ラーメンズ
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小林賢太郎 片桐仁 やたらラーメンズを評価してる自称お笑い通が芸人板にやたらおったから、今回の件でせいせいしたわ
どうであれ売れなかったのが事実なんだわ >>1浅はかに人の気を引こうとして考えたネタで大喜びしてたラーメンズ信者の皆さんw >>4
あんなのファンから全く評価されてない忘れられてるネタ。
若手の頃のカスみたいなネタ 片桐って
真面目こじらしてこんなんなっちゃいました
って役多いけど
素でそんなんかねコメント読むと >>2
毎回チケット瞬殺されてプレミア化するラーメンズが売れてない??? >>2
概ね同意だけど最後の1行は間違ってるな
昔は地上波とかのメインコンテンツがメッチャ強かったからそのカウンターとしてのサブカル市場がそれなりにデカかったんだよ
まぁ逆張りの人達ではあるね 今売れてる芸人は過去の漫才やコントをあらためて問題ないかチェックしとくのだろうか >>9
しないでしょ。オリンピック以外そこまで厳しい制限ないのでは。
海外で活躍するだけなら誰も気にしないよ。元に小林は海外公演何度かしてるし。 五輪は既にめちゃくちゃだったろ
尻拭いさせられたんだよ
165億を何に使ったんだろうな
100億を小林に使ってるなら国賊だが ラーメンズかぁ
昔、好きだったなぁ
小林の謝罪文でなぜか涙出てきた 小田嶋隆
@tako_ashi
お笑い芸人は、「ハイセンス」で「敏感」で「個性的」な受け手に向けて笑いを提供しているつもりでいる。ところが、実際に笑っているのは「同じ差別や偏見やジェンダー意識を共有」する「鈍感」で「同調的」で「凡庸」で「個体識別不能」な「ヤカラ」「ヤンキー」「半グレ」だったりする。
↓
別の角度から見ると、「このネタはセンスがないと笑えないよなあ」てなことを思いながら笑っている客が、もののみごとにバカ揃いだということでもある。
https://twitter.com/tako_ashi/status/1419440096395218945?s=20
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account) 開会式の視聴率56%だってよ
知名度的には小林賢太郎のピークむしろ今なんじゃないか
人生何があるか分からんな 内輪ノリオリンピックで広げるクソみてえなキチガイ集団息してるか?サブカルなんて教室の隅でヒソヒソやってりゃいいんだよ表に出てくんなよ あっユダヤ人大量虐殺ごっこじゃなくて
イスラエル兵のパレスチナ人虐殺ごっこだった
って言ってたらホロコースト揶揄じゃなくて全うな政治的メッセージだし
ユダヤ人団体もいちゃもん付けられなかったのにな >>14
>小林の謝罪文でなぜか涙出てきた
あれは小林賢太郎作品として完璧だったな。あの簡約化された文言に全てが含まれていた。
有名な俳諧のお孫さんという事もあるだろうけど。世界最小の文学、俳句。世界最小の謝罪文。
それから今の十代二十代の人は知らないだろうけど
単独公演の観客動員数はお笑い芸人として第1位で、12年経っても記録は破られていない。
当時は人気のある芸人だった。しかしそのコントは時としてハイブローゆえ反発する人も多かった。
ラーメンズ単独公演「TOWER」2009年。観客動員数
4万2千人。 >18
>知名度的には小林賢太郎のピークむしろ今なんじゃないか
若い世代にも知られる様になったね。動画再生数も物凄く増えている。
コントと演劇に新しい波を作ったという点で尊敬している。
演劇論を語る連中が「記号主義的だ!」と批難する「ロールシャッハ」が1番好きだ。
なぜ芸人は芸人である事を突き詰めると壁ではなく、頭上にミサイルを撃たなければならないのか?
