吉川英梨
女性版海猿みたいな作品「海蝶」がなかなか面白かったので、十三階シリーズという作品を読んでみたら、結構ヘヴィな内容でした。とくに2作目。
作品によって内容の振り幅がハンパないね。 感染捜査が面白かった。
主人公がかなり性に奔放なのだが、一本筋が通っているというかなんというか。 「十三階の血」読了。
こんな裏切りの往復ビンタみたいな小説は嫌だ。読んでいて疲れる。 性描写って不必要だな。たとえば
男女が会う。次の場面は朝のホテルの部屋・・ならそこにエロティシズムも覚えるが、
行為描いたらどうあがいてもエログロにしかならない。
そもそも「性」は「描写」の対象じゃないんだと思う。
だからチンチンはあんなにマヌケな造形なのだ ブラッドロンダリングが結構面白かった。
自分的に出版社のイメージが良くなかったので敬遠していたが、吉川英梨の作品は嫌いではないので、
読んでみたらハマった。 教場シリーズ面白いな
シリーズもの以外のを読んでみたけどもっと評価されても良いような 十三階の母を今更読了。
このシリーズの最後まで気の抜けない緊張感はいいね。