新幹線で「拳銃所持」騒動!? その正体、実は…
2018.10.23

 東海道新幹線の広島発東京行きのぞみ114号で22日午前9時20分ごろ、「拳銃を持った人物がいると聞いた」と乗務員から110番があった。
列車が名古屋駅に停車した際に、愛知県警が手荷物検査を実施したところ、仕事で移動中の警察官だと判明した。

 同県警中村署によると、自由席の3号車喫煙ルーム付近で、乗客が「すれ違った人が拳銃を持っていた」と乗務員に知らせた。
一報を受け、名古屋駅には愛知県警の警官が「数十人以上」出動。
構内が騒然となる中、3号車を中心に乗客の手荷物検査を行ったところ、私服警察官だと身分を申し出たという。

 不審者に間違われたのは、皇室や国賓らの要人警護を任務とする、大阪府警警衛警護課の男性警察官3人。
いずれも30代でスーツ姿。この日は研修のために東京へ向かう途中だった。
https://www.zakzak.co.jp/smp/soc/news/181023/soc1810230013-s1.html