2017年3月のダイヤ改正より、JR西日本の米原、近江今津⇔姫路間を直通する新快速で残っていた8両編成のうち99.5%が12両編成に統一された。

閑散時間帯や平日夜間帯に8両編成で運行されていた当時から、関西圏電車の中ではとりわけ混雑率が高い電車として全国的に有名であった。

それでも当時から首都圏で近郊型車両によって運行されている、いわゆる「中距離電車」よりも混雑率が低く、首都圏の鉄道ファンならば誰もが羨ましがる憧れの快速電車であった。

それが12両編成となって大幅な着席率の向上、混雑緩和が行われたのだがら、未だ10両編成が満員で走る首都圏の「中距離電車」利用者からすれば夢のような話である。

上野東京ライン、湘南新宿ラインの宇都宮、高崎⇔小田原間、ほかに常磐線、横須賀総武成田線などの「中距離電車」も終日15両編成に統一されないか、期待したいところである。