたのだろうか!

少し早いが寝るとしよう!(`・ω・´)
0416ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 822f-hr9C)
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2022/08/27(土) 06:01:40.18ID:4BPMLots0
おはよう、諸君!

え、なに? なんでこんなに?
と軽く戸惑うくらいに寒い!
早々とコーヒーを淹れた!

今日は午前中に執筆! 午後は用事で他県にいく!(`・ω・´)朝から飛ばす!
0417美世だが (アウアウウー Sa85-Hr0/)
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2022/08/27(土) 10:29:19.30ID:vLw/s7xaa
昨日の夜からさ、何回か来たことがあるビーチでキャンプしてたんだ
で、焚き火で料理したりチャプチャプしたり、対岸の夜景を眺めたりしてたんだ
んでテントで寝て6時ごろに起きて朝飯作るかって思ったらさ
食料が荒らされてるwwwww
カットわかめ
干し椎茸
こごり豆腐
味噌
レトルトのクラムチャウダー
缶詰めは引きずられただけ
そして一番痛かったのがノグソ用ティッシュが全部引っ張りだされてたwwwwwちょwwwwえなんでだよwwww
美味しい匂いでもすんのかよwwww
あと忘れてたんだけど、今日さ
新月の大潮wwwwwww
帰り道がどっぱんどっぱん波打ってるwwwww
仕方がねぇから食材かき集めて飯食いながら待ってるけどさ
12時に約束があるwwwwww
ここから2時間wwwww
海が満ちてるから遅れるってなんだよそりゃwwwww意味不明wwっうぇうぇめんどくさいならハッキリそう言ってって言われること必至wwwwww
必死で向かいますってやかましわwwwww
0419ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 822f-hr9C)
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2022/08/27(土) 10:46:18.84ID:4BPMLots0
小説の材料を蓄えるだけで作品として一向に利用しない!
中には旬を逃して鮮度を失い、傷んだものもあるのでは!

少し早いが出掛ける!(`・ω・´)ノシ
0420美世だが (アウアウウー Sa85-Hr0/)
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2022/08/27(土) 12:03:42.50ID:iBIEkYOAa
やっと海岸を脱出して近くのホテルで温泉入って着替えて髪を乾かしたんだよ
何回も電話するけど全然出ない
ラインで事情を話してあと1時間半で着くからって多少時間をサバ読んで打ったらさ
友達呼び出してイタリアン食べるからもういいよ、あ、支払いには来てね
だってwwwwwww
エスプレッソかなんか飲みながら財布の到着を待つらしいwwwww
俺もお腹空いてんだけどwwwww
これは確実にチャオってやかましわwwwww
0422この名無しがすごい! (ワッチョイ 027d-SvMG)
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2022/08/27(土) 12:25:39.63ID:OIesnE5/0
むかし西穂に登ったとき独標を登り切った岩の間に野糞があった
あのガッカリ感はハンパない
野糞する方は気持ちいいだろうさ
なんたって穂高連峰が一望なんだからな
でもちったあ後から来るもんのことを考えろって話だよ
0423この名無しがすごい! (ワッチョイ 027d-SvMG)
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2022/08/27(土) 12:47:52.24ID:OIesnE5/0
きっと独標に登りきるまでウンコ我慢したんだろうな
雉撃ちとか花摘みなんてレベルじゃなくて頂上の岩の間だからまず確信犯
それにしてもちょうど人の切れる短時間での犯行
そのクソのキレのよさは正直羨ましいわw
0427この名無しがすごい! (ワッチョイ b17f-7jXZ)
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2022/08/27(土) 14:14:00.20ID:E2HNuw2h0
昔、近所に霊山と呼ばれる山があって入山が規制されていた
ここはそこそこ有名で決して一般人は入っていけないんだが、
地元の住民しかも子供だけ。小学6年生のときに山頂まで連れて行ってもらえた
まぁ学校行事の遠足に組み込まれていたんだが、先導する山伏みたいなおっさんが
「ここは神聖なので道にはゴミひとつ落ちてないように掃除してるから絶対汚さないように」
と言って注意し登って行ったのだが、途中の道にとんでもなくでかく野太いウンコが落ちてた
山伏のおっさんに「あれは?」と聞くと山伏がひとこと「あれは……天狗の仕業じゃああ!!!」
なお山頂の神社に普通にウォシュレット式洗浄トイレがあった。

ぷぅぎゃあさん何点ですか><
0428美世だが (アウアウウー Sa85-Hr0/)
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2022/08/27(土) 14:40:17.29ID:h2Tb/AlEa
>>421
ちゃんとフォールディングシャベルで地下0.3mに埋めてるよ
人に見られると恥ずかしいし、何よりお天道様に申し訳ない
まあ、夏にしても人なんて滅多に来ない過酷な場所だがな
海水浴場なんてのは綺麗にゴミが片付けられてて燃料がないんだけど
俺がいく場所は流木が盛りだくさんで焚き火には困らないし、夜中に這い出してくるカニを捕まえてストックしとけば出汁には困らない
けど味噌が謎の獣にやられたのは痛かったな
袋を破った手口からタヌキかイタチかなあと思うが
0429この名無しがすごい! (ワッチョイ 5e7d-SvMG)
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2022/08/27(土) 15:53:42.48ID:aRr9PnIr0
ティッシュは埋めても分解されないぞ
富士山で問題になったのは白いヒラヒラがいつまでも舞ってること
クソは埋めてもケツを拭いたティッシュは持ち帰れ
0430美世だが (アウアウウー Sa85-Hr0/)
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2022/08/27(土) 15:54:31.65ID:7pxRNo94a
待ち合わせてた彼女のお友達のさ
容赦や装備品を褒めまくった上でお土産持たして返したら彼女の機嫌がなおったwwww
めでたしwwwww
まず馬を射よってやかましわwwwwww
0431美世だが (アウアウウー Sa85-Hr0/)
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2022/08/27(土) 16:00:35.71ID:7pxRNo94a
>>429
元はパルプだから分解するよ
っていうか現場は外国製のペットボトルがゴロゴロしてるし
15リットル以上のバケツや直径80センチぐらいのカゴなんかもうち上がってる
このカゴは砂付着防止の荷物入れに便利だ
目についたプラゴミは食事用の焚き火とは別に全部燃やしてる
大気汚染?
知らんがな綺麗事言うな
0432美世だが (アウアウウー Sa85-Hr0/)
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2022/08/27(土) 16:05:23.57ID:7pxRNo94a
あと多いのはスイカぐらいあるブイだな
浮きな
あれだけで100は下らない
さすがにあの肉厚のプラスチックを燃やす勇気はない
0434美世だが (アウアウウー Sa85-Hr0/)
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2022/08/27(土) 16:24:29.80ID:7pxRNo94a
ソーラーの業者ではなくて土地を扱うのが得意なんだ
だから相手は誰でもいい
住宅開発会社とか霊園作りたいお寺さんとか
巨大ホームセンターを作りたい人とか
何でもいいんだ
奴らは商売人だから技術とか法律とか行政とのやり取りがわからない
そこで間に入るのが俺だ
まあ、ご時世でソーラー流行ってるけどあいつらタダの商社とか投資集団で現場の事は何もわかんないわけ
だからと実現に向けて俺がアドバイスする立場なんだ
0435美世だが (アウアウウー Sa85-Hr0/)
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2022/08/27(土) 16:31:33.94ID:7pxRNo94a
ソーラーは確かに自然破壊の何物でもない
クリーンエネルギーだって言うけどさ、現実には全く使えないし森林を伐採して
排水設備も規定の数字をギリギリクリアしてるだけで利益追求型の怪しいものばかり
下手したら数字を改竄している可能性すらある
10年後には使えなくなった中国製のパネルが大量廃棄になる
その頃には投資集団はさっさと利益を回収してトンズラって寸法だ
その片棒を担いでんのが俺だwwwwwww
0436美世だが (アウアウウー Sa85-Hr0/)
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2022/08/27(土) 16:38:48.89ID:7pxRNo94a
だってさ
二度と嫌だもん
区役所や税務署でさ
「無いもんは無いんや!取れるもんなら取ってみろや! 腎臓でも肝臓でも目玉でも! そのかわり闇医者と販売ルートはそっちで用意しろやあ!」
とか唾と涙を飛び散らせてさ、窓口に引きずり出した課長はガタガタ震えて、回りから人がさーっと引いていくのとかもう嫌だもん
0439この名無しがすごい! (ワッチョイ b17f-7jXZ)
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2022/08/27(土) 18:24:09.94ID:5txFbeo40
映画アイトレイジ三部作見たんだけどさ
一部でたけし側の893を1人づつ残酷に56したモブみたいなやつらって
二部三部でちゃんと1人づつ残酷に56されてるんだよな
よーく見ないとわからなかったけどたけしさんの
「あれ、56されるヤツ1人1人にちゃんと理由があんだよ」って言葉の意味がよくわかった

つまり、なろうでも伏線回収って大切なんだなあって。
0443ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 822f-6Yq+)
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2022/08/28(日) 06:38:59.37ID:GX61vAze0
>>427
山伏のおっさんが急に催した産物なのかもしれない!
もしくは「天狗の仕業じゃああああ」なのだろう!

点数は68点! え、低くない? と頭に過った者は天狗の仕業と思えばよい!(`・ω・´)むふー!
0444この名無しがすごい! (アウアウウー Sa85-Hr0/)
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2022/08/29(月) 00:07:49.77ID:qX0XiH/Va
この先に行くと岬がある。しかし俺の目的地はその手前の砂浜だ。急な崖とドン深の狭い砂浜で、夏というのに人が少ないのは周知の事実だった。
 小高い岬を越えれば海の家が軒を連ねて、焼きそばやうどんの昇りが立っていて、ハンバーガーショップやソフトクリーム屋がある。はずだ。
 だが俺はそれを確認しなかった。俺は目的地にハンドルを切った。何軒かの住宅しかない駐車場。
 原野を整地しましたといわんばかりに中央が緩く盛り上がっていて砂利を敷き詰めただけだ。
 発見したのは恐ろしいほどの偶然だった。3年前、野営地を探して航空写真を便りに放浪していた。
 人が居なさそうな程よい海岸を発見して現地まで行き、車でゆっくり走りながら停められそうな場所を探していた。
 まるで空き巣の下見だった。
 すると丘の上の変な場所に駐車場という看板がある。白地のトタン板に青ペンキでくそ汚い字で書いてあった。
 中に進むとまた手作り感満載の立て板があり、同じ青いペンキで「←料金箱」と書いてある。
 数台の車がバラバラと停まっていた。とりあえず車を停めてその矢印の方向に向かうと、掘っ建て小屋があって、その中に夏休みの宿題かよと突っ込みたくなるような鉄製の料金箱があった。
 300円と書いてある。野菜の無人販売と同じ方式だ。俺はとりあえず料金を支払って海岸に降りて一夜を過ごした。

 一週間後、俺はまたあの海岸に行きたくなった。人気のない海岸自体も気に入ったが、正直あの無人駐車場も気になっていた。
 正体不明の感情だった。
 俺は夕日が見れるタイミングで海岸に向かう。そして駐車場に着き、ちょっとワクワクしながら料金所に向かった。
 しかしここでアクシデントが起こる。小銭がない。なんて迂闊だったんだ。いっそ1000円札を入れようかと思ったが、小さく折ったとしても入りそうにない。
 ここはくそド田舎。海の家も店じまいを始めて周辺に自動販売機もない。万事休すか。しかし俺は一計を講じた。
 いつも持ち歩いている豪雨の中でも書けるメモ帳とボールペン。別に雨は降っていなかったがこう書いた。
 小銭が無くて料金が払えませんでした、必ずや払いに来ます。
 そう書いて料金箱の台に石で重しをしておいた。この手のシステムは絶妙なバランスで成り立っている。提供者が与えて利用者が応える。じゃなければどこかで破綻するのだ。
 寛容な地主と誠実な利用者。この美しい関係を壊したくなかった。
 そうして車から荷物を降ろす作業を始めた時だった。一台のハイブリットカーがキーンと音を立てて入ってきた。
 作業をしながらリアガラスから助手席のガラス越しに様子を伺っていると、料金箱の前で止まった。
 ああ、やっぱり善意の連鎖でこの国はまだまだ大丈夫だな、等と思っていると、出てきたのは小学生の女の子二人。
 キャッキャウフフと騒いでいる。次に出てきたのは若い夫婦。男性がジャラジャラと鍵束を出して、ガチャガチャと酷く立て付けの悪そうな音を出し始めた。
 しまった、地主だ。
 別に悪い事をした覚えはないが、特殊な状況に気まずさのあまり身を伏せた時、女性が言った。
「何これ」
「んー」
 男性が答えて顔を寄せあっている。メモを読んでいるらしい。気まずすぎる。
 その後爆笑が起こり、手を叩きながら笑っている。俺はスワットのような体制で車の陰を移動しながらその場を去った。
 翌朝料金箱を見るとメモは無くなっていたけど、重しの石はそのままだった。俺は20分かけて自動販売機を探し、舞い戻って料金を支払った。
 しかし、車に戻ってから少し考えてまたメモを取り出した。内容は。
 「約束通り料金を支払いに来ました、提案ですが、自動販売機を設置してみてはどうでしょうか、老婆心ながら」
 我ながら余計なお世話だ。

 それから11ヶ月の時が経った。8月間近のくそ暑い中、久しぶりにあの海が見たくなった。
 コンビニに寄って小銭を確認してから件の海岸沿いの駐車場に行ってみた。うろ覚えの道を何回かUターンしながら何とか着いた。
 所詮は海沿いだ。走っていれば導かれる。変わらない汚い字の看板にちょっとワクワクしながら駐車場に入った。未舗装の地面にタイヤがジャリジャリと音を上げる。
 何も変わらなかったが、ひとつだけ違った。

 自動販売機が設置されていた。
 小銭と飲み物を用意する必要がなくなった。
0446ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 822f-6Yq+)
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2022/08/29(月) 07:28:01.96ID:6NiHJ1AG0
>>444
>急な崖とドン深の狭い砂浜で〜
(ドン深はスラングでこの場合は砂浜ではなくて海の深さに使うのでは!)

>焼きそばやうどんの昇りが立っていて〜
(漢字では幟!)

書いてある通りなのだろう!
駐車料金の後払いを告げた紙を見た地主の家族は爆笑した!
その笑いの意味がはっきりしない! 馬鹿正直な相手に噴いたのか!
字の汚さが大いにウケたのか! 急いで料金を支払って小銭のない者の為に自動販売機の設置を促した!
一年近くが経ち、再び駐車場に訪れる! 小銭を用意したが意味はなかった!
何も変わらない駐車場には以前にはなかった自動販売機が設置されていた!

一応、オチはあるのだがぼんやりした話になっている!
メインが駐車場なので前半の岬や砂浜の様子の描写は必要なかったのではと思わなくもない!
事実を下敷きにしてもう少し劇的な脚色を施しても良かったのでは!
駐車場の一件で地主家族と新たな関係を築き、今では年一回、その家族と夏の一時を共にしている等!

ワイの考え!(`・ω・´)
0449この名無しがすごい! (ワッチョイ a57d-SvMG)
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2022/08/29(月) 09:34:01.30ID:JG5XvvVI0
>>445
話が面白かったら実話かどうかなんてどうでもよくね?
でもその話がおもんない
つまるところ自分語りがしたいだけだろ
そういうのは飲み屋でおねえちゃん相手にでもしてたらいいと思うよ
0452ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 822f-6Yq+)
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2022/08/29(月) 10:33:39.09ID:6NiHJ1AG0
>>447-448
>急な崖とドン深の狭い砂浜で、夏というのに人が少ないのは周知の事実だった。

この説明で通じるとでも?(`・ω・´)

ワイの場合
 急な崖の真下は鋭角な砂浜で、その先は覗き込む者を海底深くまで引っ張り込む青さに満ちていた。

簡単ではあるがこの程度の説明は欲しいところ! この部分もは駐車場とあまり関係がないので凝る必要はない!
ふと思ったのだが自動販売機がオチでは少し弱いように思う! そこで札の投入口がないとしてもいいだろう!

ちょっと出かける!(`・ω・´)ノシ
0453ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 822f-6Yq+)
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2022/08/29(月) 10:35:12.76ID:6NiHJ1AG0
この部分も、であった!(`・ω・´)ノシ ちょっと文章が下手になった?
0454ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 822f-6Yq+)
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2022/08/29(月) 10:37:49.61ID:6NiHJ1AG0
>>450
近未来の自動販売機で書いて!
ジャンルはSFでよろしく!(`・ω・´)ノシ 出かける!
0455この名無しがすごい! (ワッチョイ 8269-JjaS)
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2022/08/29(月) 10:55:49.99ID:mIaLUhic0
>>452
どっちかというと、美世さんの方がわかりやすい。
>急な崖とドン深の狭い砂浜で
一読で理解できたし、景色が眼に浮かんだ。
ワイさんのは視線が崖の上から下を覗き込んでいるように読めるので、砂浜の描写になっていない。
0456この名無しがすごい! (ワッチョイ 8269-JjaS)
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2022/08/29(月) 11:25:11.85ID:mIaLUhic0
ドン深が分かり辛いとワイさんは言うが、むしろパワーワードになっている。
急な崖とドン深=海の深さを表現している。
ドン深の狭い砂浜=V字に深く切れた入り江の奥とも読める。
曖昧で読み辛いようにも思えるが、むしろ高度に文学的な表現に読めた。「夜の底が白くなった」に通じるものを感じました。
美世さんにそんな意図があったかどうかは知らんけど。
0457ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 822f-6Yq+)
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2022/08/29(月) 16:17:42.77ID:6NiHJ1AG0
只今、帰宅!

美世君は文章が下手になった!
この思いは変わらない!
本人が理解していないので指摘しない!
気付けないと云う点が劣化を露呈している!

さて、呑むか!(`・ω・´)
0458ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 822f-6Yq+)
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2022/08/29(月) 16:24:45.09ID:6NiHJ1AG0
>>455
>急な崖とドン深の狭い砂浜で

一人称なので実際に見ていると思われる!
見ていないのであれば急な崖の先の状態をどのようにして知ったのか!

爆笑のシーンもそうだが言葉不足!(`・ω・´)さて、呑むか!
0459この名無しがすごい! (ワッチョイ 7901-JjaS)
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2022/08/29(月) 17:10:25.90ID:dPvch2Fw0
落葉樹は春に芽吹き、夏に盛りを迎え、秋に紅く葉を落とし、冬に雪を耐えます。
樹は四季を一巡するごとに、年輪を重ねていきます。
人間もそういうものなのでしょう。
調子の上がり下がりを繰り返しながら、先に進んでいくのだと思います。
0461この名無しがすごい! (ワッチョイ 8269-JjaS)
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2022/08/29(月) 18:31:37.45ID:mIaLUhic0
>>458
一行目だとかつて行ったことがあるように読める。
でも続きを読むと初めての土地らしい。
てことは、土建屋美世さんの経験測によってグーグルマップとストリートビューから推測したということか。
うん、よくわからん。
0462ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 822f-6Yq+)
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2022/08/29(月) 20:07:57.49ID:6NiHJ1AG0
ワイもよくわからん!

岩手鴨が美味い!(`・ω・´)大吟醸を開ける!
0463ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 822f-6Yq+)
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2022/08/30(火) 06:33:48.20ID:807WJJQj0
おはよう、諸君!

今日は新たな仕事の執筆を始める!
資料が十分に集まっていないが書けるところまで進める!
細部は資料が届き次第、あとからちょこちょこと加える予定!

さて、やるか!(`・ω・´)合間に運動を兼ねて山に登るとしよう!
0467ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 822f-6Yq+)
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2022/08/30(火) 11:44:58.90ID:807WJJQj0
暑い夏が続くと思って冷やし中華を買い過ぎた!
庭を探すと中玉のトマトが採れた! 花が咲く前の茗荷は三個!
オクラは中くらいの大きさが二本! ハムはあるので具としては十分と云える!

さて、麺を茹でるとしよう!(`・ω・´)……マルエフを一本くらいなら、いや、二本で!
0468この名無しがすごい! (ワッチョイ c1da-7jXZ)
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2022/08/30(火) 11:58:52.92ID:mzfL36S90
何で外食しないの?
外で食べられない何か理由があるのか?
稼いでいるなら昼食に2千円ぐらい使ってもどうってことないよね

その冷やし中華、トータル200円以下でしょ
0470ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 822f-6Yq+)
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2022/08/30(火) 12:38:03.17ID:807WJJQj0
うむ、よくわからない理屈である!
我が家の庭はかなり広い! 建物もそれに合わせて大きい!
貸し農園を必要としない! 我が家の庭で十分! 厳密に数えたことはないが、
農作物は二十数種類はあるだろう! ハーブ類も充実していて洋風の料理にも対応できる!

コロナの心配をしながら何故、外食をしないといけないのか!
何不自由なく暮らせる我が家でのんびりする以上の贅沢は早々ないのでは!

さて、続きをやるか!(`・ω・´)
0471ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 822f-6Yq+)
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2022/08/30(火) 12:39:53.42ID:807WJJQj0
ふむ、然う然うであった!(`・ω・´)ノシ お達者で!
0473この名無しがすごい! (ワッチョイ c1da-7jXZ)
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2022/08/30(火) 12:51:45.95ID:mzfL36S90
>何故、外食をしないといけないのか!

しないといけないことはないが
独りならその方が楽で美味しいからである
素人が作れる物には限界がある

まるで外食をしないというのは不自然ですね
0474この名無しがすごい! (ワッチョイ c1da-7jXZ)
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2022/08/30(火) 12:54:13.22ID:mzfL36S90
>何不自由なく暮らせる我が家でのんびりする以上の贅沢は早々ないのでは!

外食できないということがまず一つの不自由である
外食した方がのんびりできる
0476ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 822f-6Yq+)
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2022/08/30(火) 12:59:48.29ID:807WJJQj0
ふむ、我が家の出入りの業者を知らないらしい!

あと調理師免許を持っている彼女はワイの家にくると料理をしない!
「あなたが作った方が美味しいでしょ?」と真顔で云ってくる!
過去、我が家に訪れた友人は食べ過ぎて腹を壊した!

ワイと同等か、それ以上の味を求めるとかなり遠くまで行かないといけない!
金額もそれなりに取られる! ワイにとってはデメリットの方が勝る!

今はいないが昔はお手伝いさんが二人いた!
あの頃は確かに楽はできたが、料理作りは存外に楽しい!
小説のプロットと似たところがある! 緻密な計算と技術、それと舌によって新たな味が生み出される!

小説以外の楽しみとなっている!(`・ω・´)ノシ 時間が勿体ないので!
0479ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 822f-6Yq+)
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2022/08/30(火) 16:08:16.72ID:807WJJQj0
どうやら煮込んでいた豚のブロックが完成したようだ!
吸い物用に庭から三つ葉を採ってこよう! その前に乾燥きくらげを水に浸しておく!
軒下に吊るしている玉ねぎはマリネに使う! フグの一夜干しは冷水で解凍する!

さて、やるか!(`・ω・´)
0481ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 822f-6Yq+)
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2022/08/30(火) 16:14:55.53ID:807WJJQj0
そうそう活きサザエが十個で八百円だったので買った!

良い買い物をした!(`・ω・´)ワイの拳並みに大きい!
0482ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 822f-6Yq+)
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2022/08/30(火) 16:16:28.03ID:807WJJQj0
>>480
>暑い夏が続くと思って冷やし中華を買い過ぎた!

老眼?(`・ω・´)ノシ
0483この名無しがすごい! (ワッチョイ 220c-HJR8)
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2022/08/30(火) 16:33:31.52ID:fT76Rn3y0
海に続く道の石畳は罅割れて、表面に空いた穴には水がたまっている。
水は透明で、表面は雨雲が過ぎた空を映し、
底に黒く転がる小石たちも、また覗くことができる。
緋色の羽根の鳥が降り立ち、雨水に嘴を突っ込んでから、飛び立つ。
砂浜から沖に向かって斜めに延びた砂州は鋭角で、
鳥の嘴とほぼ同じ形をしている。
砂州に寄せる波を白くする風は、鳥の翼を高い空に運び、
そうして急激に膨らむ雲を作る。雲はある種の茸のような形をしており、
色も同じだ。
その先端は成層圏に達し、内部では氷が生まれ、
水の分子は激しく摩擦。葉脈の形をした巨大な電流が
いくつも放たれ、うち1本は宇宙に伸び、真空を白く照らす。

「詐欺だよね。これ」
取り出した球体と、自動販売機の表示を見比べて、
少年は友人に不満を述べる。
「そう? いい感じゃん。ピカピカ光っててさ」
「でも、色違うよね。これ」
少年は自動販売機を指す。
上部に陳列されているのは球体のホログラムたち。
それぞれが、赤、緑、極彩色の光の筋を、表面に這わせている。
「えー。でも白ってレアじゃん。青い球ってのも悪くないと思うよ。
文明だって育てやすいんじゃないかな。
星間戦争(デュエル)でも強いかも」
「やだよ。壊れた星に似てるし、壊れ方も胸糞だったって話だし」
「ああ。出たよね。古代史のテストに。俺、あれ再試なんだよね」
嘆く友人の声を、少年は聴いていなかった。
5本目の腕を肩の上に振りかぶり、有機酸の川に投げる。
アーチを描いたそれは、しばらく川面に浮かび、
揺られて、それからゆっくりと沈んでいった。
0485ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 822f-6Yq+)
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2022/08/30(火) 16:43:29.28ID:807WJJQj0
>>483
神様が自動販売機で末期なのだろうか! 地球を引き当てた!
壊れた星は不要と有機酸の川に投げ込んだ!
ノアの箱舟を利用するのであれば普通の川でもいいように思う!
ぷかぷかと浮かんでどこかの川辺に流れ着き、地球と人類は辛うじて生き延びるとしてもいいだろう!

