京極夏彦 Part.88 [無断転載禁止] [無断転載禁止]©2ch.net
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妖怪作家・京極夏彦を語るスレ
次スレは>>970。無理な場合は即申告のこと
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釣られて反応しないようにしましょう。 河童、読んで面白かったけど、これってあくまで今昔続百鬼でサイドストーリーだよね?って事は京極はでてこないのかな? >>366
オラオラってこともないよ。
あの時代だからこそ「あの二人はどうも好きあっとるようだから
早めに世帯持たせないと女の恥になる」って
周りから固められていくこともありだから。 関口はそのパターンだろ。
って大事な一文が抜けてしまった。。。 関口はいわゆる「無敵の人」だからなあ
自己肥大しすぎてて他人の気持ちを理解できないか誤解してるか・・・そういうレベルだから
ある意味オラオラに分類されるのかもしれない 関口はストックホルム症候群じゃないかと思ってた。
犯人と同一の環境に居ると感情を共有しちゃうみたいな 雪絵さんとの馴れ初めいまいち良く分からないからなぁ 同病相憐れむみたいな感じだったんだろうか 雪絵さん病んでるかな?ほっとけない男性好きな人はいるとは思うが…でも塗仏読んだ時それだけじゃない感じしたから、どんな出会いしたのか気になる。 姑獲鳥みたいな事件に巻き込まれてるのに、
妻や母親のことを強く意識しないってのは異常だよな
雪絵とは夫婦じゃなく兄妹って言った方がしっくり来る関係
まあメタなこと言えばそれが京極の作風なんだろうけど
キャラが機能でしかないから、作品と関係ないことは書かない(存在しない)
あんだけ世界観作り込んでるのにキャラの生年すら不明瞭だし
ただ作風としても関口の妻に対する無頓着さは不自然すぎる
それは関口の異常さと言うより、作家自身の病的な部分って気がする 邪魅の最後では夫婦デートしたり関口くんはちゃんとしてるんじゃない? 夜の生活ができないわけじゃないだろう
結婚してるんだから 終戦直後だよね 産めよ増やせよの時代じゃない
両親のどっちかが妊娠しにくい体質でもなければみんな積極的に子供作ってたんじゃないのかな ファン理想としたら中禅寺、榎木津、関口、木場の子孫が絡む話が読みたい 京極夏彦みたいな作品が読みたくて、
薔薇十字叢書読んだがひどかったんだよなぁ >>386
薔薇十字叢書の『ヴァルプルギスの火祭』がそんな話だった
……でもまあ本人が書いたのじゃなきゃダメだよね 個人的な意見だけど木場と榎木津が嫌いなんだよな
なんか普通じゃないじゃん 関山君みたいな常識人こそ主人公にふさわしい これは推測に過ぎないのだけども
これまでに接されてきた娯楽作品の中で、好きになったキャラクターが幾人かおられると思うのだけれど、その全員を満腔の自信で以って「普通だ」と言い切るのは多分出来ないと思うのですよ
違うのかもしれませんよ、「自分が好きになったキャラはみんな普通の奴だった」と言ってしまえるかもしれない
でも自分はそうは思えないんですね
でも、嘘を言ってるなどとは尚更思えない、木場榎木津が嫌いなのは誰にも動かしがたい事実なんでしょう
であるならば、嫌いという感情に理屈づけが出来るとお考えになり、それを試みるならば、適切な言葉が他にあるんじゃあないかと、こう思うんですよね
そっちをお探しになられて、もし見つける事が出来たなら、自分の腹にもストンと落ちるし、説得力を持って説明出来るから他人にも「あーなるほど」と言ってもらえる
気持ちのよいやり取りが出来ると私は思うのですよ 千鶴子さんはまぁどんな人かって言う説明や
台詞が割りと有るけど 雪絵さんほんと少ないな 印象には残るけど 千鶴子さんと仲良くなった経緯も特に説明されてないよね多分 僕の個人的な考えですが、やはり普通かやや良い。が一番いいですよね
こないだ映画「キセキ あの日のそびと」という謎な映画を見たんですが
