「.hack//侵食汚染 Vol.3」がバルムンク加入で止まっているので、続きのストーリーを投下します。
バルムンクと別れた後、ブラックローズから『Δ隠されし 禁断の 聖域』で待っているとメールが届く。
聖堂の中で待っていたブラックローズと落ち合ったカイト。
「アタシの弟はね・・・ここで意識不明になったの」
ブラックローズは自分の弟がこの場で意識不明になったこと、初めてあったときにカイトを無理やり連れてきた理由、そして自らの心の内を話し出す。
彼女の話を聞き、カイトは今まで自分ひとりで戦っていたと自戒すると共に、戦いを終わらせるための決意を固めていく。
「とにかく、良いと思えることをやっていこう。そうすることでしか前に進めないから」

ブラックローズと別れた後、ワイズマンからメールが届く。
「『禍々しき波』について、ある程度の整理がついた。そちらの情報と合わせてみたい」
Σサーバーでワイズマンと落ち合うことになったカイト。
「事が”黄昏の碑文”にのっとって進行しているとすれば、『波』の先駆けとなるものは、あと五つ」
「”隠されてありしもの、クビア”。碑文にそう記されたあれが、どんな役割を担っているのか・・・。すまんがお手上げだ」
「ハロルドは、碑文を元にデザインした世界で、何をしたかったのかな?」
カイトの問いに、ワイズマンは「それが問題だ」と答える。
そして「これを渡しておく。役立ててくれ」とウイルスコアを渡し去っていった。

The Worldからログアウトすると、ワイズマンから再びメールが届く。
「波による汚染を防ぐには、波に対してジャマープログラムを走らせる必要がある。
それにはヘルバの力が必要なので、彼女から協力を取り付けて欲しい。」という内容だった。
添付されたネットスラムへ直接転送できるワードを使い、ネットスラムへ赴く。
ネットスラムに行くと、タルタルガからヘルバからの伝言を受ける。
「ぼうやへ Σ試されし 光速の 戦乙女 に一人で来なさい」
そのまま、タルタルガの願いを受けネットスライムに住み着いたウイルスバグを倒す。
タウンに戻ったカイトは、ヘルバに指定されたエリアに一人で行き、エリアの最奥にいたウイルスバグを倒す。
現れたヘルバはカイトを試していたようで、カイトが強くなったことを確認すると、「彼によろしく」と告げて去っていった。