京極夏彦 Part.91
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映画版も漫画版もアニメ版も舞台版も
変な印象付けされるのが嫌で極力見ないようにしている 京極って世界的には評価どうなの?
自分的には村上春樹より上なんだけど。 日本人でもなかなか理解できないのに、外国の人が理解できるかどうか
留置場で同じ部屋の奴に読ませようとしたけど一ページ目で「なんだこれ」
と返された 台湾の書店でダン・ブラウンと並んで紹介されてたなぁ。評価は知らんけど >>192
そりゃ留置所にブチ込まれるような輩には難しいだろう
でも高卒程度の読解力があれば別に理解できない作品じゃない
ただ海外受けはやっぱ出来の良い映画やアニメ版がないときついね
西尾維新の方が認知度は上なんじゃないか
日本の漫画やアニメの影響で台湾の妖怪文化って盛り上がってるらしいけど
研究者の一人が京極が好きで妖怪に興味持ったとは言ってた
尤も好きなのは巷説の方で、百鬼夜行ではなかったみたいだけど 鬼、読了
憑き物落としではないんだよね。
兄だったら、偏見を煽るような表現を避けて、レッテルを貼らずに、その時代には珍しい現代的(21世紀的)な
価値観まで持ち出して関係者の心を救おうとするのに。
でも、−−的ーーなんて、1950年代当時の心理学で認知されていたのか。 >>194
甘いぞ。ムショには一流大学卒なんていくらでもいるぞ。東大は見たことないけど
早慶なんてゴロゴロいる。世の中は凶悪犯だけじゃなくて贈収賄なんていう犯罪もあるんだ。 >>196
だから、学歴だけじゃなくて、ムショにぶちこまれる程度の人間って事やろ。 >>198
ムショにぶちこまれる人間にもいろいろいるってことだろ。十把一絡げにすんのは軽率だな
大体192だってムショにぶちこまれてる訳だが他人に薦める程に京極が好きなんだし >>198
あほか。高級官僚でも首相に指示されたら「なくした」とか嘘の答弁しないといけないんだぞ。 京極、最近東北の方にやたらと肩入れするな。
山形で小説講座、岩手巷説、宮城のお店にサイン送付。
俺は東北って好かないから、謎だわ。 何故か刑務所の話とか語りたがる人いるね。万引き自慢みたいでみっともない。 佐藤優って聞かれてもいないのに必ず自分が逮捕された時
拘置所では。ロシアでは。って言い出すよな。他にネタがないとはいえ
もう飽きたよ。メディアも佐藤なんかが深い見識があるわけじゃなし
使わなければいいのに。 >>211
その通りだ
そんな感じのネタが多いよね 昨日自転車で男鹿半島一周して来たが戎島なんてなかったぜ
でもなまはげの伝承館で実演見たり由来に触れたりできたのは良かった
あれは豊穣や収穫を祈念する来訪神でありマレビトであり、コミュニティの結束を高める手段であり各戸の情報収集の手段でもあり、子供に対する上位自我の植え付けで道徳や戒めでもあり、山岳信仰でもある
子供を怖がらせるという印象しかなかったが非常に重要かつユニークな風習なのだと言うことがうっすらと理解できた >>219
その画像で検索したら
左右逆だというのが見つかるね。 あまめはぎ、あまはげ、なまはげはまあ分かる
なもみとりも分かるが、かせどりの「かせ」も「あまみ」とか「なま(なも)」と同じなんだろうか ブランク空きすぎだから試走的にスピンオフばっか書いてんのかな 三社合同フェアの企画で書いただけだからブランク云々は関係ない 代表理事就任で本業以外の仕事がまた増え
鵺完成がまた遠のいたの巻 >>219
デスノートの取り合いしてそうな古本屋主人と薔薇十字探偵だな 理事長ともあろうお人が予告した小説を十数年も書かずに放置しているのは問題だと思うのです。
だから今こそ鵺を書くのです。書かねばいけないのです。 代表理事ってなにやるの?
受賞作選んで、パーチー開くだけじゃないの? 文壇バーでタバコふかして他人のことあーだこーだ言ってるイメージ なんで皆そこまで鵺鵺言うのかがイマイチわからん
百鬼夜行シリーズの続きそんなに読みたいかね?
