【このミス】ミステリランキング2020【本ミス】7
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巴里マカロンは作家票考慮しても本ミスじゃ圏外だろ
ジョンディクスンカーの最終定理は構成の悪さが目立つが個々の事件のクオリティは高いし上位ランクもあり得るとおもう >>683
でも「ジョン・ディクスン・カーの最終定理」って「密室と奇蹟 J・D・カー生誕百周年記念アンソロジー」に収録されていた「ジョン・D・カーの最終定理」を長編化したものでしょ?
元の短篇はつまらなかった記憶があるんだけど 法廷遊戯を10位以内に押したいのは俺だけですかそうですか
割と粒揃いで1位はどれがなってもおかしくなさそうだけどあえて予想するならワトソン力かな >>686
法廷遊戯は良作だけど本格ではないからこのミスの方が順位は上じゃないかな? 個人的には本ミス1位候補は透明人間、ワトソン力、欺瞞の殺意のどれかという予想
例年の傾向だと多重解決多めで仕掛けも凝ってる作品が強めということもあるし ここまでの議論を見てみると本ミスベスト10当確なのは
ワトソン力/欺瞞の殺意/透明人間は密室に潜む/名探偵のはらわた
の4つだけであとは一長一短で混戦状態ってところか?
「蝉かえるはない」はないだの「巴里マカロン」はありえないだの「たかが殺人じゃないか」はどうなんだ?とかいろいろな意見があるけど
結局、他の候補作だって小粒なのだからどれがランクインしてもおかしくない状態 エログロとか文章で見る分にはいいんだけど推理合戦の無茶苦茶論理が合わないんだが、今作も同じ感じ?
短編やタイトル回収は好きなんだけど長編になると >>682
あれはさすがに出来がひどすぎたから
その1票って辻真先だったかな >>689
蝉かえると楽園も当確でいいんじゃないかという気がする
プロジェクト・インソムニアは内容的には文句なくても読まれてるかどうかが疑問 >>692
前作が賞を取ってるから、読まれてると思うが犯人が分かりやすかったのが残念 >>892
>>894
セミは読んでいないんだが確かにネットでの評判も悪くない
でも、>>676、>>679みたいな反応する奴がいるのはなんでだ?
>>693
確かに読んでいる人は少なくないと思うが、本ミス投票者に限って言えば、インソムニアは本格ミステリだとは思わなくてスルーしている人も多いのではないだろうか? >>696
またお前か?
ご都合主義が顕著なのが表題作
読んでないだろ >>697
別にいいだろ、人の感じ方はそれぞれだ
ネットレビューを読んでも表題作はイマイチという人もいれば、感動したという人もいる
自分の意見をいうのはいいが、人の感じ方まで否定することはない >>698
自演で荒らしてるからほっとけ
>>696=>>697 ランクインはしないだろうけど、ラノベミステリとかジャンル越境系で掘り出し物があったら教えてほしい 海外本ミス予想
1.その裁きは死(アンソニー・ホロヴィッツ)
2.指差す標識の事例(イーアン・ペアーズ)
3.殺人七不思議(ポール・アルテ)
4.ストーンサークルの殺人(M・W・クレイヴン)
5.網内人(陳浩基)
6.死んだレモン(フィン・ベル)
7.笑う死体(ノックス・ジョセフ)
8.死亡通知書 (周浩睴)
9.探偵コナン・ドイル(ブラッドリー・ハーパー)
10.最悪の館(ローリー・レーダー=デイ)
本ミス予想といいながら大半が非本格になってしまった。狭義の本格ミステリといえるのは「その裁きは死」と「殺人七不思議」ぐらいか
殺人七不思議は凡作だけど海外では貴重な正統派本格ということで3位予想。あとディヴァーの新シリーズ「ネヴァー・ゲーム」は未読だけど本格よりの作品なのかな?
それから今年はクラシック本格をまったく読んでいないのだが、このスレで名前が挙がっていたものや作者の知名度的に、
亀は死を招く(エリザベス・フェラーズ)
ヒルダ・アダムスの事件簿(メアリー・ロバーツ・ラインハート)
笑う仏(ラッフィング・ブッダ)
悲しい毒(ベルトン・コッブ)
あたりが候補?どっちにしろ今年のクラシックは小粒で地味な感じだけど そもそも本ミスができて最初の4年間は海外部門なかったしな
海外のランキングは廃止して、その分、特集のコーナーを充実させて
そこで評論家や翻訳家が個々に海外本格のおすすめ作品を紹介するのでも十分かもしれん 俺も本ミス海外は要らないと思う。
流石に古典のネタが尽きたんだろうね。
最近の作品で日本人がイメージするような本格ってランキング作れる程
無いんだろうね。やっぱり。
そういう意味ではホロヴィッツって異質。
海外ではどういう評価なのだろう? >>707
ホロヴィッツは海外でも評価高いけど脚本家としてのほうが有名っぽい?
エドガー賞もゴールドダガーも取ってないのは意外 それ言ったらディーヴァーもだけど >>709
ソーンダイク博士ってどの作品?
「ソーンダイク博士短篇全集」は有名作品をばかりを収録した全集だから対象外だし、あとはkindleで100円の「ポルトン言行録」と無料の「偽装を嫌った男」があるけど、こういうのも対象になるの? 本ミス海外は探偵小説研究会のメンバーで決める方がいいと思ってる
デスコレクターズは日本での刊行当時から批評家から本格の傑作という声もあったけど、サスペンス小説扱いなせいか大方にスルーされてTOP10に入らなかったからな >>711
でも、ジャック・カーリイは「ブラッド・ブラザー」で本ミス2位にランクインしてからは4作連続ベスト10入りしているじゃないか
評価にタイムラグが出るケースがあるのは本ミス国内でもこのミスでも同じだよ 網内人と死亡通知書なら後者の方が好みかな
今年のディーヴァーもそうなんだが、インターネット絡みのミステリって
ちょっとチープな感じがする
ネット用語の解説とか入ると特に そういえば東京創元社のHPや目録にあるミステリと本格ミステリの区分ってどういう基準なんだろ
ホロヴィッツが本格区分に入ってないけど、内容紹介で本格ミステリと書いてる作品がミステリ区分だったり、旧訳版と新訳版で区分が変わったりしていていまいちよくわからない 本格以外で主なものはこんなところかね。
奈落で踊れ
インビジブル
アンダードッグス
少年と犬
暗約領域
死神の棋譜
煉獄の獅子たち
暴虎の牙
あの日、君はなにをしたか >>718
暗鬼夜行(月村了衛)
法廷遊戯(五十嵐律人)
汚れた手をそこで拭かない(芦沢央)
「あの日、君はなにをしたか」は良作ではあるけれど、このミスの対象になるかなあ?それだけ作者的に浮いているような気がする
そのクラスが入るのなら「囚われの山」「地面師たち」「正体」「文身」「緋色の残響」あたりも候補に入ってきそう。 地面師たち
正体
暗鬼夜行
同姓同名
↑このへん面白かった
まぁランクインしないかもだけど >>721
本格/変格は戦前に甲賀三郎が命名した名称
それに代わる用語として英米にはパズラーという言葉がある 世界樹の棺はもう少し話題になっても良いかと思ってたけど意外とこういうのは入らないんだね ラノベレーベルでもたまに良作が出てくるけど、黙殺されるか、それに反発して一部がめちゃめちゃ持ち上げるかの両極端なんだよな 黙殺といえば、知っていてわざと無視するイメージがあるけど、単に読んでないだけでしょ
メディアワークス文庫やタイガのようなライトミステリーレーベルならともくかく、
投票者で、ファンタジー系のラノベレーベルの作品まで読んでいる人はそんなに多くない タイトルが微妙に違っていて検索できなかったので書いておきます
あの日、君は何をした
小学館文庫 ま23−1
まさきとしか/著
出版社名 小学館
出版年月 2020年7月
ISBNコード 978-4-09-406791-0
(4-09-406791-4)
税込価格 792円
頁数・縦 365P 15cm 邪道かもしれないが、最近、特殊設定ものでない本格が物足りなく感じてきた。
だから、「欺瞞の殺意」などもいいとは思いつつも何か物足りない。 今年度の対象外だが、11月、12月のミステリー新刊。
11月 探偵は友人でない 川澄浩平
孤島の来訪者 方丈貴恵 28回、29回鮎川哲也賞の受賞者の第2作。
地べたを旅立つ 掃除機探偵の推理と冒険 そえだ信 今年のアガサ・クリスティ賞、この人は今まで鮎川哲也賞で3回、アガサ・クリスティ賞で1回最終選考に残っていた。
12月 月下美人を待つ庭で 倉知淳 猫丸先輩シリーズ短編集
偶然にして最悪の邂逅 西澤保彦 >>728
乙。
一番の注目は、方丈貴恵の「孤島の来訪者」かな?
