ゲド戦記とアーシュラ・K・ル＝グウィン 第6章
白人設定って
ゲド戦記のアースーシーの島がアイルランドのアラン諸島モチーフだからじゃないの最果ての島だし
アラン諸島はケルト人のドルイド信仰、魔法や魔女や伝説ファンタジーにまつわる宝庫で創祖みたいな
アングロサクソンとは思わないけど白人じゃないと言われたらそっちの方が驚いたわ
ゲドはずっとケルト人世界と思っていた >>79
僕も読むまでは白人だとばかり思ってた。
完全にジブリのゲドのイメージだよね。
あと、白人が書いた本という偏見だよね。
でも本文には褐色とか浅黒いとかでてくるし、インド辺りの人か古モンゴロイド系の南方の人かなと思った。
アメリカ大陸の古モンゴロイド人なら背も高いし
納得はいく。
>>77
あー、そうか。
僕は完全に77のなんか嫌だなーの方の解釈を考えてしまうタイプで、最初、あれ？コレ間違った？と思って読んでたけど違う違う女心だと思ったらすんなり読めた。というか、ものすごく入ってきた。
1と2でその辺のバランスが変わってるのも面白かった。
1巻は情景の描写が強くて内面と1:1くらいになってるのに2巻は内面が強めで2:1くらいになってる。
地下迷宮が舞台のほとんどだからというのもあるかもだけど、それと同時にテナーの姿をちゃんと描きたいということなんだなと思った。
なるほど2時間以内で読める、か。
僕は読むのが遅いから二日かかるけど。 80だが、やっと暇ができたんで３を読み始めた。
と同時にほかの人のファンタジーも読んでるんだけど、
なんだかなあという印象。
話は面白そうなんだけど、やっぱ、ばあちゃんの文章で慣れちゃうと
テンポは遅いし、読みづらいんだよね。
訳もあるのかもしれないけど、闇の左手も読んで、やっぱりばあちゃんは
文章が美しいんだと納得した。自分に合ってるのかもわかんないけど。
あー、勝ちたい。この文章書きに勝ちたい。 ル＝グゥインはたしか子供の頃から詩を結構作ってるし
学生時代は詩人の研究してたくらいだから
文章が美しいだけじゃなくて引き算も上手いんだろうね
詩作する人の文章ってリズム感いいよね あー、そのせいもあるのかな。
詩は一行に感情も情景も入れなきゃいけなかったりするから
ル＝グィンの文書とかなり通じてるね。 さいはての島を読み終えた。
文章うまいのもそうだけど、ゲドイケメン過ぎて号泣。
最後のアレンのシーンでも号泣。
カッコよすぎ。
やっぱり、３巻までを中学か高校の図書室で見かけたときに読んでおくべきだった。
かなり人生違ってたはず。
戦記と書いてあるから、戦争モノだと思ってた。
本当に人生損した。
ホントばあちゃんすげえよ、あんたは。
ゲドとアレンの別れのシーンは思い出しただけでまだ泣ける。 ☆ 私たち日本人の、日本国憲法を改正しましょう。現在、
衆議員と参議院の両院で、改憲議員が３分の２を超えております。
『憲法改正国民投票法』、でググってみてください。国会の発議は
すでに可能です。平和は勝ち取るものです。お願い致します。☆☆ 中学校のときどハマりしてオリジナルキャラデザまでして
場面の絵を描いたりしてた
壊れた腕輪が一番夢中になったし一番好き 壊れた腕輪って2巻だっけ？
あの感じの事を最近よく考える。
実は何事も起きないようにするためにものすごい努力しなきゃいけないみたいな感じかな。 「ゲド戦記」作者A・K・ル＝グウィン氏死去 88歳 「ゲド戦記」作者アーシュラ・Ｋ・ル＝グウィン氏死去 ８８歳 「ＳＦ界の女王」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180124-00000077-spnannex-ent
アーシュラ・Ｋ・ル＝グウィン氏が２２日、オレゴン州ポートランドの自宅で死去した。米メディアが報じた。
死因は不明。故人の息子は「数カ月、健康状態が悪かった」と話した。
代表作にヒューゴー賞とネビュラ賞を同時受賞した「闇の左手」や「所有せざる人々」などがあり「ＳＦ界の女王」と称された。
名作ファンタジー小説「ゲド戦記」は１９６８年から２００１年にかけて出版された。
アニメ映画「ゲド戦記」は宮崎駿監督の絵物語「シュナの旅」（８３年）を原案に製作。
今月１２日に日本テレビ「金曜ロードＳＨＯＷ！」（金曜後９・００）でノーカット放送されたばかり。 ご冥福をお祈りします
子供の頃にゲド戦記と出会って、それからずっと愛読しています 亡くなったんだね
御冥福をお祈りします
ゲド戦記は年を経るごと作者を知るごと感想が変化していくシリーズでした
ありがとう 児童書のように金が入ってくる方法
グーグルで検索⇒『羽山のサユレイザ』
2LSTR 帰還を読み始めたんだけど、全然違うんだね。ここで受けた印象も先入観にあるのかもしれないけど、どことなく重苦しくて息がつまる。
3巻があれだけ明るいエンディングだったのにどこ吹く風という印象。 子供の頃には帰還からもうファンタジーじゃないやんと飛ばし飛ばしで読んだ思い出
少し経ってから読むとそのファンタジーから離れた新鮮さが何故か感慨深くなっていった 作者は影をユング心理学からとってその人間が拒絶したいが
受け入れなければならない全体性の一部として描いている
ジブリアニメを批判して影の部分が唐突だし、クモという作品の悪玉を倒せば消えるものとして描かれ私の意図とは違う、
影はそんなお手頃の物ではないと批判している
この考え方は作品の理解にとっても重要だろう
で映画で描かれた影とは何かをちょっと考えてみたい
映画の冒頭、嵐の中で船は操る術を失う
真の名を忘れ世界の位置付け方をわからなくなり魔法を失う
天から世界を位置付けていた竜が落下し、世界から魔法が急速に使えなくなる
次に王を殺す王子アレンが出てきて魔法の剣を奪って逃げる
しかし、魔法の剣は魔法がかかっていて使えない
・アレンが狼の群れに襲われるところをゲドに助けられる
・アレンは生きる気力を失っているがそれを見たゲドは同行を勧める
・町に行くが、色が星空のようになっているそこでは奴隷売買が行われて、人が物として取引されることにアレンは憤る
・自暴自棄になっているアレンは麻薬に手を出そうとしてゲドに止められる
麻薬は丸くたくさんあり一面に広がるように置かれていた
・アレンは星空や風のざわめきに恐怖を感じている
・人拐いに拐われようとしているテルーを助けるが命を粗末にするアレンはテルーに拒絶される
・ゲドと離れて寝ている、すると夢を見る、夢の中で太陽は光輝き鳥が天空を飛んでいて幸福を感じる
しかし、人拐いに起こされ夜の中を拐われ絶望に陥るが車の中に閉じ込められていると光に包まれた魔法使いが現れアレンを救いだす
ここまで来るとわかることがある
麻薬とは星空にある星々だったことを
また、特徴的には画面はやたらと縦や横の直線に支配され余計な物を排除される
太陽と夜の隠喩と共に行き先はどこかそれがやたらに問われる
画面の力学として
アレンは太陽や月のない人の群れで方向性のない夜を恐怖していたことがわかる
最後は太陽を天空の竜を真の名を取り戻し魔法の剣は抜けるようになる
自分の位置がわかるようになる隠喩 作者は映画ゲド戦記を批判したが
単に悪い奴を倒して排除すれば事たれり
そういう作品ではなく、周到に全体にかかっていることが細部を見ればわかる
実存の不安、全体の中の人間の位置付け
それが壊れ何もできなくなることを乗り越え真の名をあるべき位置付けを取り戻すこと
それができないから個人を越えた社会が壊れ親殺しがなされる
親殺しが唐突だとか説得力がないとの批判は的外れで
十二分に原作以上に影は説得的だ
むしろ影に関して明らかに平板な捉え方をしているのが原作のゲド戦記の方で
宮崎吾朗とル=グウィンのどちらかを選べと言われるなら吾朗を選ぶことになる 影に関してアニメ版がいい出来であるのはわかった。
でも、原作の影の捉え方が平板であるとは思えないなあ。
ユングのシャドウという概念を用いて影を説明してはいるけど、タオの概念も入ってくる。
それと同時に作者自身の思想もあの中にある。
単に影ではないように感じた。 帰還を読み始めた。
賛否あるのはこのスレで知ってたし
最初ヘビー過ぎてどうしたものかと思ってたけど、
このゲドの感じは、大人はみんな知ってるヤツだよね。
もしあの頃と思ったりとかあのときの自分と今の自分を比較したりとか
胸が痛くなる。
フェミ文学というのも分かる気がするけど、
それよりはおっさんの生きづらさみたいなものの文学的表現と感じながら読んでる。 「平板」さで比較するという意味は無いように思える
より複雑で「説得的」であるという五郎版の表象原理を腑分けしてみたところで、何か新たな驚きがあっただろうか？ 新たな驚きがあるかないかで言えばあるんだろう。
「腑分け」した事に意味がないとは思えない。
そこから得られる発見は発見者には心地よいよ。 上のスレで書いた帰還を読んでるヤツだけど、
すげえな13章で一発逆転じゃん。
11とか12とかでだいぶ回復したけど、13章のジャンプは並外れたジャンプ力だよね。
カッコいいよ。
アーシュラ婆さんの描くものすべてカッコいい。
そして最終章でああなるとは。
まあ、アイツが出てくるのはなんとなくわかってたけど。
なんとなくわからせるというのもうまいよね。 世界のミヤザキと最後までかみ合わないまま死んじゃったのか
歴史に残る名作アニメ見られたのかもしれないのにな ゲド戦記、闇の左手と読んだんだけど、次は何読んだらいい？
エッセイとか未読。
もっと言うとル・グィンじゃなくてもいいけど。 ギフトを読み始めたんだけど刺さりすぎて泣く。ありがとうルグウィン。
まだ序盤なんだけど、カノックがカッダードの話をオレックにしてるときに、
「激しい怒りを燃え上がらせたカノックは」って書いてあるんだけど誤訳なのかな？ いつもブックオフに100円(1冊)で売ってるからいつでも書い揃えられるからいいやと買うのを伸ばし伸ばしにしてたら
最近どこブックオフにも売ってなくて
中古市場が高騰してるんだけどなんで？ わかんないけど、俺が買おうとしたときにはもうそんな感じだったよ。 >>115です
>>116,118情報ありがとう
場所によって違うんだな
行動範囲内のブッコオフ4店舗では去年までは確実に100〜200円の児童書コーナーにハードカバーもペーパーバックのほうもいつも置いてあったんだ・・・
>>117
確かにコロナ自粛期間はブックオフに行かなかった
そんで久しぶりに行ったらゲドがなくなっていた
やっぱコロナ関係あんのかな・・・ だったらそうかも。
ゲド戦記の映画、こないだまで映画館でやってたし。
ウチの方はブックオフに限らず、ゲド戦記やその他高い方にはあるけどそれすらあまりない感じだった。
闇の左手も神保町まで買いにいったよ。 >>119
117だけど、自分も昨年はよくﾌﾞｺﾌ店舗でゲド見かけてた
今年、休校になって子ども達の本はまず総合ドリル系がなくなり
次に福音館文庫や岩波少年文庫の有名な名著が軒並み売り切れてｱﾏで高騰したんだよ
(他の出版社の文庫は知らない)
その余波なのかなと思ったんだけど…
だから学校が落ち着けばまた安く出てくるんじゃないかと思う
図書館も閉まってたから困ったよね
まだ品揃いのいい書店の方が色々あった
後、仕方ないからﾌﾞｺﾌオンラインでも福音館や岩波の比較的マイナーな名著を買い漁ったよ
普段ならなかなか手に取らない良い本を多く読めて子どもにもかえって良かったかもしれん >>117です。
少なからずコロナ自粛で図書館が閉まったのもありそうですね
ちょっとスッキリしました。
答えてくれた皆さんどうもありがとう。 【接種率】 モルモット国民80% ＞ 厚労省職員10%
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