わざわざここを見つけてまで、まだ私に優しく構われたいのかと思うと
その、余りにも惨めすぎる、愛に飢えた境遇に涙してしまいますね
私は表の顔、裏の顔を使い分けて人をバカにするような人と会話する気はありません
人を信じる事を知っていますから、過剰に誰かからの反応を要求する気もないです
それにしても東京は酷いですね、もうすっかり病が蔓延していて
「大丈夫?」ってわざわざ煽って、優しく繊細で可愛らしい私の心の反応を待っているのね
本当はあなた、誰の事も心の底から心配してないし、心配してもらってもいないんでしょう
私にしてみれば、「あ、やっと見えるようになった」って言う感覚です
こんな時に、私へ嫌味を言う事でしか、もう自分の不安を表現できない
そういう類の「病」が、ずっとずっとこの街には蔓延していて、私もそれに罹患していた
その心の汚れが自分を罰する時も、他人を罰する時も、私は静かに見詰めて受け入れ暮して行きます
震災の時は、時間を巻き戻して、一人でも多くの人の命が救われれば良いのにと心の底から泣きました
今は、あるがままを、ただ、受け入れて行こうと言う思いのみです