世界のデジタル一眼レフ市場を二分するのがキヤノンとニコン。
この2社が、レンズ交換式デジタルカメラの世界シェアでも1位、2位です。
それに次ぐのが、ミラーレスの王者であり、イメージセンサー主要製造元でもあるソニー。

以上の3社だけで、レンズ交換式デジタルカメラの世界シェアの実に約90%を占めます。
この3社であれば将来も安泰でしょう。

この3社に次ぐのがオリンパスであり、おそらくパナソニックでしょう。
オリンパスの世界シェアは2.2%と、上記3社に比べ著しく低いシェアですが
マイクロフォーサーズという共通規格のマウントをパナソニックなどと共有することで
低シェアながらレンズ交換式デジタルカメラ事業を継続できているのでしょう。

ですから、初めてのデジタル一眼を購入するにあたっては
将来も安心のキヤノン、ニコン、ソニーの中から選ぶことが賢明だと言えるでしょう。
オリンパス、パナソニックの製品は、よほど気に入った場合には購入しても良いかも知れません。

ボディはどんどん新しくなっていっても、レンズは長く使い続けるものですからね。
将来ボディを新しくする際にも「これまで購入したレンズが使えるマウントが存続している」
ということが何よりも重要なことなのです。

オリンパス、パナソニックより下のメーカーとなると、いつ撤退してもおかしくはないでしょう。
2014年の世界シェア5.6%のサムスンが、デジタルカメラ事業撤退を余儀なくされるのですから。