そのくせ邪魅はアレだアレだと言うし
ヒトでなしとかルー=ガルーとか弔堂の続きのほうが気になるわ みんなじゃなくて、言ってる人だけではないですか
>ヒトでなしとかルー=ガルーとか弔堂の続きのほうが気になるわ
それも読みたいけど鵺も読みたいですね。邪魅も好きだし
『右の方に進むべきである』も読みたいし『明けの破鏡』も読みたい
いつか書き下ろし加筆して出版されないかなぁ 自分は嗤う伊右衛門とか覘き小平次好きだから
あの手の作品の新作が読みたい >>233
そりゃあその中じゃヌエが一番早く予告出てたからな
邪魅から何年経ったんだろう
陽の中のヌエの話面白かったから早く読みたい
そういえば八犬伝とかもあったな 理事長就任を祝って……
ぬえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!! 鬱陶しいなぁ
ファンがこうなったのも全部講談社が悪い 百鬼夜行シリーズ以外が良いんだ、とかツウぶってるのも大概鬱陶しい >>239
通ぶってるとかw
「百鬼夜行以外が良い」のじゃなくて、「以外も良い」なんだがな
むしろ鵺鵺言ってるのが「最近の作品はダメ」だの言い続けててもう大概にしろって感じ 個人的に京極の文体好きだし、百鬼夜行シリーズも好き 関口先生が好きなんで
あいつにイライラしながら読むのが好きんで 通ぶってると言えば、虚言少年で「通だとか専門家だとか自称する奴はゲスだ」って書いてるな
「俺は何でも知ってる」とか「自分は目の付け所が違うんだ」的なマウント取ってくる輩とかオタクには多いけど
「楽しみ方は人それぞれ」じゃねーかと
まあこんなこと言うのも239にとっちゃマウント取られてるって感じちゃうのかもしれんが
それでも百鬼以外の京極作品を褒めただけで「通ぶってる」なんて言われたらやるせないわ本当 最近のやつがダメなのは事実じゃん
楽しみ方は好き嫌いなんだから人それぞれで良い
でも読者全体の中である程度共通する価値観があるのは事実でしょ
じゃなきゃ個々の作品の優劣を決められない
京極は面白くない本はないとは言うけど
好悪と優劣を一緒くたにしてるわけじゃない >>244の言う「共通する価値観」ってなんなのだろうか…
人それぞれでいいと言いつつ優劣を決めるべきだって無茶苦茶すぎない? 「一般大衆の意見」がこの場合共通する価値観かな……? 京極堂の長広舌が読みたい
又市の語りとはまた違った魅力なんだよな >>246
まず244が「読者全体」って言うけど読者の中にだって
「京極好き」ってファンの他にも、「京極嫌い」って感想持った人も当然いるだろうに
共通する価値観があるなんて言うだけでも乱暴すぎる
その上もっといい加減な「一般大衆」なんて言葉でくくるとかもう… 「この俺が言ってることが正しいんだ」「他の連中は間違ってる」って主張ほど愚かなものはないが
「世間一般が言ってるんだから正しいんだ」「少数派だから間違ってる」って論調もどうかと
本当に京極の小説読んでるの?って思ってしまう お前から漂う、「俺の意見こそ正しい」感も半端無いで >>250
「俺は百鬼夜行シリーズ以外も好き」って感想は正しい意見じゃなくてただの正直な一つの感想
「百鬼以外嫌い」ってのも正直な感想だと思うが
「読者皆がそう思ってるんだから正しいんだ」っていい加減な事吐く奴よりは100倍マシだと思う いちいち攻撃的だし、この人には何か憑いてるんじゃね ぬええええの人は正直に見かけるたびに残念な気持ちになるのは確か >>244
優劣を決めるには前提となるルールが必要ですよね。こういう読み方をすればこういう評価になるっていう基準が
でも小説の読み方は自由なのでそんな基準は根本的にはない。なのでそのルールを共有してない人には無効ですよね
例えば「途中で犯人が解っちゃう推理小説は駄作」っていうルールでは陰摩羅鬼は駄作
「妖怪蘊蓄の少ない百鬼夜行シリーズはダメ」っていうルールだと邪魅はダメ
とかいう結論なら、前提を共有している人には納得してもらえると思うんですが、そもそも前提の評価基準を共有してなきゃ無効でしょ
そこら辺の手続きをすっ飛ばしては優劣も決められないと思うし、結局優劣も限定的なもので普遍的な基準はあり得ないと、そう思うんですけどね 好きなこと語るのに序列はいらんでしょ
共有できない価値観は争いの元になる
必要なのは、スレの空気を話しやすい状況にする力ではないか(ドヤァ ひとでなしを読んでみた
時代物以外で初めて京極夏彦作品を読んだんだけど私見を述べるとこの人は現代物より時代物の方が良い
なんつーかな、京極作品を通してある超現実性みたいなものが現代モノだとしっくりこないのよね
霧の向こうにあるお話と言うかさ、薄暗い中で見る怪談芝居が良いのと同じように、まだ文明の灯りが全てを照らす前の時代のボンヤリとしたフィルターが京極作品のキモなんだと思う
現代モノだとその薄ボンヤリとした神秘性みたいのが消えて見も蓋もなさが目に付いてくる
4Kの鮮明な画質で明るい照明の下で百物語を中継しているかのような不利を感じる
文章力で現代をソリッドに切り取るという点では村上龍なんかに到底及ばないしね
その辺のバランスからいっても京極堂シリーズの舞台設定は一番京極夏彦という作家の良さを引き出していたんだと思う >>257
時代物って「巷説」とか「江戸怪談」とかのシリーズかな?
「弔堂」とか「ヒトごろし」とか「百鬼夜行」シリーズも含まれる?
