FrameMakerの大規模文書作成機能として、例えば以下の機能があります。
1. ブック機能
 PageMakerのブックと同じです。複数のFrameMakerファイルを
 まとめて1冊の書籍を定義します。目次・索引も生成します。
 ブックにまとめてあると、複数ファイルに分散されていても、
 まとめてページ管理や索引生成、相互参照ができます。
2. コンディショナルテキスト
 文書中にコンディションタグをつけた部分が差し替え可能となり、
 文書バージョンを変えた際に一括して変更することができます。これにより、
 ちょっとずつ違う文書(例えばマニュアル作成などで、対応OS毎に微妙に
 説明文を変える場合)が効率よく作成できます。このコンディション設定は、
 文章だけでなく、図表も差し替え可能です。
3. 変数
 文書中で繰り返し現れる単語・用語を変数として登録することができます。
 あとから変数の値を変更することにより、一括して変更できます。
4. 相互参照の作成。相互参照マーカーを設定すると、「第何章何節参照」という
 個所が、章や節を移動した場合に自動更新されます。

MetaCreations製ソフトのマニュアルが多用していたのは、章や節の
区切りにグラフィックを用いる点です。リファレンスページに登録した
グラフィックアイテムを、段落の前または後ろ(あるいは両方)に自動挿入
することができます。

まぁこれらの機能を使わなくても、簡単なメモ作成程度にも使えるソフトです。
割と軽いですしね。起動直後でFrameMaker.exeが12MB、AOM.exeが3MB程度
のメモリを消費します。