>>188
大麻への禁止法が少なからずその影響を与えてカンナビノイドアナログの原料薬物を生み出し、そして大麻への禁止法がまさしく的確にそれらの原料薬物を用いた合法ハーブの商品価値、市場を存在し得る状態を創り出した。
これがわが国でも徐々に認知され、合法ハーブは脱法ハーブと意味不明な言葉で呼びかえられ、改正薬事法による指定薬物としての規制を受ける度に危険性の度合いとユーザー層と販売網の増大を獲得していった。
脱法ハーブは危険ドラッグに呼称が変更され、さらにその内容を劣化させて名実共に危険なドラッグになった。

素人目からしてもその様な呼び方を替えて、業者が気まぐれで中国に発注してそれなりに販売をした後からその物質を後追いで指定薬物として流通を規制する方策は有効性が無いのは明らかな事となった。
危険ドラッグは包括規制されかつての指定薬物の中には麻薬及び向精神薬取締法の範疇に指定される様にもなった。

その商品の重要な価値だった単純所持で訴追を受ける事が無いという部分は失われ、市場は縮小した
しかし縮小しただけで根絶はされていない
未だに国内に粗雑な製造の為の拠点がある