たしかに「ヒトでなし」等の現代物と「巷説」「江戸怪談」あたりとにはかなりの隔たりがあるなぁ
怪談芝居というよりまんま水戸黄門とか必殺シリーズみたいな京極の好きな時代劇のテイストだし
超現実性ってのがフィクションって意味なら
時代劇は現代の読者にとってはフィクションそのものだけど
現代物は100%フィクションとはいえ読者の世界と地続きだし神秘性も何もないわな
まぁ個人的には京極作品に神秘性は全く感じないけども
逆に論理で読者の持つ偏見とか希望とかそんなウロンなものを剥ぎ取って身も蓋もない現実をつきつけてくれるのが
京極作品の魅力というかパワーだと思ってる
…村上龍は何度も読もうとしてドロップアウトした経験があるから文章力の優劣はさっぱりわからんわ 村上龍は、偏執的で変態的な描写を受け付けない人が多いんじゃないかね
あんまり文章力云々って話ではないような
村上龍の五分後の世界はすごくお気に入りの作品だけどね 村上龍のセックスとドラッグのつるべ打ち感はたしかに受け付けなかった理由の一つではあるな
京極はセックスはセックスでも小児強姦とか近親相姦とかエゲツないの扱ってる割には
そこらへんの描写は淡泊だからあまり気分悪くならずに読める
人体バラバラとかのグロ描写も「あえてグロくなりすぎないような文章にしてる」って京極本人が言ってるし
あと京極作品の主要人物たちってそこまでセックスとか恋愛に無関心だったりするどころか苦手意識持ってたりするから
世の中の恋愛至上主義に辟易してるような自分でも読みやすいってのがある 村上龍も京極夏彦も読者層が似てる様で違うイメージ
2人とも厨二病御用達だけど村上龍はV系バンドヲタとかそういう人たちに好かれてそう
京極は考察好きとかそっち系
もちろん読者層全員が厨二病なわけでもヲタというわけでも無いし当てはまらない人も両方好きな読者もいる前提であくまでイメージ 姑獲鳥の夏の文庫を買おうと思うのですが、600ページ位のやつと、
分冊版の文字サイズって同じですかね?
分かる方いらっしゃいますか? 手持ちの姑獲鳥(2005年刷りの分厚い旧版)と狂骨(2016年刷りの分厚い新装版)は同じフォントで同じ太さだった
姑獲鳥(2009年刷りの分冊上下)はフォントは同じだがフォントの太さがやや細くて文字が若干薄いように見える
でも縦の文字数はどれも51文字なので文字自体が小さいわけではない 詳しくありがとうございました。
あまりサイズがかわらないならジャケで選ぼうかなーと思います。
どもでしたー >>265
>縦の文字数はどれも51文字
41文字っすよ。文庫版は1頁17×41
多分打ち間違いかと思いますが
>>264さんは購買の参考にしたいみたいだから念のため指摘させてもらいました
気分害されたらすみません 京極は単行本とか文庫とかノベルスで媒体ごとに文章削ったりしてるからなぁ
ルー=ガルー2は同時発売ってこともあってノベルスと単行本両方買ったけど
気が付いただけでも2、3か所台詞とか文章が無くなってたりしてたもの
特に終盤の橡と麗猫のやりとりとか「え、これ削っちゃうの!?」って驚いたし
あと美緒の苗字の都築が都筑になってたりしてよくわからない差異がある >>271
ノベルスの方が削ってある
もう一つのもたった一文なんだけどクライマックスの律子の独白部分だから気になった
分冊文庫と最近出た文庫版は持ってないから確認してない ルー=ガルー
今確認したけど新しい文庫の方は単行本準拠だな
セリフ削られてない
どうやら削られてるのはノベルス版だけっぽい 河童でアニキたちは栃木事件の後、東北に出張ってるって言ってるな
ついに東北へ足を踏み入れるんか >右の宝塚の人がJCです
それでは「悪霊島」の岩下志麻になってしまう・・・ 28歳にもうすぐなるけど、
純文学系統なら17で読んだ村上春樹
エンタメなら20歳で読んだ百鬼夜行シリーズ
これより面白い、すごいものに出会えない
橋本治、村上龍、筒井康隆もよかったけど まあ感性なんて度々変わるから。若い頃つまんなさそうと思って食わず嫌いしてた中にいいものもあるかもよ
歴史小説には手を出してないのかい? >>280
エンタメ系ならとりあえずキングとかゲースロの原作とかを一通り読んでから
「これより面白い物が〜」って言った方が説得力あると思うの >>281
だよね。小六のとき巷説読まされて「なにこれ?くそつまらん」ってなった。今は超好き 談シリーズて一作も読んだことないけど京極堂と繋がってるの? >>284
それはなんとも言えん
虚談の『ちくら』『しのび』や冥談の『遠野物語より』は百鬼夜行シリーズと地続き
だけど、その他のエピソードは各話個別の世界かもしれんのでわからん
でも全部繋がってると考えた方が妄想が捗るので俺は好き ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています