>>279 自己レス

生命の『動的平衡』について述べる。

ルドルフ・シェーンハイマーは、「生命とは動的平衡にある流れである」と述べた。

生物は動的に平衡な状態を作り出している。生物というのは平衡が崩れると、
その事態に対してリアクション(反応)を起こすのである。

これは、ミクロに見ると常に変化しているがマクロに見ると変化しない状態である。

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人類と薬物および大麻と、『生命の動的平衡』に関する考察に話を戻す。

「生命とは動的平衡にある流れである」

つまり、生命は不安定な状態から安定した状態に本能的に戻ろうとする。

現代社会は、人類史上まれな人口を抱えて多くのストレスを受けている。
故に人々は不安定な状態で、宗教、趣味趣向、セラピー、リラクゼーション、
精神科、抗精神薬、薬物などで平衡を保とうとする。

それが、現在、人類史上まれにみる医薬品、薬物の大量消費を生んでいる。
大麻も例外ではない。

人類は、大麻を約百年国際的に理不尽な逮捕、暴力で禁止して来た。
それを、人類は『平衡=つりあい』を保つために合法化/規制緩和しているのである。

大麻の合法化/規制緩和は、人類が『平衡=つりあい』を保つために、
本能的に選択した当然の流れだ。