ヴェルヌ・ウェルズ・ポー他【古典SF幻想小説?】
ないみたいなので立ててみた
ヴェルヌ・ウェルズ・ポーなどを中心にSF・怪奇・幻想・冒険小説の基礎を作り上げた作家を語っていきましょう。
フランケンシュタイン、吸血鬼、チャペック、リラダンなんかもありで。 青い鳥文庫の「宇宙戦争」は砲兵と再会してウダウダするあたりが大きくカットされてますし、
対象である子供には難解だったり残酷かなと思われる箇所をちょこちょこ削ってあるので
完訳とは言えないのは勿論なんですが、反対に原文にない文章やセリフが書き足されてまして、
読みやすいように端折ると同時に、結構リライトされてる感じですね。
例えばトライポッドの初登場シーン、同時に第三のシリンダーが付近に落下するんですが、
二台のトライポッドがそれに屈み込んでいると新しい一台が出てきて三台になって歩み去る…
などという、原文にない上に、落下直後でまだ高熱を帯びているはずのシリンダーから、
しかもいきなり完成状態のトライポッドが出現、という「ちょ何ソレ」な描写があったりして、
翻案とまでは行かなくとも正確な翻訳あるいは抄訳とは到底言い難い部分も散見されます。
訳文に関しても、偕成社のそれと比べると全編が主人公の一人称なのは同じなんですが
偕成社はクールと言いますか淡々としていて悪く言えば感情のこもらない棒読み的な文体で、
対する青い鳥文庫は逆にかなり感情的で、言い回しや書き足されたセリフも結構大げさです。
他にも理由はありますが、総合的に見て青い鳥文庫の「宇宙戦争」は堂々と胸を張って
「H.G.ウェルズ作『宇宙戦争』日本語翻訳版」を名乗れる代物ではないように感じます。
とか言っといて青い鳥文庫の「宇宙戦争」、個人的には偕成社版より好きなんですけどね。
冗長な箇所が削られてるのと文体のノリがよくてダレる事なくスムーズに読めますし、
リライトと言っても大きな改竄はなく話の展開も原作から逸脱はしてませんからね。
もしコミック風イラストで新装版になったりしても、文章はそのままでお願いしたいです。
ダラダラ長文御容赦。 青い鳥文庫の宇宙戦争は原文からの改変が多すぎる気がする
三台目の戦闘機械の件もそうだしシェパートンで熱光線の被害を避けようとして
主人公が川に飛び込む場面は原文だとテムズ川を渡る船から降りた後で
河原から水に入るんだが青い鳥文庫だと船上での出来事になってて
甲板から手すりを乗り越えて川に飛び込んでる
弟が目撃する飛行物体はなぜか海中から飛び出してきてる
最初の円筒が開いた時の騒動で穴に落ちた野次馬が殺される場面と
守銭奴が轢き殺される場面と副牧師を殴り倒す場面もカットされてる
野次馬と守銭奴と副牧師が死ぬ場面は子供には残酷すぎるからかと思ったが
人間が熱光線で焼き殺されたり血を吸われて殺される場面はそのまんまだし
物語全体がラストに救済があるとは言え一貫して残酷なのでカットの効果は疑問
この他にもあちこち妙な変更が加えられてるが訳者の意図はよく分からないし
原文では簡単に済まされてる所が逆にくどくどとしつこく説明されてたりもする
同じ青い鳥文庫でも名探偵ホームズは細かい表現や話の筋に関係ない場面が
所々上手いこと省略してある以外は正攻法の翻訳だと思うが
宇宙戦争はかなり大胆に改変されていて改作かリライトと呼ぶべきレベル
細かい事で神経質なのかも知れないが気になって仕方がない https://goo.gl/fijWXI
これは嘘でしょ??本当だったらショックだわ。。 決して青い鳥文庫の「宇宙戦争」に限った話じゃないけれど、
完訳至上主義者には「カットやリライト=原作への許されざる冒涜行為」なのかな?
たとえば「ドイル作『名探偵ホームズ』」と謳っておいて物語はオリジナルとか
時代設定が現代や未来とか主要人物の性別が違ったりとかは論外だろうし、
某社のシェルダンみたいに一般書でありながら「超訳」なのには疑問を覚えるけど、
「小学中級から」とか明記して子供向きですよとハッキリ断ってるならば、
難解&冗長な箇所をカットしたりノリが良くなるように多少書き変えたりといった、
年少読者に投げ出さずに楽しく完読してもらう細工は大いに結構だし、
子供向きのリライト作品と納得の上で大人が読んで楽しむのもアリだと思うな。
まぁカットやリライトが許せない生真面目な方は一般書をどうぞって話だけどね。 子供向きに上手にカットやリライトするのは賛成
でも「痛快世界の冒険文学」の「失われた世界」みたいに
やりすぎというか原作者の意図をねじ曲げるような
「俺流」入りまくりで身勝手な弄りすぎの翻案は勘弁してくれタノム https://goo.gl/Qj6tJJ
今の時期にこの記事の内容出すって、、
これ本当?? この年末年始は、お気楽な児童書で海外モノを読むことに決定。
SF、ファンタジー、ミステリー、ホラー、結構色々あるよね。 自分も出歩かず児童書で海外SFを読んで過ごす予定にして
青い鳥文庫の「宇宙戦争」「海底2万マイル」「ジキル博士とハイド氏」
偕成社文庫の「地底旅行」「モロー博士の島」を用意しました
SFではないけど角川つばさ文庫の「白雪姫と黒の女王」もあります
部屋の片づけを終わらせたらノンビリ読むとしますかね ディズニーの「海底2万マイル」がNHK-BSプレミアムで
2月23日(木)午後1:00〜3:08に放送される
字幕版だけど当然ノーカット ディズニーの「海底二万哩」は子供も対象だし当たり前なんだけど、
原作の海洋学とか生物学とかの面倒臭い話はカットして
脚色も含めて分かりやすく面白い内容に仕上げられてるから、
娯楽映画として文句なしに楽しめていいよね。
ネモ船長が印度人だなんて興覚めな後付け設定は取り入れられてないし。 ディズニーの海底2万マイルはノーチラス号のレトロなデザインと
艦橋の丸窓を怪物の目玉風に光らせて突進してくる姿も好きだけど
動力源が原作の海水電池?ではなくアヤシゲな謎機関なのがベリグー
溶接面?を付けてまぶしく輝く内部を覗くシーンはドキドキした
ただし原作だと屋根と無線機装備でチョイハイテクなボートが
鉄製なだけで何てことのない普通のボートだったのはショボーン
あとマッコウクジラ虐殺とジュゴン&ペンギン乱獲も見たかったな リライトというより再話レベルになるけどディズニー絵本みたいに
元がどんな有名な古典物語でも登場人物をミッキーたちに「演じさせる」のは
なんぼ幼児向けの絵本とは言え原著からの乖離度が増してイカン気がする。
前にBSで見たトムとジェリーの「シャーロックホームズ」と「オズの魔法使い」は
オズは映画版ホームズは独自ストーリーだけどオリジナルを変に弄ってなくて
そこにトムとジェリーを脇役的に割り込ませてるだけだったのには感心した。
もしアレがディズニーだったらホームズはミッキーでドロシーはミニーが演じて
全然別物になっていたのは間違いないと思われ。
>>469
>ネモ船長が印度人だなんて興覚めな後付け設定
ディズニー映画から入ったから「神秘の島」ですら違和感が大きすぎた。
(「リーグ・オブ・レジェンド」のターバンを巻いたネモ船長なんて「ないわ〜」だ)
個人的にはアレは「海底二万海里」との正式な関連はないものと認識してる。 海底二万マイル登場時から復讐心に滾ってんだから後付け()はないわ
誤読しててバカなんじゃないかね笑 復讐心だけでインド人と見抜けと?
そりゃムチャ振りにも程があるだろ
ヴェルヌの「海底二万哩」だけを読んで
ネモ=インド人だと思ったと言うのなら
そっちの方が絶対オカシイわ 映画「海底2万マイル」と「リーグ・オブ・レジェンド」のネモ船長
どっちがいいかと訊かれたら答えは言わずもがなだよなぁ…
ttp://image.space.rakuten.co.jp/lg01/62/0000348762/20/img49d66284zik9zj.jpeg
ttp://movies.foxjapan.com/league/images/cast11_10.jpg 自分の間違いや無知を頑として認めようとしないバカな教師のような大人には絶対なりたくない あくまでも個人的意見として。
ネモ艦長=インド人って設定だけど、それを念頭に「海底二万海里」を読むと、
ちょっと思いつくだけで
・艦長及び乗員の容姿に東洋人を思わせる描写が一切ない
・艦長とインドを少しでも関係づけるような描写が一切ない
・艦内にインドを連想させるアイテムが一切ない
(執筆時点でインド人設定を考えていたなら、ヒントくらい散りばめてあってもいい筈)
・1866年までにあれ程のテクノロジーを身に付けたインド人なんているだろうか?
・あの時代にフランス人、少なくともフランス語を母国語とする人物がインド人の部下になるだろうか?
・元インド王子が自分一人と思っている場所で神に向かってフランス語で(聞いていたフランス人教授が
何語だったか書いていないのだからフランス語だと思われる)叫ぶだろうか?
などとモヤモヤがいっぱい湧いてくるんだよな。
て言うか、わざわざネモ(Nobody)なんて名乗らせるくらいなんだから、
ネモ艦長は徹頭徹尾正体不明の謎の人物の方がロマンかあって俺は好きだね。
ついでにその後のノーチラス号の運命も、また永遠の謎であってくれた方が嬉しい。
座礁中(沈没して浮上不可能?)の映画も、その線で作ってほしいもんだよ。 ジュールヴェルヌ「驚異の旅」コレクション、第一回配本は、「地球から月へ」1865「月を回って」1870「上も下もなく」1889の三部作、5800円。
最新の解説、訳註、刊行時の挿画を全収録し、全五巻の愛蔵版として刊行する。
第2回配本、「蒸気で動く家」5月刊
第3回配本、「カルパチアの城」「ヴィルヘルムシュトーリッツの秘密」11月刊
第4回配本、「ハテラス船長の航海と冒険」来年の春予定
第5回配本、「エクトールセルヴァダック」来年の秋予定 >>484
高すぎ。
そこまで出すほどのファンじゃないし、
ヴェルヌってツマラナイ作品も多いからなぁ。 19世紀のフランスは、三つの偉大な連作を生み出した・・・バルザック「人間喜劇」、ゾラ「ルーゴンマッカール叢書」、そして、ヴェルヌの「驚異の旅」。だが、最も紹介が遅れているのが、ほかならぬ「驚異の旅」である。
「海底二万里」「地底旅行」「八十日間世界一周」「十五少年漂流記」だけがヴェルヌではない。
インド、アメリカ、東欧、北極はもちろん、太陽系をも股にかけて駆けめぐる想像力、その知られざる側面を、初期作品から死後刊行の遺作まで、選りすぐりの傑作を、インスクリプトから刊行! https://goo.gl/Pj2ckp
この記事本当?
本当だったらショックだ、、 小学3年の子供にSFの英才教育(大げさ!)をしようと思う。
いずれは50年代黄金期の傑作、名作といわれる作品を読ませたいと思うんだけど、
入門編として最近の捻りの強い作品や、キャラ最優先で会話ばかりのラノベ系ではなく
分かりやすくて真っ当なSF(非ファンタジー)の児童書で何かオススメある?
やっぱりウェルズやヴェルヌから入るべき? 「ヴェルヌ驚異の旅コレクション」(インスクリプト)の刊行が始まった。全5巻構成、来年秋の完結予定。
冒険小説を多数手がけ、SFの祖としても知られるヴェルヌは、明治時代から翻訳され、また児童向けとして多く翻案されてきた。
だが特定のタイトルに偏り、広いジャンルにわたって多量の作品を残した業績の全貌については、これまで十分な紹介がなされていなかった。
今回の選集は、作家としてデビューした直後から没後まで刊行が続いた、長編だけでも60編以上にのぼるシリーズから名作をえり抜いた。同シリーズは、半数近くが未邦訳という。
気鋭の仏文学者が、単行本、雑誌掲載版および草稿などを参照しつつ、最終バージョンを確定。挿絵もそのまま収録し“決定版”を目指した。
第1作は、幕末にあたる1865年の刊だが、当時の冶金学や弾道学などを用いて、しっかりSF的説明がなされている。
砲弾発射時のショックをしのぐため、水と木板でできた吸収装置や、エーテルに満たされた宇宙空間など、19世紀な牧歌的宇宙観もかえって面白い。 >>490
質問するならageないと回答が得にくいんじゃないのかな。
個人的にはウェルズやヴェルヌのシンプルな作品や、
眉村卓とかの現実と密着した作品から入るのが良い気が。
ちなみに自分が初めて「こういうのがSFなんだな」と認識したのは、
ウィンダム「海竜めざめる」のジュブナイル版
「深海の宇宙怪物」を小学校の図書室で読んだ時。 未来とか異星とかで端から「コッチ側」とは状況が違うのが前提なのもいいけど、
見慣れた現実に異常なモノが入り込んできたり、現実が変容していくタイプのSFも面白いよな。
子供や初心者には後者の方が物語世界に入り込みやすいというか、ツカミがヨサゲ。 オワコン北野武「あああん、日本会議&安倍ガイジ晋三さまあんっ、らめえええええええ!ひぎぃ!あああ、アナルヴェルヌが裂けちゃううううううっ!」 >>493
「未来の地球へ行ったら自分の知ってる現在の世界とは全然違った」とか
「他の惑星に探検に行ったら怪生物に襲われた」では至って普通ですからねぇ。
て言うか未知を求めて望んで出かけたのであれば、むしろ喜ばしい気がします。
対して全く望んでもいないのに世界がおかしくなっていくとか
異星人や異生物が襲ってきて平和な日常がひっくり返される方がSFらしい気がします。
同じように主人公が危難に遭っても、007とかシュワとかだと「その道の人なんだから
上手く切り抜けるに決まってる」と安心してどう切り抜けるかを楽しんでしまいますが、
ヒッチコックみたいな一般人巻き込まれ型だとサスペンスが盛り上がるのと似てるかも。 150万円程度の中性子線測定器で正常値が0.00μSv/hのはずの中性子線が特定個人の元ではか不明だが測定されてしまう
https://www.youtube.com/watch?v=YAd1yvnUdC4
新幹線の中やその付近でも27万円程度の測定器で正常値が0.058μSv/hのはずのガンマ線が特定個人の元ではか不明だが最大測定値を上回る形で測定されてしまう
https://www.youtube.com/watch?v=2RtIvKyCfU0
ベータ線(ガンマ線)を一つ計測すると、一回"ピィ"と鳴る測定器で正常値が約55カウント/min程度のはずが観測者の自宅では大きくそれを上回ってしまって測定されてしまう
https://www.youtube.com/watch?v=DeyOEu4nocY 個人的には怖い話でも「四谷怪談」は伊右衛門の自己責任だからあんまり怖くない。
「牡丹灯篭」みたいに何も悪い事をしてないのに怖い目やヒドイ目に合わされる方が怖いんだ。
とは言え「黒衣の女」みたいなのは、理不尽すぎて怖いより腹が立ってくるけどね。
で、菊地秀行だったかが「ホラー作品は、恐怖の対象を打ち倒そうとする人物を登場させると
その途端にその人物が如何に勝つかに読者の興味が移ってしまい、ホラーではなくヒーロー物として
恐怖よりカタルシスを求められるようになってしまうんで難しい」と書いてたけど正論だと思う。
だからその例えで、斯くもあらんと承知の上で危険に飛び込むヒーロー物スぺオペよりは、
市井に住まう一介の凡人が望まぬ異常事態に巻き込まれる方が、SFとしては面白く感じるね。 :/\___/ヽ .
:/'''''' '''''':::::::\:
:.| (◯), 、(◯)、..::|:
:.| " ,,ノ(、_, )ヽ、,,""..:::|: ヤバイ・・・
:.| ´,rェェェ、` .:::::::::|:
:.\ |,r-r-| .:::::/…
/ ヾ`ニニ´ /'ヽ:
/  ̄ ¨丶ヾ`ーs一'´__ ¨ ´ ̄`ヽ、
/ ` 〃 '´ ヽ
,′ / l! ;
| j |ア|! !
! / |ベ|!. 、/ |
l ! :2:. └ ' .:c:: ! |
l//" " } !
,ィー─--- 、//l ,′ !
〃 ,〉ー‐ァ'´/ l | イ .'
. /Y/ 〃勺 l | l i
{__,{ヽ/ ,/ │ ! | |
. 弋j/ / l:│ | |
. / }│ ! |
/ / :| ヘ ! ヴェルヌの作品って児童書では思ったほど出てないんで何でかなーと思ってたけど
創元とか集英社の一般文庫で何作か読んでみて納得したわ >>497
例えば同じウェルズ作でも「タイム・マシン」は未来=非日常が主な舞台ですよね。
ですから「オズの魔法使い」なんかのファンタジーと同じで、
作中で多少おかしな事が起こっても「そこでは普通の事なんだ」と納得してしまい、
大して不思議とも怖いとも思わず、あまり感情に響かないんです。
ですが「宇宙戦争」は、全く異質な侵略者が平穏な日常世界に
押し入ってきて破壊しまくるので、怖さが身近に感じられるんですよ。
正直SFより怪獣物や災害パニック物に近い面白さなのかも知れませんが、
日常が舞台の後者の方が個人的には読んでて引き込まれますね。 >>499
ヴェルヌは内容が子供には不向きだったり楽しめない作品も結構多いですからね。
自身でも言っているように科学的な未来予測を重んじていて、
空想的アイデア優先のウェルズ作品のような見世物的要素に欠けるせいでしょうか。
子供でも楽しめるのは「海底二万里」と「十五少年漂流記」、
「地底旅行」と「八十日間世界一周」くらいですかね?
「神秘の島」なんか個人的にはダラダラ長いばかりでノリが悪かったですし。 これは普通にショックだな。。
本当なの?
https://goo.gl/QQaXQC 先頃NHKのBSで放映された「海底2万マイル」を録画しておいたのを観た
ノーカット版は初めてなんだが「こんな場面もあったのか!」なんてことはなくて少し残念
ノーチラス号の動力源や船員が普通に英語を話す等の原作からの改変もわりと多いし
尺や予算の制限か深海と南極点への挑戦やマッコウクジラの大殺戮などはなく
あまり原作に忠実とは言えないが分かりやすい海洋冒険ものとして上手に脚色されており
小生のように原作のくどい蘊蓄語りを好まない読者には納得の作品ではなかろうか >>499
ちょっと調べたらべルヌの児童書版で複数社から出てるのは
現行だと海底二万海里と十五少年漂流記だけなんだな。
あとは地底旅行と神秘の島が偕成社一社から出てるだけで
八十日間世界一周すら出てないってことはやっぱ人気ないのか。
>>500
それ分かる。
登場人物が異世界でどんなに異常でとんでもない出来事に遭遇しても
そういう世界なんだからってことでほぼ納得できちまう。
ぶっちゃけ水星に着陸してここめっちゃ暑い!とか騒がれても
知ってるけどだから何?でオシマイみたいな感じ。
逆に常識もルールも通用しない異常な存在や現象が異世界からコッチへ
入り込んできたら笑えるレベルならいいけど少しでも度を過ぎると恐怖。
そう考えるとアメリカ建国史を原住民のインディアン側から見たら
とんでもなく怖い話だよな。しかもバッドエンドだし。
>>503
海底二万海里は話自体は面白くて好きなんだけど完訳版で読むと
海に関する説明文が多すぎてそんなに要らんだろ?とウザくなってくる。
現代の編集者なら間違いなく邪魔だから切れ!と迫るだろうな。
ディズニー版は明快な娯楽作品ながら文明批評もちゃんとあって好きだな。 偕成社の地底旅行を読んだけどベルヌってやっぱ地味
俺的にはアイデア優先のウエルズのほうがハデで面白い スタートレック等も含めてSFには社会や体制への批判的な要素が含まれているらしい。
ガリバー旅行記も当時の社会や世相を皮肉っていたりする。 >>508
ttp://blog-imgs-51.fc2.com/a/p/g/apg/201212263.jpg まあ、もともと原作が学習啓蒙の狙いで作ってるからなあ、説明が多いのはしやーないw 「宇宙戦争」原作の設定に忠実なTVミニシリーズ、英BBCで来年初頭に撮影スタート
ttp://www.excite.co.jp/News/world_ent/20170521/Dramanavi_034937.html
だんだん具体的な話が出てきたね。
BBC制作だし、真っ当な出来の代物を期待したいところ。
トータルで4、5時間あれば原作の主要な場面は入れられそうだし、
その反面余裕がないから余計なことはできないと思いたい。
個人的には第二部第七章はカットしてくれた方が嬉しいな。
とにかく原作からの無用な改変はせず、特に戦闘機械を無敵としないで
砲撃やサンダー・チャイルド号による撃破はきっちり描いてほしい。 10歳までに読みたい世界名作シリーズに海底二万マイルがあるよ
なんとコンセイユが子供
でもヴェルヌは児童書だと丸々カットされる例の薀蓄が面白いんだよな
地底旅行の計算やら地層の話好き
ヴェルヌは未翻訳の作品が多すぎるよ、どっか文庫全集出してくれ 銀河ヒッチハイクも映画版より古いBBCドラマ版が面白かったから期待
ディズニーは海底はわりと忠実でいいけど、地底旅行はダメ
なんでむこうの映画って気の強い30代ヒロインを捩じ込むんだろう >>511
BBCはトリフィドの日を二回もドラマ化してるくらいで
何で今まで一度も宇宙戦争に手を出さなかったのか不思議
それにしても2018年の著作権切れを待ってたって話だけど
ウェルズの死後70年でも2016年で切れてるんじゃないの?
それにトリフィドなんて保護期間中に二回もドラマ化してるのに
宇宙戦争はロイヤリティーがメチャ高かったとかあるのかな
>>512
ウンチクを楽しめるならいいけどそうでない人には退屈なだけ
それにベルヌは有名どころ以外だとかなり凡作が多いよ
征服者ロビュールとその続編なんて駄作にも程がある 海底だけ読んで挫折しちゃったんだろうけど、地底の薀蓄は面白いと思うぞ
確かにロビュールが駄作なのには同意するが
そもそも未翻訳のものは読んだことないだろうに決めつけワロタw 集英社のベルヌコレクションと創元で出てた分は全部読んだよ
個人的にはストーリーを楽しみたくて読んでるんだから
話に何の関係もない知識の羅列なんて邪魔でしかないね 自分がそうだからって面白いって言ってる人にわざわざ
そうでない人には退屈なだけ(キリッとか他人の感想に水差されてもどうリアクションしたらいいのやら
本人は好意のつもりで自分の感想を教えてあげている()んだろうが うおおお、くそつまんねえ本の話しているなあ。
「失われた世界」と「神秘の島」くらいしか面白いのないじゃないかよ。
「宇宙のスカイラーク」をおすすめしておくぜ。
こんなつまならない本を子供にすすめるからSFが売れないんだよ。 いや、児童書板だからあんまりいいたくないけど、
ウェルズやヴェルヌやポーでSF好きになる子供なんて普通いないだろ。
SFのいちばん面白いところあたりを読ませないとやっぱりダメだよ。 「海底二万里」は大学時代のおれがつまんなさすぎて挫折した本だからな。
最初のあたりは面白いけど、決して読破して楽しい本ではない。
もう二十一世紀だけど、アシモフ、クラーク、ハインラインをすすめるわけにはいかないのかな?
児童書には普通に「キャプテンフューチャー」一巻がおすすめだよ。 痛快世界の冒険小説シリーズ この人選がすごい
フランケンシュタイン 山中恒 ←いや、面白くないだろ。
宝島 宗田理 ←ワンピースの元ネタだっていえばちょっとは興味わくか?
アーサー王物語 阿刀田高 ←日本人では意外に知らないので面白いかも。
十五少年漂流記 志水辰夫 ←面白くないだろ。
鉄仮面 さとうまきこ ←読んでない。名作らしい。
失われた世界 森詠 ←これは面白い。
偉大なる王(ワン) 斎藤洋 ←読んでない。
タイムマシン 眉村卓 ←面白くないよ。ハインラインの短編「時の門」読むべき。
笛吹童子 橋本治 ←読んでない。
ハックルベリィ・フィンの冒険 立松和平 ←いや、もう娯楽というより文学。
水滸伝 嵐山光三郎 ←八十巻ものを読んだんだが、梁山泊が出てくる前が面白かった。
神秘島物語 佐藤さとる ←これは読んでないけど評判がいい。
バスカビル家の犬 大沢在昌 ←これも読んでないけど評判がいい。
三銃士 藤本ひとみ ←面白くない。
運命 二人の皇帝 田中芳樹 ←読んでない。
吸血鬼ドラキュラ 菊地秀行 ←面白くない。漫画「ヘルシング」でも読むべきか。
白い牙 神宮輝夫 ←読んでない。
ソロモン王の洞窟 横田順彌 ←「洞窟の女王」のが面白かったな。
紅はこべ 山崎洋子 ←読んでない。
モヒカン族の最後 戸井十月 ←読んでない。
奇巌城 逢坂剛 ←読んでない。
真田十勇士 猿飛佐助 後藤竜二 ←読んでない。
モンテ・クリスト伯 村松友視 ←最初の一巻は必読だね。
ロビンソン・クルーソー 伊集院静 ←まあ、面白くはないよな。 児童書板をじゃましたおわびにおれのSF短編ベストを書いておくぜよ。
探して読んでみてくれ。
SF短編小説ベスト10
1位 時の門(ハインライン)
2位 ジャックポット(シマック)
3位 巣(スターリング)
4位 天の向こう側(クラーク)
5位 カミロイ人の初等教育(ラファティ)
6位 四次元方程式(ブルウアー)
7位 父祖の信仰(ディック)
8位 消え去りし時を求めて(ヴァン・ヴォクト)
9位 血清空輸作戦(ハインライン)
10位 おれには口がない、それでもおれは叫ぶ(エリスン) ディックの短編ベスト10は
1、父祖の信仰:時間飛行士のささやかな贈り物収録
2、変種第二号:パーキーパットの日々収録
3、にせもの:パーキーパットの日々収録
4、変数人間:永久戦争収録
5、不屈の蛙:模造記憶収録
6、おお、フローベルとなりて:時間飛行士のささやかな贈り物収録
7、あんな目はごめんだ:模造記憶収録
8、かけがえのない人造物:まだ人間じゃない収録
9、安定社会:マイノリティリポート収録
10、ベニーセモリがいなかったら:時間飛行士のささやかな贈り物収録
だ。短編集「シビュラの眼」「ペイチェック」「悪夢機械」は未読。
恋愛SF短編ベスト10
四次元方程式 (ブルウアー)
しばし天の祝福を遠ざかり (スチャリトクル)
この愛と呼ばれるものはなにか (アシモフ)
聖なる狂気 (ゼラズニイ)
ブルーシャンペン (ヴァーリイ)
マークエルフ・昼下がりの女王(コードウェイナー・スミス) 連作
この世を離れて (ベスター)
シャンブロウ (ムーア)
セリムの首飾り(ル・グイン)
接触汚染(キャサリン・マクリーン) 児童書板をじゃましたのは悪かったよ。
でも、もう>>523や>>524がSFの古典とされるべき時代だと思うよ、おれはね。 むむ?
児童書のSF教育って想像していたのとぜんぜんちがうのか?
日本SF作家協会のすすめる名作SFはぜんぜん人気ないって聞くけど。
子供たちはどう思っているんだろうか? おれの作った秘境探検小説の歴史
秘境探検小説の歴史の概略はこんな感じかと。
1719年:ダニエル・デフォー「ロビンソン・クルーソー」冒険ものの走り。 未読
1726年:スイフト「ガリヴァー旅行記」大航海時代の探検記。 読了
1759年:ヴォルテール「カンディード」秘境エルドラド探検。 読了
1767年:ウォルポール「オトラント城奇譚」怪奇小説ブームの起源。 未読
1845年:大デュマ「モンテ・クリスト伯」秘宝発見もの。 読了
1870年:ヴェルヌ「海底二万里」 未読
1885年:スティーブンソン「宝島」海の冒険ものの典型。 読了
1885年:ハガード「ソロモン王の洞窟」陸の冒険ものの典型。 読了
1889年:トゥエイン「アーサー王宮廷のヤンキー」異世界転移の元祖 読了
1912年:バローズ「火星のプリンセス」西部劇的スぺオペといわれるのはこれだね。 読了
1912年:バローズ「類猿人ターザン」 読了
1912年:ドイル「失われた世界」 読了
1919年:マッカレー「怪傑ゾロ」変身ヒーローものの元祖 読了
1928年:スミス「宇宙のスカイラーク」スぺオペの宇宙船もの。 読了
1932年:ハワード「蛮人コナン」ヒロイックファンタジーの元祖 読了 最近の全然ないあたり全く本読まない人なのがわかるわあ これは
秘境探検小説の歴史の概略はこんな感じかと。
1719年:ダニエル・デフォー「ロビンソン・クルーソー」冒険ものの走り。 未読
