全日空、エンジン点検で国内線113便欠航へ 約2万人に影響

ANAホールディングス傘下の全日本空輸(ANA)は4日、6―12日の7日間に国内線113便を欠航すると発表した。
英ロールスロイス製エンジンの点検に伴い、機材繰りができなくなるため。
欠航は、振り替えのしやすい羽田空港発着の伊丹、福岡など10空港を運航する便。
約2万1000人の旅客が影響を受ける。

点検を行うのは、ボーイング787型機に使用しているロールスロイス製のトレント1000型エンジン。
米連邦航空局(FAA)は4月、当該エンジンに不具合が生じる恐れがあると判断。
ロールスロイスからの指示と国土交通省航空局からの耐空性改善通報(TCD)の指示を受けて、全日空はエンジン点検を進めてきた。