[いつ読んだ]
読んだのは10年ぐらい前かな
でも、小学校の学級図書にあって
当時でも少し古く感じられたのでもっと古いかも
[あらすじ]
なんか、いろいろな境遇の子供たちの話を載せた短編集だった気がする
[覚えているエピソード]
貧乏で両親が共働きの家庭に育つ兄妹がいて
妹の世話や自分達の晩御飯はお兄ちゃんがやってる
ある日妹が、カレーが食べたいというのでわずかなお小遣いを持って兄妹は買い物に出かけた
カレーの材料を仲良く選んでレジに並んでいたとき、お兄ちゃんが500円玉を落としてしまった
そして、落ちた500円玉を拾ったのだが、前でレジをしていた人に「拾ってくれてありがとう、それはわたしのです」と言われる
お兄ちゃんは自分の落としたものだと主張するがその人には「気持ちは分かるけれどそういうことをしてはいけないよ」と言われる
そういわれて、お兄ちゃんは何も言えず500円が足りないのでカレーは諦めなければならなかった。
お兄ちゃんは妹に「ごめんな、カレー作れんくなった。かわりに何か買ってあげよう」と言った
すると妹は植物の苗を欲しがった。
家に帰ってから妹は植物の苗を植木鉢に入れて嬉しそうに見つめていた。
そして、「カレーは食べられなかったけど、この子は大きくなったら毎年身をつけて食べさせてくれる」みたいなことを妹が言って終わり。
[物語の舞台となってる国・時代]
現代の日本 平成初期ぐらい?
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
ハードカバーで挿し絵が所々
[その他覚えていること何でも]
妹の名前は確か早苗
お兄ちゃんは小学校5,6年生かな
植物はイチゴだった気がする

よろしくお願いします