あのエンディングで泣けたよ。 >>10
>海外で活躍するだけなら誰も気にしないよ。元に小林は海外公演何度かしてるし。
偶然にもパリ公演を観れるチャンスを得たw
ポツネンって皮肉屋で批判ばかりするフランス人(おそらくシネフィルや現代アート系の客達)
そんなへそ曲がりインテリ・フランス人に大受けしていた。
すごい人だ。
その後、神奈川芸術劇場にて、コントが全て終わった後
「実は公開しなかったネタがあるんですけど、、なぜ演じなかったと言うと、、、」
そこまで説明して、演じ無かったコントへ誘導し、そのコントが始まるw
かまし芸さえ芸術的・今までなかった物として見せてくれるクリエイター
そのクリエイターに皆 魅せられた。
観客に魔法をかけれる唯一の芸人だった。 >>24
すごいな。パリ公演みたんだ。
コバケンは言語はどうしてたの? もともとパリ日本文化会館だったので半数以上が日本人(だったと思う)
でも日本公演と違うのは、天井桟敷の人々を意識してたのかな(私の主観)
体の動き、パントマイムが無言という言語になっていた。
おそらく日本人であろうアジア人と、日本文化ポップカルチャー好きのフランス人ばかりで
独特な雰囲気だった。日本語で喋っている日本人がいて話が聞こえて来た。
「小林賢太郎って有名な人なの?」
だってw お笑い芸人を求めて来てると言うより
日本人もフランス人も、新しい演劇アーティストを期待して来てる感じがした(主観) フライヤーからして凄かった。
オシャレだねぇ。やっぱり美大を出た人だねぇ、、、だけかと思ったら
「ALICE」と「ロールシャッハ」のフライヤーをまだ持っている人は
フライヤーの薄紙を剥がしてみてよ。
ええ!こんな所にも、こんなトリックが!
たかがフライヤーごときで、ここまでファンを楽しませてくれるとはw
「右手で敬礼!」 昨日のチコちゃんに叱られるに、多田さんと野間口さんが出てたね。
この時期に多田ディレクターを登場させるって、NHKとしての暗喩で伝えたかったんだろうな。
やっぱり小林賢太郎ってNHKに愛されてる人なんだな。 ホロコースト持ち出すにもお笑いはダメで映画だと大丈夫なのが正直マジでわからん
ライフイズビューティフルとか誰も叩かんよな 「やめさせないと」の小林さんの役に名前はありますか?
あの二人が可愛くてつるちゃんと何くんなのか知りたくて。
(戯曲集3冊買ったのですがTOWERは入ってなかったので) アンフォルム。今だから敢えて書くけど(ネタバレとか野暮と言われる時期は過ぎたから)
「後藤を待ちながら」
これ、サミュエル・ベケットの戯曲を基にした。みたいな言い方をされるんだけど
オペラの『ホフマン物語』にインスパイアされたハンス・ベルメールの
人形と人間と、意識の当体としての自分自身、この三者が互いに同一視する
幻想の中での証明性が、元ネタなんだよ。
小林賢太郎はラーメンズから離れてもタングラムに対して独特なこだわりが見える。
ベルメールの影響が実は強い、小林賢太郎。 「やめさせないと」は
僕とお前じゃなかったかな?鶴ちゃんには名前がある。
あの僕はタワー仲間の共依存でしか実存が無い男で、そのコミットメントが崩れる危機
鶴ちゃんのキャンプに初めから批判的。
僕「二軍じゃーん!」
鶴ちゃん「そうだ!今度みんなでキャンプ行こうぜ!」
僕「えー!ご本人登場?」
鶴ちゃん「ご本人っていうか、、、皆んなご本人だけどな」
鶴ちゃんの言葉で、「僕」にとっての独立した実存を認められ、本当の友達になれるチャンスを手に入れた。
そんな神様みたいな鶴ちゃんの「紙袋星人」が登場。
僕「そりゃ人気者になるわ、、」
この後の鶴ちゃんの演技に注目
「ウゥー〜ん、、、、」
見事な作品だったね。 あ、つまり
実存と自由意志を他者の意思決定に依存して
自主独立性を持たない人間だから、名前が無いんじゃないか?
