■怨嗟と仏師(前スレ>>957ママ)
はぐれとして生まれ、落ち谷で野生児のように育ち培った体術にて忍びの道へ。
幼馴染的な存在に川蝉という忍び(たぶん女)。
川蝉の消息を知らなかった事、川蝉が落ち谷にて獅子猿に食われていた事などから
川蝉は落ち谷に残り、猩々は谷を出て忍びの修羅道に入ったのではと妄想する。
その際に川蝉との決別があったのかも。

数多の人を殺し、修羅になりかけていたところを一心に討伐され左腕を失う。
そのことに感謝しているような発言から、猩々も誰かに止めて欲しかったのかもしれん。
エマを拾うタイミングは不明。

この後に一心配下となり(推測)、
道玄の発明した義手をつけ一心の忍びとして活躍する。
しかし業を積み過ぎた結果、怨嗟の受け皿と化し義手に怨嗟の炎が宿るまでに至った。
そして忍びを引退し、仏師として鎮魂の仏彫りに余生を費やす。
だが身には既に鬼を宿し人外へ堕ちている(まともじゃない、簡単に死ねない発言)。

功徳虚しく、もはや怨嗟の鬼と化すのは避けられない様子。
エマはそんな猩々をいざという時には介錯する覚悟だったが、
それを不憫に思う猩々は狼に「もしもの時はあんたが頼む」と託した。

内府の襲撃により夥しい怨念が溢れ受け皿たる猩々へ降りかかり、
猩々は完全に怨嗟の鬼と成り果てた。

暴れ狂う鬼を討伐するは隻狼。
猩々は感謝を述べて昇天。
しかし怨念は受け皿を失い、第二第三の鬼の出現を仄めかして了。