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起訴を受けて、遺族の一人は懸命に声を絞り出し、次のように語った。

「今まではメディアの応対もさせてもらっていました。でも青葉被告のことがニュースになるたびに動揺して、思い出して悲しんで……だから今は、本心で言うと報道すらなくなってほしい。あれから家族が大変なんです。夜になったら毎日泣いて……。こんなん言うたらアレやけど……早く死刑になってね、落ち着きたいと思うんですよ」

事件発生時から現地で取材を重ねている全国紙社会部記者はこう話す。

「本人も概ね容疑を認めており、『極刑を覚悟している』という旨の供述を行っているようです。ただ、裁判が始まるまでにはかなりの準備期間が必要になると見られています。

遺族が望む決着≠ェつくのは、まだまだ先になる見込みだ。