『虚無への供物』中井英夫 五色不動縁起
今読んでます。実は以前にホレーニアの「両シチリア連隊」を読んで
同じアンチミステリーの傑作として解説にこの作品が取り上げられてました。
まだまだ序盤ですが、気長に楽しんでます。 >>266
新しい愛好家の方が増えることを願っていますので、楽しんでいただければ
面白いと感じられたのなら、どうかどこかに感想を書いてください 乾くるみ読んだけど
流石に洗練されていて読みやすいな 創元の編集者がやらかしたから全集の電書化は無理だろうなぁ 長すぎて話し忘れたは
不動と薔薇が出てきた程度しか覚えてない 人形たちの夜読み終わった
春の冒頭に紅葉があるわけと、鬼頭と秋の主人公の関係がよくわからなかった >>275
失踪した義理の姉の残したコケシについて尋ねたのが鬼頭 Kindleで虚無ととらんぷ譚など中井作品が読み放題に入ったな ふと思ったけど、中井さんのお墓って、どこにあんだろう?
小栗虫太郎は戒名あったし、寺に墓あるんだろうけど。 レス、どうも。
ただ、中井さんの日記読むぶんには、徳田球一の演説とか聴いてるし、
天皇制には絶対反対で、コミュニストみたいな感じがしてたんだけど、
そう考えると、なんか寺に墓があるって、変な気がする。 日記とかエッセイとか読んでると江藤淳とか三島みたいに典型的な戦後民主主義批判やってるみたいだけど、保田とか橋川みたいな保守思想家と同列に語られると怒るわけでしょ。日本は好きだが、日本という国は根本的に間違っている、みたいな感じの保守反動主義っぽさがある。というか天皇制に対しても苛烈に批判してはいるけど「皇居で天皇に手を振ってやってもいい」とか「とにかく天皇より長生きしたい」みたいなことも書いているし、戦後に対する憎悪を生きるパワーにしてたタイプなんだろうな(一周回って戦後社会が好きなんじゃないのかと思える(どっちなんだ))複雑というか取り扱いに困る作家だよな中井英夫って 中井英夫がオーストラリアに旅行したのってアメリカに行った江藤淳に逆張りしてたりするか? >>284
東京創元社の編集者が中井英夫がとある作家にプライベートで送った私信の文面を著作権者に無断で
都合の良い部分だけ抜き出して書籍の帯に記載した >>286
ありがとうございます 小栗虫太郎集の解説が消えてたの何でだと思ってました
虚無が創元、講談で文庫版になる際にどちらも57節のどこか2箇所が改訂されたらしいですが、該当箇所ご存知の方いらっしゃったら教えてほしいです 最近、中井英夫にはまった者です。全集が絶版になっているとは…
古本屋で探すことにします >>280
アンチ・クリストの思想家も、キリスト教で葬られた 全集を買うより単行本をバラで集める方が楽なのかもしれない >>289
久しぶりにスレを見ました。
ニーチェをそこまで詳しく知らないけど、
ツァラトゥストラはかく語りきを読むだけでは、
ニーチェはイエス・キリストのような感じのことをやっている。
小栗虫太郎や遺族はどういうつもりだったのだろう。 中井英夫、年収30万で(以前、ウィキペディアにあった)
文庫本の写真の、金持ちそうな犬なんか飼えぬだろ どうして晩年と最盛期の年収が同じだと思えるのか理解できない 国書刊行会あたりから「完全版・中井英夫全集」を出してほしい!! 人外境通信・夜への誘いのアナグラムがわからない…… >>295
UREMI NONAKO
↓
NEKO NO URAMI 行ってきたよ。
稀覯本や挿し絵など貴重なものが展示されてて良かった
流薔園の表札なんかもあったし 売ってた新装版とらんぷ譚が真珠母だけだが帯つきで驚いた >>299
えっ! 講談社文庫の新装番とらんぷ譚って絶版じゃないんですか? >>300
とらんぷ譚の3種が売っていました。真珠母は帯付きでいかにも新品ぽかったです
本多さん保管の在庫か何かかなと思いました。 >>301
300です。
遅くなってしまいましたが、返信ありがとうごさいます。地方在住であることが悔しくてしょうがないです。腹いせに水星の騎士を買いました 今年も黒鳥忌が来たね。中井英夫生誕100周年ってことで何かあるかな? 復刊とか映像化とかちょびっとだけ期待してる 第4の奇書ちゅわれる「匣の中の失楽」読み始めたは
黒死館とドグマグはいみはわかったけど、きょむくもは一読ではさっぱりだた
青いバラしか覚えとらん
さて、今回のは・・・ 「匣の中の失楽」を読んだら
その記憶があるうちに乾くるみの「匣の中」を読むと面白い
後者はアンチミステリといっても同じ作者の「Jの神話」並みにミステリというジャンルから逸脱してしまうけど
パロディものとしては「匣の中の失楽」ネタを何重にも遊び尽くしてる 中井英夫作品がアニメ化されたらどうなるのかな? 個人的にはとらんぷ譚なんかやってほしい。一話一短篇で美しい反世界を表現してほしいな 書簡の無断引用で中井英夫の著作権継承者を激怒させてすべての文章の引き上げに至ったのが東京創元社だぞ