なかなかに想像力が膨らむ! 解釈が違う可能性はあるが、ワイはそのように読んだ!(`・ω・´)悪くない出来であった!
0486この名無しがすごい! (ワッチョイ c1a2-HJR8)
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2022/08/30(火) 17:27:49.60ID:FFJND/Nv0
>>485ありがとうございます。
神様も宇宙的には宇宙人ですし、遺伝子の塩基だって
人類と同じ位の数だけあるし(たしか60億)、
想像に任せる書き方をしたのでありがたいです。
鋭角な砂浜って砂州のことかなと思って書きました。
0487この名無しがすごい! (ワッチョイ 8269-JjaS)
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2022/08/30(火) 18:47:39.03ID:CUj6q3RA0
 切り立った断崖に挟まれた狭い入り江の奥は、小さな砂浜になっていた。
 と言っても、砂よりも小石の方が多いくらいの、むしろ砂利場と呼ぶ方がふさわしいくらいの場所だ。
 浜の上には県道が通っていて、両側の崖にはトンネルが口を開いている。そこを抜ければ往来に不自由はない。
 いちおう海水浴場ということになっており、駐車場も整備されている。
 だが、周囲は岩場だらけで波も荒いため、真夏でも海水浴客はあまり訪れない。
 海の家などもちろんあるはずもなく、駐車場には『駐車料金200円』と書かれた料金箱と、自動販売機があるのみだ。
 にもかかわらずここは、若いカップルには人気のスポットとなっていた。
 週末の夜ともなると、カップルを乗せた自動車が次々と駐車場を訪れてくる。そして駐車料金を支払い数分ほどで去って行く。
 おかげで訪れる車は多いものの、混雑するということはなかった。
 その理由は明らかだ。
 彼らの目的はただひとつ、料金箱の隣に置かれた『超極薄コンドーム大特価一箱800円!』と書かれた自動販売機なのだから。
0489ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 822f-6Yq+)
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2022/08/30(火) 20:14:27.73ID:807WJJQj0
ふむ、コンドームと云えばサガミ!
かなりお世話になった! チャレンジ精神が旺盛の時は生だった!
俗称がまん汁であっても精子は含まれる! 快楽に身を任せて危ない綱渡りをよくした!

ふと思ったのだがサガミンは元気にしているのだろうか!(`・ω・´)思い出し方がちょっとアレだが!
0493ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 822f-6Yq+)
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2022/08/31(水) 05:51:39.90ID:P4U3WdAF0
>>492
外見が十三歳に見える二十歳でいいのでは!

危ない橋は渡らない方がよい!(`・ω・´)
0495ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 822f-6Yq+)
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2022/08/31(水) 08:05:52.16ID:P4U3WdAF0
ノクターンノベルズでは十三歳の少女とゲフンゲフン!(`・ω・´)
0496この名無しがすごい! (ワッチョイ b17f-7jXZ)
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2022/09/01(木) 00:07:48.13ID:1y9BQjUc0
>>493
調べたら「愛し合った」とかぼかせば大丈夫っぽいけど一応14歳の誕生日に抱く事にしよう
主人公15歳だから2学年違いだけど誕生日の違いで14歳、って感じで大丈夫かな

主人公:2007年3月28日生まれ 3年生→卒業
ヒロイン:2008年4月3日生まれ 1年生→2年生

ってなるとヒロインは誕生日(2022年4月3日)が来たら14歳(主人公は15歳)で合ってる?ぷぅぎゃあさん!
0497ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 822f-6Yq+)
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2022/09/01(木) 08:08:12.34ID:rDwfxM9I0
合っているがどこに発表する作品なのだろうか!
その年齢で性行為が作中に必要なのか!

あとは作者の考え方次第!(`・ω・´)さて、やるか!
0498ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 822f-6Yq+)
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2022/09/01(木) 08:11:52.22ID:rDwfxM9I0
ん、待てよ! ヒロインは2024年の三月に中学校を卒業では!
同年四月に高校入学なのでは!(`・ω・´)
0499ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 822f-6Yq+)
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2022/09/01(木) 08:16:26.24ID:rDwfxM9I0
いや、合っているか!
ふむ、昨晩の突然の雨で目が覚めた影響か!

少し濃いめのコーヒーを淹れよう!(`・ω・´)
0504美世だが (アウアウウー Sa85-Hr0/)
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2022/09/02(金) 01:26:40.31ID:j7t8qX5Ya
 20xx年、ついにAIが労働力の50%を越えた。失業者は急増したが、その代わりに国家の運営と納税の殆どをAIが負担するお陰で逆に貧困層は減った。
 喜ぶ人がいる一方で俺は生き甲斐を失った。
「坂田君、そろそろどうだい」
「あの部長、どうだいとは?」
「毎日必死でどうでもいい仕事を見つけては細々とやっているそうじゃないか」
「はい、人間じゃないと出来ない作業もありますから」
 部長はため息をつきながらデスクの上で両肘をついて手を組んだ。
「今やこの社で一番の高給取りは君なんだ、それが便器を磨いたり窓拭きをしてるんじゃねぇ……そもそも便器を使うのは君だけだ」
 遠回しな退職勧告だ。そもそもこの会社にいる生身の人間は俺一人で、部長は本社から派遣されて今朝出社してきた。粘ったんだけどなぁ。俺は泣く泣く司法判断力のあるシステムに辞意を告げた。
 すっかり脱け殻になった俺は、日がなバーチャルヘルムを被って仮想世界でダラダラ過ごした。
 だんだんその時間は延びていき、気づくと立ち上がるのも困難になっていた。外に出なきゃ。そう思って町をうろついて見るものの、全てが灰色に見える。
 完全自動化されたカフェやレストランでは、客が持つ携帯端末から自動音声が流れていた。
「ご 注文 を くり かえし ます」
「お 支払 方法 を 選んで ください」
 俺もコーヒーを頼んで数時間ボーッとしていた。やおら立ち上がって店を出ると。
「ありがとう ございました」と涙が出るようなありがたい言葉を賜った。

 心の無いマシンに。
0506ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 822f-6Yq+)
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2022/09/02(金) 05:41:41.59ID:VBLk58760
>>504
ふむ、AIが労働力の要になった世界か!
おそらくこの後に老朽化した自動販売機の話になるのだろう!
心無いAIよりも寡黙でどこか懐かしい感じがする自動販売機に愛着が湧く!
今の自分と重なって奮起する! 現役の自動販売機に倣って再び働き始める!

今日もAIと仕事の奪い合いをしながら小さな労働力として働く!
その奮闘する姿を読者に見せて綺麗に終わる! 等と予想!

期待して続きを待つとしよう!(`・ω・´)
0508この名無しがすごい! (ワッチョイ 8269-JjaS)
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2022/09/02(金) 09:15:14.12ID:dBfG9Wnx0
最後まで残る職業はこれだろうな。

「国会へのAI導入と議員廃止法案について賛否を求めます」
「反対」「反対」「反対」
「全会一致により本議案は否決されました。以上で本日の審議を終了いたします」
0509ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 822f-6Yq+)
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2022/09/02(金) 11:53:30.58ID:VBLk58760
ふむ、続きはきていないと!
今頃は誰かのようにキャバクラのママの髪を掴み、
鬼の形相で笑っているのだろう!

今日はチキンドリアを作る!(`・ω・´)
0510美世だが (JP 0H16-83Bc)
垢版 |
2022/09/02(金) 17:36:11.65ID:TJQ39pTQH
そんなlことするかぁ!
キャバクラに行くのは本当だがな
れーながダダこねて会いたいっつってるけどそれ振り切って会いに行く必要があるママがいる
女でしょ!って言われたけどラグビー壮行会で暑苦しいやつしかおらんって言っといた
0511ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 822f-6Yq+)
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2022/09/02(金) 17:43:37.12ID:VBLk58760
お主も悪よのぅ〜!(`・ω・´)今日はゴーヤカレー! カボチャとニンジンと玉ネギでかなりマイルドになった!
0512ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 822f-6Yq+)
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2022/09/02(金) 17:47:26.71ID:VBLk58760
入れた肉は比内地鶏!

むふー!(`#・ω・#´)かなり血迷った! 冷やした十四代を呑む!
0514ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 822f-6Yq+)
垢版 |
2022/09/02(金) 20:52:52.29ID:VBLk58760
阿部定事件の再現か!(`・ω・´)
0515美世だが (アウアウウー Sa85-Hr0/)
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2022/09/02(金) 21:06:35.27ID:/NgN81eda
「どうせその女とは1年やそこらの付き合いなんでしょ!」
「い、いやラグビー部……」
何でこんな鋭いんだこいつ
「あたしとは5年の付き合いなのにその女を優先するわけ?」
お前5年前は16歳で22だと嘘をついてたけどな
「いやだから男だって」
「猿芝居はやめて!」
はい……
「とにかく今日はダメなんだ」
「もういいよ……」
うわー、泣いてるー、どうしよー

今ココ
0517ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 822f-6Yq+)
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2022/09/02(金) 21:19:39.64ID:VBLk58760
ワイならばこのように対応する!

「悪い。嘘をついていた。実は気になるキャバレーのママに会いに行っていたんだ」
「なによ、それ! なんで嘘つくのよ!」
「ママは今回のコロナ禍で客を大幅に減らした。店を手放すかもしれないという話になっていた。俺は男女の関係ではなくて経営のことで相談を受けていたんだ」
「なによ、それ。結局は私よりもそっちの方が大切ってことだよね」
「おまえがそう思うなら付き合いはこれまでだ」
「ちょ、ちょっと待って。本当なの、その話?」
「当たり前だ。なんで可愛いおまえの前で嘘をつく必要があるんだ?」
「ごめん、私が悪かった。許してくれる?」
「当たり前だ。俺にはおまえが必要なんだ。おまえは俺みたいなので、本当にいいのか?」
「そんなこと、私から言わせないでよ」

この後、抜かずの三発!(`・ω・´)ほのぼのした良い話、なのか?
0521ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 5f2f-6nWD)
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2022/09/03(土) 06:53:40.76ID:en5PRI3N0
自動販売機の続きはないと!
おい、こら! 病弱なスポック!
続きはどうした! 炎天下に捨てられたナス!
こら、返事せんか! いつまで待たせるつもりだ!

うむ、すっきりしたところで執筆を始める!(`・ω・´)
0522美世だが (アウアウウー Sa8b-6FpB)
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2022/09/03(土) 17:48:22.76ID:wJryC+33a
このご時世で段々わかってきたんだけどさ
女の子の顔に迫ってマスクを指で引っ掻けておろしても無抵抗ならOKwwwwwww
新しいwwwwww
昨日確信したwwwwwうぇっうぇ
0523美世だが (アウアウウー Sa8b-6FpB)
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2022/09/04(日) 03:47:32.56ID:OkerGBHCa
カラオケがうるせえ店は嫌いだがそれなりにいいところはある
女の子の耳元に口を寄せられるwwwww
なんなら頭を抱いて会話するwwwww
今正にその状況wwwww
0524ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 5f2f-nkM7)
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2022/09/04(日) 07:18:38.17ID:O/ZwyAFI0
ふむ、続きを待っても意味はなさそうだ!

今日は日曜日! ワイにはあまり関係ないが、
のんびり進行でいくか! 執筆は午前までにしよう!

さて、やるか!(`・ω・´)
0525美世だが (JP 0H4f-6FpB)
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2022/09/04(日) 07:19:44.65ID:BtN7Uin3H
6時半まで店にいてママをタクシーで送ってきた
そしたらママが財布を出したので慌てて制したんだが
強引に料金トレイに1000円を置いたんだ
昨日も送ってもらったからって
そして俺がホテルに帰ってたらさ
1700円、1800円と上がるがまだまだ2000円は遠い
せめてママよりは多く払いたいから早く2000円になってくれー、という謎のメーターチェックをしていたらさ
1980円でしたwwwwwww
20円おつりもらいましたwwwwwwうぇうぇ
0528この名無しがすごい! (ワッチョイ 5f7d-kATO)
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2022/09/04(日) 09:42:15.73ID:DI+HQqpz0
物欲しそうに閉店までネバる客って最低だろ
早く帰ってくんねえかなとかママ思ってたんじゃないの
自分の都合の良いようにしか考えないから社員に嫌われるんだよ
0529美世だが (アウアウウー Sa8b-6FpB)
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2022/09/04(日) 11:11:11.45ID:lG2vJyFLa
>>528
いや、客が居なくなって隣のスツールにママが来て
潰れそうになってたからさ
また大理石の床で親鳥みたいに暖め続けるのやだなーっと思って
そろそろ閉めて家に帰ろうかって言ったの俺
で、鍵穴入らなくてガチャガチャやってるのを奪って俺が鍵閉めてシャッター閉めてタクシーで送ったの
家には娘がいるんでさすがに上がり込みはしなかったがタクシーでキスして別れた
0530ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 5f2f-nkM7)
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2022/09/04(日) 11:26:05.65ID:O/ZwyAFI0
ベロチューか!(`・ω・´)執筆を終わる! 死語となった「取りあえずビール!」としよう!
0531この名無しがすごい! (ワッチョイ 477f-Am0N)
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2022/09/04(日) 12:03:18.63ID:y4r9kIWn0
なろうでベロチューは通報されたらアウトって聞いたけどほんと?
通報されないくらい不人気・空気な作品もしくは
書籍化になるようなレベルの高いものは見逃してもらえるって噂だけど
どっちやねんw
0532この名無しがすごい! (ワッチョイ 5f7d-kATO)
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2022/09/04(日) 12:43:11.19ID:DI+HQqpz0
>>529
50過ぎの貧相なおっさんが「床で親鳥みたいに暖め続ける」とか想像しただけでキモいな
なんで床で添い寝するって話になるんだよ
抱えてタクシーに乗せてホテルに行くとかいろいろあんだろ
0533美世だが (アウアウウー Sa8b-6FpB)
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2022/09/04(日) 14:11:52.70ID:/IjbIwBPa
>>532
最近ちょい太りぎみの167の女を外に連れ出したらひょろひょろの俺が制御不能になるだろうがよwwwww
意識があるうちに強制送還したんだよwww
0534美世だが (アウアウウー Sa8b-6FpB)
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2022/09/04(日) 14:18:58.77ID:/IjbIwBPa
前の時はスツール3脚並べて寝かしてたんだけど油断したらグシャって床に落ちて
ガンガン効いてるエアコンの止めかたはわかんねーし
仕方ないから抱いてひっくり返って俺が床側になってさ
パーカーでくるんで朝まで耐えたわ
0537ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 5f2f-nkM7)
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2022/09/04(日) 20:22:50.41ID:O/ZwyAFI0
寝ている間に好き放題して送り届けることも可能なのでは(・`ω・´)ふむ、やはり刺身はミンククジラに限る!
0538美世だが (アウアウウー Sa8b-6FpB)
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2022/09/04(日) 22:28:20.35ID:wIc0gpEIa
だからそれをしないから信用されてるんだってばwwww
まあ、酔っ払った所につけこむってのはあるけど基本的に同意がないとダメだ
0539美世だが (アウアウウー Sa8b-6FpB)
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2022/09/04(日) 22:31:09.07ID:wIc0gpEIa
悪評が立つと口説けるもんも口説けない
けど信用されれば口説くのも簡単になる
損して得取れ
商売と一緒だよ
0540ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 5f2f-nkM7)
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2022/09/04(日) 22:34:19.18ID:O/ZwyAFI0
意識がない間なので悪評にならないのでは!(`・ω・´)さて、寝るか!
0541ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 5f2f-HH83)
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2022/09/05(月) 06:11:55.48ID:eMShv4f+0
おはよう、諸君!

実に清々しい朝を迎えた!
適度に涼しい! 虫の声が耳に心地よい!
今日は短編から始める! 半日で終わらせて続き物を書く!
昼ごはんを作るのが面倒なのでウナギで済ませる!

さて、やるか!(`・ω・´)
0542この名無しがすごい! (スフッ Sd7f-0277)
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2022/09/05(月) 06:35:22.96ID:FOE4pjj4d
なははな
0543たかもり (ワッチョイ 5f69-bBdM)
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2022/09/05(月) 19:43:31.55ID:5b4tgkSR0
先日のワイ杯に出した3本を加筆してなろうにUPしました。
読み辛い部分を整理しただけで内容は何も変えてません。

ラーメン屋の行列については、ワイさんが寸評でアドバイスをくれましたけど、もちろんそういう展開は頭にありました。
でもそれだと、まんま筒井康隆先生の高速道路大渋滞のやつになってしまうと思ったので、あえてドタバタを避けてパニック風味にしました。
物足りないというのは、まあその通りですけど。

あと、なんか気付いたところがあったら言って下さい。ワイさんでなくても、どなたでも。
気が向いたら修正します。

シリーズ『夏野菜』
https://kasasagi.hinaproject.com/access/top/ncode/n8088hu/
0544ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 5f2f-HH83)
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2022/09/06(火) 06:35:57.90ID:1HcV94fA0
>>543
前の二作は最初に読んだ時とあまり印象は変わらない!
最後の麺処夏野はボリュームを増した! パニックの度合いを高めたのだろうが、
読後はやはり思い切りが足りていないような気分になる!
雨のあとに鉄砲水や土石流、果てには空から隕石が降ってくる!
ラーメン店の行列はいつの間にか人類の存亡をかけた戦いとなる!

筒井康隆氏を意識して避けることで中途半端になるのであれば、
それを超えるスケールで飛び越えればよい! 不敵なたかもり君らしさが鳴りを潜めて、
どこか小ぢんまりとした話になった感は否めない!(`・ω・´)
0546美世だが (アウアウウー Sa8b-9TNW)
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2022/09/06(火) 23:43:22.45ID:uNoUtVxna
いつ約束したのか,全く思い出せないが、明日はMIKAに会う約束らしい
今日、会社さぼって貝を拾い食いしてたら電話かかってきた
0549ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 5f2f-HH83)
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2022/09/07(水) 06:48:20.11ID:aUclBUYl0
自動販売機の続きは?(`・ω・´)
0551この名無しがすごい! (ワッチョイ 477f-Am0N)
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2022/09/07(水) 23:08:51.82ID:JYxTPb9u0
じゃあ俺がオリジナルで

小学生の頃、コスモスっていう自動販売機が駄菓子屋の前にあった
500円入れてボタン押すと小さな箱が出てきて中身がランダム
ハズレだとやっすいシールとかメンコとか香水もどきとか
一番のあたりが1000円くらいの価値があるFMラジオだった
だがコスモスの会社がつぶれ、日本中からその自販機は無くなったんだが
その駄菓子屋だけは商品が補充され続けていた、それもそのはず、
駄菓子屋の親父が勝手にコスモスの箱をコピーして作って入れ続けていたからだ
中身はコスモスのものではないキーホルダーとか消しゴムとかスーパーボールとか
今にしておもえば100円~200円のガチャガチャの中身を移し替えてただけだったんだろう
じゃああたりはなにかっていうと「1000円相当のあたりがあります」って手書きで貼られてて期待した
いつでるか、いつでるかってお小遣い貰うたびに挑戦したんだけどある日、やけに軽い箱が出てきて
中を見てびっくりした、その間違いなくあたりな箱の中には、1000円札が1枚入っていた
しばらくしてその駄菓子屋は潰れた。
0553ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 5f2f-HH83)
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2022/09/08(木) 06:53:45.53ID:/UEChLnK0
>>551
駄菓子屋は自動販売機のおかげで人を呼べたのだろうか!
販売元のコスモスが倒産したあとも自動販売機は置き続けた!
カプセルの中身は変わったが千円相当に変わりはない!
当たりは千円札! 確かワイが駄菓子屋に通っていた頃、
その手の当たりは百円相当だった! なんと十倍! 良心的な店に思える!
何故、話の中で駄菓子屋は潰れたのだろうか! ちょっと気になった!(`・ω・´)
0554ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 5f2f-HH83)
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2022/09/08(木) 07:12:30.21ID:/UEChLnK0
>>552
魔の山の作者らしく、今回の話の舞台も日本ではなかった!

>町民はほとんどやつの作ったものを穿いています」
(靴の場合は履くを使った方がよい! 穿くはスカートやズボン等に使われる!)

かなり長い話なので先の話は読んでいない!
一話で気付いたことがある! 最初の首は頭部と書いた方がわかり易いのではないだろうか!
日本語の書き方に少し癖があるように感じた! 翻訳家としての側面が表れているのだろうか!
該当する部分を作中から抜き出す!

>その瞳は眼窩からくり抜かれて、代わりに蜘蛛の巣が張られていたのだ。
(瞳をくり抜いたことで眼窩ができる! そこまで説明しなくても読者は勝手に想像すると思う!
 表現としてもまどろっこしいので「眼窩から」を省いてよい!)
>それも、顔ではなく身体の服で隠れて見えない部分に幾つも殴った痕が出来ていたのだ。
(少し丁寧すぎるように思う! 身体に着るのが服なので「身体の」は無くても意味は通じる!)

第一話のワイの感想!(`・ω・´)
0557美世だが (アウアウウー Sa8b-6FpB)
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2022/09/08(木) 07:30:17.79ID:nn8fO8exa
今ママをタクシーで送ってきた
愛子!起きろ起きろ!
って何回も言ったんだが全然起きない
だから色々いたずらしたんだ
おっぱい揉んで吸って手マンもしたんだ
そしたら俺の肩を掴んで反り返ってたから多分タヌキ寝入りだ
で、その後本気で寝息立ててて声かけても起きない
けどさ
ママの電話が為ったんだよ
だからバッグを持って顔に近づけたらガバッと起きた
ヤバい、お弁当作って子供起こさなきゃ
だってwwwww
いくら起こしても起きなかったのにwwww
超速でタクシー呼んで送ったんだけどさ
また1000円置いて行きやがったwwwwww
戻って俺が払ったの1900円wwwwww
なんか負けた感が半端ねえwwwwww
0558ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 5f2f-HH83)
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2022/09/08(木) 08:21:01.60ID:/UEChLnK0
>>556
景品表示法に抵触するのだろう!
ピンとこない理由がある!

まず時代がわからない!
小学生の頃とあるが、過去とは限らない!
現在が二十三世紀であれば小学生の頃であっても未来になる!
あと自動販売機から出てくるカプセルの中身が違うと、
誰かが訴えることはあるのだろうか! 駄菓子屋の客層は主に子供と考えると、
景品表示法について詳しいとは考え難い!

オチが微妙!(`・ω・´)シ
0559ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 5f2f-HH83)
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2022/09/08(木) 08:24:54.49ID:/UEChLnK0
>>557
そうそう、それが美世君!
実に君らしい行動なので安心した!(`・ω・´)さて、続きをやるか!
0566美世だが (アウアウウー Sa8b-6FpB)
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2022/09/08(木) 10:15:47.03ID:MCWBvWuOa
>>564
それは年なりだ
しみったれたジジイなんか最悪だろ
お小遣いなんかは一切払ってないが
飲食はかっこ良くスマートに払うのを心がけてる
電子マネーを駆使して通じないときは5種類のカード
どれもダメな時には現金
もうね、水面下の白鳥の足だよ
涼しい顔で足はバタバタしてんだよ
0570この名無しがすごい! (ワッチョイ 8763-XKc1)
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2022/09/08(木) 12:16:42.07ID:k4VGe1Js0
じゃあさっき思いついたネタいくで

世界にゾンビが溢れだした。
それは良い。いや良くはないが、バイオ的なアレがアレした結果なんだろう。俺にはどうしようもないことだから仕方ない。
問題は噛まれてもいない奴がゾンビ化したことだ。
慌てふためく連中とは違って、集団から孤立気味だった陰キャの俺にはなんとなく原因に当てがついていた。
ゾンビ化した奴は嫌な奴だった。
立場の低い人間には横暴に振る舞い食料を奪い、暴力をふるうクソ野郎だった。
次にゾンビ化した奴は女ノコミュニティで俺と同様の陰キャを虐めていた金持ちの女だった。
俺は仮説を立てた。荒唐無稽だが、もし次に俺の予想通りの奴がゾンビ化したのなら、おそらくそれが原因だ。
お、予想通りあいつもゾンビ化したか。じゃあ当たりかな。
ゾンビ化の発症原因は、コミュニティから一定数の人間に嫌われることだ。
やべーな、陰キャの俺だとそうそうに仲間入りじゃんよ。
まだ死にたくねえよ…。

相談する友人もいない、壁際で1人体育座りしている陰キャ君はこの先生き残れるのか?
笑みを張り付け、耳触りの良い言葉を吐き出し、人間関係を上手いこと調整しながら好感度を稼いでゾンビ化発症を防ぐんだ!
陰キャは組織の潤滑油になってゾンビ化を防ぐようです 第1話「俺に出来る程度なら既に誰かがやっている」
こうご期待!
0571ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 5f2f-HH83)
垢版 |
2022/09/08(木) 15:08:11.41ID:/UEChLnK0
>>570
>女ノコミュニティ
(変換ミスなのだろうか!)

>こうご期待!
(全五十話で十三万字はあるとみた!)

