アンプ部はXMOSプロセッサーを搭載するとともに、Texas Instrument製「TAS5754」クラスDアンプを2基備えた。従来の2倍にあたる768kHz出力PMWキャリア周波数というスペックで、ウーファー(40W)、トゥイーター(10W)をそれぞれブリッジモードでドライブする。ホームオーディオでもコアなユーザーが行うマルチアンプ駆動をスピーカー単体で実現していることは魅力的で、音質のマッチングが取れるアンプを搭載したメリットは計り知れない。

また、後述するデジタル入力を活かせば、プレーヤーからアンプ部まで音声信号がデジタル伝送できるのでロスも最小限。改めてすごい時代が来たものだと感心する。