俺の漫画みたいな初恋の話を聞いてくれ
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
忘れもしない…あれは俺がまだ小学五年生だったときの話…。
(ちょっとずつ更新してく 時間かかる時もあるから許してくれ 多分かなり長くなる) 俺は小四の時に通っていた学校が人数が少なすぎるとの事で廃校になることが決まり、同じ市内の近くの学校へ転校した。
そして転校した先で俺は一人の少女に恋をしたのだ。 スペック
小五俺
陰キャ ガリ メガネ
俺が好きになった女の子の事をMさんと呼ぼう。Mさんは特別可愛いという訳でもなく(俺から見たらめちゃくちゃ可愛かったが)、すごいモテる女の子でもなかった。強いて言うのならば、人望はけっこうある子だったかもしれない。
転校した当初、俺はなかなかのDQNでお世辞にも「みんなから好かれるタイプの奴」
ではなかった。
どちらかと言えば同じタイミングでもう1人転校してきたK(あとからまた出てくる)の方が誰からも好かれるタイプだった。
俺はむしろ、一部の人には好かれるが一部の人からは極度に嫌われる、そんな感じのやつであった。 そんな訳あって俺とK、そしてMさんは同じクラスになった訳だが。
ここでひとつ、Kについて説明しておこう。
スペック
まぁまぁイケメン。 ち〇こでかい。
先程話した通り、Kってのは俺と同じタイミングで転校してきた男なのだが、これがまた偶然にもそいつと俺は幼稚園に入る前の幼少期の幼馴染だったという。
と、言うのもだ。俺はその幼少期に今いる所に住んでいたのだが、色々あって幼稚園に上がる時に別の場所に引越し、小五になってここに帰ってきた。
それと同じようにKと言うやつもまた幼稚園に上がる時に海外へと引越し、あろうことか同じタイミングで帰ってきたという。
転校先の始業式の日、俺の親とKの親同士が「え!?」となって気付き、転校生同士という間柄の上そんな妙な関係を知らされた俺たちは、すんなりと仲良くなり、親友となった。 そんなこんなで親友であるKと俺はもはや2人で1人のように行動を共にし、本来(俺は)苦戦するであろう体育の2人組や理科の実験の班決めなども、幸いにも2人まとまることで難を逃れていた。
しかしそんな平穏な日々は突然に終わりを迎える(俺だけ)。
ここまで読んで、勘のいい諸君ならお気付きだろうが…、そうである。
第一の悲劇…。 不幸なことにも俺とKは同じ人を好きになってしまった。
こんなことってあるだろうか?何度も言うが、Mさんは別にモテていた訳では無い。
Kとは趣味が合うなぁとは思っていたがまさか好きな人まで被るとは思っていなかった。
俺は焦った。当たり前だ。
先程も述べた通り、どう足掻いても俺がスペック面でKに勝るものが何一つない。
あるとしてもそれはMに対する愛の強さだけである。
案の定、MとKにはピンク色の噂がたち始めた。俺はめちゃくちゃ悔しかった。
それでも、俺はとKの友情は引き裂かれていない。
安心して欲しい。Kとは今でも連絡が途絶えていない。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています