【良書紹介】男性権力の神話
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スレタイの本の名前は長さの都合上省略した。 男性権力の神話――《男性差別》の可視化と撤廃のための学問 [単行本] ワレン・ファレル (著), 久米 泰介 (翻訳) 全米で30万部のベストセラー 2300円税抜は高いが2300円を遙かに超える価値のある本。 http://www.amazon.co.jp/%E7%94%B7%E6%80%A7%E6%A8%A9%E5%8A%9 B%E3%81%AE%E7%A5%9E%E8%A9%B1%E2%80%95%E2%80%95%E3%80%8A%E7% 94%B7%E6%80%A7%E5%B7%AE%E5%88%A5%E3%80%8B%E3%81%AE%E5%8F%AF %E8%A6%96%E5%8C%96%E3%81%A8%E6%92%A4%E5%BB%83%E3%81%AE%E3%8 1%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E5%AD%A6%E5%95%8F-%E3%83%AF%E3%83%AC %E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%AC%E3%83%AB/dp/48 61824737 この本をTwitterなどで広めて男性差別の存在の認識を広めよう! アマゾンからの引用 内容紹介 男性への性差別の実態を明らかにした、全米30万部のベストセラー。 アメリカを代表する〈男性学〉研究者が、男性も社会の中で差別されている という事実を、様々な具体例やデータによって提示した〈男性研究〉の基本 書。世界的なベストセラーとなり、『ワシントン・ポスト』紙において、 「新鮮な観点から実世界を見ることを私たちに強いる」と評された。 「生きづらい男性が増え、『男は強い』という考え方が残り続けている 日本社会でこそ、この本は必要」――山田昌弘氏(中央大学教授・家族 社会学)推薦! 内容(「BOOK」データベースより) アメリカを代表する“男性学”研究者が、男性も社会の中で差別されて いるという事実を、様々な具体例やデータによって提示した“男性研究” の基本書。世界的なベストセラーとなり、『ワシントン・ポスト』紙にお いて、「新鮮な観点から実社会を見ることを私たちに強いる」と評された。 ひとつだけ残念なのが、「男性”も”差別されてる」という表現だな。 ここは「男性こそが差別されている」とされるべきと思うが、アメリカが基準では 仕方がないところか。 男性差別を語る時、「女性だって差別されているから、おあいこ」という意見を 口にする人が現れるが、日本においては、女性差別と男性差別は同等ではない 点は注視すべきと思う。 女性差別は散々叩かれ、現在に残るものは、個人個人の行為から出る、制度や規則 として明示されない、掴みようのないものだけに限られる。 それに対して男性差別は、はっきりと男性を差別する事が明確に示された、制度 や規則すら、野放し状態だ。 おまいら、この本を男女板各スレやツイッターで紹介してほしい。 男性を奴隷制から解放し、 自由で幸福な人生を 謳歌させるための思想じゃないかな 索引はないがちゃんとした政治学者の書いた良書 ただし翻訳者がキチガイ 男性権力の神話(The Myth of Male Power)はもっと注目されるべきだと思うぞ。 この本はアメリカで出版されたときは今から21年前のようだ。 内容は、今まで男性が権力を持って支配してきたという認識に対して疑問を投げるというものだ。 父系社会の歴史認識、男性の生き方の多様性、弱者・被害者の男性の目を向けられにくさ、徴兵制においての男女差別、寿命の男女格差 などいろいろ。 読むべき本だと思います。 この本ではアメリカの家父長制についても取り上げられている。 日本の「家父長制」の場合、ジェンダーフリー運動家やフェミニストらがよく使う「家父長制」というのは、 「家長権は男性(父親)に権力が集中している家族形態。またそれを長男に世襲的に継承し祖先祭祀の主催者となる。その統率権は絶対的である。」 という意味よりも、 「男性が女性を支配することを可能にする社会的システム」という意味合いで使われてる。 だが、日本の家父長制はいかに家父長制としてちゃんと機能させていたかは疑問である。 例えば、男性が外で仕事をしてお金を稼いでくる。そのお金は生活費に当然必要なものなので、それが父親の権力があるという根拠になる。 しかし実際は、その男性の稼いできたお金を管理・保護するのは妻・母であった。 これは日本の伝統で、現在でも古い世代の家庭とかでそういう風習がある。 「主婦」という言葉があるが、元々は未婚・既婚を問わず、家政を取り仕切っている婦人のことだ。 現代で使われている主婦の意味とは異なる。 家政というのは、家産保護、金銭出納、下女下男の召使い、祖先の祭祀などのこと。 その役割を担っていたのは主婦であった。 特に金銭出納や召使いの監督は、西洋では女性ではなく主人(男性)のやる役目である。 日本の家父長制というのは男性に実質的な権力があまりない建前のようなものだったのではないかと考えられる。 なぜ最近マスキュリズム、反男性差別の声が上がってきたのか。 皮肉なことに「フェミニズム、女性解放運動があったから」なのが大きな理由ではないか。 イギリスで行われたカップル間で暴力がある光景を見た周囲はどう反応するかの社会実験 https://www.youtube.com/watch?v=u3PgH86OyEM 男が女に暴力を振るっている場合、女(被害者)を助けようと暴力を止めようとする人がいたり男(加害者)に対して注意をする人がいたりする。 周囲は冷ややかな視線でその光景を見ている。 女が男に暴力を振るっている場合、周囲から暴力を止めようとする人が出ず、むしろその光景を笑ってみている人が多い。 そして最後に「DV被害者の約40%は男性である」。 日本ではDV被害者男性に対する認識は甘いほうだが、DV被害者のうち男性は約35%のようだ(平成23年の統計)。 DV相談をする男性は年々増えているようだ。 ただし、各地方自治体のDV防止事業なんかを見ればわかるが、「女性に対する暴力の根絶」を強調しており被害者女性を前提に対策している。 男性はどちらかというと物事に対して自力で解決する傾向がある。 自殺が多いのも相談する場が無い(少ない)からだと思われる。 図3-3 結婚相手の条件として考慮・重視する割合(国立社会保障・人口問題研究所) http://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou14_s/doukou14_s.pdf 全体を見ると女の方が男より結婚相手に対する要求水準が総合的に高い。 男よりも要求水準が高いものは「経済力」と「職業」なのは定番であるが、 「容姿」を求める割合は男と女とで大差が見られない。 意外なことに「家事の能力」を求めるのは男より女だということ。 女は完璧な男を求める傾向が強いのではないかと。 つまり、そういう男じゃないと女は相手にしないよ、女はそれほど価値がある、ということになるのではないか? ある意味それは男性権力という神話だと思える。 著者は元々フェミニストの男性で女性の社会進出を推進してたらしく、 あるとき男性差別が根深いと気づいて男性差別問題を研究するようになったようだ 日本の家庭は妻が家計を管理して夫に小遣いを与えていたという世界的に珍しい風習があった 最近はそうじゃなくなってきていると思うが、日本で女性の社会進出があまり進まないというのは この風習があったからだと思われる これが男性の甲斐性だとされてたし、カカア天下が幸福の源なんて言われていた 旦那が財布を管理するなんてことをするとなぜか悪者扱い これってつまり妻のほうに権力があるということ まさに男性権力という名の神話 検察庁終局処理人員の動向 平成22年 一般刑法 起訴率 男性51.0% 女性36.6% 起訴猶予率 男性43.0% 女性59.4% 女性の起訴猶予率は男性に比べて顕著に高く、起訴率は顕著に低い傾向がある しかし近年ではこの男女差を縮小しようとする動きがある http://www.moj.go.jp/content/000105816.pdf 日本社会では男の幸福度が女の幸福度より低いのが世界的に顕著に表れている この点は韓国も同じである むしろ日本や韓国は男性への差別が酷いのでは? 一例として、アメリカのレイプに関する事情 http://www.mediaradar.org/research_on_false_rape_allegations.php 「空軍兵員に対してのレイプ告発556件を見直しをしたら、女性の27%があとで撤回し、60%のレイプ告発が虚偽だと発覚した」 「アメリカ中西部の都市で、警察に申告された109件のレイプのうち41%がレイプ自体が無かった」 「FBIの正義報告書1996版によれば、DNA鑑定の結果、レイプが証明されなかった件が25%」 レイプの虚偽がこんなにも多かった これはアメリカだけでないと思われる >>27 幸福度の男女差の推移 ttcn.ne.jp/honkawa/2472 結局のところ幸せに暮らしているのは男か女か(国際比較) ttcn.ne.jp/honkawa/2473 ホームレス、自殺率、犯罪率、アル中、ギャンブル依存 これは男性が抑圧されている証明である 恋愛の女性有利説 http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n218496 男子は「主導権を握るのは女子」と思っていると判明 http://www.men-joy.jp/archives/109684 >「恋愛において男性と女性のどちらが有利だと思いますか?」