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JR北海道のあらたなゆすりたかり

JR宗谷線維持へ費用負担「やむを得ず」 北海道の地元自治体協議会
2017.12.23 20:03

JR北海道の赤字路線見直し対象の一つとなった宗谷線を巡り、
周辺26市町村などでつくる協議会が23日、路線維持に向けた費用負担の具体的検討を始めることや、
経費削減策などを盛り込んだ中間報告をまとめた。
協議会長の加藤剛士名寄市長は記者団に
「路線維持のためには費用負担もやむを得ない。具体的議論を急ぎたい」と話した。

この日は、周辺市町村の首長らが名寄市に集まり、JRの自助努力を前提に、
費用負担の方法について道と具体的な協議に入ることで合意した。

中間報告では、旭川−稚内の54駅のうち、1日の乗車人数が10人以下の34駅を
廃止するといった経費削減案も提示。ただ同区間の2016年度の営業損失が
約48億円である一方、経費削減案の効果は約1億2千万円にとどまるとの試算だった。

産経ニュース
http://www.sankei.com/politics/news/171223/plt1712230022-n1.html
宗谷線を巡る協議会であいさつする加藤剛士名寄市長=23日午後、北海道名寄市
http://www.sankei.com/images/news/171223/plt1712230022-p1.jpg