探偵の助手役が、ほとんど役に立ってない件
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いわゆる「ワトソン役」な立場の人 主人公のドジな相棒、名探偵の助手、名刑事とコンビを組む新米刑事、 要するに、無駄に主人公の足を引っ張るコンビ役の人 事件を分かりにくくしたり、ミスリードしたり、失敗したり、事態を悪化させたり、 ぶっちゃけ必要ないでしょ、あいつら でも、いないと何か物足りないんだよな・・・・ そんな、役には立ってないけど愛すべき助手役系のキャラの事や、 彼らの役に立ってる・立ってない部分のことを語るスレ シリーズ物だけでなく単発物も含め、全てのミステリー小説で 本家のワトソンがそこそこ優秀ってのは基本的には同意 でもノックスは「ワトソン役や読者より頭の悪い人間が好ましい」 って十戒で書いてるんだよな これは、 1.当時は(原作の)ワトソンは間抜けだと世間では思われていた 2.ドイルはある程度優秀にしたが、それは真似をせずに間抜けにした方がいい 3.つまらない推理小説に出てくる馬鹿ワトソンだらけに対しての、ノックスの 悪意に満ちた皮肉 このうちのどれかかね? 十戒自体がノックスの皮肉だって説があるから、3がありえそうなんだが ※訂正 「ワトソン役や読者より頭の悪い人間が好ましい」 ↓ 「ワトソン役は読者より頭の悪い人間が好ましい」 そういうことを語るんなら十戒の原文が The stupid friend of the detective, the Watson, must not conceal any thoughts which pass through his mind; his intelligence must be slightly, but only very slightly, below that of the average reader; であることを踏まえて ここで読めるノックスの論文 The Diogenes Club: Studies in the Literature of Sherlock Holmes by Msgr. Ronald A. Knox http://www.diogenes-club.com/studies.htm を読めばいいんじゃないかな 特にIf the sophists have been borrowed from the Platonic dialogue,以下のあたり 石岡って書こうと思ったら既に散々書かれてた まぁメタ的に言ったら助手役の本当の仕事は探偵を助けることじゃなく読者の理解を助けることだからこれでいいんじゃないかなと思う >>17 探偵助手の益田は有能なのに探偵の榎木津の役には全く役に立たない件を思い出した >>32 榎木津が主役の「百器徒然袋」とか見てると、益田の有能さが際立つよな。 上司が榎木津じゃなきゃ相当評価されても良い人材。 小説じゃないが「相棒」の亀山君はいなければならないワトスン役だと思う 推理への閃きを与える役や視聴者の代弁者をしながらも 最後に情熱的で正義感の強い人間性で犯人を救うことがある 推理マシーンや完璧超人と化した探偵の代わりに人間として事件にかかわるワトスンは大切 探偵とは違うけど、 美味しんぼの栗田ゆうことか シティーハンターの槇村香とかが 該当するな フランボウは結構優秀じゃね? 元怪盗だけあって頭も良いし格闘も出来る。 ブラウン神父とはかなり良いコンビだと思う。 ほとんど役に立ってないどころか、事件をよりややこしくする関口巽という助手役がいる。 どっちもバカ同士で勝手に正しい方向へ向かう小説もあるな ただの取りとめのない報告で何が起こったかわからない、 何で事件解決したかの情報に抜けのあるおばさんとか、 事件にかこつけて自己主張や自分のイデオロギー宣伝したい奴とか。 普通にただ素人が事件の記述者になったらとんでもないことになるぞ。 ネタをばらして誰でもわかるようにぶち壊しにもせず、 そんなのわかるわけないだろと、読者を怒らせもせず、 過不足なく事件を論理的に説明できるだけの、情報を提供し。 読者がこうなんじゃないかと想定する推理は説明して潰し。 間違った推理で名探偵のキャラを高く持ち上げ、 時に事件解決に導くヒントになることをおもいがけないところから与え。 ミスリードでサスペンスを盛り上げ見せ場を作り上げ、 時に叙述トリックを仕掛けるとか超絶技巧をやり。 探偵なんかよりはるかに上で事件を理解する。 神以上の存在がワトソン役、相棒役だぞ。 少なくとも探偵より事件を論理的に理解出来てないと務まらない。 ただ一方的に事件を解くのではなく、この時はここまでしかわからない、 この時に手がかりは出たがそれを打ち消す情報が出た。 そしてそれはあの時点でおもいがけないことからさりげなく解消してて。 それだからこの時点で名探偵はやっと真実に気づけて。 一方、犯人はだからこんなことしていたり、犯人じゃないのにこいつは、 こういう問題抱えてたからこんなことしでかすとか全て把握し整理し。 よく考えたら異常で説明つかない推理小説に現れた人ならざる身。 天使か超自然的存在。 助手の方が探偵より何倍も頭がよく優秀なのは当たり前だが、 記述者ともなれば神の代理人と言っていい。探偵など鼻くそ。 ワトソン、ヘイスティングス、石岡、有栖。 ホームズ、ポアロ、御手洗、火村なんぞよりはるかに天才で、 人智を超えた化け物。 ネタを割ってるのは麻耶の香月くらいだか。 西村京太郎の名探偵シリーズで 小林くんが記述者を務めた話があったけれど 神童も大人になったらただの人みたいな感じで すっかり中年のただのおっさんになってしまっていて哀しくなったな。 明智が爺さんなのに言動が若々しいから余計に。 おいおい、ワトスンがいなければホームズの活躍が記録されないんだぞ しかもホームズの引き立て役という重責を十分に果たしてる ワトソンの役回りは「愚かな人」ではないぞ。 「普通の人」。語り手になることが多いから、 読者と同じくらいの知能程度が望ましい。 ヴェルダを失ったマイク・ハマーはふぬけになっちゃったよ(´・ω・`) 昔の医者っていうのは今ほどちゃんとした職業ではなく 半分イカサマ師みたいなもんだった そういえば「カーテン」、ヘイスティングスが真犯人説があったな 法月の引き立て役倶楽部で ヴァンダインのディスられっぷりにワロタ。 メリフィールドとジャーヴィス長老が有能過ぎる。 ワトソンがいなかったら、ホームズはコカイン中毒か、なんかの精神病にでもなっていたかと思う。 松下研三って 作品によって別人かと思えるほど 常識人になったり アホになったりするよね。 松下君はアホというか正直すぎるんだと思う 簡単に人を信じてトラブルに巻き込まれて、っていうのは 探偵の助手としては正しい在り方じゃないかな 松下君地の文で繰返し凡人だと書かれてて 自分でもしきりにそう言ってるけど 超高学歴だし作家としてずっとやっていけてるんだから あなた十分頭良いだろ!と言いたい 「探偵はBARにいる」の映画二作とも見たけどさ。 高田はガチで優秀過ぎだろ。 松下研三もそーだけれど 塔馬双太郎の相方の杉原くんも作品によって 知性と教養がえらい変わる… イギリスBBC製作の「SHERLOCK」 ホームズに対してワトソンが怒る怒る リアルだ 確かに一部を除いて役に立たないね 探偵も使えないのは多いけれど アイツらがいなかったら僕らは探偵の行動を半分も理解できない アイツらがいるから僕らは安心して探偵小説を読めるんじゃなかろうか? 小学生の時にいた、言い頃合いで説明する馬鹿。あれが多分探偵の助手なんだよ 【探偵の助手が探偵をdisるスレ】にしておけばあるいは・・・ 森のM&Sシリーズのワトソン役 (多分、女子がワトソン役だよな) にはただただムカムカする。 まあ助教授にもイラつくが。 そういうわけで三冊くらい読んで もう限界だった。 探偵は賢い反面、頭でっかちになって馬鹿馬鹿しいパターンを考えられなくなることもあるから 助手がトンチンカンな事言って頭をクールダウンさせる存在かと思ってた 馬鹿と天才は紙一重。 火村シリーズの有栖はマジでいる意味あんの?ってレベルの助手役だな。 事件を記述するわけでもなくアドバイスするわけでもなく捜査を手伝うわけでもない奴を、火村は何のためにわざわざ大阪から呼び出すのか。 ネロ・ウルフ物はアーチャーを始め助手は優秀な人ばかり 探偵を引き立たたせるためや 解決を急かせるために存在する美袋三条 石岡は口ばかりの無能だったが、御手洗不在の龍臥亭事件 とかにて立派に頑張ったので無罪放免 火村シリーズの有栖川は偉そうなだけの邪魔な賑やかしであり、 本当にスレタイ通りの役たたず 二階堂蘭子シリーズの黎人は、第一作「吸血の家」の登場人物 紹介で「記述者」の立ち位置、以降、無知無能かつ大げさな所作 ゆえ、存在自体を全否定したい >>70 ・火村は有栖川のミステリー作家の視点からの推理を否定することで可能性を絞って真相へと近づけることがあるから助手として重宝していると語っている ・『鍵の掛かった男』では有栖川がメインで調査をしている ・短編では主役を務めたこともある 物語の中とはいえ、もし自分が事件に巻き込まれたら、 目障りな学者と推理小説作家が許可も得ずにしたり顔 で捜査に加わっていることを警察に猛抗議して、弁護士 を立ててでも排除するわ 実際、法律的に奴らが捜査する権限なんて認められる のかしら >>72 その辺はお約束としかいいようがない 新本格は探偵ファンタジーだから 黒死館の支倉検事は名探偵法水の繰り出す膨大な衒学を 真っ正面から受けて立ったのはお見事としかいいようがない もっともそれが事件解決に殆ど役立っていなかったけれど >>74 俺も黒死館読みながら支倉検事頭良すぎだろと思ったわ 法水は自分の知っている知識を繰り出しだけだが、 支倉検事は相手の口からどのような話題が出てもしっかりついていっているもの もしかしたら、法水以上に博識なのかも アニメのヘイスティングスはもう単なる警護役になってた。メイベルのほうが100倍凄い そもそも、ワトソン役というのはそばにいて名探偵の偉業を記録に残すのが役割 あるいは名探偵の引き立て役 そういう意味では十分役に立っているのではないだろうか? 横溝正史作品には珍しいことに「助手の助手」がいる。 由利麟太郎が探偵ポジの場合、三津木俊助という新聞記者が助手。 三津木俊助が探偵ポジの場合、御子柴進という少年記者が助手。 ジュブナイル物では3人全員登場もある。 由利麟太郎が引退(というかいつの間にか出てこなくなった)あと、 10年ぐらい三津木と御子柴でジュブナイル物を続け、 遂に御子柴メインの話主流になって彼が探偵役に成った頃、 横溝先生が休眠期に入って終了。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
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