アガサ・クリスティ賞は期待できないし、最近の西澤保彦もなあ アガサ・クリスティ賞のレベルは知らないけど、今年の受賞者のそえだ信は前から気になっていた。
最初に鮎川哲也賞の最終選考に残った時に選考委員の3人とも探偵役の魅力を褒め、なんとか受賞させたい気持ちが伝わってきていた。かんじんのミステリー部分がやや物足らないため、惜しみながらも受賞とはいかなかったが。
kindleで、この作品を読んだが、受賞しても良かったのにと思ったな、この年の受賞作よりは上だと感じた。
今回やっと商業作品としてデビューできるから今後に期待している。 >>730
歴代受賞作がパッとしない
去年の「月の落とし子」もこのスレで結構叩かれたし
受賞後活躍しているのは第1回受賞者の森晶麿くらいかな? 『月の落とし子』は微妙だったけど同時受賞した『それ以上でも、それ以下でもない』は結構好きだったわ
ミステリー部分はおいといて雰囲気が良かった クリスティ賞の三沢陽一が新本格推理03に選評乗ってるのを見つけて(最終で落選)苦労したんだなーって思った クリスティー賞作家はとにかく質が低い
干されてるんじゃなく何冊も出してもらってるのにまったく話題にもならない クリスティ賞はまだ歴史が浅いってのもあるけど、そろそろ凄まじい作品・作家を発掘したいところだね 日本にはミステリーの賞がいっぱいあるから、後発は厳しいだろうね
それにクリスティ―賞は賞金が100万円。
このミス大賞1200万円、乱歩賞1000万円、横溝正史賞500万円に比べるとショボイすぎ
また、本格系はデビューしやすい鮎川哲也賞・福山ミステリー・メフィスト賞辺りに流れるから
結局、クリスティ―賞にはいい作品が集まらない マイナー賞であるばらのまち福山ミステリー文学新人賞からは深木章子、知念実希人とか有望なの出てるね せっかくクリスティの名前使ってんだからもう少し独自色出していけたらいいんだけどな >>740
そうそう
賞金100万円で乱歩賞やこのミス賞と同じことやっても埋もれてしまうだけ
賞金なくてもそれなりの作家を輩出している鮎川哲也賞・福山ミステリー・メフィスト賞のように独自色を出さないと >>740
賞の方向性がわからないよね
SFまがいの受賞作まであるし
クリスティー関係ない >>742
賞の方向性はオールラウンドだろ
江戸川乱歩賞もオールラウンドタイプだし、乱歩の作風とかけ離れた受賞作があるのと同じ
ただ、現実問題として賞金100万円では乱歩賞やメフィスト賞に太刀打ちできないので、賞金をアップできないのなら鮎川賞やメフィスト賞のように独自色を出したほうがいいという話 >>743
前のほうの「メフィスト賞」って「このミス大賞」だろ >>744
近い部分はあるけど、このミス大賞は賞金が高いだけあって、売れるかどうかを重視するライト層志向(たまに変なのも受賞するけど)
それに対して、特に初期のメフィスト賞は賞金がない代わりに、光るものがあればマニアックなものでもどんどん受賞させるというマイナー志向
それに昔のメフィスト賞は賞金がない代わりに年に1回といわず、常時受賞作を出していたから乱歩賞とかではデビューできそうにない奇才がメフィスト賞に集まっていった。 それは後半に書いてあるじゃん
前半は賞金の話なんだからこのミス大賞と書き間違えてないかってことだろう >>746
ああ、すまない。そういうことね
前のほうの「メフィスト賞」って「このミス大賞」だろ=「初期のメフィスト賞ってこのミス大賞と似たようなものだろ」と誤読してしまった
>>743
訂正
>ただ、現実問題として賞金100万円では乱歩賞やこのミス大賞に太刀打ちできないので、
>賞金をアップできないのなら鮎川賞やメフィスト賞のように独自色を出したほうがいいという話 指差す標識の事例を読んでるけどテンポ悪すぎだろ
歴史ミステリはこんなもんかもしれないけど >>748
同意だけど、最後まで読むとあの長い前振りが大切なんだと気づく >>749
そうなんだ
まだ200ページしか読んでなくて最後までたどり着けるかどうかわからないけど、
頑張ってみるわ
>>750
忍耐力を養い人が読むべき傑作であるとかいうフレーズを思い出した >>751
面白くなってくるのは上巻の終わりからだから
楽しみだね まあ、海外の現代ミステリーは前半忍耐を強いられるものが多い
日本のミステリーも90年代〜00年代初頭にやたら長い作品が流行ったけど 最近長編読む集中力がなくなってきているのを感じてなんか悲しいわ >>755
おう、御同輩やね。読むスピードも落ちてきたなw 学生とニートしてたときは大長編どんと来いって感じだったけど
仕事始めたら短編集めっちゃ有り難い 囚われの山やインビジブルはあまり読まれてないんじゃないか
本格オタやラノベ寄りじゃない投票者は見とかないといけない本 奥泉の中では読みやすい方じゃないか、昔はこんなもんじゃなかったぞ このミスのアンケート締め切りが1カ月早まったのはいいが肝心のこのミスの発売日は一体いつなんだ?
1カ月早まったから11月上旬なのか?
ハヤカワと同じ11月下旬なのか?
それとも今まで通り12月上旬なのか?
誰か知っている人いる? 宝島のHPみたけど、このミスはまだ予約販売してない
11月24日発売のこのライトノベルがすごいとかは予約受付開始してるから、
このミスの発売はそれより後になりそう
いつも通り12月10日頃の発売になるんじゃないかな なんか変なレスになった
要は、11月24日のこのラノベがすごいは予約受付してるけど、このミスはまだだから
発売は11月24日より後、おそらくいつも通り12月10日頃になるんじゃないかなって言いたかった 申し訳ないが、今年は傑作がない不作の年だったな
だからランキングの発表の楽しみも少ない
今から気にしている人は逆に羨ましい >>764
なるほど
それならゆっくり順位予想ができそうだ
>>766
このミスに関しては自分の順位予想がどれだけ当たるかを楽しんでいるので傑作が多いかどうかはあんまり関係ない
昔と違って今は、ネットを使って面白い作品を事前に探せるからこのミスを参考にすることはほぼなくなっているし >>767
そんな程度で楽しめるとはいいね(褒めてる) いやー
今年は不作ですな
よかったのは五色の殺人者しかない 相沢沙呼は12月に新刊出るよただミステリではないっぽいな 今年も麻耶の弦チェレ・怪盗マダムは出なかったな
化石少女の続編連載してるし仕事はしてるのになぜ新刊だけは出ないのか… 怪盗マダムと化石少女はつまんないからどうでもいいかなー 仕掛島……、スプリング・ハズ・カム……
もう何年同じ事を言ってる事やら。 国内はこのミス系は粒は揃ってる感じ
本格は長編にインパクトあると作品はないが短編集は割りといい印象 >>780
ほんとにね。
ここからは来年のランキングってことよ、びっくりするわ。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています