アントニイ・バークリー Part2
「殺意」、いかにも乱歩が好みそうだけど個人的には上位におけないな
犯人の心理描写だけやたらくどくどしい割に他の登場人物の印象が薄く、行動も不可解
最後のどんでん返しもいかにもとって付けた感で無理がある
チョコレートの方が楽しめた タイトルの付け方が巧くない
ジャンピング・ジェニイなんて思い切って「跳ねる女」とか「宙吊りのジェニイ」くらいにしておけば 2/2(木)19:00〜20:45 WOWOWシネマ(BS)
断崖(字幕版)
アカデミー賞特集 2017アカデミー賞に合わせて過去の受賞作を特集
サスペンス映画の神様A・ヒッチコック監督が、英国の作家F・アイリスの小説「犯行以前」を原作にした心理サスペンスの秀作。第14回アカデミー賞で主演女優賞を受賞。
富豪の娘リーナは社交界の人気者ジョンと出会って彼に魅了され、両親の反対を押し切ってまで彼と駆け落ち結婚をする。
ところがジョニーは実は無一文で、どうやら彼女の財産を当てにして彼女に近づいたらしいと考えたリーナは強いショックを受ける。
その上、いつのまにか自分が生命保険をかけられたことを知った彼女は、夫が自分を殺そうとしているのではないかと、次第にますます不安に駆られるようになっていき……。
出演/関連情報
受賞 第14回(1941年)アカデミー賞 主演女優賞
第7回(1941年)ニューヨーク映画批評家協会賞 主演女優賞 (1941年 アメリカ)
原題Suspicion
監督 アルフレッド・ヒッチコック
出演 ケーリー・グラント、ジョーン・フォンテイン、ナイジェル・ブルース、セドリック・ハードウィック、メイ・ウィッティ、イザベル・ジーンズ オウム真理教に殺害された坂本堤弁護士(深夜自宅に押し込まれ一家皆殺し)が住んでいた団地の他の住人(7世帯)は、
全員事件の起こる半年前より後に越して来た人達だった。
そのうち五世帯が創価の会員世帯。
神奈川県警は初動捜査の段階で、この住人達全員に行動確認をかけていた。
その矢先に城内康光県警本部長の婦警へのセクハラ疑惑や
生活安全課の警視がノミ屋(もぐりの馬券売り場)を開帳していた疑惑が突然次々と出始めて、
行確をはずしたら、マスコミからの疑惑追及は止まった。
それで勢いの付いたオウムは脱会信者の家族らを次々とVXガス(今度の金正男殺害で使われたのと同じもの)で襲撃。
当時の官房長官だった野中広務は
北朝鮮詣でから帰ると出所不明の大量の金を政界内でばらまき始めて、自民党の実質的な党首におさまり
公明党を政権に引き入れた。
ネトウヨもいないし、韓流ブームもまだ無い頃だったけど、あの頃から俺達の国はもうおかしかった。 何冊か読んだけど、物語にある仕掛けは今読んでもかなりおもしろい
でも何回かシェリンガムが事件を隠蔽したりするときに物語に通底する道徳観が生理的にうけつけない
登場人物全員がその道徳観に誰も反対しない点が特に気持ち悪い 「第二の銃声」読了
いやあ、面白かった
主人公ピンカートンの語りや二転三転するストーリーも面白く
非常に見ごたえがあった
印象に残るのはピンカートンの童貞っぷり
それに対するヒロインも良いな
そしてミステリーとしては何よりも犯人の意外性
ああ、そうきたかとため息しか出ないわ(もちろん良い意味で)
読み返すと分かる伏線の数々も流石だった バークリーの作品を色々読んでると
代表作とされてる『毒入りチョコレート事件』はあんまり初心者に向かない作品なんじゃないかって思えてきた やはり原書の刊行順が一番、という基本に戻っちゃうよね。 >>239
そうかな
俺はそれで初心者としてはまったが >>237
レイトンコートはまあいいかって感じだったけど地下室はガチで受け付けなかった
犯人は普通にド屑だし、立ち直って真人間として生きようとしてたのに犯人に人生台無しにされた被害者が気の毒過ぎる 論創の予告に出てるのは短編集?
創元でポシャッて久しいやつも出してほしいのです。 青崎有吾がバークリーをつまらんと言ってて
なんで俺が若手でそこそこ評判いいらしい青崎の作品を糞つまらんと感じるのか分かった
多分物語に求めるものが根本的に違うんだろうな 『服用禁止』読了
探偵の推理を認めつつも開き直る犯人が面白かった 12月発売号
◇『ミステリーズ!Vol.104』
(A5判並製)
新訳短編、評論、ブックガイドなどを、若島正、阿津川辰海ほかの強力布陣で贈る「バークリー特集」。米澤穂信、シリーズ最新作「桑港クッキーの謎(仮)」掲載。 後一冊で、邦訳されたのは全部制覇しそう。
バークリーファンの方、同時代ので、お勧めは他に誰がいますか?
ちなみにヘレン・マクロイ、パトリック・クェンティン、
D・M・ディヴァインは全部既読。
レオ・ブルースも、
思いついたら読んでるけど、心酔するほどではない。
でも、それなりに楽しめるので、邦訳は全部読むと思う。 >>248
バークリーと世代は少しずれてるけど
エリザベスフェラーズをお勧めしたい
お勧め作品は『猿来たりなば』 同じく世代はずれるけどピーター・アントニイとかジャック・リッチーとか
ドタバタコメディならクレイグ・ライスとか エドマンド・クリスピンのお楽しみの埋葬その他
グレアム・グリーンのブライトン・ロック、ヒューマン・ファクターその他
丸谷才一訳のボートの三人男
偽のデュー警部 ノックスの十戒で有名なロナルド・A・ノックスがちょっとバークリーと作風似てるとこあるかなって思ったりする
バークリーと比べるとエンタメ度は薄いけど ボートの三人男を勧めるならコニー・ウィリスの「犬は勘定に入れません」もいいよね
SFミステリとしてもしっかりしてるし ちょっとスレチかもしれないですが、ミステリ映画だったら、どういうのが好きですか? >>248
フランシス・アイルズとリチャード・ハル
馬鹿するなといわれるかもしれんがアイルズ未読の自称バークリーファンに
会ったことがあるもので ダイヤルMを回せはいいね
ヒッチコックのなかでは定期的に見直したくなる一つ バークリーファンの間でプリズナーズの評判はどうなんだろ もう文庫化しないのかな
海外の古典なんてあまり需要ないのかもしれないけど 【2023年8月の近刊案内】
【創元推理文庫】(海外ミステリ)
◇『レイトン・コートの謎』アントニイ・バークリー/巴妙子訳
The Layton Court Mystery
ある夏の朝、レイトン・コートの主人スタンワース氏の額を撃ち抜かれた死体が書斎で発見された。現場は密室状態で遺書も残されており、警察の見解は自殺に傾いていたが、死体の奇妙な点に目をとめた作家ロジャー・シェリンガムは殺人説を主張、素人探偵の名乗りをあげる。友人アレックをワトスン役とし、自信満々で調査に取りかかったが……。想像力溢れる推理と軽快なユーモア、英国探偵小説黄金期の巨匠バークリーの記念すべき第一作。 おもしろいのかな
創元は地味にバークリー出してくるね 2024年に最上階の殺人が新訳で刊行予定
レイトン・コートの謎の帯より レイトン・コートの謎読んだは
よきよき
最上階の殺人も創文で出るっぽいので期待 少し前までレインコートの謎かと勘違いしてたけど
レイトン・コートの謎なんだな レイトン・コートの謎読んだ
バークリーの小説で、犯人当たったのこれが初めてだった 『レイトン・コートの謎』読了
デビュー作なこともあってか後のバークリー作品と比べてスタンダードな探偵小説だなと感じた
後の作品と他に違うところはシェリンガムが完全に駄目な迷探偵ではなくたまに名探偵なところを見せるのも良いし
彼が色々と迷走しながらも少しずつ謎を解いていくのも読んでて面白かったな
真相は他の作品と比べると分かりやすかったが、他にはない爽やかなエンディングが良いと思った バークリー作品何作か読んだけど「第二の銃声」が一番面白いと感じたな 最上階が一番コメディ色強くて面白いよ
普通に現代でも通用する 試行錯誤 殺意 レディ だな
バークリー限定なら最上階と絹靴下
ジャンピング・ジェニィは出来はともかく
作者に倦怠のようなものが見えて好きではないな 最上階読みおたわ
ノックスの陸橋殺人事件もこんな感じの終わりかただただような https://www.webmysteries.jp/archives/35340827.html
>そして現在、アントニイ・バークリー『地下室の殺人』(佐藤弓生訳)の文庫化企画が進行中! タイトルの対比が示すように〈ロジャー・シェリンガム〉シリーズにおいて『最上階の殺人』と対をなす傑作ですので、どうぞ本書を楽しみつつ刊行をお待ちいただければ幸いです。