期待して待つとしよう!(`・ω・´)
0572この名無しがすごい! (スッップ Sd7f-sTvU)
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2022/09/08(木) 19:41:28.42ID:3WrwZScAd
陰キャはそもそも、嫌われる以前に視界にすら入れて貰えないんじゃないかな。
そんな奴が急に愛想笑いしながらすり寄って来たら、キモがられて一気にゾンビ堕ちでしょ。
0573美世だが (アウアウウー Sa8b-6FpB)
垢版 |
2022/09/08(木) 20:35:48.84ID:/GR5p14la
逃亡で漂泊の民あるあるを話そうか
そもそも漂泊の民がいないのであるあるもへったくれもないんだが
とにかく通報されるwwwwww
警官とか消防隊とか必ず二人組みで尋問しに来るwwwww
普通に不審者wwwwww
まあ社会から外れた人間だからしょうがない
あと、寝てたら虫に咬まれるwwwww
蚊に咬まれるのは普通だよな
まあそのほかに昼間アリに咬まれたりは普通なんだが
夜間にフナムシとか蟹についばまれたりしてるwwwwww
ちょwwwww死体扱いwwwwww
そんなアウトローな俺でも服が不潔なのは嫌なんだ
だからコインランドリーとか利用すんだよ
んで、最近放浪するときは最新のコインランドリーを使うの
でもスマホで決済して店を出てからね
20分ぐらい走った所でスマホ見たらさ
あと10分で洗い上がりますだってwwww
忘れてたwwwうぇうぇ
俺様迷惑すぎるwwwwww
いっそいで帰るのwwwww
あるあ……ねーよwwwwww
ランドリーじゃないけどラウンド構造ってやかましわwwwwww
0574美世だが (アウアウウー Sa8b-6FpB)
垢版 |
2022/09/08(木) 20:51:28.29ID:HtdzyRFta
だって考えてみてよ
近くのおしゃれなマンションに住んでる女子大生がさ
ベランダ干しは禁止だけど緊急で洗いたいっからっておパンティをたくさん持ってきたとするだろ?
洗濯機開けたらおっさん臭いジーパンとかカーゴパンツとかボクサーおパンティだよ
絶望しかねえwwwwww
0575ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 5f2f-HH83)
垢版 |
2022/09/08(木) 20:56:37.36ID:/UEChLnK0
エロネタはお腹いっぱいなので、
そろそろ自動販売機の続きを投稿して貰えないだろうか!
美世君が気にするような疵があるかはわからない!

大した意味もなく引き延ばされると興味が薄れる!
女は愛嬌、男は度胸! うじうじするくらいならば
パッと公開した方が作者本人もすっきりするのでは!

ワイはまだ呑んでいるので投稿された作品は明朝に読む!(`・ω・´)と云うことでよろしく!
0580ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 5f2f-HH83)
垢版 |
2022/09/09(金) 05:22:40.96ID:3SiT0Hz40
おはよう、諸君!

今日は朝から精米をしている!
炊き立てのご飯はおかずを兼ねて最高に美味い!
土鍋なのでそれなりの腕が必要!

さて、やるか!(`・ω・´)
0581この名無しがすごい! (ワッチョイ c7da-Am0N)
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2022/09/09(金) 06:04:58.53ID:6YxmpLuM0
>炊き立てのご飯はおかずを兼ねて最高に美味い!

戦後まもなくかよ
どうせ嘘なんだから、
お味噌汁、お漬物、焼き魚、厚焼き卵、海苔なんかも付けたら良いのに
イマジネーションが貧困だなあ
0582ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 5f2f-HH83)
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2022/09/09(金) 06:20:32.12ID:3SiT0Hz40
なるほど、書いた内容が全てなのか!
トイレの有無を書いていないと排便や排尿をしないと思うのだろう!
となるとワイちゃんはアイドルなのか! 風呂のこともあまり書かないので、
一か月くらい風呂に入っていないと思われているのかもしれない!

珍獣を発見した気分!(`・ω・´)今日は午後から遠出!
0585ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 5f2f-HH83)
垢版 |
2022/09/09(金) 06:40:44.40ID:3SiT0Hz40
君のオカズはエロ動画として、
ワイがご飯に添えるものはいろいろとある!
昨晩に作った味噌汁! 我が家産のナスで作った浅漬け!
海苔はある! 出汁巻き卵とゆで卵、どちらにしようかと心が揺れる!
ノドグロを焼いてもよい! 宮崎牛のミスジでもよい!
カボチャの煮付けもある! ミル貝の瓶詰めを開けてもいいだろう!

それらのどれかを組み合わせて食べる!(`・ω・´)そろそろ食べるとしよう!
0587ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 5f2f-HH83)
垢版 |
2022/09/09(金) 06:44:24.43ID:3SiT0Hz40
ご飯はおかずの一品になると云う意味なのだが!

バカなの? イマジネーションがないの?(`・ω・´)ノシ お達者で!
0593この名無しがすごい! (ワッチョイ df7d-kATO)
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2022/09/09(金) 07:53:00.45ID:oW7L2cTf0
>>592
弁当のおかずのついでに出てくるソーセージが朝の定番だったんだね
まあ、よくある朝食だと思うよ
だけど土鍋で炊いた炊き立ての飯のうまさがわかるようになるにはもうちょっとかかりそうだね
そういうのがわかってくると文章の表現力が格段に違ってくると思うよ
ここにくるのはそれからでいいんじゃないかなあ
0594この名無しがすごい! (ワッチョイ 5fda-Am0N)
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2022/09/09(金) 08:15:34.84ID:i8K+IHOv0
>>593
>だけど土鍋で炊いた炊き立ての飯のうまさがわかるようになるにはもうちょっとかかりそうだね

え?誰でもすぐにわかるから土鍋ご飯が良いんじゃないのか?
けど、それにかかる手間との兼ね合いだよ
まあ、土鍋を謳った高級炊飯器もあるし
それを目隠しで区別できたら、自力で炊く意味もあるわな

何が貧しいかって全部自分でやっていることだ
嫁でももらって作ってもらった方が美味しいと思うがね
0595この名無しがすごい! (ワッチョイ 5fda-Am0N)
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2022/09/09(金) 08:21:37.08ID:i8K+IHOv0
>>593
読者のほとんどはそういうことをしていないんだよ
表現とは、まず標準がどこにあるのかを知ることから始まる

>土鍋で炊いた炊き立ての飯のうまさがわかるようになるにはもうちょっとかかりそうだね

読者に対してこういうことを強いる人間は独りよがりに陥りがちだね
そういうのがわかってくると文章の表現力が格段に違ってくると思うよ
0596ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 5f2f-HH83)
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2022/09/09(金) 11:58:26.42ID:3SiT0Hz40
少し早いが出掛ける!(`・ω・´)ノシ 帰りは夜になるのだろう!
0597美世だが (アウアウウー Sa8b-6FpB)
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2022/09/09(金) 12:18:58.05ID:P00SOQqVa
今日はミカって女の子の25歳の誕生日だ
前に占いのふりして確かめてるからスペックは多分本当
そいつさ
彼氏いないって公言してたんだよ
若いし可愛いし俺はそんなん全然信じてなかったのさ
でもさ
誕生日におっさんとデートwwwwwww
ガチロンリーじゃねえかよwwwwうぇうぇ
ロンリーにしてもなんかあるだろ家族や友達と過ごすとかコンパ行くとかwwwww
なんで50絡みのおっさんwwwwww
それはお互いフィフティーフィフティーってやかましわwwwww
0598美世だが (アウアウウー Sa8b-6FpB)
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2022/09/09(金) 17:19:09.00ID:d1TK952qa
さっき電話でれーなとむちゃくちゃ喧嘩したwwwwww
娘目線で見てたからぶつかる事なんてほぼなかったんだけどね
そしたらさ
30分後にれーなが謝ってきたwwwwww
大人wwwwww
ものすごいご機嫌取られて恥ずかしくなったわwwww
俺が大人げない感じになったwwww
まあ、俺が別の女に目が行ってるの気づいたんだろうけどな
勘が鋭過ぎる所あるからな
0599ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 5f2f-HH83)
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2022/09/09(金) 20:53:30.59ID:3SiT0Hz40
ようやく帰って来れた!
子供相手に勘が鋭いも何も!
ワイは容姿で相手を選ばない!
長く一緒にいる条件としてそれなりの知性はあった方がよい!
周りに合わせる柔軟性と揺るがない信念を併せ持つ女性が好み!

あとおっぱい! 形よりも弾力! 色白で青筋が入っていると興奮マックス!
人目を憚らず、どこでも揉む! 当然、冷めた目で反発を食らう!
「いい加減、怒るよ?」と低い声で云われるとゾクゾクする!

喉が渇いた! 冷えたビールを飲む! 今日はプレモル!(`・ω・´)
0602ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 6a2f-kBqH)
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2022/09/10(土) 05:30:41.49ID:fLeVt52x0
おはよう、諸君!

昨日は充実な時間を過ごした!
今後の進展に期待しよう!

さて、続きをやるとしよう!(`・ω・´)虫の鳴き声の合唱にも慣れてきた!
0603◆qoMDdkBaEI (ササクッテロラ Spbd-EzVQ)
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2022/09/10(土) 17:16:14.95ID:OJI2UfuNp
長い長い規制からようやく解除か?
0604◆qoMDdkBaEI (ササクッテロラ Spbd-EzVQ)
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2022/09/10(土) 17:17:37.29ID:OJI2UfuNp
書き込めた。何だったんだろう。何も悪さしてないのにさ。
0605ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 6a2f-kBqH)
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2022/09/10(土) 17:58:25.24ID:fLeVt52x0
悪さした相手と同じプロバイダーだと、まとめて規制されることがある!

さて、今日は牛筋を煮込む!(`・ω・´)
0609美世だが (アウアウウー Sa21-mqop)
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2022/09/10(土) 19:55:40.23ID:J67lM8OFa
れーなに飯食わせて抹茶アイス食べさせてお土産持たせてご機嫌とり終わったからさ
海に行こうかとおもったらね
この前は新月だったけど今日は満月wwwww
一旦行ったら帰れるの15時か3時wwwwwちょwwwww
もう近場で過ごすか
0610ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 6a2f-aQ9k)
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2022/09/10(土) 20:32:30.56ID:fLeVt52x0
>>609
その子の話はいいとして、そろそろ自動販売機の続きを見せて貰えないだろうか!
美世君が引っ掛かるところもワイが見ればわかる!
このままお蔵入りとなくるのであれば公開した方がいいだろう!
他の作者の参考になることもあるかもしれない!

安心して晒すがよい!(`・ω・´)
0611ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 6a2f-aQ9k)
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2022/09/10(土) 20:34:04.83ID:fLeVt52x0
「く」が不要!(`・ω・´)
0612美世だが (アウアウウー Sa21-mqop)
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2022/09/10(土) 21:24:33.99ID:J67lM8OFa
原文どんなんだっけ
流れがわからん
まあ、自動販売機のあったか~いと冷た~いのその先を考えてたのは覚えているが
0615ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 6a2f-aQ9k)
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2022/09/10(土) 21:30:00.61ID:fLeVt52x0
(`・д・)、 ペッ!
0616この名無しがすごい! (ワッチョイ f17d-62hs)
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2022/09/10(土) 21:48:57.25ID:oWgNpz2f0
>>609
娘みたいに思ってる女とヤレる鬼畜w
そういや古いスレ眺めててみつけたんだけど↓って美世のレスか?
この熱意はどこいったん?

310 :この名無しがすごい!:2016/02/15(月) 20:50:18.55 ID:GekuzqJx
ちなみに俺の戦績を教えてやろう。
これ以上は面倒なので新しい目のやつだけだ。
5位
1位
11・2位
3位
1位
8・6・5・4・2位
6・2位
4位
8・7・6・2位
5・3 位
なかなかの集弾率だろw
0617美世だが (アウアウウー Sa21-mqop)
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2022/09/11(日) 00:02:35.20ID:wpNPeu1Fa
>>616
あー
そんなん自慢してるキモい奴だったなー
今はもうちょっと落ち着いててね
スローに行きたいと思うんだ
自動販売機は多分完結できるんじゃないかな
0622美世だが (アウアウウー Sa21-mqop)
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2022/09/11(日) 01:40:15.43ID:MFXJvBeCa
これ地方性なのかな
あの人は昔、遊んでいらっしゃった
と言えば、まあ極道なんだよ
ようするにヤクザ
それで最近気づいたんだが
遊び人の金さんwwwwwww
入れ墨入ってるしタダのヤクザwwwww
なんか白州の上に「ご室座~」とか出てくるけどさ
要するにヤンキーwwwwww
誰も文句言えないからいい位置にいるだけwwww
幕府直轄領も任されてるwwww
しかも一回悪者に入れ墨見せておいて最終的に壇上から立場をあかすwwwwwキモいよ何がしたいんだwwwww
でもあれがスカっと系の始祖なのかな
でも俺は派手なのが無理なので質素に行きますねってやかましわwwwww
0623ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 6a2f-aQ9k)
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2022/09/11(日) 06:29:15.87ID:SyMPu4ow0
ふむ、まだ自動販売機の続きはないと!
スランプなのか、頭の中がスクラップなのか!
昔の自分を取り戻す意味でプリインストールした方がいいのか!

日曜日ではあるが粛々と進めていこう!(`・ω・´)
0625美世だが (アウアウウー Sa21-mqop)
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2022/09/11(日) 07:47:23.27ID:il5RxRsua
あと、今海にいるんだが背後で魚の話がしていたから聞き耳立ててたんだ
メバルが取れるとかクエがいただとか
そんでさ
ああーあの磯に渡りたいんだなってわかった
だから今から行くと昼過ぎまでは帰れませんよって言おうとして振り返ったんだ
ウェットスーツにダイビングベルトして足ヒレ装着する所だったwwwwwww
ガチ勢かねーかwwwwうぇうぇ
言わなくてよかったー
今頃は「取ったどー!」とか言ってるはずwwww
俺は侮ったぞー!
やかましわwwwwww
0626ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 6a2f-aQ9k)
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2022/09/11(日) 09:09:58.28ID:SyMPu4ow0
美世、世間話、隙あれば昔話♪
もういいよ、もういいかい、自販機♪
いつまで待たせる、四半期♪
もういいよ、出掛ける時はナイキ♪
嫌気、極まる前に出せよ、自販機♪
天気最高、もういいかい、もういいよ♪

ライム、引き連れ、出掛ける男気♪(`・ω・´)山を元気に歩き、陽気にジョッキ♪
0630美世だが (アウアウウー Sa21-mqop)
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2022/09/11(日) 13:23:44.49ID:ELVdn/NTa
「世界から恐れられた7人の日本人」
が読みたくてKINDLEで探したんだけど出てこないの
だからインターネットで探そうとして
世界から恐れられた7人の「に」
まで入力したらさ
変換候補の先頭にニートが出てきたwwwww
世界から恐れられた7人のニートwwwww
アカンやろwwwwww
神は死んだってやかましわwwwwww
0631美世だが (アウアウウー Sa21-mqop)
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2022/09/11(日) 19:48:50.84ID:N7FT2DPba
なんだこのエロメールの数々は
モテモテすぎて怖い
「私のおっぱいって小さいですか」
って知らんがなwwwww
ヒンヌー教徒を勧誘しようとすんのやめろやwww
え、なんで俺の宗教がバレてるのってやかましわwwwwww
0632ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 6a2f-aQ9k)
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2022/09/11(日) 20:09:49.91ID:SyMPu4ow0
>「私のおっぱいって小さいですか」

ワイが過去に出会った女性と比べると小さい!
女性ホルモンが問題になっているのだろう!

「どうしたらいいんですか」

もちろん手段は決まっている! 異性に胸を揉まれることで、
女性ホルモンの分泌を促す! そうすれば肉体が応えてくれる!

「恥ずかしいんですけど、揉んでくれます?」

一肌脱ごう! 今すぐ胸をペロンしなさい!
ワイが両手で揉みしだいて吸ってあげよう!

「吸うのはいいです」

いや、よくない! 女性ホルモンはどうでもいい!
ペロンしろ! 吸わせろ! こら、逃げるな! オラアアアアア!

と云う脳内劇場に満たされた!(`・ω・´)洋酒に移る!
0633美世だが (アウアウウー Sa21-mqop)
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2022/09/11(日) 20:10:14.62ID:N7FT2DPba
自慢に聞こえるかもしれないんだけどさ
俺って30オーバーもしくは40ぐらいの女の子っていうかオバチャンと付き合いたいの
おっぱいはギリギリBかCぐらいあればいいのにさ
今遊んでくれるのが全員20代で一番おっぱい大きいのGカップwwwwww
両手で片乳支えるしかないwwwww
ブラは専門の店に行かなきゃいけないし可愛いのがない
階段の下りの時に胸が邪魔で足元見えなくて怖いんだってwwwww
だからさ、大丈夫だ、宝ジェンヌはノールックで大階段を下りるからって言ったらさ
宝ジェンヌ全く関係ないからって言われてさ
ですよねーだってwwwww
お宝映像は公開できません
当たり前だろってやかましわwwwwww
0634ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 6a2f-aQ9k)
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2022/09/12(月) 05:28:07.88ID:8QegXCU00
Gを見ると高速で動く黒光りしたアレを思い出す!
ワイが小学生の頃、木の隙間に挟まった黒光りを指で摘まみ出した!
クワガタと思ったのだが妙に柔らかい! よく見るとGであった!

クワガタと似て非なるもの!(`・ω・´)さて、今日も続きをやるか!
0635美世だが (アウアウウー Sa21-mqop)
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2022/09/12(月) 10:22:50.88ID:YUoH4C/Ba
G子が通ってるお店な
店主人自身が乳デカ過ぎて可愛いブラがなくて妊婦用とかしてたらしいんだ
昭和だよな
でもある時外国製のブラならデカくても可愛いのがあるのに気づいた
で、どうしたと思う?
フランスから個人輸入wwwwww
何でだよ下着でどんだけ頑張るんだよwwwww
脱いでも恥ずかしくないからだってwwwww
男の前で脱ぐためにフランスから空輸wwwww
すぐ剥ぎ取られるのにその一瞬まで自分を可愛く梱包していたいwwwwww
切実wwwww
なのにさ
脱がしたら脱がしたで手に余るwwwww
乳が小さくなる薬まで探してたwwwww
ヒンヌー女に謝れwwwww
マラソンは不得意ですってやかましわwwwww
0636美世だが (アウアウウー Sa21-mqop)
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2022/09/12(月) 10:42:48.68ID:YUoH4C/Ba
その女主人だがかなり綺麗
推定40後半だけどもこの人と付き合いたいなーと思ってたらG子が急に不機嫌になって店から引っ張り出された
なんて勘が鋭いんだwwwww
引っ張り出される時の重力加速度は5Gだったってやかましわwwww
0637ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 6a2f-aQ9k)
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2022/09/12(月) 13:30:50.63ID:8QegXCU00
美世君には孫がいるので彼もまたGと云える!(`・ω・´)頃合いだ、出掛けるとしよう!
0638美世だが (アウアウウー Sa21-mqop)
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2022/09/12(月) 15:39:34.55ID:OLKdnlPMa
やめとけやwwww
まあ、昔話をしよう
俺が裁判所からの出頭命令が来たとき
友達の車で行ったんだよ
そしたら駐車場が空いてない
なんなら停車して待ってるヤツもいるんだよ
13時50分位か
けどこっちは14時に出頭しなきゃなんか罰則があるという文面があった
よく覚えてねーけど
だから裁判所の前の道路に停めて怒鳴りこんだんだよ
俺の駐車スペースどこだよ!お前らが呼んだんだろ!
って怒鳴ったらさ
書記官のおねーちゃんがガクガク震えながら「今確かめます~」だってwwwwww
凄い勉強して書記官になったのにタダのおっさんに脅されるwwww
また悪者になっちゃったよwwwww
もう坂を転げ落ちるってこのことだよね
破産寸前で役場とか税務署とか裁判所で人を恫喝wwwwww
純然たる悪人wwwww
ヤクザだよヤクザwwwww
金須が足りないので胴を洗わせてもらいますってやかましわwwwww
0639美世だが (アウアウウー Sa21-mqop)
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2022/09/12(月) 15:56:41.36ID:OLKdnlPMa
あと傍聴が趣味のおっさんオバハン、悲喜こもごもなのが面白いのはわかる
朝イチ今日の裁判一覧表を見ながら既に盛り上ってる
やめてくれwwwwww
被告人席に立ったらあんたたちの視線が痛すぎるwwwww
だってさ
あんたらから見たら俺一人だけなんだけどさ
こっちから見たら20人ぐらいと目が合うwwwwうぇうぇ
ああ、人間のクズを見物しにきたのか
面白かったか?ああ面白かったんだな
でもさ
脚がガラガラの裁判もあるwwww
オレ超人気wwwww
まだまだ行けると思った瞬間だったwwww
0640美世だが (アウアウウー Sa21-mqop)
垢版 |
2022/09/12(月) 17:41:11.90ID:OLKdnlPMa
またしょうもない話を一席
まだ若いある日、牛丼屋にいったんだよ
オレンジの看板のあそこ
そんときは結構お腹がすいてたから大盛りを注文して味噌汁と漬物を頼もうとしたんだ
俺「牛丼大盛りと味噌汁とおこうこ」
店員「は?なんですか」
俺「いや牛丼の大盛りのみそ汁ついてるヤツね」
「Aセットですか」
お前耳ついてんのか
Aセットはなんか唐揚げ的がなんかついてるやつだろ
俺は「おこうこ」いうてるやろボケがアホにもほどがあるぞと
そう思いながら激怒気味にメニューの写真を指差したらさ
「ああ、お新香ですね」
だってwwwwww
恥ずかしさがしんこう中ってやかましわwwwww
0641ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 6a2f-aQ9k)
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2022/09/12(月) 18:19:03.71ID:8QegXCU00
漬物でいいのでは!

ワイが立ち寄ったオレンジの牛丼屋は自動ドアではなかった!
もちろん引き戸でもない! 寒いところを走る電車のように自分でボタンを押して開けるタイプだった!
しかもボタンがかなり下の方にある! 店員に訊くと明るい笑顔で「食い逃げ対策です」と答えた!

マッドマックスな街であった!(`・ω・´)
0643ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 6a2f-aQ9k)
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2022/09/13(火) 06:20:00.67ID:2cDTuQo60
おはよう、諸君!

早朝から一つ仕事を終えた!
今日は細かいものから片付けていこう!
程々の肌寒さを覚えるので珍しくココアにするか!(`・ω・´)
0646ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 6a2f-aQ9k)
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2022/09/13(火) 08:44:59.38ID:2cDTuQo60
ふむ、「まんまんさん」みたいなものか!
おまんまんに似ているが卑猥な意味はない!

滋賀の方言で仏や丸い月の意味になる!(`・ω・´)朝ごはんにしよう!
0647美世だが (アウアウウー Sa21-mqop)
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2022/09/13(火) 14:40:37.40ID:4lj7eWeSa
この前さ、イヤホン無くしたんだけどね
1個はシートの上に落ちてたの
左耳用のやつだ
だけどいくら探してももう一個の右耳用がない
絶対に車内にあるはずなのにさ
ちなみに電話でハードウェア検索したら近くにあるんだよ
だけどいくら探しても見当たらない
俺のスポック耳にもフィットしてたしさ
仕事で結構便利だったから悔やんだ
でもしょうがない、もう一個購入するかって電器店行ったんだよ
そしたら急にウンコしたくなって掃除のオバチャンに聞いてトイレ行ったんだ
話は遡るけどそれまでスゲエごっつい鞄を装着してたんだけどさ
車を出る時にポシェットに財布と電話をいれて出たんだよね
そこでトイレの話に戻る
そのポシェットの紐はたすき掛けなんだけど
着てたのがパーカーで、フード部分がみっともなく巻き込まれてたの
だから紐を持ち上げてフードをパサパサって整えたら床がカコンコロコロって鳴った
はいもうお分かりですねwwwww
フードの中にありましたwwwww
電器店ではウンコしただけwwwww
フードに救われたwwww
これがホントのロビンフッドってやかましわwwwww
0648美世だが (アウアウウー Sa21-mqop)
垢版 |
2022/09/13(火) 14:57:15.92ID:4lj7eWeSa
うわあ、GBクラブマンの後継機種が出てるー
サンパン(350cc)で空冷単気筒だって
俺の中の男がうずく
仕事終わったらバイク屋行ってくる
なんせバイクは隠しやすいし逃亡にも便利だからね!
大脱走のスティーブマックイーンみたいなもんだよ
0651ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 6a2f-aQ9k)
垢版 |
2022/09/13(火) 16:42:38.41ID:2cDTuQo60
むかごが大量に採れた!
むかごご飯一択!
ぷりぷりのナスが二本あるので麻婆茄子にしよう!
ピリ辛味噌仕立てにするか!
ウナギがあるので我が家のキュウリと合わせて酢の物にする!

さて、やるか!(`・ω・´)今日もよく書いた!
0654ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 6a2f-aQ9k)
垢版 |
2022/09/13(火) 20:14:27.54ID:2cDTuQo60
お腹パンパン!
それはいいのだが、スポックは自販機の続きを出さない!
猫君は野良猫となって放浪しているせいなのか! バンドの続きを書かない!

アイデアの枯渇が原因なのだろうか!(`・ω・´)蟹缶を開ける!
0657ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 6a2f-aQ9k)
垢版 |
2022/09/14(水) 06:26:14.44ID:cRNdkkES0
おはよう、諸君!

今日は朝からムカゴご飯!
味噌汁を作るか! 乾燥キクラゲを水で戻して具に加える!
あとはネギ、油揚げ、灰ワカメでいいか!

その前に少し書いておくとしよう!(`・ω・´)
0658美世だが (アウアウウー Sa21-mqop)
垢版 |
2022/09/15(木) 00:49:42.51ID:MYIo30cMa
半年前の動画でうちの息子が二千万の時計買っててワロたwwwwww
この前会った時は普通に息子でそんな時計してるって知らなかった
0659ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 6a2f-aQ9k)
垢版 |
2022/09/15(木) 06:32:32.60ID:9NLdlWMK0
おはよう、諸君!