と私は思ってた とても詳しいレスありがとうございました。
器用不器用とこの話と丸の人は何度見ても泣かされてしまう… >器用不器用とこの話と丸の人は何度見ても泣かされてしまう…
器用と不器用も凄い作品だったね。
おそらく二人とも美大に入ったけど絵の上手い奴なんて一杯いると、の体験からなのかな?
小林・僕はこれからどうしたらいいんだ?絵の具なら僕が買ってやるよ!行くなぁー!
この下りでバッハの無伴奏チェロ曲。なんだ?俺たちのラーメンズは、こんなベタをしないはずだよ!
と不思議に思っていると、片桐が軽快に室内でふざけだす。客も笑っている。
そして小林に「お前はいつも、そうやって笑ってろ!」あれ片桐さんのセリフもベタじゃん?
「これ俺の実家、たまには来てくれよ!」と名刺を渡す。
小林賢太郎「、、、、近い!」
あれだけ絵描きを辞める事を決心して、友達との最後の別れをしに来た片桐仁。
でも、お前という友達とは離れられ無いという告白を、最後の名刺に託す、片桐の不器用さ。
ああいう形でしか、「ずっと友達でいようね!」と言えない器用そうに見えて不器用な男。
やっぱりラーメンズは裏切らなかった。強烈なパンチライン。
小林賢太郎の「近い!」は
実は片桐仁も成功者の小林と同じタワマンに住んでるって設定じゃ無いかな?
説明は無いから、私の憶測ね。これは >>31
>戯曲集3冊買ったのですがTOWERは入ってなかったので)
戯曲集は何を買ったの?
鼻うさぎは別として演劇ぶっくやら「僕がコントや演劇について考えていること」など
ヴィレヴァンや中野ブロードウェイで探してたなあ。
QJやバカリズムと共著の大喜利猿とか、集めたなあ。
あれほど別世界感の芸人に興奮したのはラーメンズだけだったな。
鳥肌実もAマッソも、みうらじゅんも好きだけど、コントをCONTEに回帰させ
さらにマッシュアップした日本人の芸人。あんな人達はもう出てこないよね。唯一無二。 器用不器用は常に笑ってる小林くんの「何ひとつ面白い事などなかった」のセリフで本当はこんな笑う人じゃないんだ⁈ってなぜか涙腺崩壊、
一生懸命おどけて笑わせようとする片桐くんを見て更に泣く、でも最後ほっこりした気持ちになるのでまた見てしまうのループ。
>36
その後買い足して戯曲集4種類、椿からtxtまでの分です。
文字だけで笑えるものと二人の演技力やテンポの良さありきのものとあって興味深く読みました。
他の本も少しずつ集めたいです。 TEXTの「不透明な会話」は文字だけで笑えるよね。実際舞台で動きは最小限で。
あれ文字起こして見えて来たのは、相手の言葉から生じる自分の中での表象を利用して
笑いを作ってる。かなり凝った作品だった。
いわゆる発話者と受取手のバイアスが根本にあって
コントロール幻想、過度の責任帰属、セルフ・サービング・バイアス
という認知の歪みを扱ってるんだけど、こう分析すると何やら難しくて笑えない感じに思ってしまうけど。
実際、劇場で大爆笑をかっさらっていたんだよね。
ラーメンズのファンって今まで存在していた笑い、以外の笑いを求めている人ばかりだったねw 度々の質問すみません。
公式チャンネルにUPされている作品のDVDを新品で購入したらお二人の利益になるのでしょうか? >>40
小林賢太郎は原版制作権をトゥインクルコーポレーションに返して
第2の人生を歩き出したから、原盤権は事務所、著作権は2人なんじゃ無いの?
