新刊紹介スレッド(海外編)part8
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ルヘインのノワール小説やるなら
監督はイーストウッドかスコセッシしかいないんじゃないかね
「シャッター・アイランド」のスコセッシ&デカプリオはコケタけど キャロル・オコンネル『ルート66』
たくさんの子どもが被害者、序盤はちょっと意味不明、ってことで、
読んでいて辛くなったり、よく分からんって箇所もあったけど、
とにかく読み進めていけばマロリーキャラ全開で楽しめた。
マーコヴィッツのエピソードも良かったし、何といってもラストは「クリ還」のオコンネルでした。
読んでよかった。 >>854
今年になって初めて「クリスマス〜還る」を読み、圧倒されたなり立てのオコンネルファンです。
今、「氷の天使」読書中、早く「ルート66」読みたいですが、焦らず順々に読んでいきたいです。
ちなみに図書館本はボロボロで大抵の古本オッケーな自分でも手が出ず、専ら密林中古美本を
狙って買っていくつもりです。 自分も一作目から読もうと
密林で「氷の天使」買ったお
マーケット・プライスでね
そしたら、表紙が以前出てたのだった
オコンネルって表紙が数年前に一新されてるのね
やっぱり人気作家だからかなあ
創元さんは海外ミステリー出版ありがたいけど
出来ればもう少し字を大きくしてくれないだろうか
せめてハヤカワか文春文庫か集英社文庫あたりくらいに >>857
>>858
既刊マロリーシリーズに、クリスマスのようなウルウルエンディングを期待すると肩透かし食らうかも。
『ルート66』を読んでラストに「うわー」となったのは、
翻訳本読者として、ここまで十数年マロリーシリーズを読み続けて、
マロリー自身の扱いをしっかり刻み込んできたからってことがある。
特に『天使の帰郷』でマロリーの凄まじい生き方(名前の由来とか)とか。
そういうのを経て、ルート66のラストが読者に強烈に効いてくるって感じなんで。
オコンネルはあまり優しい作家ではないよなー、と思うので、挫折しないことを祈ります。
マロリーのキャラクター小説として楽しめれば大丈夫だろうけど。 雪盲(小学館文庫)
https://www.shogakukan.co.jp/books/09406309
買ってから気づいたんだけど、
▼
亡き北欧ミステリの帝王ヘニング・マンケルのエージェントが仕掛けた超大型新人
▲
マンケルのエージェントから売り込みあったので買いました、ってか? シャルロッテ・リンク『失踪者』
『沈黙の果て』は挫折しちゃったんだけど、今作はサクッと読了。
訳者あとがきに「ドイツでは宮部みゆきのような」と書かれていたけど、確かにそういう感じ。
グイグイ読ませ、一つの物語がきちんと収束していく。
楽しい気持ちなる内容ではないけど、堪能しました。 「雪盲」、読了。短くていい。
北の田舎町で起きる事件なのだが、
これを「ダーク・アイスランド・クライムシリーズ」と呼ぶのはどうよ。 「晩夏の墜落」って、ポケミスと文庫で同時発売なわけ? >>865
MWA賞取ると、同時刊行っていうのたまーにやるね。
ジョン・ハート 『ラスト・チャイルド』もそうだった。 SFシリーズだが、ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパンでもやってたね 映画「ミレニアム」主演のミカエル・ニクヴィストさん死去 56歳
http://www.afpbb.com/articles/-/3133646?act=all
マンケルの「北京から来た男」のドラマにも出てたね。 最後のフロスト
イギリスで出てるらしいパスティーシュの出来が本編並だったら良いのにな 「鏡の迷宮」読了。
よく出来ていると思うのだけど、
「青鉛筆の女」で感じたような、期待したのと違う感が・・・
帯のアレはちと盛り過ぎ。 >>871
青鉛筆の感想を含めて全く同意見
折原一的なものを期待したら肩透かし食らった ボストン・テラン「その犬の歩むところ」
反則やろ、こんなんw 年取るってことはヤワになるってのとはちゃうんやで、とも思いつつ 9月22日 『湖の男』アーナルデュル・インドリダソン 定価:2,268円
湖の底で発見された白骨には、ソ連製の壊れた盗聴器が結びつけられていた。婚約者を残し失踪した男。
時代に翻弄された哀しい人々の真実とは。北欧ミステリの巨人渾身の大作。
『声』の文庫まだかな 「晩夏の墜落」もかなりイマイチ
故人のエピソードを振り返りながら真相が明かされていくのかと思いきや
特にサプライズもないまま終了
いかにもどんでん返しがありそうな話だけに肩すかしだった
