【このミス】ミステリランキング2020【本ミス】7
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乙です。今のところ、個人的には蝉かえるがベストです。 >>6
海外はこのミスは普通、本ミスは凶作って感じだったけど
8月に注目作がいろいろ出たみたいなのでそれでどうなるかってところ
俺はまだ8月分は読んでいないのでわからんけど
9月にはホロヴィッツの新作も出るし、終わってみれば悪くないシーズンって
ことになるんじゃないのかなあ 本格そんなに読まないから海外は豊作、国内は不作な印象
てかここ数年ずっとそんな感じ 海外本格は最悪の館が結構よかったな
陳浩基の新作にも期待してる 国内本格は冬春と不作だったけど夏に一気に揃ってきた感じ
秋にもうひと押しあればトータルで豊作シーズンになるかもしれない https://togetter.com/li/1433009
米「CrimeReads」選出、2010年代ミステリー小説ベスト10の1冊に中村文則『掏摸[スリ]』が選出される【2019年11月21日】
何か見落としが色々あるのではなにかと考えさせられてしまう >>11
中村文則って欧米での評価が高いんだよな、確か 掏摸は読んでないが評判はいい
去年の冬きみと別れはクソだったけど >>15
過大評価というものは存在しない
同じ作品を読んでもすごく面白いと思う人もいればつまらないと思う人もいるだけ
ましてや、日本と欧米では感性も違う
きっと欧米の人の感性にはヒットしたのだろう >>18
仕切ってないよ
自分の意見をいっただけ
反論があればいってほしい
他人の意見も知りたいんだ 蝉全然売ってないんだけど
創元文庫と創元推理文庫別個だろうけどどこに置いてあるんだ >>20
俺のところでも蝉は売ってないなあ
まあ、今は他にも積み本がたくさんあるんで
書店で手に入らなかった本は10月にまとめてネットで購入する予定だけど
ランキング候補で手に入らなかった本は毎年そうしている >>22
ありがとう!
前スレで蝉と一緒に話題になって少し前に何かの賞取った作品もそこらしいから合わせて買うことにする >>23
ミステリフロンティアで、ちょっと前に何かの賞(本格ミステリ大賞)貰ったのは、たぶん「刀と傘」だと思う。
蝉かえるを買ったが、裏にあるこれからの刊行予定にスプリング・ハズ・カムがまだあった。東川の仕掛島とともに、いつまで続くか刊行予定… 今日はいよいよ大本命の「その裁きは死」の発売日だ! 確かに
面白いんだけど
予想外の大傑作ってタイプじゃないんだよね
ホロヴィッツ >>27
分かる
カササギは良かった
新作が良かったら次作も買うかな 現代海外本格ホロヴィッツ一強になりかねないな
小説だけでなく映像のほうでも既に大御所だし アレックスライダーで初めて名前知ったとき、ここまでミステリ界のキーパーソンになるとは想像もしなかった 持論語りと仕切りばっかりやってるやつ昔からずーっといるよな >>30
現代の欧米ミステリーはバリバリの本格作品自体が少ないからね
(サスペンス+謎解き、警察小説+謎解きみたいなのはそれなりにあるけど)
対抗馬がいないよね
ただ、中華圏では本格ミステリが盛んなのでそちらの翻訳に期待したい 恥ずかしながらホロヴィッツまだ読んだことないんだがどういう系?
