世の流れとは恐ろしい

なにやら怪しげな人気投票に向け再び燃え上がる
永原とその一行。しかし……

永原「……連絡こないね」   金井「そだねー」
越後「……こっちも興行の予定でいっぱいなのに」

富沢「……このパターン、アレね」
永原「…アレって?」
富沢「決まってるでしょ!企画がポシャったのよ、頓挫よ!
   映画・写真集・歌・CM企画で何度私が味わったか!
   この間の空き方は間違いないわ!」
金井「……でもこれだけ大々的に情報出してそれは……」
富沢「甘い、甘いわ美加!芸能界は昔も今も魔窟よ!
   とんでもない魑魅魍魎がウヨウヨしてるんだから!
   ぼやぼやしてると後ろからあーっ!されるわよ!」
斉藤「……お前たち、話し込んでないでとっとと練習だ!
   全く、隙有らばサボりを決め込んで!」
永原「……オーバーワークは怪我のもとだよ斉藤さん」
富沢「神田がそれで足痛めたばっかじゃない」
斉藤「ぐっ……だがしかしだな!」

美沙「全く脳筋先輩には困ったものなのです少しはペース配分を
   考えて計画立てるのですよ特訓しまくりでポンポン強く
   なれるのはゲームの中だけなのですゲーム脳ここに極まれり
   な○う系先輩には全くは〜つける薬もないのですよ」
斉藤「…天神、ウソ病欠で練習サボりばかりのお前は休日抜きだ」
美沙「それはどういうことなのです社員虐待なのです
   美沙は直ちに魔力でもって社長に通報するのですよ」
永原「…それは天神が悪い!練習しなさい、団長が命じます!」
越後「…お前もだバカモノ!」