「鏡の迷宮」と似たような残念さだな ちなみに俺は『晩夏の墜落』はめちゃくちゃ面白いと思ったので、やっぱり人それぞれ。 去年の「彼女のいない飛行機」みたいな話を想像してたなー
あれは結構良い作品だった
これは謎解きよりメロドラマの要素が強いかな 『晩夏の墜落』読了。
>>875にある通り。
それを面白いと思うか、肩透かしと思うかは読み手次第。
個人的には、個人のエピで読み飛ばしてもOKなとこはたくさんあるな、と思いました。
もちろん生き残った人たちのエピを読み飛ばしてはダメですけど。 最近のポケミスはミステリとしての仕掛けもサプライズもない普通小説みたいな作品ばっかり
編集がミステリあまり好きじゃないんだろうな 海外翻訳に関しては創元とか文春の方が編集に目利きがいる印象かなぁ
MWA受賞作なんかはとりあえずおさえてるようだけど 「晩夏」読了。映画化されるようだけど、
ミニドラマシリーズに向いているような気がする。
これがエドガー章? という気分は否めないなあ。 >>884
映像化するにはいいだろうね。
どのキャラクターも個々のエピが描かれているから、俳優さんもお仕事しやすそう。 お久しぶりジャック・カーリイ
文春文庫『キリング・ゲーム』ジャック・カーリイ
2017年10月06日
http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167909529 「暗闇でなにかを求めて手探りするか、それともあかりのなかで楽に見つけられると楽観するか。選ばせると、人は百人中、九十九人まではあかりを選ぶ。じゃあ、百番目の男というのはどんなやつだね? つねに暗闇で手探りするのは?」
の百番目の男カーソン・ライダー刑事シリーズか 二年に一作の翻訳ペースがうらめしい
面白いしサプライズもあるのに(それも驚天動地のが!)
カーソンも喧嘩っ早いのが玉に瑕だけど思わず吹き出しそうになるギャグもよく口にする憎めない奴だし >>874
や、やっと出るのか
嬉しい〜情報ありがとう
あの、アイルランドのおっちゃん刑事の背負ってるものが深くて切ない
しかもあのおっちゃんの娘の非行がいつ止まるのか心配でね
このシリーズは「湿地」「緑衣の女」と一作から外れなし
三作目の「声」も良かったよねえ
残忍だが絶対その裏に悲しい過去があるんだよなあ わー恥ずかしい
そうです アイルランドじゃなくてアイスランドでしたスイマセン(汗)
ジョンレノンのイマジンタワーがあるところ
凍りつくように寒く、歴史をたどれば住民全員が祖先で
結びついてるような小さな・・でも供給は全て水力、地熱でまかなえている平和でもある国
(全部この小説から知りました) 荒野しかなくて、燃料は泥炭だけ
たまに掘ってるとその中に保存された死体が出てくるのがアイルランドでしょ
そんな小説を前に読んだよ >>892
アイルランドってそんなところなのか
U2やエンヤとかそういう環境から出てきたんだな
海外小説読むと知らないうちに勉強になるね
世界地図だけでは分からなかったよ ポケミスは最近つまらんね
普通小説みたいのばっかりで ホント、ボケミス最近の近刊見ても
「これ」っていうのないね
どうしちゃったんだろう
この頃
創元や集英社や講談社ばかり先にチェックしてるよ そういや一時期ブームだった北欧ミステリもそれほど新規に
訳されなくなってきたな アイルランドといえば英EU離脱関連国境問題で最近ちょくちょく記事になってる ジャックカーリーって何か怖そうで読む気がおきない
表紙からしてちょっとっていうのもあるし >>898
個人的にはなんかブラックなコントみたいな印象 最近のハヤカワはポケミス以外も、軽サスペンスっぽい作品が多い印象だ 「予言ラジオ」読了。
前作は〈サム・ドライデン・シリーズ〉と書かれていたが、
今回は何も記述なし。まあ3年ぶりだし。
80〜90年代ノベルズものの雰囲気がぷんぷんする感じ。 ボストン・テラン『その犬の歩むところ』
読むのキツかった。
犬がメインなので、犬好きに薦める人いるだろうけど、どうかね。
イヤな書き方をすれば、頭のおかしい人が人間だけでなく犬にも酷いことをする描写必須なので、
ラストである程度救われるとはいえ、なかなかおススメする気にはならない。
冷静に文学的評価とか判断を下せる人向け。
私のように、犬や猫が出てきた途端、作品のテーマやストーリーはさておき、
この犬・猫が不幸になることはないだろうか、と思うような似非動物好きには向かない。
大した厚さじゃないけど、読了するのとっても大変だった。 >>901
前作は読んでないんだけど、問題なく楽しめたしね
まあSFスリラーとなってるけど、
そこそこ良質なスリラーで、SFはあくまでガジェットと割り切れないとダメかも >>902
犬や猫が酷い目に合わないだろうかって思うことが似非動物好きだとは思わないけど
詳しい感想助かりました
自分は犬好きで犬の話というのに惹かれてカートに入れてたけど見送ります 「フロスト始末」読了。ああ、もう新作は読めないのか。
嫌みな主任警部が、ああいうことになるとは驚いた。
最後なのにフロストに好意的な女性キャラが2名も登場するなんて。 ディーヴァースレにあった
541名無しのオプ2017/09/02(土) 01:20:30.25ID:CjxJedkz
スティール・キス
2017/10/30発売
http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163907444 ボックス21
早川書房
アンデシュ・ルースルンド/ベリエ・ヘルストレム ヘレンハルメ美穂
2017年11月
http://www.honyaclub.com/shop/g/g18848857/
復刊続くようでよかった プロレスラーの高山。
リンカーン・ライムみたいな状態だよね。
高山は指すら動かせないんだけど。 「東の果て、夜へ」って、そんなにすごいのか?
だったらポケミスと文庫の同時刊行でいいんじゃね。 >>911
ゴーストマン続編買ったけど作者死んだんだな
バンコク編読みたかった >>913
それ気になってるから感想よろしくお願いします。 「東の果て、夜へ」、読み終わった。
なんというかアンチクライマックスな話だった。いくつも賞獲ったてので期待して読むと怒る人もいそうw
全体に物悲しいトーンで淡々と進む
登場人物はギャングの下っ端なんだけど危険はそれなりでも派手な暮らしでもなし「繁栄からこぼれ落ちたもう一つのアメリカ」的世界で
なんとか凌いでるわって状況。ロードノベルならもうちょっと車中のキャラ間の会話が面白かったら良かったんだけど、そこもイマイチ
まぁ、悪くないけどそんなにか?って感じ あ、先に解説を読んじゃ行けないよw このままだと、今年読んで一番面白かったのが「ノース・ガンソン・ストリートの虐殺」になってしまう >>917
感想乙
最近のポケミスによくあるミステリ要素が少ない感じから
ポケミスじゃないけどね 樹脂 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
これ面白そうだね 読んだ人いますか
今月発売 家族の物語だって
デンマークという事は北欧
最近は「ガラスの賞」受賞というだけで読みたくなってしまう ジム・ケリー「凍った夏」読了、そこそこの謎解きものでまあまあ満足、
ただ、この訳者さんは、時々ヘンな言い回しをするなあと。
それよりアマの書評で「150ページほどでやめた、人生には時間が限りがある」
とかヒステリックに批判しているヤツに笑った。そこから面白くなるのに >921
そいつ限りある人生の時間を、無意味な書評に費やすんだねえ。 周りに海外ミステリや翻訳本のファンの人がいないから寂しい
日本の小説は現実的過ぎるっていうか
すぐ刑事物でも推理物でもお涙頂戴に流れるから読んでてうーんって感じ
戦争映画といってもいつも泣かせよう泣かせようと痣とさが伺える
例えばクリント・イーストウッドの「硫黄島からの」「父親たちの星条旗」みたいな
遠くからただ見てる様な距離感・・でもすっごい乾いた中に響くものがあって心動かされる
そういうのが海外のミステリーやエンタメ本にはあるから好き アメ人は現代社会で銃、振り回してるからな
国産小説でも日本人が長い刃物振り回してた時代の小説は好きだよw 時折、ニューヨークタイムズの
週間ベストセラートップ10チェックしてるんだけど
今週1位はネルソン・デミルだったわ
デミルってまだ書いてたんだね
いや、最近、翻訳されてないだけだったんだな なんと自分は無知なのか恥
デミルっていうとベトナム戦争って感じがして
最近はさすがにちょっと古いのかなと思ってたけど
アメリカではまだまだ人気保ってるのね デミル、新作読みたい。
スチュアート・ウッズやリチャード・ノース・パタースンとか、全然翻訳されなくなって寂しい。 >926
日本に入ってくるミステリ小説が以前より減っているのは間違いないので、
邦訳されているもので、海外ミステリの全てが分かるわけではないよね。 マーティン・クルーズ・スミスもな。Tokyo Stationとか翻訳出るかと思ったんだけど。 ウエストレイクは故人だから新作は仕方ないとしても
ドートマンダー、スタークものはまだまだ未訳があるらしいじゃないか
なんとかしてくれんだろうか ランズデールは
「モンスター・ドライヴイン」の続きをずっと待ってる HAUNTED
by James Patterson and James O. Born
ジェームス・パターソンって全米でもどこでも
作家長者番つけで二位キングまで抜いて断トツ一位の作家らしいけど
日本ではあまり知名度高くなありませんか?
