https://www.kaesakura.com/2019/06/android-9-wifi-stealth/

SSIDを非公開=セキュリティ対策は間違い

SSIDを非公開にするという行為が、セキュリティ対策になるといういつの時代だよ
ということをまだ公開しているセキュリティ会社もありますが、攻撃を仕掛けてくる人にはあまり意味はありません。
そもそもステルスにしても完全な隠ぺいは出来ないので、やってもやらなくても結局わかってしまうものはわかってしまいます。
でもやってもやらなくても同じなら、やったほうが少しは良いのではという人も居るかと思いますが、
あくまでそれは親機側の話で、問題は接続するクライアント側にあります。


クライアント側はずっと親機を探している

SSIDを公開するというのは、私はここにいますと宣言しているようなもので、逆にクライアント側は居ると言われない限り接続しに行きません。
しかし、SSIDをステルスに設定した場合、親機側がここにいると言ってくれないのでクライアントから居ますかと四六時中探していることになります。
探していると書きましたが、呼んでいるというほうがわかりやすいかもしれません。ずっとステルスのSSIDの名前を呼んでいることになります。
そのため、例えば自宅Wi-Fiをステルスにした場合は、接続していたスマホはどこに行ってもその自宅Wi-Fiが無いかを探しているため、
あちこちに自宅Wi-FiのSSID情報をバラまいていることになります。
親機のある場所に行かなくてもその名前のSSIDが存在していることが他人にわかってしまうというリスクがあり、そのことを警告しているということです。