という質問では、約8割 >の男子が「女性」と答えています。一方で女子はどう考えているかというと、7割近い >女性が「女性」と回答。珍しく恋愛感において男女の意見が一致していますね! 告白プロポーズをするのが男性に多い 生物学的に求める性が男性、求められる性が女性であるから 恋愛で有利な男性は1〜2割ほどだと思われる ただ、基本的には恋愛は女性が有利であるだろう >ホームレス、自殺率、犯罪率、アル中、ギャンブル依存 >これは男性が抑圧されている証明である 辛抱が足らない証明だろ とういうことは最近の女は徐々に辛抱が足りなくなっているのかね? 「辛抱が足らない」とか「幸せになる努力をしていない」という言論が 男の幸福度が低い理由なのだろう 日本と韓国が共通して女よりも男の幸福度が低いのは辛抱、努力が足らないからではなく 社会構造や価値観が似ているからだ 海外は男女平等が基本なんだろうけど 以外と弊害も多いんじゃないか? アラブなんかのようにカツカツに女を蔑め、みたいなことはいらんけど 女は一歩引いた立ち位置を取れ、というのは同意するな。 >>6 この人たまにこの板とか別の所でも、いたりするかな? なんとなく、主張や書き方が似てる人を見かける。 ただし、違うのかもしれないがかいわがなかなか成立しない人なんだけどさ。 話したこととまるで違う返答がかえってくることばかりで全然会話にならないことが多い。 海外っていう表現は範囲が広すぎてとても海外で一括りはアレやけど 男女平等が進んでいるとされている国は良い意味でも悪い意味でも進んでいるで >>37 例えばどういう書き込みや? >>39 なんかやたら行動しろと連呼したり、本筋とは関係ない話とかを 延々と書きなぐって言うこと聞かないやつかなって。 まあ、多分関係ないだろうと思うけど。 >>40 そういうのは見たことない、というかわからん 多分、別人やろうな 男性の加害者性と女性の被害者性は着目されることはよくあるが、 その逆の男性の被害者性と女性の加害者性は可視化されにくい傾向がある 男の被害者性(または弱者)は男女からも情けないと見られ同情されにくいという問題がある 逆のほうは男の女に対する甘やかし、女の女同士の自浄作用の無さが問題だ おそらく2chで最初に、いや日本で最初にファレルとマスキュリズムの存在を紹介したのは 白熊氏だと思うが、こたびの翻訳刊行にも携わっているのだろうか >>43 最近見かけないんだよね 大学卒業あるいは大学院修了して忙しくなったのかな フェミ信者ならどうして「男性権力の神話」を翻訳したんだろう まだ読んでないんだがフェミの都合のいいように捻じ曲げた訳をしたのかな いや、フェミ信者とは思わない フェミニズム批判を含んでるよ 結構、分厚いんで時間かかったけど 一通りは読んだ 英語版は中々読むの苦労して、一部しか読んでないんだが 上手く日本語訳できてると思うし、日本語版だけにファレルが書いた部分もあるんで 図書館とかにリクエストして蔵書してもらうべき マスキュリズムの主唱者であるワレン・ファレル氏は、マスキュリズムはフェミニズムと対立する概念だとしているぞ。 それに、 >久米泰介 >1986年、愛知県生まれ。関西大学社会学部卒業後、ウィスコンシン大学スタウト校で家族学のMS(修士)を取得。 >専門は社会心理学とジェンダー(男性における)、父親の育児 と紹介があるが、1986年生まれって若くないか? つまり、28歳あたりだろうか。 経歴からしてフェミニストとは考えがたい。 本当に久米氏=白熊氏だったり? 若いから、それがなんだよ? 若いものほど、男性差別は感じてるはずだろ 年寄りは、未だに「均等法からおかしくなった」とか バブル期の話を壊れたスピーカーみたいに繰り返したり、 以前に戻せとか復古主義になったりするから問題も多いし 昔のイメージで「女性は虐げられている」という前提で 「だから、今は女性優遇で良い」なんて正当化すらしてるからね 若い人だったのは意外だったってことだよ。 20年前も前の外国の本を翻訳してるし、内容はジェンダー論関係だしこういうのは年配の大学教授という印象があった。 ぶっちゃけ自分も若者だ。 ところで「男性権力の神話」という題名だとまるで「日本神話」とか「ギリシャ神話」みたいなニュアンスだと感じる。 「男性権力という神話」か「男性権力という名の神話」が良かったのではないかな。 The Myth of Male Powerを直訳すると「男性パワーの神話」だね アメリカではこれで通じてるのか >>52 >20年前も前の外国の本を翻訳してるし、内容はジェンダー論関係だしこういうのは年配の大学教授という印象があった。 多分、大学時代に、ジェンダー論とか男性学の授業で紹介されて知ったんじゃないだろうか? それで原書読んで、触発されて大学院で留学したとか? >「男性権力という神話」か「男性権力という名の神話」が良かった うーん、まぁ、冗長な感じもするし、前者でも良いと思う 後者でも良いけどね >>53 パワーは権力という意味もあるけど、権力以外の意味も含むんで翻訳難しいよね 「男性権力という名の神話」ではなく「男性社会という名の神話」がいいかもな。 個人的には日本の場合、男性権力が神話である根拠の一つとして 「日本では家計管理や経済の紐を握っていたのは女性だった」というのが有力だと思う。 これは日本特有の文化とも言われているし。 >>57 ただ、それを言うと日本のフェミは女性に家事を押し付けてるとかすり替えるからうざいんだよな。 だったら、大好きな欧米だとお金管理なんて稼いだ奴がいて 稼げなかったやつは苦しんでたっていうと、発狂し始めたりするか スルーしてくるからうざいんだよな。 >>58 >それを言うと日本のフェミは女性に家事を押し付けてるとかすり替えるからうざいんだよな。 下の動画の田嶋陽子(「奥さんにタダでお金を管理させてる」)みたいにね たかじんのそこまで言って委員会 2014.11.23 https://www.youtube.com/watch?v=IRhXE6ax4js& ;t=10m >だったら、大好きな欧米だとお金管理なんて稼いだ奴がいて >稼げなかったやつは苦しんでたっていうと、 これは意味が分からないな 「女性にお金を管理させてる」って、どうだかなぁ。 権力者が自らの権力の源泉を謙譲する、というのはおかしな話だろう。 夫が自分で管理すると言っても、何かと批判されていたわけだし。 実際のところ妻が財産を管理をする起源は何なのかは気になるがね。 江戸時代では夫婦それぞれ自分の私産を所有していたようだけど。 @男女分業あるいはマチズモを支持する男性、女性 A男女平等を掲げる、反女性差別を叫ぶ女性、男性(いわゆるフェミニスト) B反男性差別を叫ぶ者(いわゆるマスキュリスト) こんな感じでマクロに分けてみたが、 Bよりも@とAのほうが圧倒的に多いのはたしか。 Bはあえて性別を書かなかったが、まあ男性が9割5分を占めるだろう。 女性もいるかもしれないが、いてもいないようなものだ。 同じ男性ですら少ない現状があるのだから。 Bの人間が男性の弱者性や被害者性のことをいくら主張しても@とAの人間に 「男のほうが強いからしょうがない」だの「努力が不足している」だのモテない男がだのと言ってくる。 正直、女性の味方がいないのは痛いと思う。 フェミニストの男性は多いのに対してだ。 上野千鶴子の周囲はフェミニスト男性で固めてられている。弱い女より強い男のほうが良いからだろう。 結局、日本社会というのは理念がどうとかよりも多数決のほうが重視される社会だ。 ただ、楽観的な意見に聞こえるかもしれないが、時が経って時代(社会)が変われば 案外Bの考えを持つ人も多くなっているだろうと思う。 >>58 そういや、九州は男尊女卑だと言われるけど、実は男が偉いというのは表面で実権を握っているのは女じゃないか みたいな話を九州の人と話してたんだが、九州の女性は必死に否定してたな(納得する人もいたが)。 日本で妻のほうが財布を管理しているという家庭は6〜7割ほどみたいだし、ぶっちゃけ田舎ほどこういう傾向が強いと思うけどな。 >>61 だから海外の団体と連携する必要があるってこった。 女性新入社員の7割超「管理職になりたくない」 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141222-00050108-yom-bus_all >日本生産性本部が今年度の企業の新入社員を対象に実施したアンケートで「管理職になりたくない」と答えた女性新入社員が72・8%に上った。 >男性新入社員で「管理職になりたくない」としたのは34・5%だった。 管理職になったとしても残業代は出ないし、ヒラより忙しいわりに責任が重い。 いわゆる名ばかり管理職、店長が多い。 これと似たように名ばかり男性社会と言えるものがあるんじゃないか。 『男性権力の神話』はそういえば今年に出た本だ そして福岡女子大も最近のことだ 今年2014年は変化が大きい年だな >>65 の本は読んだことないけどなかなか良さげ あとで読んでみようと思う >>70 良い本だよ ワレン・ファレルみたいに社会学の研究者じゃないけど 右派の復古調な「女性優遇批判」ではなくて 現状の日本社会の男性差別を適格に批判してる ただ、自費出版なのか、あまり注目されていないようだけど 何というか、ファレルにせよ、そんな言論なんて 本になる前に、多くの人が考えていたことなんだよな ただ、それを社会学の博士号取得者が大学とかの学会に発表するかどうかの違いだけで 本にも「なぜ男性はフルタイム以外の選択肢が未だにないのか」というのが書かれている。 女性の場合、専業主婦、パート主婦、ワークライフバランス、フルタイムで働くという選択肢がある(それなりの代償はあるが)一方、 男性はフルタイムで働くのが圧倒的に多い。専業主夫なんてほんの極少数だろう。 これはフルタイムで働かないと男として見られない現状があるのだろう。特に日本社会は男性に経済力が求められる傾向が強い。 専業主夫を選ぶ男性と結婚したがるフルタイム労働者の女性は滅多にいない。 北欧諸国(例えばスウェーデン)ですらフルタイムで働くのはほとんど男性だ。 これでも男性権力社会なのか、ということ。 なかなかの良スレだね 「男性権力の神話」に限らず、男性差別問題を扱った書籍を総合的に 論じるスレにしてはどうだろう >男性差別問題を扱った書籍を総合的に >論じるスレにしてはどうだろう それでいいと思う。 一つの本ではスレが続かないだろうし。 ルイス・フロイスが見た戦国時代の日本はこうだったとかな。 日欧文化比較より。 「ヨーロッパでは未婚の女性の最高の栄誉と尊さは貞操であり、またその純潔がおかされない貞潔さである。日本の女性は処女の純潔を少しも重んじない。 それを欠いても名誉も失わなければ、結婚もできる。ヨーロッパでは夫が前、妻が後ろになって歩く。日本では夫が後ろ、妻が前を歩く。」 「ヨーロッパでは財産は夫婦の間で共有である。日本では各人が自分の分を所有している。時には妻が夫に高利で貸し付ける。」 「ヨーロッパでは妻を離別することは最大の不名誉である。日本では意のままにいつでも離別する。妻はそのことによって、名誉も失わないし、又結婚もできる。」 「ヨーロッパでは夫が妻を離別するのが普通である。日本ではしばしば妻が夫を離別する。ヨーロッパでは娘や処女を閉じこめておく事は極めて大事なことで厳格に行われる。 日本では娘たちは両親に断りもしないで一日でも数日でも、一人で好きなところへ出かける。」 「ヨーロッパでは娘や処女を閉じこめておく事は極めて大事なことで厳格に行われる。日本では娘たちは両親に断りもしないで一日でも数日でも、一人で好きなところへ出かける。 ヨーロッパでは妻は夫の許可がなくては、家から外へでない。日本の女性は夫に知らせず、好きなところに行く自由を持っている。」 「ヨーロッパでは普通女性が食事を作る。日本では男性がそれを作る。そして貴人たちは料理を作る事を立派な事だと思っている。ヨーロッパでは男性が裁縫師になる。 日本では女性がなる。ヨーロッパでは男性が高い食卓で女性が低い食卓で食事をする。日本では女性が高い食卓で、男性が低い食卓で食事。」 戦国時代のことなんだけど、一般の日本人は自国の歴史をあまり知らないんじゃなかろうか。 >>75 これかな?そのうちに読んでみるよ。 ヨーロッパ文化と日本文化(ルイス・フロイス、岩波文庫) http://www.amazon.co.jp/dp/4003345916/ >>75 まあ、この手の話題って江戸時代の話とかでも結構あるよな。 なぜかそれらを擦れたときには、そこで終わるか、ここに回帰しようという都合のいい話 が展開されるばかりだけどさ。 1993年頃と言えば田嶋のような基地フェミが暴れまくって時期だが そんな時期にこういう本が出ていたとは そうそう意味では海外は確かに進んでいるなー >>79 どっちで書くべきか 同時進行ってことでよろしいかな 男性権力の神話:「女性の職業公式」 togetter http://togetter.com/li/715561 ふむ >>80 韓国は更に遅れてて、今の韓国は最もフェミが活躍してる 女性大統領、女性宇宙飛行士なのに、男子だけ徴兵とかね >>83 これ、完全に不公平だよ。 昔は徴兵に行けば就職時にそれなりのメリットがある場合もあったそうだが、 それすら女性差別とか言われて消されたからな。 >>84 というか、就職で有利になると言っても わずか数点だったらしいよ 公務員試験でしか意味がなかったし 就職の保証でもなかった そんなことより、兵役で生命を失うリスクこそ問題 生き残って数点の公務員試験の上乗せより 上乗せ無くても良いから、生命のリスクを負わない方が良いだろ 女は「ガラスの天井」、男は「ガラスの地下室」 男性の「生きにくさ」は性差別ゆえかもしれない http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20150107/275935/?P=1 >男性はなぜ寿命が短く、病気になりやすく、自殺率が高いのか。兵士、消防士、炭鉱労働者 >など危険な職業に就くのはなぜ男性が大半なのか。アメリカの男性解放運動を先導してきた. >ワレン・ファレル氏の著書『男性権力の神話』の訳者である久米泰介氏は、女性差別の解消が >進む一方、男性は「使い捨てられる性」として差別を受け続けているにもかかわらず問題視される >ことは少ないと指摘する。 >これまで「男性の権力」と思われていたことは、実は性役割による刷り込みに過ぎなかったのか。 >>86 もっと読みたいけど会員登録しないと駄目か・・・ >>87 メールアドレスだけで無料会員登録できるよ フリーのアドレスを取って登録してみては 女は「ガラスの天井」、男は「ガラスの地下室」 男性の「生きにくさ」は性差別ゆえかもしれない 「男性権力の神話」(ワレン・ファレル著)を翻訳した久米泰介氏に聞く 日経ビジネスオンライン「キーパーソンに聞く」 2015年1月9日(金) 秋山知子 http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20150107/275935/ 男性はなぜ寿命が短く、病気になりやすく、自殺率が高いのか。 兵士、消防士、炭鉱労働者など危険な職業に就くのはなぜ男性が 大半なのか。アメリカの男性解放運動を先導してきたワレン・ファレル 氏の著書『男性権力の神話』の訳者である久米泰介氏は、女性差別の 解消が進む一方、男性は「使い捨てられる性」として差別を受け続けて いるにもかかわらず問題視されることは少ないと指摘する。これまで 「男性の権力」と思われていたことは、実は性役割による刷り込みに 過ぎなかったのか。 久米 泰介(くめ・たいすけ)氏 1986年、愛知県生まれ。関西大学社会学部卒業後、米ウィスコンシン 大学スタウト校で家族学のMS(修士)取得。訳書に『男性権力の神話』 (ワレン・ファレル著、作品社)(写真:都築雅人) (つづく) (つづき) ― 女性差別に比べて、男性差別という言葉自体あまり聞くことが ありませんが、久米さんは家族学をアメリカで研究されて、女性の 社会進出が進むほど男性差別の問題が表に出てくることに気付かれた そうですね。まず、そうした研究をするようになったきっかけを教え てください。 久米: 大学では社会心理学を専攻して、もともとジェンダーには興味 がありました。特に僕ぐらいの世代だと男女平等は当たり前と最初か ら思っていたので、女性側の視点からのフェミニズムに関する研究や 著作はたくさんあるのに、男性側の視点のものは一つもないことを疑問 に思いました。男性学というジャンルはあるんですが、これは基本的 には「女性差別をなくすために男性を変えましょう」というもので。 ― 男性の方が割を食っているというか、不利な部分もあるんじゃないかと。 久米: そうです。女性が不利になることについては、既に差別として 言及されているので改善される見込みがあるんです。しかし男性側の 不利な部分についてはこれまで誰も声を上げなかった。頼みのフェミニ ズムも男性側のことには興味がないんです。やはり男性自身が声を上 げていかないと変わらないでしょう。こういうことは、特に若い世代 には共感されるという印象があります。 (つづく) (つづき) <男ばかりが押し込められる「ガラスの地下室」> ― その、男性が不利になっている部分なんですが、久米さんが翻訳 された『男性権力の神話』(ワレン・ファレル著)では、実にありと あらゆる事例を検証しています。原書は1993年に出版されたので、20年 ほど前のアメリカの状況を反映しているわけですが。 まず印象的なのが「ガラスの地下室」という言葉ですね。女性の一 定以上の昇進を阻むのが「ガラスの天井」ですが、「ガラスの地下室」 は男性が、収入と引き換えの危険な職種や長時間勤務、自殺、病気や 事故による高い死亡率、徴兵、死刑といった過酷な状況に押し込められ、 「使い捨てられている」現実を表現しています。 久米: 性役割からくる常識が社会にまだまだ根強いことがその背景にあ ります。例えば、男は家族を養うために稼がなくてはならない。あるいは、 女性は保護されるべきなので、危険を伴う仕事は男性が担うのが当たり前。 これがたぶん逆だったら抗議するフェミニストがたくさんいるでしょう。 ― ある意味衝撃的だったのが、誰でも知っているはずの平均寿命の男女 差ですね。アメリカ人の平均寿命は、男性が女性より6.9歳短い。ところが 1920年にはその差はわずか1歳だった。日本も現在、平均寿命の男女差は 6.4歳ほど(2013年)ですが、1920年頃はやはり約1歳。つまり差がどん どん開いている。 久米: 自殺率も男女で顕著に違います。特に児童期から大人になるに つれて、男性の自殺率がどんどん上がって女性との差が開いていきます。 男としての性役割のつらさがあって、それを抱え込んでしまうのが要因 ではないのか、問題提起する必要があります。 (つづく) (つづき) ― 日本では98年の金融危機を境に自殺者が急増していますが、増えたの はほとんどが男性でした。女性はあまり増えていない。自殺率で男性は 女性の約2.5倍になっています。これは象徴的ですね。 <暴力事件の被害者の多くは「男性」> ― 犯罪において、一般に「男性は加害者、女性は被害者」のような先入 観がありますが、現実には暴力事件の被害者の大半は男性。例えば本の 中で引用されているアメリカのデータでは、殺人事件の被害者の74.6% が男性なんですね(1991年)。ちなみに日本では殺人被害者の60.6%が 男性でした(2009年)。 ただ、特に性犯罪や性的虐待については、被害者は女性だと考えがち ですが。 久米: 日本の場合、例えば強姦は「男性への強姦」を想定していないので、 被害者の統計に男性は全く入っていません。イギリスやアメリカでは90年 代に、男性に対するレイプを対象に含めたので、そこからやっと男性のレ イプ被害が表に出てきます。男性も性被害に遭うし、加害者は女性も男性 もなり得るのですが、性犯罪として認識されていませんでした。 日本で特に問題になると思うのは少年の性被害です。これはどの国で もあるんですがなかなか認識されませんでした。被害を受けた人をちゃん とフォローする仕組みがないとレイプの連鎖が起きたり、自分を責めて 苦しむという事態になってしまうのに、男性側が声を上げなかったり、 真剣に取り合わないという状況がありますね。 (つづく) (つづき) ― 一方で興味深かったのが、被害者ではなく加害者である場合、司法に おける女性バイアスがあるという指摘です。つまり罪を犯したのが女性 だと、男性よりも量刑が甘くなる傾向があるという。 久米: 司法側もいろいろな人がいるでしょうが、保守的な人ほど、女性 はか弱いから保護するべきとか、たとえ犯罪を犯しても誰かに命令され たんだろうとか、ある意味男尊女卑と連動した古い通念があるので、そ れがバイアスになっているでしょうね。 例えばアメリカでも日本でも女性に対する死刑判決や執行は少なく、 基本的に死刑囚は男性、というのが現実です。もちろん死刑反対の議論 もあり難しいところですが、本来は、同じ罪を犯したならば量刑も同等 であるのが公平でしょう。 <20年遅れで問題が顕在化する日本> ― 久米さんはアメリカで、父親の育児参加とその影響について研究され ていますが、家庭における父親の権利についても男女平等を求める動き があったわけですね。 久米: 日本でもイクメンという言葉がありますが、同じ動きがアメリカ では70年代からあったんです。女性が社会進出している以上、男性も家事 育児をやらなくてはという意識の変化があって、男性も育児参加していっ たのですが、いざ離婚という事態になると、子供の親権を得るのは母親が 有利。男性側は慰謝料とか養育費の負担がある一方、子供にはなかなか 会えないという状況がありました。それに対して、共同で養育する権利 がもっと欲しいと父親運動が始まりました。男性も育児をすることが常識 化した中で、実際に法律も変わってきました。 (つづく) >>93 乙 連続投稿で規制かな? 書けるようになったら続きお願いします。 (つづき) ― 家事労働を含めた男性と女性の労働時間を比較すると、男性の方がよ り長時間働いている。それなのになぜ養育の権利は平等ではないのだ、と いうわけですね。そのあたり、日本は状況が違いますね。日本の男性の 家事労働の時間は国際的に見て非常に短く、離婚する時も男は家事育児が できないから親権は母親へみたいなところがありました。 久米: まだそういうところはありますが、それは女性の変化と同時並行 で変わっていくんじゃないでしょうか。 日本は女性の社会進出がアメリカと比較して20年ぐらいの後追いです。 すべて20年分遅れて同じように進んでいると思います。例えば、DVに関 する法律は、日本は2000年代の初めにできましたが、アメリカは80年代 にできていたので、それに伴ういろいろな問題も先に経験しています。 そういう意味では、女性の社会進出がある程度進まないと男性の問題も 解決しないでしょう。 特に親権の問題は、日本はすごく遅れています。単独親権で母親の立 場がすごく強い。ハーグ条約の国際的連れ去り問題でも批判されていま すが、離婚調停中に子供を実家に連れて帰るというのが慣習的に黙認さ れていたので、父親はいきなり子供を取られてそれきり会えないと。 アメリカでも父親が不利な時期はあったんですが、全く会えないなん てことはなかったんです。 (つづく) (つづき) ― 日本は、母と子供がセットみたいな意識がありますよね。 久米: アメリカでも昔はそうでした。でも徐々に、父親も育児ができる し、母親と一緒にいれば子供は幸福というわけでは必ずしもなくて、子供 にとっては両親は両親だから、たとえ別居していてもちゃんと愛情交流 すべきという考え方が今は主流になっています。 ― 日本の場合、離婚した父親が養育費をちゃんと払っている割合が約2割と、 非常に低い。 久米: それも、父親の権利が弱いことと裏表の関係だと思いますね。 全く会っていないと父親も子供を育てているという認識がなくなってきて、 養育費を払わなくなり、悪いスパイラルにはまってしまう。結局、父親 は子供のことは忘れなさいみたいになってしまう。日本の父親が無責任 というよりは、今までコンタクトを絶たれていたことも大きいでしょう。 自分の子供にちゃんと愛情と責任を持つために、法改正を求めて頑張って いる人たちもいます。 <男性も声を上げて訴えていい> ― 日本で就職する際、総合職か一般職かという選択がありますね。女性 はどちらを選んでも問題ないのに、男性は一般職を選びにくい。実際には 希望はできるんでしょうが、男なのになぜとか、低評価を受けかねない。 久米: 男なのに情けないとか、それじゃ結婚できないとか。男性が女性 を養わなくてはという考え方はまだまだなくならないし、それが男性を 苦しめている部分はあるでしょう。 (つづく) (つづき) ― 男性の年収と既婚率がリンクしているということはかなり知られて きていますが、特に正社員と非正規社員では男性は既婚率に大きな差が ある。女性の社会進出が今の段階でアメリカほどまだ進んでいないにも かかわらず、男性側のそういう不利な面は顕著に見えてきているんじゃ ないでしょうか。 久米: 今はちょうど転換期のような時期で、そのツケが男性に来ている のかもしれません。女性はどんどん社会進出させるけど、じゃあ彼女た ちは収入の低い男性のパートナーになってくれるかというとまだそこま では意識が変わっていない。そういうタイムラグのはざまにある男性は、 世の中は女性の支援ばかりで、自分たちは社会から疎外されていると感 じるかもしれません。 ― 日本は日本なりのガラスの地下室があるのかもしれませんね。もし 女性の問題であれば世の中から注目されやすいし、行政が取り組んだり、 また「外圧」もある。OECD諸国の中で女性活用度が日本は下から何番目だ、 と言われたり。男性問題にはそういう外圧もないですね。 久米: これからの問題ですから。男性側が、ジェンダーは決して女性 だけの問題じゃないと理解して、どうしたら男性にとっても平等な社会 になっていくのか考え、男性も息苦しいと思ったらそれを言っていいん だよということを認識していく必要がありますね。 (つづく) (つづき) ― 久米さんが今おっしゃったように、男性にとって不利だと思ったこと を言ってもいいというのは、割と新しい視点じゃないかと思います。ご く限定された部分について言っている人はいますが。 久米:限定的にはいますが、フェミニズムのようなレベルで、あるいは 包括的な学問レベルで取り組んでいる例は日本ではまだありません。で もそれは必ず通過しないと本当の男女平等にはなっていかないので、21 世紀は必ずそうした土壌ができてくると考えています。 (おわり) [引用元] 女は「ガラスの天井」、男は「ガラスの地下室」 男性の「生きにくさ」は性差別ゆえかもしれない 「男性権力の神話」(ワレン・ファレル著)を翻訳した久米泰介氏に聞く 日経ビジネスオンライン「キーパーソンに聞く」 2015年1月9日(金) 秋山知子 http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20150107/275935/ >>98 乙です。 >― 家事労働を含めた男性と女性の労働時間を比較すると、男性の方がよ り長時間働いている。それなのになぜ養育の権利は平等ではないのだ、と いうわけですね。そのあたり、日本は状況が違いますね。日本の男性の 家事労働の時間は国際的に見て非常に短く、離婚する時も男は家事育児が できないから親権は母親へみたいなところがありました。 家事労働を含めた男性の労働時間は男性の方が長く働いてるのは日本も同じだよ。 あと久米さんさんの全体的な意見を呼んでみてジェンダーフリー派なんだと思ったけど、 ジェンダーフリーはもう無理でしょ。女性の社会進出から疑問視できるようになった時に 本当の男女平等が達成するんだと思うわ。 >>99 どうもです。 ご推察通り連投規制にかかっていたので>>94 には感謝です。 それはそうと、この記事でニュー速+あたりにスレは立ったんですかね? 兵頭氏が上の日経ビジネスの記事を読んだ感想を書いている --------------------- 兵頭新児の女災的随想 「女は「ガラスの天井」、男は「ガラスの地下室」 男性の「生きにくさ」は性差別ゆえかもしれない」 を読む(2015-01-10) http://ch.nicovideo.jp/hyodoshinji/blomaga/ar705055 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
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