私はこの約1年の間、ただ鍵を掛けるタイミングを失ってただけなんだ

本当ならば、現実のリアルの世界での出来事を
見れば、一目瞭然なことだったのを、此の
「所詮は仮想空間、所詮は匿名掲示板」に
書かれてた、匿名の本当ならば何処の誰の書き込みなのかもわからない " 言葉 " に
一縷の望みを懸けて、もういちど
『想いを託してみよう』とした

そうしようとしたのだけど‥

やっぱり「所詮は仮想空間、所詮は匿名掲示板」
の、
まるで雲を掴むかのような
まるで砂上の楼閣のような
まるで陽炎のような
そんな " 言葉 " に
託そうとしたのが、そもそもの間違いだったのだろうと思う

《彼》以外の他の誰かと、お付き合いだろうと
彼氏だろうと、ましてや適当な条件の合う誰かと結婚とか考えもしない。
し、まず私には " 出来ない " ことがわかり切っていたから
だから、もしも《彼》と現実のリアルの世界での
繋がりが持てないのならば、私はただ《想い》を箱にそっと仕舞って、鍵を掛けて、その箱に更に何重にも鍵を掛けて、その箱を抱えて生きていくともう既に決めていたから

だから、もう現実のリアルの世界で起こった出来事を見ればなしであることは一目瞭然だったのだけど、なかなかその箱に鍵を掛ける勇気が持てなくて、それでぐずぐずと
此処の「所詮は仮想空間、所詮は匿名掲示板」に
なんだかんだと理由を付けて、鍵を掛けることを
のらりくらりと交わし続けてた " だけ " なんだ

けど、もういい加減、自分の「現実」を認めないといけないよね‥