翻訳もあまりされてないみたいだし リチャード・ノースじゃない方と覚えているw
一時期バーっと訳されたけどあんまり評価はされず……という感じだったね
これだけ訳されるんだから面白いんだろうと思いながら結局手が伸びず >>932
>>931の三人はシリーズものの翻訳が途中で止まってる作家として挙げた。
ウエストレイクのドートマンダー、パーカーもそうだし、ランズデールのハップ&レナード、>>934、マキャモンの魔女は夜ささやくの続き
どれも評価されてたのに翻訳停止中という。
版権料に見合うほど売れないって事なんだろうけど他社に拾われて復活したケラーマン(嫁)のシリーズみたいにならんかな。 デンマーク人発明家のハードディスクから複数の女性の斬首映像
http://www.afpbb.com/articles/-/3145468
まーた、気色悪い北欧ミステリの新作・・・じゃねえのかよ! ラブゼイなんか一時期はデクスターと並んで
現代海外ミステリの2トップみたいな扱いだったのに
いつの間にか翻訳されなくなったな そのコリンデクスターも、最初の2冊以外は新刊書店で見かけなくなったよな。
おれ大好きだったんだけど。
海外ミステリなんて誰も読んでないんだろうな。 何も読むものなくなったら過去に購入した本を読み返して過ごすつもりだから
断捨離とか絶対無理だなあ
海外ミステリーの冊数がえらいことになってるけど電子になってないのばっかだし 「13・67」
これ面白かったよ。
http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163907154
もうすこし社会派寄りかと思ったら、各章かなりトリッキーな本格派だった。
俺的にはもうすこしトリック抑えめで人間ドラマみたいなほうがよかったけど。
映像化するとよさそうな気がした。 文春は毎年お馴染みのディーヴァー、カーリイ、創元もちょっと前倒しでケイトモートン、インドリダソンとランキング狙いの常連組が出る時期になってきたな
ハヤカワだけはあんまり常連作家が出てないが……グリーニーぐらいか 「怒り」読了。ポーランド原著じゃなくて、英語版からの翻訳。
これがシリーズ3作目で、1作目と2作目はこれから翻訳されるらしい。 >1作目と2作目はこれから翻訳されるらしい
いつものことね。 でもやっぱり今年の1位はフロスト警部になりそうじゃありませんか
Amazonレビューでもみんなの愛が凄い いつもは安定した面白さとか書いて二、三位に回す人も今回はシリーズラストのご祝儀的で一位にしそう。
今年は他に飛び抜けた作品もないし有力候補だろう。 >>940
>海外ミステリなんて誰も読んでないんだろうな。
ほぼ、、そうなんだろうね泣笑
数年前、市の図書室でちょい親しくなった図書館員さんに
「自分みたいに海外小説とか洋物ミステリーとか好きで借りてく人っていますかね?」と聞いたら
「います、います!数人やっぱり海外モノが好きだって方が」
・・その「数人」とお友達になりたいと思ったw
まず無理だろうけどゞ レス数が950を超えています。1000を超えると書き込みができなくなります。