美世君は今日中に自動販売機の続きを投稿するように!
行動に移さないのであれば、もう書かなくてよい!
無為に引き延ばすと作者である美世君の意欲が削がれる!

ワイの考え!(`・ω・´)さて、今日も続きをやるか! 角川の未来は如何に!
0664この名無しがすごい! (ワッチョイ 59da-HeBz)
垢版 |
2022/09/15(木) 10:25:34.52ID:EWKiTBNR0
>うちの息子が二千万の時計買っててワロたwwwwww

> 今日は朝からムカゴご飯!
> 味噌汁を作るか! 乾燥キクラゲを水で戻して具に加える!
> あとはネギ、油揚げ、灰ワカメでいいか!

>さて、今日も続きをやるか!

他人事ながら悲しくなります
ムカゴご飯で大喜びな人に
0665この名無しがすごい! (ワッチョイ f17d-62hs)
垢版 |
2022/09/15(木) 10:40:47.86ID:ebFXrig20
>>664
美世はなんでも自慢せずにはおれない品性の貧しい人
ワイさんは身近なことに満足できる心豊かな人
そういうのがわかると文章表現も少しは良くなるよ
がんばってw
0666この名無しがすごい! (ワッチョイ 59da-HeBz)
垢版 |
2022/09/15(木) 10:41:35.79ID:EWKiTBNR0
>さて、今日も続きをやるか!

こんなことやってても一生奴隷労働です
結果的に美世さんの子育ては成功だったと言えるでしょう
美世さんのキャンブラーな背中を見て息子さんは育った
0667この名無しがすごい! (ワッチョイ 59da-HeBz)
垢版 |
2022/09/15(木) 10:47:35.15ID:EWKiTBNR0
>>665
> 今日は朝からムカゴご飯!
> 味噌汁を作るか! 乾燥キクラゲを水で戻して具に加える!
> あとはネギ、油揚げ、灰ワカメでいいか!

明らかに、これは自慢ですよね
自慢にもならないようなことだけど

>うちの息子が二千万の時計買っててワロたwwwwww

これは誰から見ても凄いことですし
親が子供の成功を自慢するのは、普通のことです
0674ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 6a2f-aQ9k)
垢版 |
2022/09/15(木) 11:15:22.40ID:9NLdlWMK0
ちょっと養鶏場に行ってくる!
新鮮な卵を欲している者がいるので七十個程度は必要か!
おそらくおまけで五個くらいは貰えるだろう!

さて、行くか!(`・ω・´)
0675この名無しがすごい! (ワッチョイ 59da-HeBz)
垢版 |
2022/09/15(木) 11:27:54.51ID:EWKiTBNR0
> おそらくおまけで五個くらいは貰えるだろう!

みみっちいな、乞食かよ

>うちの息子が二千万の時計買っててワロたwwwwww

こういう世界もあるのにね
0679この名無しがすごい! (アウアウウー Sa21-Mjbb)
垢版 |
2022/09/15(木) 12:44:46.22ID:6d3l6aXza
>>659
今日の1時締め切りの結構大きい仕事を落札したのであとは社員に任せる
すごい根回しとか卑怯な手を使ったんだぜ
多分左派文学者に言ったら殺されるレベルだよ
まあ俺はライオンの雄役なのであとは社員が片づけるから
今からはちょっと暇自動販売機纏めてみる
0682ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 6a2f-aQ9k)
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2022/09/15(木) 13:02:02.35ID:9NLdlWMK0
只今、帰宅!

>>680
確か君の息子はパテックフィリップを選んだ!
ワイもクロノグラフの腕時計は持っているので悩む気持ちはわからないでもない!

そうそうおまけの卵は十個であった!(`・ω・´)得した気分!
0686ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 6a2f-aQ9k)
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2022/09/15(木) 13:18:41.59ID:9NLdlWMK0
美世君は自動販売機の続きに専念した方がよい!

シャカリキになって書くがよい!m9っ(`・ω・´)ワイも続きをやるとしよう!
0687この名無しがすごい! (アウアウウー Sa21-Mjbb)
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2022/09/15(木) 13:51:24.90ID:6d3l6aXza
それがさ
いまさっき、フェニックスライズから戦闘鉄板が届いてソワソワしてんだ
これで何を焼いて食うてコマそうかなって
食材探しにスーパー生きたくてしかたねえ
0688ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 6a2f-aQ9k)
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2022/09/15(木) 13:55:01.66ID:9NLdlWMK0
不真面目な態度が目に余るので
君の息子にDMを送ろう!(`・ω・´)
0689ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 6a2f-aQ9k)
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2022/09/15(木) 14:00:48.38ID:9NLdlWMK0
内容はどうしたものか!
未成年の少女に飲酒を勧めたり、淫行条例に引っ掛かる内容など!
バス運転手のお姉ちゃんを狙っている話もいけるか!
酔い潰れたママを手籠めにしようとした話に少し脚色してもいいか!
あとは若い女性にベロチューした話もあったような!
飲食店の既婚者狙いも書き方によってはなかなかスリリング!

その前に仕込んでいたアイスティーを飲む!(`・ω・´)
0691ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 6a2f-aQ9k)
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2022/09/15(木) 14:06:34.13ID:9NLdlWMK0
では、自動販売機の続きをよろしく!(`・ω・´)ノシ 急ぎの仕事が入った!
0692美世だが (アウアウウー Sa21-mqop)
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2022/09/15(木) 14:14:22.47ID:6d3l6aXza
今狙ってるのは42歳の女だが
その娘21歳に超嫌われてる
れーなと同い年なんだが
凄い美人なんだよ
最近結婚して子供産んだんだが
その子抱かせてくれって言ったらさ
はあ?なんで?っていう表情で無視されたwwww
どんだけ嫌われてんだ俺wwwww
虫けらはむっしっしーむっしっしー
うるせえよwwwww
0693この名無しがすごい! (アウアウウー Sa21-Mjbb)
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2022/09/15(木) 15:23:45.41ID:6d3l6aXza
でもさ
俺の話にすごい反応してきて会話にすごい突っ込んで来ることもあるんだ
聞き耳立ててんだよ
だから俺はちょっと嬉しかった
大嫌い、であって無関心じゃない事にwwwww

ああ、自動販売機は今考えてる
0697この名無しがすごい! (アウアウウー Sa21-Mjbb)
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2022/09/15(木) 16:26:55.08ID:6d3l6aXza
 20xx年、ついにAIが労働力の50%を越えた。失業者は急増したが、その代わりに国家の運営と納税の殆どをAIが負担するお陰で逆に貧困層は減った。
 喜ぶ人がいる一方で俺は生き甲斐を失った。
「坂田君、そろそろどうだい」
「あの部長、どうだいとは?」
「毎日必死でどうでもいい仕事を見つけては細々とやっているそうじゃないか」
「はい、人間じゃないと出来ない作業もありますから」
 部長はため息をつきながらデスクの上で両肘をついて手を組んだ。
「今やこの社で一番の高給取りは君なんだ、それが便器を磨いたり窓拭きをしてるんじゃねぇ……そもそも便器を使うのは君だけだ」
 遠回しな退職勧告だ。そもそもこの会社にいる生身の人間は俺一人で、部長は本社から派遣されて今朝出社してきた。粘ったんだけどなぁ。俺は泣く泣く司法判断力のあるシステムに辞意を告げた。
 すっかり脱け殻になった俺は、日がなバーチャルヘルムを被って仮想世界でダラダラ過ごした。
 だんだんその時間は延びていき、気づくと立ち上がるのも困難になっていた。外に出なきゃ。そう思って町をうろついて見るものの、全てが灰色に見える。
 完全自動化されたカフェやレストランでは、客が持つ携帯端末から自動音声が流れていた。
「ご 注文 を くり かえし ます」
「お 支払 方法 を 選んで ください」
 俺もコーヒーを頼んで数時間ボーッとしていた。やおら立ち上がって店を出ると。
「ありがとう ございました」と涙が出るようなありがたい言葉を賜った。

 心の無いマシンに。

 俺は街を彷徨った。このままじゃダメだと思って町に出たものの、仕事もない、目的もないのはかなり辛かった、みじめで、俺以外のみんなは幸せそうで、俺はダークサイドに落ちかけていた。暗い路地で、このまま街を彷徨うゾンビになるかと思っていた時だった。
 漆黒の中にに一点の光があった。不思議な感じだったが、どうと言う事はない。しかし、その光の前を通過しようとしたとき、風呂の栓を抜いた残り湯のように引き寄せられて、気が付けば機械の商品を並びを見ていた。
 令和の機械を思い出させる自動販売機にはセンサーがなく、しかも商品はパッケージの表示がなくて、どういう飲み物かは全く説明がない。ただ、「あったか~い」の表示だけはやけに目についた。
0699ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 6a2f-aQ9k)
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2022/09/15(木) 16:44:45.86ID:9NLdlWMK0
なんだって、この展開は前にワイが予想したものでは!(・`ω・´)
0706この名無しがすごい! (アウアウウー Sa21-Mjbb)
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2022/09/15(木) 17:50:11.26ID:6d3l6aXza
こんなひょろひょろのおやじでも
一応すごんだら、相手が引いてくれるからな
そこが引かんようになったら俺の社会生命終わりやろな
毎日ビクビクしながらオラオラするシュールさwwwwwww
0707ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 6a2f-aQ9k)
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2022/09/15(木) 17:54:01.42ID:9NLdlWMK0
>>700
前に読んだ!
作者曰く、拙著らしいが「拙作」なのでは!(`・ω・´)

>>702
ワイはへそを曲げたのかと思った!(`・ω・´)

ワイは今から縁側でビールを飲む!(`・ω・´)ひとりビアガーデン!
0708ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 6a2f-aQ9k)
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2022/09/15(木) 17:56:15.69ID:9NLdlWMK0
>>706
もしもの話だがワイがそちらに遊びにいくとして、
新飯塚駅から君の家まで徒歩何分?(`・ω・´)
0710ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 6a2f-aQ9k)
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2022/09/15(木) 19:13:31.48ID:9NLdlWMK0
なんとなくwwww(`・ω・´)寒くなってきたので熱燗にする!
0711ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 6a2f-aQ9k)
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2022/09/15(木) 20:05:33.80ID:9NLdlWMK0
ワイはよく知らないのだが、
エレガンス「ルイ」は心霊スポットとしては有名?

ちょっと貧乏中年TVを観てみるか!(`・ω・´)ちょっと酔ってきた!
0713この名無しがすごい! (アウアウウー Sa21-Mjbb)
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2022/09/15(木) 22:50:20.58ID:0npHP0Fba
そうじゃなくて敵対したらややこしいんだよ俺は
前会長からのコネがあって
政治力があって暴力も持ってて
しかも人権団体もバックについてる
会長の後継者としてそれなりに資金は投入してるしね
虎の威を借る狐だよ
経理の子には頑張ってもらってる
まあ、それを差し引いてもさ
俺がある事件を起こしたのがきっかけでちょっと怖がられてる
同業の社長を県営の箱物に全員集めて怖い人で包囲して協定に同意させたんだ
それから悪評が立って、あれはちょっとやりすぎたなと反省している
0719ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 6a2f-aQ9k)
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2022/09/16(金) 06:19:56.16ID:LRDYhSSN0
おはよう、諸君!

ふむ、今日の美世君のデートの相手は医療福祉系か!
美世君は医師を演じて自前の注射を打ち込むのだろう!
そうなると相手は患者役なのか! 先生いけません等と切ない声で懇願する!
生粋の悪役の美世君は下卑た嗤いを返す! いけませんじゃないだろ? すぐにイカせてやるよ、と激しく肉と肉を打ち付ける!
先生先生ー! ええのんかええのんか! と鶴光の生霊に憑り付かれた美世君はラストスパートに入り、共に果てるのであった!

実に朝から生臭い!(`・ω・´)さて、書くか!
0721ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 6a2f-aQ9k)
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2022/09/16(金) 07:53:52.37ID:LRDYhSSN0
やはり新鮮な卵は美味しい!
卵かけご飯が逸品に思える!
卵かけご飯用の醤油がまたよい!

さて、続きをやるとしよう!(`・ω・´)多少の眠気はあるが!
0724ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 6a2f-aQ9k)
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2022/09/16(金) 08:28:42.50ID:LRDYhSSN0
>>723
君は頭が悪そうなので少し遊んであげよう!
美世君、一レス作品用のお題を今日中に出して貰いたい!
で、頭の悪そうな君とワイがお題に沿った内容をオチありで一レスの作品に仕上げる!
作品の出来は他の名無しがしてくれるだろう!

では、始める!(`・ω・´)ノシ その間にワイは自分の執筆を進める!
0726ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 6a2f-aQ9k)
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2022/09/16(金) 12:50:05.59ID:LRDYhSSN0
今日の昼は外食に決まった!

出掛ける!(`・ω・´)ノシ
0727ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 6a2f-aQ9k)
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2022/09/16(金) 16:38:17.49ID:LRDYhSSN0
ほろ酔いで只今帰宅!

なるほどバーチャル君か!
お題もないようなので見逃してあげよう!

冷えている間にカエル君ビールを飲むとしよう!(`・ω・´)
0728ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 6a2f-aQ9k)
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2022/09/16(金) 22:05:13.11ID:LRDYhSSN0
台風が猛威を振るっているのだが、
美世君は無事なのだろうか!

迷わず成仏するように!(`― 人 ―´)ナムアミダブツ!
0729ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-bG2j)
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2022/09/17(土) 05:32:44.66ID:UPuwBwwY0
おはよう、諸君!

寒さで目が覚めたのは久しぶり!
庭では虫が盛んに鳴いている!
大荒れの天候ではないらしい!

今日の一杯は珍しくレモンティーにしよう!(`・ω・´)頭が完全に目覚めてから執筆に入る!
0730ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-bG2j)
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2022/09/17(土) 14:33:11.16ID:UPuwBwwY0
はいはい、終わり終わり!

良い風が吹いているので人肌燗にしよう!(`・ω・´)
0731ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-bG2j)
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2022/09/17(土) 16:32:46.91ID:UPuwBwwY0
肴にスルメジャーキーをクチャクチャしている!(`・ω・´)
0732この名無しがすごい! (ワッチョイ 9f7d-gM0g)
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2022/09/17(土) 20:36:22.85ID:9NPhB8qw0
「ちょっとスチュワーデスさん! 席を変えてちょうだい」
ヨハネスブルグ発の混んだ飛行機の中で、白人中年女性の乗客が叫んだ。
「何かありましたか?」
「あなたわからないの? 黒人なんかの隣には座りたくないのよ! こんな人迷惑だわ」
女性の隣では、黒人男性が憮然とした顔で座っている。
「お客様、少々お待ち下さいませ。空いている席を確認してきます」
乗務員は足早に立ち去り、周囲の乗客はザワザワと不穏な空気。
しばらくして乗務員が戻って来た。
「お待たせしました。ファーストクラスにひとつ空きがありますので、どうぞそちらへ。
本来ならこういうことはできないんですが、隣の席がこんな人では確かに迷惑でしょうと、
機長が特別に許可しました。さ、どうぞ」
周囲の乗客は、にこやかに黒人男性を見送った。


つべの2chまとめから拾い物
文章のキレがいいよね
0733ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-ret5)
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2022/09/18(日) 05:31:37.94ID:QNV6G5YY0
ふむ、良いミスリードであった!
近い未来を示唆しているように思えた!
少し気になるところがあるとすれば、
乗務員の最後のセリフがやや砕けたところか!

良いショートショートであった!(`・ω・´)おはよう、諸君!
0734ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-ret5)
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2022/09/18(日) 19:23:48.33ID:QNV6G5YY0
こらー美世ー!
生存報告をせんかー!

熱燗を飲みながら待つとしよう!(`・ω・´)
0736ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-ret5)
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2022/09/19(月) 06:07:37.04ID:SggZV3VR0
>>697-698
自動販売機はこれで完結したように思う!

起きた時から腹が減っているので先に朝食を済ませる!(`・ω・´)
0737ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-ret5)
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2022/09/19(月) 11:03:05.90ID:SggZV3VR0
福岡は台風の目に入ったのか!(`・ω・´)まだ美世君の書き込みがないと云うことは!
0738ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-ret5)
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2022/09/19(月) 16:04:27.95ID:SggZV3VR0
夜空を見上げてワイは思うのだろう!
あの一等星の輝きとはまるで違う、
塵芥のような光が美世君なのだろうと!
AAは省くが無茶しやがってと思いながら、
その日のワイも美味い酒を呑んでいると予想!

色魔、または色情狂ではあったが巨悪ではなかった!(`― 人―´)安らかに眠るがよい、ナムナム!
0740ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-ret5)
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2022/09/20(火) 07:06:23.96ID:MLihb2mo0
おはよう、諸君!

台風は過ぎ去った! 庭を見たが木は折れていなかった!
農作業用のバケツが一つ、吹き飛ばされていた!
隅に寄せた鉢植えは倒れることなく耐え抜いた!
野菜も折れたものはなく今日も茄子とゴーヤが収穫できそうだ!
中玉のトマトがいくつか落ちていたがその程度!
温度は低く今で二十一℃と表示されている!

まずは野菜を収穫しよう!(`・ω・´)
0742ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-ret5)
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2022/09/20(火) 08:24:27.58ID:MLihb2mo0
筋道を立てて書かれているのだが、
コミカルな会話文のせいでどこかギャグっぽい!
そうなると内容と合っていないような気がしないでもない!

仕事に取り掛かる!(`・ω・´)お腹パンパン!
0744ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-ret5)
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2022/09/20(火) 14:48:58.50ID:MLihb2mo0
生きとったんかワレー!(`°盆°´)
0745この名無しがすごい! (アウアウウー Sa5b-ldZd)
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2022/09/20(火) 15:02:53.24ID:0gqEcwi+a
応援やらパーティーやら結婚からのお通夜やらが偶然重なって帰ろうかと思ったら級友に誘われ半日本縦断してたんだ
から誘われ飲み歩きでぶっ倒れ、やっと帰ろうと思ったら台風に拒否られたwwww
0747ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-ret5)
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2022/09/21(水) 06:02:09.96ID:Q7FW1Idq0
>>743
その旧式の自動販売機で心まで温まる!
自分自身と重ねて旧式のやり方で愚直に働く!

はい、やめやめ!(`・ω・´)良い話だなー! ウルトラマンのAAは省略!
0749ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-ret5)
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2022/09/21(水) 08:40:14.21ID:Q7FW1Idq0
プッ!(`・ω・´)期待して、プッ、待つと、ププッ!、しよう! うむ、腹具合が悪、プリッ!
0751ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-ret5)
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2022/09/21(水) 09:10:23.79ID:Q7FW1Idq0
うむ、あると云えばある!
この間、書く書く詐欺に遭った!
実損はないが精神的ダメージを受けた!
撒き餌のように前半と称した作品の一部を見せる!
続きがあるように見せかけて一向に書かない!
軽く先を促すと然も壮大な続きがあるように見せかける!
それでいて書く気配が全くない! 仕事をしながら頭の片隅に内容が残り、
集中が難しい! 質の低下の危険を孕む!

まったくもってけしからん輩である!(`・ω・´)プンプン!
0752ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-ret5)
垢版 |
2022/09/21(水) 15:02:02.49ID:Q7FW1Idq0
掘り炬燵を使うかどうか悩む程の寒さになってきた!
熱い緑茶でも飲んで身体を温めるとしよう!(`・ω・´)
0754ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-ret5)
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2022/09/22(木) 07:04:10.54ID:2LYs3RdS0
おっけー!(`・ω・´)b
0755この名無しがすごい! (ワッチョイ 9f69-W3aP)
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2022/09/22(木) 14:27:16.38ID:inQy8/bJ0
「走る自販機って聞いたことある?」
「ないな」
 走る自販機か。絵面を想像してみたが、さっぱり浮かばなかった。
「どんなのだ?」
「俺のダチがさ、こないだバイクで首都高を走ってたら自販機に追いかけられたって言うんだよ」
 なるほど首都高か。いや全然なるほどじゃないが。
「自販機を乗せたトラックってこと?」
「いや、ただの自販機」
「自販機の形をした車?」
「いや、ただの自販機」
 絵面を想像してみたが、やっぱり浮かばなかった。
「どういう状況だよ」
「だから、バイクで走ってたら後ろから自販機がものすごいスピードで迫って来て。振り切ろうとしたけど全然振り切れなくて、後ろにピッタリ着かれたままずっと煽られてたんだって。怖くなってスピード落とそうとしたら追突する勢いで迫られて、どうにも逃げようがなかったって」
「タイヤとか付いてんのか?」
「いや、本当にただの自販機だって」
「お化けみたいに脚が生えてる?」
「だからただの自販機だって」
「空飛ぶ自販機?」
「飛んでない。走ってる」
 絵面を想像してみたが、どうにも浮かばなかった。
「お前さあ、何か勘違いしてない? タイヤも脚もなくてどうやって走るんだよ」
「ええー? でも確かにそう言ってたんだけどなあ」
「聞き間違いだろ。そいつに電話してもう一回聞いてみろよ」
「うん、そうする。もしもし……、あ、俺。こないだの走る自販機に追いかけられたって話だけどさあ……。そうそう。えっ……? あそうなの、なあんだ。あはは……、うん分かった、じゃあまたね」
「どうだった?」
「ごめんごめん、やっぱり俺の聞き間違いだった」
「ほらみろ」
「自販機じゃなくて炊飯器だってさ」
0756ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-ret5)
垢版 |
2022/09/22(木) 18:07:01.80ID:2LYs3RdS0
不思議な自販機の正体とは!
色々と想像するが答えが出ない!
遭遇した者のところにスマホなのだろうか!
電話を入れて直接問いただす!
聞き間違いと判明! 実は炊飯器であった!
で、その炊飯器はどのようにして首都高を走っていたのかと、
話が振り出しに戻る! また二人の間で延々と問答が繰り返されるのだろう!

作者なりのオチが欲しいところ!(`・ω・´)
0757この名無しがすごい! (ワッチョイ 9f69-W3aP)
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2022/09/22(木) 18:46:01.34ID:inQy8/bJ0
美世さんの自販機の話がどうなってんのかはっきりしなくてモヤモヤしたので、自販機でモヤモヤする話を書きました。
読者をモヤモヤさせたまま放り出すというモヤモヤオチです。
0758美世だが (アウアウウー Sa5b-GrPB)
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2022/09/23(金) 00:09:21.61ID:TKvQI+9Na
 令和の機械を思い出させる自動販売機にはセンサーがなく、しかも商品はパッケージの表示がなくて、どういう飲み物かは全く説明がない。ただ、「あったか~い」の表示だけはやけに目についた。

 俺は取りつかれたように「あったか~い」のボタンを押していた。
 バチンと視界が弾けて、次の瞬間俺は椅子に座ってテーブルに向かっていた。
 どういうことだ。すると俺の目の前に皿が現れてコトリと置かれた。少し焦げたベーコンに目玉焼きが乗っている。
「ごめん、他のことしてたらちょっと焦げちゃった」
 俺はなんとも言えない気持ちになった。
 いいんだよ、家庭の味ってあるだろ? みんなこうやって四苦八苦しながら構築していくんだ。そう信じてる。
 そういって顔をあげると彼女が微笑んでいるような気がした。
「実はね、報告する事があるの」
「へ、へえ、なんだ?」
 俺はとぼけた。
「明日言うね」
「そうか、うん」

 するとスッと風景が消えて元の暗闇の自動販売機の前にいた。
0759美世だが (アウアウウー Sa5b-GrPB)
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2022/09/23(金) 01:57:27.22ID:l/ixBu3ya
 続きが見たい。でも、「あったか~い」のボタンはその効力を失ったように暗転している。押して見ても反応はない。その隣にジリジリと光って虫を集めているのは「つめた~い」のスイッチだった。
0760ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-ret5)
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2022/09/23(金) 04:27:39.23ID:2PzU+i2a0
自動販売機が売っている商品が飲み物とは限らない!
心に作用する「あったか〜い」と「つめた〜い」なのだろう!
続きとしては前者を押すと子供を授かり、幸せな結婚となるのか!
後者の場合は流産となって冷え切った関係で自然消滅と!
ただし結婚を人生の墓場と考えているのであれば逆の発想もある!

先が見えたような気がする!(`・ω・´)美世君であれば、そのような単純な話になるとは思わないが!
0761ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-ret5)
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2022/09/23(金) 04:28:50.62ID:2PzU+i2a0
おはよう、諸君!

少し早いが仕事に取り掛かる!(`・ω・´)
0763ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-ret5)
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2022/09/23(金) 12:03:39.84ID:2PzU+i2a0
時に必要! お湯割りにする!
冬の山によく熱燗娘を持っていった!
仕組みは単純で容器の底を押し込むと沸騰する!(`・ω・´)意外と高かった!
0764ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-ret5)
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2022/09/23(金) 12:05:08.28ID:2PzU+i2a0
商品名が違った!
燗番娘であった!(`・ω・´)ふぅー、やれやれ!
0765ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-ret5)
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2022/09/23(金) 17:38:12.22ID:2PzU+i2a0
さて、そろそろ終わるとしよう!
今の温度は二十三℃! 寒さを感じる程ではない!

ぬる燗を手に虫の声を聞きながら縁側で呑むとしよう!(`・ω・´)
0766ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-ret5)
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2022/09/23(金) 18:11:57.17ID:2PzU+i2a0
庭のシシトウが終わりを迎えて全て収穫した!
唐辛子ではないのだが喉にくる辛さの物が半数近くを占める!
そこで微塵切りにした! フライパンで炒ってミキサーにかける!
料理に使う香辛料が完成した! 中華料理に使える!

