ーー句評:パクリ句同好会 俳号:白李選ーー
275~311
青梅
群がりに百物語ひとつ消え
立ち蕎麦屋サマードレスの君ひとり
;これら妄想とは別に、定型報告文を作ってみましょう。

門前にたらいうどんあり夏遍路
選外
夏練後大盛りサービス今日閉

山小屋のカレーライスや星涼
;切れ字の必要はないのでは。

夕凪に暖簾くぐりてとりあえず
;パロディの作者名と合わせて楽しいです。
梅干
暑(しょ)に耐えて激辛カレー汗したる
;いわずもがな、の逆の言いまくり。(笑)
青梅
ビアガーデン日暮れて風ちょうどよし
;”ちょうどよし”を言わずに伝えるのが俳句。
選外
仕事終えハルカス見上げビアガーデン
ちなみに沖縄そばは蕎麦ではないよパピプペポ
汗したりそばのうんちく語る人
生ビールリャンガーコーテルカウンター
暑に耐えて句詠めぬ人の語るか
句詠めぬが煽りはできるパピプペポ
;下五すべてぱぴぷぺぽに変えてみては?

不覚にも二人となりぬ夏料理
;どこかで、見たような気が。

割り箸の斜めに割れて冷奴
;前回、削氷の場合はアウトでしたね。
 この句の場合、斜め目線が句の本意だと思うので、
 合っていると思います。
選外
あらかたが自演のにほい線香花火
自分だけ正道ガガガ夏蛙
;もう一度、ぱぴぷぺぽから始めてみましょう。