犯人当てってあるけどゴリゴリのロジックパズルって感じ? そこまでゴリゴリじゃない
キャラクターの魅力と語り口が面白い
それでいて謎解きもしっかりしてる >>36
林斯諺(1983年生)が台湾のクイーンと呼ばれているよ
日本では「バドミントンコートの亡霊」という短編が翻訳されているだけだが >>38
どちらも傑作だと思う。
個人的には指差す標識の事例の方が好き
いわゆる信頼できない語り手の手記が順番に語られていく
だけどページ数も多く面白くなるのは上巻の終わり辺りから。
王政復古時代の歴史背景など知識が有ればより楽しめると思う 指差す標識読了
長いけど
信頼できない語手
手記
ここら辺のワードに反応する人なら絶対よむべき >>40
そんなことはない
日本ほどではないけど本国アメリカでも古典ミステリーとして一定の評価はされているよ
その中でも断トツに人気なのが「災厄の町」。続いて「ギリシア棺の謎」「エジプト十字架の謎」「Xの悲劇」「九尾の猫」って感じ。日本と違い「Yの悲劇」に関しては全く評価されていない。
それから、中華圏ではカーもクイーンも日本と同じくらい人気がある ダントツとまではいかないんじゃないか
創元だったらホロヴィッツのほうに票が行く気がする どうせ今年もホロヴィッツやろ
つまらんなぁ
ところでこれから出る本でディーバーと陳浩基以外にランクインしそうなのある? ホロヴィッツが名前だけで実際はつまらんかったら
三連覇ほんとにつまらんけど
読んだら普通にむっちゃ面白かったんでそれはそれでいい 二作目がつまらなかったという人に三作目の感想を聞きたいが、たぶん買わないだろうから聞けないんだよな ホロヴィッツは俺の中ではカササギ、その裁きは、メインテーマの順 カササギの作中作パートは引き込まれたんだけど、その後の現実パートがのれなかった。言うほど本格、フーダニットの面白みも薄い気がして二作目以降に手が伸びない 逆に俺は作中作パートが苦痛だった
下巻に入ってからもちょいちょい読ませられてウンザリしたわ
なので2作目以降はなかなか読む気になれない Twitterによると来年カササギの続編も翻訳決定だそうだ
これは4年連続ホロヴィッツ全制覇もありうる >>49
>ところでこれから出る本でディーバーと陳浩基以外にランクインしそうなのある?
アルテ、ミュッソ、ビネあたりじゃないかな >>57
現代の欧米では数少ないコテコテな本格ミステリの書き手だからな ディーヴァーとかコナリーみたいな本格ファンも票入れてた
常連がここ数年右肩下がりなのもな そういえばクリムゾンリバーの続編が微妙すぎた
ドラマから逆輸入だから仕方ないのかもしれないが、内容が薄い そしてミランダを殺す好きだったからピータースワンソン今年こないかな
でもまだケイト止めてないや 7月以降の話題作はまだ読めてないけど、今年読んだので記憶に残っている作品
ダヴィド・ラーゲルクランツ『ミレニアム 6』
ラグナル・ヨナソン『闇という名の娘』
ウォルター・モズリイ『流れはいつか海へと』
テッド・チャン『息吹』
ジェイムズ・デラーギー『55』
キャロル・オコンネル『修道女の薔薇』
エイドリアン・マッキンティ『ザ・チェーン連鎖誘拐』
J・D・バーカー『嗤う猿』
ヴィクター・メソス『弁護士ダニエル・ローリンズ』
ディーリア・オーエンズ『ザリガニの鳴くところ』
劉慈欣『三体2 黒暗森林 』
フランシス・ハーディング『影を呑んだ少女』
アルネ・ダール『時計仕掛けの歪んだ罠 』
ユッシ・エーズラ・オールスン『特捜部Q アサドの祈り 』 >>62
クオリティ的に『55』と『修道女の薔薇』はランキングに絡むことはないだろうな
ミレミアムもランキング的には完全にオワコンだろう
『息吹』はSF、『影を呑んだ少女』はファンタジーでこのミスの対象になりそうな作風でもない
三体は去年のこのミスではベスト20にも入っていなかったが、文春では4位
今年はどうなるか?
残った作品でこのミスベスト20の有力候補は
『闇という名の娘』『流れはいつか海へと』『ザ・チェーン連鎖誘拐』
『ザリガニの鳴くところ』『時計仕掛けの歪んだ罠 』ってところかな? ザリガニの鳴くところは良作だけどミステリー要素がほとんど無い >>60
それな
今年読んだ中でワーストだわ
出来の悪い横溝正史みたいだったわ >>62
これら以外で私が面白かったものはその裁きはと指さすは別格として
三分間の空隙
ガラスの虎たち(スぺインでこれほどマジンガーZが人気があったとは)
死んだレモン(猫がかわいそうだった)
噂 殺人者のひそむ町
メアリ・ジギルとマッドサイエンティストの娘たち(SFだけどホームズとワトスンが活躍するので)
笑う死体
念入りに殺された男
クラシックは創元は今年も新訳プロジェクトしかやってないので論創だけだが、その論創もあまりいいものがない。
こらまでのところある醜聞、シャーロック伯父さんくらいかな。 >>69
これまで海外本ミスの主軸をなしてきたクラッシックは完全に弾切れ状態になっているよな
かといって、現代本格も数不足
ということで今年の海外本ミスは「その裁きは死 」や「最悪の館」はもちろん、 ジャンル的には本格ミステリとはいえない「死亡通知書」や「探偵コナン・ドイル」もベスト10にランクインするだろう。 ジョン・ディクスン・カーの最終定理を読んだ人がいたら感想求むっ >>71
カー好きなら面白いんじゃない?
俺は最終定理っていうから勝手に数学やらロジックを期待しちゃってそこまでではなかったけど >>72
『ストーンサークルの殺人』って本格ミステリなの? >>68
ザリガニは鳴くよ
ただ、滅茶苦茶小さな鳴き声なので普通は聞こえない
つまり、このタイトルは、ヒロインが暮らしている場所がザリガニの鳴き声が
聞こえるほど静かで人里離れた大自然の中であることを示しているわけ。 貴志祐介の新作出てた、探偵ものみたいだけどよく分からん設定だから買うのはやめた >>74
読んだけどいわゆる狭義の本格ではないが警察バディものとしては謎解きの要素が強い
スピーディーに展開してひっくり返し 最後バチってキメる感じ ゴールド・ダガーも納得 >>63
息吹は世界の謎が解き明かされる表題作とか、ミステリ的なおもしろさもあるよ
三体は、謎の大きさこそ劣るけど、ミステリとしてもSFとしても2の方が上な気がする 問題は入るか入らないかだ
去年の小川哲は23位と惜しかったな >>81
新作って「ムシカ 鎮虫譜」のこと?
帯にはパニックホラー×本格ミステリ×青春冒険小説と書いてあるけど本格ミステリではないの?
「another」や「屍人荘の殺人」みたいなのを想像していたのだけど >>82
Twitterをサラッと見た感じだとミステリーでもあるとか言われてるしメインはパニックホラーっぽい? 未読だけど、煉獄の獅子たちはランクインする気がする 大山誠一郎のワトソン力、雑誌ジャーロの掲載分を1話だけ読んだ。アリバイ崩し承りますが本ミス1位だから、これも本ミス上位にくると思うよ。
このスレでは、大山誠一郎は両極端の評価だから、合わない人はまるで合わないだろうけどね。自分は大山誠一郎は楽しめているし、ワトソン力もアリバイ崩し並のレベルはあるなと感じたけどね。 本格王2019に収録されてる一編だけ読んだけど、確かに良くも悪くもいつもの大山って感じだったな 本格王2019って白井さんの短編も載ってなかった?あれだけ気になるんだけど読んだ人いるかな まあ、大山は本ミス常連だからどっちにしろ注目だわな
それにこのスレでの評判最悪だったとはいえ、本ミス1位とった次の作品なわけだし >>93
あれもいつもの白井だな
短いながらもロジックを楽しめる。だけど気持ち悪いっていう
グロ要素は抑えめだけど、フナムシの大食い大会が話の軸になってて吐瀉物まみれの展開だから中々きつい >>95
ありがとう
短編から入ったからそれもきになるし読んでみる!
説明聞いてスタンドバイミー思い出しちゃった >>94
アリバイ崩しってこのスレでも結構好評だったろ 1位予想してる人もいたし >>98
確かに上位予想はされてたけど1位にランクインしてからが、
トリックがパクリだのヒロインの決め台詞が寒いだの散々だった
つまり、日頃から大山の作品を読み慣れている人には好評でも
1位につられて読んだにわかには大山の作風は合わなかったってことだな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています