(ID変わってるけど>>308です)

火(消える)の力が光熱死なのに対して影(消えない)は闇冷生。
火が盛れば盛るほど影は濃くなり、火が陰ることで肥えた影だけが残される。
闇は重みがあり体温がある。なぜなら闇には何かの生命が潜んでいるから。
それは必ずしも“おぞみ”ではなく、人を壮大な何かに変える“胚”の可能性もある。
それらを総括して“可能性の生命”と呼んだ。観測されない確率の状態の生命。シュレ猫。
一応、おぞみであれば“湿り気”や“ぬめぬめ”、卵であれば“つるつる”など、視覚に依らない触覚でおぼろ気ながら闇の正体は判別できるらしい。