>>10
そうですね、私は「熱狂的ファン」ということになるのかもしれませんが、
おっしゃることは正鵠を得ているを思います。FrameMakerは「ワープロ」です。
まかりまちがってもDTPソフトではありません。そりゃWordや一太郎に比べれば
ある程度組版や日本語PostScript環境への配慮はあるものの、いわゆる
DTPソフトの組版能力とは全然違います。

技術系文書用途ならこれ以上の存在はないとは思うものの、昨今の経済環境で、
単なるワープロにあの値段というのは、やはりないんじゃないかな、とも
思います。5.5→6.0へのバージョンアップも、かなり待たされた割にはあまり
本質的な変化はありませんでした(Windows2000で安定動作する程度かな)。

ただ、従来のPageMakerが、(少々操作性は特殊ですが)レイアウトワープロ
としても使えなくもなかったのに対し、InDesignは本格的なDTPソフトの
ためテキスト中心の長文ドキュメントには向かないような気がします。
組版は強力ですが、何しろ文字入力が重すぎます。そういった点で、従来より
FrameMakerの性格・位置づけがはっきりしてきたとは思います。ただAdobeが
FrameMakerのようなソフトを販売することの意義はよくわかりませんけど(笑)。