>>41

>絵里子「勘違いしてはいけない、事象と時間は別物。君が過去に戻ったという事象、戻らなかったという事象、それぞれの歴史がブリンダーの木に記されるだけでしかない」
>たくや「時間を遡ったという事実も一つの事象に含まれてしまうということか」

>これがわからん
>結局ある意味では「やり直し」にも繋がるんじゃない?

要は因果律、原因と結果という流れと、時間は別物って事。
「時間を遡って(前の時間に行って)やり直す」事は可能でも、それは、何かあって時間を遡ってやり直した、という歴史になる。

何か自分に不都合があって、時間を戻れる装置を持っている人間が過去に戻ってやり直し、違う結果を導き出せたとしても、
歴史的には、不都合な結果があったので、時間を戻って過去に行き、違う結果を出した、とブリンダーの木に記されるだけ。

A.D.M.Sの表示を見れば分かるけど、例えば亜由美さんのバッドエンド(自殺)もそれを回避した生存ハッピーエンドも両方存在し、
そのどちらか片方が、正しいとか間違いではなく、両方共に歴史として存在する。
そしてその世界の数だけ、たくやや亜由美さんも存在するから、不幸な歴史も幸福な歴史も、両方が等価値に存在する。
どちらが正しいとか正史とかではなく、両方の可能性の世界が存在するって世界観