1726年:スイフト「ガリヴァー旅行記」大航海時代の探検記。 読了
1759年:ヴォルテール「カンディード」秘境エルドラド探検。 読了
1767年:ウォルポール「オトラント城奇譚」怪奇小説ブームの起源。 未読
1845年:大デュマ「モンテ・クリスト伯」秘宝発見もの。 読了
1870年:ヴェルヌ「海底二万里」 未読
1885年:スティーブンソン「宝島」海の冒険ものの典型。 読了
1885年:ハガード「ソロモン王の洞窟」陸の冒険ものの典型。 読了
1889年:トゥエイン「アーサー王宮廷のヤンキー」異世界転移の元祖 読了
1912年:バローズ「火星のプリンセス」西部劇的スぺオペといわれるのはこれだね。 読了
1912年:バローズ「類猿人ターザン」 読了
1912年:ドイル「失われた世界」 読了
1919年:マッカレー「怪傑ゾロ」変身ヒーローものの元祖 読了
1928年:スミス「宇宙のスカイラーク」スぺオペの宇宙船もの。 読了
1932年:ハワード「蛮人コナン」ヒロイックファンタジーの元祖 読了
1930年代:推理小説黄金時代
1940年代:SF小説黄金時代
とつづくんだよ。 >>512
日本でも早くからヴェルヌの訳出ブームが何度もあったのに
今もって未訳の作品には、それなりの理由があるって事じゃないの?
飛田茂雄の「キャッチ=22」続編の一件を思い出すけど。
>>517
ヴェルヌの蘊蓄語り癖は「講義」とさえ評されてるけど、
学術知識の羅列でセンス・オブ・ワンダーは得られないからなぁ。
とにかく現実的な未来予測が重要だから飛躍は期待できないし。
その点、ウェルズ作品だと科学知識(ウソ含む)やそれっぽい説明は、
荒唐無稽さをカバーして話を盛り上げるスパイスの意味合いが強い。
主義主張もあれど基本的には夢物語、見世物的娯楽小説だよな。
個人的にはヴェルヌも嫌いではないけど、やっぱりウェルズ派。
ヴェルヌが眉を顰めるようなエセ科学ホラ話をもっと書いてほしかった。 自分が持ってた青い鳥文庫の「フランケンシュタイン」を
友人が読みたいと言うんで貸してやったら、返すときに
「こんなにマジメで重くて辛い話だとは知らなかったんで驚いた」だって。
まぁアレな映画でしか知らない人が多いだろうし、世間一般の認識は
a.マトモな博士が作った人造人間が事故or失敗でブサイク+狂暴化して大暴れ
b.キチガイ博士がわざとブサイク&狂暴に作った人造人間が大暴れ
このどっちかだと思うから、友人の感想は至って普通って事なんだろうなぁ。 フランケンシュタインと言ったら大半の人は電気ビリビリで目覚めた縫い目だらけで
首にボルトが生えた青白い顔の大男で唸る程度でまともな会話は出来ない
動きのトロい人造人間が何人も人を殺して最後は退治される話だと思ってるだろうな
三大モンスターでもドラキュラと狼男は分かりやすくてあまり誤解されないんだが
フランケンシュタインは博士の名が怪物の名と思われてる時点で既に大間違い そう言えば「宇宙戦争」や「海底二万哩」は最近でも読んでるのに、
「ジキル博士とハイド氏」とか「フランケンシュタイン」なんかは、
もうずいぶん長い事御無沙汰しちゃってるなぁ。
暑いし涼しい部屋で気楽に読める児童書で読書と決め込むか。 都市部だと昼間の暑さは勿論の事、夜になってもなかなか気温が下がらないから、
近頃は仕事から帰ってきたらもう全く出歩く気になれない。休日もまた然り。
で、開き直ってエアコンの効いた部屋で読書三昧(約半分は児童書で)。
今はとりあえずウェルズとヴェルヌを取り混ぜて読んでるけど、
フランケンシュタイン、ジキル博士、ドラキュラ、カーミラなんかもいいな。
久しぶりに青い鳥文庫のKシリーズって手もあるか。
チラ裏御容赦。 宝塚雪組公演 「CAPTAINNEMO、ネモ船長と神秘の島」日本青年館ホール8月29日〜9月4日、梅田芸術劇場9月16日〜9月24日
ノーチラス号で、植民地支配を目論む国々に敢然と戦いを挑む孤高の英雄を、新たな視点で描くミュージカルファンタジー。
19世紀後半、イギリスの捕鯨船が南大西洋で事故を繰り返し、魔の海域と恐れられていた。政府は調査隊を派遣したが、次々に沈没。わずかな学者たちは、地図にない島に辿り着いた。地熱を利用した発電装置まで備え、世界中の何処よりも発達していた。
住民は、東欧・アジア・アフリカなど帝国の支配から逃れてきた人々だった。島の主はネモ、有能な物理学者でもある彼は、謎に包まれてはいるが絶大な信頼を得ていた。
ところが、島の秘密が本国に知られてしまった。島民たちを護るためネモは「ノーチラス号」で敢然と立ち向かって行く・・・
争いを憎み、地上の楽園を創り上げようとしたネモの孤高の美学を、彼に思いを寄せる女性隊員とのロマンスを交えて描きます。 ヴェルヌ、驚異の旅コレクション「蒸気で動く家」インスクリプト刊、5,200円、8月21日発売!
北インドの大自然を舞台に繰り広げられる冒険と復讐の物語。「八十日間世界一周」を逆向きに反復しかつ更新する傑作、130年の時を経てついにその全体像が姿を現す。 >>537
スレチになるけど、児童書でホームズ探偵譚を読むのも楽しいんだよな。
講談社の青い鳥文庫と偕成社の全集なら60話が全て読めるし、
どっちも訳文が分かりやすくて読みやすい。
偕成社はハードカバーで高いのが難だけど、図書館で借りる手もあるし。
ただ、夏休み中だから、なかなか回ってこないかな?
>>539
高すぎる…ッ!
それにこれほど長い間本邦未紹介ってことは、出来がイマイチ、
と言うか駄作なんじゃないかと下種の勘繰りをしたくもなるってモンで。
ヴェルヌは冗長なだけのハズレも多いから、どうしてもね…。 宝塚ね面白いなwもっともベルヌも、元々劇作家で売り出したし、自作の小説の戯曲も手掛けてる >>540
>>539は値段以前に児童書じゃないから厳密にはスレチだろ ベルヌ「氷のスフィンクス」(1897)は、ポーの「アーサーゴードンピムの物語」(1837)の続編だが、出来は悪い 逆にヴェルヌの作品でこれは絶対のオススメって何かと訊きたい
個人的には海底二万里と地底旅行があれば他はイラネ ベルヌのベスト作
1865、ハテラス船長の航海と冒険
1869、月を回って
1872、八十日間世界一周
1875、神秘の島
1879、必死の逃亡者
1882、緑の光線
1888、二年間の休暇
1895、動く人工島
1896、悪魔の発明
1898、ビルヘルムシュトーリッツの秘密 ヴェルヌ作品は冗長で退屈。
娯楽性ではウェルズの足元にも及ばない。 >>549
事実は事実だからしゃーないんじゃね?
て言うか反論になってないじゃん
論破するくらいのオツムはないのかよ ベルヌは話が盛り上がりに欠けるのは事実だからな
月まで行っといて降りずに周回して戻って来るだけってないわー
ベルヌは自分は科学に基づいて書いてるとか言ってるけど
結局空想力がなくて話を広げられない事の言い訳じゃん
読者に非科学的とかデタラメとか思わせないで
空想にリアリティを持たせるのが作家の腕の見せ所だろ 小学五年生の息子が夏休みの宿題の読書感想文に何を読むか悩んでたので
かつて自分が同年代で読んでSFの面白さを知りドハマリする元となった
「宇宙戦争」を提案。(読みやすさ重視で青い鳥文庫にしたけど、絶版?)
序盤の緩やかな展開で挫折しかけながらも上手く波に乗れたようで
「この先どうなるのか早く知りたい」とか言いつつ楽しそうに完読してくれた。
例のオチにも失望したり呆れる事もなく「ちょっと怖くて面白かった」と満足気。
肝心の感想文もまぁまぁよく書けてたから、それなりの評価は貰えそう。
>>552
メリエスの映画でも月に下りて探検してるわけで、でないと客は満足しないよね。
所詮は作り話なんだから、それと分かってて大風呂敷を拡げるのもアリかと。
個人的にはSFって読者をノセて騙くらかしてナンボだと思ってるから、
例えやり過ぎの誹りを受けてでも、全力で楽しませにかかってくれた方が有難い。
その点ヴェルヌは真面目過ぎて淡白で、個人的には物足りないな。 >>555
ウチの場合は甥だけど去年の夏休みの課題に
青い鳥文庫の宇宙戦争で読書感想文書いてたぜ
てか俺の児童書コレクションからヨサゲなメジャー作品を集めて
好きなの選ばせたらタイトルがキャッチーだったみたいで即断だった
一応「宇宙で戦争する話じゃなくて宇宙人が攻めてきてまだ戦車も
飛行機も持ってない地球人がひどい目にあう話だぞ」と断っといたけど
「前に見せた白黒のゴジラみたいな感じで暗いけど面白い」とも言っといた
そしたら気に入って何度も読んで感想文は学校で褒められたそうだ
まぁ本はそのまんま「チョーダイね!」で返ってこなかったから
またブックオフでキレイなヤツを探すことになったけどな
にしても今児童書で宇宙戦争って偕成社のヤツだけになってて
青い鳥のは品切れみたいだけど売れないのかね?
もっと地味なジキルとハイドとかフランケンシュタインとかが現役だし
失われた世界なんて新装版まで出たっていうのにさ