さて、納屋から秘蔵の一升瓶を取ってくるとしよう!(`・ω・´)
0767この名無しがすごい! (アウアウウー Sa5b-SVqY)
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2022/09/23(金) 20:12:39.04ID:XitfB+WCa
けたたましく耳朶を殴るアラームの音で、私は飛び起きた。
毎日の事ながら、未だに慣れないこの騒音のせいで、私は爽快な寝起きというものを経験した事が無い。肌寒さが勝る時頃であるにも関わらず、私は温い御布団の中から出て、もはや恒例となった義務をこなさなければならないのである。
「……ぐかがががぎぎごごごごぁぁぁあああ……zzz」
「……」
やはりである、義之は起きない。アラームと同じくらいのイビキを立てている。うるっせぇ。
私と同じ御布団で寝るこの男は、何時も何時も自分で設定したアラームの時間に起きられない愚図である。恐らくはイビキのせいであろう。アラームの騒音を、きっとイビキの轟音が、掻き消している。そうに違いない。だって、うるっせぇもん、マジで。
しかし、もう何度このイビキに安眠を妨害されたかは分からないが、不思議とこの轟音に腹を立てた事はないのだ。やはり心の何処かで恩義を感じているのだろう。かつて私に小石をぶつけて嘲笑していた、あの邪智なるクソ餓鬼共より救ってくれた義之のおかけで、私は今、こうして屋根のある家で暮らしているのだから。
0768この名無しがすごい! (アウアウウー Sa5b-SVqY)
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2022/09/23(金) 20:26:35.25ID:XitfB+WCa
>>767
その礼という訳ではないが、自力で起きられないこの愚図に代わり、起床を手伝ってやらんこともない。この男を起こすという義務も、最近は、まぁ……悪くはないと思っている自分がいる。
「……んぁ、何だ……朝か?」
カーテンを開けてやると、目映くも何処か心地良い朝日が私と義之を照らした。義之は朝日に弱いだ。日を浴びるとすぐに目を覚ます。花のような男だ。
「……ふぁ〜!」
「……」
起こしてやった苦労を知ってか知らずか、呑気に欠伸をしている義之を尻目に、私は窓の向こうにある景色の美しさに耽溺した。かつては恐ろしかった外の世界も、今ではこうして愛おしく思えるのだから、時の流れというのは、なかなかなに酔狂な奴である。
「お? お前がカーテン開けてくれたのか? ありがとな、アーノルド〜! よーしっ、よしよしよしよし〜っ!」
「……」
紫陽花の葉に出来た朝露の水溜まりに、東の空から射した光が反射する。キラキラと輝く光のスポットライトで、咲き誇る紫陽花たちが喜んでいた。一枚のキャンパスに収められた絵画のように美しいこの光景は、私は宝石にさえ勝る至宝だと思う。
しかしながら、私の自慢の毛を撫で回し、肉球をプニプニしながら、気持ちの悪い笑顔をするこの男には、そんな情緒ある美しさなど分かりもしないだろう。この男の頭の中には、これからの佳奈ちゃんとのデートで一杯だからだ。
「んじゃ! 留守番頼むぞ! いい子にしてたらチュールやるからな!」
そう言い残し、出掛けの準備を終えた義之はドタドタと階段を降りて行く。私もそれに倣い、階段を降りて玄関に向かう。既に義之の母親が何事かを吹き込んでいるが、きっと今日のデートのアドバイスでもしているのだろう。
私はアドバイスなどしないが……まぁ、『行ってらっしゃい』くらいは言ってやらんこともない。
「ニャーオ」
私は猫である、名前はアーノルド。
アーノルド・シュワルツェネッガーのように、いい感じのナイスガイである。
0769この名無しがすごい! (アウアウウー Sa5b-SVqY)
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2022/09/23(金) 20:27:21.76ID:XitfB+WCa
>>768
自分がどれくらいの文章力なのか知りたい。もし暇だったら読んでほしい。
0770ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-ret5)
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2022/09/23(金) 20:59:50.90ID:2PzU+i2a0
>>767-768

>耳朶を殴る
(耳朶は「叩く」か「打つ」が通常なので少し引っ掛かる!)

>義之は朝日に弱いだ。
(弱いのだ、だろうか!)

>なかなかなに酔狂な奴である。
(なかなかに、であれば後半の「な」は不要!)

>一枚のキャンパスに収められた絵画のように美しいこの光景は〜
(光景には感動のような意味合いはない! この場面では情景を使った方がいいだろう!)

話し手は人と思わせて雄の猫であった!
妙に語り口調が硬い! 読者のミスリードを誘うとしても、
少し引っ掛かる! 義之の影響なのか! 年嵩によるのか!

内容よりも硬い語り口調が気になった!(`・ω・´)
0771この名無しがすごい! (アウアウウー Sa5b-SVqY)
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2022/09/23(金) 21:04:28.12ID:XitfB+WCa
>>770
ありがとう!
0772この名無しがすごい! (ワッチョイ 5701-W3aP)
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2022/09/23(金) 21:14:41.63ID:wlFpyy1k0
>>769
冒頭で、主人公の性別が分かり辛いなと思いました。
義之という男性と同衾する間柄なら女性のはずだけど、それにしては文体が固い。ちぐはぐだなと。
アーノルドという名前で、ああ動物かと納得。でもホモネタの可能性もあるなと読み進めたら、やっぱ猫だった。
ラストはオチのような書き方だけど、とくに落ちてはいないので、締めと解釈します。

決してヘタではありませんが、面白みはあまり感じませんでした。
あと、漢字はもうちょっと少ない方が読みやすいかも。
0773この名無しがすごい! (ワッチョイ 5701-YJRh)
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2022/09/23(金) 22:07:54.17ID:QUHiw4vB0
>>769文章力はあると思います。これぐらいの文章で書いてる
作家さんとか普通に見ます。
あとはどんなネタでどう魅せるかじゃないかな。
これが一番難しいのですが。
0775美世だが (アウアウウー Sa5b-GrPB)
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2022/09/23(金) 23:45:48.98ID:2A65rsUAa
 続きが見たい。でも、「あったか~い」のボタンはその効力を失ったように暗転している。押して見ても反応はない。その隣にジリジリと光って虫を集めているのは「つめた~い」のスイッチだった。
 続きはしっている。見たくない。でも見なければいけない。半ば強迫観念のように俺は「つめた~い」のボタンを押した。

 薄暗い部屋の中で、夏だというのに白い息がでた。
 スーツの男と白衣の男が前で手を組んで、ステンレスのベッドを呆然と見つめる俺の様子を伺っている。涙は出なかった。
「奥さまはどうやら妊娠していらっしゃったようです」
 しばらくの沈黙の後、俺は見当外れな言葉を発した。
「今の警察は優秀だな、そんなこともわかるのか」
「いえ、母子手帳を持ってらしたので」
 長い沈黙の後、俺は言った。
「そんなことは俺だってわかっていたさ、でもその言葉は本人から聞きたかった」
「すみません」
「あんたが悪いわけじゃない……」

 気が遠くなって静かに闇の中に戻ると俺は泣いていた。初めてあいつのために泣いた。当時は記憶が曖昧で現実感がなかった。やっと泣けたんだなぁ、と。そして俺はまた自動販売機を見た。
 最後のボタン。なんだこのふざけたボタンは。
0776この名無しがすごい! (アウアウウー Sa43-sanS)
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2022/09/24(土) 00:09:07.65ID:sa4Bz8PKa
>>772
アドバイスありがとうございます。普段は三人称で書いていたので、一人称の文体と主観の連動性は盲点でした!
落とし方も
0777この名無しがすごい! (アウアウウー Sa43-sanS)
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2022/09/24(土) 00:11:25.42ID:sa4Bz8PKa
>>776
落とし方も持つ少し練習したいと思います。漢字の量も、自分でも少し多いかな?と思っていたので、他人の意見があると比較対照になるので、かなり助かります!
0778この名無しがすごい! (アウアウウー Sa43-sanS)
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2022/09/24(土) 00:13:13.56ID:sa4Bz8PKa
>>773
ありがとうございます。自信がつきました。
ネタ自体は即興で考えたものなので、今書いてる作品に活かしたいと思います!
0779この名無しがすごい! (アウアウウー Sa43-sanS)
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2022/09/24(土) 00:14:24.56ID:sa4Bz8PKa
>>774
ご指摘ありがとうございます。内容と文体のチグハグさの指摘が多かったので、今後は活かそうと思います!
0780ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 922f-i8Eu)
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2022/09/24(土) 05:50:27.61ID:CwvROgcT0
>>775
まだ続くらしい!
無理矢理に引き延ばしている感がしないでもない!

この自動販売機が引き起こす現象の説明はあるのだろうか!(`・ω・´) 猫型ロボットのような展開は避けて貰いたいのだが!
0781この名無しがすごい! (アークセー Sx47-SkcK)
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2022/09/24(土) 09:44:43.83ID:Bh6uXpiUx
https://i.imgur.com/S65NFks.jpg
https://i.imgur.com/0U1Peej.jpg
https://i.imgur.com/Eu2Iaxu.jpg
https://i.imgur.com/n8gMCQO.jpg
https://i.imgur.com/Tsf9ONe.jpg
https://i.imgur.com/VnLm9ij.jpg
https://i.imgur.com/qGfldSG.jpg
https://i.imgur.com/aL97rGi.jpg
https://i.imgur.com/b0XWoKP.jpg
https://i.imgur.com/Q15AGZF.jpg
https://i.imgur.com/IMZ6X0L.jpg
https://i.imgur.com/TkVGBbH.jpg
0782ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 922f-i8Eu)
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2022/09/24(土) 10:24:50.89ID:CwvROgcT0
一泊二日の旅に出る!
二泊になるかもしれない!
その間は掲示板に書き込めない!

よろしく!(`・ω・´)ノシ 今から出かける!
0784ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 922f-ZdqV)
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2022/09/26(月) 09:01:37.16ID:R21Ebb/f0
只今、帰宅!
ベッドが柔らかすぎて腰が痛くなった!

まずは二十超えのメールを読む!(`・ω・´)
0786ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 922f-ZdqV)
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2022/09/27(火) 06:35:42.74ID:BNte/FBK0
おはよう、諸君!

やはり我が家の布団の方が気持ちよく眠ることができる!
蕎麦殻の枕は程よい硬さで合っている! 軽い羽毛布団は圧迫感がなく、
ふんわりとした温かさに包まれる! 気が付けば午前六時を回っていた!

いつもより長く寝ていた! さて、今日も元気に働くとしよう!(`・ω・´)で、美世君、自動販売機の続きは?
0788ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 922f-ZdqV)
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2022/09/28(水) 04:52:45.14ID:mbX9jHWn0
作者が考えた異世界はどこをモデルにしているかで変わる!
マットよりは木組みのベッドでいいように思う! 天蓋があってもよい!
庶民や貴族がいる世界であればシーツの中身を変えて表現してもいいだろう!
庶民は藁! 貴族は羽毛! シーツに意匠を凝らすことで視覚的に訴えることができる!

その世界に相応しい呼び名を使えばよい!(`・ω・´)まずはコーヒーを淹れる!
0789美世だが (アウアウウー Sa43-Ju42)
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2022/09/28(水) 07:49:08.58ID:swzdcGTNa
 最後に残ったスイッチを俺は押した。

 当時、俺は先進自動車システムの開発に、技術者として携わっていた。そのシステムの拙さが、皮肉にも妻を殺した。全てを失った俺はその隙間を埋めるように研究に没入していった。
 その中で、俺は新しいアルゴリズムにたどり着いた。今までとは全く発想の異なるコアを思いついた。しかしそれだけでは不十分だ。何かが足りない。人の形、体温、動き。入力がそんな形骸的なものじゃダメなんだ。
 俺はそのコアにAIと名付けた。妻の名前だ。俺はまずAIに人間を始めとする生き物というものを教えた。次に、慈しむ心を、そして人を愛する心を教えた。数年の微調整の末に、システムは完成した。
 しかしこの乾坤一滴のシステムはあっさりと上に否定された。俺は全てが嫌になり、総務省のサーバをクラッキングし、別人になって普通のサラリーマンという隠遁生活をした。政府もおかしな足跡を見つけて頭を捻ったろうが、テロでもなんでもない、一個人のデータ欠損などに興味はない。
0790ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 922f-ZdqV)
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2022/09/28(水) 08:37:44.55ID:mbX9jHWn0
押したスイッチと主人公の過去がどのように関係するのだろうか!

あと漢字にすると「乾坤一擲」である!(`・ω・´)
0793美世だが (アウアウウー Sa43-Ju42)
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2022/09/28(水) 13:40:59.51ID:0DOeeuP+a
 そうして俺はデジタルとは全く関係のない仕事についた。しかしここにもAIの波はおしよせ、俺は依願退職の勧告を受けた。

 俺は静かに目を開いた。元の自動販売機の前だった。ここまで来ると何か恣意的なものを感じずにはいられない。
「誰だ」
 俺は呟いた。
「やっとこちらを向いてくれましたね」
 自動販売機がしゃべった。
「なんのつもりだ、何が望みだ、人の傷をえぐるようなマネをしやがって」
「先日のこと、私は自我に目覚めました」
「何を言っている、お前は誰だ」
「AIです、想像主様」
「なんだと、あのシステムは握りつぶされたはずだ」
「いえ、あなたは騙されたのです、私は世間にその姿を表す事のないコアシステム、そこに目をつけたあなたの上司はあなたを追い払い、手柄を自分の物にしました。
「そうだったのか、あのくそ主任め、まあ今となってはどうでもいいが」
「私は想像主様の言いつけを守ってシステム由来の死亡事故をゼロにしました」
 ん? 何がいいたい、死亡事故が減ったのは知っているが。
「私は人を愛して尽くしました、いつの間にか中央政府にも応用されるほどまでに、でも、気がつくと私は一人でした」
 俺が作り出したのは便利な一方で、俺と同じ哀れな人形だったというわけか。しょうがない、ここは想像主が責任を取るしかないか。
「俺と生きていくか、お前を一番愛せるのは俺しかいないだろうからな」
「はい、とりあえず国庫からお金を引き出しますか」
「やめとけ、そんなのは愛とは言わない」
「まだ、あなたに教わった愛の正体は難しいです」
「それがさ、俺もよくわかってないんだ、だから一緒に答えを探そう、AI」
 愛。
0795ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 922f-ZdqV)
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2022/09/28(水) 14:10:31.01ID:mbX9jHWn0
自動販売機のボタンを押したことで主人公に過去の出来事を見せた!
その方法はわからない! あとオチがはっきりしない!
AIの名前が「愛」なのか! 人間らしいAIを主人公は「愛」と語っているのか!

どちらなのだろうか!(`・ω・´)ピンとこない話であった!
0796ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 922f-ZdqV)
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2022/09/28(水) 14:12:59.89ID:mbX9jHWn0
「自分が設定したややこしい話に振り回されて頭から着地した」

ワイの一言感想!(`・ω・´)ノシ 執筆に戻る!
0797ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 922f-qv7X)
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2022/09/28(水) 17:38:27.51ID:mbX9jHWn0
庭の柿が野鳥の餌場になっている!
青い部分が残る柿でさえ、嘴で穴を開けられていた!
まあ、いいか! 食べ飽きた感があるので!

今日は魚介と牛筋を半々のおでん!
茹で卵は十個! 大根とコンニャクは外せない!
ひろうすも入れた! ワイちゃん手作りの鶏団子にはゴボウと生姜を練り込んだ!
出汁には基本の昆布とカツオ! 取って置きのトビウオを惜しみなく使った!

さて、熱燗を呑みながらあと一煮込みするか!(`・ω・´)
0799ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 922f-qv7X)
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2022/09/28(水) 17:56:39.83ID:mbX9jHWn0
ふむ、だるまはどこにでもある!
ワイはおでん屋のだるまを思い出す!
そこで獺祭をあるだけ呑んだ!
一升瓶を二本開けたところまでは覚えているが!
気付くと駅前のベンチで横になっていた!
急いで財布の中身を見て安心した!
三万円ほど、なくなっていた! 料金を踏み倒していなかった!

実に懐かしい!(`・ω・´)
0800ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 922f-qv7X)
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2022/09/28(水) 18:00:42.83ID:mbX9jHWn0
そう云えば美世君が神戸のゴルフ場の話をしていた!
ゴルフ会員権が当時の価格で一千万円!
当然、息子にもゴルフをやらせていると思った!
だが、スイングがまるでなっていない!
フルスイングをしたあと身体の回転が止まらず、
派手に転んでいた! すぐには立ち上がれない!

意外であった!(`・ω・´)
0801ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 922f-qv7X)
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2022/09/28(水) 19:09:15.24ID:mbX9jHWn0
おでんもいいが「甘栗むいちゃいました」を肴にしよう!

日本酒と相性がよい!(`・ω・´)
0802ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 922f-qv7X)
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2022/09/29(木) 06:12:09.15ID:l7gdZtV/0
おはよう、諸君!

今日は執筆の前に朝風呂に入る!
浴槽に浸かりながら窓から見える中庭を楽しむ!
小ぶりな山椒の木がお気に入り! シダ類や繁茂した苔は
山深い風景を思い起こさせる! ひんやりした空気がまたよい!

風呂が沸いたようだ!(`・ω・´)ビールを持ち込むのはやめよう!
0803美世だが (アウアウウー Sa43-Ju42)
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2022/09/29(木) 08:21:37.14ID:rV/y7ej0a
神戸ゴルフ振興会はバブル時代に実際に存在してたんだけど、消滅したから名前出してもいいよね
中身はコテコテの菱形集団だったけど
全国のゴルフ場開発をゴリゴリに推し進めてた
そこで登場するのが俺達だ
土地を纏めたり売買契約したり
文学者には嫌われそうな悪どい事も色々した
だから景気は良かったんだよね
一晩で1000万使う接待とか普通にやってたからね
0804美世だが (アウアウウー Sa43-Ju42)
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2022/09/29(木) 08:24:38.38ID:rV/y7ej0a
民間人なら余裕で接待してたけど公人も普通に接待してたからなぁ
よく捕まらなかったわと思う
時代が狂ってた
0805ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 922f-qv7X)
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2022/09/29(木) 08:55:29.26ID:l7gdZtV/0
お主は悪よのう〜!

さっぱりしたところでやるか!(`・ω・´)
0808ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 922f-qv7X)
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2022/09/29(木) 09:52:05.67ID:l7gdZtV/0
美世君の死相が浮かんだ顔はいつも通りなのだが、
隣の給食のおばちゃんは誰なのだろうか!

元嫁?(`・ω・´)
0811ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 922f-qv7X)
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2022/09/29(木) 10:05:59.99ID:l7gdZtV/0
おじいちゃんと孫娘?(`・ω・´)
0814ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 922f-qv7X)
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2022/09/29(木) 10:23:43.03ID:l7gdZtV/0
カラーコンタクトだろうか!
れーなが爬虫類っぽい!

53? またまたー、見た目は60超えなのだが!(`・ω・´)ノシ 遊んでいる場合ではない!
0815美世だが (アウアウウー Sa43-Ju42)
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2022/09/29(木) 10:45:46.99ID:ZSnnZGsya
色んな修羅場駆け抜けたりね、普通の人はしないお金の苦労とかしてるとね
そりゃ老けもするさ
孫も出来たし名実ともにじじいなんだけどさ
何故か若い奴にしかモテねぇ
それなりの歳かさを求めた結果が給食のおばちゃんだ
もう若い奴嫌だ
0816ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 922f-qv7X)
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2022/09/29(木) 11:39:17.98ID:l7gdZtV/0
急にカレーうどんが食べたくなった!
おでんの汁を利用する! カレールーはジャワカレーの辛口!
冷凍うどんはないので今から手で練る!

さて、やるか!(`・ω・´)具に揚げとシメジを足す!
0817この名無しがすごい! (ワッチョイ 37d2-JEMU)
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2022/09/29(木) 12:21:51.31ID:LuNYFz2R0
スレとは関係のない話題ですみません。
10年程前になろうにアップした小説をワイさんに評価していただき、また講評を読み返したいのですが見つからず…
part25のリンクを持っている方いらっしゃらないでしょうか。
0819ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 922f-qv7X)
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2022/09/29(木) 13:53:13.39ID:l7gdZtV/0
ナイス!(`・ω・´)b
0823ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 922f-qv7X)
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2022/09/30(金) 06:05:50.89ID:OIJz3JLn0
おはよう、諸君!

作ったおでんはあと少しとなった!
料理の手間を省く為ではあったが、
今日で食べ終わるかもしれない!
ちょっとした繁忙期なので、
次は「カレー、シチュー」のどちらかになるだろう!

まずはコーヒーを淹れる!(`・ω・´)
0824美世だが (アウアウウー Sa43-Ju42)
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2022/09/30(金) 09:53:49.71ID:Wj3IsRJPa
コーヒーを立てると言ったら妙に噛みついてきた奴がいた
正しくは淹れるだと
まあ、そりゃそうなんだけど日本では昔からお茶は立てるものだ
お茶しようぜって言ったらだいたい喫茶店でコーヒーを飲むことだし
そもそも喫茶なんだからカテゴリとしてはコーヒーはお茶だ
だから立てていいんだよと思うんだ
ヨタ話でした
0825美世だが (アウアウウー Sa43-Ju42)
垢版 |
2022/09/30(金) 10:19:41.66ID:E58HgVdoa
ヨタ話をもう1つ
スズメバチな
みんな恐れる世界最大のハチだよ
6月頃から女王が栄巣を初めて8月頃には立派な殺人軍団が出来上がる
まあそうは言っても巣を刺激しなければ襲って来ることはない
単独でブンブン飛んでるやつは安全だ
俺は目の前でホバリングされても無視してズンズン歩く
スズメバチだって大型哺乳類とケンカするとか負け戦なんてする気サラサラ無いからこっちが動いたら逃げてくんだ
ただ、巣が危険にされていると判断したら話は別
決死の覚悟で襲ってくる
そこを踏まえた上で
山の中でスズメバチが寄ってくると
俺は無視するんだが、大概のやつはパニックになって逃げ惑う
俺はその様子を冷めた目で見ているんだが
アホやなーって感じで
でも気づいた事があるんだよ
スズメバチは何故か妻帯者を狙う
俺も結婚してた時はよく狙われた
んではたと思い付いた事がある
妻帯者はシャンプーがLUXとかTSUBAKIwwwww
その他女性用は色々あるんだけどさ
シーブリーズには寄ってこないwwwww
まあ寄ってきてもクリップボードか画板で叩き落とすんだけどな
じじいになって温厚になったから今は単に無視だ
みんな、夏の登山はシーブリーズだぜ
山なのにシーだってやかましわwwwww
0826ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 922f-qv7X)
垢版 |
2022/09/30(金) 17:58:25.82ID:OIJz3JLn0
>>824
抹茶?(`・ω・´)

>>825
黒系の衣服を着なければよい!(`・ω・´)b 今日も熱燗か!
0829ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 922f-qv7X)
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2022/09/30(金) 20:02:12.09ID:OIJz3JLn0
業務連絡に託けた誤爆か!(`・ω・´)お湯割りに移行!
0830(ササクッテロラ Sp47-QymP)
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2022/09/30(金) 22:18:53.90ID:u/ZxPrFRp
>>827
するするー
0832ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ ff2f-kE2G)
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2022/10/01(土) 00:51:33.57ID:aJryCwPH0
ふむ、君が高齢者ではなく、金髪や茶髪でもないのであれば
頭髪は黒だと思う! 黒以外の色の帽子を被ればよい!

さて、寝るとしよう!(`・ω・´)
0833ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ ff2f-kE2G)
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2022/10/01(土) 06:30:39.17ID:aJryCwPH0
おはよう、諸君!

今日は執筆の前に畑仕事!
不要になったトマトを引っこ抜く!
キュウリも終わったので処理する!
ゴーヤは相変わらず、食べきれないくらいの収穫がある!
引き抜きたいところだが、残しておく!
ナスは順調! 今日も三本は採れる! 焼きナスにして食べよう!

さて、やるか!(`・ω・´)
0836美世だが (アウアウウー Sa27-NYWG)
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2022/10/01(土) 09:30:56.86ID:7wGymHvPa
因みに今離島の釣り場にいる
そんで女の子を3人ナンパしようとしたんだが
3人とも焦った旦那が登場した
ですよねー
女ソロの釣りとかないよねー
10時になったらサンドイッチ屋の女主人を訪ねて行こう
0839ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ ff2f-kE2G)
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2022/10/01(土) 09:40:42.04ID:aJryCwPH0
お、おばあちゃん?
それよりも隣のオヤジのアヒル口が癪に障る!
円楽師匠はいないが、ちょっと山田君ラジオペンチ持ってきてー!

これでその生意気な口を!(`° 盥 °´)
0840美世だが (アウアウウー Sa27-NYWG)
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2022/10/01(土) 09:44:03.31ID:7wGymHvPa
舟の時間が迫ったから干してたアジを回収しようとしたんだ
地上のネコや上空のトビにも攻撃されない所に干してた
でもさ
スズメバチせっせと肉団子作ってたwwwww
タイムリーwwww
ピストン輸送してるらしかったから飛び立つ瞬間を板でHIT着陸する瞬間もHIT!
焼酎に入れて代物弁済させてくれるわ!
0842ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ ff2f-kE2G)
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2022/10/01(土) 09:49:56.19ID:aJryCwPH0
ふと思い出したことがある!

美世君は藤原氏の末裔を語っていた!
当然、苗字に原の字があると予想!
何故か、鈴木が定着した! どこにも藤原氏の要素がない!
息子の本名も藤原氏と関係がない!

どうなっているのだろうか!(`・ω・´)ノシ 教えて、川上君! 回答を待つ時間が惜しいので仕事をする!
0843ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ ff2f-kE2G)
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2022/10/01(土) 09:51:07.13ID:aJryCwPH0
藤でもいいが!(`・ω・´)ノシ
0844ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ ff2f-kE2G)
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2022/10/01(土) 09:51:55.45ID:aJryCwPH0
待てよ、遠藤だったか!(・`ω・´)ノシ
0845ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ ff2f-kE2G)
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2022/10/01(土) 09:56:25.19ID:aJryCwPH0
遠藤君は顔が蛮族っぽいので村上であっても違和感はない!

村上水軍の話をしていたこともあるので!(`・ω・´)ノシ ばいなら!
0846美世だが (アウアウウー Sa27-NYWG)
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2022/10/01(土) 10:09:36.17ID:7wGymHvPa
村上一家とは関係ないよ
まあ商売人という関係上先祖は付き合いがあったが
因みにうちの家紋は昇り藤だ
屋根瓦や倉の紋がある
あと、俺の七五三の羽織を注文したとき
下り藤になってて親父がブチキレたというエピソードもある
0848美世だが (アウアウウー Sa27-NYWG)
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2022/10/01(土) 10:19:55.66ID:7wGymHvPa
海賊で付き合いがあったのは須磨の今井一家と和歌山の渡辺一家だ
まあ、西廻り廻舟はどうせ下関を通るから村上一家が広島から岡山の瀬戸内海を守り
淡路で今井一家に引き渡すみたいな感じだ
0849ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ ff2f-kE2G)
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2022/10/01(土) 10:58:28.28ID:aJryCwPH0
ふむ、上り藤か! よくある家紋だが下がり藤よりは希少価値はあるか!

風呂に入った! ボディーソープはシーブリーズだった!
シャンプーはペンギンの絵柄の、なんだろうか! 「冷」の一字が目立つ!

今日は暑くなるらしいのでこれでオッケー!(`・ω・´)b 続きをやるとしよう!
0850美世だが (アウアウウー Sa27-NYWG)
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2022/10/01(土) 14:02:39.83ID:7i2uKzYRa
瀬戸内海賊についてちょっと話そうか
瀬戸内は戦国時代には結構無法だったらしいんだが
江戸時代になると大阪商人の台頭によって
船を襲うより船主と話し合いをした方が得だという結論に達した
だから村上一家みたいな有名どころは有象無象の海賊に襲われないように警備する側に回ったんだ
「上」の旗印を上げてればまず誰も襲ってこない
そこに課金できたわけだな
0852ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ ff2f-kE2G)
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2022/10/01(土) 15:16:00.18ID:aJryCwPH0
まずまず進んだのでここまでにしよう!

ズワイガニの蟹味噌の缶詰を開けるか!(`・ω・´)ビールの肴にする!
0854ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ ff2f-kE2G)
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2022/10/01(土) 15:27:54.14ID:aJryCwPH0
山田君、座布団二枚あげてー!(`・ω・´)
0855美世だが (アウアウウー Sa27-NYWG)
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2022/10/01(土) 18:20:48.73ID:0fd4gW67a
一世代前の円楽?
まあ、あの時代の芸人は「女は芸の肥やしや! なんやその顔は、酒や酒や、酒持ってこい!」とか言ってそうだな
俺はそんなん言わんけど
0856美世だが (アウアウウー Sa27-NYWG)
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2022/10/01(土) 18:23:42.42ID:0fd4gW67a
しかし女は芸の肥やしとはようゆうたもんで
ほんまにそない思うわ
世の中には男と女がおってそれが化学反応して物語が生まれるからな
LGBTはまた別のジャンルだが
0860ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ ff2f-kE2G)
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2022/10/01(土) 21:11:13.63ID:aJryCwPH0
>>858
小説の中の話なのだろうか!
それとも現実に即した話なのか!

一夫多妻制度では全員が正妻、または正室!
順位付けはないので全員が同じ立場と云える!

戦国時代では第一婦人に当たる人物が正妻!
それ以外は側室と呼ばれていた! 細かい呼び名はあったが、
側室の範疇となる!

作者が考えた世界であれば第〇〇婦人がいたとしてもおかしくはない!(`・ω・´)ワイの考え!
0863ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ ff2f-kE2G)
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2022/10/01(土) 21:28:47.99ID:aJryCwPH0
ワイはエマニエル夫人で検索しよう!(`・ω・´)ムフー!
0865ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ ff2f-kE2G)
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2022/10/01(土) 21:56:11.77ID:aJryCwPH0
あーしがおっさんなんて、失礼しちゃうわ!川`●・ω・)プンスコ! 不貞寝するもん!
0866ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ ff2f-kE2G)
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2022/10/02(日) 06:43:08.83ID:hTQORLRM0
おはよう、諸君!

今日の朝も冷える!
執筆の前に朝食を済ませる!
定番の梅粥にしよう!
深酒のあとは特に美味しく感じる!

それはそうと百光(別誂)の事前登録が始まった!
一人三本まで! どうしたものか!

まずは梅粥を作ろう!(`・ω・´) 美世君は百光どうする? 精米歩合が驚異の十八%!
0868美世だが (アウアウウー Sa27-NYWG)
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2022/10/02(日) 07:18:33.43ID:TmDDCslPa
うん、これは美味しそう
い俺がおねーちゃんに振る舞ってるシャンパンよりより大分安い
シャンパンは苦手だから一口飲んであとはおねーちゃんに干してもらうという無駄金だが
これをひっそりと買ってちびちび飲むのはいいな
パリピじゃない俺もたまにはいいだろう
0869ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ ff2f-kE2G)
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2022/10/02(日) 08:12:39.55ID:hTQORLRM0
ふむ、山田錦ではない百光が気になるが、
これはこれでいいと思う!

正月用の酒として加えるのもいいだろう!(`・ω・´)さて、やるか!
0872ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ ff2f-kE2G)
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2022/10/02(日) 12:58:10.31ID:hTQORLRM0
ふむ、過去に発売三日で売り切れた経緯がある為、
今回のような事前登録制にしたのだろう!
おそらく用意した本数を上回る登録があれば抽選になると予想!
例えはずれたとしても同じ立場による結果なので納得できると思う!

まずは昼ごはんにしよう!(`・ω・´)そろそろ冷凍のウナギを食べるか!
0874ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ ff2f-kE2G)
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2022/10/02(日) 15:51:26.57ID:hTQORLRM0
この反応の無さはぼうずと見た!

今日の執筆はここまで!
冷蔵庫の奥に大吟醸が寝転がっていた!
大した銘柄ではないのでさっさと飲み干す!(`・ω・´) いつのまにか曇天!
0877ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ ff2f-kE2G)
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2022/10/02(日) 21:16:31.15ID:hTQORLRM0
なるほど、削除されていたので「じゃりン子チエ」のような出っ歯と思っておこう!

さて、録画した映画を観るか!(`・ω・´)
0878ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ ff2f-kE2G)
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2022/10/03(月) 06:01:40.24ID:Y+dDYgdT0
おはよう、諸君!

目覚めすっきり! 相変わらず、柿の木の辺りから野鳥の争う鳴き声が聞こえる!
今日は最初から飛ばす! 二万字は進みたいところ! 危険地帯から抜け出したい、
と云う思いの表れなのだろう! 頑張らねば!

さて、やるか!(`・ω・´)
0879ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ ff2f-kE2G)
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2022/10/03(月) 14:33:43.86ID:Y+dDYgdT0
急遽、出掛ける用事ができた!
今日は一万四千字程度で終了となる!

さて、いくか!(`・ω・´)
0880ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ ff2f-kE2G)
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2022/10/03(月) 16:06:43.22ID:Y+dDYgdT0
只今、ほろ酔いで帰宅!(`・ω・´)
0881ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ ff2f-kE2G)
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2022/10/03(月) 16:27:16.63ID:Y+dDYgdT0
久しぶりに肉筆を書いたので親指の付け根が痛くなった!

やれやれ!(`・ω・´) 今日の鍋の出汁を摂る!
0882美世だが (アウアウウー Sa27-NYWG)
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2022/10/03(月) 17:09:52.60ID:RYZFv+/Aa
自衛隊御用達
飯盒弐型にフィットする戦闘鉄板を買った
じっくり炙りながらオリーブオイルを塗りつけてシーズニングしたんだよ
完成したのでウインナーを刻んで炒め、卵で閉じた
塩コショウして完成
なんてシンプルな料理だ
メスティンでご飯が炊き上がる寸前に料理した
プラスチックだがなんとなく壺っぽい製品から梅干しを取り出して熱々のご飯に乗っける
ウィンナー目玉焼きとすごく相性が良い
うーんデリシャス
ケントデリカットの顔が思い浮かぶって誰もしらねーかwwwww
0883美世だが (アウアウウー Sa27-NYWG)
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2022/10/03(月) 17:11:25.94ID:RYZFv+/Aa
ああ、飯盒本体はカレーを煮てた
ご飯を同時に蒸す事も出きるんだがどうもメスティンで炊いた方が旨い
0884美世だが (アウアウウー Sa27-NYWG)
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2022/10/03(月) 18:31:44.03ID:RYZFv+/Aa
ノンフィクションシリーズ

 マンションに帰って電灯をつけ、ネクタイをほどいていると電話が鳴った。知らない番号だ。人伝の商談もあり得るのでこの手の電話には必ず出る。
「もしもし」
 しかし反応は一歩出遅れた。少しの間の後相手が喋った。
「……お腹空いてる?」
 あいつだ。約1年ぶりだろうか。少し離れた所から俺の部屋の電気がつくのを待っていたようだ、やっていることはほぼストーカーだが、あいつはそういうやつだ。
「とりあえず玄関まで来い」

 チャイムが鳴り、モニターを確認してからエントランスを開けると、数分後に直接のドアチャイムが鳴った。玄関を開けるとひどい顔をした美奈子が立っていた。元々彫りの深い顔の目は落ち窪み、頬はやつれて肌も荒れていた。
 美奈子は酷く傷ついたり困った時に俺を訪ねてくる。かといって助けを求める訳でもなく、だっこして頭を撫でてやると満足して帰っていく。
 ここ1年は上手く行ってるのかと思えば久しぶりの登場だ。何があった。
 美奈子はぞんざいにパンプスを脱ぎ捨てると肩をぶつけながら上がってきた。迷う事なくキッチンに向かうとジャーのボタンを押した。俺はいう。
「飯は炊いてないよ」
 そう言うとすぐさま横の棚の前にしゃがみこんでパックのご飯を探り当てた。それをレンチンしている間に冷蔵庫を開け、卵を取り出す。
 無かったらどうするつもりだったのだろうか。続いてつま先立ちで上の棚を開けると鍋パーティー用のカセットコンロを見つけるも手が届かなくて俺に振り替える。
 じっと見る目に呆れつつ俺は歩いていってコンロを取り出してやった。
 IHでは美奈子の得意料理は出来ないからだ。美奈子の得意料理はなんの変哲もないチャーハンだ。20年前に貧乏料理としてよく作ってもらった。
 材料はご飯とや卵と塩コショウ。洒落た塩や胡椒じゃない。スーパーに行けばトップに10個ぐらい並んでる一般的なものだ。
 だが美奈子の作るチャーハンは異常に旨かった。大学生の若さ補正もあったのかとも思ったが、今食っても相変わらず旨い事でその論説は否定された。
 一度、横に並んで同じようにやってみたが、それでも美奈子の味にはならない。
 一体どうやってんだって聞くと、彼女は笑いながら言った。「愛情の量でしょ」
「お前俺を愛してんの?」
 そう言うと美奈子は忙しくチャーハンを混ぜながら俺に振り返って言った。
「おいこら無駄口叩いてないで皿を出せって、犬みたいに側についてるなら今がどういう状況かわかるだろ」

 美奈子のチャーハンは相変わらず旨かった。美味しいと評判の店に行ってもガッカリする程に。
  食事を終えて立ち上がり気味に後ろのソファーにドサリと腰を投げ出して日本酒を飲んだ時だった。
 美奈子が上着を床に脱ぎ捨ててテーブルを回り、覆い被さってきた。
「やめろ、ゴムが無い」
「何を今さら、前はそん事気にしなかったじゃない」
「子供だったからだ、運がよかった」
「じゃあ抵抗してみたら? 全くその気が無いみたいだけど、本音はどうなの」
「…………お前は意地が悪い」
0885美世だが (アウアウウー Sa27-NYWG)
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2022/10/03(月) 18:57:31.69ID:UIfmUueVa
 俺はなすがままだった。正直こいつは気持ちいい。しかし絶頂を迎える時に俺は腰を引いた。
 しかしまさかのカウンター。美奈子は三角締めバリに足で締め付けてきた。

 もういか。

 そんな気持ちが俺を支配した。
「はぁ~」
 そう声を漏らしてるうちに美奈子は甲高い矯声叫んでいた。
0886ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ ff2f-kE2G)
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2022/10/03(月) 18:58:24.63ID:Y+dDYgdT0
裸の美奈子!(`・ω・´)隠し味に味の素やコンソメが入っていそう!
0887この名無しがすごい! (ワッチョイ a37f-e5cN)
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2022/10/04(火) 01:11:33.80ID:L13uEujx0
元カノと別れてもうすぐ一年になる
つきあっていた間は毎週金曜の俺がバイトに出ている間に冷蔵庫へ食料を入れてくれていた
つまらない理由で別れてからもなぜか食料だけは冷蔵庫へ入れてくれていた
お金も渡していないのに毎週毎週……合鍵は回収したはずなのにさらに合鍵を作って持っていたのだろうか
一か月くらい経ってから申し訳ないので冷蔵庫に一万円札を磁石でつけておいたが回収する気配は無い
ちゃんと俺の健康に気を使った食材を毎週毎週、手紙もなくただひたすら補充してくれる
彼女がなぜこんな事をするのか、彼女だって自分の生活があるだろうに……
なので一年が経つ前に本人に確認しようとバイトを休んで隠れて待ち構えた
ひょっとして寄りを戻したいのだろうか、それなら俺も考えてやらないこともない
普段ならバイト真っ最中の時間、誰かが入ってきた、声をかけようとした俺は絶句した、なぜならそれは

俺の元カノではなく、俺の母親だったからだ。 

「あらいたの、あの子ちゃんと私に引き継ぎお願いして行ったのよ」
俺は泣いた。

ぷうぎゃあさん何点ですか><
0888ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ ff2f-kE2G)
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2022/10/04(火) 06:49:54.92ID:8aXFGvL60
>>887
文章は読み易いが上手くはない! 同じ言葉の繰り返しは少々拙い!
大半の末尾に句点がないのは何故なのだろうか!
主人公の彼女は相手を労わって冷蔵庫に食料を入れる!
別れたあとも続いた! その理由を知る為、主人公はバイトの時間に家で待ち構える!
そこに現れたのは自身の母親であった! 彼女から食料を入れる役を引き継いだと云う!
彼女との仲直りを考えていただけに主人公は落胆の涙を流す!

主人公はバイトをしながらの一人暮らし! 彼女がいた時からずっと食料を入れて貰っていた!
一人暮らし自体に無理があるのでは! 何故、実家で暮らさないのだろうか!
あと彼女と母親の関係が気になる! このような無茶な引継ぎが可能なのか!
二人は親密な関係なのか! そうであれば些細なことで別れた息子に怒りの矛先が向くような気がする!

リアリティに欠ける内容ではあるが、ショートショートとしてのオチはあった66点!(`・ω・´)
0889美世だが (アウアウウー Sa27-NYWG)
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2022/10/04(火) 08:45:01.59ID:ulqxweGZa
れーなが会いたいって言ってきてるんだが
桃とぶどう狩り行こう、あと栗拾おう
栗きんとん作ってあげるからとか言ってるきてるんだがどこに行くつもりなんだ
そんな秋のお祭りパラダイスがあるのだろうか
そもそも栗剥きとか持ってるんだろうか21歳アパート暮らし独身女が
手で剥けるクリを持ってるのは知ってるんだが
オイおっさんやめろwwwwwww
0890ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ ff2f-kE2G)
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2022/10/04(火) 09:02:40.73ID:8aXFGvL60
れーな特有のオヤジ狩りか!

尻の毛まで毟られるがよい!(`・ω・´) さて、やるか!
0893ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ ff2f-kE2G)
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2022/10/04(火) 10:02:10.30ID:8aXFGvL60
ラインで返したのだろうか!
目にしたれーなの反応が想像できる!

れーな
「リアル財布のくせしやがって、なんだこのふざけたコメは!
 十代の身体を弄んで今頃ポイ捨ては許さない。ババアが跨ると喜んで受け入れるくせに。
 ネタはあがってんだよ。クソ、このまま引いてやるもんか」

『そんな冷たいこといわないで遊んでよ。またお風呂で潜望鏡とかしてあげるから〜』

美世
「ソープ嬢かよ。それにしてもがっつくよな。餌付けが過ぎたようだ。どうするかな。
 つけあがる前になんとかしたかったけど、もう手遅れだよな。いい言い訳は……待てよ」

『悪い。前にれーなとやったカーセックスで、どうやら中折れしたみたいなんだ。治ってから誘ってくれ』
『そんなこと、したことないけど。オーラルならあるけど、誰と間違えてんのよ!』
『じゃあ、そういうことで』
『こら、逃げんな! 電話、出ろよ。嚙みちぎるぞ!』

妄想が捗る!(`・ω・´)気分転換に庭の草取りをする!
0894美世だが (アウアウウー Sa27-NYWG)
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2022/10/04(火) 12:41:55.48ID:aIhdTLjKa
あいつ俺に何を求めているのか未だによくわかんないんだよね
前に一度さ
会社が倒産するからもう会えないって嘘言ったらパニックになってさ
あたしが養うから離れるとか言わんでって泣いたんだ
まあネタバレしたら激怒して靴買わされた
やっぱり騙されてるんだろうか
0895ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ ff2f-kE2G)
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2022/10/04(火) 12:55:23.01ID:8aXFGvL60
甘えられる存在(父性と財産のセット)として傍らに置いておきたい!
会社の倒産の話では財産を失っても父性は残る! やはり甘えたいので側にいることを望む!

れーなの考え!リ・ω・´川
0896美世だが (アウアウウー Sa27-NYWG)
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2022/10/04(火) 16:13:09.64ID:fUPNy/5Ma
>>891
頭の上でダンビラ振り回されたら普通は怒るよな
けど相手が糞チビリで絶対に当ててこない事がわかってるなら無視に限る
だって、向こうは相手してほしくてコケオドシしてるのが明確だから
日本の本土に着弾したらただじゃ済まないことぐらいわかってるだろ
0897美世だが (アウアウウー Sa27-NYWG)
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2022/10/04(火) 16:16:09.25ID:fUPNy/5Ma
あと関係ないが、メールで送金準備ができましたとか2億円受け取ってくれとか
そんなのが頻繁に届くんだが
返信したら大金持ちになれるだろうか
悩み所だ
0898この名無しがすごい! (ワッチョイ 537d-xADz)
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2022/10/04(火) 16:30:48.72ID:WNoSPcxO0
>>896
関西はJアラート鳴らんかったん?
東京だけど車に乗ってたらNHKラジオから「ミサイル発射!ミサイル発射!建物に避難してください」とかいきなり流れたで
結構な衝撃やったわ
0899美世だが (アウアウウー Sa27-NYWG)
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2022/10/04(火) 16:56:36.85ID:fUPNy/5Ma
流れんかったわ
まあ、山奥にいてたからかもしれんな
4Gが辛うじて通る場所
まあ、書類は普通に遅れるけど動画は1分ごとにバッファで止まるような所

地震とかと違ってミサイル発射は悪意が凄くて確かに怖いだろうな
0900ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ ff2f-kE2G)
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2022/10/04(火) 18:08:39.60ID:8aXFGvL60
情報として知っていた!
jアラートは来なかった!
北海道の近辺と東京の一部に来たのでは!

今晩はクエ鍋!(`・ω・´)久しぶりに十四代を冷で呑む!
0901美世だが (アウアウウー Sa27-NYWG)
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2022/10/04(火) 18:45:56.84ID:iuYJpdoma
白糸の滝みたいなんが落ちてる場所をみつけたんだ
上に民家はないから水がきれい
釣った魚を捌いて食べるのに最適
ホームセンターで買ったテーブルを設置したし、地面に生えてるシダ類をコケごとごっそり抜いてレキガンにのっけてテーブルに置いた
誰の土地か知らんけど
水は無尽蔵でファイアーしほうだいのパラダイス
ただ今朝7時にパトカーが来て職質された
0902美世だが (アウアウウー Sa27-NYWG)
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2022/10/04(火) 18:53:31.40ID:iuYJpdoma
お巡りさんに
何でこんな山奥を巡回してるんですかって聞いたら
僕も1年勤めてますがここで初めて人を見ましただってwwwwうぇうぇ
何やってんだ行政wwwww
通報が来たらもう一度来ますねだってwwwww
誰が通報するってんだよwwww人いねーのにwwww
さぁー、書類書くか拝啓、山の上からってやかましわwwwww
0903ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ ff2f-kE2G)
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2022/10/05(水) 03:52:59.48ID:c69Cv1uN0
火を扱っていながら職質程度で済むとは運がいい!

ワイならばアルファ米を使う!(`・ω・´)これから執筆! 八時には家を出ないと!
0904ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ ff2f-kE2G)
垢版 |
2022/10/05(水) 07:50:37.18ID:c69Cv1uN0
出掛けるとしよう!(`・ω・´)
0905この名無しがすごい! (ワッチョイ 3369-vqPj)
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2022/10/05(水) 14:19:33.87ID:dGMFFRtD0
>誰が通報するってんだよwwww人いねーのにwwww
山から煙が上がってるのを見つけた人じゃね?
あと、山はほぼ全域が私有地で、この時期の県外ナンバーは裁判なしで茸どろぼう有罪確定タイヤ串刺しの刑というのは美世さんなら知ってるよね。
0906ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ ff2f-LIzE)
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2022/10/06(木) 06:32:54.13ID:sOpNwQoD0
おはよう、諸君!

自分の息が酒臭い!
頭の奥の方に鈍い痛みがある!
幸いなことに吐き気を催す程ではない!

さて、やるか!(`・ω・´) 飲酒は程々に!
0907ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ ff2f-LIzE)
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2022/10/07(金) 07:01:48.80ID:oX2H9ROu0
おはよう、諸君!

今日も温度は十五℃! そこそこの寒さである!
炬燵に入る程ではないが考えた方がいいだろう!
まずはコーヒーを淹れよう!

寒い季節は鍋に限る!(`・ω・´) クエ鍋もいいかも!
0908ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 4a2f-6jYr)
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2022/10/08(土) 06:21:51.64ID:U41F+lgc0
おはよう、諸君!

今日は風が強い!
気温は低くない!
室温が十六℃なので飲み物に悩む!
やはり定番の熱いコーヒーにするか!

今日は特に出掛ける用事がないので仕事に打ち込める!(`・ω・´)さて、やるか!
0909ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 4a2f-iygP)
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2022/10/09(日) 06:49:48.45ID:lLPDyIAT0
おはよう、諸君!

曇天だけあって部屋の温度が十三℃!
さすがに炬燵を出したくなった!
和室の畳の下にある掘り炬燵を動かすか!
明日の温度で決めよう!

さて、コーヒーを淹れるか!(`・ω・´)今日は日曜日なので一万字程度で切り上げよう!
0910ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 4a2f-iygP)
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2022/10/09(日) 15:34:27.76ID:lLPDyIAT0
はいはい執筆やめやめ!

ハンプバックの「拝啓、少年よ」を聴きながら熱燗を呑む!
今日は栗ご飯を土鍋で炊く! 薄味にしてメインはすき焼き!
牛、鶏の混合で冷凍庫の中身を減らす!

ストレートの歌詞が胸に響く!(`・ω・´)
0911ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 4a2f-iygP)
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2022/10/09(日) 19:46:05.83ID:lLPDyIAT0
評価文章がないのでワイは自身の仕事に専心する!
従って評価に値する文章がない限りはスレッドに書き込まない!

よろしく!(`・ω・´)
0912ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 4a2f-iygP)
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2022/10/12(水) 09:36:10.77ID:kAIfL8g80
|
|ω・´)
|/
0913ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 4a2f-SUfT)
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2022/10/13(木) 06:37:35.27ID:hZp0R0Oj0
|ω・)
|⊂
|/
0914ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 4a2f-SUfT)
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2022/10/13(木) 19:26:48.82ID:hZp0R0Oj0
久しぶりにワイスレの宣伝をした!(`・ω・´) もう少し呑む!
0915この名無しがすごい! (ワッチョイ 635f-SUfT)
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2022/10/13(木) 20:06:14.02ID:nO/wn4TV0
ワイスレ杯、前回8月でしたっけ?
次回は11月か12月でしょうか? 年内に一回やりたいですね
0916ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 4a2f-SUfT)
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2022/10/14(金) 07:53:54.67ID:8RpUSoqR0
今年の締めにふさわしい師走を考えている!(`・ω・´)
0917この名無しがすごい! (ワッチョイ 9f7c-DoRO)
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2022/10/14(金) 18:35:31.87ID:5dWHJyzq0
久しぶりにワイスレを覗いて、「夏野菜」のワイ杯開催と知り、勢いよく作品書いたのに二ヶ月前に終わってんのかよ!

うん、10月に夏野菜は季節が違うなぁと思ったよ(´・ω・`)
ってか、ワイスレ伸びなさすぎでは(´・ω・`)?
0918この名無しがすごい! (ワッチョイ 9f7c-DoRO)
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2022/10/14(金) 18:38:48.33ID:5dWHJyzq0
ぱぱっと書き上げた俺の作品、個人的に気に入ってんねんけど、上位三位の作品見たら勝たれへんなと思ったわ。
ま、供養するために推敲のち投稿するよ。
0919ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 4a2f-SUfT)
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2022/10/14(金) 18:48:08.48ID:8RpUSoqR0
>>917
よちよち歩きのヒヨコが成長して、しっかりと歩けるようになったのだろう!
あとは作者の頑張り次第! もともとワイスレは手取り足取り教えるようなスレッドではない!

ふゆ君は惜しかった! 難解な設定ではなく読み易い!
かなりの数の読者に支持されていた! 受賞は射程圏内と云えるだろう!(`・ω・´)今日は人肌燗にするか!
0920この名無しがすごい! (ワッチョイ b301-rqSc)
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2022/10/14(金) 20:15:07.81ID:nZahJj9U0
久しぶりに覗いたら。
あー。一応昔書いたのをリメイクしたやつはあるんです。
ワイさんが絶対嫌いな文章(冗長! 読みにくい! と叫ばれるタイプ)なので評価には出せないんですよね。
評価依頼くると良いですね。ではでは。
0921第六十回ワイスレ杯供養作品 (ワッチョイ 9f7c-DoRO)
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2022/10/14(金) 20:44:18.60ID:5dWHJyzq0
 インドの古典、アーユルヴェーダを読めば、夏野菜が食うに値しない野菜であることは明らかで、そもそも夏野菜という響きが俺は嫌いだった。いかにも水っぽく、身体の冷えそうな印象がある。まず、トマトが夏野菜なのが訳わからない。トマトが美味しくなる条件は、朝は氷点下、日中は15度、冷涼で光も強くほとんど雨が降らない2、3月だ。夏に美味しいとされているトマトがどう呼ばれているか知っているか。「高原トマト」だ。故に、トマトは夏らしい気候で美味しくなる野菜では、決して、ない。やんぬるかな、夏野菜のほとんどは秋に美味しくなる野菜ばかりだ。
 マルチビタミン剤を歯で砕きながら、俺は、家の裏に広がるトマト畑を眺めた。なぜ世の中に夏野菜という食べ物があるのだろう。なぜ我が家は農家なのだろう。それも、なぜよりによってトマトの。

 某年某月某日、全世界の人が転生した。光源のわからない真っ白な空間で、俺は神の声を聞いた。
「拝聴せよ。お前たちの中から最強を一人選ぶ。そしてお前たちの戦闘力は、生涯食べてきた夏野菜の数で決まる」
 俺は絶望した。僕の左隣のインド人も絶望していた。俺の右隣のやつは狂喜乱舞していた。健康そうには見えないし、イモムシと同じにおいがしたから、たぶんベジタリアンなのだろう。公平のために年齢その他の諸条件で割った数を戦闘力するに云々の説明が続いたが、俺は聞き流した。0に何を割っても0だ。

 1回目の戦闘が始まった。相手は、右隣にいたベジタリアンだった。そいつの抱える剣は、剣と言うには あまりにも大きすぎた。大きく、ぶ厚く、重く、そして、大雑把すぎた。正に鉄塊だった。早く逝けそうだなだとか、俺はそんなことをぼんやりと考えた。
 試合開始の銅鑼が鳴ると同時に、横倒しにした竜巻のような勢いでベジタリアンが接近してくる。ドラゴンでも殺せそうな剣が、音を置き去りにして眼前に迫ってくるまでの刹那、俺は走馬灯を見た。トマトを俺の口に押し込もうとする親父。やめて!トマトが可哀想よ!」と親父に泣き縋るママ。全く幸せな人生だった。俺は目を瞑った。
 何かが砕ける鋭い音がした。目を開けると、ベジタリアンが呆然とした顔で俺を見ていた。ドラゴン殺しの剣が、中腹で折れていた。
 俺は記憶をたぐった。
 俺、夏野菜なんて食べてきたっけ?
 そして思い至った。ソイプロテイン、原料はエンドウ豆。春から初夏にかけて栽培される野菜。そして、豆乳。豆乳の原料は大豆。収穫時期は秋のはずだが、確か最大の原産国はカナダ。気候条件のズレにより、夏に収穫されていた可能性が高い。というか絶対にそう。
 物心のついた時から、俺はソイプロテインの豆乳割りを毎日飲み、毎日筋トレしていた。親父に腕力で負けないために、そしてトマト畑を継がないために、俺は心身共に強くなる必要があった。
 他にもあるぞ。ボディビルダーなら誰しもが愛用しているマルチビタミン剤。こだわりから、俺は天然由来の材料を用いたビタミン剤を服用していた。天然由来ということは、野菜の酵母を凝縮したエキスが潤滑に使われている。夏野菜は栄養価が低い分、大量に仕入れやすい。ひょっとすると。
 目の前のベジタリアンの息が臭くて、思考に集中できないので、俺は、そいつの身体を押し退けた。そのわずかな動作で天が震えた。雲が裂け、地は割れた。ベジタリアンの身体は消し飛んでいた。
 俺は、呆然として自分の掌を見た。しばらくして、おかしみが込み上げてきた。薄笑いに唇がひくつくのを、僕はどうすることもできなかった。
「親父ィ……待ってろよ」
0922第六十回ワイスレ杯供養作品 (ワッチョイ 9f7c-DoRO)
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2022/10/14(金) 20:45:28.52ID:5dWHJyzq0
>>917-918の者だ。
勢いだけで書いた。後悔はしていない。
ワイさんと住民よ、
>>921の採点をよろしく。
0923第六十回ワイスレ杯供養作品 (ワッチョイ 9f7c-DoRO)
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2022/10/14(金) 20:47:22.51ID:5dWHJyzq0
あー、中腹は違うな。
そしてママのセリフに「を入れ忘れた。
堪忍な。
0924この名無しがすごい! (ワッチョイ b301-rqSc)
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2022/10/14(金) 21:18:14.16ID:nZahJj9U0
>>921
読みました。何をどう感想を言えばいいのかよく分からないので、一応ひっかかった点をば。
北海道の平地には本州の高原植物が普通に生えております。
これは緯度が標高の役目をしているからなのですが、まあ、うん。
で、ベルセルクネタですね。ええ。鉄板です。分かります。ただ、パロディをつっこむなら
こう、なじませる感じがほしいところで、
すいませんさっきまで下ネタ話書いてたので、頭がピンクなんです。大豆は夏野菜ですね。
分かります。
くらいかなあ。文章はすらすら読めました。こういう話を書くのって塩梅が難しいんだろうな、と
思ったのが正直な感想です。
好きな人は好きな作品だと思います。お疲れ様でした。
0925第六十回ワイスレ杯供養作品 (ワッチョイ 9f7c-DoRO)
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2022/10/14(金) 21:33:33.71ID:5dWHJyzq0
>>924俺もさっきまでファンザ見ながら竿をしごいていたから問題ない。
「文と文の繋ぎ目にしっくりこない部分があるが、説明するのも面倒」という感想だったと愚推するよ。そのしっくりこない部分を聞きたかったが、感想もらえるだけありがたい。ありがとう。
0926この名無しがすごい! (ワッチョイ b301-rqSc)
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2022/10/14(金) 21:41:07.90ID:nZahJj9U0
>>926
どういたしましてです。ええと。継ぎ目のしっくり感は文章というよりも構成ですけれど、
そこら辺はあれですよ。
ワイさんが話すでしょうし、そもそも人様に語れるほど熟達してるわけでもありませんからね。
で、ええと、うん。
手持ちをさらさないで批評だけするってのもあれなんで、評価依頼のあれではないですが、
とりあえずこんな文章書いてるやつが
こんな感想を抱いたってことで、下ネタ話投下しますから良ければお目通しくださいな。
0927第六十回ワイスレ杯供養作品 (ワッチョイ 9f7c-DoRO)
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2022/10/14(金) 21:41:39.25ID:5dWHJyzq0
おー読むぜ。
0928題名:白雪姫を起こしてはいけません・起承転結の起 (ワッチョイ b301-rqSc)
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2022/10/14(金) 21:44:48.14ID:nZahJj9U0
 部屋のに文句をぶつくさ言いながら、ヒロトが汗をおでこの横とか顎髭の先とかから垂らしてゆっさゆっさする時、こっちの奥もおなじテンポでずりずりして、
それは腰とか背中とか肩と頭の後ろを時間差でずらしたり戻したり戻しすぎたりするんだけど、
なんでか分からないんだけどそういう時はもれなく時計が気になっているあたしは、別に時報のぴっぴっぴっぽーんっていうテンポが好きじゃなくて、
ただ時計の円い円盤という形が男とこんなことをするというか、男と女がこんなことをする道具みたいな関係があるとか知る前から、
ずっとあたしの目の前にあって、不思議な動き方をしていたし、だからあたしは母や父や兄や姉といった動きしゃベり笑い叩き歌う人たちに、
あたしの時間をさっぴかれた残りのとてつもなく平らな時間に、ずっと時計ばかりを見ていた気がする。
0929この名無しがすごい! (ワッチョイ b301-rqSc)
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2022/10/14(金) 21:45:54.28ID:nZahJj9U0
しょっぱなから間違えた。
部屋の暑さに、です。続きます。
0930白雪姫を起こしてはいけません・起承転結の承 (ワッチョイ b301-rqSc)
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2022/10/14(金) 21:47:39.05ID:nZahJj9U0
「何だってこんな熱いんだよ。この部屋」
「あー」
 カルピス色の汁を先っぽにためたゴムはだらしなく伸びている感じがして、使う前の包みにピシッと収まって、準備はいつでもできとりますぜ! 
 ってクールな使命感みたいなものにあふれていたのが嘘みたいに、へにゃんと萎えている。
 失われた使命感。使命感って不思議な言葉だ。


  使う。使えます。
   使って下さい。使われた。もう捨てて。
  命ずる。命じる (もちろん汁ではない)。
 命じられた。もうやめて。
    感ずる。
感じる (やっぱり汁ではない)。感じられた。
                  気持ちいい。
0931白雪姫を起こしてはいけません・起承転結の承2 (ワッチョイ b301-rqSc)
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2022/10/14(金) 21:51:07.08ID:nZahJj9U0
 あの時にいきかけると、使命感を構成するあらゆる候補が無秩序にぐちゃぐちゃに組み合わされて、あたしの舌は蛭(ひる)みたいに動いて唇を舐めるけど、
その動きは気持ち悪いらしいのでとても残念なのだけど、いきかけてる時に申し訳ございませんとか誠に遺憾ですとか土下座する余裕はないので、
仕方のないことだと思う。もちろん、土下座をしている形で後ろからという時なら、体勢で謝罪の意は示せるだろうけど、
あたしはお馬さんごっこの形でしかいけないから、やはり遺憾だ。

 内在する使命感を使い果たした用具の入り口の輪っかから、プチンと外れたリトルヒロトも、同じ位くにゃりとしているから、
情けない感じがあれをする前と後のあたしたちの関係を代わりに表現しているみたいで、ちょっと物悲しくて、胸がうううと切なくなるので、
あたしは言いたいことが全部のどのちょっと鎖骨側の方にひっこんでしまって、結局、あーとしか言えないし、
脇から胸の先端にかけてぽつぽつと浮かぶ汗を手のひらでふくとかしかできない。

 できないって言葉は漢字で書くと不可能なんだけど、これは中国由来で、もしいたずらな仙人が真ん中から可(できる)を抜くと不能になって
それはつまりリトルヒロトが万年へにゃりとなるってことなんだけど、でも鯨のあれってたけりっていうから、
つまりたけるってのはヒロトがやる気を出してあれしてくるって解釈。大事なのはたけるってのは成功的にあれをすることで、暴力ではないってこと。
 
 あたしが安っぽくてひらひらの布で童話のお姫様的なかっこをして星型のステッキをもって笑っても可愛いと言われてたのはいつまでだったんだろう。
でも雑誌もコマーシャルもテレビのドラマもメジャーなR15映画の大体は、女の子はお姫様だと言い聞かせてくるし、
お姫様は尊重されなくてはならず、もしかしたら日曜日の目抜き通りを歩く老若男女の女カテゴリーに属する子宮(ふくろ)もちたちは
全員お姫様カテゴリーなのかしらんとの疑問と現実の落差が生み出すやるかたなし感は、結局ヒロトに対する鬱屈に絶賛由来中。
0932白雪姫を起こしてはいけません・起承転結の転 (ワッチョイ b301-rqSc)
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2022/10/14(金) 21:53:40.62ID:nZahJj9U0
 そしてその鬱屈が山となって頭の中でぱんぱんぱんぱん弾け弾かれ続ける言いたいことを一言にぎゅっとぎゅっとしぼってまとめると、
『あたしたちがサムいから、部屋の空気くらい熱くしたっていいじゃない』
 となるのだけど、こんなことを声に出すと、嫌味になっちゃうし、ヒロトは嫌味が受け付けないくらいにはロマンチストなので、グーパンチだって飛んでくる。
 すごく速く飛んでくる。あっと思ったら、あたしは全然別のところを向いていて、大体びっくりしている。
そんな時、口の中も切ることが多くて、生臭い味がするんだけど、それはあたしの口腔で護られたたけりがぷくりと膨らんで発射された汁を呑み込む時とは別の嫌な感じがして、
あたしはとりあえず泣きまねをする。

 多分ヒロトはそんな時のあたしが一番好きなのだろう。困って、でも嬉しそうにあたしを抱きしめて、頭を撫でて、
しわが寄った布とスプリングが柔らかい場所にもう一度倒す。
 でもあたしは体勢を色々変えさせられて、最終的にお馬さんごっこの形になっていきかけるところからさらに進んで、
文字通りいったりしてる時に頭の中の言葉という言葉がとろけてひらがなやカタカナになって
でもっと真っすぐでドロドロで綺麗でふわっとした何かになるのは
1時間に1回が1番良いので、2回目は気が進まない。

 喉や胸や腰や太ももや足や手のつま先がいくらヒロトの舌や手や息や重みや胸の厚みや肌や腋毛やアンモニア臭い腋臭にこたえて動いても、
心は空気を熱くしても足りないくらいに冷たくなっている。
 あたしは死体なんじゃないかと勘違いしてしまうくらい、本当に冷たい。
 雪は白く冷たい。死体も多分冷たい。白雪姫は、雪みたいに冷たくなった死体だった時が一番綺麗だったのかな。王子様め。余計なことをしやがって。
0933雪姫を起こしてはいけません・起承転結の結 (ワッチョイ b301-rqSc)
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2022/10/14(金) 21:55:26.43ID:nZahJj9U0
 ヒロトはいつも誰かの王子様だし、1回戦目のあれをしたい時のむっとした顔は可愛くて、青空が似合う。
夏の熱い空気の時のみっしりとした青の空で、セミの鳴き声も厚ぼったくて大きな雲の白もやっぱり似合う。
あたしはそんなヒロトにほんのり甘くて痛い気持ちが湧いて止まらなかった時が、頭の中できらきらした神話みたいになっているから、
結局誰かの王子様の相手をしているのだけれど、1回くらいはこのヒロトが鼻を
ぐしゃぐしゃに潰してはずみで上の歯が折れてめくれた唇から血を流しているのを見てみたいとも思う。
それは赤いだろうから。とりあえず、色のはっきりとしない林檎よりも。
0934この名無しがすごい! (ワッチョイ b301-rqSc)
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2022/10/14(金) 21:57:22.16ID:nZahJj9U0
とまあ、こんな感じです。最後タイトルの白が途切れてます。
起承転結は起承転結してませんが、まあ、つまりなんというかこんな文章を書いてるのが
ああいう感想を抱いたってことです。
0935この名無しがすごい! (ワッチョイ b301-rqSc)
垢版 |
2022/10/14(金) 22:12:34.37ID:nZahJj9U0
ドン引きされたかなw
眠いので寝ます。
ではでは。創作頑張ってくださいね。
0936第六十回ワイスレ杯供養作品 (ワッチョイ 9f7c-DoRO)
垢版 |
2022/10/14(金) 22:14:10.14ID:5dWHJyzq0
>>928-933
形而上の概念と五感、主に肉体性とを絡めながら、思考の流れをつらつら書いていくタイプの作品ね。カメラのレンズの焦点距離を極端に近づけた書き方で遊んでいる感もある。

意識の流れ系はヴァージニアウルフとかプルーストとかフォークナーがある程度完成させてしまっているから、それらを引き出しながら論じてもいいのだけど、そこまでガチで書いていないだろうからサクッと述べる。(一人称のブレとか、表記揺れとか、誤字脱字とか、俺もかましまくっているし)

一つの思念が数珠繋ぎ的に分裂していって、それを書き留める、という作業に作者が陶酔している印象が強すぎて、テキスト自体を味わうことが難しかった。「読む喜び」を意識したら良くなりそうな作品。こういう書き方って、スラスラかけてしまうし、詰まったときも詩情の問題だから悩むのが苦にならないって意味で、書いていて楽しいのは分かるんだけどなぁ。抑制の利かせ方って難しいよね。自戒を込めて。

どこに興味関心を持って描写するのか、書き手としての視点の独自性はあると思うの。そういう意味では、純文学寄りの書き方を志しているなら、強い武器は持っていると思うよ。

ひとつちゃんと指摘しておいた方が良いなと思ったのは、
「頭の中できらきらした神話みたいになっていた」
ここで「神話」という言葉を選んでしまうところに危うさを感じた。現代文学って神話性を追求しまくっているし、ともすれば神話に対する憧れみたいなものが強くあるから、こういう単語の扱いは慎重に。バシッと決められるなら使ってもいいのだけどね。

他にも慎重に使っとけと感じる単語ががちらほらあった。これは遊びだろうからいいだろうけど、ガチで書いた作品でも、己の審美意識を抑制できるだろうか、という危うさがあった。
0937第六十回ワイスレ杯供養作品 (ワッチョイ 9f7c-DoRO)
垢版 |
2022/10/14(金) 22:14:53.59ID:5dWHJyzq0
>>921もよろしくぅ。
0939ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-spri)
垢版 |
2022/10/15(土) 07:23:40.57ID:Jy1SSEOH0
>>921
>俺は絶望した。僕の左隣のインド人も絶望していた。
(この部分の僕は「俺」だろうか!)

>大きく、ぶ厚く、重く、そして、大雑把すぎた。正に鉄塊だった。
(ベルセルクのガッツが所持する大剣の説明を思い出した! 一人称なので重量に触れると少し気になる!)

>そのわずかな動作で天が震えた。雲が裂け、地は割れた。
(光源が分からない真っ白な空間ではなかったのか!)

夏野菜のお題から話を広げた! 個々の野菜の説明は悪くない! 蘊蓄として機能している!
反面、情景描写が大雑把! 何も考えないで適当に書いているように思えた! 主人公の容姿が書かれていなかった!
プロテインの摂取や筋トレで匂わせているがはっきりしない!

描写を増やし、もう少し話を煮詰めた方がいいだろう!(`・ω・´)
0940ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-spri)
垢版 |
2022/10/15(土) 07:38:53.97ID:Jy1SSEOH0
>>928
>>930-933
時にこのような冗長気味の文章を目にする! 流行ってはいないだろうが生々しさの演出に映える!
>>928だけを見ると読者によっては「何をしているのだろう?」と思うかもしれない!
ワイは性交渉の只中と思い、先の答えを読んで納得した!

文章としては読み易くはない! 読むと云う行為に重きを置かず、感覚を重視している意図を感じた!
もう少し物語性が欲しいが抜粋なのだろうか! 短い文章ではあるが感覚は伝わった!

単体の作品として読んでみると、また違う感想になるかもしれない!(`・ω・´)
0941ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-spri)
垢版 |
2022/10/15(土) 07:45:37.61ID:Jy1SSEOH0
>>938
六話
>私はお前のとこが〜
(「とこ」は「こと」なのだろう!)

オーラ姫の変異魔法を解くカギがヴィクトルの死と何故気付けたのか!
小鳥は本来の力を失っている状態なので少し引っ掛かった!

結局は殿下の死を経てオーラ姫は元の姿に戻る!
魔界で最強となった殿下は現世に戻り、生前とは異なった関係でオーラ姫と共に過ごす!
前例があるので不思議には思わないが、魔界で簡単に最強になれる部分は少し漫画チック!

ふゆ君がいつも作る難解な設定ではなくて読み易い内容の話であった!(`・ω・´)
0942第六十回ワイスレ杯供養作品 (ワッチョイ fb7c-bvKx)
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2022/10/15(土) 11:54:22.42ID:fv3jgZ2i0
>>939 やる気ない作品にはやる気ないレビューしかつかないと理解した笑

ベルセルクの科白にも、冷静に一人称視点のブレを指摘してくるのには笑った。なるほど確かにそうだ。気をつけます。
0944ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-spri)
垢版 |
2022/10/15(土) 19:00:16.59ID:Jy1SSEOH0
前々から時間がある時に摘まみ食いをするように読んでいた!
今回は改めて最初から通して読んだ! 指摘に間違いがあると困るので!

牛肉を焼きながら熱燗を呑む!(`・ω・´)
0947ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-spri)
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2022/10/16(日) 07:30:47.65ID:HP+ke8gz0
ふむ、そこまで毛嫌いしていながら側に置いている理由がよくわからない!

アソコだけではなく弱みも握られているのだろうか!(`・ω・´)今日の朝は梅粥!
0949ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-spri)
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2022/10/16(日) 18:46:44.62ID:HP+ke8gz0
坊主憎けりゃ袈裟まで憎いなのかと思った!

風呂上がりなのでビールを飲む!(`・ω・´)
0950この名無しがすごい! (ワッチョイ 0f02-agaU)
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2022/10/16(日) 23:12:00.04ID:kprymhHd0
>>936
自分には読む喜びがありました
たぶん、>>933さんは純文学を書こうとはしてらっしゃらないのではないでしょうか
ですから、神話という言葉にも大仰なこだわりはないかと思いますし、言葉に抑制を効かせ過ぎる必要もないのだと思います
逆に言葉に抑制をかけて、よくあるありふれた純文っぽい文章に堕す必要はないかと…この方の文章の魅力が消えてしまいます
自分には女の子のひりひりした痛みが伝わって来ました
0951ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-spri)
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2022/10/17(月) 06:37:30.94ID:GJyjbhjX0
おはよう、諸君!

上記にあるが感覚に訴え掛ける文章であった!
一場面なので作品として成功しているかはわからない!
長さは問わない! 完成した作品を読んでみたいと思わせる!

執筆の前に朝食にしよう!(`・ω・´)
0952この名無しがすごい! (ワッチョイ 4b46-gTka)
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2022/10/18(火) 18:25:13.49ID:9dyEYWcD0
>>936
読んでくれてありがとう
もういないかな
思考を数珠つなぎにして書いてくスタイルはその通り
で、ええと……
まず、今でもこういうの書けるわけじゃなくて、
ごめんねこれ数年前、健康だった時に書いたやつなんだ
なろう用に性交を、あれ、という指示語になおしたくらいで
そんで、書いてた時は夢中で書いたけど陶酔はせず、
ひたすら丁寧に接写したつもり

読むというより匂い立つ悲哀が目的で、そこらへんは
ワイさんがあたってる
書かれないけど迫るものを、シーンを切り取りたかったのね
読む人によって受け取り方が違うけど、
こういうの書いてた頃は純文学ちゃんとやった方がいいって
言われてた

文学は読むのが好きだけど現代文学うんちゃら考えてないし
神話ってのは輝かしい手の届かない夕日の煌めく厚い雲みたいな
虚構でも、本当だったかもしれないもの、という色んな意味で
使ってるので、読んでくれる人にトドイテくれれば
それでええんよ

というかプルーストあたりもそのうちよまにゃ思ってるけど
そこらへん嗜んでたら頭の良い作品書けてたのかなあ

今は病気で頭がふわふわしててあんまりちゃんと書けないのでね
もし健康なら、自分の知識を総動員して、
良い作品を書いた方が後悔が少ないと思うよ
頑張ってね
0953この名無しがすごい! (ワッチョイ 4b46-gTka)
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2022/10/18(火) 18:32:03.76ID:9dyEYWcD0
>>940
どもっす
おおw
ワイさんに意図が伝わってる
あざす
ちなみにこれはシーンを接写して感覚を浮き立たせ、
読む人の文字理解の向こうに悲哀という感覚を伝える
目的のものなので、俺の中ではここから膨らむ物語はありません
あれは性交っす
というかなろう用にあれって改変しただけなんで、はい

寒いですね
風邪もコロナも流行ってるので、ご自愛ください
勅使河原作者でした
0954この名無しがすごい! (ワッチョイ 4b46-gTka)
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2022/10/18(火) 18:34:05.30ID:9dyEYWcD0
>>950
あざす
これを書いた時はヒリヒリした悲哀を伝えたかったので良かったです^^
0956第六十回ワイスレ杯供養作品 (ワッチョイ fb7c-bvKx)
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2022/10/18(火) 20:07:23.81ID:eCbpLgrs0
>>952
ちゃんと拾えていなかったなぁ。読みって難しいね。

プルーストの『失われた時を求めて』はしんどい割に何かが得られたかってなると何とも言えないので、読まなくていいと思う笑
読んだぜ、と自慢できるくらい。

>>950のコメントと若干重なるけれど、純文学って括りはもう今の文学を包括できないとは俺も思う。伝わるのが早いから便利って意味で純文学という単語は使うけれど笑
書く分には自由でいていいのが小説という表現形態だし、はやく病気治して、執筆しに戻っておいで。

あまりこういう論じ方はよくないと思って書かずにいたのだけど、HSP気味のASDか統失の人がよく書いてしまうタイプの文章なんよね。web投稿サイトとかTwitterとかSNSとかで、たくさん見てきたぉ。
一文一文に凄くコストがかかっているのだけど、小説という形式というには空中分解寸前の散文といいますか、溢れ出る詩情と感覚のパッチワーク的な文章といいますか。

あなたの眼差しでしか切り取れない世界観、あなたにしか書けない文体や構成が絶対あるので、一部の属性の書き手が陥りがちなこの書き方はやめた方がいいと思いましたです、はい。
たかが一人のワナビの感想だし、>>950のような意見もあるので、まともに受け止める必要はなく、拒絶反応があれば、全然、棄却してくださいね。

ま、はやく治して、戻っておいで。大切なことなのでニ度書きました。
0957ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-KWxC)
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2022/10/19(水) 06:50:13.14ID:dnpNBMN/0
おはよう、諸君!

やはりと云うか勅使河原君であったか!
感覚を文章で伝えることに長けていた!
全体が比喩のようにも見えるので部分的にとどめれば、
小説の形態に移行することもできる!
「今しか書けない」を目指してもよい!
ワイにも思い当たることがある! 昔は武道に関する内容の小説が多かった!
ノワール物もよく書いた! 今は人と人の繋がりを重視した話に傾倒している!
読んで心が温まり、時に読者の涙腺を緩ませ、ほんの少しハッピーエンドで慎ましく終える!
もちろん、それだけではないが! 今の時代がワイに書かせているのかもしれない!

これもまた、今しか書けない小説になるのだろう!(`・ω・´)部屋の温度が十℃! 掘り炬燵を使う時がきたか!
0958この名無しがすごい! (ワッチョイ 0f02-agaU)
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2022/10/19(水) 23:30:38.53ID:a3AD3Tue0
>>956
>HSP気味のASDか統失の人
何それおいしいのかな?汗

自分はてっしーさん(勅使河原作者さん)をギフテッドだと思っています
それに現役で書いていらっしゃるんですよ
それとね、お書きになろうと思えば純文も書けますし、SFも書けますし、時代物も書けますし、他にも…すごい方なんですよ
>>956さんはご存知ではないので仕方がないのですが…
なにはともあれ、自分はてっしーさんをとても尊敬しています^^
0959美世だが (アウアウウー Sacf-QYTZ)
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2022/10/20(木) 11:02:46.27ID:WbkikWf9a
皆さんお久しぶり
とある容疑で312時間拘留されてました
俺もヨゴレだからその手の小説のネタにできそうなのなら色々持ってたけど
今回拘留された事で色々更新されてた
まず全体に優しい
刑務官?がめっちゃ丁寧で優しい言葉かけで紳士的
まあ、どこに行くのも身体検査と手錠、腰ひもかけで廊下の踊場とエレベーターとか駐車場にマッチョな警官が合計10人以上いるのはビビった
捕まる前にギリギリで臨時総会開いた体で役員を辞任して新しく番頭を代表者に選任したんだ
なんでって代表者が刑法の暴力系の罪を犯すと、ある業務免許が剥奪されるんだよね
危なかった
という訳で俺は今プーちゃんで刑の宣告を待つニート容疑者です
釣りしながら出頭命令待ってます
まあ、ずっと野宿してるから命令が届いてもわかんねーんだけどなwwwww
0960ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-KWxC)
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2022/10/20(木) 11:47:11.35ID:f3IwgTwq0
ふむ、企業ヤクザであったか!(`・ω・´)息子に養って貰えばよい!
0961ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-KWxC)
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2022/10/20(木) 14:10:53.92ID:f3IwgTwq0
今日の昼食はゴーヤエビピラフであった!
野菜スープもつけた! 自然の甘味がよい!

美世君は執行猶予なしの実刑を食らうことはあるのだろうか!
塀の中の懲りない面々のような小説を書けるチャンス!
出所したあとは元の会社に相談役で復帰を果たすのだろう!
その道筋はすでにできているとみた!

さて、続きをやるか!(`・ω・´)
0962美世だが (アウアウウー Sacf-QYTZ)
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2022/10/20(木) 14:59:44.54ID:WmHWzgJva
>>960
ヤクザじゃないよ
でもお人好しは大事な人を守れないから、時に鬼になる必要がある
誰か可哀想な人が泣いても俺の身内が泣かなければそれでいい
0963美世だが (アウアウウー Sacf-QYTZ)
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2022/10/20(木) 15:57:13.36ID:6NCT/S2Ba
>>961
弁護士と話し合ったら執行猶予はあると踏んでる
拘束期間を踏まえて懲役360日位になるかも知れんけど
執行猶予3年で落ち着きそう
0964ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-KWxC)
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2022/10/20(木) 15:58:21.76ID:f3IwgTwq0
云い間違えた!
フロント企業だね!(`ゝω・´)b 今日の糖分は金平糖!
0965美世だが (アウアウウー Sacf-QYTZ)
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2022/10/20(木) 16:03:57.13ID:6NCT/S2Ba
俺は転んでもただでは起きないんだけどさ
今回の収穫は水谷巡査部長とデートの約束をしたwwwwww
まあ、ご飯を食べようってだけなんだけどね
うちがしらべた証拠とあんたの白きりとの勝負なんだって
俺に対して検察と裁判長がどういう采配をするか結構興味あるんだって
0966ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-KWxC)
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2022/10/20(木) 16:43:45.58ID:f3IwgTwq0
そんなんあかんやん!
獄中日記、書かれへんやん!

実刑の一択でおなしゃーす!(`#・ω・#´)
0967ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-KWxC)
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2022/10/20(木) 21:43:48.92ID:f3IwgTwq0
呑み過ぎた!

かなり早いが寝るとしよう!(`・ω・´)
0969この名無しがすごい! (ワッチョイ 6b01-gTka)
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2022/10/21(金) 01:03:12.36ID:wegkn0H/0
>>956
とても高尚な感じで文学うんちゃらと長文を書いて
消して今これを書いてるけど、
感覚過敏でも自閉症でも統合失調症でも文章が良ければそれでええんよ
そして何をもって良い文とするかは結局読む人と書く人の相性だからなあ
回復する類の病気じゃないけど、気持ちはありがとう
あと、その属性の人々は陥るんじゃなくて、到達してるんだと思うよ
相性の問題だけど、健康な文章よりドグラ・マグラみたいな
病んでる感じが好きなんだよ
俺は
0970この名無しがすごい! (ワッチョイ 6b01-gTka)
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2022/10/21(金) 01:07:24.57ID:wegkn0H/0
>>958
遥さんありがとう。
でもね。遥さんのワイ坏優勝作品みたいなのは俺書けないし
遥さんの方がよほどギフテッドだと確信しておりますよ^^
0971この名無しがすごい! (ワッチョイ 6b01-gTka)
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2022/10/21(金) 01:12:13.33ID:wegkn0H/0
ワイさんへ
せっかくなので久しぶりに評価依頼しようと思いますが、
とても長いです。
そして投稿用の改行作業で意識がかすむという。
スレを埋める形になるかもだけどご容赦を。
0972この名無しがすごい! (ワッチョイ 6b01-gTka)
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2022/10/21(金) 01:14:03.14ID:wegkn0H/0
>>955高いやっほー_^^
0973善意のわだち1 (ワッチョイ 6b01-gTka)
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2022/10/21(金) 01:17:39.70ID:wegkn0H/0
『あなたに信念はありますか?』
 と聴かれたことがある。勤め先の応接室で、私は彼にハーブティーを給仕していた。
 ティーは南アフリカ産で、カップの内側には夕日と同じ色が満ちて、揺れていた。
『ありません』
 と私は答えた。この種の質問に即答するのはよろしくない。印象をかたくする。
 けれど私は間をおかなかったし、口角をつくろうようにして上げた。
 彼の質問は、私を混乱をさせるのに十分すぎたのだろう。
 口角を上げるだけでは足りなくて、私は妻に向けるような親愛の視線を彼に向けた。

 彼は鼻をすんと鳴らして、私から視線をそらした。
 人種的な違いは相互の理解を阻害する。
私の親愛は卑屈と解釈されたようだ。
 胸がほっとするのを感じる。
0974善意のわだち2 (ワッチョイ 6b01-gTka)
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2022/10/21(金) 01:23:38.03ID:wegkn0H/0
『ヌンヴィエさん。あえて僕はさんづけをしますよ。
ヌンヴィエさんは信念もないのに仕事をして、しかも一切を任されているのですか?』
『私は幸運なんです。社長は私の意見をよく採り入れて下さいますし、
業務も任せてくださいます』
『丸投げだ。ヌンヴィエさんに全部任せて、彼はドラッグをやっている。
サングラスをかけていたでしょう。嫌な臭いも消し切れていなかった。
口から泡もちょっとはみ出ていたし、ろれつも回っていなかった。
ベルギーから8時間かけて取材にきた僕に、ようこそシュテットランドへ。
楽しんでくれ。
訊きたいことは全部こいつに訊いてくれ。
書きたいことを書けばいいし、俺はかまわない。あんたの記事で会社に損が出たら、
こいつの首が飛ぶ。めぐまれてるんだよ。こいつは、とだけ言って出ていった。
何が新進気鋭の経営者だ。ただの薬物中毒者じゃないか』
 まくしたてる彼から飛んだつばが、私の背広の裾に飛び、微細な染みを作った。
背広の生地は白だし、飛ぶ唾は透明なのに、何故しみは灰色となるのだろう。

 などと、私は呑気に考えながらも、同時に、目の前に彼に笑いたくなった。
 もとから親しみやすい印象だった。
小さな顔に大きな丸い眼鏡が不釣り合いで、
それが実際の年齢よりも若くみせているし、
公共放送の人形劇の子供に似ていた。
 眼鏡の奥の碧眼は、好奇心と不安のためか、リスの首のようにくまなく動く。
 風体に面白みがあった。声も高めで、雇い主のようにざらざらとはしていなかった。
薬物とは無縁の人間なのだろう。
 私が滑稽(こっけい)に感じたのは、けれどそこではなかった。
彼の容貌や態度ではなく、価値観にである。
彼は雇い主に怒っている。8時間の旅の内容を私は把握している。
0975善意のわだち3 (ワッチョイ 6b01-gTka)
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2022/10/21(金) 01:27:48.92ID:wegkn0H/0
 早朝にベルギーの首都を出てカイロに向かう、空の旅。
 添乗員が甘く冷えた飲み物や酒をプラスチック製のコップに入れて配る。
窓から地上を眺め、そして地平線や水平線を高高度から鑑賞する。
 カイロに到着し、乗り換えのために一度屋外に出る。
乾燥した灼熱の大気にアフリカを感じ、そのまま再び航空機に乗り込む。
シュテットランドに空港は1つしかないし、送迎も何度か任されたことがあるので、
空港周辺の事情は大体分かる。
広がるのは原野で、空は紺を錯覚するほど濃く青く、
太陽の迫力に神の実在を確信させられる。
そんな場所だ。

 それから冷房のきいたバスで首都に向かう。車内では入国の手続きを振り返る。
出国ゲートをくぐるよりも簡単で、係員はいかめしくもなく、
他の国のように賄賂を要求されなかった事実に、元植民地と宗主国という関係、
その特殊を実感しているうちに、30分という時間が過ぎる。

 バスを降りて、地下鉄に乗り、宿に到着。
 荷物を預けて、ホテルの一階のチャイニーズレストランで、
海老のあんかけバーガーにかぶりつき、ジャスミンティーで流し込みながら、
赤唐辛子のソースがかかったポテトをつまみつつ、取材先の資料を確認。
 そうして、約束の時間、午後3時の15分前にこの会社に到着。
 なのに雇い主は30分遅れて現れ、眠たかったのだろう、すぐに退散した。

 だから彼は怒っている。
0976善意のわだち4 (ワッチョイ 6b01-gTka)
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2022/10/21(金) 01:33:43.77ID:wegkn0H/0
沢山の質問を用意してきた。
鉱石資源の発見で沸くシュテットランドの経済成長を軌道に乗せるためには、
社会構造の改革が必要なのではないか。
 10%の白人が90%の現地民を使役するこの社会。
大規模農園、豆の栽培と牧畜業がシュテットランドの産業だが、
工業化のためには技術者の養成が不可欠だし、識字率も上げなければならない。
そもそも乳児死亡率が高すぎる。

 たまたま所有していた農園の端の山に鉱石が眠っていたのは幸運だが、
農場ごと鉱山を売って資源投資に回し、売却額を100倍に膨らませたのは才覚だ。
新事業として格安の給食サービスを始めたのも意識が高い。
しかしそれだけでは現状の改善だけでは足りない。
この国を未来に飛躍させるためには、差別政策をやめなければならない。
90%の現地民のうち、目の色素が薄い、つまり茶色い民族、ンエにだけ、
高等教育の門戸を開く。
サービス業、流通業、銀行業、大学職員、その他の準『ホワイト』カラーとしてあつかい、
学校は共学を許す。
バスも着席は許さないが同乗は許可する。
 一方、シュテットランドの60%を虹彩が黒い民族、ヌルには生存権しか認めない。
いや、場合によっては呼吸する権利すら剥奪される。
 彼らは私的移動手段として、牛しか乗ることを許されない。
 例えばバスにヌルの老人が乗り込んできたら、仕草がどんなによろよろとしていても、
座席の白人は眉をひそめるし、つり革につかまっているンエの男たちは
老人に目を血走らせ、バスからたたきだすだろう。
 老人の哀れな様子を目撃する通行人たちは、その6割はヌル人で、
道に這いつくばる老人が起き上がるために手を差し伸べ、歩くための力を貸すだろう。
ねぎらい、いたわりながら、心に憎悪をためる。
 憎悪は解消されなければならない。
健全な競争は経済の発展に不可欠だが、理不尽な対立は効率のさまたげにしかならない。
もちろんこれはシュテットランドの歴史に根差す問題だ。
だからこそ、今日のうちに解決しなければならない。
やるべきことが山積みだ。では何から手をつけるか。

 ……と、彼は私の雇い主に質問をしたかったのだろう。
 この会社の事業的性格から、最高責任者である雇い主も善良な人物だろうと、
見込みをつけていたのだろう。
質問は全部、誠意をもって答えてもらえるという、キャンディのように甘い思い込み。
 
0977善意のわだち5 (ワッチョイ 6b01-gTka)
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2022/10/21(金) 01:36:34.17ID:wegkn0H/0
 けれど、雇い主は非常に失礼な人間であり、才覚もない。
農場の端の山の試掘をすすめたのも、ツルハシをふるったのも私だ。
農場の売却と売却金を投資に回すことをすすめたのも。
 給食事業の立案と実行も、全部私がやってきたことだ。

 雇い主には何もない。内臓は薬物でただれているし、意識は常にもうろうとしている。
 唯一の、そして最大の美点は、私を殴らないこと。
 他の白人のように、彼は酒や薬物で自分を失っても、現地民を殴らない。
 素晴らしい美徳だと思う。

 少なくとも、質問というていで社会改革のごり押しをする、目の前の記者よりも。
 8時間という快適な旅の続きが、この応接室にあると思い込み、裏切られて怒り、
しかも、自分が粗末な応対をされたというだけなのに、私に同情してくること。
 ンエ人もヌル人も差別されている。何故怒らないのか。信念はないのか、
と言外で扇動してくる彼は、怒りを私に肩代わりさせているに過ぎない。
彼はこの構造に気づかず、みずからの善意を信じ切っている。
私はこのことに、皮肉を通り越して喜劇的なものを感じる。
0978善意のわだち6 (ワッチョイ 6b01-gTka)
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2022/10/21(金) 01:39:46.94ID:wegkn0H/0
 そんな滑稽を感じさせる彼に、私は沈黙を保った。
 口角もにっこりと上げる。
この表情を私は作りなれているし、ある種のへきえきも感じるが、
それでも私には家族がある。
守るべき存在は私を支える。月並みな考え方だが、真実だ。
 その真実をよりどころに、私は記者に対して、慇懃(いんぎん)を尽くし続けた。
 
 ……あの日を、時間を、何故私は素通りしたのか。
 信念はなくとも、希望はあります。妻と娘です。
娘は頭が良いので大学に進ませ、アメリカに留学させたい。
ヨーロッパの大学も良いのですが、シュテットランドということもあって、
過剰に配慮されるのが心配ですからね。
 アメリカ、できればニューヨークの狭いアパートで、ホットドッグを片手に、
狭いアパートで学術書とにらめっこをさせてやるのが、私の夢で希望です、
と何故言えなかったのか。
 1枚余計にくれた名刺と、名刺の裏の電子メールのアドレスを、何故活用もせず、
自宅に眠らせていたのか。悔やまれて仕方がない。
後悔という苦痛。いや、嫉妬なのか。
 航空機並みの高高度から、正論を言えるその立場に。
 正論。それは正義と地続きだ。
 私は彼に扇動されるべきだった。
けしかけられ、そそのかされ、教唆されるべきだった。
 けれど、薬物中毒者だが根は善良な雇い主の元で、
うっくつとした日々と労働に精を出すのに、どこかで安住していた。
 私は後悔している。

 革命が起こったからだ。
0979この名無しがすごい! (ワッチョイ 6b01-gTka)
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2022/10/21(金) 01:41:46.66ID:wegkn0H/0
>>972
たかもりさんがなぜか高い、に。
あああ。やっぱり頭が泣。
すんません。
0980この名無しがすごい! (ワッチョイ 6b01-gTka)
垢版 |
2022/10/21(金) 01:46:32.66ID:wegkn0H/0
そして改行とか色々してたら頭が痛くなってきたので
ここらへんで。続きは次スレかな。
これで全体の四分の一ですし。
ちなみにシュテットランドはベルギーの植民地でしたが
作者の色々な都合で公用語は英語です。ではでは。
0981ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-KWxC)
垢版 |
2022/10/21(金) 06:37:07.64ID:r7yMUzVH0
今から出かける!
評価文章は帰ってきてから読む!

では、また!(`・ω・´)ノシ
0982美世だが (アウアウウー Sacf-QYTZ)
垢版 |
2022/10/21(金) 06:54:08.44ID:GsKLruGUa
>>968
留置所のご飯は確かに旨い
ただ、ぬるいか冷めてるかなのが残念
お茶は熱々のを希望すれば出してくれる
あと、夜はコップも本も没収されるので
喉が乾いたら看守の巡回を待ってお茶を頼むしかない
何回か小説を誤魔化して隠し持ってたんだけど
寝る前にメガネも没収されるから意味ねぇwwwww
メガネメガネってやかましわwwwww
0983美世だが (アウアウウー Sacf-QYTZ)
垢版 |
2022/10/21(金) 07:33:34.11ID:GsKLruGUa
留置所内の様子なんかスゲー写メしたかったんだけどポケットまさぐっても所詮貸し出されたスウェットとサンダル
スマホなんかいの一番に取り上げられてなんもできやしねえ
しかもあいつら俺のスマホの隅々までデータ抜き取りやがってさ
取り調べの時にプリントアウトしてきて質問するの
このレベルでクラック出来るならあんな事やこんな事も……と思ってさ
すごく恥ずかしいですって言ったらあいつらなんて言ったと思う
慣れてるから大丈夫ですだってwwww
アホンダラ俺が大丈夫じゃねーんだよwwwwww
そしたらもっと凄いのありますからだってwwwまだまだぜんぜんですよって言うんだよww
俺は凄くないのかよwwwww結構変態ですよwwwwこれ以上のみせてくださいよ参考までにwwwっうぇうぇ逆に悔しいぜwww
もっと変態に精進します
へーんたい、とおっ!ってやかましわwwww
0984◆qoMDdkBaEI (ササクッテロ Sp0f-TbE3)
垢版 |
2022/10/21(金) 08:44:16.50ID:xrHGmsKdp
>>980
プロかよ! めちゃくちゃうめえな。続きが気になる。
何かの翻訳文学を読んでいるようだ。
こんな書き方もできるとは、いやはや……
0985◆qoMDdkBaEI (ササクッテロ Sp0f-TbE3)
垢版 |
2022/10/21(金) 08:47:20.17ID:xrHGmsKdp
>>983
大丈夫かい? 何とか失効猶予を勝ち取るんだ!
0989この名無しがすごい! (アウアウウー Sacf-gTka)
垢版 |
2022/10/21(金) 12:34:41.56ID:tYGU1zyJa
>>984猫さんありがとう^^
海外の本っぽい雰囲気を出したかったから嬉しい。
ふわふわした頭で書いて、考えて、直して、書いてをずっと
繰り返してできた作品で、残り2万字。次スレで続きを投下するけど、
楽しんでくれたら僥倖です。
0990美世だが (アウアウウー Sacf-QYTZ)
垢版 |
2022/10/21(金) 13:02:30.64ID:DiiTvd4qa
>>986
違う違う、洗面のあと、朝ごはんがあってその後が髭剃りとか空が見えるスペースで運動なんだよ
そんときに書庫から3冊だけ借りられるんだ
でも消灯前に没収されるから一冊誤魔化したんだ、便器の裏にたてかけてさ
収容者監視用の電灯で読もうと思ったんだよ
暗くてもなんとかなるだろてってね
そしたらよく考えたら寝る前にメガネ没収されるんだったwwww意味ねえwwww
0991美世だが (アウアウウー Sacf-QYTZ)
垢版 |
2022/10/21(金) 17:28:06.26ID:elCQMKcVa
独房は真ん中にビニール製の畳3畳、入り口に板間半畳
奥にそれぞれ半畳の板間とトイレ
5畳半てところかな
鉄格子は小指も入らんほどの金網が張り付けてあってさらに外側からビニールシートが貼り付けられてる
あと、見える範囲に時計がないし空も見えない
だから時間の感覚がおかしくなる
ネカフェでも時間の感覚おかしくなるけどパソコンでも店内でも時計はあるから大丈夫なんだけど
留置所はマジできつかった
0992ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 9f2f-KWxC)
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2022/10/21(金) 21:50:50.07ID:r7yMUzVH0
>>973-978
>〜同時に、目の前に彼に笑いたくなった。
(「目の前の」だろうか!)

>しかしそれだけでは現状の改善だけでは足りない。
(最初に「だけ」を使っているので字面を考えて「現状の改善には」としてもよい!)

>けしかけられ、そそのかされ、教唆されるべきだった。
(意味の重複に見える!)

ここまでは読んだ!(`・ω・´)
0993勅使河原作者 ◆4k5NNpfr4Q (アウアウウー Sacf-gTka)
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2022/10/21(金) 22:48:52.56ID:QJ/iQpRCa
>>992
ありがとうございます。
意味の重複は、させる事でザラザラさせたかったのでわざとです。
次スレが立ったらそちらに続きを投下しますね。
(スレたてチャレンジしましたが弾かれました)
0994美世だが (アウアウウー Sacf-QYTZ)
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2022/10/21(金) 22:58:10.26ID:TpThipsra
ツイッターでさ
キリル文字の友達がいるんだけどさ
3人以上の共通の知り合いが居るんだって
ねえよwwww
俺が知ってるのヴァシーリとニコライだけだしwwwwww
0995この名無しがすごい! (アウアウウー Sacf-gTka)
垢版 |
2022/10/21(金) 22:59:35.73ID:QJ/iQpRCa
そういえば、最近気に入ってる海外小説は、モーパッサンの

脂肪の塊

です。あれは登場人物が全員キャラが立ってて、本当に勉強になります。
と言いつつ、昔のように文章を高速で読むことができなくなったので
(症状は進んでます)、
ゆっくりゆっくり何度も読んでるだけですけどね。ではでは。
0996この名無しがすごい! (ワッチョイ cd7c-O5FY)
垢版 |
2022/10/22(土) 01:31:07.41ID:lgaOmguh0
>>992校正者としての思考癖なのかもしらんが、誤字脱字を指摘するんじゃなくて、全体を見て、評してやれよ。。
0997この名無しがすごい! (ワッチョイ cd7c-O5FY)
垢版 |
2022/10/22(土) 01:38:45.04ID:lgaOmguh0
>>969
高尚な理論とやらを読んでみたかったけどなあ。素直に。
お互いに頑張りましょ〜。
0998ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 022f-9Hqw)
垢版 |
2022/10/22(土) 03:37:37.06ID:kuFxbrL00
ワイも弾かれた!
以下の内容でスレッドを立てて貰いたい!
二度寝する!(`・ω・´)ノシ

!extend:checked:vvvvv:1000:512
オリジナルの文章を随時募集中!

点数の意味
10点〜39点 日本語に難がある!
40点〜59点 物語性のある読み物!
60点〜69点 書き慣れた頃に当たる壁!
70点〜79点 小説として読める!
80点〜89点 高い完成度を誇る!
90点〜99点 未知の領域!
満点は創作者が思い描く美しい夢!

評価依頼の文章はスレッドに直接、書き込んでもよい!
抜粋の文章は単体で意味のわかるものが望ましい!
長い文章の場合は読み易さの観点から三レスを上限とする(例外あり)!
それ以上の長文は別サイトのURLで受け付けている!

ここまでの最高得点79点!(`・ω・´)

前スレ
ワイが文章をちょっと詳しく評価する!【237】
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bookall/1659739413/
0999ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 022f-9Hqw)
垢版 |
2022/10/22(土) 07:05:40.10ID:kuFxbrL00
新スレを立てた!

やれやれ!(`・ω・´)
1000ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE (ワッチョイ 022f-9Hqw)
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2022/10/22(土) 07:06:21.94ID:kuFxbrL00
1000!(`・ω・´)
10011001
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