詳しくは分からないけど、一旦信託契約にしたみたいな事を書いてたよな。
どの作家でもそうだけど信託契約や包括契約のコントラクトってややこしいよな。
だけど公式チャンネルのコンテンツは日本赤十字社に寄付してるからな
だいたい新品のラーメンズのDVDなんて売ってないよ。BOOKOFF で以前なら1800円ぐらいで
買えた時期があったよ。 そうだ
公式動画でファンになった人に一言
youtube動画が全てDVD収録と同じでは無い
カットすべき所は、カットしてyoutubeにあげている
理由は言えないけど、これは劇場で見た人、DVDを買った人だけ笑える笑いを
ファンの為にとっておいてくれる、そんなサービス精神だと思う。
単独公演のフライヤーでさえ、今改めて良く見ると
え!こんな所にこんなトリックが!、、気づかなかったぁ
みたいなファンを無言で楽しませる素晴らしい芸人だったな ラーメンズ・スレ
盛り上がらないなw
こういう状況を永野さんは
「ピカソより、フツーに、ラッセンが好き」
というネタにしたんだろうな。
お笑い芸人という表現者は、お笑い芸人というタギングによって
あ笑い芸人が作り出した作品は
大衆消費財として雑に早食い・大食いされてしまう物なのだろうか?
何か寂しい。 ラーメンズは「お笑い」としては評価されてないでしょ? >>45
>特に後期はお笑いではないな
M1で、ナイツ塙さんが4分間の漫才で37回笑わせられると言っていた。
ノンスタイルはM1用に高速アディショナル二重ツッコミという戦術で勝負した。
ナイツもノンスタイルも面白い。
ラーメンズ・ファンは笑えるまで何分でも待つ。
他の芸人がやったら客が笑うような、しょーもないダジャレや一発ギャグでは
ラーメンズ・ファンは笑わず、ラーメンズらしさの笑いが出るまで黙って待っていた。
コレって凄い事だと思う。
安直に笑いを欲しがる演者じゃ無かった。
ラーメンズ・ファンも小出しのギャクよりも、文脈の中で成立する笑いを求めていた。
唯一無二の芸人。
「笑わない客を前にして、客が笑うまで何分も確信を持って舞台で演じ続けられるアイツラはスゲェ!」
「俺たちには絶対出来ない」
(バナナマン・設楽統) ラーメンズが、もう消えてしまった今
皆んなに最高のお笑いパフォーマンスを与えてくれれた、クリエイター・アーティストを
語り続けようぜ。
何故なら、ラーメンズをセピア色にしてしまう、芸人は今でも現れないのだから。
ラーメンズは今でも、輝き続けている。
私達に新しい笑いを与え続けてくれたラーメンズに感謝して
語り継ごう。 ラーメンズに影響を受けた芸人ってどれだけいるのかな?