基本歯科大学に通ってるので、普通に頑張れば歯科医になれる
なのになぜか音楽家になりたいみたいなことで迷ってる
バカか?と
歯医者さんなら一生食いっぱぐれないじゃん 音楽家なんて売れなくなったら終わりじゃん
潰しきかねぇよ 歯医者さんになれよ
と約一時間半ずーっとつぶやいてましたね
ですから京極夏彦の作品に出てくる異常な人が苦手です キャラが苦手なだけで、作品は好きなんじゃない
木場はまだ常識人の部類だと思うけどね 苦手なタイプのキャラクターはいるものの、作品としては読める感じですかね
死ねばいいのに。は全編通して理解不能だったので作品としても楽しめなかったです 姑獲鳥の夏の感想らしいが、最悪だわ
わかりあえない、奴らだなぁと
特にこの女 最悪
https://youtu.be/cs-skHDQ7sw >>394
その映画の主人公は歯科医になるチャンスをふいにしてまで音楽家になりたいという欲望を持っていたわけですね
そして、あなたはこの考え方に苛立ちを覚えておられると
これもまた推測でしかないのですが、あなたはお金(≒職≒安定)を最優先事項とすることを普通と呼び、そうでない判断を下すキャラクターを"普通でないから嫌い"とお考えなのではないでしょうか
木場は思い入れのある女優のために警察手帳をもかけて組織に逆らいました
榎木津は元華族の出でありながら、その威光を利用せず、自社ビルに探偵事務所なんかを構えのほほんとしています
後者は見かけより現実的という評もありますが、それでも安定志向なキャラだとは言えないと思います
また、以下は少し穿ち過ぎかも知れませんけれども
木場と榎木津はいわゆるメインキャラクターです
作中でどんなに不合理な(ここで言う"普通でない")選択をしようとも、作品世界から退場することはありません
一時的に憂き目を見ることはあっても、木場が日雇い人足に身を窶したり、榎木津が破産の末首をくくったりといったことはあり得ないわけです(後が汚いですし)
そして、破滅があり得ない為に彼らは幾らでもリスクを冒せるのだと考える、いや感じてしまうことも起こり得るのです
フィクションの特権といいますか、そういうのが透けて見えてしまう為に、安定を以って普通とする価値観から見ると、この2人があまり好きになれないのではないかなと、私は思いました >>400
いや榎木津はなんか知んないけどお父さんが財産とか地位を譲ってくれなかったんじゃなかったっけ? 相続された財産の殆どをつぎ込んで建てたのが榎木津ビルヂングだったような記憶がありますね たまに変なの湧くよなぁこのスレ
釣りなのかもしらんけど ハマったのが最近なので今更な疑問なんだろなとは思いつつ質問。
姑獲鳥で関口は京子を強姦って言われてるけど、誘われてる感じなのに何故?
普通の状態じゃないから準強姦だとは思うけど。
あの時の関口は、人格障害の事を知らないのになんで陵辱したと?
それとも描写ないだけで嫌がってた? 誘われたからってやった奴に罪がないわけねーだろ
今で言えば大学生が中学生とセックスするようなもんだぞ
しかも相手は明らかに様子がおかしい半病人だよ
そんなの強姦って言われても仕方がない
普通の人間なら、どんな好き者でも拒むかビビって逃げ出すでしょ
あそこでガキ相手にやれるのが関口のヤバすぎる部分 財閥の息子なのに生前贈与されてあのビルしか買えなかったってのがね
「成人した息子を養う義理はありません」ってお父さんだからな、
生前贈与なんだから死んだ時に相続ないわけでしょ、あの性格で仕事もまともにしなくて
将来は暗いね >>405
嫌がってないはず
涼子(京子)からすると和姦、関口からすると強姦ってこと
強姦、凌辱云々ってのは誰かに指摘されたわけじゃなくて
すべて関口の脳内自己評価だから、気持ちがすれ違ってるだけ まあ、関口視点だからな
本当は誘われなかった可能性もあるし
京子が助けに来てくれたと思ったのに〜とか言ったのは本当だと思うけど 恋文渡したのは確定だけど実際にやったって確定してたっけ?
凌辱云々は関口の思い込みで、実際にはあの時の関口の精神状態的にもやろうとしてでも怖くなってやらずに逃げ帰った可能性もあるのでは 久遠寺涼子の枕元に置かれてたホルマリン漬けの子供って父親関君じゃないの それは特定できない、でも私もそう思う
涼子の初産が通常の妊娠期間で行われたのなら藤牧の子
そうでなかったのなら関口の子
異常な出産の伏線が序盤にあるから後者かなぁと 本人は否定するだろうけど関口も普通にちゃんとしてたら割りとイケメンな顔立ちなんだろうな 猿顔だけど アイアイ…目がデカイ三白眼??
漫画版だとシリアスな時はイケメンに見える時も。 漫画の関口はニホンザルっぽい
原作もそんなイメージあるような 漫画の関口はいかにも「女が考える冴えない男」って感じで好きじゃない
漫画版皇国の守護者の主人公も似たような描き方だった
イケメンではないにしても、軍隊経験あるしもう少しオス臭い感じだろう
実際ヒゲ濃いらしいし、と言うことは他の体毛もモジャモジャのはず
猿ってのも結構野性味があるってことじゃないのか 漫画だからさすがにモジャモジャは見苦しい…。それより体格は貧相とか本人言ってたような、鉄鼠の裸がガッシリし過ぎてる気が。 どの媒体の関口もまあまあ納得できるデザインだわ
アイアイをググってみたらこれも中々説得力あるね 関口本人の申告は無視するものとして
なんとなく本島が一般的な感性ありそうな信頼がある
たしか「風采の上がらない」云々だったかな
だから顔面はさておき全体的にダサイ・粗末・野暮ったいんだと思う
他媒体はマンガしかみてないけどもっと小汚なくてもいいのよといつも思う 関口ってしっかりしてたらそれなりに見栄えも良くなりそう。みたいな描写なかったっけ >>428
それ奥さんと勘違いしてるんじゃないか?
川赤子に「雪絵は十人並み以上なのだが…」みたいな記述があったはず
シリーズ通して関口がまともに褒められてた記憶はないな ――ぬらりひょんのふんどしで「友人の一人が財閥の長に」と古本屋の老人が述べているが
それが――
――榎木津――とは限らぬ――そもそも――中禅寺と榎木津――は――友人ではない――
――他の友人が警察で――偉くなった――というのも――もし木場であれば――
――――年齢がおかしい―――従軍もした年齢であれば――とっくの昔に――
――定年――― そういえば普通に総一郎の方かもしれんよね
ぬらりひょんまで何十年もあるんだから友人になってても全くおかしくない(鵺に登場するだろう)
あと、偉くなった警官は絶対木場ではないよねw 中禅寺と榎木津は友人だよ
「アレは一応友人だから―」みたいに言ってたろ
関口はあくまで知人だと断って
偉くなった警察官は青木かもね 榎津が親の財閥を継ぐとなると兄は?
