他の女が愛さなかった、宮本の何を私は愛したんだろう
どうしてこの人は、私に対しては、こんなに哲学を語らないんだろうと不思議な気持ちになっただけ
ううん、本当はわかってる
男はそんな風に女を、私を愛したいんだ、と
批判されるような事などなにもなく、ただ自然だけがそこに有った
男に愛される幸せを世に説くには、自然の伸びたい部分を切らずに
ほんの少し、剪定してから出す事が大事なのは、わかってる
でもあの人達は、そこをいきなりへし折ったじゃない
型紙の通りに作る努力ばかり
枯れた木を目の前にして、「剪定は必要!剪定は親切!」とわめくばかり