芸人なら嫉妬もするだろうけど
最近では吉住さんが公言してるね。あまりにも好きすぎて
「サブカル女子のおかげでラーメンズさんの評価が下がってしまった」と。
かが屋、フラミンゴ、板尾さんも影響を受けたと公言してたね。 片割れがポカやらかして解散しちゃったけどトップリードもラーメンズ意識してた 夢の遊民社が好きだった、という人は、ラーメンズを評価しない。
ラーメンズが好きだった、という人は、夢の遊民社を評価しない。
ここにラーメンズのコント・演劇方法論の独自性が表れてると思う。 DVDの件、レスありがとうございました。
公式動画からのファンなのでなるべく新品で集めて違いを楽しもうと思います。 去年の蛙亭・イワクラも
ラーメンズのようなコントはしたくても無理やし、、、
と、言ってたな
ファンなのかどうか?は分からないけど意識はしてるよな
蛙亭の作品って、伏せて開ける、というレーゼドラマ的な所があって
やはり影響は受けてるんだろうな。 ラーメンズスレ。まだあったんだw
って言うか永遠に残そうぜw
「うるう」は凄かったよね。もう誰の言葉も否定も肯定もせず
精神そのものになった芸人の姿だよな。多くの人にはウケないかも知れないが
あれだけの作品を作れる小林賢太郎が同じ時代に存在してくれて感謝だよ。 ラーメンズはどこまでがネタなのか?分かりにくいけど、若手の頃TVでコントを披露して
Pから、TV向きじゃない、面白くない、と言われて、でもギャラは入ってくる。
小林賢太郎「こんな金入るかー!」発言。水道橋博士はコケる可能性もあるから大衆迎合しろと。
イッセー尾形さんになれるのは、ほんの一握りだ!と。
玉袋はポカーン、、、TVなんて誰だって出来るよ、、、w
練って練って作品を作り出すラーメンズ。作品の中にしか存在しないラーメンズ。
隙間があれば顔を出してエソテリックな笑いを作る水道橋博士。でも分かる人しか博士のお笑いは響かない。
こういう人達によって、お笑いの世界は生き続けるのだと思う。
「親が一流広告代理店だからコネで保険かけてる」という野次は何か違う。
将来、食いっぱぐれが無い事に執着する事と
新しいお笑い作品を作る事は、全く関係無い。 ポツネンでメバリ入れてると尾上菊之助に見える。
俗っぽい事言うようで申し訳ないけど、あのルックス活かさないのは勿体ないから俳優業とかもやってほしかったなあ。 孤独のグルメにゲスト出演した時の台本はラーメンズよく観てる人が書いたんだろうね。あれも良かったけど、全くアウェイの場所で演じる小林もみてみたいわ。 アップルのGet he Mac のCM
ラーメンズファンには上手く通じたけど(更にTAKE OFFのネタにもなってた)
あのCMでラーメンズを知った人の中には、内容が
Mac vs Windows だっただけに反発する人が居たね。
よく親が電通の重役だからとか多摩美の先輩後輩のコネで、、、
と噂が流れたが(小林賢太郎は徹頭徹尾、プライベートを公表しない事を信条とする芸人だったが)
あれだけ(KFC、トヨタ、SEIKO、三菱、三井住友、JPなどのCM)起用されるのは
えもいわれぬ風雅と香気と画としての華があり、佇まいが評価されたのだろうし
「代わりは幾らでも居る」という芸人ではありませんでしたね。 >>48
かが屋の賀屋もそうだな
君の席からバナナマン、おぎやはぎ、ラーメンズのDVDを見るようになったとのこと
一番影響受けたのはバナナマンらしいが、でもラーメンズぽさもあるな
あと、マヂカルラブリーの野田クリスタルね。しくじり先生で言ってた
野田は松本人志信者で松本の生まれ変わりを自称しているほどだがラーメンズに影響されてた時期もあったらしい
若林もあの頃ラーメンズみたいなコンビ多かったみたいなこと言ってたからやっぱりライブシーンで凄かったんだなって バナナマン(オークラさんも)が1番輝いていたのは
「君の席」と「genico」だと思ってる。
特にgenicoのアグレッシブなネタと演技は強烈だったね。
一瞬に咲いた設楽統と小林賢太郎の相乗効果の花なんだろうけど
下北で始まり、下北で終わった2人の芸人。
これも神話だよな。 ああいうブラックな方向に進んでったらどうなってたかなあ。若さもあるんだろうけど。 というかブラックネタも出来るという多様性がラーメンズの凄さ。
ただブラックネタは説明は無し、観客が自分の頭の中で補完して下さいという作品になってる。
「箱式」から「TOWER」まで、様々な形の作品を作り出せる天才だったね。
じっくり時間をかけてるから、と言ってもそれは他のコント師の視座では無い。
同じ事が出来る芸人は今まで出てこなかった。サンドウィッチマンだけは常にオーバーライティングしていくけどね。
以前非公式ファンサイトで「名は体を表す」のクリムゾンメサイアのイラストを
ファンが書いてアップしたんだけど、どれも同じ様な女宇宙戦士だった
しかも自分が頭に思い描いていた物と全く同じだった。
ここで、良く考えて見て。
あのコントには黒い箱しか無かったんだよ。誰もクリムゾンメサイアなんて見てなかったんだよ。
でも、観客の頭の中にはクリムゾンメサイアの姿がハッキリ見えてた。
観客は言葉と体の動きしか享受していない。
それが観客の深い階層の心理の中にインセプションされたんだ。
コレって、やっぱり凄くない? 採集も焼き豚、卓球台、マットとか全部見えてるから一緒に体験できた。アトムよりの青空と線も。
ラーメンズを知って初めての体験、驚き、快感を沢山味わえた。
もっと早く知りたかったけどリアルタイムで小林さんの引退を体験するのもしんどそうだね。
今後サントラ出ないのかな。Atom、text、towerの曲をヘビロテしたい。 TOWERの最後の曲「タワーズ 2」はいいよね。
単独公演・TOWERのモチーフは上昇と下降。
ちょっと詳しく解説すると、あの曲は定型終止形(カデンツ)を偽終止として
無限音階的に続けられるミニマル・ミュージックなんだけど
無限音階を使わずに借用和音と上から降りるアルペジオと
下から上昇するアルペジオなどを使って、いつまでも聞いていられるミニマル音楽になっている。
そういう作家さんが近くにいるのって、ラーメンズ界隈の人達もセンスの良い人達なんだろうな。
人間は人間を呼ぶんだな。 ラーメンズ最終公演・TOWERの最後のコント「タワーズ 2」のラスト。
何故「タワー」でなく「タワーズ」なのか。とか
タワーズ2のピアノ曲を放り投げる小林賢太郎
宙に舞う音を両手で掴み取る片桐仁
手を広げてみると、、、、
私は、どこからともなく始まってしまったラーメンズが
荘子の「誇張の夢」の蝶が、どちらかの側に、どちらにも近づかずに
自らラーメンズという価値とアイコンを、自らの手で終わらしたかったのでは?と思う。
ラーメンズは、本当に何も裏側を語らない芸人だったが
あの時すでにラーメンズを終わらそうという意図があったのかもしれない。
「TOWER」って確か観客動員数、4万2千人だったよね?
自分で広げた風呂敷を
自分で畳んで
終わらせる芸人って
素晴らしい。 誇張の夢w
面白いなあ、これはこれでw
荘子の「胡蝶の夢」ね
そう言えばアニメって「胡蝶の夢」のオマージュがやたら多く無い? 塔を登るエンディングと片桐さんが手を広げてお開き、最終回を察したファンもいただろうね。 「この広い広い世界に貴方という存在はもはや無いんです。怖いでしょうがご理解下さい」
「ハイ」
「もう一度確認します。ご理解いただけましたね?」
「ハイ」
「、、、、では、あらためて聞きます!私の万引きを許しますねえ!」
「ウーン、、、」
KOCの過去映像を、ずっと観てたんだけど
この構成を借用するコント師が増えてきているな。
ラーメンズが芸人達に嫉妬で嫌われながらも、気にせずにはいられない理由ってココだよ。 第12回公演の「ATOM」の中でもミステリー要素が強い「採集」ですね。
ラーメンズの公演の中でもATOMはファンから色々な説が出ていてどれもヒューリスティックになっています。
それだけ「ATOM」はラーメンズ公演の中で異色な作品です。
卓球。お前のサービスだって優雅だよ。通称切り裂きジャックは健在だなあ。から
記号主義的なコントを示して進みます。中学理科教師のジャックと嘘をついて故郷に戻って来たプリマ。
昔の憧れの女性マドンナ。プリマドンナ。豚(人間との組織親和性が高い、歯周病の手術で豚の歯胚細胞(エムドゲイン)を利用しています)
黒沢監督の「CURE」という映画を見た事ありますか?