という疑問がある。兄が死んだ、他の財閥のお嬢さんと結婚して継いだ
などは考えられる
中禅寺の知り合いで警察で偉くなりそうな若手に心当たりがない
仮に居たとしても昭和二十年代に奉職してて定年でない人いないぞ 昭和三十年以降も木場や青木と交流続けてれば
そいつらの後輩と知り合ってもおかしくない その場合「友人」じゃなくて「知人」レベルじゃないか なんで京極夏彦は【風の噂】という間違った慣用句を多用するのだろう? いちいちうるせえな
言語は流動的なんだから、お前の言葉も昔の人間には全部おかしいわ
そんなに正しい言葉が使いたいなら動物みたいに鳴き声だけで喋ってろ
大体、登場人物全員戦後間もない日本人にしては現代的すぎるだろ
思想や知識も明らかに当時のものだけではない
時代劇にイチャモンつけるみたいにツッコミ所挙げていったら切りがねえよ >>439
お気に障ったのなら申し訳ない
しかし、正しい言葉が使いたい、とかそういうことではなくて
間違っていると自覚しているはずなのに多用する理由が解らないから気になる。ということなのです
もうひとつ多用している誤用表現の【憮然】の方は辞書での意味も変わりつつあるし、
元々あからさまな誤用というわけでもなかったのでそれほど気にならない
他にも【若気る】など一度だけの間違いは、どんな作家にもあることなのでこれも別にいい
しかし【風の噂】なんて言葉は金輪際ないから、校閲者が発見次第間違いを指摘するに違いない
にも拘らずずっと使い続ける(百鬼夜行シリーズに限らず最新作のヒトごろしでも発見)のは、
校閲の修正を作家側で反故にしたからだと思われる。……というわけでその理由が気になる
渡辺淳一もタイトルに使ってるし、語感が気に入ってるとかそういう理由かもしれないけど
言葉遣いに神経質なスタンスの作家がこの態度は妙でしょ でも風の噂ってよく聞く言葉…なのに。よくつかいませんか?方言かな。 よく使われてはいますよ
【風の便り】の誤った表現として有名です 京極ってそんなに言葉にこだわるタイプの作家か?
いや偏執的にこだわってるのは確かだけどそういう”正しい”言葉遣いにこだわってるとは思わない 変に理屈っぽい奴が多いな
京極堂の影響モロに受けてて微笑ましいけど
読書だから感性も大事だぞ 隠し立てはできない
自分の顔に"カッ"という感じがしたことを
しかしどうして、京極の影響を受けているという(的を得た)指摘が自分を赤面させたんだろう?
作家に影響を受けるのは恥ずかしいことなのか?
それともそれを指摘されたことが?
秘密を暴かれた!という感じなのかな?
無意識に隠し立てしたことが原因なら、意識してオープンにすれば解決になるか?
うん、取り敢えずはこれでいこうか… >>441
京極堂が付きモノオトシの時正しい言葉を使うんじゃなくて
相手によって言葉を変えるって言ってたしそれかもね >>446
なるほど、そうなのかもしれません
ID:p9nNvusiさんも仰ってますが、コロケーションとしては人口に膾炙してるのも事実です
通俗的な表現として使用されているのかもしれません。そもそも堅苦しいものじゃなくて小説ですし
同じ意味で正用の【風の便り】と【風の噂】を比べて、
語感も字面も文字数も後者の方が京極夏彦のお気に入りなんでしょうね。きっと
でも、京極小説の日本語表現って基本的には正しいんですよ
多分一番有名な誤用は陰摩羅鬼の【流れに掉さす】だと思うのですが
あれだってちゃんと読めば正用なんですよ。……読書に正解はない、という作者の意を酌めば
正しい意味としても読める。っていった方がいいかな 「―」を多用しすぎるのはどうなんだろう?とは思った。 姑獲鳥の夏久々に読んだら、遣り切れないほど切なくなった
あぁなんて美しく儚い小説なんだろう
お潤さんの酒場に行ってウヰスキーでも飲みたい気分だ
お潤さんに、馬鹿ねって言われたい
家には雪絵がいてくれ
たまに連絡とる友人に朱美
古本屋の友人に京極堂もいてほしい
そして久遠寺涼子とともに生きるさ
そして猫も にゃぁー🐱 >そんなに正しい言葉が使いたいなら動物みたいに鳴き声だけで喋ってろ
すげぇ啖呵だなw 講談社ノベルスで邪魅の雫60頁まで読んだけどすごく面白い 知人から、この人の小説は新書版や文庫版で、少し内容変わってるって聞いたのだが本当? 本文レイアウトに合わせて加筆訂正がなされていますが
ストーリーなどは変わっておりません 451
[流れに棹さしてみても無駄で、遡ることなど出来はしない。]
…やっぱり逆の意味で使ってない? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています