>>915
上げたいのですが
仕立ての良い服ほど着用者の欠点をすっかり補正してしまうため全く参考になりません(笑)

例えばサビルローの仕立て屋には、ガリの若者からデブの中年、チビの老人まで様々な客がいます
しかし彼らのスーツ姿には際立った違和感がありません
皆それなりに映えて見えます
それはなぜかと言うと、サビルローの仕立て屋が服の余裕と絞りの緩急を用いて客の体型の違和感を覆い隠しているからです
メリハリを構築することで、理想を形づくっているとも言えます

逆説的に、醜い体型を顕にするのは太い(細い)一辺倒のスーツです
補正の足りなさがシルエットやシワなどの醜さとして顕在化する訳です

件のbatakのスーツは直立状態で歪なシワがなく、シルエットも滑らかで破綻がありません
太さ、細さは正直好みですが、まず窮屈そうに見えないことが全ての前提となります
つまりフィットしてるという事です