記号を振りまくだけ振りまいて、回収しないまま回収したかの様に見せる構成が似ています。
昭和時代の体操マットには持ち運び用にファブリックスのループが付いていたそうで
それにつまずいて怪我しない様にループ(耳)をマットの下に隠したそうです。
また耳は(金正恩の影武者確認にも利用されたように)大怪我をしない限り人間の耳は形が変わらない。
この「採集」だけを見ればラストが伏線回収やオチになっているのか?分からない作り方になっています。
飯塚さんと塙さん2人とも「伏線回収型のコントは嫌い」と言っていましたが
その伏線回収型コントも形骸化すれば、ベタになってしまうという理由でしょう。
ATOM制作時の小林賢太郎も、それを意識していたのでは無いでしょうか?
そして「ATOM」の最終コント「アトムより」が全ての作品の伏線回収になっているのだと思います。
それぞれのコントは、そのままで立派な作品ですが、小林賢太郎の本を読むと
小林氏は「観客を楽しませる」という軸を外す事を不誠実だと嫌っているようです。
その「観客を楽しませる」という方法は、他のコント師とは全く違う観客の楽しませ方になっています。 運動するんだったらマットのミミをしまえよってことだと思います。
大人のギャグですかね? ATOM。鉄腕アトム。天馬博士に捨てられた。御茶ノ水博士が育ての親。
お茶の水博士は耳を隠している。手塚治は虫博士。子供の頃から虫を採集して標本にしていた。 父の天馬博士は亡くなった息子の代わりにアトムを作った。
良い子ではあったが所詮ロボット。体は成長しない。親子喧嘩も出来ない。
天馬博士は精神がやられてアトム抹殺をくだてるがサーカスに売り飛ばす。
お茶の水博士が引き取る。(スピルバーグとキューブリックのAIはここを引用している)
「あと30年眠るぞ!30年後に起こしてくれ」
「勝手な事言ってんじゃねぇよ!あんたはこの時代に生まれてこの時代を生きなきゃならないんだ!」
最後の小林賢太郎
「お母さんが起きるまであと10年かあ、、」ここで母が子供を育てたのは10歳までだと分かる。
10歳から20年間、小林賢太郎は誰を育ての親としたのだろうか?親ってなんだろう?
という謎を観客に投げかける。人間ってどんなに歳を取っても成長は止めないよ。と訴える。
「ALICE」のルイス・キャロル
「ATOM」の手塚治虫
こういうモチーフが回収するコントは大好きだ。
しかし、逆に「何インテリぶってるだよ?平場のトークで勝負しろよ!」というお笑いファンもいる。
ラーメンズは、ある程度の前提となる情報が無いと笑えないコントが結構ある。
それ故にファンは大爆笑する、コントで感動出来る。確かに知能犯の企みではあるだろうが。 ラーメンズの「不透明な会話」
あれって4分の漫才ネタに出来ないかな?
不透明な会話だけはコントでは無かったよね
あの「脱逆非不透明人間以外に否定的じゃないか!」なんて
漫才にモディファイしたら面白かっただろうな。 吉住
「サブカル女子のせいで、ラーメンズの価値が下がった」
これは良く分かる。サブカルの表層だけを、かするサブカル少女って
「えー?ラーメンズ面白さが分からないの?」とか
「ラーメンズの面白さがわかる人が本当にお笑いのセンスがある人なのにぃ」
なんて言う似非サブカル少女が厚かましくて、人をイラっとさせるから
ラーメンズを観るとき既にバイアスがかかって
作品の構成・ドラマツルギー・メタファー・レトリックの妙味を受け取れない人が多いんだよ。
だからこのスレも伸びない。
「ディズニーランド?ただ行列するだけだろ?俺は嫌いだね」
「へえ、君もディズニーランドへ行った事があるんだ?」
「いや、一度も行った事は無い。言った人の話を聞いたんだよ」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています